JP2008514149A - ワイヤレスデジタル通信システムにおけるデータ記号の適応デジタルロッキングおよびソフト評価のための機器および方法 - Google Patents

ワイヤレスデジタル通信システムにおけるデータ記号の適応デジタルロッキングおよびソフト評価のための機器および方法 Download PDF

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Abstract

データ通信システムは、受信機に送信された逐次符号化デジタルデータストリームから同期信号および開始パターンを検出し、データ記号を抽出する。通信システム送信装置は、送信すべき逐次符号化データの記号のフレームを生成するフレームフォーマッタを含む。通信システムは、送信装置と通信して記号のシリーズを取得する受信装置を有する。受信装置は、サンプルおよび保持回路と通信し、サンプルおよび保持回路で受信される信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信するレジスタを有する。複数のビットの受信時に、レジスタ内のビットの位置が調節される。記号エバリュエータが、レジスタと通信して複数のビットを検査し、複数のビットについての記号値を決定する。記号値は、同期値、開始値、およびデータ値を含む。同期値は、信号のタイミングを示す同期パターンを示す。開始値は、データメッセージの先頭の開始パターンを示す。データ値は、データメッセージのデュアルビットデータ記号のうちの少なくとも1つを示す。記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である。

Description

本願は、参照により本明細書に組み込まれる2004年9月22日出願の米国仮特許出願第60/612008号に対する優先権を主張するものである。
「A Method and Apparatus for Ensuring High Quality Audio Playback in a Wireless or Wired Digital Audio Communication System(ワイヤードまたはワイヤレスデジタルオーディオ通信システムにける高品質オーディオ再生を確実にする方法および装置)」、仮米国出願第60/612007号、出願日2004年9月22日、本発明と同じ譲受人に譲渡。
本発明は、デジタルデータ通信信号の送信および受信のための機器および方法に関する。より詳細には、本発明は、受信されたデジタルデータ通信信号に対する受信機の同期、デジタルデータ通信信号内の開始パターンの検出、およびデジタル通信信号からのデジタルデータメッセージの抽出に関する。
デジタルデータのワイヤレス伝送はしばしば、デジタルデータの逐次フォーマットフレームを送ることによって実施される。Infrared Data AssociationのIrDA「Serial Infrared Physical Layer Specification(直列赤外線物理層仕様)」バージョン1.4、2001年5月で列挙されるシステムでは、セクション5.4.2で示されるフレームは、Preamble Field(プリアンブル・フィールド:PA)、Start Flag Field(スタート・フラグ・フィールド:FA)、Data Field(データ・フィールド:DD)、およびStop Flag Field(ストップ・フラグ・フィールド:STO)を有する。受信機は、Preamble Fieldを使用して、着信メッセージに対して受信機のクロッキングシステムを同期する。一般に、Preamble Fieldに対して受信機を同期するのに位相ロックループ発振器が使用される。
Preamble Fieldが検出され、受信機が同期されると、受信機は、Start Flag Fieldの検出を開始して記号同期を確立する。Start Flag Fieldが正しい場合、受信機は、Data Fieldのデータ記号の解釈を始め、Stop Flag Fieldを受け取るまでデータ記号の解釈を続ける。
この仕様はセクション5.4.1でデータの符号化を詳述している。デジタルデータが4パルス位置変調を使用して送信される。この場合、記号内にパルスを配置することによってデュアルビットデータ構造が符号化される。記号が、デュアルビットデータ構造の符号化をそれぞれ表す、記号の持続時間の4つの時間位置に分割される。Preamble Field、Start Flag Field、およびStop Flag Fieldはそれぞれ、デュアルビットデータ構造の4パルス位置変調と混同するはずのない記号ストリームを有する固有のコードである。
位相ロックループを利用する受信機の同期は、送信されたデータの周波数と合致するように局部受信機の周波数をプリングする際にジッタの影響を受ける。さらに、局部発振器でのドリフトにより、局部発振器を周期的に再ロックしなければならない。信号に対して局部発振器を周期的に再ロックしないと、データ受信で誤りが生じる可能性がある。さらに、多重通路受信問題により、受信したタイミングデータが経路の遅延差と共に変動する。
米国特許第6,198,766号(Schuppe等)は、受信機によって生成された復調器に送信すべきパルスを(例えば追加オペレーションを使用することによって)延長すべきか、それとも(例えばチョップオペレーションを使用することによって)短縮すべきかを決定することによる適応パルス整形のための方法および機器を提供している。好ましくは、パルス整形論理は、4Mbps PPMパケットのプリアンブル位相を使用して、パケットの残りのデータ搬送部分に対して必要な、適切な追加レベルまたはチョップレベルを決定するように適合される。
米国特許第6,188,496号(Krishna等)は、信号を受信する受信機と、受信した信号に対する受信機の同期のためのクロック発生器とを有する中継器を有するワイヤレス通信システムを記述している。クロック発生器は一般に位相ロックループである。確認モジュールが、受信した信号内にシグニチャが存在するか否かを決定する。無効化モジュールが、受信した信号内に望ましくない信号成分が存在するか否かを決定する。シグニチャが存在し、かつ望ましくない信号成分が存在しない場合、受信した信号が送信される。
米国特許第5,691,665号(Ohtani)は、受信したPPM信号から再現クロック信号を提供するクロック再現ユニットを有するパルス位置変調(PPM)変調装置を教示している。PPM信号を再現クロック信号でサンプリングした結果が、サンプル結果保持ユニットで保持される。記号同期信号生成ユニットにより、受信したPPM信号から記号同期が達成される。サンプル結果、再現クロック信号、および記号同期に従って、受信データ再現ユニットは、複数の以前のサンプル結果を解析し、受信データを復号化する。
本発明の目的は、受信機に送信された逐次符号化デジタルデータストリーム中の同期信号を検出することである。
本発明の別の目的は、受信機に送信された逐次符号化デジタルデータストリームに埋め込まれた開始パターンを検出することである。
さらに、本発明の別の目的は、受信機に送信された逐次符号化デジタルデータストリームのデータ記号を検出することである。
