JP2008516534A - 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービス - Google Patents

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Abstract

4つの異なるネットワークに関連付けられた4つの装置のユーザは、ユーザの異なる装置の全てに対する汎用電話サービスの1組を管理できる。ユーザは、全ての装置へ実際に割り当てられた1つの電話番号を受信できる。汎用サービスの集中型のサービスプロバイダは、サービスを提供するためにIPネットワークを利用でき、最新の技術的進歩を利用できる。更に、IPベースのネットワークを使用することは、汎用サービスの集中型のサービスプロバイダが、同じパケットベースの技術を使用して音声とデータを連続的に統合することを可能にする。単一のサービスプロバイダは、顧客の全ての電話装置のための顧客に対する単一のポイントであり、単一の請求者、1つの顧客サポート番号、等を含む。集中型のIPネットワークを使用して単一のサービスプロバイダによって提供できる機能のリストは、単一の既存ネットワーク(例えば、PSTN、セルラ)上で利用可能な機能を超える。

Description

本発明は、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスに関する。

略号
本明細書は略号を使用して、以下に定められる種々のサービス、メッセージ、及びシステム構成要素を表す。

1 times Evolution - Data Only (1xEv-DO)
1 times Radio Transmission Technology (1x-RTT)
米国規格協会 (ANSI)
符号分割多重アクセス (CDMA)
Compact Wireless Markup Language (CWML)
Dual Tone Multi Frequency (DTMF)
Enhanced Data Rates for GSM Evolution (EDGE)
ゲートウェイ交換機 (GMSC)
汎用パケット無線サービス (GPRS)
汎用アドレスパラメータ (GAP)
Global System for Mobile communications (GSM)
ホーム位置レジスタ (HLR)
Initial Address Message (IAM)
米国電気電子学会 (IEEE)
統合サービスディジタル網 (ISDN)
ISDN User Part (ISUP)
インターネットプロトコル (IP)
インターネット接続サービス業者 (ISP)
Line Access Gateway (LAG)
番号ポータビリティ (LNP)
位置ルーティング番号 (LRN)
移動通信交換局 (MSC)
仮想移動体通信事業者 (MVNO)
Number Portability Administration Center (NPAC)
Packet Data Serving Node (PDSN)
パーソナル通信サービス (PCS)
携帯情報端末 (PDA)
個人識別番号 (PIN)
構内交換機 (PBX)
公衆交換電話網 (PSTN)
無線アクセス・ネットワーク (RAN)
無線ネットワーク制御装置 (RNC)
第2世代 (2G)
セッション開始プロトコル (SIP)
信号方式7 (SS7)
Temporary Local Directory Number (TLDN)
ターミナルアダプタ (TA)
時分割多重アクセス (TDMA)
時分割多重化 (TDM)
伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル (TCP/IP)
Universal Mobile Telecommunications System (UMTS)
Uniform/Universal Resource Locator (URL)
Voice Over Internet Protocol (VoIP)
広域ネットワーク (WAN)
広帯域符号分割多重アクセス (W-CDMA)
無線アプリケーションプロトコル (WAP)
無線LAN (WLAN)
一般に、各電話サービス事業者(例えば、 AT&T, Verizon, Sprint, MCI, 等)は自前のネットワークを構築しており、自社のサービスを提供して電話加入者のシェアを得るために争う。おそらく、米国で、最も一般的で広く使われる電話は、陸線電話である。陸線電話は、電線を通して電話サービス事業者に物理的に接続される電話である(例えば、壁の電話ジャックにプラグを差し込む電話)。また、これらの装置は、ワイヤライン装置とも呼ばれる。ユーザが家の内部を歩き回ることを可能にする多様な無線装置が存在するが、ベース受信器は個人に属し(例えば、その世帯に居住していない他の加入者によって共有されない)、壁にプラグを差し込まれ、電線を介して地域の接続業者から/に信号を送信/受信する。陸線電話の中には、追加機能を有さず、アナログ信号を地域の接続業者から/に更に送信/受信するものもある。これらの「ダム」電話は、黒電話と呼ばれることもある。企業は、電話サービスをユーザに広帯域接続(例えば、DSL、ケーブル、等)を介して加入者宅へ提供することを開始した。例えば、ケーブル会社の電話サービスの加入者は、アナログ電話(例えば、黒電話)を家の内側で使用する。これらの状況では、ケーブル会社の呼を処理する電話交換機へケーブルで伝達されるディジタル信号にアナログ信号を変換する変換器ボックスが存在する。
他の種々の地上線(ワイヤライン)電話は、ディジタル電話、及びインターネットプロトコル(IP)電話を含む。いくつかの実施例では、これらの電話は会社においてデジタル・ネットワークにプラグ接続される。会社は構内交換機(PBX)を使用して、呼を会社内部の他の内線電話へ適切にルーティングするか、又はもし被呼者が会社の外部なら、公衆交換電話網(PSTN)にルーティングする。IP上の音声(VoIP)技術の継続的な改善を用いて、会社の中には電話サービスをインターネット接続上で提供しようとする会社もあり、例えば、デスクトップ・コンピュータのマイクロフォン、及びスピーカを電話サービスのためのハンドセットに変更する。上記の地上線電話の上記実施例のいくつかは、固定電話と称することができる。何故ならば、それらの使用が、接続線によって設定される位置(又は、無線固定装置の場合は、ハンドセットと関連付けられた個人の基地局の間の信号の範囲)に固定されるからである。
固定されない電話装置のクラスは、携帯電話と称される。これらの電話は、移動式である。何故ならば、それらが、加入者を識別する1又は複数の基地局へ無線信号を送受信できる任意の位置で実質的に動作できるからである。多くの異なる多様な携帯電話、例えば、携帯電話、衛星電話、及び無線LAN(WLAN)電話が存在する。携帯電話は、セルと呼ばれる一定の区域に対してサービス区域を提供する基地局と通信する。無線式の地上線装置とは異なり、これらの基地局は、その無線ネットワークの全加入者の携帯機器と通信する。携帯電話が移動するとき、呼は装置と一緒に移動して、1つの基地局から他の基地局へ転送(ハンドオフと称される)される。セルラ・ネットワークを実施するために使用される種々の技術が存在する。例えば、セルラ・ネットワークは、(例えば、パーソナル通信サービス(PCS)ネットワークに対して)異なる周波数スペクトル(例えば、800MHzスペクトル、及び1900MHzスペクトル)の範囲内で動作できる。セルラ・ネットワークは、搬送周波数チャネルに複数の発呼者を取り込むための異なる多重化技術を使用できる。例えば、米国のネットワークは、 global system for mobile communications (GSM)規格、時分割多重アクセス(TDMA)規格、又は符号分割多重アクセス(CDMA)規格に基づき得る。
出現する他のモバイル技術は、WLAN携帯機器である。WLAN装置は、IPベースのネットワークのアクセスポイントと通信するIPベースの携帯機器である。いくつかの実施例では、WLAN装置とアクセスポイントの間の通信は、米国電気電子学会(IEEE)802.11規格(例えば、802.11a,802.11b,802.11g,等、Wi−Fiとも称される)に従う。WLAN装置は、VoIP技術を使用してIPベースのネットワークによって電話の呼び出しが起こることを可能にする。他の実施例では、WLAN技術は、超広帯域無線(例えば、IEEE 802.15規格)、及びWiMAX(例えば、IEEE 802.16規格)、 Bluetooth に準拠のネットワーク、等を含み得る。
一般に、人々は2つの陸線電話(例えば、1つは自宅、1つは職場)、及び(例えば、自宅と職場の間で通信する)携帯電話を使用する。また、無線ネットワークに接続して、データ(例えば、電子メール、及びウェブページ)を送受信するデータ装置(例えば、携帯情報端末(PDA))を有する者もいる。また、これら無線接続されたPDA装置は、加入者に電話サービスも提供する。しばしば、4つの装置は、4つの異なる会社によって運営される4つの異なるネットワークを使用する。これは、加入者へ常に到達できることを間違いなくするために他人が与える4つの異なる電話番号をもたらす。
サービスプロバイダの中には、フォロー・ミー・サービスを提供するものもある。サービスプロバイダに加入者が与える優先順位を付けられた電話番号に従って、これらのフォロー・ミー・サービスは加入者への入呼を1つの装置から他の装置へ転送する。例えば、もし加入者が自宅の地上線電話に対してサービスプロバイダと一体のフォロー・ミー・サービスを有するなら、電話番号の優先順位を付けられたリストに従って、フォロー・ミー・サービスは自宅の地上線電話からの入呼を職場の地上線電話へ最初に転送し、次に加入者の携帯電話へ転送する。もし加入者が何れの装置にも応答しなければ、サービスプロバイダは自宅の地上線電話に関連付けられた音声メールボックスに呼を送信する。フォロー・ミー・サービスは呼転送サービスなので、フォロー・ミー・サービスは反対方向では機能しない。もし誰かが加入者の携帯電話を最初に呼び出して応答がなければ、携帯電話に対するサービスプロバイダは、その携帯電話ネットワークのための音声メールシステムに呼を配向する。次に、加入者は、逃した呼の全てを確実に聞くためにチェックする複数のメールボックスを有する。もし携帯電話ネットワークのサービスプロバイダもフォロー・ミー・サービスを提供したら、携帯電話ネットワークのサービスプロバイダと一体の電話番号の優先順位を付けられた他のリストを加入者は設定できる。この典型的な実施例では、4つの装置を有する人物は、4つの電話番号、4つのフォロー・ミー・サービス、4つの音声メールボックス、等を管理する。
本発明は、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのための、コンピュータ・プログラム・プロダクトを含む方法と装置を記載する。一般に、1側面では、複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に共通の電話サービスを提供するための方法が存在する。その方法は、同一の一意な識別子を第1ネットワークと第2ネットワークに関連付けられた第1電話装置と第2電話装置にそれぞれ割り当てること、及び一意な識別子に関連付けられた呼セットアップ要求をパケットベースのネットワークを介して受信することを含む。その方法は、ルーティング優先度に基づいて第1装置、第2装置、又は第1装置と第2装置から/に呼をパケットベースのネットワークを介してルーティングすることを含む。
他の側面では、複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に共通の電話サービスを提供するための方法が存在する。その方法は、第1ネットワークに関連付けられた第1電話装置、及び第2ネットワークに関連付けられた第2電話装置に、加入者に関連付けられた共通の電話サービスを提供することができる集中型のパケットベースのネットワークを提供すること、並びに集中型のパケットベースのネットワークに加入者への/からの発呼をルーティングすることを含む。
他の側面では、複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に集中型の電話サービスを提供するために構成されたパケットベースの通信ネットワークが存在する。そのネットワークは、異種の技術を使用して電話サービスを提供する通信ネットワークの各々と通信する複数のエッジサーバを含む。また、そのネットワークは、ルーティング優先度に基づいて異種の通信ネットワークの1つを通して、加入者に関連付けられた第1電話装置に呼をルーティングするために構成された、1又は複数のプロバイダサーバを含み、第1電話装置は加入者に関連付けられた複数の電話装置の1つであり、複数の電話装置が同一の識別子に割り当てられ、複数の通信ネットワークに対応する。
他の側面では、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのためのシステムが存在する。そのシステムは、第1ネットワークに関連付けられた第1装置からの第1呼をサービスプロバイダ・ネットワークにルーティングするための手段、第2ネットワークに関連付けられた第2装置からの第2呼をサービスプロバイダ・ネットワークにルーティングするための手段、及び第1装置、又は第2装置を使用して加入者から/に発せられる各呼に、共通のサービスを適用するための手段を含む。
他の側面では、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのために、情報媒体の中に実在するコンピュータ・プログラム・プロダクトが存在する。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、データ処理装置が、第1ネットワークと第2ネットワークに関連付けられた第1電話装置と第2電話装置の各々に同一の一意な識別子を割り当て、第1ネットワーク、又は第2ネットワークから一意な識別子に関連付けられた呼をパケットベースのネットワークを介して受信し、ルーティング優先度に基づいて第1装置、第2装置、又は第1装置と第2装置に呼をパケットベースのネットワークを介してルーティングするように動作可能な命令を含む。
他の側面では、加入者の第1装置から加入者の第2装置に対する呼のハンドオフのために、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置を有する加入者と一体の集中型のパケットベースのネットワークで使用される方法が存在する。その方法は、一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられ、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てること、一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信すること、及び複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングすることを含む。また、その方法は、複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグ(call leg)を集中型ネットワークによって確立すること、及びコールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングすることも含む。
他の側面では、1つの方法が存在する。その方法は、複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に関連付けられた呼をサービスプロバイダ・ネットワークによって受信すること、及び呼が処理される間に、第1通信ネットワークに関連付けられた複数の装置の第1装置から第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置に対する呼のハンドオフをサービスプロバイダ・ネットワークによって実行することを含む。
他の側面では、複数のサーバを含むシステムが存在する。それらは、一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられ、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てるように、一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信するように、及び複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように構成される。また、それらは、複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグを集中型ネットワークによって確立するように、及びコールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように構成される。
他の側面では、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのために、情報媒体の中に実在するコンピュータ・プログラム・プロダクトが存在する。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、データ処理装置に、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てさせ、一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられるように、一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信させるように、及び複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングさせるように動作可能な命令を含む。また、コンピュータ・プログラム・プロダクトは、データ処理装置に、複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグを集中型ネットワークによって確立させるように、及びコールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングさせるように動作可能な命令も含む。
他の側面では、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのためのシステムが存在する。システムは、第1ネットワークに関連付けられた第1装置からサービスプロバイダ・ネットワークに呼をルーティングするための手段、及び呼が処理される間に、第1装置から第2ネットワークに関連付けられた第2装置に対する呼をサービスプロバイダ・ネットワークに転送するための手段を含む。
