JP2008516888A - 冷却用差込み管を用いてガラスシート内の応力を低減するためのガラス製造装置および方法 - Google Patents

冷却用差込み管を用いてガラスシート内の応力を低減するためのガラス製造装置および方法 Download PDF

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ガラスシート(105)内の領域の応力を低減するためにガラスシート(105)から熱を抽出する機能を有する液冷差込み管(102)を組み込んだガラス製造装置(100)がここに記載されている。本発明の一つの実施の形態において、液冷差込み管(102a)は、ガラスシート(105)の一端から他端まで熱の抽出がほぼ一様であるように、一様な外径および一様な輻射率のコーティングを有する1個の冷却セクション(304)を有する。本発明の別の実施の形態において、液冷差込み管(102b,102c)は、ガラスシート(105)の異なる複数の領域における選択的な冷却と応力の低減とを可能にする異なる外径および/または輻射率の異なるコーティングを有する複数の冷却セクション(404a‥‥404e,504a‥‥504g)を備えている。

Description

関連出願との相互参照
本願は、2004年10月20日付けで出願された「冷却用差込み管を用いてガラスシート内の応力を低減するためのガラス製造装置および方法」と題する米国特許出願第10/970,314号の優先権を主張するものであり、該出願の内容は引例として本明細書に組み入れられる。
本発明は、ガラス製造装置内でガラスシートが製造されている間に、ガラスシートから熱を抽出してガラスシート内の応力を低減する液冷差込み管(bayonet)に関するものである。
フラットパネルディスプレーに使用可能なガラスシート(例えば液晶ディスプレー(LCD)用ガラスシート)の製造業者は、ガラスシート内の応力を低減するためにガラス製造装置の性能を向上させる努力を絶え間なく行なっている。
ガラスシートに応力が加えられたときにはいつでも起こり得る問題がいくつかある。例えば、応力を加えられたガラスシートは、歪んで形状を変える傾向がある。ガラス基板内の応力を低減するためにガラス製造装置の性能を向上させる一つの方法が本発明の主題である。
本発明は、ガラスシート内の領域の応力を低減するためにガラスシートから熱を抽出する機能を有する液冷差込み管を組み込んだガラス製造装置を含む。本発明の一つの実施の形態において、液冷差込み管は、ガラスシートの一端から他端まで熱の抽出がほぼ一様であるように、一様な外径および一様な輻射率のコーティングを有する単一の冷却セクションを有する。本発明の別の実施の形態において、液冷差込み管は、ガラスシートの異なる複数の領域における選択的な冷却と応力の低減とを可能にする異なる外径および/または輻射率の異なるコーティングを有する複数の冷却セクションを備えている。本発明はまた、(1) 液冷差込み管およびガラス製造装置を用いてガラスシートを製造するための方法と、(2) 液冷差込み管を用いたガラス製造装置によって作成されたガラスシートとを含む。
本発明のより完全な理解のために、下記に添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、ガラスシート内の応力を低減するために、ガラスシートから熱を抽出する機能を有する液冷差込み管を組み込んだ本発明によるガラス製造装置の例示的ブロック図である。
図2は、図1に示された例示的ガラス製造装置の成形装置と牽引ローラ・アセンブリとの間に液冷差込み管が如何様に配置されているかを示す斜視図である。
図3は、図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第1の実施の形態をより詳細に示すブロック図であり、この液冷差込み管は、一様な外径と一様な輻射率のコーティングとを有する単一の冷却セクションを備えた本体を有する。
図4は、図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第2の実施の形態をより詳細に示すブロック図であり、この液冷差込み管は、異なる2種類の外径と輻射率の異なる2形式のコーティングとを備えた5個の独立した冷却セクションを備えた本体を有する。
図5は、図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第3の実施の形態をより詳細に示すブロック図であり、この液冷差込み管は、異なる3種類の外径と輻射率の異なる2形式のコーティングとを備えた7個の独立した冷却セクションを備えた本体を有する。