上記の目的およびその他の目的のうちの少なくとも1つを実施するために、データ通信システムが、送信すべき逐次符号化デジタルデータの記号の日付フレームを生成するフレームフォーマッタを含む送信装置を有する。データフレームは、開始パターンおよび符号化データを含む。同期信号がデータフレームに先行する。同期信号は、符号化データの周波数を示す。開始パターンは、続くデータストリームが有効なデジタルデータであることを示す、フレームの固有パターンである。符号化データは4パルス位置変調デュアルビットデータである。記号の各フレームが、フレームフォーマッタから送信機に転送される。送信機は、オープンな雰囲気などの伝送媒体に対して同報通信するために、記号のシリーズから構成される信号を生成する。
通信システムは、送信装置と通信して記号のシリーズを取得する受信装置を有する。受信装置は、信号を受信および調整するための受信増幅器を有する。受信装置は、4パルス位置変調の周波数よりも高い周波数で信号をサンプリングするためのサンプルおよび保持回路を有する。受信装置は、受信機増幅器と通信するレジスタを有し、受信装置で受信された信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信し、複数のビットの受信時に、レジスタ内のビットの位置を調節する。
記号エバリュエータがレジスタと通信し、複数のビットを検査して複数のビットについての記号値を決定する。記号値は、同期値、開始値、およびデータ値を含む。同期値は、信号のタイミングを示す同期パターンを示す。開始値は、データメッセージの先頭の開始パターンを示す。データ値は、データメッセージのデュアルビットデータ記号のうちの少なくとも1つを示す。記号値は、すべての可能な記号値のうちの最も可能性の高い値である。
受信機で受信され、レジスタに転送される信号は、記号のシリーズから構成される。シリーズの最初は同期信号を含み、第2のシリーズは開始パターンを含み、第3のシリーズは符号化データを形成する。記号エバリュエータは、レジスタで受信された第1のシリーズの記号を検査し、信号との同期ロックを確立する。次いで、記号エバリュエータは、レジスタで受信された第2のシリーズの記号を検査し、データメッセージの先頭を決定する。最終的に、記号エバリュエータは、レジスタで受信された第3のシリーズの記号を検査し、データメッセージを決定する。
第1のシリーズの記号を検査して同期ロックを確立することは、レジスタ内の複数のビットを検査して、第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移が生じたことを決定することによって始まる。第1の遷移の決定時に、エバリュエータは、レジスタ内に常駐する複数のビットを検査して、その複数のビットが同期値を有するか否かを決定する。その複数のビットが同期値を有する場合、エバリュエータは、レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価して、記号のそれぞれが同期値を有することを決定する。後続の記号が同期値であると各評価が決定したとき、受信機はロックされる。しかし、後続の記号が同期値ではない場合、エバリュエータは、第1の同期値の初期遷移を再確立しなければならない。
第2のシリーズの記号を検査してデータメッセージの先頭を決定することは、レジスタで受信された第2のシリーズの記号のそれぞれを評価して、第2のシリーズの記号のそれぞれが開始値を有することを決定することからなる。第2のシリーズの記号が開始値を有する場合、メッセージの先頭が確立される。あるいは、第2のシリーズの記号のいずれかが開始値ではない場合、第1のシリーズの記号を受信しなければならず、同期ロックが再び確立される。
第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の記号値を決定することは、記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てることによって開始する。第1の確率値は、ビットのサブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表す確率を示す。次いで、第2の確率値が、記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれに割り当てられる。第2の確率値は、ビットのサブグルーピングが2つの2進数のうちの第2の数を表す確率を示す。データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての1つの確率値が選択される。次いで、サブグルーピングの確率値が合計され、記号が記号コードの各記号文字を表す確率が形成される。記号が記号コードの記号文字を表す最大の確率を有する記号文字が選択される。次いで、記号に、記号に対する記号文字の記号値が割り当てられる。ビットのサブグルーピングの可能なビット組合せごとに、確率値が帰納的に決定される。
第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号についての記号値を決定する第2の手順は、第1のサブ記号が2つの2進数の一方である最大尤度に従って、2つの2進数の一方を記号の第1のサブ記号に割り当てることによって開始する。後続の各サブ記号に2つの2進数の一方が割り当てられるまで、この割当てが反復的に実施される。
データ記号は4パルス位置変調であり、4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、記号のビットのサブグルーピングを形成する。サンプリングは、少なくともパルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである。
図1に示す本発明のデジタルデータ通信システムは、送信機5を有する。送信機は、デュアルビット逐次化のためにデジタルデータメッセージD0、D1、…、Dn 12を受信するフォーマッタ10を有する。次いで、フレームフォーマッタ10は、符号化デジタルデータメッセージD0、D1、…、Dn12を表す4パルス位置変調信号を生成する。次いで、フレームフォーマッタ10は開始パターンをデータメッセージの先頭に連結する。
データメッセージの形成について議論するために図2を参照する。DATA CLOCKは、デジタルデータメッセージD0、D1、…、Dn 12がフレームフォーマッタ10にゲーティングされる頻度を有する。フレームフォーマッタは、データメッセージの4パルス位置変調信号を生成するのに使用される変調クロック(PPM CLK)を有する。データメッセージの4パルス位置変調信号は、デュアルビットデータの4つの可能なビット組合せの変調を示し、以下のように説明される。
Figure 2008514149
フレームの構造を図3に示す。データメッセージのデータ記号が開始パターンに連結され、データフレームが形成される。同期化パターンは、符号化デュアルビットコード00、またはデータフレームが送信されるまで反復的に送信される(1000 1000…)パターン(1000)である。
