JP2008516644A - コンパクトな誘導要素を持つ磁気共鳴受信コイル - Google Patents
コンパクトな誘導要素を持つ磁気共鳴受信コイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008516644A JP2008516644A JP2007531882A JP2007531882A JP2008516644A JP 2008516644 A JP2008516644 A JP 2008516644A JP 2007531882 A JP2007531882 A JP 2007531882A JP 2007531882 A JP2007531882 A JP 2007531882A JP 2008516644 A JP2008516644 A JP 2008516644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio frequency
- coil
- magnetic resonance
- frequency coil
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/36—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
- G01R33/3642—Mutual coupling or decoupling of multiple coils, e.g. decoupling of a receive coil from a transmission coil, or intentional coupling of RF coils, e.g. for RF magnetic field amplification
- G01R33/3657—Decoupling of multiple RF coils wherein the multiple RF coils do not have the same function in MR, e.g. decoupling of a transmission coil from a receive coil
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/34—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
- G01R33/34007—Manufacture of RF coils, e.g. using printed circuit board technology; additional hardware for providing mechanical support to the RF coil assembly or to part thereof, e.g. a support for moving the coil assembly relative to the remainder of the MR system
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/36—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
- G01R33/3628—Tuning/matching of the transmit/receive coil
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
磁気共鳴撮像システムに使用する薄型の無線周波数コイル32、44、441、442、443は、この磁気共鳴撮像システムの磁気共鳴周波数辺りで共鳴するように構成される薄型アンテナ34、102、202、302を含んでいる。一般的に平坦なインダクタ110、112、210、240、310は、薄型アンテナに電気接続又は結合されている。この一般的に平坦なインダクタは、薄型アンテナにより受信又は送信される無線周波数信号の選択した周波数を供給する。
Description
以下のことは、磁気共鳴撮像(MRI)用の無線周波数(RF)コイルにおける特定の応用であることが分かる。しかしながら、一般的に無線周波数コイルにおける応用であることも分かる。
無線周波数コイルは、磁気共鳴撮像システムに使用され、磁気共鳴を励起及び受信する。この無線周波数コイルは、磁気共鳴周波数辺りで共鳴するように構成されるアンテナと、例えば同調させる、送信段階中前記受信アンテナを切り離す、受信した磁気共鳴信号の前置増幅を供給する、アンテナとコイルケーブルとの間における無線周波数信号の整合を供給する、共通モード信号をトラップアウト(trap out)する、又は他の選択した周波数フィルタリングを供給する等のような様々な機能を行うコイル電子機器とを含んでいる。
無線周波数コイルと人間の患者又は他の撮像被写体との密接な結合を提供するために、表面コイルは時々、撮像被写体に非常に近く又は実際に物理的に接して配される。あるパラレルイメージングモードに対し、多数のコイルが送信及び/又は受信に使用される。医療用の磁気共鳴撮像において、患者が着ることができる、例えばベスト又は他の衣料製品のような着用可能な様式に表面コイルの配列を組み込ませることに関心がある。
着用可能なコイルの衣服及び他の応用に対し、薄い又は薄型の(low profile)無線周波数コイルを持つことが有利である。磁気共鳴撮像に使用される現在の無線周波数において、コイルの外形は、大きな誘導部品、例えばトラップ又はバラン(balun)、離調デカップラ(detuning decoupler)、整合回路等により一般的に制限される。このような大きな誘導部品はコイルの重量にも寄与し、これは着用可能なコイルには不利に影響する。
以下のことは、上述した制限及びその他を克服する改良された装置及び方法を検討している。
ある態様によれば、磁気共鳴撮像システムにおいて使用するための薄型の無線周波数コイルが開示されている。薄型アンテナは、この磁気共鳴撮像システムの磁気共鳴周波数辺りで共鳴するように構成される。一般的に平坦なインダクタは、前記薄型アンテナに電気接続又は結合されている。この一般的に平坦なインダクタは、前記薄型アンテナにより受信又は送信される無線周波数信号の選択した周波数フィルタリングを供給する。
他の態様によれば、磁気共鳴撮像システムが開示されている。主磁石は撮像領域に主磁場を発生させる。勾配磁場コイルは選択する磁場勾配を前記撮像領域にある主磁場に重畳する。薄型の無線周波数コイルは、前記撮像領域内に置かれる撮像被写体に磁気共鳴を励起させるステップ(i)及び前記撮像領域内に置かれる撮像被写体に励起した磁気共鳴を受信するステップ(ii)の少なくとも一方を行う。この薄型の無線周波数コイルは、磁気共鳴撮像システムの磁気共鳴周波数辺りで共鳴するように構成される薄型アンテナ、及びこの薄型アンテナと電気接続又は結合される一般的に平坦なインダクタを含んでいる。この一般的に平坦なインダクタは、前記薄型アンテナにより受信又は送信される無線周波数信号の選択した周波数フィルタリングを供給する。
ある利点は、磁気共鳴撮像に使用するための薄い又は薄型の無線周波数コイルを供給することにある。
他の利点は、磁気共鳴撮像に用いられる無線周波数コイルの誘導部品により作られる浮遊磁場を減少させることにある。
さらに他の利点は、磁気共鳴撮像に使用するための無線周波数コイルの簡単な製造にある。
さらに他の利点は、磁気共鳴撮像に用いられる無線周波数コイルのインダクタに対するより厳格な製造公差にある。
以下の詳細な実施例の説明を読むことで、多数の追加の利点及び利益が当業者に明らかとなるであろう。
本発明は、様々な部品及び部品の配置であると共に、様々な処理操作及びこれら処理操作の配置において具体化される。図面は、好ましい実施例を説明することだけが目的であり、本発明を制限するとは考えない。
