JP2008518406A - イオンビーム処理装置のスキャン中にアークを抑制する方法および機構 - Google Patents

イオンビーム処理装置のスキャン中にアークを抑制する方法および機構 Download PDF

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Abstract

イオンビーム加速システムにおいて、過渡電流アーク抑制およびイオンビーム加速バイアス回路が記載されている。回路の2つのターミナルは、直列に接続可能で、自動的にアーク状態を検出し、電源と負荷のターミナル間で比較的低い抵抗の電気回路を与える第一の操作状態から、比較的高い抵抗の電気回路を与える第二の操作状態にスイッチすることでアークを抑制する。回路部品の特徴的選択により、アークが抑制された後に第二状態から第一状態へ回復する遅延速度を制御することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はイオンビーム処理装置のスキャン中に不要なアークに起因する望ましくない処理を抑制するための方法および器具に係わる。特に、本発明はイオンビーム処理装置のスキャン中に不均一な処理を減少させるとともに、装置の信頼性を向上させる方法、器具に関する。
対象物の表面処理、例えばエッチング、洗浄、平滑化のためにガスクラスターイオンビーム(GCIB)のスキャンを用いることは、確立された工業プロセスである。イオンビームのスキャンは、GCIBよりも通常のモノマーイオンビームが用いられるイオン注入の分野で使用される。対象物の表面を均一に処理するイオンビームのスキャンに用いられる殆どの装置において、装置内が高電圧状態で望ましくないアークが発生した時の結果に問題がある。多くの場合、イオンビームの処理用具における高電圧アークの発生は、イオンビームの瞬間的な中断を起こす。ビームのスキャンまたは対象物のスキャンシステムにおいて、アークが消失する時までに対象物に対するイオンビームの位置が移動するので、通常の処理は、アークにより終了された位置とは異なる対象物上の位置から再開されることとなる。対象物の部分的な不均一処理を生ずる結果、イオンビーム処理装置内の良品率が低下する。
高圧電源は通常、望ましくないアークにより急速に放電され得るし、しかも急速には回復できない蓄積エネルギーを有する。調整回路もまた、アークが高圧電源を放出するとき迅速に反応しないかもしれない。これらおよび他の理由により、高圧電源が望ましくないアークによって放電されたときに、数十または数百ミリ秒の間に通常の処理電圧を回復できない場合がある。イオン注入やGCIB処理などの高速処理装置においては、そのような長い回復期間は、処理の不均一を招く。
高圧電源の高い蓄積エネルギーが、望ましくないアークにより急速に放電されるときには別の問題もある。一時的な電磁干渉(Electromagnetic Interference:EMI)が制御システムの操作を混乱させ、あるいは近くの電気回路内の高感度部品の破壊まで生ずるおそれがある。これらの理由により、予期できない高電圧アークの発生において、高圧電源の全蓄積エネルギーが空になる前にアークを防止することが強く望まれている。
従って、本発明の目的は、予期できないアークに素早く反応して終了させ、通常の処理を瞬時に回復する手段を提供することである。
また、本発明の目的は、別個の電源や高圧電源のアース端子との接続を必要とせず、高電圧における予期せぬ高電圧アークを終了させるための電気的に遊離した器具を提供することである。
さらに、本発明の目的は、高圧電源の蓄積エネルギーを完全には放出することなく所定の高電圧アークを終了させるための手段を提供することである。
上記した目的だけでなくさらなる他の利点を有する本発明について以下に実施例とともに示す。
本発明は、高圧電源の蓄積エネルギーを完全に放電する前に、アークを防止することによって高電圧アークを素早く消失させる、自己バイアス、自己トリガーおよび自己リセット回路を提供する。これは、EMI効果を減少させ、高圧電源(例えばイオンビーム加速器など)により発生されるイオンビームを使用する対象物の処理システムを通常のプロセスに素早く回復させる結果が得られる。