同期化パターン(1000 1000…)は開始パターンの前に常に送信され、図1の受信機30がそれ自体を適切なサンプリング位置に位置合せすることが可能となる。同期化パターンの「1000」構造は、データメッセージの後続のデータ記号の受信にとって重要である。受信機30は、データメッセージの後続のデータ記号のビット構造についての適切なタイミングを構築するための第1の基準ビットとして「1」を使用する。受信機30内の状態マシンが次のデータ・フィールドおよびデータフレームの開始の検査に進む前に、開始パターンを形成したビットのシーケンスを識別しなければならない。
受信機30の状態マシンは、開始パターンおよびデータフレームの開始の認識を満たすすべての状態について4パルス位置変調信号を検査するので、同期化パターンの構造をデータビットと間違えることはあり得ない。ロック内にデータフレームを有することが数学的に確かとなると、受信機の状態マシンは、カウンタが尽き、かつデータフレームが完了するまで、データメッセージのデータ記号のデータビットを受信する。次いで状態マシンは終了し、開始パターンを求めて、受信したメッセージを再び検査し始める。
理論的には、同期が可能となるために同期化パターンが必要とする同期記号(「1000」)は1つだけである。受信機30の状態マシンは、この同期記号(「1000」)の後の次の4ビット記号を評価し、別の同期記号(「1000」)が受信されたか、それとも開始パターンの第1の記号ビットが受信されたかが識別される。開始パターンの第1の記号は、「1000」とは異なるものとなるように選ばれ、受信機30の状態マシンが4パルス位置変調信号を評価し、開始パターンを識別することが可能となる。例えば、開始パターンが0100 0000 1000 0100 0100 0000 0100 0100となるように選ばれる場合、受信機30の状態マシンは同期(SYNC)を可能にし、以下のビットシーケンスを評価することによって開始パターン(Start Pattern)を識別する。
Figure 2008514149
開始パターンは、データを正しく表現することが決してできない記号の固有パターンである。本発明の好ましい実施形態での記号の開始パターンは、図3に示すように、記号パターン(0100)(0000)(1000)(0100)(0100)(0000)(0100)(0100)である。次いでデータ記号が形成され、開始パターンに連結される。好ましくは、データメッセージのデータ記号のデータフレームは固定数の記号を有し、データメッセージを回復することが可能となる。しかし、開始パターン間にメッセージを追加することによって可変長メッセージの形態を実装し、着信データメッセージの長さを受信機30に通知することができる。
データフレームがフォーマットされた後、データフレームおよび同期信号がフレームフォーマッタ10から光ドライバ15に転送される。光ドライバ15は、発光ダイオード(LED)20を活動化し、フレームデータおよび同期信号を光信号25として送信する。好ましい実施形態では、光信号25はオープンな空気中で伝送される。光信号25は、受信機30に組み込まれたフォトダイオードD1 35に入射する。
光信号25は、フォトダイオードD1 35によって電気信号に変換され、電気信号が増幅器40で調整される。次いで、調整後電気信号がサンプルおよび保持回路45に転送され、サンプルおよび保持回路45は、評価のために調整後電気信号の一部を周期的にサンプリングおよび保持し、送信されたデータフレームおよび同期信号に対して受信機30を同期し、受信機が電気信号からデジタルデータメッセージを抽出することが可能となる。
図2に示すサンプリングクロック50(SAMP CLK)は、4パルス位置変調クロック(PPM CLK)の倍数である。好ましい実施形態では、サンプリングクロック50の増倍率は約6である。増倍率は任意の好都合な数でよいが、4パルス位置変調クロック(PPM CLK)の3倍程度の低い増倍率は、伝送されるデータフレームおよび同期パターン内のジッタ、および光信号25の多重伝送路のために実用的ではない。4パルス位置変調クロック(PPM CLK)が約4MHzであり、したがってサンプリングレートが24MHzとなり、これは好都合な設計地点であるので、好ましい増倍率6が選ばれる。サンプリングクロック50の実用的な最小増倍率は約5であり、実用的な最大増倍率は、受信機の構成要素の物理的特性によって決定される。
サンプリングクロック50の増倍率は厳密に6となるわけではない。増倍率の差により、記号境界がある時点でサンプリングクロック50に対してシフトする。市販の結晶クロック公差およびドリフト規格を決定することによって最大フレーム長が設定される。これにより、最悪のシナリオの下で、最大で1クロックサイクルがデータメッセージの終りで受信機システムに加算または減算され、回復されるデータメッセージが依然として正しいことが保証される。
時間の経過につれて問題が現れるので、開始パターン(Start pattern)のシフティングは長いメッセージ周波数ドリフト効果を補償するには不十分である。また、短いメッセージを補償する場合であっても、そのような周波数シフトが非常に大きく、データメッセージに対する深刻なデータ破壊を引き起こすので、システム全体は機能することができない。受信機がロッキングステージで周波数ドリフトを予測する機会はほとんどない。広い公差を保証する方法の1つは、様々なロック位置を使用してデータメッセージを同時に取得し、記号境界差を補償し、収集したデータメッセージのデータ保全性をチェックすることである。データフレーム長およびすべての境界条件は、正しいオペレーションを保証するように選ばれる。
サンプリング後電気信号がシフトレジスタ55に転送され、次いでシフトレジスタ55は、同期信号、開始パターン、およびデュアルビットデータ記号の全記号についてサンプルを評価する。好ましい実施形態では、シフトレジスタ55は、28ビットまたはサンプルの電気信号を有する。余分な4つのサンプルは、サンプルをシフトレジスタ内でシフトして正しい同期、開始パターンの評価、およびデュアルビットデータ記号の抽出を保証することができるようにサンプルを処理することが可能となるように保持される。シフトレジスタ55で保持される電気信号のビットのすべては記号エバリュエータ回路60に転送される。シフトレジスタ55の内容を評価するために、シフトレジスタ内容は、図4に示すサブウィンドウに分割される。記号を表す24ビットは4つの6ビット評価サブウィンドウに分割される。残りの4ビットは、最下位レジスタ位置(0,1)の最初の2ビットと、最上位レジスタ位置(26,27)の最後の2ビットである。各評価サブウィンドウは、4パルス位置変調記号の記号桁を決定する。
電気的記号の第1のシリーズのサンプルがエバリュエータ回路60によって検査され、同期記号の存在が確立され、受信した電気信号に受信機30がロックされる。電気的記号の第2のシリーズのサンプルがエバリュエータ回路60によって検査され、続く第3のシリーズのサンプルがデータメッセージの記号となるべき記号を表すことを示す開始パターンの存在が確立される。
