JP2007511315A - Mri用のハイブリッドtem/バードケージコイル - Google Patents
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Abstract
磁気共鳴画像システム(10,10”)用の無線周波数コイル(30,30’,120,120’)は、複数の並列な相隔たる導電体(46,130,130’)と、相隔たる導電体(46,130,130’)に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の端部導電体(48,132,144’,154,156)とを有するバードケージ部(34,122,122’)、及び複数の並列な相隔たる導電体(40,40’,140)と、無線周波数スクリーン(42,142,144,144’)とを有するTEM部(32,32’,32”,124,124’)を有する。バードケージ部及びTEM部は、夫々、バードケージ共鳴周波数及びTEM共鳴周波数で共鳴する。バードケージ部及びTEM部は、配列された夫々の部分の並列な相隔たる導電体と共に夫々配置されており、対象受信部位を決める。
Description
本発明は、磁気共鳴技術に関する。以下、磁気共鳴画像における特定の利用を考え、特にそれに関して記述する。しかし、また、磁気共鳴分光法における利用及び他の磁気共鳴応用も考えられる。
磁気共鳴画像で共通に使用される2種類の無線周波数コイルは、バードケージケージコイル及びTEM(transverse electromagnetic)コイルである。夫々の種類のコイルは、ある利点及び欠点を有する。
バードケージコイルは、円筒の表面に(時々、「段(rungs)」とも呼ばれる)複数の並列な相隔たる導電体と、前記段を横断するエンドキャップ及びリング又は一対の端部リングの形をした端部導電体とを有する。それらのコイルの共鳴モードは、一般に、段から段に流れる電流を伴う単一のボリューム共鳴器全体である。バードケージコイルは、撮像対象である人間が閉じこめられることへの恐怖を抱かないようにする実質的に開かれた形状を有することができ、従って、患者に快適性を促進する。バードケージコイルは、また、約3T又はそれより低いメイン磁場(B0)でのプロトン共鳴に対応する約128MHz又はそれより低い周波数で、例えばHQF(high quality factor)のような良好な無線周波数特性を示す。しかし、B0>3Tに対応するより高い周波数では、バードケージコイルの性能は、撮像対象の組織との強い結合と、無線周波数エネルギーの放射損失とによって、だんだんと制限される。
TEMコイルは、(時々、「段(rungs)」とも呼ばれる)複数の並列な相隔たる導電体と、電流帰還経路を提供する、結合された円筒型無線周波数スクリーンとを有する。TEMコイルの共鳴モードは、段から段の共鳴モードも支持されるものの、通常は、段からスクリーンである。無線周波数スクリーンは、一般に、金属メッシュ又は導電性ホイルである。TEMコイルは、一般に、少なくとも、スクリーンによって提供される放射損失の低減により、B0>3Tに対応するより高い周波数で、バードケージコイルと比べて改善された無線周波数性能を提供する。しかし、TEM頭部コイル又は全身コイルは、夫々、円筒形の無線周波数スクリーンの内部で、頭部又は撮像対象全体を取り囲むという欠点を有する。
バードケージ及びTEMの両コイルに共通する問題は、それらの直径が不変であることである。直径は、バードケージコイルの場合にはリングの直径により決められ、一方、TEMコイルの場合には円筒形の無線周波数スクリーンの直径により決められる。ほぼ撮像対象に整合するような大きさとされたコイルは、撮像対象に結合する無線周波数を改善し、入力された無線周波数出力が低減されることを可能にする。しかし、円筒形の全身用バードケージコイル又はTEMコイルは、通常、患者支持ブリッジ又は他の構成要素を取り囲む。このことは、異なるコイルの除去及び挿入を複雑にしうる。
国際公開WO/02/095435
本発明は、上記及び他の問題を解決する新しくて、改善された方法及び装置を提供することを目的とする。