他の実施例では、上記側面の何れも、以下の1又は複数の特徴を含み得る。1又は複数のプロバイダサーバは、呼サーバ、ルートサーバ、及びアプリケーション・サーバの任意の組み合わせを含み得る。一意な識別子は、電話番号であり得る。一意な識別子は、 universal resource location (URL)であり得る。第1ネットワークからの第1装置は、データチャネルを介してパケットベースのネットワークに被呼番号を送信することを含む、呼セットアップ要求を発生することができる。その種の実施例では、ルーティングは第1装置から/に呼をルーティングすることを含み、ルーティング優先度は呼を発生する第1装置に基づく。パケットベースのネットワークは、第1装置に対する被呼番号に関連付けられた一時的な電話番号を提供できる。パケットベースのネットワークは、一時的な電話番号を被呼番号に関連付けることができる。一時的な電話番号は、呼を発生するために使用できる。一時的な電話番号は、データチャネルを介して提供できる。パケットベースのネットワークは、被呼番号を使用してコールレグを確立でき、被呼番号、及び第1装置から/にルーティングされる呼に関連付けられたコールレグを接続できる。データ経路は、汎用パケット無線システム(GPRS)規格、 enhanced data rates for GSM evolution (EDGE)規格、 universal mobile telecommunications system (UMTS)規格、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)規格、 1 times radio transmission technology (1x−RTT)規格、 1 times evolution - data only (1xEv−DO)規格、又はCDMA2000規格に基づくことができる。
呼セットアップ要求は第1装置によって第1ネットワークから発生でき、第1ネットワークではルーティングは第2装置に呼をルーティングすることを含む。ルーティング優先度の決定は、キーを押す順番を使用できる。キーを押す順番は、第2装置との関連を含む。第1エッジサーバは、パケットベースのネットワークと第1ネットワークの間の通信を容易にするために割り当てられることができ、第2エッジサーバは、パケットベースのネットワークと第2ネットワークの間の通信を容易にするために割り当てられることができる。第1ネットワークで発生する一意な識別子に関連付けられた全ての呼は、パケットベースのネットワークにルーティングされることができる。第1装置によって発生された全ての呼をパケットベースのネットワークに関連付けられたエッジサーバにルーティングするために、専用回路が第1ネットワークによって利用できる。
第1ネットワークは、第1装置によって発生される全ての呼にインジケータを追加できる。インジケータは、1又は複数のディジットのプレフィックスを含むことができる。インジケータは、搬送波コードを含むことができる。パケットベースのネットワークは、第1ネットワーク、又は第2ネットワークと無関係であり得る。第1ネットワークは、第2ネットワークと無関係であり得る。第1ネットワークは、第2ネットワークと異なる技術に基づき得る。第1電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第1無線装置であり得、第2電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第2無線装置であり得る。第2無線装置がアクティブ・モードであるとき、第1無線装置は待機モードに遷移できる。第1無線装置がアクティブ・モードであるとき、第2無線装置は待機モードに遷移できる。
第1ネットワークは陸線電話ネットワークを含むことができ、第2ネットワークは無線電話ネットワークを含むことができる。第1ネットワークは、陸線電話ネットワークを含むことができる。その様な場合、LRNを使用することによって、第1ネットワークの第1装置に呼をルーティングできる。一意な識別子は、GAPディジットに挿入できる。第1ネットワークは、携帯電話ネットワークを含むことができる。その様な場合、TLDNを使用することによって、第1ネットワークの第1装置に呼をルーティングできる。いくつかの実施例では、第1ネットワークも第2ネットワークも構内交換機(PBX)を含まない。共通の電話サービスは、全ての装置に対して、例えば、静穏時、並行呼出、及び単一の音声メールを含むことができる。加入者は、ルーティング優先度を定めることを可能にされる。ルーティング優先度のデフォルト値は、第1に、加入者に関連付けられたWLAN装置へのルーティングとして、第2に、加入者に関連付けられたセルラ装置へのルーティングとして、第3に、加入者に関連付けられた地上線装置へのルーティングとして定めることができる。
第1装置から第2装置に対する呼の転送を開始するために、指示が受信できる。指示は、キーを押す順番に関連付けられた1又は複数のDTMFトーンの予め定められた順番を含むことができる。第1装置は、転送が望ましいかを決定し、及び指示は集中型ネットワークに送信される。指示は、WLAN電話の登録を周期的にモニタすることに基づいて決定できる。指示は、信号強度を周期的にモニタすることに基づいて決定できる。セルラ・ネットワークを通るデータ経路は、指示を送信するために使用できる。集中型ネットワークが、第1装置から第2装置に呼を転送することを決定できる。第1ネットワークは陸線電話ネットワークを含むことができ、第2ネットワークは無線電話ネットワークを含むことができる。
実施は、以下の利点の1又は複数を実現できる。4つの異なるネットワークに関連付けられた4つの装置のユーザは、ユーザの異なる装置の全てに対する汎用電話サービスの1組を管理できる。ユーザは、全ての装置へ実際に割り当てられた1つの電話番号を受信できる。汎用サービスの集中型のサービスプロバイダは、サービスを提供するためにIPネットワークを利用でき、最新の技術的進歩を利用できる。更に、IPベースのネットワークを使用することは、汎用サービスの集中型のサービスプロバイダが、同じパケットベースの技術を使用して音声とデータを連続的に統合することを可能にする。単一のサービスプロバイダは、顧客の全ての電話装置のための顧客に対する単一のポイントであり、単一の請求者、1つの顧客サポート番号、等を含む。集中型のIPネットワークを使用して単一のサービスプロバイダによって提供できる機能のリストは、単一の既存ネットワーク(例えば、PSTN、セルラ)上で利用可能な機能を超える。
1又は複数の実施例の詳細が、図面、及び以下の説明に記載される。本発明の他の特徴、側面、及び利点は、以下の説明、図面、及び請求の範囲から明らかになるであろう。
図1Aは、複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスを提供するためのシステム100を示す。システム100は、複数の通信ネットワーク105,110a,110b,110c,110d,110eを含む。ネットワーク105は、他のネットワーク110a,110b,110c,110d,110eに関連付けられ、それらを通して通信する複数の装置に、共通の電話サービスを提供する。ネットワーク105は、ネットワーク110a,110b,110c,110dに対してメディア・ゲートウェイ、及び信号ゲートウェイとして各々が機能するエッジサーバ115a,115b,115c,115dを含む。ネットワーク110eは、ネットワーク110aを通してネットワーク105と通信する。
また、ネットワーク105は、呼サーバ120、ルートサーバ125、アプリケーション・サーバ130、及び加入者データベース135も含む。一般に、呼サーバ120は、セッション管理、及び信号伝達(例えば、呼、ビデオ、ゲーム)を扱う。ルートサーバ125は、呼をルーティングするためのルーティング情報を提供する。アプリケーション・サーバ130は、加入者が申し込んだサービスを決定し、呼の間に追加サービスを提供するために呼ループに留まることも多い。加入者データベース135は、加入者、加入者が申し込んだサービス、及びサービス明細データについての情報を含む。各サーバ115,120,125,130の物理的実施は、ここに記載されたようなプロセスを実行する能力を失うことなく変化し得る。例えば、各サーバ115,120,125,130が複数のサーバ(例えば、分布型のサーバ・ファーム、複数のサーバ・ブレード、等)を使用して実施されるか、又は全てのサーバ115,120,125,130が組み合わされて単一のサーバに実施されるか、若しくは一部が組み合わされる。
ネットワーク105,110a,110b,110c,110d,110eは、呼をルーティングできる通信ネットワークである。ネットワーク105,110a,110b,110c,110d,110eは、異なる技術に基づく。ネットワーク105,110dは、音声情報をIPパケットに変換するためにVoIP技術を使用し、ネットワークを通してIPパケットをルーティングする、IPパケットベースのネットワークである。ネットワーク110dは、WLAN電話143と通信する1又は複数の無線トランシーバ(例えば、アクセスポイント)を含むWLAN部分140を含む。システム100は、WLAN電話143と通信するためにセッション開始プロトコル(SIP)規格を使用する。
ネットワーク110c,110eは、呼を管理してルーティングするために(例えば、CDMA規格、GSM規格に基づく)携帯電話技術を使用する携帯電話ネットワークである。ネットワーク110c,110eは、他のネットワークに対するネットワーク110c,110eのためのインターフェースとして各々が機能するゲートウェイ交換機(GMSC)145a,145bを任意で含む。GMSC145は、他のネットワークと通信するための異なる信号伝達規格を扱うことができる。セルラ・ネットワークにGMSC145が含まれる実施例では、エッジサーバはMSCと直接通信できる。また、ネットワーク110c,110eは、ホーム位置レジスタ(HLR)148a,148bも含む。全ての加入者が局地交換機に属する固定されたネットワークとは異なり、モバイル・ネットワークでは、加入者はネットワークに属する。HLR148は、モバイル・ネットワークのために加入者データを持続的に記憶するためのデータベースである。HLR148は、加入者の位置(例えば、加入者が移動通信交換局(MSC)150のサービスエリアにいるか、又は異なるネットワークにいるか)を(例えば、MSCによって)継続的に更新される。他のネットワークから呼を受信してルーティングするときに、GMSC145はこの情報を使用する。HLR148独立したネットワーク要素であるか、又はMSC150に組み込まれ得る。
また、ネットワーク110c,110eは、MSC150a,150b,150c,150dも含む。MSC150a,150b,150c,150dは、モバイル・ネットワークによって要求される特化した機能(例えば、MSC150の間のハンドオフに関連する機能)を有するスイッチノードであり、1又は複数の基地局を対応する無線アクセス・ネットワーク(RAN)153a,153b,153c,153dで各々管理する。基地局は、送信/受信のためのトランシーバ機器(例えば、1又は複数のセルのためのアンテナ)、並びに暗号化/復号化、及び信号強度測定のための機器に関連付けられる。トランシーバは、セルラ携帯機器156a,156b,156c,156d,等と通信する。
一般に、携帯機器156は、それらが関連付けられたセルラ・ネットワーク(例えば、110c,110e)に特化される。例えば、加入者が Verizon 社と一体化したセルラ・サービスに申し込むとき、CDMA技術と一体化したセルラ携帯機器を購入する。もし加入者が T-Mobile 社と一体化したセルラ・サービスに申し込めば、GSM技術と一体化したセルラ携帯機器を購入する。CDMA技術と一体化した携帯機器は、GSM技術を使用するネットワークと通信できない。同様に、WLAN装置は、CDMAネットワーク、又はGSMネットワークと通信できない。しかし、電子部品が微細化し続け、市場の需要が増加するにつれて、携帯機器製造業者は、複数の携帯機器(例えば、WLAN技術、CDMA技術、GSM技術、等)を単一の物理的装置にすることを開始している。図1Bは、同じパッケージの内部に複数の携帯機器を含む単一の物理的装置160を例示する。
ユーザが携帯機器160と対話できるように、携帯機器160は一般的なディスプレイ163、及び一般的なキーパッド166を含む。また、携帯機器160は、第1技術のネットワークと通信するための第1無線装置169(例えば、必要な電子装置)、及び第2技術のネットワークと通信するための第2無線装置172(例えば、必要な電子装置)も含む。また、携帯機器160は、一般的なディスプレイ163とキーパッド166の間、及び第1無線装置169と第2無線装置172の間の通信を調整するプロセッサ要素175も含む。例えば、第1無線装置169はCDMA技術に基づくことができ(即ち、CDMAネットワークと通信するように構成され)、第2無線装置172はGSM技術に基づくことができる(即ち、GSMネットワークと通信するように構成される)。その種の装置の実施例は、 Samsung 社によって製造される SCH-a790 電話である。他の実施例では、第1無線装置169はセルラ技術(例えば、GSM)に基づくことができ、第2無線装置172はWLAN技術に基づくことができる(即ち、WLANネットワークと通信するように構成される)。その種の装置の実施例は、 Motorola 社によって製造される CN620移動オフィス装置である。
図1Aを再び参照すると、ネットワーク110aはPSTNを表し、PSTNは多くの異なる会社によって所有され運営される異なる電話に関連する通信ネットワークの融合体である。PSTN110a上の異なるネットワークは、規格化された電話プロトコルを使用して互いに通信し、呼をルーティングする。PSTN110aは、ネットワーク105に関連付けられた加入者に属する呼び出された電話番号に基づいて、ネットワーク105のエッジサーバ115aに呼をルーティングする。多くの場合、アナログ黒電話(例えば、電話装置180)のユーザは、一般に家への有線接続を有する局地交換機を通して、PSTN110aに接続される。PSTN110aは時分割多重化(TDM)技術に基づくことができ、もしそうなら、エッジサーバ115aはTDMトラフィックをIPに(及び、逆も同様に)変換するゲートウェイを表す。
ネットワーク110bは、TDMスイッチ178a,178b,178c,等を使用する従来の有線ネットワークを表す。TDMスイッチ178b,178cは、アナログ黒電話181a,181b,181c,181dに接続される。これらの黒電話181a,181b,181c,181dは、ネットワーク105の加入者によって所有される。黒電話181a,181b,181c,181dを使用して発呼されるとき、ネットワーク110bは呼をエッジサーバ115bに直接ルーティングするので、ネットワーク105は呼を処理して管理できる。同様に、加入者がモバイル・セルラ装置156dを使用してモバイル・ネットワーク110c上で発呼するとき、モバイル・ネットワーク110cは呼をエッジサーバ115cに直接ルーティングして、ネットワーク105は呼を処理して管理できる。一般に、集中型ネットワーク105を所有して運用するサービスプロバイダは、ネットワーク110b,110cを所有せず運用しない。代わりに、ネットワーク105のサービスプロバイダは、加入者の装置から対応するエッジサーバ115に全ての呼を直接転送するためのネットワーク110b,110cの所有者、及びオペレータと協定を有する。このアイディアは、携帯電話サービスの再販業者によって使用される仮想移動体通信事業者(MVNO)モデルに多少は類似する。
システム100は、加入者呼を直接接続されたネットワーク(例えば、110b,110c)から種々の異なる方法でルーティングできる。例えば、挿入されたプレフィックス・ディジットが使用できる。その種の実施例では、加入者が加入者の装置(例えば、加入者のセルラ装置156d)から発呼するとき、その装置(例えば、150d)に機能を提供するネットワーク110cの構成要素(例えば、MCG、HLR、VLR、等)は、ハンドセット(例えば、発呼者)を識別するようにプログラムできる。もし識別がMVNO加入者(例えば、ネットワーク105に対する加入者)の識別なら、ネットワーク110cは被呼番号に一意な1組のディジットを前置する。これらの一意なプレフィックス・ディジットに基づいて、ネットワーク110cは呼をエッジサーバ115cにルーティングする。呼がエッジサーバ115cまで通過するとき、一意なプレフィックス・ディジットは(例えば、エッジサーバ115cによって)被呼番号から削除される。このテクニックは、加入者によって発せられた呼が、処理、及びサービスのためのネットワーク105にルーティングされることを可能にする。また、このテクニックは、加入者が同じサービスプロバイダ(例えば、ネットワーク105)の他の加入者を呼び出すとき、潜在的な問題も都合よく防止する。呼番号と被呼番号の両方が加入者であるので、サービスプロバイダ・ネットワークが、呼び出された加入者に対する呼を完了させようとするとき、単に加入者識別に基づくセルラ・ネットワーク(例えば、110c)でのルーティングは、サービスプロバイダ・ネットワーク(例えば、105)に対するルートバックをもたらすことができる。何故ならば、モバイル・ネットワークは、加入者識別に基づいてルーティングするように構成されているからである。ハンドセットが発呼するときにディジットを被呼番号に前置すること、及びこれらのディジットをサービスプロバイダ・ネットワーク(例えば、105)において削除することは、この「ルーティング・ループ」を回避する。プレフィックス・テクニックを追加して、ネットワーク110cで発せられた呼だけが追加されたプレフィックスを有するので、それらの発呼だけがネットワーク105にルーティングされる。
他の実施例では、プレフィックス・ディジットの代わりに搬送波コードが使用される。その種の実施例では、加入者の装置(例えば、加入者のセルラ装置156d)から加入者が発呼するとき、その装置(例えば、150d)に機能を提供するネットワーク110cは、ハンドセット(例えば、発呼者)を識別するようにプログラムできる。もし識別がMVNO加入者(例えば、ネットワーク105に対する加入者)の識別であれば、ネットワーク110cは予め指定された搬送波コードを信号伝達メッセージに追加する。この搬送波コードに基づいて、ネットワーク110cは、呼をエッジサーバ115cにルーティングする。同様に、入呼が加入者の装置にルーティングされるように、ネットワーク110cに対する入呼は異なる予め指定された搬送波コードを有する。このテクニックは、加入者によって発せられた呼が、処理、及びサービスのためのネットワーク105にルーティングされることを可能にする。