図1を参照すると、磁気共鳴撮像スキャナ10は、その内部に関連する撮像被写体16が置かれた一般的に円柱形スキャナの内径14を規定するハウジング12を含んでいる。主磁場コイル20は前記ハウジング12の内部に置かれ、スキャナの内径14の中心軸に一般的に平行に配向される主磁場B0を生成する。常伝導主磁石が使用されることができても、主磁場コイル20は通例、冷凍幕(cryoshrouding)24の内部に置かれる超伝導コイルである。ハウジング12は、前記内径14内に勾配磁場を選択的に生成するための勾配磁場コイル30も収容又は支持している。ハウジング12はさらに、磁気共鳴を選択的に励起させるための薄型の全身無線周波数ボディコイル32も収容又は支持する。説明される実施例において、コイル32は円柱形基板36上に置かれる導電線34からなる薄型コイルである。このコイルの薄さは、コイル32により占められるハウジング12内の空間量を制限する。このハウジング12は通例、前記スキャナの開口14を規定する表面上のインナーライナ(inner liner)38を含んでいる。
1つ以上の無線周波数表面コイルは、前記撮像被写体16に近い又は接している内径14の内部に置かれる。幾つかの実施例において、複数の無線周波数表面コイルは、衣類の製品に取り付け又は組み込まれる。例えば図1において、伸縮可能な無線周波数コイルの衣服40は、シャツ、ベルト又はひざ掛け(wrap)に組み込まれるコイル44を持つ。これら複数の表面コイル44は、パラレルイメージング用の受信器の位相配列として、SENSE(sensitivity encoding)撮像データを取得するためのSENSEコイル配列として等に使用されることができる。他の方法では、前記コイルは、撮像被写体16の別のエリアから画像データを取得するために用いられる。幾つかの実施例において、前記表面コイルは送信コイル又は送信/受信コイルとすることも可能である。送信コイル、受信コイル及び/又は送信/受信コイルの様々な実施例は、前記コイルの衣服に組み込まれる。コイル44を衣料40の製品上又は製品内に設置する代わりに、1つ以上の別個の表面コイルユニット46としてコイル44が置かれることが可能である。その上、幾つかの実施例及び幾つかの撮像手順において、磁気共鳴信号を受信するための全身コイル32が使用される。
特定のコイル又は用いられるコイルの配列にかかわらず、主磁場コイル20は、主磁場B0を生成する。磁気共鳴撮像制御器50は、勾配磁場制御器52を操作して、勾配磁場コイル30を選択的に励磁させ、示されるように無線周波数コイル32に結合又はコイル44に結合される無線周波数送信器54を操作して、無線周波数励起パルスを被写体16に選択的に射出する。勾配磁場コイル30及び無線周波数コイル32を選択的に操作することにより、撮像被写体16の関心領域の少なくとも一部に磁気共鳴が発生し、空間的に符合化される。
撮像データの取得中に、磁気共鳴撮像制御器50は、1つ以上のコイル44に結合される無線周波数受信器56を操作して、磁気共鳴データメモリ60に記憶される磁気共鳴サンプルを取得する。これら撮像データは、再構成プロセッサ62により再構成され、画像表示となる。フーリエ変換に基づく再構成アルゴリズム、フィルタ逆投影に基づく再構成等は、取得した磁気共鳴撮像データのフォーマットに依存する再構成プロセッサ62により用いられる。SENSE撮像データに対し、再構成プロセッサ62は、無線周波数コイルの各々により取得される撮像データから折り畳み(folded)画像を再構成し、次いでコイル感度パラメタと一緒に前記折り畳み画像を結合して、折り畳まれていない再構成画像を製造する。
再構成プロセッサ62により生成される再構成画像は、画像メモリ64に記憶、ユーザインタフェース66に表示、不揮発性メモリに記憶、ローカルイントラネット又はインターネットを介して送信、閲覧、記憶、操作等ができる。ユーザインタフェース66は、例えばキーボード68、スキャナ制御パネル等のような1つ以上のオペレータ制御も含み、これにより、放射線技師、技術者又は磁気共鳴撮像スキャナ10の他のオペレータは、磁気共鳴撮像制御器50と通信して、磁気共鳴撮像シーケンスを選択、修正及び励起させる。
記載した磁気共鳴撮像システムは単なる例である。ここに説明される薄型の無線周波数コイルは、水平内径型スキャナ、垂直内径型スキャナ、オープンスキャナ等を含むが、これらに制限されない略如何なる形式の磁気共鳴撮像スキャナと共に使用することができる。
コイルの衣服40に配される、又は別個の表面コイルユニット46として配されるコイル44は、有利なことに殆ど平坦な薄型コイルである。同じく、全身コイル32は好ましくは小さな環状の厚さの薄型コイルである。これら薄型の無線周波数コイルの例示的な実施例の幾つかが次に説明される。
図2を参照すると、表面コイル44の1つとして適切に使用される一般的に平坦な無線周波数アンテナ441は、一般的に平坦な無線周波数アンテナ102を含み、これは図2の実施例において、平坦な導体ループである。一般的に平坦である一方、アンテナ102は選択した身体部分に対応するように弧状に又は輪郭に沿ってもよい。アンテナ102は、このアンテナ102から磁気共鳴信号を受信する受信電子機器を含むコイル電子機器106を支持する一般的に平坦な電子機器基板104と接続される。送信コイル又は送信/受信コイルに対し、このコイル電子機器はアンテナを介して無線周波数励起信号を送信する送信電子機器を含む。
コイル駆動電子機器はさらに、1つ以上の一般的に平坦なインダクタを含み、図2に説明される実施例では特に2つの一般的に平坦なプリント回路インダクタ110、112を含む。前記インダクタ110は、らせん状に配され、例えばプリント回路基板のようなインダクタ基板122上に置かれるプリント回路120により規定される。インダクタ112も同様に、らせん状に配され、例えばプリント回路基板のような第2のインダクタ基板126上に置かれるプリント回路124により規定される。一般的に平坦なインダクタ110、112は、電子機器106に組み込まれ、任意にはコンデンサのような他の回路部品と一緒にインダクタンスを組み込む如何なる回路機能を実質的に実施するために使用される。例えば、インダクタ110、112の一方又は両方は、一般的に平坦なアンテナにより受信又は送信される無線周波数信号の共通モードを拒否するための無線周波数トラッピング、無線周波数送信段階中、一般的に平坦なアンテナの選択的な切り離し、又は検出した磁気共鳴信号を受信器56と通信させる無線周波数ケーブル128と電子機器106とのインピーダンス整合のような機能を提供する。
分離した基板104、122、126上に置かれる誘導性導電回路120、124及びコイル電子機器106では、これら基板104、122、126の間にヒンジが取り付けられる、また他のやり方では柔軟な接合を可能にするオプションがある。例えば、誘導性導電回路120、124とコイル電子機器106との接続は、柔軟な導線を介して可能であり、この場合、分離した基板104、122、126は、傾けられたり、そうでなければ互いに動いたりすることが可能である。このような柔軟性は、例えば一般的に平坦なコイル441が柔軟な着用可能なコイル衣服40のコイルの1つとして使用される場合に有利である。他の実施例の幾つかにおいて、誘導性導電回路120、124及びコイル電子機器106は、共通の基板(図2に破線で示される)130上に置かれる。この共通の基板130は任意には柔軟な基板であり、これは、共通の基板130を含むコイル441が、柔軟な着用可能なコイル衣服40に組み込まれる場合に有利である。
誘導性導電回路120、124は、幾つかの浮遊磁場を生成する。しかしながら、これら浮遊磁場の測定値は、通例は小さく、多くの磁気共鳴撮像応用に対し無視できることを示す。
図3A及び3Bを参照すると、コイル44の1つとして使用するのに適している一般的に平坦な無線周波数コイル442は、一般的に平坦な無線周波数アンテナ202を含み、これは図3A及び3Bの実施例では平坦な導電ループである。アンテナ202は、このアンテナ202から磁気共鳴信号を受信する受信電子機器を含むコイル電子機器206を支持する一般的な平坦な電子機器基板204と接続している。送信コイル又は送信/受信コイルに対し、前記コイル電子機器は、アンテナを介して無線周波数励起信号を送信する送信電子機器を含む。
