JP4891921B2 - 伝送ライン端部リングを備えたラジオ周波数コイル - Google Patents

伝送ライン端部リングを備えたラジオ周波数コイル Download PDF

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Description

以下の記述は、磁気共鳴技術に関する。これは磁気共鳴映像法コイル及びスキャナに特定の用途を見出すものであり、これらに関する特定の文献とともに説明するものとする。より一般的には、これは画像形成や分光学的分野などの磁気共鳴システムに用途を見出すものである。
磁気共鳴用途向けのラジオ周波数コイルの端部リングは大量の電流を輸送するものである。一般に、端部リングの電流は、ラング(rung)の数によって決まり、ラング数が多いほど高い端部リング電流/ラング電流比をもたらすものである。Nラングの場合、この電流の比は、1/√(2−2・cos(φ))であると推定され、ここでφ=2・π/Nである。N=16ラングの場合、端部リング電流/ラング電流比2.56を示す。こうした高い端部リング電流は、当該端部リングの近くにおいて高い局部特定吸収比の値と当該Bフィールドの増大させられた異質性とによりコイル性能を悪化させる可能性がある。さらに、現行の端部リングは、当該電流比を満たすために当該コイルを共振周波数に同調させるよう集中容量素子を含むのが普通である。他の容量素子は、各ラングを端部リングと接続する。こうした容量素子は、コイル製造コストを上昇させるものである。
2003年5月1日に発行された国際特許出願公開WO03/036318A1は、端部リングが内部導電体及び外部同軸被覆導電体を有する閉じた同軸伝送ラインとして具現化される改善策を開示している。外部被覆導電体により与えられるシールドは、端部リングにおける高い電流の有害な作用を軽減するものである。しかしながら、同軸伝送ライン端部リングは、端部リングが複雑になる点及び当該各ラングを端部リングの被覆された内部導電体へ結合する必要性のために製造を複雑にするものである。この結合は、当該被覆外部導体における開口部の形成を含む。
以下に述べるものは、上述した制約その他を克服する改善された装置及び方法を目論むものである。
一態様によれば、磁気共鳴周波数において信号を送信又は受信するためのラジオ周波数コイルが開示され、略平行なラングの構成部と、前記平行なラングに略横断して配置され前記ラングに接続される略環状の1つ又は複数の帯形端部リングとを含んでいる。略環状の帯形端部リングの各々は、誘電層により分離される少なくとも2つの導電層を含む。ラジオ周波数シールドは、略平行なラングの構成部を概ね取り囲む。各端部リングの導電体層の少なくとも1つがラジオ周波数シールドと接続される。
他の態様によれば、磁気共鳴スキャナが開示される。主マグネットは、検査領域に主磁界を生成する。磁界勾配コイルは、前記検査領域において前記主磁界に選択された磁界勾配を重ねる。ラジオ周波数コイルは、略平行なラングの構成部と、前記平行なラングに略横断して配置され前記ラングに接続される略環状の1つ又は複数の帯形端部リングとを含んでいる。略環状帯型端部リングの各々は、誘電層により分離される少なくとも2つの導電層を含む。ラジオ周波数シールドは、略平行なラングの構成をほぼ取り巻く。各端部リングの導電層の少なくとも1つは、ラジオ周波数シールドと接続される。
さらに他の態様によれば、磁気共鳴周波数において信号を送信又は受信するためのラジオ周波数コイルは、略平行なラングの構成部と、前記平行なラングに略横断して配され前記ラングと接続された1つ又は複数の略環状帯形端部リングとを含む。略環状帯形端部リングの各々は、隣接するラングの間の距離よりも長い隣接ラング間の距離を有する。
1つの利点は、集中容量素子のようなディスクリート部品の削減又は排除にある。
他の利点は、簡単化されるコイル製造形態及び低減される製造コストにある。
他の利点は、ラジオ周波数コイルの改善された性能にある。
通常の当業者であれば、以下の詳細な説明を読むことにより、数多くの付加的な利点及び有益性が明らかとなる。
本発明は、様々な構成部及び構成部の様々な配置、並びに様々な処理動作及び処理動作の様々な配置の形態を採ることができる。図面は、専ら好適実施例を例証する目的のものであり、本発明を限定するものと解釈すべきではない。