これらのテクニック(例えば、プレフィックス・ディジット、及び搬送波コードを使用すること)は、例えば、ネットワーク110cを使用して記載されてきたが、これらのテクニックは他のネットワーク(例えば、ワイヤライン・ネットワーク110b)でも使用できる。また、ワイヤライン・ネットワーク(例えば、110b)は、加入者の装置(例えば、181a)において発せられる呼を物理的に有線接続できる。例えば、加入者の装置(例えば、装置181aのためのスイッチ178b)に機能を提供するTDMスイッチからネットワーク110b(例えば、115b)に機能を提供するエッジサーバまで、物理的な専用回路が存在し得る。
何らの携帯電話ネットワークも所有、又は運用しないにも拘わらず、MVNOの例として、 Virgin Mobile USA 社が携帯電話サービスを加入者に販売する。代わりに、 Virgin Mobile USA 社は Sprint 社と契約して、 Virgin Mobile USA 社の加入者の装置を認識して、携帯電話サービスの一部、又は全てを提供し、そのサービスに対して Virgin Mobile USA 社は Sprint 社に支払いをする。再販業者の中には、セルラ・ネットワークの所有者、及びオペレータから自社のブランドを更に区別しようと試みるために、補助的サービス(電話に無関係なことが多い)を提供するものもある。システム100はMVNO類似モデルに従うが、ネットワーク105のサービスプロバイダは、殆どの、又は全部の電話サービスを提供する。ネットワーク110a,110b,110c,110d,110eは「ダムパイプ」として機能を提供し、ネットワークをまたがって装置(例えば、143,156,180,181)と対応するエッジサーバ(例えば、115)の間で音声と信号伝達データを単に送信する。いくつかの実施例では、ネットワーク105のサービスプロバイダが、他のネットワーク(例えば、ネットワーク110b)の管理者に特定のサービス(例えば、緊急サービス)を提供させるように手配できることは注目に値する。
例えば、ネットワーク105のサービスプロバイダは、サービスプロバイダによって所有されないネットワークとの提携によって、複数のネットワークを通して1番号遍在サービスを提供できる。加入者のエンドポイント(例えば、装置181c,153c,143)は、サービスプロバイダのネットワーク105の予め指定された呼サーバ120に登録される。地上線ネットワーク(例えば、110b)のオペレータと合意して、サービスプロバイダによって指定されたエッジサーバ(例えば、115b)にネットワーク105の加入者の全ての呼を「ハード」ルーティングする。今、ワイヤライン・オペレータは、ネットワーク105にサービスプロバイダを到着させる「ダムパイプ」である。同様に、セルラ・ネットワーク(例えば、110c)のオペレータと合意して、サービスプロバイダによって指定されたエッジサーバ(例えば、115c)にネットワーク105の加入者の全ての呼を「ハード」ルーティングする。セルラ・ネットワーク(例えば、110c)は、セルラ・ネットワーク110cの内部でセルラ登録、及び加入者のセルラ装置(例えば、153c)のためのハンドオフを扱うことを継続する。今、セルラ・ネットワークも、ネットワーク105にサービスプロバイダを到着させる「ダムパイプ」である。
集中型のサービス、「ダムパイプ」アーキテクチャを使用することによって、システム100は、例えば、共通の電話サービスを加入者の異なる装置の全て(例えば、181,156,143)に提供でき、加入者の異なる装置の全てに対する本当の単一電話番号を提供でき、加入者の異なる装置の全ての間の構内電話サービスを提供でき、加入者の異なる装置の間のハンドオフを提供でき、及び図2〜図10を使用して以下に詳細に記載されるような他の電話サービスを提供できる。図2〜図10は、システム100の要素を使用する呼管理の例示プロセスを示す。
図2は、PSTN110aで非加入者から発せられた呼をネットワーク105の加入者に接続するためのプロセス200を示す。加入者は、加入者のWLAN携帯機器(例えば、装置143、又は装置160の無線装置169)をオンにする。WLAN装置がWLAN140の範囲にあるとき、WLAN携帯機器は呼サーバ120を登録する(205)。例えば、WLAN装置は呼サーバ120のIPアドレスでプログラムでき、又は呼サーバのIPアドレスは自動的に発見できる。WLAN装置がWLAN140と通信するとき、WLAN装置は、IPパケットを、ネットワーク110dをまたがって、エッジサーバ115dまで、及び呼サーバ120まで、予めプログラムされた、又は自動的に発見されたIPアドレスを使用してルーティングできる。複数の呼サーバがネットワーク105に存在するいくつかの実施例では、いったん呼サーバが加入者に対して確立されたら、WLAN装置が登録されている間に、その加入者への/からの呼は、その呼サーバによって処理される。
他の発呼者、非加入者は、PSTN110aに接続された電話を使用して加入者の電話番号を呼び出す(220)。非加入者は、多くの装置、例えば、アナログ黒電話180、携帯電話(例えば、156a)、IP電話装置(例えば、WLAN電話、IPワイヤライン電話、又はコンピュータ)、等に呼び掛けることができる。PSTN110aは、被呼番号がネットワーク105に関連付けられたことを決定し、エッジサーバ115aに適切な幹線を通して呼をルーティングする。エッジサーバ115aは入呼信号伝達を受信し(225)、被呼番号に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求し(225)、被呼番号は特定の加入者に属する。ルートサーバ125は、その特定の加入者に呼を提供している呼サーバ120を決定する(230)。例えば、ルートサーバ125は、加入者の識別子(ID)(例えば、被呼番号)、及びその加入者に対して呼を提供している呼サーバのIPアドレスを有するルックアップテーブルを持ち得る。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115aは信号伝達情報を指示された呼サーバ120にルーティングする(235)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(240)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(245)、呼信号伝達経路にとどまる(245)。アプリケーション・サーバ130は、例えば、加入者データベース135の加入者データを読み込むことによって、どのサービスが適用されるべきかを決定できる(245)。一般に、もしサーバ115,120,125,130の何れかが加入者情報を必要としたら、その情報を得るためにサーバは加入者データベース135と通信できる。
呼サーバ120は、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のルーティング優先度を得る(250)。システム100では、加入者の装置(例えば、加入者の黒電話181c、加入者の携帯電話156c、及び加入者のWLAN電話143)の全ては、それらに割り当てられた同じ電話番号を有する。それで、特定の電話番号を有する1つの装置から異なる電話番号を有する他の装置に呼を転送するフォロー・ミー・サービス(follow me service)とは違って、装置に基づいてルートサーバ125はルートを決定する。以下に詳細に記載されるように、他のネットワークで一時的な番号を使用することは、各々が異なる番号を与える必要なく、任意の加入者の装置に呼をネットワーク105がルーティングすることを可能にする。
ルーティング優先度を決定するために、ルートサーバ125は、加入者によって入力された優先度リストを使用するか、又はもし加入者がその種のリストを入力していなければ、デフォルト・ルーティング優先度を使用する。例えば、プロセス200では、加入者が呼を加入者のWLAN装置へ1番目にルーティングして欲しく、加入者のセルラ装置へ2番目にルーティングして欲しく、もし他の装置が使用中でなければ、加入者の自宅の地上線装置へルーティングして欲しいことを示す優先度リストに、加入者は(例えば、サービスプロバイダのウェブページを通したデータ入力インターフェースを使用して)予め入力している。リストは、装置の優先順位を付けられたリストよりも更に洗練され得る。他の実施例では、リストは、発呼される時間、及び発呼者に基づき得る。それで、例えば、午後7:00以降は、全ての呼が第1優先順位として自宅の地上線装置に向けられる。また、全ての呼が音声メールボックスに向けられる、例えば、午後11:00と午前6:00の間に任意の電話の呼び出しをその加入者が受けたくない時間も、加入者は設定できる。ソースからの全ての呼はセルラ装置へ1番目に向けられ、承認されていない発呼者(例えば、加入者の接触を確立されたリストにない電話番号)からの呼は、音声メールボックスへ常に送信される。
ルートサーバ125は、優先度リストによって指示されるように、装置に対するルーティング情報を返す(255)。ルートサーバ125は、各装置に対するルーティング情報を個別に返すことができ(255)、リスト上の次の装置に対するルーティング情報が帰るまで(255)指示された装置は利用できないことを呼サーバ120が示すことを待つ。或いは、ルートサーバ125は、全ての装置に対するルーティング情報を、優先順位を示して返すことができる(255)。これは、装置が利用できないかをルートサーバ125に呼サーバ120が問い合わせる必要性をなくす。
何れの場合も、プロセス200では、呼サーバ120は加入者の登録されたWLAN装置を有し、従って、加入者のWLAN装置に呼をルーティングするために(260)、第1優先順位に対するルーティング情報を使用することができる。加入者のWLAN装置は、ネットワーク105とネットワーク110d、及びエッジサーバ115dを介して通信するので、呼サーバ120はエッジサーバ115dに呼を送信する。エッジサーバ115dは、ルートサーバ125にルーティング情報の終了を問い合わせる。ルートサーバ125は呼に対するルーティング情報の終了を返し(270)、エッジサーバ115dがエッジサーバ115aと一体の媒体経路を発生し、ネットワーク110dを使用して、PSTN110a上の非加入者と加入者のWLAN装置の間で呼をルーティングする(275)。
図3は、ネットワーク105の加入者にPSTN110aで非加入者から発する呼を接続するためのプロセス300を示す。加入者は、加入者のセルラ携帯機器(例えば、装置156c、又は装置160の無線装置172)をオンにする。セルラ装置がRAN(例えば、153c)の範囲にあるとき、セルラ携帯機器はセルラ・ネットワークを登録する(305)。例えば、HLR148bは、セルラ装置に機能を提供するMSC(例えば、150c)に対するルーティング情報を記憶する。
他の発呼者、非加入者は、PSTN110aに接続された電話(例えば、装置180)を使用して加入者の電話番号を呼び出す(310)。PSTN110aは被呼番号がネットワーク105に関連付けられたことを決定し、エッジサーバ115aに適切な幹線を通して呼をルーティングする。エッジサーバ115aは入呼信号伝達を受信し(315)、被呼番号に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求し(315)、被呼番号は特定の加入者に属する。ルートサーバ125は、その特定の加入者に呼を提供している呼サーバ120を決定する(320)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115aは、指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(325)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(330)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(335)、呼信号伝達経路にとどまる(335)。
呼サーバ120は、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のルーティング優先度を得る(340)。ルーティング優先度を決定するために、ルートサーバ125は、加入者によって入力された優先度リストを使用するか、又はもし加入者がその種のリストを入力していなければ、デフォルト・ルーティング優先度を使用する。例えば、プロセス300では、加入者が呼を加入者のWLAN装置へ1番目にルーティングして欲しく、加入者のセルラ装置へ2番目にルーティングして欲しく、もし他の装置が使用中でなければ、加入者の自宅の地上線装置へルーティングして欲しいことを示す優先度リストに加入者は予め入力している。ルートサーバ125は、優先度リストによって指示されるように、装置に対するルーティング情報を返す(345)。プロセス300では、呼サーバ120は加入者の登録されたWLAN装置を有さず、従って、加入者のWLAN装置に呼をルーティングするために、第1優先順位に対するルーティング情報を使用できないことを決定する。リストで次の優先順位に移動して、呼サーバは、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のセルラ装置を配置すること(350)を試みる。
いくつかの実施例では、加入者の電話装置(例えば、加入者の黒電話181c、加入者の携帯電話156c、及び加入者のWLAN電話143)の全ては、同じ汎用電話番号(例えば、555-555-1234)を有する。これらの実施例の中には、サービスプロバイダ・ネットワーク105に対する加入者の汎用電話番号(555-555-1234)に電話の呼び出しを送信するために、通信ネットワーク110a,110b,110c,110d,110eの全てが構成されているものもある。これは、ネットワーク105に、加入者から/に発せられる全ての呼に対する共通のサービスを都合よく提供させる。また、これは、ネットワーク105に、加入者の設定に基づいて電話装置加入者が好むもの全てに対して、呼を都合よく送信させる。しかし、全ての呼がネットワーク105にルーティングされるので、加入者の汎用電話番号(例えば、555-555-1234)に対して呼を接続するための信号伝達情報を単に送信することによって、例えば、セルラ・ネットワーク110cにネットワーク105は発呼できない。もしネットワーク105がそうしたら、そうするように構成されているので、ネットワーク110cはコールバックをネットワーク105へ単にルーティングするだけであり、ネットワーク105はサービスを提供できる。これらの実施例の中には、このルーティングを克服するために、ネットワーク105が、セルラ・ネットワークによって使用される一時的なローカル・ディレクトリ番号(TLDN)を得て、そのTLDNを使用して必要な呼信号伝達を実行するものもある。
加入者のセルラ装置(例えば、156c)のルーティング情報を得るために(360)、例えば、ルートサーバ125は、位置要求(ANSI−41環境のLOCREQ、GSMネットワークの送信ルーティング情報(SRI)要求、等)をセルラ・ネットワーク(例えば、110c)のHLR(例えば、148b)に送信する(360)。HLRは、セルラ装置が機能を提供しているMSCに登録される間にセルラ装置(例えば、156c)へ一時的に割り当てられるTLDNを、機能を提供しているMSC(例えば、150c)から得る(365)。HLRは、(例えば、GMSC145b、及びエッジサーバ115cを介して)ルートサーバ125に戻る位置要求戻り応答のTLDNを送信する。ルートサーバ125は、エッジサーバ115cに到達するためのTLDN、及びルーティング情報を、呼サーバ120に送信する(375)。呼サーバ120は、エッジサーバ115cに呼を送信する(370)。エッジサーバ115cは、ルートサーバ125にルーティング情報の終了を問い合わせる(385)。ルートサーバ125は呼に対するルーティング情報の終了を返し(390)、エッジサーバ115cがエッジサーバ115aと一体の媒体経路を発生し、ネットワーク110cを使用して(395)、PSTN110a上の非加入者と加入者のセルラ装置の間で呼をルーティングする(385)。
図4は、ネットワーク105の加入者にPSTN110aの非加入者から発せられる呼を接続するためのプロセス400を示す。プロセス400では、加入者がWLAN装置、又はセルラ装置をオンにせず、両方ともどの通信ネットワークにも登録されない。他の発呼者、非加入者は、PSTN110aに接続された電話(例えば、装置180)を使用して、加入者の電話番号(例えば、555-555-1234)を呼び出す(405)。PSTN110aは、被呼番号がネットワーク105に関連付けられたことを決定し、エッジサーバ115aに適切な幹線を通して呼をルーティングする。エッジサーバ115aは入呼信号伝達を受信し(410)、被呼番号に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求し(410)、被呼番号は特定の加入者に属する。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(415)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115aは、指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(420)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(425)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130任意の初期サービスを適用し(430)、呼信号伝達経路にとどまる(430)。