図3A及び3Bを引き続き参照すると共に、図4、4A及び4Bをさらに参照すると、無線周波数コイル442はさらに、例えば磁気共鳴撮像シーケンスの送信段階中、受信コイルを離調するような、離調デカップラとして使用されるインダクタ210を含む。インダクタ210は、デカップラ基板214の第1の主要面に置かれる第1のらせん状のプリント回路212、及びこの第1の主要面の反対側にあるデカップラ基板214の第2の主要面に置かれる第2のらせん状のプリント回路212により形成される。この第2のプリント回路216は、第1のプリント回路212に対応し、送信線のらせんの中心の端部にあるスルービア(through via)220により供給される短絡終端を持つらせん状の無線周波数送信線を規定する。デカップラ基板214は誘電材料から作られるべきであり、その中を送信線の電磁場が伝播することができる。短絡終端220において、第1及び第2のらせん状のプリント回路が導電接続される。らせん状の送信線の反対側の端部では、第1のプリント回路212は、スイッチングダイオード224を介して端子222において終端し、第2のプリント回路216は、端子226において終端している。
前記デカップラは、前記端子222、226を介してアンテナ202のループ内に挿入される。端末222、226にまたがって置かれる同調コンデンサ230が選択され、スイッチングダイオード224が開いている又は不導状態である場合、前記デカップラを磁気共鳴周波数辺りに同調させる。この離調モードにおいて、デカップラは、磁気共鳴撮像シーケンスの無線周波数励起段階中、アンテナ202を離調させる高インピーダンスを表す。受信段階中、前記スイッチングダイオード224は、開いている又は不導状態であり、磁気共鳴信号の受信を可能にする。任意には、同調バイアス232は送信線に沿った選択したポイントに設けられる。1つ以上の選択した同調バイアス232において、前記第1及び第2のらせん状のプリント回路212、216を接続することにより、前記デカップラの同調が達成される。これにより、デカップラは、同調コンデンサ230の静電容量を選択、同調バイアス232を選択的に結合又はこれら方法の組み合わせにより同調されることができる。通例、送信線は、高いインピーダンスを提供するために、磁気共鳴周波数に対し夫々1/4波長の送信線となるように同調される。スイッチングダイオード224は、例えばトランジスタ又は任意に切り替わるフォトダイオードのような他の切り替え可能な結合要素に置き換えられることができる。
(スイッチングダイオード224が開いた状態で)第1の端末222から第2の端末226へ送られる電流は、(すなわち図4及び4Aに見られるような)第1の主要面から見て第1のプリント回路212を通り反時計回りのらせん状に流れ、次いで短絡終端220を介し第2のプリント回路216へ渡り、次いで再び第1の主要面から見て、第2のプリント回路216を通り一致する時計回りのらせん状に流れる。第1のらせん状のプリント回路212を流れる電流が第1の磁場を生成する一方、第2のらせん状のプリント回路216を流れる電流が第2の磁場を生成する。これら第1及び第2のらせん状のプリント回路212、216は、一般的に平坦なインダクタ210を基板214の外側にある第1及び第2の磁場が実質的に打ち消される磁場打ち消しインダクタンスと規定するように接続される。
幾つかの考察される実施例において、第1及び第2のらせん状のプリント回路は、送信線を規定するために位置合わせされない。このような実施例において、インダクタンスは、主にこのプリント回路のらせん状配列によるものである。他の考察される実施例において、2つの対向する側にあるプリント回路は、送信線を製造するために位置合わせされるが、このプリント回路の配列は、らせん以外の蛇行する経路、例えば前後に蛇行した経路を辿る。これら実施例において、インダクタンスは平行な送信線の様相によるものである。一般的に、らせん状ではない配列は、らせん状の配列と比較すると、多くの基板のスペース(real estate)をとる。図4、4A及び4Bに説明される実施例において、第1及び第2のプリント回路212、216は共にらせん状であり、互いに位置合わせされている。故に、インダクタ210は有利なことに、並行な送信線の様相及びらせん状の配列の様相の両方から誘導的な寄与がある。
図3A及び3Bを引き続き参照すると共に、図5A及び5Bをさらに参照すると、無線周波数コイル442は、共通モード拒否トラップ又はバランとして使用されるインダクタ240を含んでいる。このインダクタンス240は、第1及び第2の一般的に平坦な二層のプリント回路基板242、244により形成される。この二層のプリント回路基板242は、絶縁層254により分離される平行な一般的に平坦な導体を規定する第1及び第2の導電層250、252を含む。これら導電層250、252及び絶縁層256は、短絡バイアス256により一方の端部において短絡され、静電容量258により第1の端部とは一般的に反対側にある第2の端部において容量結合される平坦な送信線を規定する。二層のプリント回路基板244は同様に、絶縁層264により分離される平行な一般的に平坦な導体を規定する第1及び第2の導電層260、262を含んでいる。これら導電層260、262及び絶縁層264は、短絡バイアス266により一方の端部において短絡され、静電容量268により第1の端部とは一般的に反対側にある第2の端部において容量結合される平坦な送信線を規定する。
前記第1の端部と前記第2の端部と間の導電層250、252、260、262の長さは、静電容量258、268のキャパシタンス値と一緒に、磁気共鳴周波数に対し夫々、高いインピーダンスを持つ共鳴送信線を製造する、又は他の選択した無線周波数トラップ特性を生成するように選択される。これら第1及び第2の一般的に平坦な二層のプリンタ回路基板242、244は、コイル電子機器206を支持する一般的に平坦な電子機器基板204を挟み、これらコイル電子機器206に接続する無線周波数ケーブル280への又はそこからの結合から、磁気共鳴周波数の共通モード信号を拒否するバズーカ(bazooka)トラップ又はバランを規定する。電子機器106は、制御線282(図3A参照)を介して離調デカップラ210のスイッチングモード244とも通信し、撮像シーケンスの送信段階中、アンテナ202を選択的に離調させる。
導電層250、252、260、262が静電容量258、268により容量終端される一方、他の幾つかの実施例において、前記第2の端部は開回路であり、バランの共鳴周波数は、導電層250、252、260、262の長さを用いて磁気共鳴周波数辺りに同調される。二層のプリント回路基板を使用するよりも、空隙またそうでなければ絶縁される平行な一般的に平坦な導体が用いられる。幾つかの考察される実施例において、2つの二層のプリント回路基板242、244の一方が省略される。図5A及び5Bに説明されるようなプリント回路基板242、244の両方が含まれる場合、共通モードの拒否を供給するのに加え、導電層250、252、260、262の幅が電子機器206をまたぐのに十分である場合、これら導電層250、252、260、262は、電子機器206に対する電磁遮蔽も適切に供給する。さらに、連続する無地の導電層250、252、260、262が説明される一方、幾つかの考察される実施例において、導電層により磁場の勾配場の歪みを減少させるために、導電層がパターニング(patterning)される。
無線周波数コイル442がコイル衣服40のコイル44の1つとして用いられる場合、インダクタンス210、240は任意に柔軟性がある。例えば、一般的に平坦なデカップラ基板214が柔軟な基板にすることができ、一般的に平坦な二層プリント回路基板242、244が柔軟にすることができる。