図1は従来技術で知られるGCIB処理装置100の典型的な構造の基本要素を示したもので、詳細は以下の通りである。:真空容器102は3つの連通チャンバー(ソースチャンバー104、イオン化/加速チャンバー106及び処理チャンバー108)に分割されている。3つのチャンバーは真空ポンプシステム146a、146b、146cでそれぞれ適した作動圧力に減圧される。ガス保存シリンダー111に保存された濃縮可能なソースガス112(例えばアルゴンまたは酸素)は加圧下でガスメータバルブ113とガス供給チューブ114を通って滞留チャンバー116に導入され、適正な形状のノズル110を介して実質的にさらに低い圧力内に放出される。よって超音速ガスジェット118が発生する。ジェットの膨張による冷却はガスジェット118の一部をクラスター状態に濃縮し、それぞれのクラスターは数個から数千個の弱く結合した原子または分子を含む。ガススキマー開口部120は、高い圧力が有害である下流領域(例:イオナイザ122、抑制電極142、処理チャンバー108)を減圧するため、クラスタージェットに濃縮されなかったガス分子をクラスタージェットから部分的に分割する。濃縮可能なソースガス112に適するものとしてアルゴン、窒素、二酸化炭素、酸素、他のガスまたはガス混合物がある。
ガスクラスターを含む超音速ガスジェット118が形成され、前記クラスターがイオナイザ122内でイオン化される。イオナイザ122は典型的には電子衝撃イオナイザであり、一以上の白熱フィラメント124から熱電子を発生させ、ジェットがイオナイザ122を通過する際に、ガスジェット118内のガスクラスターと衝突させることで、電子を加速して指向させる。電子衝撃はクラスターから電子を弾き出し、クラスターの一部を正にイオン化させる。一部のクラスターは1以上の電子を弾き出して多重イオン化される。抑制電極142、基礎電極144がイオナイザ出口開口部126からクラスターイオンを導出し、所望のエネルギー(典型的には数百Vから数十kVの加速電圧により)に加速する。集束させてGCIB128を形成する。ガスクラスターを含む超音速ガスジェット118の軸129は実質的にGCIB128と同軸である。フィラメント電源136はフィラメント電圧Vfを与えてイオナイザーフィラメント124を加熱する。陽極電源134は陽極電圧Vを与え、フィラメント124から放出された熱電子を加速してガスジェット混入クラスター118を照射し、イオンを発生させる。抑制電源138は抑制電圧Vを与え抑制電極142をバイアスする。加速電源140は加速電圧VACCを与え、イオナイザ122に関して抑制電極142と基礎電極144をバイアスし、VACCに等しい加速を全GCIBに与える。抑制電極142はイオナイザ122の出口開口部126からイオンを導出する役割を果たし、下流からイオナイザ122内に望ましくない電子の浸入を防止し、GCIB128を集束させる。
半導体ウェハーまたはGCIB処理により処理される他の半製品である対象物152は対象物保持ホルダー150で保持され、GCIB128の通路内に置かれる。ほとんどの利用が空間的に均等な結果を要する大型対象物の処理を想定するので、空間的に均質な対象物処理の結果を与えるために、対象物152の広い範囲にわたって静止したGCIB128を均質にスキャン処理するシステムが望ましい。
Xスキャンアクチュエータ202はXスキャン動作208方向(紙面に対し垂直)に対象物ホルダー150の線状動作を与える。Yスキャンアクチュエータ204はYスキャン動作210方向に対象物ホルダー150の線状動作を与える。この方向は典型的にはXスキャン動作208に直交する。Xスキャン動作とYスキャン動作の組み合わせで対象物ホルダー150に保持された対象物152を走査線様(raster-like)のスキャニング動作にてGCIB128を通過移動させ、GCIB128により対象物152の表面に均質な(或いはプログラムされた)照射をし、対象物152を均質に処理する。対象物ホルダー150は対象物152をGCIB128の軸に対して傾斜させ、GCIB128が対象物152の表面に対してビーム入射角206を有するように配置する。ビーム入射角206は90°その他であるが、典型的には90°または約90°である。Yスキャニング中に、対象物ホルダー150に保持された対象物152は図示の152Aと150Aでそれぞれ示されたポジションから別ポジションAに移動する。これら2ポジション間で移動するとき、対象物152はGCIB128を通ってスキャン処理され、両端でGCIB128の通路から完全に外れる(オーバースキャン)。図1では明示されないが、同様なスキャニングとオーバースキャンが(典型的には)直交Xスキャン動作208方向(紙面に垂直)で実行される。