呼サーバ120は、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のルーティング優先度を得る(435)。ルーティング優先度を決定するために、ルートサーバ125は、加入者によって入力された優先度リストを使用するか、又はもし加入者がその種のリストを入力していなければ、デフォルト・ルーティング優先度を使用する。例えば、プロセス400では、加入者が呼を加入者のWLAN装置へ1番目にルーティングして欲しく、加入者のセルラ装置へ2番目にルーティングして欲しく、もし他の装置が使用中でなければ、加入者の自宅の地上線装置へルーティングして欲しいことを示す優先度リストに加入者は予め入力している。ルートサーバ125は、優先度リストによって指示されるように、装置に対するルーティング情報を返す(440)。プロセス400では、呼サーバ120は加入者の登録されたWLAN装置を有さず、従って、加入者のWLAN装置に呼をルーティングするために。第1優先順位に対するルーティング情報を使用できないことを決定する。リストで次の優先順位に移動して、呼サーバは、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のセルラ装置を配置すること(445)を試みる。
ルートサーバ125は、加入者のセルラ装置(例えば、156c)のルーティング情報を得るために(455)、セルラ・ネットワーク(例えば、110c)のHLR(例えば、148b)に位置要求を送信する(455)。HLRは、携帯機器がネットワーク110cに存在しないことを示すルートサーバ125に位置要求戻り応答を戻す(460)。ルートサーバ125は、優先度リストの次の装置に移動し、加入者黒電話(例えば、181c)に対するルーティング情報を提供する(465)。ネットワーク110c上のセルラ装置と同様に、ネットワーク110b上で加入者の電話番号(例えば、555-555-1234)を使用してルーティングされた呼は、ネットワーク105にルートバックされる電話の呼び出しになり得る。番号ポータビリティ(LNP)に対するテクニックを使用して、ルートサーバ105は、呼サーバ120に対してその装置に機能を提供する終端スイッチ(例えば、178c)を指示する黒電話(181c)のための位置ルーティング番号(LRN)を得る(465)。呼サーバ120は、エッジサーバ115bに呼情報を送信する(470)。いくつかの実施例では、ネットワーク105はLNPプロトコルに従う。LRNを使用して呼はルーティングされるので、例えば、加入者の装置の全てに対する加入者の電話番号(例えば、555-555-1234)に対する被呼番号は、汎用アドレスパラメータ(GAP)ディジットで送信される。エッジサーバ115bは、ルートサーバ125にルーティング情報の終了を問い合わせる(475)。ルートサーバ125は呼に対するルーティング情報の終了を返し(480)、エッジサーバ115bがエッジサーバ115aと一体の媒体経路を発生し、ネットワーク110bを使用して(490)、PSTN110a上の非加入者と自宅のアナログ装置の間で呼をルーティングする(485)。
図5は、加入者の第1装置から加入者の第2装置に呼を接続するためのプロセス500を示す。これは、加入者の装置が構内電話システムとして機能することを可能にする。プロセス500では、加入者アナログ家庭装置(例えば、181c)から発呼され、加入者のWLAN装置(例えば、143)を呼び出す。例えば、子供は、加入者の母親を家庭用電話のハンドセットを持ち上げること、及び単純なキーを押す順番を入力することによって呼び出すことができる。例えば、特定のキーを押す順番が、そのキーを押す動作に関連付けられた装置に呼をルーティングするように(例えば、*1はWLAN装置を呼び出し、*2はセルラ装置を呼び出し、*3はアナログ家庭電話を呼び出し、*4はホーム・コンピュータのIP電話ハードウェア/ソフトウェアを呼び出す、等)、構内電話は設定できる。加入者は、加入者のWLAN携帯機器(例えば、装置143、又は装置160の無線装置169)をオンにする。WLAN携帯機器は、加入者の汎用電話番号(例えば、555-555-1234)を割り当てられ、WLAN装置がWLAN140の範囲にあるとき、呼サーバ120を登録する(505)。アナログ家庭電話(例えば、181c)を使用して、他の発呼者(例えば、加入者の子供)が、加入者のWLAN装置を(例えば、*1を押すことによって)呼び出し(520)、アナログ家庭電話(例えば、181c)も、加入者の汎用電話番号(例えば、555-555-1234)に割り当てられている。
上記のように、(アナログ家庭電話が接続された)ネットワーク110bは、エッジサーバ115bに適切な幹線を通して、その加入者の番号に対する全ての呼をルーティングするように構成される。エッジサーバ115bは入呼信号伝達を受信し(525)、加入者が発した呼に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(525)。ルートサーバ125は、(例えば、加入者の汎用番号555-555-1234である呼番号を使用して)その特定の加入者に呼を提供している呼サーバ120を決定する(530)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115bは、指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(535)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(540)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(545)、呼信号伝達経路にとどまる(545)。ネットワーク105は、キーを押す順番(例えば、*1)を使用して、加入者のWLAN装置に呼がルーティングされることを決定する。他の実施例では、1つのキーを押す順番が構内電話機能が所望されることを示すために使用でき、ネットワーク105は、装置の優先順位を付けられたリストを使用して、どの装置を呼び出すか決定でき、又は全ての装置を同時に鳴らし、最初に応答した装置に呼をルーティングできる。更に他の実施例では、発呼者は加入者の汎用番号(例えば、555-555-1234)を呼び出すことができ、ネットワーク105は、装置の優先順位を付けられたリストを使用して、1又は複数の装置に呼をルーティングするか、又は全ての装置を同時に鳴らし、最初に応答した装置に呼をルーティングする。
呼サーバ120は、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者のWLAN装置に対するルーティング情報を得る(550)。ルートサーバ125は、WLAN装置に対するルーティング情報を返す(555)。プロセス500では、呼サーバ120は加入者の登録されたWLAN装置を有し、従って、加入者のWLAN装置に呼をルーティングするために(560)、ルーティング情報を使用できる。加入者のWLAN装置は、ネットワーク105とネットワーク110d、及びエッジサーバ115dを介して通信するので、呼サーバ120はエッジサーバ115dに呼を送信する。エッジサーバ115dは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(565)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(570)、エッジサーバ115dは、エッジサーバ115bと一体の媒体経路を発生し、ネットワーク110dを使用して(575)、加入者のアナログ家庭装置と加入者のWLAN装置の間で呼をルーティングする(565)。
図6は、第1加入者(加入者Aと称する)からの呼を第2加入者(加入者Bと称する)に接続するためのプロセス600を示す。加入者Bは、加入者のWLAN携帯機器(例えば、装置143、又は装置160の無線装置169)をオンにする。WLAN装置がWLAN140の範囲にあるとき、加入者BのWLAN装置は第1呼サーバ(例えば、120)を登録する(605)。加入者Aは、加入者Aのアナログ家庭電話(例えば、181a)を使用して、加入者Bの汎用電話番号を呼び出す(616)。上記のように、アナログ家庭電話が接続されるネットワーク110bは、エッジサーバ115bに適切な幹線を通してネットワーク105の加入者からの全ての呼をルーティングするように構成される。加入者Aが発呼しているので、呼は自動的にネットワーク105にルーティングされる。
エッジサーバ115bは入呼信号伝達を受信し(620)、呼を発している加入者に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(620)。ルートサーバ125は、加入者Aに呼を提供している呼サーバを決定する(624)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115bは、指示された呼サーバ(この実施例では、第2呼サーバ(図示されない))に信号伝達情報をルーティングする(628)。第2呼サーバは、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者Aが申し込むサービスを起動する(632)。加入者Aに対する追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は、任意の初期サービスを加入者Aに適用し(636)、呼信号伝達経路にとどまる(636)。
第2呼サーバは、被呼者も加入者(即ち、加入者B)であることを決定する。第2呼サーバは、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者Bに対して機能を提供している呼サーバを得る(640)。プロセス600では、加入者Bに対して機能を提供している呼サーバは第1呼サーバ120であり、加入者BのWLAN装置は第1呼サーバ120に登録される。第2呼サーバは、第1呼サーバ120に呼をルーティングする(648)。第1呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者Bが申し込むサービスを起動する(652)。加入者Bに対する追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は、任意の初期サービスを加入者Bに適用し(656)、呼信号伝達経路にとどまる(656)。第1呼サーバ120は、ルートサーバ125に要求を送信することによって、加入者Bのルーティング優先度を得る(660)。加入者Bに対するルーティング優先度を決定するために、ルートサーバ125は加入者によって入力された優先度リストを使用するか、又はもし加入者がその種のリストを入力していなければ、デフォルト・ルーティング優先度を使用する。例えば、プロセス600では、加入者Bが呼を加入者BのWLAN装置へ1番目にルーティングして欲しく、加入者Bのセルラ装置へ2番目にルーティングして欲しく、もし他の装置が使用中でなければ、加入者Bの自宅の地上線装置へルーティングして欲しいことを示す優先度リストに、加入者Bは予め入力している。ルートサーバ125は、優先度リストによって指示されるように、装置に対するルーティング情報を返す(664)。
プロセス600では、第1呼サーバ120は加入者Bの登録されたWLAN装置を有し、従って、加入者のWLAN装置に呼をルーティングするために(668)、第1優先順位に対するルーティング情報を使用できる。加入者のWLAN装置は、ネットワーク105とネットワーク110d、及びエッジサーバ115dを介して通信するので、第1呼サーバ120はエッジサーバ115dに呼を送信する。エッジサーバ115dは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(672)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(676)、エッジサーバ115dは、エッジサーバ115bと一体の媒体経路を発生し、ネットワーク110dを使用して、加入者のアナログ家庭装置と加入者のWLAN装置の間で呼をルーティングする(672)。他の実施例では、呼をルーティングするためのセルラ・ネットワークのデータチャネルを使用して、以下に記載されたプロセス700に類似するプロセスが利用できる。
上記のプロセスの中には、エッジサーバ115(例えば、ネットワーク110b,110c,110d)を介してサービスプロバイダ・ネットワーク105に直接接続されるネットワークに加入者が発呼するものもある。しかし、サービスプロバイダ・ネットワーク105に直接接続されていないセルラ・ネットワーク(例えば、110e)上の加入者のセルラ装置(例えば、156a)を使用して加入者が発呼するとき、シナリオが存在する。これらのシナリオでは、加入者はPSTN110a上の誰かに対して電話の呼び出しができ、ネットワーク110eからPSTN110aに呼がルーティングされ、PSTN110aによって被呼者に呼が接続される。その種のシナリオでは、サービスプロバイダ・ネットワーク105は呼に含まれず、サービスプロバイダはサービスを提供しない。図7は、ネットワーク105が加入者にサービスを提供できるように、その種のシナリオで呼にネットワーク105を取り入れるためのプロセス700を示す。
プロセス700では、加入者は、キーパッドを使用して番号を押すこと、及び「送信」を押すことによって、PSTN110aに接続された非加入者に発呼する(702)。サービスプロバイダ・ネットワーク105に呼情報を送信するために(704)、被呼者に接続するためにPSTN110aに被呼番号を送信する代わりに、セルラ装置(例えば、156a)はセルラ・ネットワーク110eのデータチャネルを使用する。呼情報は、例えば、被呼番号、及び呼番号を含む。例えば、もしセルラ・ネットワーク110eがGSMネットワークなら、データチャネルは汎用パケット無線システム(GPRS)規格、 enhanced data rates for GSM evolution (EDGE)規格、 universal mobile telecommunications system (UMTS)規格、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)規格、等に基づき得る。同様に、もしセルラ・ネットワーク110eがCDMAネットワークなら、 データチャネルは 1 times radio transmission technology (1x−RTT)規格、 1 times evolution - data only (1xEv−DO)規格、CDMA2000規格、等に基づき得る。
1実施例では、データチャネルはIPパケットベースのチャネルなので、システム100はIPネットワーク(例えば、ネットワーク110d)を通してネットワーク105に呼情報を送信する。関連するエッジサーバ115dは、呼情報を受信する(706)。呼情報(例えば、データに含まれる呼番号)に基づいて、ネットワーク105は、特定の加入者と一体の呼情報に関連付けられる。エッジサーバ115dは、呼を発している加入者に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(706)。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(708)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115bは、指示された呼サーバ120に呼情報をルーティングする(710)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(712)。
アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し、PSTN110a上の加入者と被呼者の間の呼を完了させるための適切な介入を決定する(714)。プロセス700は、ネットワーク105がサービスを提供する呼経路に含まれることを可能にするためにシステム100が追従できる2つの例示的なプロセス経路D1,D2を示す。D1経路では、PSTN110aがネットワーク105aに呼をルーティングするように、及び被呼者に呼をルーティングすることをネットワークが継続するように、ネットワーク105は一時的な番号を提供する。D2経路では、ネットワーク105は発呼者と被呼者の両方を呼び出し、2つのコールレグを接続する。
もしアプリケーション・サーバ130がD1プロセスに追従するなら、アプリケーション・サーバ130は一時的な代用電話番号を選択し(716)、(呼情報からの)被呼番号と一時的な代用番号の間の関連を記憶する(716)。アプリケーション・サーバ130は、代用番号を呼サーバ120に送信する。呼サーバ120は、例えば、IPベースのネットワーク110dに対応するエッジサーバ115dを使用して(720)、セルラ・データチャネルを通して加入者のセルラ装置(例えば、156a)に代用番号を送信する。
セルラ装置はデータチャネルを通して代用番号を受信し、セルラ・ネットワーク110e、及びPSTN110aを通して代用電話番号を呼び出す(721)。一時的な代用電話番号の1つの特徴は、PSTN110aに対して、代用電話番号がネットワーク105に関連付けられることである。言い換えると、代用電話番号に発呼するためにネットワーク110eから呼信号伝達をPSTN110aが受信するとき、ネットワーク105のエッジサーバ115aに呼をPSTN110aがルーティングする。エッジサーバ115aは入呼信号伝達を受信し(724)、呼び出された代用番号に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(724)。ルートサーバ125は、特定の代用番号に対して呼を提供する呼サーバ120を決定する(727)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115aは、指示された呼サーバ120に呼情報をルーティングする(730)。
呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、被呼番号が申し込むサービスを起動する(733)。アプリケーション・サーバ130は、これが特定の加入者(例えば、発呼者)に関連付けられ、その加入者にサービスを適用する代用電話番号であることを決定する(736)。また、アプリケーション・サーバ130も、加入者が呼び出したい他の電話番号(即ち、記憶された番号(716))にこの代用番号が関連付けられることを決定する(736)。アプリケーション・サーバ130は、呼サーバ120に加入者が呼び出したい電話番号(即ち、加入者から受信した(706)被呼番号)を返す。
呼サーバ120は、サーバ125に要求を送信することによって、加入者が呼び出したい電話番号(即ち、元の被呼番号)に対するルートを得る(740)。ルートサーバ125は、加入者が呼び出したい電話番号に対するルーティング情報を発見し(743)、呼サーバ120にルーティング情報を返す。呼サーバは、PSTN110a上の被呼者に呼をルーティングするエッジサーバ115aに呼をルーティングする。PSTN110aは被呼者に呼をルーティングし(751)、今は、ネットワーク105が呼に含まれる。