1つの態様に従って、無線周波数コイルはバードケージ部及びTEM部を含む磁気共鳴画像システムに関して開示される。前記バードケージ部は、複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の端部導電体とを有する。前記バードケージ部は、バードケージ共鳴周波数で共鳴する。前記TEM部は、複数の並列な相隔たる導電体と、無線周波数スクリーンとを有する。前記TEM部は、TEM共鳴周波数で共鳴する。前記バードケージ部及び前記TEM部は、配列された夫々の部分の前記並列な相隔たる導電体と共に夫々配置されている。前記バードケージ部及び前記TEM部は、協働して、対象受信部位を決める。
他の態様に従って、磁気共鳴画像スキャナが開示される。バードケージ部及びTEM部を有する無線周波数コイルは、前記対象受信部位を取り囲む。マグネットは、前記対象受信部位を通る時間的に一定のメイン磁場を発生させる。複数の磁場傾斜コイルは、前記対象受信部位において前記メイン磁場を横切る磁場傾斜を作り出すよう配置されている。前記無線周波数コイルのバードケージ部は、複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の端部導電体とを有する。前記バードケージ部は、バードケージ共鳴周波数で共鳴する。前記無線周波数コイルのTEM部は、複数の並列な相隔たる導電体と、無線周波数スクリーンとを有する。前記TEM部は、TEM共鳴周波数で共鳴する。前記バードケージ部及び前記TEM部は、配列された夫々の部分の前記並列な相隔たる導電体と共に夫々配置されている。前記バードケージ部及び前記TEM部は、協働して、対象受信部位を決める。
更なる他の態様に従って、無線周波数コイルが開示される。バードケージ部は、複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の交差導電体とを有する。TEM無線周波数スクリーン部は、前記バードケージ部に結合されて、前記相隔たる導電体の間隔に対応する開口部を有する無線周波数スクリーンと、該無線周波数スクリーンの開口部に配置された透明又は半透明の誘電体とを有する。該透明又は半透明の誘電体は、当該コイルの内部に配置された関連撮像対象が当該無線周波数コイルを介して見えることを可能にする。
1つの利点は、比較的開かれたバードケージ構造によって利用可能となる高い患者視認性を、TEMコイル構造によって利用可能となる改善された高い無線周波数特性と組み合わせることにある。
他の利点は、選ばれた撮像手段に適合する少なくとも1つの他のコイル部と交換可能である、可動な比較的開かれたバードケージ部を提供することにある。
更なる他の利点は、対象支持ブリッジに組み込まれた一様に平面なTEM部と、弓形のバードケージ部とを有する非対称の無線周波数コイルを提供することにある。
また更なる他の利点は、並列画像、センス(SENSE)画像などのためのボリューム共鳴器又は位相コイル配列として動作可能なコイルを提供することにある。
多数の更なる利点及び効果が、好ましい実施例に関する以下の詳細な記述を読むことで当業者に理解されうる。
本発明は、様々な構成要素及び構成要素の配置、並びに様々な処理動作及び処理動作の配置で具体化されうる。図面は、好ましい実施例を表す目的のためだけのものあって、本発明を限定するものではない。
図1及び2を参照すると、一実施例において、磁気共鳴スキャナ10は、少なくともメイン磁場コイル14及び磁場傾斜コイル16を収容又は支持するメイン筐体12を有する。メイン磁場コイル14は、筐体12によって決められたマグネットボア18に沿ってメイン磁場B0を発生させ、一方、磁場傾斜コイル16は、マグネットボア18内で、選ばれた磁場傾斜を作り出す。
マグネットボア18とおよそ同一の広がりを有する遮蔽無線周波数スクリーンは、一様に平面な下部22及び弓形の上部24を有する。対象ブリッジ26は、ボア18を通り抜け、遮蔽無線周波数スクリーンの一様に平面な下部22の上に配置されている。他の実施例では、遮蔽無線周波数スクリーンは円筒形である。
無線周波数コイル30は、対象受信部位を取り囲むと共に、一様に平面であって、下側にあるTEM(transverse electromagnetic)部32と、弓形であって、上側にあるバードケージ部34とを有する。TEM部32は、複数の導電体又は段40と、段40へと容量結合された無線周波数スクリーン42と(図1に示した結合)を有する。バードケージ部34は、複数の導電体又は段46と、一方の端部の端では弓形の部分的なリング又は弓形のエンドキャップの形をしており、他方の端では弓形のリングの形をした、バードケージ部34の弓形断面を決める横端部部材48とを有する。
