JP2008518274A - 鉛フリーの放射線遮蔽部材を有する歯科用x線パケット - Google Patents

鉛フリーの放射線遮蔽部材を有する歯科用x線パケット Download PDF

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Abstract

散乱放射線を遮蔽するための非鉛放射線遮蔽機能を有する口腔用X線フィルムパケット。このパケットは、フィルム片と放射線遮蔽部材を備える。フィルム片は2つの面を持ち、放射線遮蔽要素がフィルム片の片面に設置され、フィルムパケットが放射線を被爆したときに放射線遮蔽機能を果たす。放射線遮蔽要素は、熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなる。ある構成において、フィルム片と放射線遮蔽要素は、光密エンベロープの中に設置される。別の構成において、放射線遮蔽要素はエンベロープの片面であり、この場合、エンベロープは2つの相対する面を有し、フィルム片はエンベロープの中に設置される。

Description

本発明は、一般にX線フィルムパケットに関し、より詳しくは、散乱放射線の遮蔽に鉛を用いない口腔内X線フィルムパケットに関する。
一般に口腔内放射線フィルムパケットあるいは歯科用X線パケットと呼ばれる口腔内X線フィルムパケットは、歯科医院において、患者の歯と歯肉のX線写真を撮影するために使用されている。このような歯科用X線パケットは、米国特許第6,309,101号(バケッタ)、第6,474,864号(レッシュ)、第6,505,965号(マクガバーン)、第6,579,007号(バケッタ)、第5,077,779号(スタインハウゼン)、第4,922,511号(ゲイ)、第4,912,740号(リーズ・ジュニア)において開示されている。これらの特許はすべて本願と同じ譲受人に譲渡されており、引用をもって本願にこれらを援用する。
当業界においては、重金属が各種の形態の放射線に対する遮蔽効果を有することが知られている。その有効性は、各金属の原子核の大きさ、あるいは当業界で一般的に言われているように、その吸収断面積に関係する。現在の医科および歯科用X線写真撮影において放射線遮蔽機能を提供するために使用されている有効な重金属は鉛(原子番号82)である。鉛にはいくつかの長所がある。成形が容易であることに加え、密度が高く、コストが比較的安いことから、X線に使用される主要材料とされている。鉛により、後方散乱線の画像への影響が小さくなるため、高品質のX線写真画像が得られる。
米国特許第4,912,740号 米国特許第4,922,511号 米国特許第5,077,779号 米国特許第6,579,007号 米国特許第6,505,965号 米国特許第6,474,864号 米国特許第6,309,101号
しかし、鉛をはじめとする特定の重金属は、特定の用途においては扱いが困難であり、また、この種の重金属には環境上の問題があると認められているため、歯科および医科用の放射線利用分野において、鉛を使用しない機会が存在する。こうした機会は、歯科用X線パケット等、鉛と患者が接触しない場合であっても存在する。したがって、放射線遮蔽のために鉛を使用しない歯科用X線パケットが求められている。
米国特許第6,459,091号(デメイオ)は、硫酸バリウムで被覆したファイバを有する放射線保護服に関する。米国特許第4,670,658号(メイヤーズ)は、放射線の後方散乱が問題となりうる処置の実行中に、医療従事者を遮蔽もしくは保護するための硫酸バリウムで被覆された柔軟性のあるシートに関する。これらのシステムは、それぞれの特定の用途においては一定程度まで成功を収めているかもしれないが、その材料は、歯科用X線パケットにおける放射線遮蔽には適していない。なぜなら、等価の吸収を実現するのに必要な厚さを持たせると、歯科用フィルムパケットがANSI規格を超え、硬すぎるものとなってしまうからである。
米国特許第6,042,267号(村木)は、X線遮蔽部材として銅タングステンを使用する口腔内X線画像撮像装置を開示しているが、これは、鉛の部材と同等のX線遮蔽効果を実現するために必要となる厚さの点から、今回の用途には適していない。
本願と同じ譲受人に譲渡され、引用をもって本願に援用する、2003年12月12日出願のマクガバーンらによるINTRAORAL RADIOGRAPHIC DENTAL X−RAY PACKETS HAVING NON−LEAD RADIATION SHIELDINGと題する米国特許出願10/734,861号は、放射線遮蔽のために鉛を使用していない歯科用X線フィルムパケットに関する。