もしアプリケーション・サーバ130がD2プロセスに追従したら、アプリケーション・サーバ130は、所望する呼の両方のレグを呼び出すためのプロセスを実行する。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置(例えば、156a)に発呼するためのプロセスを開始する(754)。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置(例えば、156a)に対するTLDNを得るために、セルラ・ネットワーク110eのHLR148aに要求を送信する。セルラ・ネットワーク110eは要求に応答し(758)、加入者のセルラ装置に対するTLDNを返す。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置を用いてコールレグを設定するために、呼サーバ120にTLDN情報を提供する(761)。
呼サーバ120は、ルートサーバ125からTLDNに対するルーティング情報を要求する(764)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(765)。ネットワーク110eはネットワーク105に直接接続されないので、呼サーバ120は、(PSTN110aに関連付けられた)エッジサーバ115aに呼をルーティングする(764)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(767)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(768)、エッジサーバ115aは、間接的に接続されたネットワーク110e、及び加入者のセルラ装置に呼をルーティングする(770)ためのネットワーク110aを使用して(769)、加入者のセルラ装置に呼をルーティングする(767)。呼サーバ120は、コールレグが接続されてきたアプリケーション・サーバ130に、応答を送信する(772)。
加入者のセルラ装置を用いてコールレグが確立される間に(又は、後に)、アプリケーション・サーバは、加入者が呼び出したい電話番号(即ち、加入者から受信する(706)被呼番号)に発呼するためのプロセスを開始する(773)。アプリケーション・サーバ130は、被呼番号を用いてコールレグを確立するために、呼サーバ120に呼び出された電話番号を送信する(773)。呼サーバ120は、ルートサーバ125から、被呼番号に対するルーティング情報を要求する(776)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(777)。被呼番号はPSTN110aに関連付けられるので、呼サーバ120は、PSTN110aに関連付けられたエッジサーバ115aに呼をルーティングする。
エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(779)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(780)、エッジサーバ115aは、ネットワーク110aを使用して(781)、被呼番号に呼をルーティングする(779)。呼サーバ120は、コールレグが接続してきたアプリケーション・サーバ130に応答を送信する(772)。呼の両方のレグが接続されていたとき、アプリケーション・サーバ130は、2つのコールレグを接続するためのプロセスを開始する(788)。エッジサーバ115aは、被呼番号と一体の加入者のセルラ装置の媒体経路を接続する(790)。ネットワーク105を通して2つのレグを接続することによって、ネットワーク105は呼に含まれ、加入者にサービスを提供することができる。一時的な番号の使用を必要としている後続の呼に対して使用できるように、プロセス700で使用される一時的な番号は、一時的な番号の「プール」に返される。例示として、プロセス700はネットワーク110eを使用すると記載したが、直接接続されたネットワーク(例えば、110c)と一緒にプロセス700が使用できることは注目に値する。
上記のプロセスは、加入者を含む呼と、異なるネットワークに関連付けられた加入者の種々の装置を接続することを記載する。異なる装置の幾つかと呼の接続に加えて、ネットワーク105も、1つのネットワークに関連付けられた加入者の第1装置から他のネットワークに関連付けられた加入者の第2装置へのプロセスで、呼をハンドオフできる。図8は、ネットワーク105が、セルラ・ネットワーク上で使用中の加入者のセルラ装置からWLANネットワーク上で使用中の加入者のWLAN装置への呼のハンドオフを実行するプロセス800を示す。いくつかの実施例では、セルラ装置とWLAN装置は、2つの異なる物理的装置(例えば、156c,143)であり得る。プロセス800では、それらは同じ物理的装置(例えば、169,172)に含まれる。また、プロセス800では、セルラ装置(例えば、169)、及びWLAN装置(例えば、172)は、同一の電話番号が両方に割り当てられる。
加入者は、加入者の携帯機器(例えば、装置160)をオンにする。いくつかの実施例では、バッテリの寿命を維持するために、もし装置が関連するネットワークの範囲にあれば、装置160は見るべき1つの無線装置をオンにして、もし範囲になければ、他の無線装置をオンにする。装置160は、好ましいネットワークに関連付けられた無線装置で始める。例えば、もしWLANネットワークが好ましければ、装置150はWLAN無線装置(例えば、172)を最初にオンにする。WLANネットワーク(例えば、110d)の範囲になければ、装置はWLAN無線装置(例えば、172)をオフにして、セルラ無線装置(例えば、169)をオンにする。RAN(例えば、153d)の範囲にあるので、セルラ携帯機器(例えば、169)はセルラ・ネットワーク(例えば、110c)を登録する(803)。携帯機器160がWLAN(例えば、110d)の範囲に移動したかを決定するために、装置160は、WLAN無線装置(例えば、172)をスタンバイからアクティブ・モード(例えば、ウェイクアップ)に周期的に変える。
セルラ・ネットワーク(例えば、110c)と通信して登録する装置160を用いて、加入者はPSTN110aで1つの番号を呼び出す(806)。例えば、もし装置がネットワーク110cと通信していたら、ネットワーク110cは、ネットワーク105の加入者から呼が発せられていることを決定し、エッジサーバ115cに呼をルーティングする。上記のように、ネットワーク110cは、(例えば、ネットワーク105のオペレータの合意のもとで)エッジサーバ115cに適切な幹線を通して、その加入者の番号への/からの全ての呼をルーティングするように構成される。エッジサーバ115cは入呼信号伝達を受信し、呼を発している加入者に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(809)。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(812)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115cは指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(815)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(818)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(821)、呼信号伝達経路にとどまる(821)。
呼サーバ120は、被呼番号に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(824)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(827)。被呼番号はPSTN110aに関連付けられるので、呼サーバ120は、PSTN110aに関連付けられたエッジサーバ115aに呼をルーティングする(830)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(883)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(835)、エッジサーバ115aは、ネットワーク110aを使用して(838)、呼を被呼番号にルーティングする(833)。
周期的チェックの1つの間に、装置160はWLAN無線装置(例えば、172)をオンにし、WLAN無線装置はWLAN(例えば、140)を範囲内で検出する(841)。WLAN装置は、WLANをまたがって登録情報を送信する(841)。WLANに対応するエッジサーバ(例えば、115d)は登録情報を受信し(844)、呼サーバ120にその情報を送信する。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130に情報を送信する(847)。アプリケーション・サーバ130は、WLAN装置が関連付けられた加入者が既に呼び出し中であることを決定する(847)。アプリケーション・サーバ130は、WLAN装置を用いてコールレグを確立するために、プロセスを開始する(850)。プロセス中の呼は同じ物理的装置と一体であるが、呼がセルラ・ネットワーク110c、及び第1無線装置169を現在通過中であることは注目に値する。コールレグがWLAN装置と確立されるとき、そのコールレグはIPネットワーク110d、及び第2無線装置172を通過する。
アプリケーション・サーバ130は、WLAN装置(例えば、172)とコールレグを確立するように、呼サーバに指示する(850)。呼サーバ120は、WLAN装置に対するルーティング情報を、ルートサーバ125から要求する(849)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(851)。呼サーバ120はエッジサーバ115dに呼をルーティングし(849)、エッジサーバ115dは、IPネットワーク110dに関連付けられたエッジサーバである。エッジサーバ115dは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(853)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(851)、エッジサーバ115dは、ネットワーク110dを使用して(857)、呼を被呼番号にルーティングする(853)。
コールレグがWLAN装置と確立されるので、アプリケーション・サーバ130は、加入者を有する既存の呼にWLANレグを追加するためのプロセスを開始する(860)。例えば、 SIP “REINVITE” 命令が使用できる。呼サーバ120は、セルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cに SIP “REINVITE” 命令を送信する(863)。エッジサーバ115cは、WLANネットワーク11dに機能を提供しているエッジサーバ115dを用いたプロセス中の呼の媒体経路を接続する。今やWLANレグが媒体経路に接続されたので、アプリケーション・サーバ130は、セルラ装置に行くコールレグを削除するためのプロセスを開始する(869)。エッジサーバ115cは、セルラ装置(例えば、169)に行くコールレグを切断し(872)、セルラ・ネットワーク110c中の呼経路を削除する(875)。この実施例では、エッジサーバ115cは、呼の最初から終わりまで媒体経路にとどまる。これは、例えば、電線タップを設定しても良い公的機関が、セルラ装置からWLAN装置へ呼がハンドオフされた後に、呼にとどまることを可能にする。いくつかの実施例では、PSTN110aに機能を提供しているエッジサーバ115a、及びWLAN・IPネットワーク110dに機能を提供しているエッジサーバ115dからの直接媒体経路が存在するように、媒体経路はエッジサーバ115cを通して削除できる。
図9は、加入者のWLAN装置(例えば、172)から加入者のセルラ装置(例えば、169)に、プロセス中の呼が転送される、例示的なハンドオフ・プロセス900を示す。WLAN装置は、装置がWLAN(例えば、140)の範囲にあること、及びWLAN装置を登録すること(903)を検出する(903)。同様に、セルラ装置は、装置がセルラ・ネットワークRAN(例えば、110d)の範囲にあること、及びセルラ装置を登録すること(906)を検出する(906)。上記のように、装置160は、互換ネットワークの範囲にあるときは、好ましい無線装置を使用することのみによって、バッテリ電力を維持するようにプログラムできる。いくつかの実施例では、もしWLAN装置が好ましければ、WLAN装置に対する信号が弱ってきていること、及びセルラ・ネットワークへの切り替えが必要であろうことを装置160が検出するまで、セルラ装置は除外される。いくつかの実施例では、WLAN接続が存在するときは、セルラ・ネットワークの音声チャネルは確立されないが、以下に記載されるように、メッセージがデータチャネルをまたがって送信できるように、セルラ・ネットワークを有するデータチャネルが確立される。
装置160がWLANネットワーク(例えば、110d)と通信して登録されるので、加入者はPSTN110aで1つの番号を呼び出す(915)。IPネットワーク上で発呼するとき、例えば、IPアドレスを使用して、エッジサーバ115dにパケットがルーティングされる。エッジサーバ115dは入呼信号伝達を受信し(918)、呼を発している加入者に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(918)。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(921)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115dは指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(924)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(927)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(930)、呼信号伝達経路にとどまる(930)。
呼サーバ120は、被呼番号に対するルーティング情報を、ルートサーバ125から要求する(933)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(936)。被呼番号はPSTN110aに関連付けられるので、呼サーバ120は、PSTN110aに関連付けられたエッジサーバ115aに呼をルーティングする(939)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(941)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(942)、ネットワーク110aを使用して(943)、エッジサーバ115aは被呼番号に呼をルーティングする(942)。
呼の間に時々、装置160は、WLAN信号が弱ってきていること、及びセルラ装置(例えば、169)を起動させること(945)を決定する(945)。1実施例では、装置160は、WLANとの通信信号の信号強度をモニタして、もし信号強度が予め決められた閾値を下回れば、装置160はセルラ装置をオンにする。もし呼がプロセス中なら、この起動タスクは、待機モードの装置よりも更に高速に、及び更に早期に実行される。プロセス900では、装置160が、WLANとの通信の喪失があり得ること、及び呼が進行中であることを決定するとき、装置160は、セルラ・ネットワーク(例えば、GSM)の(例えば、GPRS規格に適合する)データチャネルを通して、転送要求を送信する(945)。いくつかの実施例では、転送要求はデータなので、要求はセルラ・ネットワーク(例えば、110c)からIPベースのネットワーク(例えば、110d)に伝わり、エッジサーバ115dを通してネットワークに達する。
エッジサーバ115dは、入って来る転送要求を受信し(947)、加入者に機能を提供している呼サーバに対するルーティング情報のためのルートサーバ125を、要求が送信される装置から問い合わせる(947)。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(949)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115dは、指示された呼サーバ120に転送要求をルーティングする(947)。呼サーバ120は、転送要求をアプリケーション・サーバ130に転送する(951)。アプリケーション・サーバ130は、プロセス中の呼を用いて、要求が、WLAN装置が範囲外で移動していること、及びセルラ装置に対するハンドオフが必要なことを示すことを決定する(952)。
アプリケーション・サーバ130は、ハンドオフ・アプリケーションに、プロセス中の呼をWLAN装置(例えば、172)からセルラ装置(例えば、169)へ転送することを開始させる(953)。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置(例えば、169)に対するTLDNを得るために、セルラ・ネットワーク110cのHLR(例えば、148a)に要求を送信する(956)。セルラ・ネットワーク110cは要求に応答し(959)、加入者のセルラ装置に対するTLDNを返す。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置とコールレグを設定するために、呼サーバ120にTLDN情報を提供する(962)。
呼サーバ120は、TLDNに対するルーティング情報を、ルートサーバ125から要求する(965)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(968)。呼サーバ120は、セルラ装置とコールレグを確立するために、セルラ・ネットワークに関連付けられたエッジサーバ115cに呼をルーティングする(971)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(974)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(976)、ネットワーク110cを使用して(979)、エッジサーバ115cは、加入者のセルラ装置に呼をルーティングする(974)。呼サーバ120は、コールレグが接続されたことを、アプリケーション・サーバ130に応答する(971)。