図1を参照すると、磁気共鳴影像法スキャナ10は、患者又は他の画像形成対象物16が配置される検査領域14を画定するハウジング12を含む。ハウジング12に配される主マグネット20は、検査領域14において主要な磁界を発生する。大抵は、主マグネット20は、低温覆い体24により取り囲まれた超電導マグネットとされるが、抵抗性主マグネットを用いることもできる。磁界勾配コイル30は、検査領域14内の主磁界に選択された磁界勾配を重ねるようハウジング12の中又上に配置される。取り巻きシールド34を備える鳥かご様コイルのような全身ラジオ周波数コイル32は、検査領域14内へラジオ周波数励起パルスを注入するためにハウジング12の中又は上に配置される。
図1の参照を継続し、磁気共鳴映像法コントローラ50は、検査領域14における主磁界に選択した磁界勾配を重ねるよう勾配コイル30に結合される磁界勾配コントローラ52を動作させ、さらに、検査領域14内へ概ね磁気共鳴周波数で選択したラジオ周波数励起パルスを注入するようラジオ周波数コイル32に結合されるラジオ周波数送信器54を動作させる。ラジオ周波数励起パルスは、選択した磁界勾配により空間的にエンコードされる画像形成対象物16における磁気共鳴信号を励起する。またさらに、画像形成コントローラ50は、その発生され空間的にエンコードされた磁気共鳴信号を受信するようこれもラジオ周波数コイル32に接続されるラジオ周波数受信器56を動作させ、その受信した空間的にエンコードされた磁気共鳴データが磁気共鳴データメモリ60に記憶される。
復元処理器62は、画像形成対象物16又は検査領域14内にあるその選択された部分の復元画像にその記憶された磁気共鳴データを復元する。復元処理器62は、データ取り込みに用いられる空間的エンコーディングに適したフーリエ変換復元技術又は他の適切な復元技術を使う。復元された画像は、画像メモリ64に記憶され、ユーザインターフェース66において表示され、ローカルエリアネットワーク又はインターネットにより伝送され、プリンタにより印刷され、又は他の形態で利用されることができる。図示の実施例では、ユーザインターフェース66は、放射線専門医又は他のユーザが、画像形成シーケンスを選択し、変更し又は実行するよう画像形成コントローラ50とのインターフェースをとることも可能にする。他の実施例では、スキャナ10を動作させ、当該復元画像を表示し又は他の形態で処理するために、個別のユーザインターフェースが設けられる。
説明した磁気共鳴映像法システムは、例証の1つである。一般には、殆どのあらゆる磁気共鳴影像法スキャナが開示したラジオ周波数コイルを組み込むことができる。例えば、当該スキャナは、開放型磁気スキャナ、垂直内腔スキャナ、低磁界スキャナ、高磁界スキャナその他のものとすることができる。図1の実施例では、単一のラジオ周波数コイル32は、磁気共鳴シーケンスの送信及び受信の双方のフェーズのために用いられるが、他実施例では、個別の送信及び受信コイルを用いてもよく、それらのうちの1つ又は双方がここで開示されるラジオ周波数コイルデザイン及びデザインアプローチのうちの1つ又は複数を組み込むようにしてもよい。さらに、コイル32全体がここで説明されるが、ラジオ周波数コイルデザイン及びデザインアプローチをヘッドコイル、アーム若しくはレッグコイル又はこれらと同様のもののために用いることもできる。
図2〜図7を参照すると、例示のラジオ周波数コイル32は、複数のラング70、詳しくは図示のコイル32における16個のラングを含む。ラング70は、互いに平行に配され、検査領域14を取り囲む。図示のコイル32において、ラング70は、電気的に不伝導の概して円筒形の基板72の外面上に配置される印刷回路セグメントを含み、ラング70の印刷回路セグメントが集中容量素子74により接続される(図2にのみ示される)。但し、他の実施例においては、当該ラングは、連続した印刷回路セグメント、連続した独立型伝導体、集中容量素子又は導電体トレースにより接続される独立型導電体セグメント、概して円筒形の基板72の内側及び外側の双方に配置される重なる印刷回路を含む伝送ライン、又は他のタイプの導電体構成とすることができる。
2つの概して環状の端部リング78,80は、平行なラング70に対して概して横断して配置される。端部リング78,80は、ラング70に接続される。概して環状の端部リング78は、概して円筒形の基板72の外側に配置された外部導電体層82と、概して円筒形の基板72の内側に配置された内部導電体層84とを含む。これら外部及び内部導電体層82,84は、閉ループ伝送ラインを規定する。同様に、概して環状の端部リング80は、概して円筒形の基板72の外側に配置された外部導電体層86と、概して円筒形の基板72の内側に配置された内部導電体層88とを含む。外部及び内部導電体層86,88は、他の閉ループ伝送ラインを規定する。外部導電体層82,86は、概して円筒形の基板72の外側に印刷回路として適切に形成され、同様に、内部導電体層84,88は、概して円筒形の基板72の内側に印刷回路として適切に形成される。