図6は、図1および図2に示された本発明による例示的ガラス製造装置と液冷差込み管とを用いてガラスシートを製造するための好ましい方法の基本的なステップを示すフローチャートである。
本出願人は、フラットパネルディスプレーのような種々の装置に使用可能な高品質の薄いガラスシートを成形するフュージョン法(例えばダウンドロー法)として知られている方法を開発した。このフュージョン法は、他の方法によって製造されたガラスシートと比較した場合に、これらのガラスシートが極めて優れた平坦性および平滑性を備えた表面を有するが故に、フラットパネルディスプレーに使用されるガラスシートを製造するために今日利用されている好ましい技術である。本発明により構成された、フュージョン法を用いてガラスシート105を作成するガラス製造装置100を下記に簡単に説明するが、フュージョン法自体に関するより詳細な説明は米国特許第3,338,696号明細書および第3,682,609号明細書を引用する。これら二つの特許明細書の記載内容は、引例として本明細書に組み入れられる。
図1および2を参照すると、フュージョン法および本発明による液冷差込み管102を用いてガラスシート105を作成するガラス製造装置の実施の形態の概略図が示されている。図示のように、ガラス製造装置100は、溶融容器110、純化容器115、混合容器120(例えば攪拌室120)、供給容器125(例えばボウル125)、フュージョンドロー・マシン(FDM)140a、液冷差込み管102(1個のみが示されている)、および移動式裁断機(TAM)155を備えている。溶融容器110は、そこへガラスバッチ材料が矢印112に示されているように導入され、かつ溶融されて溶融ガラス126を形成する。純化容器115(例えば純化パイプ)は、溶融容器110から溶融ガラス126(この時点では図示されていない)を受け取り、この溶融ガラス126から気泡を除去する高温処理領域を備えている。純化容器115は、純化容器を攪拌室に連結するチューブ122によって混合容器120(例えば攪拌室120)に連結されている。そして、混合容器120は、攪拌室をボウルに連結するチューブ127によって供給容器125に連結されている。供給容器125は、降下管130を通じて溶融ガラス126を上記FDM140aに供給し、このFDM140aは、取入れ口132、成形装置135(例えばアイソパイプ135)および牽引ローラ・アセンブリ140を備えている。図示のように、溶融ガラス126は降下管130から取入れ口132に流入し、この取入れ口132から成形装置135(例えばアイソパイプ135)に案内される。成形装置135は、溶融ガラス126を受け入れる開口部136を備え、溶融ガラス126は桶137内に流入し、次いでオーバーフローして両側面138aおよび138bを流れ下り、谷底139として知られている部位で合体される。谷底139は両側面138aおよび138bが落ち合う地点であり、ここで、オーバーフローした溶融ガラス126の双方のガラスの壁が再会(例えば再融合)してガラスシート105を成形し、牽引ローラ・アセンブリ140によって下方へ牽引される。次に上記TAM155がこの牽引されているガラスシート105を個々のガラスシート105の片に裁断する。図2に示されているように、液冷差込み管102は成形装置135と牽引ローラ・アセンブリ140との間に配置され、ガラスシート105に近接するが接触しないように位置決めされる。液冷差込み管102は、図示の水平位置以外に、例えば垂直位置または対角線位置等の種々の位置のいずれかに配置可能であることは言うまでもない。液体が流通する液冷差込み管102は、ガラスシート105から放射される熱を吸収して、ガラスシート105内の温度勾配を軽減、したがって応力を低減する機能を有する。液冷差込み管102のいくつかの実施の形態を下記に図3〜図6を参照して詳細に説明する。
図3を参照すると、液冷差込み管の第1の実施の形態102aの構成を詳細に説明するブロック図が示されている。この液冷差込み管102aは、一定の外径d1と一定の輻射率を有するコーティング(ハッチング部分)とを備えた冷却セクション304を有する丸型の本体302を備えている。上記輻射コーティングは、ニッケル合金をベースとしたコーティングなどの種々のコーティングのうちのいずれかとすることができる。動作時には、所望の温度に冷却された液体306(例えば水306)を差込み管102aの本体302内に流し、ガラスシート105から放射される熱を本体302の表面に吸収させることによって、液体306がFDM104aおよび特にガラスシート105から熱を抽出する。本実施の形態においては、差込み管102aの一端から他端まで熱の抽出がほぼ一様である。