図6A及び6Bを参照すると、コイル44の1つとして使用するのに適している一般的に平坦な無線周波数コイル443は、一般的に平坦な無線周波数アンテナ302を含み、このアンテナは、図3A及び3Bの実施例において電気絶縁している一般的に平坦なコイル基板304上に置かれる銅線のループであり、この基板はさらにアンテナ302から磁気共鳴信号を受信する受信電子機器を含むコイル電子機器306を支持する。送信コイル又は送信/受信コイルにとって、コイル電子機器は、アンテナを介して無線周波数励起信号を送信する送信電子機器も含んでいる。無線周波数コイル443はさらに、離調デカップラとして使用されるインダクタ310も含んでいる。インダクタンス310は、(別個のデカップラ基板上ではなく)共通の基板304上に置かれると共に、端子222、226にまたがって置かれる同調コンデンサ230及びスイッチングダイオード224と接続される(第1のプリント回路212だけが図6Aに見ることができる)図4、4A及び4Bの第1及び第2のらせん状のプリント回路212、216により形成される。無線周波数コイル443はさらに、電子機器306に接続される無線周波数ケーブル380への又はそこからの結合から、磁気共鳴周波数辺りの共通モードの信号をブロックする共通モード拒否トラップ又はバランとしてこの電子機器306を挟んでいる一般的に平坦な二層のプリント回路基板242、244を含むインダクタ240も含んでいる。制御線382は、デカップラのスイッチングダイオード224と電子機器306とを接続する。
図3A及び図6Aに最もよく見られるように、開示される一般的に平坦な無線周波数コイルは薄い又は薄型である。実際に、前記コイル442、443は、一般的に平坦な二層のプリント回路基板242、244の厚さ及び隔たり、並びにコンデンサ230の高さにより制限される厚さを持つ。コイル電子機器106、206、306は好ましくは薄型の表面搭載型の部品である。このような構成において、実質的に平坦なコイルの厚さは5ミリメートルよりも小さくすることができる。
図1に戻り参照すると共に、図7A、7B及び7Cをさらに参照すると、開示される一般的に平坦なインダクタは、実質的に平坦なコイルアンテナと共に使用するのに制限されるのではなく、他の薄型アンテナにおいて有利な使用であることが分かる。図7A、7B及び7Cは、例えば円柱形状に丸められた一般的に平坦なプリント回路基板のような基板36上に置かれる導電線34から形成される薄型のバードケージコイルであるコイル32を説明している。図7Aの切断図に最もよく見られるように、プリント導電線34は、前記円柱基板36の内部表面上に置かれ、バードケージコイルの環(ring)又は輻(rung)を規定する。さらに、このプリント回路は、離調デカップラとして使用されるインダクタ410を規定する。このインダクタ410は、(別個のデカップラ基板ではなく)円柱基板36上に置かれ、導電線34により規定されるバードケージコイルと接続し、このバードケージコイルを選択的に離調させる図4、4A及び4Bにおける第1及び第2のらせん状のプリント回路212、216により形成される。特に、プリント回路212が円柱基板36の内部表面上に置かれるのに対し、プリント回路216は円柱基板36の外部表面上に置かれる(注:図7Cの透視図の視点は、図7A及び7Bの透視図の視点から180°回転され、これにより円柱基板36の外側にプリント基板216を見ている)。
インダクタンス410を含むこのコイル32がプリント回路を用いているので、バードケージコイル32は、スキャナハウジング12内の限られた空間を占める薄型である。代わりに、この薄型のバードケージコイル32が送信/受信コイルとしても役立つ内径ライナーとして、前記内径14の内側に置かれることも可能である。説明されていなくても、バランインダクタ240は、コイル電子機器に共通モードの拒否を供給するように、任意に薄型のバードケージコイル32に容易に組み込まれることも明らかである。説明される薄型の全身用バードケージコイル32は一例であり、開示される一般的に平坦なインダクタも同様に他の薄型の非平坦なコイル、例えば薄型のヘッドコイルにも組み込まれることもできる。
本発明は好ましい実施例を参照して開示してある。明らかなように、上述した詳細な説明を読み、理解することで他の者に改良及び変更が思い浮かぶであろう。本発明は、添付する特許請求の範囲又はそれに同等な物にある限り、上記修正及び変更の全てを含んでいると解釈されることを意味している。
Claims (27)
- 磁気共鳴撮像システムに使用するための薄型の無線周波数コイルにおいて、
−前記磁気共鳴撮像システムの磁気共鳴周波数辺りで共鳴するように構成される薄型アンテナ、及び
−前記薄型アンテナにより受信又は送信される無線周波数信号の選択した周波数のフィルタリングを提供するために、前記薄型アンテナと電気接続又は結合される一般的に平坦なインダクタ
を有する無線周波数コイル。 - 前記一般的に平坦なインダクタは、基板の第1の主要面に置かれるプリント回路を含む請求項1に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタは、前記第1の主要面とは反対側にある前記基板の第2の主要面に置かれるプリント回路をさらに含み、前記第2の主要面上のプリント回路は、前記第1の主要面上のプリント回路と平行であり、無線周波数の送信線を規定する請求項2に記載の無線周波数コイル。
- 前記第1の主要面及び前記第2の主要面の各々に置かれる前記プリント回路は、一致する蛇行する配列である請求項3に記載の無線周波数コイル。
- 前記蛇行する配列は、らせん状の配列である請求項4に記載の無線周波数コイル。
- 前記コイルは磁気共鳴受信コイルであり、
−前記磁気共鳴周波数辺りに同調されるデカップラ共鳴回路を規定するために、前記プリント回路により規定される前記送信線と電気接続される静電容量、並びに
−磁気共鳴撮像の送信段階中、前記デカップラ共鳴回路と前記薄型アンテナとを選択的に結合し(i)、及び磁気共鳴撮像の受信段階中、前記デカップラ共鳴回路と前記薄型アンテナとを選択的に切り離す(ii)結合素子
をさらに含む請求項3に記載の無線周波数コイル。 - 前記第1の主要面上のプリント回路及び前記第2の主要面上のプリント回路は、前記無線周波数送信線の一方の端部において共に短絡し、前記送信線は前記共鳴周波数で共通モードをトラップするために電子機器と結合される請求項3に記載の無線周波数コイル。
- 前記プリント回路は、第1の磁場を用いて第1の誘導スパイラルを規定する一般的にらせん状の配列である請求項2に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタはさらに、前記第1の主要面とは反対側にある前記基板の第2の主要面に置かれるプリント回路をさらに含み、前記第2の主要面にあるプリント回路は、第2の磁場を用いて第2の誘導スパイラルを規定する一般的にらせん状の配列であり、前記第1及び第2の誘導スパイラルは、前記基板の外側にある前記第1及び第2の磁場が実質的に打ち消される磁場打ち消しインダクタンスとして、前記一般的に平坦なインダクタを規定するように接続されている、請求項8に記載の無線周波数コイル。
- 前記薄型コイルは、一般的に平坦であり、5ミリメートルよりも小さな厚さを持つ請求項2に記載の無線周波数コイル。
- 前記基板は、小さな環状の厚さの円柱基板であり、前記薄型アンテナは、前記円柱基板上に置かれる導電線を含む請求項2に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタは、前記薄型アンテナにより受信又は送信される前記無線周波数信号の共通モードを拒否(i)、前記薄型アンテナの選択的な切り離し(ii)、及び前記薄型アンテナにより受信又は送信される前記無線周波数信号の通信のためのインピーダンス整合(iii)のうち1つを供給するように、前記無線周波数コイルの電子機器に組み込まれる請求項2に記載の無線周波数コイル。