記号ごとのサンプルについての記号値の決定は、シフトレジスタ55のサブウィンドウの内容が特定の2進(0または1)値を有する記号桁を表す確率に基づく。次に、電気信号のサンプリングにより特定のパターンがシフトレジスタ55のサブウィンドウ内に存在する確率を説明するために図5を参照する。確率は0から3までの重み付けであり、3が最高の確率であり、0が発生不能である。サブウィンドウ内容のグループAは、0を有する記号桁を表す確率重み付け3を有する。サブウィンドウ内容のグループBは、0を有する記号桁を表す確率重み付け2を有する。サブウィンドウ内容のグループCは、0を有する記号桁を表す確率重み付け1を有する。グループA、B、およびCは、2進数1を有する記号桁を実際に表す確率0を有する。
サブウィンドウ内容のグループDは、1を有する記号桁を表す確率重み付け3を有する。サブウィンドウ内容のグループEは、1を有する記号桁を表す確率重み付け2を有する。サブウィンドウ内容のグループFは、1を有する記号桁を表す確率重み付け1を有する。グループD、E、およびFは、2進数0を有する記号桁を実際に表す確率0を有する。
図5に示すチャートは、シフトレジスタ55の各サブウィンドウについて可能な64通りの2進数組合せのうちの36個を含む。残りの28個の組合せは、生じる可能性が低く、したがってそれらには2進数0が割り当てられ、1である確率0を有する。確率重み付けは、記号値のすべての組合せについて発見的に選ばれる。確率重み付けは、チャネル特性に基づいて導出される。例えば、送信される信号の「テール効果」の延長に赤外線チャネルが寄与することを示すことができる。例えば、送信されたときにビットシーケンス「00000 11111 00000 11111 00000」を有するメッセージは、受信機端部ではビットシーケンス「00000 11111 10000 11111 10000」または「00000 11111 11000 11111 11000」となる可能性がある。したがって、この例では、ビットシーケンス「10000」または「11000」が実際には「0000」である確率が高くなるように確率重みが割り当てられる。
同期信号を評価して、送信された光信号に対する受信機の同期を確立することは、シフトレジスタ内の第1の遷移位置を決定することによって開始する。遷移が見つかった後、各サブウィンドウが評価され、同期記号が決定される。同期記号が決定された後、サブウィンドウが評価され、開始パターンが決定される。次いで、開始パターンの受信時に、各サブウィンドウが評価され、データメッセージのデータ記号が決定される。
次に、同期信号の決定、決定開始パターン、およびデータ記号の抽出のための方法をより詳細に議論するために図6aおよび6bを参照する。エバリュエータ回路60は、方法の始めに初期化される(ボックス100、105、および110)3つのカウンタ回路(同期記号カウント i、開始記号カウントj、およびデータ記号カウントk)を維持する。ビットは、一度に単一ビットだけレジスタ55にシフトされる(ボックス115)。上位ビット(27、26、および25)が検査され(ボックス120)、初期遷移を示すパターン(001)を含むか否かが決定される。パターンが遷移を示さない場合、シフトレジスタが左側に1ビットだけシフトされ(ボックス115)、したがって新しいビットがビット25にシフトされる。遷移の始まりを示す初期遷移について上位ビット(27、26、および25)が再び検査される(ボックス120)。
初期遷移の受信時に、シフトレジスタ55の記号内容が評価され(ボックス125)、最も可能性の高い記号が決定される。決定されたシフトレジスタ55の記号値が同期信号記号と比較される(ボックス130)。決定されたシフトレジスタ55の記号値が同期記号ではない場合、シフトレジスタ55がシフトされ(ボックス115)、初期遷移が決定され、新しい初期遷移の受信時に、シフトレジスタ55の内容の記号値が評価される(ボックス125)。シフトレジスタ55の内容の記号値と同期信号記号との比較時に(ボックス130)、シフトレジスタ55の内容の記号値は同期記号である場合、同期記号カウンタ(i)が増分される(ボックス135)。新しい完全なウィンドウがウィンドウ内に提示されるようにシフトレジスタ55がシフトされる(ボックス140)。最確記号についてシフトレジスタ55の内容が評価される(ボックス145)。シフトレジスタ55の内容の記号値が同期記号値と比較される(ボックス150)。シフトレジスタ55の内容の記号値が同期値ではない場合、エラーが発生し、方法は再始動する。しかし、シフトレジスタ55の内容の記号値が同期記号の記号値である場合、同期記号カウント値(i)が、着信信号との同期を達成するのに必要な同期値の数(R)と比較される(ボックス155)。同期記号値のすべてが決定されていない場合、同期記号カウンタ(i)が増分され(ボックス135)、シフトレジスタがサンプルの次のフルウィンドウにシフトされ(ボックス140)、シフトレジスタ55の内容の記号値が評価される(ボックス145)。上述のように、ロッキングのために理論的には1つの同期記号が必要である。しかしシステム性能を最適にするために、同期記号を継続的に送信することによって未使用の帯域幅を利用し、受信機30がデータメッセージの着信データ記号にしっかりとロックされるように保証する必要がある。
同期記号の正しい数(R)が決定されたとき、シフトレジスタがサンプルの次のフルウィンドウにシフトされる(ボックス160)。シフトレジスタ55の内容が評価され、可能性のある記号値が決定される(ボックス165)。シフトレジスタの内容の可能性のある記号値が、現開始記号(j)の開始記号パターンと比較される(ボックス170)。上述のように、開始記号は、データメッセージで再現されない固有パターンである。シフトレジスタ55の内容の記号値が適切な記号値でない場合、方法は、初期遷移の探索と共に完全に再始動する。しかし、記号値が正しい開始記号パターンである場合、開始記号カウンタ(j)が開始記号パターン内の記号の数と比較される。完全な開始記号パターンが受信されなかった場合、開始記号カウンタ(j)が増分され(ボックス180)、シフトレジスタが次のウィンドウにシフトされ(ボックス160)、可能性のある記号に関してシフトレジスタの内容が評価され(ボックス165)、評価された記号値が開始記号のシーケンスの現開始記号と比較される。このプロセスは、開始記号値の数が評価されたことを開始記号カウンタが示すまで続行される。
完全な開始記号パターンを首尾よく検出したとき、次の完全なウィンドウがシフトレジスタ55にシフトされる(ボックス185)。シフトレジスタ55の内容の記号値が評価され(ボックス190)、データメッセージのデータ記号が抽出される。データ記号カウンタ(k)が、データフレームのデータメッセージに含まれる記号の数(T)と比較される。完全なデータメッセージが抽出されない場合、データ記号カウンタ(k)が増分される(ボックス200)。シフタレジスタ55がシフトされ(ボックス190)、データの次のフルウィンドウが受信され、シフトレジスタ55の内容が評価され(ボックス190)、現データ記号のデータ記号値が抽出される。すべてのデータ記号値が評価され、データが抽出されたとき、方法は再び開始し、次のデータフレームに関する次の同期記号の先頭を決定する。
図6aおよび6bで説明した、可能性のある記号の評価は、図7および8に示される2つの方法で実施される。この2つの方法は別々に実行することができ、または同時に実行することができ、一方の方法が他方の方法の結果の検証として動作する。図7では、シフトレジスタ55の内容が検査され、サブウィンドウが一定の内容を有する確率が確認される。サブウィンドウの確率が合計され、可能性のある記号に最大確率を有する記号値が割り当てられる。