図4を参照すると、液冷差込み管の第2の実施の形態102bの構成を詳細に説明するブロック図が示されている。この液冷差込み管102bは、5個の独立した冷却セクション404a,404b,404c,404dおよび404eを備えた丸型の本体402を有し、各冷却セクションは、2種類の外径d1およびd2のうちの一つと、輻射率の異なる2形式のコーティング(ハッチング部分およびハッチングのない部分)とを備えることができる。本実施の形態においては、本体402が、ガラスシート105に沿った所定の部位における差別的冷却を可能にするように構成されている。ガラスシート105の差別的冷却は、冷却セクション404a,404b,404c,404dおよび404eの表面に輻射率の異なるコーティングを施すことによって、あるいは冷却セクション404a,404b,404c,404dおよび404eの外径d1またはd2を変えることによって、あるいは両者の組合せによって達成される。動作時には、差込み管102bが所望の温度に冷却された液体406(例えば水406)を本体402内に流し、ガラスシート105から放射される熱を本体402の表面が差別的に吸収し得ることによって、液体406が、FDM104aおよび特にガラスシート105に沿った或る領域から他の領域よりも多量に熱を取り去る。この差別的冷却は、ガラスシート105上の高い応力の領域に合わせて応力レベルの低減を図ることができる。例えば、液冷差込み管102bにおいては、冷却セクション404bおよび404dがガラスシート105における低応力領域の隣に配置されるであろう。そして、冷却セクション404a,404cおよび404eはガラスシート105における高応力領域の隣に配置されるであろう。
差別的な液冷差込み管102bを設計するためには、このガラス製造装置100内で作成されるガラスシート105における水平応力分布を特定する測定装置(不図示)を用いることが必要である。水平応力分布は、このガラス製造装置100上で順次作成されるガラスシート105のすべてに関して類似している筈である。この水平応力分布は、次に差込み管102bの設計に用いられる。例えば、ガラスシート105における高引っ張り応力の領域は、ガラスシート105における応力レベルを低減するのに差込み管102bによるより少ない熱の抽出を必要とする。これとは反対に、ガラスシート105における高圧縮応力の領域は、ガラスシート105における応力レベルを低減するのに差込み管102bによる余分の冷却能力を必要とする。差別的な液冷差込み管102bにおいては、より少ない冷却は、本体402の一部における外径の縮小(熱伝達領域の縮小)によって、あるいは本体402の一部における表面輻射コーティングの低減(表面によって吸収される放射熱の低減)によって、あるいは外径の縮小と表面輻射コーティングの低減との組合せによって達成される。そして、より多くの冷却は、本体402の一部における外径の増大(熱伝達領域の増大)によって、あるいは本体402の一部における表面輻射コーティングの増加(表面によって吸収される放射熱の増加)によって、あるいは外径の増大と表面輻射コーティングの増加との組合せによって達成される。
差別的な液冷差込み管102bを作成するために、異なる外径d1,d2を有するチューブが冷却セクション404a,404b,404c,404dおよび404eとして一体に溶接されて、所望の断面積および輻射率の異なるコーティングがその表面に加えられ、所望の放射熱伝達制御が得られる。実際に、もし必要であれば、高冷却セクション404b,404dおよび低冷却セクション404a,404c,404eのサイズ、外径および輻射率は、全体の熱抽出量が一様な冷却用差込み管102a(図3参照)全体の熱抽出量に一致するように調節可能である。この液冷差込み管102bまたは他の液冷差込み管102を用いる効果は、熱を吸収することによってガラスシート105内の応力を低減し、同時に、ガラスシート105における他の種々の品質特性の変化を最小化することである。これらの種々の品質特性は、例えば、(1)FDM104a内部での熱間時、およびTAM155によって裁断された後の冷間時におけるガラスシート105の平面偏差および平滑性、(2) ガラスシート105の幅、(3) ガラスシート105の平均厚さ等である。