図示のコイル32において、ラング70は、外部導電体層82,86を規定する印刷回路とラング70を規定する印刷回路との間の導電接続部を介して端部リング78,80に結合される。他の実施例において、磁気共鳴周波数における結合は、集中容量素子又は端部リング78,80とラング70の端部との間の容量性のギャップを介して達成可能である。当該リングとラングとの交差点においては、キルヒホッフの法則が充足するのがよい。
ラジオ周波数シールド34は、概して形状が円筒形であり、ラング70の配置の外側及び概して円筒形の基板72の外側において同心円状に配置される。概して環状の端部リング78,80は、概して円筒形のラジオ周波数シールド34と同軸配置される。第1のすなわち外部の導電体層82,86は、第2のすなわち内部の導電体層84,88よりも大きな環状半径で配置される。概して円筒形のラジオ周波数シールド34は、第1の導電体層82,86の環状半径よりも大きな円筒体半径で配置される。図示のコイル32において、ラジオ周波数シールド34は、電気的に不伝導性のスペーサ素子90(図2及び図7においてよく分かる)によりラジオ周波数コイル32から離されて配置される。
特に図3及び図7を参照すると、端部リング78の第2のすなわち内部の導電体層84は、導電体94により概して円筒形のラジオ周波数シールド34の近接の環状エッジと導電性をもって接続される。図示の実施例では、導電体94は、シールド34の近接の環状エッジの大部分又は全部に沿ってシールド34と内部導電体層84を接続する。ラジオ周波数シールド34のエッジ、導電体94及び端部リング78の内部導電体層84は、内側に端部リング78の第1のすなわち外側導電体層82が配されるリップ(lip)を規定する。内部導電体層84は、外部導電体層82のためにグランド面を規定し、これにより、帯様伝送ラインを規定する。幾つかの想定される実施例では、シールドと内部導電体層との間の導電性接続部は、当該環状エッジに沿って連続したものではなく、むしろ、概して円筒形のシールドの環状エッジの周りに環状に間隔を置いた導電性帯状体のような周期的な導電性接続部を含む。
同様に、端部リング80の第2のすなわち内部導電体層88は、環状エッジの大部分又は全部に沿って、導電体96(図7にのみ示されている)によりラジオ周波数シールド34の近接の環状エッジに導電性をもって接続される。ラジオ周波数シールド34のエッジ、導電体96、及び端部リング80の内部導電体層88は、内部に端部リング80の第1のすなわち外部の導電体層86が配されるリップを規定する。
シールドをなす第2の導電体層84,88は、第1の導電体層82,86の効果的なシールドをなすように当該第1の導電体層よりも大きな幅を有するのが好ましい。グランド導電体層84,88は、基板72の厚さの概して5倍、導電体層82,86と重なるのが良い。幾つかの実施例において、導電性帯状層と関連のグランド導電体層との間における限定された分離を用いてシールド又は補償が行われる。
第1の導電体層82,86は、選択された特性インピーダンスを与えるように選択された幾何学的形態を有する。導電体層82,86及びグランド導電体層84,88により形成される帯形端部リング78,80の特性インピーダンスは、導電体層82,86の幅、導電体層82,86とグランド導電体層84,88との間の分離、グランド導電体層84,88の幅及び介在の誘電媒体(例えば基板72)の誘電率によって規定される。
隣接する2つのラング70の間の端部リングの長さは、選択された伝送遅延を与えるように選択される。概して、この選択される長さは、隣接のラング70の間の周囲の弧の長さよりも大きい。特に図4を参照すると、隣接するラングの間に第1の導電体層82,86の部分の余分な長さを入れるため、概して環状の端部リング78,80の各々の第1のすなわち外部の導電体層82,86の各々は、概して環状の端部リング78,80の環状の周囲100,102(図4において破線により示される)へ横断する指向性の構成部を伴う導電体パスを規定する。例えば、図示の実施例では、第1のすなわち外部の導電体層82,86は、各対の隣接するラング70間における1つの蛇行のくねりを伴う蛇行形状を有する。第2の内部シールド導電体層84,88は、導電体層82,86の形状に精密に適合する必要はない。例えば、図示の内部シールド導電体層84,88は、導電体層82,86と重なる波形を有する(重なりは、端部リング80の第1のすなわち外側導電体層86と第2のすなわち内側の導電体層88とが互いに重なり合っている図6においてよく分かる)。