- 前記薄型アンテナ及び前記一般的に平坦なインダクタの少なくとも1つが柔軟な基板上に取り付けられている請求項1に記載の無線周波数コイル。
- 前記無線周波数コイルは、前記磁気共鳴撮像システムにより撮像される人間の撮像被写体により着用される衣料製品に組み込まれる請求項1に記載の無線周波数コイル。
- 前記薄型アンテナと結合されるコイル電子機器を含む一般的に平坦な電子機器基板をさらに含み、前記コイル電子機器は、前記アンテナを介して前記無線周波数信号を送信する送信電子機器(i)、及び前記アンテナから前記無線周波数信号を受信する受信電子機器(ii)の少なくとも1つを含む請求項1に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタは、前記一般的に平坦な電子機器基板と実質的に平行に配される第1及び第2の平行な一般的に平坦な導体を含み、前記第1及び第2の平行な一般的に平坦な導体は、前記磁気共鳴周波数辺りに同調され、前記コイル電子機器と結合される無線周波数トラップを規定するために一緒に電気接続される請求項15に記載の無線周波数コイル。
- 前記インダクタは、第1及び第2の導電層を持つ第1の二層のプリント回路基板を含んでいる請求項16に記載の無線周波数コイル。
- 前記インダクタはさらに、第1及び第2の導電層を持つ第2の二層のプリント回路基板を含み、前記一般的に平坦な電子機器基板は、前記第1及び第2の二層のプリント回路基板間に挟まれている請求項17に記載の無線周波数コイル。
- 前記インダクタは、基板上に置かれる共に、デカップラを規定するために前記薄型アンテナと切り替え可能に電気接続されるプリント回路をさらに含む請求項16に記載の無線周波数コイル。
- 前記第1及び第2の平行な一般的に平坦な導体は、第1の端部において導電接続され、前記無線周波数トラップを前記磁気共鳴周波数辺りに同調される送信線と規定するために、電気接続(i)及び容量接続(ii)の一方が行われる前記第1の端部とは一般的に反対側にある第2の端部を持つ請求項16に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタは、互いに平行に配される2つの一般的に平坦な導体により規定される送信線を含む請求項1に記載の無線周波数コイル。
- 前記一般的に平坦なインダクタの2つの前記一般的に平坦な導体は、プリント回路基板の両側に置かれる2つの実質的に同一である導電線を含む請求項21に記載の無線周波数コイル。
- 前記送信線は、前記磁気共鳴周波数に対し夫々1/4波長の送信線である請求項21に記載の無線周波数コイル。
- 前記送信線は、デカップラを規定するために前記薄型アンテナと切り替え可能に電気接続される請求項21に記載の無線周波数コイル。
- 前記薄型アンテナに接続されるコイル電子機器をさらに含み、前記送信線は、前記磁気共鳴周波数辺りに同調され、共通モードの拒否を供給するために前記コイル電子機器と結合している無線周波数トラップを規定する請求項21に記載の無線周波数コイル。
- 前記2つの一般的に平坦な導体は、前記送信線を前記一般的に平坦な電子機器基板と平行に配される一般的に平坦な送信線と規定する第1及び第2の平行な一般的に平坦な導体を含む請求項25に記載の無線周波数コイル。
- −撮像領域に主磁場を発生させる主磁石、
−前記撮像領域における主磁場に選択した勾配磁場を重畳する勾配磁場コイル、並びに
−前記撮像領域内に置かれる撮像被写体に磁気共鳴を励起させる(i)、及び前記撮像領域内に置かれる前記撮像被写体に励起した磁気共鳴を受信する(ii)の少なくとも一方を行う請求項1に記載の薄型の無線周波数コイル
を有する磁気共鳴撮像システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US61046704P | 2004-09-16 | 2004-09-16 | |
PCT/IB2005/052736 WO2006030332A2 (en) | 2004-09-16 | 2005-08-19 | Magnetic resonance receive coils with compact inductive components |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008516644A true JP2008516644A (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=35829178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007531882A Pending JP2008516644A (ja) | 2004-09-16 | 2005-08-19 | コンパクトな誘導要素を持つ磁気共鳴受信コイル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7443163B2 (ja) |
EP (1) | EP1929320A2 (ja) |
JP (1) | JP2008516644A (ja) |
CN (1) | CN101023369A (ja) |
WO (1) | WO2006030332A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165295A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | 国立大学法人大阪大学 | 共振回路 |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1690104A1 (en) * | 2003-11-25 | 2006-08-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic resonance coil element with embedded electronics module |
CN1969195A (zh) * | 2004-06-17 | 2007-05-23 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 磁共振成像用柔性的、可穿着的射频线圈外衣 |
EP2054733A1 (en) * | 2006-08-15 | 2009-05-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Tunable and/or detunable mr receive coil arrangements |
DE102006042346A1 (de) * | 2006-09-08 | 2008-03-20 | Dräger Medical AG & Co. KG | Medizinische Vorrichtung mit einer Radiofrequenzerfassungsvorrichtung |
US7619416B2 (en) * | 2008-04-17 | 2009-11-17 | Universität Zürich Prorektorat Forschung Eidgenössische Technische Hochschule | Coil assembly and multiple coil arrangement for magnetic resonance imaging |
US7936170B2 (en) * | 2008-08-08 | 2011-05-03 | General Electric Co. | RF coil and apparatus to reduce acoustic noise in an MRI system |
EP2175289A1 (en) * | 2008-10-07 | 2010-04-14 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Nuclear magnetic resonance component comprising an electromagnetic shielding |