図7および8に示される2つの方法の両方が共に使用されて記号値が決定され、それらが一致しない場合、最大確率に基づいて記号値を数学的に決定することができる。この方法は、正しい記号値を確認するためにではなく、最確記号値のインテリジェント推定を行うために使用される。雑音のあるチャネル環境にさらされたときに、この方法が着信ストリームから適切な記号を認識することができなかった場合、データストリームに対してロックすることができなくなる。さらに、開始パターンおよびデータメッセージ外部の埋込み制御データは、そのデータ保全性を保証するためのチェックサムを有する。
次に、記号値が一定の符号化に等しい最大確率を使用して記号値を決定する第1の方法をより詳細に説明するために図7を参照する。この方法は、エバリュエータ回路60内のサブウィンドウカウンタ(swc)を初期化することで開始する(ボックス205)。サブウィンドウカウンタ(swc)は、データメッセージの記号に関する記号桁数をカウントする。4パルス位置変調の例では、記号桁数は4である。この実施形態では、サブウィンドウカウンタが0にセットされ、4まで増分される。
次いで、テンプレートインデックスカウンタ(tci)が初期化される(ボックス210)。テンプレートインデックスカウンタ(tci)は、確率が既知であるテンプレートの数をカウントする。好ましい実施形態の場合、0でない確率を有する36個のテンプレートが存在する。2進数の0または1である確率を決定するのに検査する必要があるのはこれらだけである。その場合、テンプレートインデックスカウンタ(tci)が追跡する必要があるのは36個の評価だけである。
サブウィンドウカウンタ(swi)で示されるサブウィンドウが、テンプレートインデックスカウンタ(tci)で示されるテンプレートと比較される(ボックス215)。サブウィンドウがテンプレートと等しくない場合、テンプレートインデックスカウンタ(tci)がテンプレートの数と比較される(ボックス225)。すべてのテンプレートが検査されていない場合、テンプレートインデックスカウンタ(tci)が増分され(ボックス230)、サブウィンドウが次のテンプレートと比較される(ボックス215)。これが、サブウィンドウがテンプレートのうちの1つに等しいか、またはすべてのテンプレートが検査されるまで続行される。
サブウィンドウがテンプレートのうちの1つに等しい場合、図5に関して説明したテンプレートに対してサブウィンドウに関する確率が割り当てられる(ボックス220)。例えば、サブウィンドウが、2進数の0である確率2と、確率1である確率0を有する場合、サブウィンドウの確率に、値0に対して2、値1に対して0が割り当てられる(ボックス220)。サブウィンドウがテンプレート値のいずれも含まない場合、ウィンドウに関する確率に、両方の値に対して0が割り当てられ、記号桁に0値または1値が割り当てられる。記号値はここでは無意味であるので、1値に0を割り当てることは任意である。1であるか、それとも0であるかのについて差はない。それはロッキングプロセスの助けとはならないからである。しかし、システム設計では、送信された1の数は送信された0の数未満であり、したがってシステムの観点からは、テンプレートテストに不合格であった記号に0を割り当てる方が良い。
サブウィンドウカウンタ(swc)は、記号内のサブウィンドウの数と比較される(ボックス235)。すべてのサブウィンドウがテンプレート確率に関して評価されていない場合、サブウィンドウに関するすべての確率が割り当てられるまでステップが反復される。記号カウンタ(symc)が初期化される(ボックス245)。記号カウンタ(symc)は、記号の可能な符号化内の記号の合計数を示した。4パルス位置変調記号の場合、データ記号に使用される4つの可能性が存在する。同期記号はデータ記号00であり、単一記号に関して検査される必要がある。開始パターンは固有であり、別々の特定のパターンごとに検査される必要がある。
次いで、シフトレジスタ55の内容の確率が、各サブウィンドウが記号の記号桁と等しくなる確率の和として計算される(ボックス250)。これは以下の式で表される。
Pr(Sym=n,n)=Pr(n)+Pr(n)+Pr(n)+Pr(n
上式で、
、n、n、nはテンプレートで指定される記号桁である。
4パルス位置変調では、上述のように、可能な記号は1000、0100、0010、および0001であり、各記号についての確率が決定される。
記号カウンタが記号の数(nsym)と比較される(ボックス255)。すべての記号が計算されていない場合(ボックス250)、記号カウンタが増分され(ボックス260)、確率が計算される(ボックス250)。すべての潜在的な記号確率が計算されたとき(ボックス250)、記号に最大確率を有する記号コードの記号値が割り当てられる(ボックス265)。
シフトレジスタの内容に関する記号値を決定する第2の方法が、各桁についての最も可能性の高い記号桁を選択し、それを記号桁位置に割り当てることによって実施される。この方法だけを使用して最終的な記号が有効な桁であることの確認は行われない。次に、第2の方法の議論のために図8を参照する。図7で述べたように、サブウィンドウカウンタ(swc)が初期化され(ボックス305)、テンプレートカウンタ(tci)が初期化される(ボックス310)。サブウィンドウがテンプレート値と比較される(ボックス315)。サブウィンドウがテンプレート値と等しくない場合、テンプレートがテンプレートの数(nt)と比較される(ボックス320)。すべてのテンプレートが検査されていない場合、サブウィンドウが次のテンプレートと比較される(ボックス315)。サブウィンドウがテンプレート値と等しいとき、テンプレートに対する確率割当てが、サブウィンドウの記号桁の確率に割り当てられる(ボックス310)。すべてのテンプレートが検査され、かつサブウィンドウがテンプレートのいずれとも等しくない場合、サブウィンドウに2進数0の値が割り当てられる。確率に0が割り当てられ、したがってエラーが示される。
サブウィンドウに、2進数桁に関する最大確率である記号桁値が割り当てられる(ボックス335)。サブウィンドウカウンタ(swc)がサブウィンドウの数(nsw)と比較される(ボックス340)。すべてのサブウィンドウが検査されていない場合、サブウィンドウカウンタ(swc)が増分され(ボックス345)、次の可能性のある記号桁値が決定される。すべての記号桁値が決定されたとき、記号が、サブ記号桁値符号化の連結として割り当てられる(ボックス350)。
図6bの開始パターン165の可能性のある開始記号の評価が図9の方法として示される。開始パターンの評価は、ビットシフトインデックス(bsi)を初期化する(ボックス400)ことで開始する。シフトレジスタ55は、いくつかのビットについて一度に単一ビットだけシフトされるべきであり、内容が、開始パターンの現記号に関して評価され、開始パターンの検出が保証される。ビットシフトインデックス(bsi)は、現開始パターンを決定するのに使用されるシフトの数を制御するのに使用されるエバリュエータ60内のカウンタである。