接続しているリップ導電体94,96の外側の位置づけは、構成を簡単にする。但し、コイル性能の観点からは、当該接続導電体の他の位置がより好ましいものとなる可能性がある。例えば、導電体94,96は、内側方向へ位置づけられる導電体94´,96´(図7の想像線により示される)によりそれぞれ置き換えることができる。それぞれ導電体層82,86に対するより内側方向の位置づけによって、寄生インダクタンスを減らしてコイル性能が向上する。
図7Aを参照すると、他の代替実施例では、概して円筒形の基板72は、各端部リング78,80につきそれぞれ2つの電気的に不伝導性の環状リング基板72a,72bに置き換えられる。導電体層82,84は、環状リング基板72aの対向表面上に配される。導電体層86,88は、環状リング基板72bの対向表面に配される。この実施例における電気的に不伝導性のスペーサ素子90は、ラング70をラジオ周波数スクリーン34から引き離す。これらラングはまた、スペーサ90とグランド面としてのスクリーン34とにより規定される空隙を有する伝送ラインとすることもできる。この実施例は、特に、高磁界(例えば7テスラ)スキャナと連係して用いられるのに適している。
図7Bを参照すると、さらに他の代替実施例において、内側導電体層84,88及び接続導電体94,96が省略され、導電体層82,86は、概して円筒形基板72の内面上に配され、ラジオ周波数スクリーン34は、端部リング伝送ラインのグランド面を規定するよう、概して円筒形の基板72の外面上へ又はそこに十分近いところに移動させられる。大抵、このような実施例では、ラング(図7Bには示されない)は、基板72の内面上にも位置づけられることになり、或いは例えばスペーサ90上に置いてより内側寄りに置かれ、放射部94,96と電気的に接続されるようにしてもよい。また、ラングは集中容量要素を含むものとしてもよい。
図7、図7A及び図7Bに幾つかの例を示しているが、帯形伝送ライン端部リグのためのさらに他の構成も考えられる。帯形端部リングは、選択したインピーダンス及び遅延の非放射伝送ライン構造を提供するのが良い。環電流の場は、関連のグランド導電体層において電流を遮蔽及び/又は補償することにより減らされる。図7、図7A及び図7Bの実施例において、帯形端部リングは、導電体層及び対応するグランド導電体層(例えば導電体層82及びグランド導電体層84)を使う。これは時としてマイクロストリップ構造と呼ばれる。考えられる他の実施例では、各帯形端部リングは、2つのグランド導電体層の間に挟まれる導電体層の如き2つを超える数の層を含む。これは時としてストリップ線路構造と呼ばれる。このストリップ線路構造は、マイクロストリップ、特に良好なシールドよりも良好な高周波数特性を提供するが、製造が複雑となる。ここで用いられているように、帯形端部リングなる文言は、マイクロストリップ端部リング、ストリップ線路端部リング、及び伝送線を規定する誘電層により分離される2つ以上の導電体層の他の構成により形成される端部リングを含むものである。
図8A及び図8Bを参照すると、端部リングの導電体層のレイアウトは、特性インピーダンス、伝送遅延、電流分布及び電力損失などの所望の伝送ライン特性を満足する様々な形状を有することができる。同様に、シールド用又はグランド用の導電体層は様々なレイアウトを有することができる。例えば、図8Aは、方形波又は三角形状蛇行パスを規定する第1の導電体層82´と、第1の導電体層82´と重なるように整形された第2のシールド導電層84´とを有する代替の端部リング78´を示している。ラング70´は、第1の導電体層82´の方形波型蛇行パスの低い部分から延びる。図8Bは、代替の端部リング78´´を示しており、このリング78´´は、一対のラング70´´の間における2つの波動を伴う滑らかな蛇行パスを規定する第1の導電体層82´´と、第1の導電体層82´´に重なる直線状帯体として整形された第2のシールド導電体層84´´とを有する。
当業者は、所望の伝送ライン特性を提供する帯形端部リングの導電体層のための他の構成を容易に選択することができる。ストリップ線路、マイクロストリップ線路又は他のストリップタイプの伝送ラインの概していずれの種類も使うことができ、オプションとしてパッチキャパシタ、インピーダンスステップ、スタッブ(stub)その他同様のもののような集中し又はほぼ集中した素子を使うレイアウト技術と連携して使うことができる。