コールレグがセルラ装置装置と確立されるので、アプリケーション・サーバ130は、加入者を有する既存の呼にセルラ・レグを追加するためのプロセスを開始する(981)。例えば、 SIP “REINVITE” 命令が使用できる。呼サーバ120は、セルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cと確立したコールレグを、WLAN装置を用いてコールレグを管理しているエッジサーバ115dに送信する(984)。エッジサーバ115dは、セルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cを用いたプロセス中の呼の媒体経路を接続する(987)。今やセルラ・レグが媒体経路に接続されたので、アプリケーション・サーバ130は、WLAN装置に行くコールレグを削除するプロセスを開始する(990)。エッジサーバ115dは、セルラ装置(例えば、172)に行くコールレグを切断し(992)、WLAN140中の呼経路を削除する(994)。例示的なプロセス800と同様に、この実施例では、エッジサーバ115dは、優先順位、及び/又は規定によって、呼の始めから終わりまで媒体経路にとどまる。いくつかの実施例では、PSTN110aに機能を提供しているエッジサーバ115a、及びセルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cからの直接媒体経路が存在するように、媒体経路はエッジサーバ115dを通して削除できる。
ハンドオフ・プロセス800,900では、WLAN装置とセルラ装置が同じ物理的装置(例えば、装置160の169、及び172)にあるとき、プロセッサ要素175は、装置160の一般的なスピーカに音声データを送信することの調整を管理できる。その種のシナリオでは、電話の呼び出しが、1つの無線装置、及び関連するネットワークから他の無線装置、及び関連するネットワークに切り替わったことにユーザは気付かない。しかし、同じ物理的装置は、ハンドオフ手順に対する必要条件ではない。ネットワーク105は加入者の装置の全てに対する呼を管理するので、ネットワーク105は任意の装置から任意の他の装置にハンドオフできる。2つの物理的装置が存在するとき、加入者は1つの装置を切り、他の装置に話すことを開始し、それによって呼が転送されたことに気付く。図10は、ネットワーク105が、加入者の地上線装置(例えば、181a)から加入者のモバイル・セルラ装置(例えば、156c)へのプロセス中の呼のハンドオフを実行する例示的なプロセス1000を示す。
加入者の地上線電話(例えば、181a)を使用して、加入者はPSTN110aで1つの番号を呼び出す(1006)。ネットワーク110bで発呼するとき、エッジサーバ115bに呼を直接ルーティングできる。エッジサーバ115bは入呼信号伝達を受信し(1009)、呼を発している加入者に対するルーティング情報をルートサーバ125から要求する(1009)。ルートサーバ125は、その特定の加入者に対して呼を提供している呼サーバ120を決定する(1012)。ルートサーバ125はルーティング情報を返し、エッジサーバ115bは、指示された呼サーバ120に信号伝達情報をルーティングする(1015)。呼サーバ120は、アプリケーション・サーバ130と通信することによって、加入者が申し込むサービスを起動する(1018)。追加サービスを提供する必要性が生じたら、アプリケーション・サーバ130は任意の初期サービスを適用し(1021)、呼信号伝達経路にとどまる(1021)。
呼サーバ120は、被呼番号に対するルーティング情報を、ルートサーバ125から要求する(1024)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(1027)。被呼番号はPSTN110aに関連付けられるので、呼サーバ120は、PSTN110aに関連付けられたエッジサーバ115aに呼をルーティングする(1030)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(1033)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(1032)、ネットワーク110aを使用して(1036)、エッジサーバ115aは被呼番号に呼をルーティングする(1033)。
呼の間に時々、加入者は、アナログ地上線装置(例えば、181a)から加入者のセルラ装置(例えば、156c)に呼を転送することを加入者が欲していることをネットワーク105に指示する(1041)。例えば、呼の間に特定の順番の数字(例えば、*12)を打つことによって、加入者は転送のための要求を指示できる。ネットワーク110bは加入者に機能を提供していないので、ネットワーク110bは、キーを押す順番(例えば、DTMFトーン)を検出しない(又は、作用しない)。代わりに、キーを押す順番は、ネットワーク105のエッジサーバ115bに呼の一部として(例えば、音声信号成分の一部として)一般に転送される(1041)。エッジサーバ115bは呼サーバ120にその順番を転送し(1041)、呼サーバ120はアプリケーション・サーバ130にその順番を転送する(1045)。これも、例えば、 SIP “INFO” メッセージを使用して行うことができる。
アプリケーション・サーバ130はキーを押す順番を受信し(1049)、この特定の順番(例えば、*12)が、加入者のセルラ装置にプロセス中の呼を転送するための要求を表すことを決定する(1049)。アプリケーション・サーバ130は、地上線装置(例えば、181a)からセルラ装置(例えば、156c)にプロセス中の呼を転送するためのハンドオフ・アプリケーションを開始する(1049)。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置(例えば、156c)に対するTLDNを得るために、セルラ・ネットワーク110cのHLR(例えば、148a)に要求を送信する(1052)。セルラ・ネットワーク110cは要求に対して応答し(1055)、加入者のセルラ装置に対するTLDNを返す。アプリケーション・サーバ130は、加入者のセルラ装置とコールレグを設定するために、呼サーバ120にTLDN情報を提供する(1058)。
呼サーバ120は、TLDNに対するルーティング情報を、ルートサーバ125から要求する(1061)。ルートサーバ125はルーティング情報を得て、呼サーバ120にその情報を返す(1064)。呼サーバ120は、セルラ装置とコールレグを確立するために(1070)、セルラ・ネットワークに関連付けられたエッジサーバ115cに呼をルーティングする(1067)。エッジサーバ115aは、ルーティング情報の終了をルートサーバ125に問い合わせる(1073)。ルートサーバ125は、呼に対するルーティング情報の終了を返し(1075)、エッジサーバ115cは、ネットワーク110cを使用して(1076)、加入者のセルラ装置に呼をルーティングする(1073)。呼サーバ120は、コールレグが接続されたことを、アプリケーション・サーバ130に応答する(1070)。
コールレグがセルラ装置と確立されるので、アプリケーション・サーバ130は、加入者を有する既存の呼にセルラ・レグを追加するためのプロセスを開始する(1079)。例えば、 SIP “REINVITE” 命令が使用できる。呼サーバ120は、セルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cと確立したコールレグを、地上線装置を用いてコールレグを管理しているエッジサーバ115bに送信する(1083)。エッジサーバ115bは、セルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cを用いたプロセス中の呼の媒体経路を接続する(1086)。今やセルラ・レグが媒体経路に接続されたので、アプリケーション・サーバ130は、地上線装置に行くコールレグを削除するプロセスを開始する(1090)。エッジサーバ115bは、セルラ装置(例えば、181a)に行くコールレグを切断し(1092)、ネットワーク110b中で呼経路を削除する(1094)。例示的なプロセス800,900と同様に、いくつかの実施例では、PSTN110aに機能を提供しているエッジサーバ115a、及びセルラ・ネットワーク110cに機能を提供しているエッジサーバ115cからの直接媒体経路が存在するように、媒体経路はエッジサーバ115bを通して削除できる。他の実施例では、エッジサーバ115dは、優先順位、及び/又は規定によって、呼の始めから終わりまで媒体経路にとどまる。
図11は、電話通信が取り込まれる他のタイプの通信ネットワークを含む、例示的な他のシステム1100を示す。上記のプロセスと同様に、これら他のネットワークも、「ダムパイプ」として、サービスプロバイダ・ネットワーク105と異なるネットワークに関連付けられた加入者の装置の間で機能をする。これは、サービスプロバイダ・ネットワーク105に、好ましいネットワークをまたいで好ましい装置に対して呼を管理、及び配向させ、並びに呼の間に1つの装置から他の装置へハンドオフを実行させる。システム1100では、エッジサーバ115a,115b,115c,115dは、ネットワーク110a,110b,110c,110dの代わりに(又は、加えて)ネットワーク1110a,1110b,1110c,1110dに対するインターフェースとして機能を提供する。
ネットワーク1110aは、ピアIPネットワークである。例えば、ピアIPネットワーク1110aは、他のサービスプロバイダ・ネットワーク、又は更に一般的なIPインターネット・ネットワークであり得る。ネットワーク1110bは、 line access gateway (LAG)1120aを介してアナログ黒電話1115a,1115bが接続されるIPネットワークである。ネットワーク1110cは、 packet data serving node (PDSN)1125、及びRAN1135に関連付けられた無線ネットワーク制御装置(RNC)1130を含むセルラ・ネットワークである。システム1100は、RAN1135と通信中の携帯機器1140a(例えば、電話)、及び1140b(例えば、PDA)を示す。ネットワーク110c,1110cは、例えば、2G,2.5G及び/又は3Gセルラ・ネットワークであり得る。ネットワーク1110dは、IP電話1145a,1145bが接続される広帯域IPネットワーク(例えば、ケーブル会社によって実施されるネットワーク)を表す。また、アナログ黒電話1150a,1150bも、ターミナルアダプタ(TA)1155を介して広帯域IPネットワーク1110dに接続される。PDA1160は、WLAN140と通信中である。
ネットワーク105が提供できる共通の電話サービスは、広汎で多彩である。上記のように、アプリケーション・サーバ130は全ての呼に対して呼経路にとどまることができ、これらのサービスを適切であるとして適用する。以下に続くのは、ネットワーク105が提供できるいくつかの電話サービスの実施例の記載である。これらの実施例が図示されるが、ネットワーク105が提供できる可能なサービスの範囲を限定することを意味しない。例えば、サービスは、電話ポータルを提供すること、(例えば、APIを使用して)ウェブポータルを提供すること、(例えば、並行呼出を使用して)「Find Me」サービスを提供すること、装置ハンドオフ機能を提供すること、ハイパーリンク・ダイヤリングを可能にすること、通話記録を発生して記憶すること、ハイパーリンク記録を可能にすること、(特定時間における加入者の音声メールを含む)加入者の装置にカスタマイズされたルーティング優先度を提供すること、複数の発呼者をイネーブルすること、短縮ダイヤルをイネーブルすること、複数の「meet-me」会議をイネーブルすること、電子メール、カレンダ、及びコンタクト・データベースとの統合を提供すること、ペアレンタル制御機能を提供すること、「Buddy list」統合を提供すること、スクリーン・ポップ統合を提供すること、プリペイド発呼をイネーブルすること、コールセンタ・アプリケーションをイネーブルすること、ブロック(例えば、不正が多い国なので、特定の国/領域コード、プレミア番号、国際/オペレータ/DA/他のタイプの呼、ブラックリスト/ホワイトリスト呼制御、等)を提供すること、スクリーニングを提供すること、番号変換を提供すること、音声VPNを提供すること、カスタマイズされた呼出音トーンを提供すること、等を含み得る。
提供されたこれらのサービスのいくつかは、加入者が受信に慣れている従来のローカル・サービスである。例えば、もし発呼者番号が「表示可能」として符号化されたら、名前機能を有する発呼者IDは、呼に応答する前に、加入者が発呼者の名前と番号を閲覧することを可能にする。この機能を用いて、他と同様に、別々の発呼者IDディスプレイ・ユニット、又は内蔵ディスプレイ・ユニットを有する電話が、この機能を使用するために必要である。番号をダイヤルする前にコード・シーケンス(例えば、*67)をダイヤルすることによって起動される呼毎の発呼者IDブロック機能は、現在呼び出し中の人物に(この1回の呼に対してだけ)発呼者の名前と電話番号が表示されることを防ぐ。もし被呼者が発呼者ID機能と適切なディスプレイ装置を有するなら、被呼者は「使用」又は「匿名」という語を見るだけである。このプレフィックスをダイヤルする結果は、「表示制限」とマークを付けられる呼設定メッセージ(例えば、ネット上にない呼に対するSS7IAM)を発することに対する。
加入者が他(第二)者と電話中のとき、呼を待つ機能が提供される。一般に、可聴式の呼を待つトーンは、第三者が呼び出しを試みていることを加入者に示す。例えば、呼を待つトーンは、10秒間隔で2回供給できる。加入者に対して新しい呼を発している相手は、可聴式の呼出音だけを聞き、第二者は何も聞かない。また、呼を待つことは、スイッチフック・フラッシュによって起動される保持機能も含むことができる。加入者は、連続フラッシュを用いて2者を交代させることができる。もし1つの相手がまだ保留中に加入者が電話を切れば、加入者の電話は自動的に鳴り、電話に出たら直ぐに、加入者は保留された相手に再接続される。キャンセル呼を待つ機能(例えば、一時的にディスエイブルすること)が、呼の前の任意の時間に起動できる。起動するために、加入者は受話器を取り上げて、ダイヤルトーンを聞き、1つのキーの順番(例えば、*70)を押し、発呼のために第2のダイヤルトーンを待つ。いったん呼が完了するか、又は加入者が電話を切れば、呼を待つ機能が再起動される。呼を待つ機能を有する発呼者IDは、発呼者ID機能と呼を待つ機能との組合せである。加入者が電話中のとき、可聴式の呼を待つトーンは、他の相手が呼び出しを試みていることを示す。(呼の月、日、及び時間の他に)呼番号も、発呼者IDディスプレイ・ユニット、又は電話に送信される。
Nウェイ呼出機能は、加入者が2又は3以上の相手と異なる番号で同時に話すこと、及びそれによってNウェイ会議呼を確立することを可能にする。また、加入者は1つの相手を保留にし、他と非公開で話し、次に元のNウェイ呼出に戻ることもできる。その機能は、メディア・エッジサーバ(例えば、115)のブリッジを使用し、例えば、呼の間のスイッチフック・フラッシュの使用によって起動される。自動再呼出機能は、加入者が、1つのキーの順番(例えば、*69)をダイヤルすることによって、最後に受信した発呼者番号に対する呼を開始することを可能にする。もし*69をダイヤルしたときに番号が話し中なら、回線が空いたときに呼が設定される。そのとき、電話は一連の特別な呼出トーンで鳴り、加入者がハンドセットを持ち上げるとき、呼が接続される。加入者呼出の番号が話し中のとき、自動リダイヤル機能を起動できる。起動するために、加入者は1つのキーの順番(例えば、*66)をダイヤルでき、もはや話し中でなくなるまで、ネットワーク(例えば、105)は原線をモニタし、もはや話し中でないとき、加入者の電話は一連の特別な呼出トーンで鳴る。加入者がハンドセットを持ち上げるとき、呼が接続される。
ネットワーク105は、(例えば、以下のウェブポータル機能の代替として)それらのサービスを制御するための電話ユーザ・インターフェースを加入者に提供する音声ポータル機能を提供できる。音声ポータル機能は、加入者が、ネットワーク105に関連付けられた音声メールボックスに対する音声メールを検索し、(例えば、もし返す呼番号が利用可能なら)音声メールを残した発呼者に呼を返し、音声メールに対して出て行くメッセージを変更し、装置優先度リスト(例えば、装置、及び時間の順序)を変更し、短縮ダイヤル番号を呼び出す、等を可能にする音声起動インターフェースとして機能する。音声ポータルは、例えば、加入者の装置の1つから短縮コード(例えば、*234)をダイヤルすることによって起動できる。又は、加入者の装置の1つを加入者が使用する時間毎に音声ポータルが到着するように、加入者は自動ログイン機能を構成できる。
音声ポータル機能と同様に、ネットワーク105は、新しい顧客がサービスに入会すること、及び既存の顧客が種々の機能に対する管理オプション(例えば、加入者の装置に対するルーティング優先度リストを確立/更新すること、加入者の他の装置に呼がルーティングされる前に呼び出し音の番号を設定すること、短縮ダイヤル番号を定義すること、及び出て行くアナウンスを記録すること)を提供することを可能にするウェブベースのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを提供するウェブポータル機能も提供できる。また、ウェブポータル機能は、音声メールを検索し、(例えば、もし返す呼番号が利用可能なら)ダイヤルするためのハイパーリンクを使用して、音声メールを残した発呼者に呼を返し、記録するためのハイパーリンクを使用して音声メールに対して出て行くメッセージを変更すること、「Find Me」呼出音サービスを起動/停止/構成すること、短縮ダイヤル番号を呼び出すこと、通話記録を閲覧すること、等にも使用できる。ウェブポータル機能は、インターネットに接続された任意のウェブブラウザに所望のURLを入力することによって、加入者により達成できる。