シフトレジスタ55の内容が、図7および/または8で説明した方法に従って評価され(ボックス405)、開始パターンの現記号が存在するか否かが決定される。シフトレジスタ55の内容が開始パターの正しい記号である確率が、さらなる評価のために記録および保持される。ビットシフトインデックス(bsi)が増分され(ボックス410)、ビットシフトインデックス(bsi)が開始パターンの記号の評価のために割り振られたシフトの数(n)と比較される(ボックス415)。シフトレジスタ55がシフトの数(n)についてシフトされていない場合、シフトレジスタが1ビットだけ変位される。次に、新しいシフトレジスタ55の内容が評価され(ボックス405)、記号が開始パターンの正しい記号である確率が、さらなる評価のために記録および保持される。ビットシフトインデックス(bsi)が再度索引付けされる(ボックス410)。これが、シフトの数(n)が完了するまで続行される。好ましい実施形態では、このシフトの数(n)は3である。
最終的シフトが完了したとき、現開始記号(j)に、正しくなる最大確率を有するシフトレジスタ55の各変化中に検出された記号が割り当てられる。したがって、検出の方法が完了し、検出された記号が、現開始記号値と比較され(図6bのボックス170)、開始パターン検証が続行される。
ロッキングプロセス中のデータ記号のシフティングは、データメッセージ取得前に最確ロッキング位置を得る。それは、サンプリングクロックに対する−1、0、および+1位置で確率重みを評価し、最高の確率評価数を有する位置を選ぶ。そのような方法は、着信データメッセージが正しくロックされ、すべての取得されたデータビットが、正しくなる最高の確率を有することを数学的に保証することである。例えば送信機がデータレート200nsでデータパルスを送信し、3つの受信機が、生成プロセスの拡散のためにデータレート200ns、230ns、および170nsでデータパルスを再生する場合。上述の方法は、確率に基づくのでデータパルス幅偏差のそのような変化を管理することができ、最大の努力で、データメッセージストリームが中央パルス位置にロックされるように保証することができる。確率重みを無視してロッキング位置が固定される場合、170nsおよび230nsの受信機が失敗する。
上述の方法は、固定のフレーム長フォーマットを有する。送信機と受信機のサンプリングクロックの速度差のために、データフレームの長さに対する制限がある。したがって、送信機と受信機のサンプリングクロックが、ある計算されたマージンだけ異なる場合に、長いデータフレームはデータフレームデータの後半部が容易に破壊されてしまうという問題を有する。そのようなサンプリングクロック機構は、送信機クロックおよび受信機クロックがほぼ正確である場合に最良に機能する。可変長フレームが実装されるべき場合、上述のようにいくつかの制御データビットを開始パターンに埋め込み、受信機にデータタイプおよびメッセージ長を通知しなければならない。このようにして、受信機は、データカウンタを設定することにより、データメッセージが受信されたときにデータビットの数を収集するように適応することができる。
シフトレジスタ55およびエバリュエータ回路60は別々の別個の回路として示される。これらは、特定用途向け集積回路(ASIC)として実装することなどができ、または開始パターンの同期、検出、およびデータの抽出のための方法は、デジタル信号プロセッサ内のプログラムプロセスとして実装することができる。図6a、6b、7、8、および9で説明した方法は、読取り専用メモリ(ROM)、電気光ディスク、または磁気ディスクなどの媒体内に保持され、デジタル信号プロセッサで実行されるプログラムコードとなる。
本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を具体的に図示および説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく様々な形態および細部の変更を行えることを当業者は理解されよう。
本発明の通信システムのブロック図である。 本発明の通信システムの4パルス位置変調のタイミングに関する相対的タイミングのプロットである。 本発明の通信システムのデジタルデータのフレームフォーマットの図である。 本発明の通信システムの受信機によって取得される信号のサンプリング構造の図である。 図4の評価サブウィンドウに含まれる可能な記号文字に割り当てられる確率の図である。 本発明の同期信号のパターンの確立、開始パターンの決定、およびデュアルビットデータ記号の抽出のための方法のフローチャートである。 本発明の同期信号のパターンの確立、開始パターンの決定、およびデュアルビットデータ記号の抽出のための方法のフローチャートである。 本発明の最確記号を評価する第1の方法に関するフローチャートである。 本発明の最確記号を評価する第2の方法に関するフローチャートである。 本発明の開始パターンのパターン評価に関するフローチャートである。

Claims (87)

  1. 遠隔測定装置と通信して、デジタル通信受信機で受信された信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信し、前記複数のビットの受信時に、前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するレジスタと、
    前記レジスタと通信し、前記複数のビットを検査して前記複数のビットについての記号値を決定する記号エバリュエータと、を備え、
    前記記号値は、前記信号のタイミングを示す同期値と、データメッセージの先頭を示す開始値と、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示すデータ値とを含み、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である、
    デジタル通信受信機。
  2. 前記エバリュエータは、
    前記レジスタで受信された第1のシリーズの記号を検査し、前記信号との同期ロックを確立するステップと、
    前記レジスタで受信された第2のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージの先頭を決定するステップと、
    前記レジスタで受信された第3のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージを決定するステップと、
    を実行する、請求項1に記載の受信機。
  3. 前記第1のシリーズの記号を検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査して、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価し、前記記号のそれぞれが同期値を有することを決定するステップと、
    を含み、
    各前記後続の記号の反復的評価が同期値である場合、前記受信機がロックされ、
    前記複数のビットのいずれかの反復的受信および評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項2に記載の受信機。