図示の端部リング78,78´,78´´,80は、隣接するラングの間にデザインされた延在の長さを提供するよう概して環状の端部リングの環状周囲に横断する指向性構成部を伴う蛇行形状を使うものである。このデザインされた延在の長さは、伝送遅延及び他の伝送ライン特性の調整を可能にし、伝送遅延及び特性インピーダンスのような伝送ラインパラメータの調整によりラングとの端部リングの結合の調整を可能にする。このアプローチにより、端部リングの容量性素子の必要性が排除され、(低域通過型又は低域通過と同様の鳥かご構成と比較して)端部リングとラングとの間の容量結合の必要性が排除される。例えば、ラング70,70´,70´´は、第1の導電体層82,82´,82´´,86を規定する印刷回路と連続的に導電性をもって接続する印刷回路により形成可能である。
集中容量素子の排除は、製造の複雑さ及びコストを軽減する。但し、他の幾つか想定される実施例では、集中容量素子は、同調又はマッチングをなすように、端部リングに、或いはこれに付加的又は代替的に端部リングとラングとの間の結合に含ませられる。
全ボディ鳥かごタイプのコイルを図示しているが、ここで説明したコイル及びコイルデザインアプローチは、ヘッドコイル、アーム又はレッグコイルその他のもののような他のタイプのラジオ周波数コイルの構成に容易に適合させられることは明らかである。幾つかのデザインにおいて、2つ以外の数の端部リングを設けることもできる。例えば、幾つかのヘッドコイルデザインにおいては、端部キャパシタは端部リングの1つを置換するので、端部キャパシタを伴うヘッドコイルは、例えば端部リング78,78´,78´´のうちの1つとして具現化されるのに適した単一の端部リングだけを含む。
以上、本発明を好適実施例について説明した。これまでの詳細な説明を読み理解することにより、第三者には、変更や改変がなしうることが明らかである。本発明は、添付の請求項の範囲又はその等価なものの範囲内にある限り、このような変更や改変の全てが含むものと解釈されるべきものである。
ラジオ周波数コイルを使う磁気共鳴映像法システムを概略的に示す図。 ラジオ周波数シールドをコイルから離れて間隔をおくためのスペーサ素子とともに図1のラジオ周波数コイルの透視図。 図1の組み立てられたラジオ周波数コイル及びラジオ周波数シールド部品の透視図。 図2のラジオ周波数コイルの電気的不伝導性の概して円筒状の基板の外側に配置されるプリント回路の展開レイアウトの一部を示すものあって、このプリント回路が端部リング及びラングの第1のすなわち外側の導電体を規定するところの図(集中容量素子はラングから省略されており、図4はコイルのラングを8つしか示していない)。 図2のラジオ周波数コイルの電気的不伝導性の概して円筒状の基板の内側に配置されるプリント回路の展開レイアウトの一部を示すものあって、このプリント回路が端部リングの第2の内部シールド導電体を規定するところの図(図5は第2の内部シールド導電体の波形を8つしか示していない)。 端部リングのうちの1つの外部及び内部導電体の部分の重ね合わせた展開レイアウトを示し、帯状ラインを規定する外側及び内側導電体の重なりを示す図。 シールドの環状エッジと端部リングの内側導電体との間の導電接続部を含む、概して円筒状の基板及びシールドの帯型端部リング及び隣接部分の断面図。 帯型端部リングの代替実施例を示す図。 帯型端部リングの代替実施例を示す図。 各々が代替の蛇行の第1の導電体及び代替の第2のシールド導電体形状を含む端部リングの部分的展開レイアウトを示す図(当該シールド導電体は、図8A及び図8Bにおいて点線で描かれている)。 各々が代替の蛇行の第1の導電体及び代替の第2のシールド導電体形状を含む端部リングの部分的展開レイアウトを示す図(当該シールド導電体は、図8A及び図8Bにおいて点線で描かれている)。

Claims (17)

  1. 磁気共鳴周波数において信号を送信又は受信するためのラジオ周波数コイルであって、
    略平行なラングの構成部と、
    前記平行なラングに略横断して配置され前記ラングに接続される略環状の1つ又は複数の帯形端部リングであって、その各々が誘電層により分離される少なくとも2つの導電層を含む帯形端部リングと、
    前記略平行なラングの構成部を概ね取り囲むラジオ周波数シールドであって、各端部リングの導電層の少なくとも1つが接続されるラジオ周波数シールドと、
    を有し、前記略平行なラングが、電気的に不伝導性の略円筒形の基板上に、該基板の円筒軸に略平行に配されており、前記略円筒形の基板が、前記帯形端部リングの前記2つの導電層を分離する前記誘電層を規定する、コイル。