日本の企業、株式会社阪神技術研究所は、DIFサイズ2(30×40mm)等の「インスタントフィルム」と、“DQD”ボトルの上にノズルを付けた定量処理液注入器、「プッシャー」とともに用いる「インスタントフィルム」の高速現像用DQD一浴現像定着液を使用する「歯科用X線フィルムと白昼現像(Dental X-ray Film and Daylight)」処理システム製品を宣伝している。阪神は、このシステムを使用すれば30秒あまりで診断を下すことができると主張している。出願人が自己の経験から知るかぎり、阪神の歯科用パケットは、ポリ塩化ビニル(PVC)からなる黒以外の色の層である第一の層と、フィルム片の放射線遮蔽を実現するために意図された量の酸化鉛を含む黒いPVC層である第二の層を含む外部エンベロープを備える。酸化鉛を含む層は内側の層であり、つまり、酸化鉛含有層は直接患者と接触しない。
本発明は、放射線遮蔽に鉛を利用しない歯科用X線パケットに関し、このような放射線遮蔽材料は、歯科用X線パケットに取り入れるのに十分な可鍛性/成形性を有し、しかも患者に使用する際に快適な操作が可能でありながら、後方散乱線が画像に与える影響を極力抑える。
本発明の目的は、放射線遮蔽に鉛を使用しない歯科用X線パケットを提供することである。
本発明の別の目的は、患者に使用する際、快適な操作を可能にする歯科用X線パケットを提供することである。
本発明の他の目的は、高品質の放射線画像を提供する歯科用X線パケットを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、環境問題を有すると認められていない材料を使用する歯科用X線パケットを提供することである。
これらの目的は例として挙げられたにすぎず、これらの目的が本発明のひとつまたは複数の実施形態となる。ここで開示される発明により本質的に実現される上記以外の望ましい目的と利点は、当業者にとって着想可能であり、あるいは明白であろう。
本発明のひとつの態様によれば、非鉛放射線遮蔽機能を有する歯科用X線パケットが提供される。このパケットは、フィルム片と放射線遮蔽部材を備える。フィルム片には両面あり、放射線遮蔽部材は、フィルム片の片方の面に配置され、フィルムパケットが放射線を被爆したときに放射線遮蔽機能を果たす。放射線遮蔽部材は、熱可塑性物質と、非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料で構成される。ある構成において、フィルム片と放射線遮蔽部材は、光密エンベロープの中に設置される。別の構成において、放射線遮蔽部材はエンベロープの片面であり、エンベロープは2つの相反する面を有し、フィルム片はエンベロープの中に設置される。
本発明の別の態様によれば、外側エンベロープの中に設置されたフィルム片を有する口腔内X線フィルムパケットのための容器が提供される。この容器は2枚のシートを有し、これらのシートがX線フィルムパケットを挿入するための開口部を形成する。シートのうちの一方は、熱可塑性物質と、フィルム片の放射線遮蔽に十分な非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料で構成される。
本発明の上記およびその他の目的、特徴、利点は、添付の図面に示される本発明の好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下に、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。それぞれの図において、同じ参照番号は同一の構成要素を示す。
通常、散乱放射線遮蔽のための歯科用パケットには、鉛箔(スズ約1.5%とアンチモン約2.5%を含む鉛合金)が現在使用されている。つまり、鉛箔は、散乱線から(歯科用パケット内の)フィルムを遮蔽するために設けられる。
一般に、本発明は、熱可塑性物質に、歯科用パケットのフィルムを散乱線から遮蔽するように非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を配合したものからなる放射線遮蔽材料の使用に関する。
図1は、本発明の第一の実施形態による歯科用X線パケット10の断面図である。歯科用X線パケット10は、2枚の相反するシートからなる外部エンベロープを備える。図1に示される具体的な実施形態において、外部エンベロープは、パケット10の片面にある第一のシート12と反対の面にある一対の重複するシート14A,14Bからなる。シート12,14A,14Bの内部には、紙製ラップ要素16、フィルム片18および放射線遮蔽部材20として示される放射線遮蔽要素が含まれる。パケットには、1枚だけでなく、2枚またはそれ以上のフィルム片18を備え、患者の画像の複製(たとえば、軍事用)を提供できるようにしたものもある。
図1の実施形態において、シート12,14A,14Bは紙製ラップ要素16、フィルム片18および放射線遮蔽部材20の寸法を越えて延びており、層状周辺縁辺部22が得られる。層状周辺縁辺部22により、シート12,14を相互にヒートシールし、パケット10の周辺の光密を実現できる。ヒートシールは、シート14の重複部分で行い、実質的に光密の外部エンベロープが得られる。