図5を参照すると、液冷差込み管の第3の実施の形態102cの構成を詳細に説明するブロック図が示されている。この液冷差込み管102cは、7個の独立した冷却セクション504a,504b,‥‥504gを備えた丸型の本体502を有し、各冷却セクションは、3種類の外径d1,d2およびd3のうちの一つと、輻射率の異なる2形式のコーティング(ハッチング部分およびハッチングのない部分)とを備えることができる。この液冷差込み管102cは、上述の差込み管102aおよび102bと同様に動作するが、所望の温度に冷却された液体506(例えば水506)が本体502の内部を流れて、本体502の表面がガラスシート105から放射される熱を差別的に吸収するのを可能にすることによって、FDM104aから、特にガラスシート105に沿った或る領域から他の領域よりも多く熱を除去する。本図を加入した目的は、ガラスシート105に沿った規定された部位における選択的な冷却を可能にするために、液冷差込み管102が多くの異なる態様で形成かつ構成されることが可能であることを示すことにある。したがって、液体で差別的に冷却された差込み管102が、種々の外径を有する冷却セクションおよび異なる表面輻射率を有するコーティングが施された如何なる数の冷却セクションをも備えることができることは言うまでもない。
図6を参照すると、本発明のガラス製造装置100および液冷差込み管102を用いてガラスシート105を製造するための好ましい方法600の基本的ステップを説明するフローチャートである。最初のステップ602および604においては、溶融容器110、純化容器115、混合容器120、供給容器125および成形装置135が用いられて、バッチ材料を溶融し、かつこの溶融されたバッチ材料を処理してガラスシート105を成形する(図1参照)。ステップ606においては、成形されたガラスシート105が成形装置135の下方にあるときに、液冷差込み管102を用いてこの成形されたガラスシート105から熱を吸収して、ガラスシート105内に形成された応力を低減する(図2〜図5参照)。次のステップ608においては、成形されたガラスシート105を牽引ローラ・アセンブリ140内の2個のローラ間で牽引する(図2参照)。次にステップ610において、牽引されたガラスシート105をTAM155によって個々のガラスシート片105に裁断する(図1参照)。ここに記載されたガラス製造装置100および液冷差込み管102a,102bおよび102cの構成は例示的なものであって、別のガラス製造装置および異なる構成の液冷差込み管102も、本発明によるガラスシート105の作成に使用可能なことは言うまでもない。
本発明が、ガラス製造装置内におけるガラスシート105の製造時に、ガラスシート105から熱を抽出して温度勾配を低減する、すなわちガラスシート105内の応力を低減する液冷差込み管102を含むことは、上述の記載から当業者には容易に理解されるであろう。低温の表面を用いて温度勾配を低減し、したがってガラスシート105内の応力を低減する液冷差込み管102は、ガラスシート105における種々の品質特性に対し負の影響は殆ど与えることなしに応力の低減を可能にする。これらの種々の品質特性は、例えば、(1)FDM104a内部での熱間時、およびTAM155によって裁断された後の冷間時におけるガラスシート105の平面偏差および平滑性、(2) ガラスシート105の幅、(3) ガラスシート105の平均厚さ等である。
本発明に付随するさらなる特徴および利点は下記の通りである。
・上述では差込み管102が、フュージョン法を利用してガラスシート105を作成するガラス製造装置100に用いられるものとして説明されているが、この差込み管102は、溶融ガラスを牽引してガラスシートを作成するいかなる形式のガラス製造装置にも使用可能なことを理解すべきである。
・上述では1本のみの丸型差込み管102が、ガラス製造装置100内で用いられるものとして説明されているが、1本以上の差込み管102がガラス製造装置100内で用いられ得ることを理解すべきである。また、差込み管102は、如何なる形状のものであってもよく、かつ例えば金属を含む如何なる異なる形式の材料から作成されたものでもよいことを理解すべきである。
・ガラス製造装置100を用いて作成される好ましいガラスシート105は、アルミノ珪酸塩ガラスシート、または硼珪酸塩ガラスシート、または硼・アルミノ珪酸塩ガラスシートである。
・本発明は、フラットパネルディスプレーに使用されるような高歪み点ガラスシート105を成形するために特に有用である。さらに本発明は、他の形式のガラスシート105の製造にも役立ち得るものである。
・差込み管102は、必要に応じて、液体の代わりに空気またはガスによって冷却されることもできることは言うまでもない。
添付図面には、本発明のいくつかの実施の形態が描かれ、かつ詳細な説明がなされているが、本発明は開示された実施の形態に限定されるものではなく、請求項によって示されかつ規定された本発明の精神から離れることなしに、多数の模様替え、変形および置換が可能なことを理解すべきである。