  4. 前記第2のシリーズの記号を検査して前記データメッセージの先頭を決定するステップは、
    前記レジスタで受信された前記第2のシリーズの各記号を評価して、各前記第2のシリーズの記号が開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが前記開始値を有さない場合、前記レジスタで受信された前記記号のシリーズを評価し、前記第1のシリーズの記号が受信されて再び同期ロックが確立されることを決定し、
    前記第2のシリーズの記号が前記開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される、請求項2に記載の受信機。
  5. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての1つの確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項2に記載の受信機。
  6. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項5に記載の受信機。
  7. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項2に記載の受信機。
  8. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項1に記載の受信機。
  9. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項8に記載の受信機。
  10. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項9に記載の受信機。
  11. デジタルデータを記号のシリーズに符号化するフレームフォーマッタと、
    前記フレームフォーマッタと通信して、前記記号のシリーズを受信し、前記記号のシリーズから構成される信号を送信する送信機と、
    を含む送信装置と、
    前記信号を受領および調整する受信増幅器と、
    前記信号をサンプリングするサンプルおよび保持回路と、
    前記サンプルおよび保持回路と通信して、前記複数の受信機によって受信された前記信号の前記サンプリングから得られた複数のビットから構成される前記記号のシリーズを受信し、前記複数のビットの受信時に、前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するレジスタと、
    前記レジスタと通信し、前記複数のビットを検査して前記複数のビットについての記号値を決定する記号エバリュエータと、
    を含む前記送信装置と通信して、前記記号のシリーズを取得する受信装置と、を備え、
    前記記号値は、前記信号のタイミングを示す同期値と、データメッセージの先頭を示す開始値と、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示すデータ値とを含み、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である、
    データ通信システム。
  12. 前記エバリュエータは、
    前記レジスタで受信された第1のシリーズの記号を検査し、前記信号との同期ロックを確立するステップと、
    前記レジスタで受信された第2のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージの先頭を決定するステップと、
    前記レジスタで受信された第3のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージを決定するステップと、
    を実行する、請求項11に記載のデータ通信システム。
  13. 前記第1のシリーズの記号を検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査して、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価して、前記記号のそれぞれが同期値を有することを決定するステップと
    を含み、
    前記後続の記号の各反復的評価が同期値である場合、前記受信機がロックされ、
    前記複数のビットのいずれかの反復的評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項12に記載のデータ通信システム。
  14. 前記第2のシリーズの記号を検査して前記データメッセージの先頭を決定するステップは、
    前記レジスタで受信された前記第2のシリーズの各記号を評価して、前記第2のシリーズの各記号が開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが前記開始値を有さない場合、前記レジスタで受信された前記シリーズの記号を評価して、前記第1のシリーズの記号が受信されて再び同期ロックが確立されることを決定し、
    前記第2のシリーズの記号が前記開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される、請求項12に記載のデータ通信システム。
  15. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当て、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての前記第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項12に記載のデータ通信システム。
  16. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される請求項15に記載のデータ通信システム。
  17. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項12に記載のデータ通信システム。
  18. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項11に記載のデータ通信システム。
  19. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項18に記載のデータ通信システム。
  20. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項19に記載のデータ通信システム。
  21. 遠隔測定装置と通信し、デジタル通信受信機で受信された信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信し、前記複数のビットの受信時に、前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するレジスタと、
    前記レジスタと通信し、前記複数のビットを検査して前記複数のビットについての同期記号値を決定する記号エバリュエータと、を含み、