シート12,14A,14Bは、たとえば、これらに限られないが、ポリ塩化ビニル(PVC)または周知の酢酸ビニルコモノマー含有量のエチレン酢酸ビニル(E/VA)等の柔らかい熱可塑性材料で構成できる。
放射線遮蔽部材20は、鉛を含まない。その代わりに、放射線遮蔽部材20は、放射線遮蔽材料、より詳しくは、熱可塑性物質に非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を配合したものでなる。
さまざまな熱可塑性物質を使用できる。たとえば、これらに限られないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)および、PETGやPCTGのような各種のPET様共重合体等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスチレン、ABS三重合体、ポリメチルメタアクリレート、スチレンアクリルニトリル共重合体、環状オレフィンオレフィン共重合体、ポリエチレン(LDPE,LLDPE,HDPE等)、ポリプロピレン(単独重合体と共重合体の両方)、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド等がある。
好ましい実施形態において、熱可塑性材料はポリ塩化ビニル(PVC)、より詳しくは、可塑化ポリ塩化ビニル(pPVC)である。
適当な非鉛金属粉末の例には、これらに限られないが、スズ、タングステン、亜鉛、鉄、マグネシウム、チタン、ビスマス、銅、アルミニウム、銀等がある。
非鉛金属粉末は、好ましくはスズ(原子記号Sn、原子番号50)であり、約40から100kVp、好ましくは60から約80kVpの口腔用X線エネルギーの後方散乱放射を吸収するのに十分である。ここで、kVpは最高キロボルトの略であり、X線発生器の加速電圧を表し、X線光子のピークエネルギーの尺度である。
より詳しくは、放射線遮蔽部材20は、非鉛金属粉末を、歯科用に適した放射線遮蔽性を持たせるのに十分な量として、少なくとも20重量パーセント含むことが好ましい。
適当な非鉛金属化合物の例としては、これらに限られないが、非鉛金属化合物を作るための非鉛金属の臭化物、硫化物、酸化物、塩化物、リン酸塩、亜リン酸塩、ヨウ化物およびチッ化物等がある。
非鉛金属化合物は、スズ化合物、より詳しくは酸化スズであることが好ましい。
放射線遮蔽部材20の放射線遮蔽材料は、非鉛金属化合物を、歯科用に適した放射線遮蔽性を持たせるのに十分な量として、少なくとも20重量パーセント含む。
熱可塑性物質を非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物と配合することにより、放射線遮蔽部材20の放射線遮蔽材料として有利な特性が得られる。たとえば、熱可塑性物質は柔らかく、柔軟で、弾性を持つ。これらの特徴により、歯科用パケットを患者の口内に入れたときに、快適に使用できる。
図2に示される第二の実施形態では、放射線遮蔽部材20を使用しない。その代わりに、放射線遮蔽要素はエンベロープの一部である。つまり、パケット10の外部エンベロープのシートの少なくともひとつが、部材20について上述した放射線遮蔽材料を含む。たとえば、図2に示されるように、パケット10は、パケット10の片面にある第一のシート12とその反対の面にある一対の重複するシート24A,24Bを有する。シート12,24A,24Bの内部に、紙製ラップ要素16とフィルム片18が収容される。
シート24A,24Bは、放射線遮蔽部材20に関して上述した放射線遮蔽材料からなる。前述のとおり、この材料の利点は、柔らかく、柔軟で、弾性があることである。したがって、これらはパケット10の外部エンベロープを形成するのに使用できる。以上のように、この第二の実施形態の利点は、放射線遮蔽部材20を省いた点である。
シート24A,24Bは、歯科用パケットのX線管側でない面、つまり裏面に放射線遮蔽性を持たせるために、非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を分布させる各種の形態を実現する単層あるいは多層構造とすることができる。多層構造の層には、たとえば、これらに限定されないが、防湿層、遮光層、装飾用被覆等がある。
図3に示される第三の実施形態では、シート24A,24Bに加えて放射線遮蔽部材20が使用される。つまり、放射線遮蔽部材20と重複するシート24A,24Bの両方が放射線遮蔽材料で構成される。この実施形態は、大きなX線放射線量の使用が検討される場合に好ましい。
別の実施形態において、放射線遮蔽部材20は、箔熱可塑性物質層状構造である。つまり、一層もしくは複数の層の熱可塑性物質の膜を、フィルム片の十分な放射線遮蔽を可能にする一層もしくは複数の層の金属の箔または蒸着物の上に接合させたものからなる単層もしくは多層層状構造である。