縦導電体40、46及び容量性の横交差部材48は、例えば、導電性ロッド、プリント回路基板の上若しくは中に形成された銅トレース、又はそれらと同様のものであっても良い。導電体40、46及び横交差部材48の静電容量は、望ましくは、導電性ロッド、銅トレース、又はそれらと同様のものに沿って割り当てられており、あるいは、プリント基板上に実装されて、ハイブリッド回路として導電体に結合された個別のキャパシタであっても良い。
撮像対象50は、撮像対象50を支持する可動パレット54を用いて、マグネットボア18、及びコイル部32、34の内部へと動かされる。撮像対象50は、対象ブリッジ26の上部支持表面に沿って、押され、引かれ、あるいは別なふうに動かされる。図1及び2の実施例では、TEM部32の段40は、対象ブリッジ26の下側に決められたスロット56に配置されている。従って、対象は、TEM部の比較的近くに置かれる。
図1を参照すると共に、バードケージ部34及びTEM部32の接続部の回路図を示す図3を更に参照すると、コイル部32、34は、ボリューム共鳴器を形成するように、随意的に、静電容量60によって容量接続されている。結合静電容量60は、図3では、静電容量CKによって表されており、バードケージ部34の段46及び交差部材48は、夫々、静電容量CR及びCTを有し、TEM部32の段40及び無線周波数スクリーン42は、夫々、静電容量CX及びCDを有する。
随意的に、2つの部分32、34は、また、図3に表すように、ボリューム共鳴器を形成するよう誘導変圧器62によって結合されても良い。変圧器62が使用されると、結合静電容量CK60は、随意的に削除される。有利に、誘導変圧器62を用いた結合は、コイル部32、34の間の流電接続を含まない。他の実施例では、同軸半波長ケーブル(図示せず。)が、ボリューム共鳴器を決める部分(32,34)を結合するために使用される。
図4を参照すると、他の実施例において、2つの部分32、34は、バードケージ部34及びTEM部32の端部を空間的に重なり合わせることによって結合されている。このアプローチも、やはり、コイル部32、34の間の流電接続を含まないという利点を有する。部分32、34の間の結合は、主に、図4に示すように、TEM部32の無線周波数スクリーン42と重なり合うバードケージ部34の段46の間の誘導結合による。
再び図1を参照すると、バードケージ部34及びTEM部32がボリューム共鳴器を決めるように結合される場合に、望ましくは、2つの端部での結合は、ボリューム共鳴器が対象面66に関して左右対称を有するように、対称である。ボリューム共鳴器構造において、TEM部32及びバードケージ部34は、共通のボリューム共鳴周波数で共鳴する。2つの部分32、34の間の結合60、62のインピーダンス又は他の特性は、共通のボリューム共鳴周波数での共鳴を確実にするよう選ばれる。
図5を参照すると、僅かに変形された無線周波数コイル30’は、平らではなくむしろ湾曲した楕円形又は円形であって、導電体又は段40’を有するTEM部32’を有する。バードケージ部34及びTEM部32’がボリューム共鳴器を決めるように結合される場合に、一実施例では、共鳴器は、別々の伝送/受信又は送信/受信(S/R)チャネル、具体的には、図5の例に示された4つのS/Rチャネル70、72、74、76を用いて駆動される。通常、少なくとも2つのポートが、位相及び振幅の制御を提供するように、バードケージ部34及びTEM部32’の夫々において結合されている。即ち、図5では、S/Rチャネル70、72は、バードケージ部34を駆動し、一方、S/Rチャネル74、76は、TEM部32’を駆動する。S/Rチャネルの他の数及び構造が使用されても良い。一実施例では、バードケージ部34の夫々の導電体46及びTEM部32’の夫々の導電体40’は、専用のS/Rチャネルによって別個に駆動される。このことは、個々の導電体40、46が、均一性及び信号対雑音比を制御するよう相互に結合又は分離されることを可能にする。類似する駆動配置が、コイル30がボリューム共鳴器を決めるよう相互接続された部分32、34を有する場合に、図1及び2のコイル30に関して用いられても良い。