US20100141260A1 (en) * | 2008-12-05 | 2010-06-10 | Schleifring Und Apparatebau Gmbh | RF Coils for Magnetic Resonance Tomography |
US8143893B2 (en) * | 2009-03-31 | 2012-03-27 | General Electric Company | Thin extended-cavity RF coil for MRI |
GB0905769D0 (en) * | 2009-04-03 | 2009-05-20 | Siemens Ag | Microwave connection |
US7915992B2 (en) * | 2009-06-25 | 2011-03-29 | General Electric Company | Planar, high voltage embedded transformer for analog and digital data transmission |
JP2011239302A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Fujitsu Ltd | アンテナ装置 |
CN101947129B (zh) * | 2010-10-12 | 2012-03-21 | 上海交通大学 | 相控高强度聚焦超声换能器和磁共振乳腺线圈融合的装置 |
CN104067444B (zh) * | 2011-04-13 | 2016-04-27 | 泰科消防及安全有限公司 | 用于近场应用的小型宽带环形天线 |
US11039787B2 (en) | 2011-11-23 | 2021-06-22 | Scanmed, Llc | Garment MRI antenna array |
US9002431B2 (en) * | 2011-11-23 | 2015-04-07 | Scanmed, Llc | Garment MRI antenna array |
CN102636763B (zh) * | 2011-12-12 | 2014-09-17 | 中国科学院深圳先进技术研究院 | 去耦装置及基于去耦装置的磁共振射频线圈 |
CN102788962B (zh) * | 2012-06-04 | 2014-09-17 | 飞利浦(中国)投资有限公司 | 磁共振系统的射频线圈源选择方法和装置 |
US9478850B2 (en) * | 2013-05-23 | 2016-10-25 | Duracell U.S. Operations, Inc. | Omni-directional antenna for a cylindrical body |
US9924889B2 (en) * | 2013-10-03 | 2018-03-27 | Medical University Of Vienna | Method and system for combined transcranial magnetic simulation (TMS) and functional magnetic resonance imaging (fMRI) studies |
US10234518B2 (en) * | 2014-02-21 | 2019-03-19 | Children's Hospital Medical Center | Loop coil with integrated balun for MR applications |
US10816621B2 (en) | 2014-07-30 | 2020-10-27 | Children's Hospital Medical Center | Magnetic resonance signal detector grid assemblies for magnetic resonance imaging |
US10031195B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-07-24 | Children's Hospital Medical Center | Detector grid arrays for MR imaging |
WO2017099853A2 (en) * | 2015-08-19 | 2017-06-15 | Phase Sensitive Innovations, Inc. | Optically-fed antenna and optically fed antenna array |
CN106802358B (zh) * | 2015-11-26 | 2023-06-30 | 云南电网有限责任公司瑞丽供电局 | 一种用于复合绝缘子检测的便拆卸式射频线圈装置 |
US10551448B2 (en) * | 2016-04-22 | 2020-02-04 | New York University | Trellis coil arrangement and methods for use thereof |
WO2018048891A1 (en) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | Apple Inc. | Wirelessly charged devices |
US10608293B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-03-31 | Duracell U.S. Operations, Inc. | Dual sided reusable battery indicator |
WO2018098355A1 (en) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | General Electric Company | A conforming posterior radio frequency (rf) coil array for a magnetic resonance imaging (mri) system |
CN107589386A (zh) * | 2017-09-01 | 2018-01-16 | 石建国 | 一种自适应射频线圈及便于穿戴的线圈阵列 |
JP1623846S (ja) | 2017-10-27 | 2019-02-04 | ||
US11061090B2 (en) | 2017-11-08 | 2021-07-13 | Canon Medical Systems Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus and RF coil |
US10804598B2 (en) * | 2017-12-21 | 2020-10-13 | Verily Life Sciences Llc | Variable impedance matching networks for stretchable antennas |
TWI681184B (zh) * | 2017-12-21 | 2020-01-01 | 國立虎尾科技大學 | 應用於pcb多層板之非接觸式上下層銅厚的量測方法 |
USD911526S1 (en) | 2018-05-21 | 2021-02-23 | Scanmed, Llc | Pelvic MRI coil |
US11307274B2 (en) * | 2018-06-06 | 2022-04-19 | General Electric Company | Method and systems for a radio frequency coil assembly |