ビーム電流センサー218はGCIB128の通路内で対象物ホルダー150の後ろに設置され、対象物ホルダー150がGCIB128の通路を外れてスキャン処理されるとき、GCIB128のサンプルを受信する。ビーム電流センサー218は典型的にはファラディカップ等であり、ビーム進入口以外は閉じており、真空容器102の壁に電気絶縁マウント212で固定されている。
マイコンベースのコントローラーのような、コントローラー220はXスキャンアクチュエータ202とYスキャンアクチュエータ204とに電気ケーブル216を介して接続され、Xスキャンアクチュエータ202とYスキャンアクチュエータ204とを制御し、対象物152をGCIB128光路の内外に設置し、対象物152をGCIB128に対して均質にスキャンし、GCIB128による対象物152の均質な処理を達成する。コントローラー220はリード線214を介してビーム電流センサー218で収集されたサンプルビーム電流を受信し、GCIBをモニターして所望のスキャンがされたとき、GCIB128から対象物152を外すことで対象物152によって受容されるGCIB量を制御する。
イオナイザ122は通常高電圧VACCで操作され、それは数十kV程度である。イオナイザ122から接地または他の構造に対して起きる高電圧アークは、真空領域での瞬間的高圧や、絶縁体表面の状態への悪影響、その他の好ましくない状態の原因となり、VACCが一時的に低下して十分に回復するまでに数十または数百ミリ秒の時間を必要とする。この一期間内に、イオナイザ122に関連する電極142と144の適切なバイアスから通常得られるレンズ効果により与えられるビーム焦点が、完全に崩壊し、GCIB128の実質的損失となる。もし対象物152が対象物ホルダー150のスキャン動作を継続すると、ほんのしばらくの間GCIBの損失が継続される。処理が再開したとき、ちょうどアークが発生する前にビームが投射された近辺から対象物には不均一な処理が現れる。
図2は高電圧アークの不都合な効果を減少するために改良されたGCIB処理装置250を示す。アーク抑制器252が加速電源140とイオナイザ122の高電圧線間に取り付けられている。通常操作の間は、アーク抑制器252の入力Aと出力Bの間の接続が比較的低いインピーダンスに維持されている。従来の単純なアーク抑制器は、通常操作中の電流を制限しないように十分に低い抵抗であり、アーク発生により構成素子への物理的ダメージを防止するためにピーク電流を制限する十分に高い抵抗を有する、抵抗器である。より複雑には抵抗器と損失インダクタとの組み合わせが使用され、さらに複雑化すると受動回路も使用される。従来技術においていくつかの能動回路も知られている。そのような能動回路は、接地接続素子254との付加的接続256が必要となる。接地接続素子は、アーク抑制器252の能動素子に電力、制御信号を送る。一連の電界効果トランジスタ(FET)はドイツ国特許DE3630775C2(Belke)に開示されており、そのFETは、通常操作の間はオン状態で、基底基準(ground referenced)センサーがアークの発生を検出すると、接地接続素子(254)から制御信号が送られてFETがスイッチオフされ、アーク電流を防止し、加速電源の蓄積エネルギーの放電を減少させる。基底基準接続256への要求はある場合においては不利である。例えば基底基準接続を形成してアーク抑制器252を物理的に配置することがいつも可能で便利とは限らない。アーク抑制器252から接地までの接続256の必要性は、感度の高い回路内に一時的なEMIを誘導する望ましくない短絡を与えることがある。
図3は改良アーク抑制回路500を示している。パルストランスT1を除いて全ての部品は商業的有用な市販の電子部品から選択すればよい。T1の詳細な構造は図4に示され、巻き線、コアなどの特徴的構造は開示のものに限定されるものではない。Q1とQ3は絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)装置を含み、好ましくはIRG4PH50U型で、米国カリフォルニア州セルセグンドのインターナショナルレクティフィー(International Rectifier)社より販売されている。Q2とQ4は標準バイポーラトランジスタを含み、好ましくは2N3904型で、世界的に多くの企業より販売されている。過渡(トランジェント)電圧抑制回路D1、D2、D3、D4は、600ワットのピーク電力、20アンペアまたはそれ以上のピーク電流における10〜25Vの最大制限電圧を有する双方向過渡電圧抑制回路を有する。