図6を参照すると、導電体又は段40、46の選択可能な分離(デカップリング)は、例えばセンス(SENSE)撮像のような撮像モダリティを並行して使用するために、ボリューム共鳴器、又はサブコイルの選ばれた位相配列を決めるように設けられている。図6から明らかなように、選ばれた導電体40、46の分離は、同軸又は他の遮蔽ケーブル80を介して、遠くのインピーダンス回路網82へと夫々の導電体を接続することによって、適切に達成される。夫々のサブコイルは、専用のS/Rチャネル84によって個々に駆動される。位相配列を達成するよう遠くのインピーダンス回路網82を介して夫々のサブコイルを個々に駆動するよりもむしろ、例えば位相シフト静電容量のような位相シフトインピーダンスが、位相配列を決める選ばれた分離を提供するよう、サブコイルの間に配置されうる。
図6を参照して説明した能動的な結合/分離、又はデカップリングキャパシタを用いる受動的な分離のいずれか一方を用いると、TEM部32及びバードケージ部34のうちの一方又は両方は、導電体40、46のうちの1つ又はそれ以上から夫々作られたサブコイルによって決められた位相コイル配列として動作することができる。様々な導電体40、46の所望の分離のための、適切なデカップリングインピーダンス又はインピーダンス無線周波数駆動信号の選択は、本発明の発明者による、2002年11月28日に公開されたWO/02/095435に記述されている。能動的な結合及び分離の場合には、異なるコイル又はサブコイルの配列構造が、磁気共鳴画像の無線周波数送受信位相のために使用されうる。
図7Aを参照すると、分離された帯域通過部は、導電体46又は交差部材48のキャパシタの特定のキャパシタ比を用いて形成されている。図7Bでは、誘導性分離が、サブコイルの選ばれた重複によって、又は図3の変圧器62に類似する誘導変圧器を有することによって、達成されている。図7Cは、個々のサブコイルの誘導性及び容量性分離の混合を示す。図7Dは、バードケージ導電体46及び横交差部材48によって形成された帯域通過回路網の分離を示す。図7Dにおいて、帯域通過回路網は、デカップリング静電容量C1及びC2を有する更なるリング導電体を用いて、互いから分離されている。
図8は、変形された無線周波数コイル30”を有する磁気共鳴画像スキャナの変形例10”を示す。図8において、図1のスキャナ10の下部の遮蔽無線周波数スクリーン22は、変形されたTEM部32”の無線周波数スクリーンとしても働く下部の無線周波数スクリーン部22”を形成するよう変形されている。図8の実施例では、変形されたTEM部32”の導電体又は段40は、無線周波数スクリーン部22”がTEM部32”の能動部品として、且つ、浮遊無線信号がスキャナ10”の他の構成要素に干渉することを妨げるための遮蔽体として機能するように、遮蔽無線周波数スクリーン部22”へ容量結合されている。スキャナ10”では、別のTEM無線周波数スクリーン42は削除されており、従って、マグネットボア内部に更なる空間が得られる。
図9の実施例では、弓形のバードケージ部は、異なった円弧の複数の弓形バードケージ部から選ばれる。図9は、TEM部32から電気的に分離されたバードケージ部34を有する図1の無線周波数コイル10を示す。随意的に、バードケージ部34は、異なった円弧を有する導電体又は段46’’’及び交差部材48’’’から形成されたバードケージ部34’’’によって置き換えられる。交換用バードケージ部34’’’は、バードケージ部34と比べて撮像対象50のより近くにバードケージ部34’’’を置く、バードケージ部34とは異なる円弧を有する。交換用バードケージ部34’’’の円弧が撮像対象に近くなればなるほど、円弧は、より強い、円弧に結合する無線周波数信号を供給するので、より小さな撮像対象を撮像する場合に有利となり得る。