JP7112346B2 (ja) * | 2019-02-04 | 2022-08-03 | 富士フイルムヘルスケア株式会社 | 高周波コイル、および、それを用いた磁気共鳴撮像装置 |
EP3761051A1 (de) | 2019-07-04 | 2021-01-06 | Siemens Healthcare GmbH | Lokalspule mit segmentierter antennenvorrichtung |
CN112444767A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 通用电气精准医疗有限责任公司 | 用于磁共振成像的射频功率变换器和射频发射系统 |
EP4321887A1 (de) * | 2022-08-10 | 2024-02-14 | Siemens Healthineers AG | Lokalspule für ein magnetresonanztomographieystem, sowie ein magnetresonanztomographiesystem |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02200244A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-08 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 磁気共鳴画像撮影装置用体腔内コイル |
JPH04297231A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-10-21 | General Electric Co <Ge> | 二重周波数nmrコイル対 |
WO2000050913A2 (en) * | 1999-02-24 | 2000-08-31 | Varian, Inc. | Multiple-tuned bird cage coils |
JP2003144415A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-20 | Jeol Ltd | 高周波磁場発生検出器 |
JP2005324028A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | General Electric Co <Ge> | 多重チャネルmri用の多巻き素子rfコイル・アレイ |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2151791A (en) | 1983-12-23 | 1985-07-24 | Gen Electric | RF Field coils for NMR apparatus |
US6335622B1 (en) * | 1992-08-25 | 2002-01-01 | Superconductor Technologies, Inc. | Superconducting control elements for RF antennas |
US5302901A (en) * | 1991-08-26 | 1994-04-12 | U.S. Philips Corporation | Magnetic resonance apparatus comprising decoupled receiver coils |
US5276398A (en) | 1992-06-01 | 1994-01-04 | Conductus, Inc. | Superconducting magnetic resonance probe coil |
US5351007A (en) * | 1992-06-01 | 1994-09-27 | Conductus, Inc. | Superconducting magnetic resonance probe coil |
US5565778A (en) * | 1992-06-01 | 1996-10-15 | Conductus, Inc. | Nuclear magnetic resonance probe coil |
JPH08319456A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-12-03 | E I Du Pont De Nemours & Co | 印刷回路用の水系処理可能な軟質の光画像化可能耐久被覆材 |
WO1997018482A1 (en) * | 1995-11-14 | 1997-05-22 | Philips Electronics N.V. | Coaxial cable for use in magnetic resonance apparatus |
CA2273150A1 (en) | 1996-12-02 | 1998-06-11 | The Trustees Of Columbia University | Multiple resonance superconducting probe |
FR2790328B1 (fr) * | 1999-02-26 | 2001-04-20 | Memscap | Composant inductif, transformateur integre, notamment destines a etre incorpores dans un circuit radiofrequence,et circuit integre associe avec un tel composant inductif ou transformateur integre |
US6556013B2 (en) | 2001-03-09 | 2003-04-29 | Bruker Biospin Corp. | Planar NMR coils with localized field-generating and capacitive elements |
JP4156512B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2008-09-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電磁結合現象を抑制するための装置 |
US6590394B2 (en) * | 2001-09-28 | 2003-07-08 | Varian, Inc. | NMR probe with enhanced power handling ability |
US6605775B1 (en) * | 2002-05-13 | 2003-08-12 | Igc-Medical Advances, Inc. | Floating radio frequency trap for shield currents |
US6664465B2 (en) * | 2002-05-13 | 2003-12-16 | Igc Medical Advances, Inc. | Tuning system for floating radio frequency trap |
US7126443B2 (en) * | 2003-03-28 | 2006-10-24 | M/A-Com, Eurotec, B.V. | Increasing performance of planar inductors used in broadband applications |
JP2004319763A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Shinko Electric Ind Co Ltd | インダクタ素子及び電子回路装置 |
US7332910B2 (en) * | 2003-11-24 | 2008-02-19 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Frequency detection system comprising circuitry for adjusting the resonance frequency of a high temperature superconductor self-resonant coil |