これらの過渡電圧抑制回路は、ビシェイ セミコンダクター(Vishay Semiconductors)社からTRANZORB(登録商標)の名称で市販され、米国の電機製品販売店で広く扱われており、ビシェイ社の88369公報(2002年10月9日)に詳細が開示され、ここではその記載を引用する。ビシェイ社のP6KE6.8CA型とP6KE15CA型は、過渡電圧抑制回路D1、D2、D3、D4に好適である。特にP6KE15CA型が好ましい。VR1とVR2は金属酸化バリスタ(MOV)で、米国イリノイ州60016、デスプレインズ、ノースウエスト ハイウエイ、800Eのリトルフューズ(Littelfuse)社から販売されているV66LA50A型やV575LA40A型(より好ましいV575LA40A型)である。C2とC4は、普通のセラミックキャパシタで、約0.1μF、多重電源である。抵抗器R1、R2、R3、R4、R5、R6は好ましくは、多重電源の低インダクタンスカーボンまたはカーボンフィルム抵抗である。R1とR4は、約1kΩから10kΩのほぼ等しい値を有し、好ましくは約1kΩである。R2とR5は、それぞれ1MΩである。R3とR6は、それぞれ約1kΩである。オプションの抵抗器R30とR31は好ましくは含まれず、含まれる場合には約1メガΩである。抑制回路500は電源ターミナルAと負荷ターミナルBを有する。負荷運転のための正の電源出力を保護する場合には、電源ターミナルAが正の電源の出力と接続され、負荷ターミナルBは負荷と接続される。前記接続は負荷運転のための負の電源の場合には反対の接続となる。負荷は、μアンペアまたはミリアンペアの電流を流す。この電流は、電源電圧と負荷によって主に決定され、R2とD1、パルストランスT1の第一の巻き線(Pで示される)を通り、R5とD3を流れて、D1とD3に電位差を生じ、Q3とQ1にゲート(G)からエミッタ(E)へバイアス電圧を生成し、Q1とQ3のIGBT装置のゲートはエミッタに対して正にバイアスされ、Q1、Q3のIGBTをオンにする。一旦これらのIGBTがオンになると、負荷電流がR1、Q1(コレクタCからエミッタEへ)、T1(P)、R4、Q3(CからEへ)へ流れる。通常操作中のアーク抑制回路の一連の抵抗は、ステージの数(2つは図3に示される)によってR1とR4の値に応じて、約1kΩ〜10kΩである。これらは好ましくは1kΩ(R1、R4)の抵抗器で、それらの電位降下に応じて自己バイアスする。負荷の間にアーク放電が開始されると、R1、Q1、R4、Q4およびT1(第一の巻き線P)の電流が増加する。この段階で急速な上昇はトランスT1(第一の巻き線P)の電圧(および電流)を誘導し、パルストランスT1の第二巻き線(S1、S2で示す)の電圧を上昇させる。これらの鋭い上昇信号が、Q2、Q4のベース(B)を通して流れ、Q1、Q3のゲート電流を引き下げて、IGBTをオフにする。C2とC4キャパシタは、T1の第二S1、S2過渡電圧の急上昇によりトランジスタをオンにする。IGBTのQ1とQ3がアークに応答してオフになると、アーク電流は、より大きな抵抗の回路R2、D1、パルストランスT1の初期巻き線(P)、R5、D3を流れなければならない。Q1、Q2が誘導する正常な抵抗に対して、R1とR4に選択する抵抗値に応じて、2から3桁の大きさにすることによってアーク電流をかなり制限する。トランスT1の二つの第二S1、S2は、IGBT装置Q1、Q2が同時にオフされることを保証する。R2とR5(C1とC3)、Q1とQ3のゲートエミッタキャパシタンスの組み合わせは、Q1とQ3のオン特性の短い遅延を生み出し、Q1とQ3を0.25〜4ミリ秒(好適な部品および設定によれば典型的には約1ミリ秒)間オフが保持され、Q1とQ3がオンになる前にアークが消滅される。この遅れは、ある制限内で、配置される部品の特性および値を選択することにより調整できる。D1〜D4はトランジスタQ1〜Q4のゲートとベースを保護する。Q1、Q3はIGBTであり、好適なFETは、好適な回路調整を有するIGBT装置の代用にされうることが、当業者であれば容易に理解できるであろう。
また用いられるパルストランスT1も、当業者であれば、光アイソレータが、好適な回路調整を有するパルストランスT1の代用にされ得ることが容易に理解できるであろう。アーク状態の間に、示された各回路は、ターミナルAからBが約3.35kVで確実に操作することができる。
図4は、トランスT1の典型的な巻き線状態の概略を示した図である。トランスT1はそれぞれの巻き線数は(第一のPおよび第二のS1とS2)約12回であり、フェライトコア602に巻き付けられている。好ましい具体例では、トランスT1は、第一の巻き線Pが約7回、第二の巻き線S1、S2が約12回である。パルストランスT1のフェライトコア602は好ましくはFair-Rite(Fair-Rite Products Corp.米国ニューヨーク州12589−0288、ウォールキル、ワンコマーシャルロウ、P.O. Box J)、2673002402型または同等のフェライトトロイドである。