適当な熱可塑性物質の膜の例としては、これらに限られないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)および、PETGやPCTGのような各種のPET様共重合体等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスチレン、ABS三重合体、ポリメチルメタアクリレート、スチレンアクリルニトリル共重合体、環状オレフィンオレフィン共重合体、ポリエチレン(LDPE,LLDPE,HDPE等)、ポリプロピレン(単独重合体と共重合体の両方)、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド等がある。
単層もしくは多層の適当な非鉛金属粉末の箔もしくは蒸着物としては、アルミニウム、マグネシウム、チタン、鉄、銅、亜鉛、銀、スズ、タングステン等がある。
単層もしくは多層の適当な非鉛金属化合物の箔もしくは蒸着物としては、臭化物、硫化物、酸化物、塩化物、リン酸塩、亜リン酸塩、ヨウ化物、チッ化物等がある。
熱可塑性物質の膜に薄い金属箔を積層した層状構造は、いくつかの周知の製造方法で生産できる。たとえば、加熱方式や、真空めっきまたは金属吹付け法等の各種の金属蒸着法がある。湿気進入が特に問題となるようなさまざまな食品パッケージング分野では、このような手法が用いられている。適当なバリア特性は、プラスチックと金属箔の層状構造によって提供される。
層状構造には、大きさ、形状、重量および患者にとっての快適さの点で実現可能な限界内で、いくつかの層状構成を利用できる。ある例では、第一の層が熱可塑性物質の膜、第二の層が放射線遮蔽効果を有する非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物からなる金属箔、第三の層が熱可塑性物質の膜という三層構成で、第二の層が第一と第三の層の中間に配置され、放射線遮蔽を実現する。
基本的な実施形態では、二層層状構造が、一枚の熱可塑性物質の膜を、一層の箔の形状の非鉛金属もしくは非鉛金属化合物に接合させたものでなる。これが、この構成における放射線遮蔽部材20となる。
本発明のさらに別の実施形態では、シート24A,24Bを層状構造、より詳しくは、熱可塑性物質の膜に非鉛金属箔を積層させたものとすることができる。この実施形態において、形成された層状構造は歯科用パケットのX線管側ではない面、つまり裏面にあるため、(層状構造の)熱可塑性物質の膜は、ポリ塩化ビニル、(周知の酢酸コモノマー含有量の)ポリ酢酸ビニル共重合体、ポリアミドおよびポリウレタンであればよい。熱可塑性材料の膜に積層される非鉛金属箔は、表1に記載の金属から選択できる。この非鉛金属箔は、層状構造の中で、必要なレベルの放射線遮蔽効果を提供する要素とすることができる。非鉛金属箔の必要な厚さは、金属の吸収断面積によって決まり、選択された特定の金属によって異なる。一般的な非鉛金属の膜の呼び厚さは、約0.0022インチである。
さらに別の構成では、フィルムパケット10を保護カバーの中に配置することができる。このような保護カバーは、感染の可能性のある状況において望ましい。X線写真の撮影後、保護カバーを外してフィルムパケットを取り出し、その後の現像を行うことにより、歯科医師および/または医療従事者への健康上の危険性を極力抑えることができる。
次に、図4では、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる密閉された柔軟な容器、パッケージングエンベロープ、嚢または小袋25を使用することができ、この場合、歯科用パケット10を収容するこの外袋の裏面、つまりX線管側ではない面として、一層が放射線遮蔽のための保護を実現する。この層は、適当なレベルの放射線遮蔽のための保護を実現するために、配合ステップによって生成された適当なレベルの非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む。また、別の層も使用することができ、この場合、この別の層は、配合した状態の非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含まない。この構成では、柔軟な小袋を単層もしくは多層構造とすることができる。
熱可塑性物質の柔軟な小袋の裏面と表面の間に歯科用パケットを正しい向きで設置したら、方向を示す切込みをつけて、小袋の4辺すべてを密閉することができる。この切込みは、放射線に曝された後の歯科用パケットを取り出す際に小袋を開けやすくするようなイージーオープン機能となる。非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む一層(すなわち、裏面、つまりX線管側ではない面)は、異なる色および/または適当なマークと識別のほか、その層と、放射線遮蔽のための非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含まない別の層との表面粗さの違いによって、容易に見分けることができる。
この外部エンベロープの別の構成では、歯科用パケット10を小袋25の中に包み込むことができ、この場合、小袋25は、熱成形もしくは射出成形される熱可塑性物質のコンポーネントである。