上記のプロセスでは、リストの順番、又はデフォルトの順番で装置に呼を連続的に配向するために、ネットワーク105はルーティング優先度リストを使用する。他の実施例では、ネットワーク105は「Find Me」機能を提供して、並行呼出を通して加入者の複数の装置が警報を出されることを可能にする。例えば、加入者の番号に発呼されるときに、どの加入者の装置に警報が出されるべきかを指定するために、加入者はウェブポータルを使用できる。指定された終端装置は、ネットワーク105によって警報を出され、上記と類似のプロセスを使用して、ユーザの装置の各々とコールレグを確立することを同時に試みる。1実施例では、装置の任意の1つで呼に応答されるとき、その装置は呼の受け取りを確認しなければならない。これは、例えば、装置が応答されたときにアナウンスを行うこと、「[加入者名]に対する入呼あり。呼を受け取るには1を押せ」を呈示することを含むことができる。呼の受け取りを確認するために応答位置にいるエンドユーザがキーパッド上で「1」キーを押すとき、発呼者は呼に接続され、他の全ての位置における警報が停止される。もし警報を出された位置のどれも呼に応答しないか、又は呼を受け取らなければ、ネットワーク105と確立されている加入者の音声メールに発呼者は接続される。
いくつかの実施例では、加入者を発した、又は受信した全ての呼は、以下の情報と一緒に記録される。即ち、タイムスタンプ、顧客VoIPの加入者名、及び呼び出し中/呼び出された電話番号である。例えば、ウェブポータル上で通話記録を閲覧する間、加入者は、通話記録の各電話番号に対するアイコン(即ち、ハイパーリンク)をクリックでき、アイコンは、番号について更に情報を検索するためのウェブサイト anywho.com に加入者をリンクさせる。同様に、ログの各電話番号に関連付けられた特別なクリック・ツウ・ダイヤル・リンクをクリックすることによって、ダイヤル機能に対するハイパーリンクは、通話記録上で利用可能である。もし入呼が音声メールに送信されていたら、その呼に対するハイパーリンクが表示される。ハイパーリンクをクリックすることが、(もし、あれば)ユーザの好ましいメディア・プレーヤを介して対応する音声メール・メッセージを再生させる。
いくつかの実施例では、短縮ダイヤル番号、及び関連するラベルを提供するために、加入者はウェブポータルを使用できる。これらの番号は、3つの方法の1つ、即ち、(ウェブポータルを介する)クリック・ツウ・ダイヤル、音声ポータルを介して、又はハンドセットから直接、いくつかのキーの順番(例えば、*13、及び短縮電話番号の参照ディジット)をダイヤルすることによって、呼び出すことができる。
パーソナル会議機能は、加入者が、ウェブインターフェースを使用して、複数の参加者に対する会議呼出を予定することを可能にする。加入者は、会議を直ちに(又は、未来のいつかに)予定でき、会議の所要時間を指定できる。アプリケーション・サーバ130は、会議ブリッジ(ダイヤルイン)番号、及びPINコードを割り当て、PINコードは、加入者が会議参加者に配布できる。PINコードは、予定された会議時間の間だけ起動される。参加者は会議ブリッジ番号をダイヤルし、PINコードの入力を促される。もし会議がアクティブなら、発呼者はネットワーク105のブリッジング・メディア・サーバに接続され、他の発呼者と一緒に同じ会議に参加する。他の実施例では、加入者は、会議に対する全ての参加者の電話番号を入力できる。予定された時間に、ネットワーク105は、リスト中の全ての参加者への呼を開始する。パーソナル会議は、ユーザがどの様に参加するかという点で、Nウェイ呼出とは異なる。Nウェイ呼出では、加入者はスイッチフック・フラッシュを使用して、新しい参加者の各々にダイヤルする。パーソナル会議では、各参加者は別々にダイヤルし、会議PINコードに基づいてアプリケーション・サーバによって一緒に参加するか、又はネットワーク105がダイヤルして、発呼者を自動的に接続する。また、パーソナル会議も、多くの他の機能(例えば、トーンを結合して放置すること、任意の電話から無音化/有音化すること、会議終了全ての参加者を自動的に削除すること、呼毎の参加者の番号の制限を構成すること、最大所要時間、等)、無効な(又は、非アクティブな)PINコードの検出、適切なアナウンスを再生すること、等を提供できる。
音声メール機能は、(例えば、呼び出し音サイクルの)ユーザ構成可能なタイムアウトの後に加入者の終端装置が話し中である(又は、応答しない)イベントで、汎用の呼出応答機能を提供する。加入者は、サービスを構成するウェブポータルを使用できる。加入者は、3つのタイプの出て行くメッセージ(例えば、記録される前のシステム挨拶、加入者の名前のテキスト−スピーチ・レンダリング、又は加入者によって記録された個別化されたメッセージ)から選択できる。また、加入者は、入ってくる音声メール・メッセージに対する一般的処置も指定できる。加入者は、音声メール・メッセージに記憶されたメッセージを記憶するか、電子メール・アドレスへ電子メールに添付して送信するか、又は両方かを選択できる。加えて、加入者は、音声メール・メッセージが受信されたときに警報を出す電子メールのアドレスも指定できる。加入者の音声メールを閲覧するために、加入者がウェブポータルを使用するとき、加入者は、加入者が選択した電子メールのアドレスに音声メールの特定の部分を転送することを選択できる。
また、音声メールシステムは、その様に取り付けられた加入者の電話装置のメッセージを待つインジケータ・ライト(又は、電話の近くでメッセージを待つ別々のインジケータ装置)を起動/停止し、及び/又は音声メールを待っていることを示すために、加入者がハンドセットを持ち上げるとき、スタッタ・ダイヤルトーン、若しくは特定のメッセージ(例えば、お待ちのメッセージが届きました)を加入者に対して再生する。このメッセージを待つ指示は、例えば、SIP通知メッセージを介して達成できる。音声メール・メッセージ記憶装置に記憶された音声メール・メッセージは、DTMF(又は、ウェブサイト・アクセス)を介して検索でき、保存でき、及び削除できる。ウェブポータルの音声メール・ページから音声メールにアクセスすることに加えて、通話記録から加入者は音声メールにアクセスできる。ウェブポータルの音声メール・ページでは、音声メールを残した発呼者の電話番号が、受信した音声メール・メッセージを表すハイパーリンクと一緒に表示される。音声メールを残した発呼者の電話番号を呼び出すために、加入者はハイパーリンクを使用できる。
ここに記載される実施例では、呼を配向し、加入者の装置を識別するために電話番号を使用することが注目に値する。もし信号伝達プロトコル、及び電話装置が認められたら、呼を配向し、加入者の装置を識別するために英数字が使用できる。例えば、呼が配向されるべきユーザを一意に識別するために、電話番号の代わりに uniform resource locator (URL)が使用できる。その様な場合、加入者の装置の各々に同一のURLが割り当てられる。
上記のテクニックは、ディジタル電子回路で、又はコンピュータ・ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアで、又はそれらの組合せで実施できる。実施例は、データ処理装置(例えば、プログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、又は複数のコンピュータ)によって実行するための(又は、その動作を制御するための)コンピュータ・プログラム・プロダクト、即ち、情報媒体(例えば、機械読み取り可能な記憶装置、又は伝達信号)中で実施されるコンピュータプログラムであり得る。コンピュータプログラムは、コンパイル言語、インタープリタ言語を含む任意の形式のプログラム言語で書くことができ、スタンドアロン・プログラム、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピュータ環境での使用に対して適切な他のユニットを含む任意の形態で展開できる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ、又は複数のコンピュータで1つの側で、又は複数のサイトにわたって分散し、通信ネットワークによって相互接続して実行されるように展開できる。
方法のステップは、入力データを操作し、出力を発生することにより、本発明の機能を実行するためのコンピュータプログラムを1又は複数のプログラム可能なプロセッサが実行することによって実施できる。また、方法のステップは、特別な目的のための論理回路、例えば、FPGA(書替え可能ゲートアレイ)、又はASIC(特定用途向け集積回路)によって実施できる。モジュールは、コンピュータプログラム、及び/又はプロセッサ/その機能を実施する特別な回路の一部であることが好ましい。
一例として、コンピュータプログラムの実行に適切なプロセッサは、一般的な、及び特別な目的のマイクロプロセッサの両方、並びに任意の種類のディジタルコンピュータの1又は複数のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、読出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、又は両方から命令とデータを受信する。コンピュータの基本的素子は、命令を実行するためのプロセッサ、及び命令とデータを記憶するための1又は複数のメモリ装置である。一般に、コンピュータも、データを記憶するための1又は複数の大容量記憶装置(例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、又は光ディスク)を含むか、又はデータを受信/転送するために動的に結合される。データ転送、及び命令は、通信ネットワークにまたがって起こり得る。コンピュータプログラム、命令、及びデータを実施するために適切な情報媒体は、全ての形式の不揮発性メモリを含み、一例として、半導体メモリ装置(例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリ装置)、磁気ディスク(例えば、内蔵ハードディスク、又はリムーバブル・ディスク)、光磁気ディスク、CD−ROM、及びDVD−ROMを含む。プロセッサ、及びメモリは、特別な目的のための論理回路によって実施されるか、又は内蔵される。
ここで使用されるように、用語「モジュール」及び「機能」は、特定のタスクを実行するソフトウェア、又はハードウェア・コンポーネントを意味するが、限定はされない。モジュールは、アドレス指定可能な記憶媒体上に存在するように都合よく構成でき、1又は複数のプロセッサを実行できるように構成できる。モジュールは、一般目的の集積回路(IC)、FPGA、又はASICを用いて、完全に(又は、部分的に)実施できる。従って、モジュールは、一例として、コンポーネント(例えば、ソフトウェア・コンポーネント、オブジェクト指向ソフトウェア・コンポーネント、クラス・コンポーネント、及びタスク・コンポーネント、プロセス、関数、属性、手順、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数)を含む。構成要素、及びモジュールで提供される機能は、更に少ないコンポーネント、及びモジュールに組み合わせられるか、又は追加のコンポーネント、及びモジュールに分けられる。加えて、構成要素、及びモジュールは、コンピュータ、コンピュータ・サーバ、データ通信基盤機器(例えば、アプリケーションによってイネーブルされるスイッチ、又はルータ)、又は電話通信基盤機器(例えば、公衆電話、又は個人電話の交換機、又は構内交換機(PBX))を含む多くの異なるプラットフォームで都合よく実施される。これらの場合、選ばれたプラットフォームに特有のアプリケーションで書かれることによるか、又は1又は複数の外部アプリケーション・エンジンにプラットフォームをインターフェイスさせることによるかの何れかで実施される。
ユーザとの対話を提供するために、上記のテクニックは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)、又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)、ユーザがコンピュータに入力(例えば、ユーザ・インターフェース装置との対話)を提供できるキーパッド、及びポインティング装置(例えば、マウス、又はトラックボール)を有するコンピュータ上で実施できる。他の種類の装置は、ユーザとの対話を提供するために同様に使用できる。例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の知覚的フィードバック(例えば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック、又は触覚的フィードバック)であり、ユーザからの入力は、音響的、口述的、又は触覚的入力を含む任意の形態である。
上記のテクニックは、後置コンポーネント(例えば、データサーバ)、及び/又はミドルウェア・コンポーネント(例えば、アプリケーション・サーバ)、及び/又は前置コンポーネント(例えば、グラフィカル・ユーザ・インターフェース、及び/又はそれを通してユーザが実施例と対話できるウェブブラウザを有するクライアント・コンピュータ)、又はその種の後置、ミドルウェア、又は前置コンポーネントの組合せを含む分布型のコンピュータ・システムで実施できる。システムの構成要素は、任意の形態、又はディジタル・データ通信の媒体(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続できる。通信ネットワークの実施例は、狭域ネットワーク(LAN)、及び広域ネットワーク(WAN)(例えば、インターネット)を含み、有線ネットワーク、及び無線ネットワークの両方を含む。また、通信ネットワークは、PSTNの全部、又は一部(例えば、一部が特定のキャリアによって所有される)も呼び出せる。
コンピュータ・システムは、クライアント、及びサーバを含み得る。一般に、クライアント、及びサーバは互いに離れており、通信ネットワークを通して対話する。クライアント、及びサーバの関係は、各コンピュータで実行されるコンピュータプログラムによって生じ、互いにクライアント−サーバ関係を有する。
以上、本発明の好ましい実施例について図示し記載したが、特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱することなしに種々の変形および変更がなし得ることは、当業者には明らかであろう。
複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるネットワークと装置を例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるネットワークと装置を例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わるプロセスを例示するブロック図である。 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスの提供に関わる追加のネットワークと装置を例示するブロック図である。
符号の説明
100 システム
105,110a,110b,110c,110d,110e 通信ネットワーク
115,120,125,130 サーバ
115a,115b,115c,115d エッジサーバ
120 呼サーバ
125 ルートサーバ
130 アプリケーション・サーバ
135 加入者データベース
140 WLAN
143 WLAN電話
145 GMSC
148a,148b ホーム位置レジスタ(HLR)
150a,150b,150c,150d 移動通信交換局(MSC)
153a,153b,153c,153d 無線アクセス・ネットワーク(RAN)
156a,156b,156c,156d, セルラ携帯機器
160 物理的装置
163 ディスプレイ
166 キーパッド
169 第1無線装置
172 第2無線装置
175 プロセッサ要素
178a,178b,178c, TDMスイッチ
180 電話装置
181a,181b,181c,181d アナログ黒電話
1110a,1110b,1110c,1110d ネットワーク
1145a,1145b IP電話
1150a,1150b アナログ黒電話

Claims (69)

  1. 複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に共通の電話サービスを提供するための方法であって、前記方法が、
    同一の一意な識別子を第1ネットワークと第2ネットワークに関連付けられた第1電話装置と第2電話装置にそれぞれ割り当てること、
    前記一意な識別子に関連付けられた呼セットアップ要求をパケットベースのネットワークを介して受信すること、及び
    ルーティング優先度に基づいて前記第1装置、前記第2装置、又は前記第1装置と前記第2装置から/に呼をパケットベースのネットワークを介してルーティングすることの諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記一意な識別子が電話番号を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一意な識別子が universal resource location (URL)を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1ネットワークからの前記第1装置による前記呼セットアップ要求を発生し、データチャネルを介して、前記パケットベースのネットワークに被呼番号を送信することを含み、
    ルーティングは前記第1装置から/に呼をルーティングすることを含み、及び
    前記ルーティング優先度は呼を発生する前記第1装置に基づくことの諸ステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記パケットベースのネットワークによって、前記被呼番号を使用するコールレグを確立すること、及び
    前記パケットベースのネットワークによって、前記被呼番号に関連付けられた前記コールレグと前記第1装置から/にルーティングされた前記呼を接続することの諸ステップを更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記データ経路は、汎用パケット無線システム(GPRS)規格、 enhanced data rates for GSM evolution (EDGE)規格、 universal mobile telecommunications system (UMTS)規格、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)規格、 1 times radio transmission technology (1x−RTT)規格、 1 times evolution - data only (1xEv−DO)規格、又はCDMA2000規格に基づく、請求項4に記載の方法。