図5は、図3に示す2段階回路500を3個接続した回路620を示した。そのような具体例は6のIGBTを含み、電源ターミナルAから負荷ターミナルBが、10kVまたはそれ以上で確実に操作することができる。そのような構造において、直列に接続した回路が、低抵抗電気回路を与える第一の操作状態から比較的高い抵抗の電気回路を与える第二の操作状態へと、実質的に連続的に動く。従って、同じ電流が様々なサブ回路内のすべてのトランスT1の第一次を流れる。小さな部品の変化は、個々の直列回路のしきい値におけるわずかな変化に帰着するかもしれず、前記ステージのスイッチングタイムのミリ秒オーダーの過渡の相違は存在するかもしれないことが理解されるべきである。そのような場合、高い抵抗状態のままのステージが、VR1とVR2の金属酸化バリスタにより損傷から保護されているのである。
図6は、図5の回路620を直列に3個接続したアーク抑制回路640を示した。そのような具体例は、18のIGBTを含み、電源ターミナルAから負荷ターミナルBが、30kVまたはそれ以上で確実に操作することができる。従来の高電圧化および構築技術を用いる付加的ステージの直列接続は、全ステージ36で少なくとも60kVに対して効果があるということが分かる。このようなステージの付加的直列接続を使用することまたは、より高電圧の定格部品を使用することにより、少なくとも200kVの電源が、本発明のアーク抑制技術および回路によって確実に保護されることが期待される。
図7は、典型的な30kVの高電圧電源662がアーク抑制回路640を通って負荷664を操作する回路660を示す。調整可能なスパークギャップ666はアーク放電のトリガーとなりうる。高電圧電源662において、電源の蓄積エネルギーは、キャパシタCで表される。アーク放電がスパークギャップ666で発生するとき、アーク抑制器はそれぞれのアークを数ミリ秒以内に抑制し、キャパシタCの電荷の急速な低下を防止する。また、ミリ秒以内に通常の操作を再開するための高電圧電源に回復する。
図8は、高電圧アークの不都合な効果を減少させるために本発明による改良を含むGCIB処理装置700を示す。アーク抑制器702は、加速電源140とイオナイザ122の間に高電圧リード線により取り付けられている。加速電源は約40kVで操作される。アーク抑制器702は全24のIGBTステージ(図3に示す回路500を12個直列接続)を有する。GCIB処理装置の操作中に、イオナイザ122の不要なアークが発生した時、アーク抑制器702は素早くアークを終了させ、加速電源140の蓄積エネルギーを急減させない。図9および10はアーク抑制器702を有するもしくは具備しない操作状態を示す。
図9は、アークトランジェントの間に加速電源140の出力を測定し、電圧と電流の変化を示すグラフである。このデータは、アーク抑制器702の利益が得られない状態で測定した。11ミリ秒後の電圧VAccは所望の電圧40kVに対して60%の回復しか得られなかった。数十ミリ秒後に完全に回復している。
図10は、アーク抑制器702を含むGCIB処理システム700の、電圧と電流の変化を示すグラフである。アークトランジェント発生から2ミリ秒以内に通常の電圧、電流値に回復している。これは、アークを素早く防止し、抑制されたアーク期間内の加速電源140の蓄積電荷の放出を抑えた効果による。
本発明では前記回路がある特徴的構成素子を採用する旨述べられているが、同様の部品または改良された規格部品を使用することによって本発明の趣旨の範囲内で他の多様な更なる具体化が可能であることが認識されるべきである。
本発明の理解のために、詳細な説明とともに以下の図面を参照してその助けとする。
図1は従来のGCIB処理装置100の概略図である。 図2は高電圧アークの不都合な効果を減少させるための改良を従来のGCIB処理装置250に用いた概略図である。 図3はアーク抑制回路500の概略図である。 図4は本発明の一実施例によるトランスT1の巻き線状態を示す図である。 図5は図3に示す回路500のような3−2段回路の接続を含む回路620を示す図である。 図6は図5に示す回路620のような3段回路の接続を含む回路640を示す図である。 図7は例えば30kVの高圧電源662を本発明のアーク抑制器を通して負荷664を実行する状態を示す図である。 図8は高電圧アークの不都合な効果を減少させるための本発明の改良を含むGCIB処理装置700を示す図である。 図9は短期アークの間の加速電源の出力において得られる、本発明の一具体例であるアーク抑制器を用いないGCIB処理システムで測定された、電圧と電流の短期間の変化を示すグラフである。 図10は本発明の一具体例であるアーク抑制器を用いたGCIB処理システムで測定された、電圧と電流の短期間の変化を示すグラフである。