2つの交換可能なバードケージ部34、34’’’が図9に表されている一方で、他の円弧又は他の特性を有する更なる交換可能なバードケージ部が提供されても良い。例えば、交換可能なバードケージ部は、異なる大きさのメッシュを提供するよう、不規則に間隔をあけられた段を有することができる。表された実施例では、TEM部32は、対象ブリッジ26に機械的に一体化されており、バードケージ部34、34’’’を交換する際に取り外されない。ボリューム共鳴器を形成する際に、異なる容量性又は誘導性結合素子が、目的とする共通のボリューム共鳴器を達成するように、夫々の交換可能なバードケージ部34、34’’’をTEM部32に結合するために使用されても良い。弓形のバードケージ部34、34’’’が、例えば、楕円形状又は非対称形状を有する様々な断面形状を有することができることは明らかである。更に、幾つかの交換可能なバードケージ部は、能動的に選ばれたサブコイル配列を提供するようインピーダンス回路網82に結合するためのポートを有しても良く、一方、他の交換可能なバードケージ部は、不変な受動デカップリング・インピーダンスを有しても良く、あるいは、ボリューム共鳴器としての使用のためのデカップリング素子を用いずに設計されても良い。
図10を参照すると、コイルボアを決めるバードケージ部100、102、104及びTEM部110、112、114を夫々が有する複数の無線周波数コイル90、92、94は、(図10において点線で示された)マグネットボア18に沿って配置されている。ボア18の軸に沿って配置された複数のコイルの使用は、夫々のコイルが、関心のある特定の撮像部位に対して最適化されることを可能にする。例えば、コイル90は、撮像対象であるうつ伏せの人間の頭部に整合するような大きさとされており、コイル92は、撮像対象であるうつ伏せの人間の胴体部に整合するような大きさとされており、コイル94は、撮像対象であるうつ伏せの人間の脚部に整合するような大きさとされている。夫々のコイル90、92、94は、特定の撮像アプリケーションのために、1又はそれ以上の専用の送受信磁気共鳴スペクトロメータへ接続されうる。
図11を参照すると、人間の頭部118はバードケージ部122及びTEM部124を有する頭部専用の無線周波数コイル120の内部に置かれているように表されている。バードケージ部122は、(図11において図式的に表された)並列な相隔たる導電体又は段130及び横交差部材132を有する。TEM部124は、並列な相隔たるコンダクタ又は段140、及び該並列な相隔たるコンダクタ又段140に隣接して配置された第1のスクリーン部142と、前記並列な相隔たるコンダクタ又段140を横切るエンドキャップスクリーン部144とを有する無線周波数スクリーン部を有する。第1のスクリーン部142は、平らで、滑らかに湾曲し、又は頭部118の輪郭におおよそ整合するように合わせられても良い。
エンドキャップスクリーン部144は、コイル120がケーブル波によってほとんど乱されないように、無線周波数基準接地を提供する。エンドキャップスクリーン部144は、また、放射エネルギー損失を低減し、無線周波数エネルギーを撮像部位に反射し返す。バードケージ部は、対象118に視認性を提供するよう、段140の間の開口部を伴う透明又は半透明な無線周波数スクリーンによって遮蔽され得る。(この配置は、後述する図13に示す無線周波数コイルに類似する。)他の実施例では、バードケージスクリーンは、段140に類似する段を有するが、頭部118から、より大きな間隔で設けられている(図示せず。)。バードケージスクリーンは、共鳴又は非共鳴であっても良い。コイル120は、また、上部及び下部122、124がインピーダンス回路網によって接続されているボリュームコイルとして使用されても良い。他の撮像アプローチでは、個々の導電体は、頭部コイル120が並列画像又はセンス(SENSE)画像のための位相コイル配列として働くように、受動的に又はインピーダンス回路網を用いて、相互に分離される。
図12を参照すると、図11の頭部コイル120に類似する頭部コイル120’が示されている。頭部コイル120’は、変形されたTEM部124’が、変形されたバードケージ部122’の並列な相隔たる導電体又段130’を相互接続するための端部部材としても働く変形されたエンドキャップスクリーン部144’を有する点で、コイル120とは異なる。段130’は、静電容量CSによってエンドキャップスクリーン部144’に接続されている。より高い周波数では、無線周波数スクリーンは、随意的に、放射損失を更に低減するように、上側のバードケージ部122’も覆うよう広がっている。