  7. 前記パケットベースのネットワークによって、前記第1装置に対する前記被呼番号に関連付けられた一時的な電話番号を提供することのステップを更に含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記発生するステップが、前記一時的な電話番号を使用して発生することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記提供するステップが、前記データチャネルを介して前記一時的な電話番号を提供することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記パケットベースのネットワークによって、前記一時的な電話番号を前記被呼番号に関連付けるステップを更に含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記パケットベースのネットワークによって、前記被呼番号を使用するコールレグを確立すること、及び
    前記パケットベースのネットワークによって、前記被呼番号に関連付けられた前記コールレグと前記第1装置から/にルーティングされた前記呼を接続することの諸ステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1ネットワークから前記第1装置によって前記呼セットアップ要求を発生することを更に含み、
    ルーティングは、前記第2装置に前記呼をルーティングすることを含む、請求項1に記載の方法。
  13. キーを押す順番を使用して前記ルーティング優先度を決定することを更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記キーを押す順番は、前記第2装置との関連を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記パケットベースのネットワークと前記第1ネットワークの間の通信を容易にするために、第1エッジサーバを割り当てること、及び
    前記パケットベースのネットワークと前記第2ネットワークの通信を容易にするために、第2エッジサーバを割り当てることの諸ステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1ネットワークで発生する前記一意な識別子に関連付けられた全ての呼を、前記パケットベースのネットワークにルーティングすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記第1装置によって発生した全ての呼を、前記パケットベースのネットワークに関連付けられたエッジサーバにルーティングするために、専用回路を前記第1ネットワークによって利用することを更に含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1ネットワークによって、前記第1装置によって発生した全ての呼に対してインジケータを追加することを更に含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記インジケータが、1又は複数のディジットのプレフィックスを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記インジケータが、搬送波コードを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記パケットベースのネットワークが、前記第1ネットワーク、又は前記第2ネットワークと無関係である請求項1に記載の方法。
  22. 前記第1ネットワークが、前記第2ネットワークと無関係である、請求項1に記載の方法。
  23. 前記第1ネットワークが、前記第2ネットワークと異なる技術に基づく、請求項1に記載の方法。
  24. 前記第1電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第1無線装置であり、前記第2電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第2無線装置である、請求項1に記載の方法。
  25. 前記第1ネットワークは陸線電話網を含み、前記第2ネットワークは無線電話ネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
  26. 前記第1ネットワークが陸線電話ネットワークを含み、LRNを使用することによって、前記第1ネットワークの前記第1装置に呼をルーティングすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  27. 前記一意な識別子をGAPディジットに挿入することを更に含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1ネットワークが携帯電話ネットワークを含み、TLDNを使用することによって、前記第1ネットワークの前記第1装置に呼をルーティングすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  29. 前記第1ネットワークも前記第2ネットワークも構内交換機(PBX)を含まない、請求項1に記載の方法。
  30. 前記共通の電話サービスが、全ての装置に対して、静穏時、並行呼出、及び単一の音声メールを含む請求項1に記載の方法。
  31. 加入者が、前記ルーティング優先度を定めることを可能にされる、請求項1に記載の方法。
  32. 前記ルーティング優先度のデフォルト値を定めることが、
    第1に、前記加入者に関連付けられたWLAN装置へルーティングすること、
    第2に、前記加入者に関連付けられたセルラ装置へルーティングすること、
    第3に、前記加入者に関連付けられた地上線装置へルーティングすることを含む、請求項1に記載の方法。
  33. 複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に共通の電話サービスを提供するための方法であって、前記方法が、
    第1ネットワークに関連付けられた第1電話装置、及び第2ネットワークに関連付けられた第2電話装置に、前記加入者に関連付けられた共通の電話サービスを提供することができる集中型のパケットベースのネットワークを提供すること、及び
    前記集中型のパケットベースのネットワークに前記加入者への/からの発呼をルーティングすることを含むことを特徴とする方法。
  34. 複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に集中型の電話サービスを提供するために構成されたパケットベースの通信ネットワークであって、
    異種の技術を使用して電話サービスを提供する通信ネットワークの各々と通信する複数のエッジサーバ、及び
    ルーティング優先度に基づいて異種の通信ネットワークの1つを通して、加入者に関連付けられた第1電話装置に呼をルーティングするために構成された、1又は複数のプロバイダサーバを含み、
    第1電話装置は加入者に関連付けられた複数の電話装置の1つであり、複数の電話装置が同一の識別子に割り当てられ、複数の通信ネットワークに対応することを特徴とする通信ネットワーク。
  35. 前記1又は複数のプロバイダサーバが、呼サーバ、ルートサーバ、及びアプリケーション・サーバを含む、請求項34に記載のネットワーク。
  36. 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのために、情報媒体の中に実在するコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、コンピュータ・プログラム・プロダクトは、データ処理装置が、
    第1ネットワークと第2ネットワークに関連付けられた第1電話装置と第2電話装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てさせ、
    第1ネットワーク、又は第2ネットワークから一意な識別子に関連付けられた呼をパケットベースのネットワークを介して受信し、及び
    ルーティング優先度に基づいて第1装置、第2装置、又は第1装置と第2装置に呼をパケットベースのネットワークを介してルーティングするように動作可能な命令を含む、コンピュータ・プログラム・プロダクト。
  37. 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのためのシステムであって、
    第1ネットワークに関連付けられた第1装置からの第1呼をサービスプロバイダ・ネットワークにルーティングするための手段、
    第2ネットワークに関連付けられた第2装置からの第2呼をサービスプロバイダ・ネットワークにルーティングするための手段、及び
    前記第1装置、又は前記第2装置を使用して加入者から/に発せられる各呼に、共通のサービスを適用するための手段を含むシステム。
  38. 複数の異なるネットワークに対応する複数の装置を有する加入者と一体の集中型のパケットベースのネットワークにおける、加入者の第1装置から加入者の第2装置に対する呼のハンドオフのための方法であって、
    一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられ、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てること、
    一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信すること、
    複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングすること、
    複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグを集中型ネットワークによって確立すること、及び
    コールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングすることの諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  39. 前記一意な識別子が電話番号を含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記一意な識別子が universal resource location (URL)を含む、請求項38に記載の方法。
  41. 前記パケットベースのネットワークにルーティングされる、前記第1ネットワークで発生した前記一意な識別子に対して全ての呼を配向することを更に含む、請求項38に記載の方法。
  42. 前記第1装置によって発生した全ての呼を、前記パケットベースのネットワークに関連付けられたエッジサーバにルーティングするために、専用回路を前記第1ネットワークによって利用することを更に含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1ネットワークによって、前記第1装置によって発生した全ての呼に対してインジケータを追加することを更に含む、請求項41に記載の方法。
  44. 前記インジケータが、1又は複数のディジットのプレフィックスを含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記インジケータが、搬送波コードを含む、請求項43に記載の方法。
  46. 前記集中型のネットワークと前記第1ネットワークの間の通信を容易にするために、第1エッジサーバを割り当てること、及び
    前記集中型のネットワークと前記第2ネットワークの通信を容易にするために、第2エッジサーバを割り当てることの諸ステップを更に含む、請求項38に記載の方法。
  47. 前記第1装置から前記第2装置に対する呼の転送を開始するために、指示を受信することを更に含む、請求項38に記載の方法。
  48. 前記指示が、キーを押す順番に関連付けられた1又は複数のDTMFトーンの予め定められた順番を含む、請求項47に記載の方法。
  49. 前記第1装置によって、転送が望ましいかを決定すること、及び
    指示を集中型ネットワークに送信することの諸ステップを更に含む、請求項47に記載の方法。
  50. 指示を、WLAN電話の登録を周期的にモニタすることに基づいて決定することを更に含む、請求項47に記載の方法。
  51. 指示を、信号強度を周期的にモニタすることに基づいて決定することを更に含む、請求項47に記載の方法。
  52. 指示を送信するために、セルラ・ネットワークを通るデータ経路はを使用することを更に含む、請求項47に記載の方法。
  53. 前記データ経路は、汎用パケット無線システム(GPRS)規格、 enhanced data rates for GSM evolution (EDGE)規格、 universal mobile telecommunications system (UMTS)規格、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)規格、 1 times radio transmission technology (1x−RTT)規格、 1 times evolution - data only (1xEv−DO)規格、又はCDMA2000規格に基づく、請求項52に記載の方法。
  54. 前記集中型ネットワークによって、前記第1装置から前記第2装置に前記呼を転送することを決定することを更に含む、請求項38に記載の方法。
  55. 前記集中型ネットワークが、前記第1ネットワーク、又は前記第2ネットワークと無関係である、請求項38に記載の方法。
  56. 前記第1ネットワークが、前記第2ネットワークと無関係である、請求項38に記載の方法。
  57. 前記第1ネットワークが、前記第2ネットワークと異なる技術に基づく、請求項38に記載の方法。
  58. 前記第1電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第1無線装置であり、前記第2電話装置は、単一の物理的装置に含まれる第2無線装置である、請求項38に記載の方法。
  59. 第2無線装置がアクティブ・モードであるとき、第1無線装置によって待機モードに遷移できる、請求項58に記載の方法。
  60. 第1無線装置がアクティブ・モードであるとき、第2無線装置によって待機モードに遷移できる、請求項58に記載の方法。
  61. 前記第1ネットワークは陸線電話網を含み、前記第2ネットワークは無線電話ネットワークを含む、請求項38に記載の方法。
  62. 前記第1ネットワークが陸線電話ネットワークを含み、LRNを使用することによって、前記第1ネットワークの前記第1装置に呼をルーティングすることを更に含む、請求項38に記載の方法。
  63. 前記一意な識別子をGAPディジットに挿入することを更に含む、請求項62に記載の方法。
  64. 前記第1ネットワークが携帯電話ネットワークを含み、TLDNを使用することによって、前記第1ネットワークの前記第1装置に呼をルーティングすることを更に含む、請求項38に記載の方法。
  65. 前記第1ネットワークも前記第2ネットワークも構内交換機(PBX)を含まない、請求項38に記載の方法。
  66. 複数の異なるネットワークに関連付けられた複数の装置を有する加入者に関連付けられた呼をサービスプロバイダ・ネットワークによって受信すること、及び
    呼が処理される間に、第1通信ネットワークに関連付けられた複数の装置の第1装置から第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置に対する呼のハンドオフをサービスプロバイダ・ネットワークによって実行することの諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  67. システムであって、
    一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられ、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てるように、
    一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信するように、
    複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように、
    複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグを集中型ネットワークによって確立するように、及び
    コールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように構成された複数のサーバを含むシステム。
  68. 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのために、情報媒体の中に実在するコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、コンピュータ・プログラム・プロダクトは、データ処理装置が、
    一意な識別子は複数の装置に関連付けられた加入者に関連付けられ、複数の異なるネットワークに対応する複数の装置の各々に同一の一意な識別子を割り当てるように、
    一意な識別子に関連付けられた呼を集中型のパケットベースのネットワークによって受信するように、
    複数のネットワークの第1通信ネットワークで使用される複数の装置の第1装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように、
    複数のネットワークの第2通信ネットワークで使用される複数の装置の第2装置にコールレグを集中型ネットワークによって確立するように、及び
    コールレグが確立された後に、第2装置に呼を集中型ネットワークによってルーティングするように動作可能な命令を含む、コンピュータ・プログラム・プロダクト。
  69. 複数のネットワークに関連付けられた複数の装置に対する共通の電話サービスのためのシステムであって、
    第1ネットワークに関連付けられた第1装置からサービスプロバイダ・ネットワークに呼をルーティングするための手段、及び
    呼が処理される間に、第1装置から第2ネットワークに関連付けられた第2装置に対する呼をサービスプロバイダ・ネットワークに転送するための手段を含むことを特徴とするシステム。
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