Claims (9)

  1. 過渡電流アーク抑制回路であって:
    電源電圧に接続する電源ターミナルと;
    電気負荷に接続する負荷ターミナルと;
    第一の状態が電源ターミナルと負荷ターミナルの間の比較的低い抵抗の電気回路を与え、第二の状態が電源ターミナルと負荷ターミナルの間の比較的高い抵抗の電気回路を与え、該第一の状態と該第二の状態の間のスイッチングを行う少なくとも一つの能動半導体スイッチと;
    前記第一の状態で操作する少なくとも一つの能動半導体スイッチをバイアスし、電源ターミナルと負荷ターミナルの間に流れる通常電流に応答するバイアス回路と;
    アークを抑制するために前記第二の状態で操作する少なくとも一つの能動半導体スイッチをスイッチングし、アーク時に電源ターミナルと負荷ターミナルの間に流れる電流の増加に応答するトランジェント検出回路と;
    アーク抑制後に第二状態から第一状態への回復をしばらくの間遅延させる遅延回路と、
    を含むアーク抑制回路。
  2. 電源ターミナルと高圧電源の出力との間の接続および、負荷ターミナルと負荷の高電圧ターミナルとの間の接続が、
    電源、制御信号、少なくとも一つの能動半導体スイッチを基準にするアース、バイアス回路、トランジェント検出回路、遅延回路、のうちの一つ以上を与えるのに十分である請求項1記載のアーク抑制回路。
  3. 電源ターミナルと負荷ターミナルの間の電流が、少なくとも一つの能動半導体スイッチ、バイアス回路、トランジェント検出回路、遅延回路、に必要とされる制御信号および、全ての操作電圧を提供する請求項1記載のアーク抑制回路。
  4. さらに、
    負荷ターミナルと直列に接続される第二の電源ターミナルと;
    電気負荷に接続する第二の負荷ターミナルと;
    第一の操作状態が前記第二の電源ターミナルと前記第二の負荷ターミナルの間の比較的低い抵抗の電気回路を与え、第二の操作状態が前記第二の電源ターミナルと前記第二の負荷ターミナルの間の比較的高い抵抗の電気回路を与え、該第一の操作状態と該第二の操作状態の間のスイッチングを行う少なくとも一つの第二の能動半導体スイッチと;
    前記第一の状態で操作する第二の能動半導体スイッチをバイアスし、前記第二の電源ターミナルと前記第二の負荷ターミナルの間に流れる通常電流に応答する第二バイアス回路と;
    アークを抑制するために前記第二の状態で操作する能動半導体スイッチをスイッチングし、アーク時に第二の電源ターミナルと第二の負荷ターミナルの間に流れる電流の増加に応答する第二トランジェント検出回路と;
    アーク抑制後に第二状態から第一状態への回復をしばらくの間遅延させる第二遅延回路と、
    を含む請求項1記載のアーク抑制回路。
  5. イオンビーム加速システムにおける、イオン源バイアスシステムであって、
    少なくとも一つの電極を有するイオン源と;
    イオン源を高電位にバイアスする高圧電源と;
    前記イオン源の少なくとも一つの電極でアークが発生したことを検出しかつ抑制し、通常の操作に戻す電気的アーク抑制回路で、イオン源の少なくとも一つと高圧電源の出力に接続された二つのターミナルを有する電気的アーク抑制回路と;
    を含むイオン源バイアスシステム。
  6. イオン源が、ガスクラスターイオンを含むイオンビームを形成するためのガスクラスターイオンビーム源である請求項5記載のシステム。
  7. 前記二つのターミナルを有する電気的アーク抑制回路が能動回路である請求項5記載のシステム。
  8. 電気的アーク抑制回路の二つのターミナルの間の接続が、電源、制御信号、電気的アーク抑制回路を基準にするアース、のうちの一つ以上を与えるのに十分である請求項5記載のシステム。
  9. 前記二つのターミナルの間の電流が、全ての操作電源、電気的アーク抑制回路に必要な制御信号を与える請求項1記載のシステム。
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