図13を参照すると、相当に高い周波数を得ることがTEM型コイルに有利となる一方で、バードケージコイル構造の相対的な開放性を保持するための他のアプローチについて、記述する。無線周波数コイル150は、展開図又は平面図で示されている。図において、一様に円筒形のコイルは、説明目的のために、展開されて提示されている。コイル150は、プリント回路基板又は他の適切な基板にストリップライン技術を用いて形成された静電容量CRを夫々有する複数の導電体又は段152を有する。上側及び下側の横方向部材154、156は、同様に形成されており、静電容量CTを有する。静電容量CR及びCTは、個別の部品、離散的な部品、又はそれらの幾つかの組み合わせをひとまとめにされても良い。更に、端部部材154、156は、図13の展開図では直線的に表されているが、端部部材154、156は、実際には、段152を横切って配置されたリングである。導電体又は段152、及び端部部材154、156は、実質的に放射エネルギー損失を低減するTEM無線周波数スクリーン158上に配置されている。TEM無線周波数スクリーン158は、円筒形の輪郭を示す。透明又は半透明な誘電体160は、導電体152の間及び交差部材154、156の間の無線周波数スクリーン158の開口部に配置されている。一実施例では、誘電体160は空気である。透明又は半透明な誘電体160は、撮像対象である人間の改善された視認性を提供し、一方、TEM無線周波数スクリーン158は、コイル150の無線周波数特性を改善するように、少なくとも導電体152とTEM無線周波数スクリーン158との間で共鳴する共鳴モードを支持する。
以上、本発明について、好ましい実施例を参照して説明した。明らかに、上記詳細な説明を読んで、理解することで、変形及び代替がなされることが可能である。本発明は、添付の特許請求の範囲又はそれと等価なものの主旨を損なわない範囲で、このような変形及び変更を行うことが可能である。
Claims (20)
- 磁気共鳴画像システム用の無線周波数コイルであって:
複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の端部導電体とを有し、バードケージ共鳴周波数で共鳴するバードケージ部;及び
複数の並列な相隔たる導電体と、無線周波数スクリーンとを有し、TEM共鳴周波数で共鳴するTEM部;
を有し、
前記バードケージ部及び前記TEM部は、配列された夫々の部分の前記並列な相隔たる導電体と共に夫々配置され、前記バードケージ部及び前記TEM部は、協働して、対象受信部位を決める、
ことを特徴とする無線周波数コイル。 - 前記バードケージ部の並列な相隔たる導電体、及び前記TEM部の並列な相隔たる導電体は:
プリント回路基板上の線状の印刷された銅トレース,
離散的な静電容量,及び
導電性ロッド,
から成るグループから選ばれた1又はそれ以上の電気的に相互接続された構成要素を夫々有する、ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記バードケージ共鳴周波数は、前記TEM共鳴周波数に等しく、
当該無線周波数コイルは、前記バードケージ部と前記TEM部との間にあって、ボリューム共鳴器を決めるように前記バードケージ部及び前記TEM部と共に協働する結合を更に有する、
ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記結合は:
無線周波数誘導変圧器,
静電結合,
同軸半波長ケーブル,及び
前記バードケージ部及び前記TEM部の重複部,
から成るグループから選ばれる、ことを特徴とする請求項3記載の無線周波数コイル。 - 前記バードケージ部及び前記TEM部のうちの少なくとも一方の選ばれた、相隔たる導電体の間に選択的に配置された結合;及び
共鳴器の配列を選択的に決定するための少なくとも1つの無線周波数送受信手段;
を更に有する請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記結合は:
選ばれた、相隔たる導電体の間に配置された位相シフトインピーダンス,及び
デカップリング・インピーダンス回路網,
のうちの1つを有する、ことを特徴とする請求項5記載の無線周波数コイル。 - 前記共鳴器の配列は:
コイルの位相配列,及び
センス(SENSE)コイル配列,