-
2005
- 2005-08-19 JP JP2007531882A patent/JP2008516644A/ja active Pending
- 2005-08-19 CN CNA2005800312017A patent/CN101023369A/zh active Pending
- 2005-08-19 WO PCT/IB2005/052736 patent/WO2006030332A2/en active Application Filing
- 2005-08-19 EP EP05799801A patent/EP1929320A2/en not_active Withdrawn
- 2005-08-19 US US11/575,151 patent/US7443163B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02200244A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-08 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 磁気共鳴画像撮影装置用体腔内コイル |
JPH04297231A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-10-21 | General Electric Co <Ge> | 二重周波数nmrコイル対 |
WO2000050913A2 (en) * | 1999-02-24 | 2000-08-31 | Varian, Inc. | Multiple-tuned bird cage coils |
JP2003144415A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-20 | Jeol Ltd | 高周波磁場発生検出器 |
JP2005324028A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | General Electric Co <Ge> | 多重チャネルmri用の多巻き素子rfコイル・アレイ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165295A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | 国立大学法人大阪大学 | 共振回路 |
JPWO2012165295A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-02-23 | 国立大学法人大阪大学 | 共振回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070262777A1 (en) | 2007-11-15 |
CN101023369A (zh) | 2007-08-22 |
US7443163B2 (en) | 2008-10-28 |
WO2006030332A2 (en) | 2006-03-23 |
WO2006030332A3 (en) | 2006-06-01 |
EP1929320A2 (en) | 2008-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7443163B2 (en) | Magnetic resonance receive coils with compact inductive components | |
US7501823B2 (en) | Cylindrical magnetic resonance antenna | |
EP2807497B1 (en) | Multi-resonant t/r antenna for mr image generation | |
US7495443B2 (en) | RF coil system for super high field (SHF) MRI | |
US6633161B1 (en) | RF coil for imaging system | |
JP4891921B2 (ja) | 伝送ライン端部リングを備えたラジオ周波数コイル | |
US20150369886A1 (en) | System and method for decoupling magnetic resonance imaging radio frequency coils with a modular magnetic wall | |
JP2005270674A (ja) | マイクロストリップ伝送線路コイルを使用する、磁気共鳴画像化および分光法のための方法および装置 | |
US5574372A (en) | Diagnostic magnetic resonance apparatus having a radio frequency shield between the radio frequency antenna and the gradient coil system | |
JPH0217037A (ja) | 対称な高周波アンテナの作動装置 | |
JP2009508555A (ja) | Mriで使用されるラジオ周波数コイル用rfトラップ | |
US20150355297A1 (en) | System and method for decoupling magentic resonance imaging radio frequency coils with a modular magnetic wall | |
US20120286921A1 (en) | Rf coil assembly for magnetic resonance apparatus | |
US9519037B2 (en) | Spatially coincident MRI receiver coils and method for manufacturing | |
JPH069548B2 (ja) | 二重周波数nmrコイル対 | |
JP2013540553A (ja) | Rfアンテナ及びrf送受信アンテナ装置 | |
US7135866B2 (en) | Multifrequency power circuit and probe and NMR spectrometer comprising such a circuit | |
JPH02280735A (ja) | 核磁気共鳴断層撮影装置 | |
US20120146667A1 (en) | Radio frequency detector coils | |
US20230261375A1 (en) | Transmission line coupled antenna and detuning circuit | |
US5572128A (en) | Double resonance antenna arrangement for a nuclear magnetic resonance apparatus | |
WO2010023586A2 (en) | Rf antenna arrangements for a mit apparatus | |
CN113504494B (zh) | 支持三核素成像的四端环鸟笼射频线圈系统 | |
US11874350B2 (en) | Local coil with detuning function | |
JP3836416B2 (ja) | Rf受信コイルおよび磁気共鳴撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110929 |