好ましくは、小袋25は、歯科医師および/または医療従事者の健康上の危険性を極力抑えるために、使い捨てとする。小袋25は、いくつかの異なる種類の熱可塑性樹脂から作ることができる。たとえば、これらに限られないが、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ライナ低密度ポリエチレンおよび単独重合体と共重合体両方のポリプロピレンがある。このような小袋は、鋳造(射出成形等)もしくは成形工程によって生産できる。製造された容器の表面は、表面粗さ、識別マーク、色、その他の特徴の点で異なるため、これらの特徴により、被爆前に歯科用パケットを挿入し、また医療従事者による現像およびその後の検査のためにパケットを取り出すのが容易となる。
熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または金属化合物との配合物は、約0.002インチの厚さの鉛とほぼ同量の約60kVpから約80kVpのX線光子を吸収することが好ましい。
出願人は、他の非鉛金額の上にスズを使用することが有利であることに気づいた。比較のために、以下の表1に、いくつかの一般的な金属箔について、現在使用されている0.002インチの鉛が吸収するのと同じパーセンテージの60および80kVpのX線光子を吸収するのに必要な厚さ(インチ)を計算したものを示す。
Figure 2008518274
所望の放射線遮蔽レベルを得るため(たとえば、現在、鉛を用いた歯科用X線パケットにおいて得られる放射線遮蔽レベルを達成するため)の金属粉末および/または金属化合物の推定量は、金属の種類によって異なる。推定量は、用途ごとの厚さ制限に応じて、金属の約15重量パーセントから約50重量パーセントの範囲である。たとえば、灰色スズとして知られる種については、スクリーン解析サイズ+200メッシュで少なくとも90.0%と、約5から40ミクロンが適当であることがわかった。
いくつかの一般的な非鉛金額粉末および/また金属化合物(たとえば、アルミニウム、マグネシウム、銅、スズ、鉄に基づくもの)には、適当な熱可塑性物質基質に配合された場合、パケットの構成に関わる厚さの問題により、出願人の歯科への応用には適していないものがある。つまり、厚すぎて、実用に向かない。
出願人は、金属粉末としてのスズおよび/またはスズ化合物が合理的価格で購入でき、鉛と実質的に等価の吸収関係を有し、既存の製造設備で使用可能であることを認識している。したがって、粉末スズおよび/またはスズ化合物に基づく歯科用パケットは、鉛箔に基づく既存のパケットとほぼ同等の厚さ、あるいはそれより薄く、同様の柔軟性を有し、同等の後方散乱線吸収能力を有するであろう。
図1に示す第一の実施形態に関して、本発明の放射線遮蔽部材は、放射線遮蔽部材20が現在歯科用X線パケットにおいて使用されている鉛箔の代用とする厚さにすることができ、それによって、既存の歯科用X線パケットを、本発明の放射線遮蔽部材20を使って製造することが可能である。その結果、本発明のパケットを既存の歯科用付属品と併用できる。
スズは銀を含有し、可鍛性があり、粉末形状または粉末化化合物として容易に入手可能な軟質金属である。スズは、周期表のIVB族の中にあり、その原子質量は118.710である。スズには2つの酸化状態(4,2)がある。スズは、摂氏約232度で溶融し、摂氏約2270度で沸騰する。密度は鉛の11.35グラム/ccに対し、7.31グラム/ccである。スズは、結晶構造を有する。結晶構造は、正方晶である。地金の通常形状は、白色スズとして知られるベータ形状である。
粉末化されたスズ地金および/または酸化スズの吸収断面積は、診断用X線エネルギーのレベルで鉛のそれと似ており、製造工程も似ているが、環境上の問題が少ないと見られている。さらに、スズは、製造と再利用にかかわる製造作業者による特別な扱いを必要としない。
放射線遮蔽部材20は、図1に示すものとは異なる構成の歯科用X線パケットでも使用できる。たとえば、米国特許第6,474,864号(レッシュ)は、快適さを改善する特徴を有するパケットを開示している。その他の構成は、米国特許第6,309,101号(バケッタ)、第6,505,965号(マクガバーン)、第6,579,007号(バケッタ)、第5,077,779号(スタインハウゼン)、第4,922,511号(ゲイ)、第4,912,740号(リーズ・ジュニア)に示されている。
配合は、当業者の間で周知の手段、たとえば、本願と同じ譲受人に譲渡され、引用をもって本願に援用される米国特許第6,505,965号(マクガバーン)において開示されているような手段で実現される。熱可塑性材料の成分と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物が親密に一緒に溶融混合され、できるだけ均質な塊にする工程が、配合として知られている。熱可塑性樹脂もしくはエラストマーおよびこれらの改質剤(modifier)の性質により、配合は、たとえば、乾燥粉末、スラリー、ペーストおよびパン生地のような状態と、幅広い混合範囲とすることができる。混合形態の幅広さにより、これに対応する幅広い混合作業がある。したがって、その結果として得られる機器の構成と改質剤の最適な分布と拡散を得るためのパラメータは、大きく異なる。