のうちの1つを決める、ことを特徴とする請求項5記載の無線周波数コイル。 - 前記結合は、前記バードケージ部及び前記TEM部のうちの少なくとも一方の選ばれた並列な相隔たる導電体の間の結合/分離の選択配置を達成するよう能動的に切り替えられるアクティブスイッチング部品を有する、
ことを特徴とする請求項5記載の無線周波数コイル。 - 前記バードケージ部は、前記並列な相隔たる導電体を横断する弓形断面を有し、
前記TEM部は、実質的に平面である、
ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配置された1又はそれ以上の交差導電体とを有し、第2のバードケージ共鳴周波数で共鳴する第2のバードケージ部を更に有し、
該第2のバードケージ部は、該第2のバードケージ部及び前記TEM部が、配列された夫々の部分の前記並列な相隔たる導電体と共に夫々配置されるように前記バードケージ部と置き換え可能であり、
前記第2のバードケージ部及び前記TEM部は、協働して、前記対象受信部位を決める、
ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記TEM部の前記無線周波数スクリーンは:
前記TEM部の並列な相隔たる導電体に隣接して配置された第1のスクリーン部;及び
該第1のスクリーン部を横断し、前記TEM部の並列な相隔たる導電体を横断するエンドキャップスクリーン部;
を有する、ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記バードケージ部の並列な相隔たる導電体は、前記TEM部の無線周波数スクリーンのエンドキャップスクリーン部に容量結合されている、ことを特徴とする請求項11記載の無線周波数コイル。
- 前記無線周波数スクリーンは:
前記TEM部の並列な相隔たる導電体に結合されたTEMスクリーン部;及び
該TEMスクリーン部に接続され、前記バードケージ部の外周に広がっており、前記TEMスクリーン部と共に、前記バードケージ部、及び前記TEM部の導電体がその内部に配置される遮蔽無線周波数スクリーンを決める遮蔽スクリーン部;
を有する、ことを特徴とする請求項1記載の無線周波数コイル。 - 前記対象受信部位を取り囲む請求項1記載の無線周波数コイル;
前記対象受信部位を通る時間的に一定のメイン磁場を発生させるマグネット;及び
前記対象受信部位において前記メイン磁場を横切る磁場傾斜を作り出すよう配置された複数の磁場傾斜コイル;
を有する磁気共鳴画像スキャナ。 - 前記無線周波数コイルは、更に、前記メイン磁場に対して一様に並列なバードケージ部及びTEM部の導電性ロッドと共に配置される、ことを特徴とする請求項14記載の磁気共鳴画像スキャナ。
- 前記TEM部の並列な相隔たる導電体の少なくとも幾つかがその内部に配置されたスロットを有する対象支持ブリッジを更に有する、請求項14記載の磁気共鳴画像スキャナ。
- 前記無線周波数コイルの周りに配置され、それらから相隔たる遮蔽無線周波数スクリーンを更に有する、請求項14記載の磁気共鳴画像スキャナ。
- 複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配置された1又はそれ以上の交差導電体とを有し、第2のバードケージ共鳴周波数で共鳴する第2のバードケージ部を更に有し、
該第2のバードケージ部は、該第2のバードケージ部及び前記TEM部が、配列された夫々の部分の前記並列な相隔たる導電体と共に夫々配置されるように前記バードケージ部と交換可能であり、
前記第2のバードケージ部及び前記TEM部は、協働して、前記対象受信部位を決める、
ことを特徴とする請求項14記載の磁気共鳴画像スキャナ。 - 複数の並列な相隔たる導電体と、該相隔たる導電体に対して一様に横方向に配列された1又はそれ以上の交差導電体とを有するバードケージ部;及び
該バードケージ部に結合され、前記相隔たる導電体の間隔に対応する開口部を有する無線周波数スクリーンと、該無線周波数スクリーンの開口部に配置され、当該コイルの内部に配置された関連撮像対象が当該無線周波数コイルを介して見えることを可能にする透明又は半透明な誘電体とを有するTEM無線周波数スクリーン部;
を有する無線周波数コイル。 - 前記透明又は半透明な誘電体は空気である、ことを特徴とする請求項19記載の無線周波数コイル。
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