発明によるガラス製造装置の例示的ブロック図 図1に示された例示的ガラス製造装置の成形装置と牽引ローラ・アセン ブリとの間に液冷差込み管が如何様に配置されているかを示す斜視図 図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第1の実施の形態を をより詳細に示すブロック図 図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第2の実施の形態を をより詳細に示すブロック図 図1および図2に示された本発明による液冷差込み管の第3の実施の形態を をより詳細に示すブロック図 本発明によるガラスシート製造方法の基本的なステップを示すフローチャー ト
符号の説明
100 ガラス製造装置
102,102a〜102c 液冷差込み管
105 ガラスシート
140a フュージョンドロー・マシン(FDM)
304,404a‥‥404e,504a‥‥504g 冷却セクション

Claims (10)

  1. 本体を有する差込み管であって、前記本体は、ガラス製造装置内でガラスシートが作成されている間に該ガラスシートから放射される熱を前記本体が吸収し得るように冷却されていることを特徴とする差込み管。
  2. 前記本体が液体で冷却されていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  3. 前記本体は、該本体が、前記ガラスシートの異なる複数の領域を選択的に冷却して該複数の領域における応力を低減し得る態様に形成されかつ構成されていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  4. 前記本体は、該本体が、前記ガラスシートの異なる複数の領域を選択的に冷却して該複数の領域における応力を低減し得る輻射率の異なるコーティングが施された複数のセクションを備えていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  5. 前記本体は、該本体が、前記ガラスシートの異なる複数の領域を選択的に冷却して該複数の領域における応力を低減し得る外径の異なる複数のセクションを備えていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  6. 前記本体は、該本体が、前記ガラスシートの異なる複数の領域を選択的に冷却して該複数の領域における応力を低減し得る外径の異なるおよび/または輻射率の異なるコーティングを有する複数のセクションを備えていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  7. 前記本体は、該本体が、前記ガラスシートの異なる複数の領域を選択的に冷却して該複数の領域における応力を低減し得る、少なくとも一つの高冷却セクションと少なくとも一つの低冷却セクションとを備えていることを特徴とする請求項1記載の差込み管。
  8. 各低冷却セクションは、縮小された外径を有し、または輻射率の低いコーティングが施され、または縮小された外径と輻射率の低いコーティングとの組合せを有し、
    各高冷却セクションは、増大された外径を有し、または輻射率の高いコーティングが施され、または増大された外径と輻射率の高いコーティングとの組合せを有することを特徴とする請求項7記載の差込み管。
  9. バッチ材料を溶融しかつ溶融ガラスを形成するための少なくとも1個の容器と、
    前記溶融ガラスを受け取りかつガラスシートを成形するための成形装置と、
    前記成形されたガラスシートから放射される熱を吸収するための冷却された差込み管と、
    前記成形されたガラスシートを牽引するための牽引機と、
    該牽引されたガラスシートを個々のガラスシートに裁断するための裁断機と、
    を備えていることを特徴とするガラス製造装置。
  10. バッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成し、
    該溶融ガラスを処理してガラスシートを成形し、
    該ガラスシートから放射される熱を吸収し得るように冷却された差込み管を用い、
    前記成形されたガラスシートを牽引し、
    該牽引されたガラスシートを個々のガラスシートに裁断する、
    諸ステップを含むことを特徴とするガラスシートの製造方法。
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