混合作業は、2つまたはそれ以上の非ランダムまたは分離された密集体(マス: mass)の当初の分布を、ひとつの密集体が他の密集体全体の中に容認できる程度に分布、拡散するように変えることである。したがって、所望の効果を得るために、密集体を変形もしくは再分布させることが課題となる。配合工程によって、これらの改質剤にせん断力が加えられ、粒子サイズの分布が発生する(一次粒子と集塊)。これは、配合工程において、改質剤を良好に全体的に拡散させるステップである。たとえば、せん断力は所与の製剤の拡散効率を最大限にするように、時計回りもしくは反時計回りに動作するように設定可能な一個または一対の有節スクリュー(segmented screw)(噛み合うものと噛み合わないものの両方)を使って伝えられる。
配合工程はまた、重合体にせん断力を加える。こうして粘性が低減され、重合体は設計された穴(型)を加圧されて流れる。熱可塑性材料は基本的に、層流となりやすい流体であり、変形可能である。したがって、熱可塑性物質への混合の問題は、このような材料に、当初の成分の非ランダムな分布をある任意のランダムさに近づけるように、層状のせん断変形を与える問題である。
混合は通常、粒子間相互作用力を呈する成分(改質剤)によって複雑となり、変形工程そのものほかに、変形に伴う応力についても考慮しなければならない。
配合工程により、長い連続するストランドが生成され、後にこれが、射出成形機等の他のプラスチック転換機器における使用に適した、所望の長さの単独のペレットにカットされる。
図5は、熱可塑性材料と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を配合するのに適した装置の略図である。重量測定フィーダ100が原材料を二軸スクリュー押し出し機102に供給する。原材料は、終端に型104を備える二軸スクリュー押し出し機102の中で混和、溶融される。熱可塑性材料のストランドが型104から排出され、冷却器106の中に送られる。冷却された熱可塑性材料のストランドは次に、熱可塑性材料のペレットを生成するペレタイザ108に運ばれ、生成されたペレットは容器110に運ばれる。
本発明の第一の実施形態による歯科用フィルムパケットの断面略図である。 本発明の第二の実施形態による歯科用フィルムパケットの断面略図である。 本発明の第三の実施形態による歯科用フィルムパケットの断面略図である。 歯科用フィルムパケットの放射線遮蔽を実現するためのエンベロープを示す図である。 熱可塑性材料と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を配合するための装置の略図である。

Claims (16)

  1. 口腔内X線フィルムパケットであって、
    2つの面を有するフィルム片と、
    前記フィルム片の片面に配置され、前記フィルムパケットが放射線に曝されたときに放射線遮蔽効果を提供するための放射線遮蔽要素とを備え、前記放射線遮蔽要素は、熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  2. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記フィルム片と前記放射線遮蔽要素は、光密エンベロープの中に配置されることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  3. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    さらに、2つの相反する面を有するエンベロープを備え、前記放射線遮蔽要素は、前記エンベロープの片面であり、前記フィルム片は前記エンベロープの中に設置されることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  4. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記放射線遮蔽要素は、箔熱可塑性物質層状構造であることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  5. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    さらに、保護カバーを備え、前記保護カバーは、前記フィルムパケットが前記保護カバーの中に設置できるように構成されていることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  6. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記放射線遮蔽要素は、少なくとも20パーセントの非鉛金属粉末を含むことを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  7. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記放射線遮蔽要素は、少なくとも20パーセントの非鉛金属化合物を含むことを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  8. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記非鉛金属粉末および/または金属化合物は、約60kVpから約80kVpの放射線エネルギーを吸収することを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  9. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記非鉛金属粉末は、スズ、タングステン、亜鉛、鉄、マグネシウム、チタン、ビスマス、銅、アルミニウムまたは銀であることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  10. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記非鉛金属化合物は、臭化物、硫化物、酸化物、塩化物、リン酸塩、亜リン酸塩、ヨウ化物またはチッ化物であることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  11. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記熱可塑性材料は、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PETG、PCTG、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスチレン、ABS三重合体、ポリメチルメタアクリレート、スチレンアクリルニトリル共重合体、環状オレフィンオレフィン共重合体、ポリエチレン、LDPE、LLDPE、HDPE、ポリプロピレン、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトンまたはポリイミド等であることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  12. 請求項1に記載の口腔内X線フィルムパケットであって、
    前記放射線遮蔽要素は、箔熱可塑性物質層状構造であることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  13. 口腔内X線フィルムパケットであって、
    外部エンベロープと、
    前記外部エンベロープの中に設置される少なくともひとつのフィルム片と、
    前記外部エンベロープの中に設置される放射線遮蔽部材とを備え、前記非鉛部材は熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  14. 口腔内X線フィルムパケットであって、
    2枚の相対するシートを有し、前記シートの一方が熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなる外部エンベロープと、
    前記外部エンベロープの中に設置されるフィルム片と、
    を備えることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  15. 口腔内X線フィルムパケットであって、
    2枚の相対するシートを有し、前記シートの一方は、熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなる外部エンベロープと、
    前記外部エンベロープの中に設置されるフィルム片と、
    前記外部エンベロープの中に設置される放射線遮蔽部材とを備え、前記非鉛部材は、熱可塑性物質と非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなることを特徴とする口腔内X線フィルムパケット。
  16. 外部エンベロープの中に設置されるフィルム片を有する口腔内X線フィルムパケットのための容器であって、
    前記X線フィルムパケットが挿入される開口部を構成する2枚のシートを備え、前記シートの一方は、熱可塑性物質と、前記フィルムの放射線遮蔽に十分な非鉛金属粉末および/または非鉛金属化合物を含む材料からなることを特徴とする容器。
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