  2. 請求項1に記載のラジオ周波数コイルであって、略環状端部リングの各々の少なくとも1つの導電層は、略蛇行形状を有する、コイル。
  3. 請求項1又は2に記載のラジオ周波数コイルであって、略環状端部リングの少なくとも1つの導電層は、前記略環状端部リングの環状周囲に横断する指向性構成部を伴う導電体パスを規定する、コイル。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のラジオ周波数コイルであって、前記略平行なラングは、前記略円筒形の基板に付され又は当該基板の中に配置される、コイル。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のラジオ周波数コイルであって、前記ラングは、(i)導電性トレース及び(ii)前記電気的に不伝導性の略円筒形の基板に付され又は当該基板の中に配されるストリップ線路又はマイクロストリップのうちの一方である、コイル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの前記導電層は、
    第1の導電層と、
    前記第1の導電層と略平行で、前記ラジオ周波数シールドと導電性をもって接続される第2の導電層と、
    を含む、コイル。
  7. 請求項6に記載のラジオ周波数コイルであって、前記ラジオ周波数シールドは、略円筒形であり、各端部リングの前記第2の導電層は、前記略円筒形のラジオ周波数シールドの略環状エッジと導電性をもって接続する、コイル。
  8. 請求項7に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの前記第2の導電層は、前記環状エッジの大部分又は全部に沿って前記略円筒形のラジオ周波数シールドの前記略環状エッジに導電性をもって接続する、コイル。
  9. 請求項7に記載のラジオ周波数コイルであって、前記略円筒形の基板は、前記略円筒形のラジオ周波数シールドと略同心円状に内側に配される、コイル。
  10. 請求項9に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの前記第2の導電層は、前記第1の導電層と平行に配されるラジオ周波数シールドの部分により規定される、コイル。
  11. 請求項1に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの導電層は、
    第1の導電層と、
    前記第1の導電層と略平行に配される前記ラジオ周波数シールドの部分により規定される第2の導電層と、
    を含む、コイル。
  12. 請求項1に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの前記誘電層は、電気的に不伝導性の環状リング基板を規定し、前記少なくとも2つの導電層は、前記環状リング基板の対向表面上に配される、コイル。
  13. 請求項1に記載のラジオ周波数コイルであって、各端部リングの前記2つの導電層は、
    第1の導電層と、
    前記ラジオ周波数シールドと接続される第2の導電層と、
    を含み、
    隣接のラングの間の第1の導電の幅及び長さは、当該コイルを同調するように前記ラングと共働動作する選択されたインピーダンス及び遅延を与えるように構成されている、
    コイル。
  14. 請求項13に記載のラジオ周波数コイルであって、(i)前記第1の導電の幅は、ストリップ線路の選択された特性インピーダンスを呈するよう選択され、(ii)2つの隣接するラングの間の前記第1の導電の長さは、前記ストリップ線路の選択された遅延を呈するよう選択される、コイル。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のラジオ周波数コイルであって、前記端部リングは、集中容量素子を含まない、コイル。
  16. 検査領域に主磁界を生成する主マグネットと、
    前記検査領域において前記主磁界に選択された磁界勾配を重ねる磁界勾配コイルと、
    請求項1乃至15のいずれか1項に記載のラジオ周波数コイルと、
    を有する磁気共鳴スキャナ。
  17. 記略環状帯形端部リングの前記第1の導電層は、隣接するラングの間の距離よりも長い隣接ラング間の距離を有する、請求項に記載のコイル。
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