    前記同期記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値であり、各同期記号値を有する前記記号のシリーズの受信時に、前記通信受信機は記号ロックを確立している、
    デジタル通信受信機内の同期装置。
  22. 記号のシリーズを検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査して、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価し、前記記号のそれぞれが同期値を有することを決定するステップと、
    を含み、
    前記後続の各記号の反復的評価が同期値である場合、前記受信機がロックされ、
    前記複数の各ビットのいずれかの反復的評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項21に記載の同期装置。
  23. 記号の各記号シリーズを検査して各記号の同期記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項22に記載の同期装置。
  24. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される請求項23に記載の同期装置。
  25. 同期記号の前記シリーズの各記号を検査して各記号の記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項22に記載の同期装置。
  26. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項21に記載の同期装置。
  27. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項26に記載の同期装置。
  28. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項27に記載の同期装置。
  29. 遠隔測定装置と通信して、デジタル通信受信機で受信された信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信し、前記複数のビットの受信時に、前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するレジスタと、
    前記レジスタと通信し、前記複数のビットを検査して前記複数のビットについての開始値を決定する記号エバリュエータと、を備え、
    前記開始値は、データメッセージの先頭を示し、前記開始値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である、
    ジタル通信受信機で受信された信号内のメッセージの先頭を示す開始パターンを決定するデジタル受信機内の開始パターン決定装置。
  30. 記号の第2のシリーズを検査して、前記データメッセージの先頭を決定することが、
    前記レジスタで受信された前記シリーズの記号のそれぞれを評価して、前記シリーズの記号のそれぞれが開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが開始値ではない場合、前記レジスタで受信された前記シリーズの記号を評価して同期ロックを確立し、
    前記第2のシリーズの記号が開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される請求項29に記載の開始パターン決定装置。
  31. 前記シリーズの記号の各記号を検査して、各記号の前記記号値を決定することが、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップであって、前記第1の確率値が、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表す確率を示すステップと、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第2の数を表す確率を示し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項30に記載の開始パターン決定装置。
  32. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項31に記載の開始パターン決定装置。
  33. 前記シリーズの記号の各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項29に記載の開始パターン決定装置。
  34. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項29に記載の開始パターン決定装置。
  35. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項34に記載の開始パターン決定装置。
  36. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項35に記載の開始パターン決定装置。
  37. 遠隔測定装置と通信して、前記デジタル通信受信機で受信された信号のサンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを受信し、前記複数のビットの受信時に、前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するレジスタと、
    前記レジスタと通信し、前記複数のビットを検査して前記複数のビットについてのデータ記号値を決定する記号エバリュエータと、を備え、
    前記データ記号値は、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示し、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値であり、
    データ通信受信機で受信された信号内に符号化されたデータメッセージのデータ記号を抽出する、前記データ通信受信機内のデータ抽出装置。
  38. 前記記号エバリュエータは、前記シリーズの記号の各記号を検査し、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号は前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    によって各記号の前記データ記号値を決定する、請求項37に記載のデータ抽出装置。
  39. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項38に記載のデータ抽出装置。
  40. 前記記号エバリュエータは、前記シリーズの記号の各記号を検査し、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記記号の前記第1のサブ記号に前記2つの2進数の一方を割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    によって各記号のデータ記号値を決定する、請求項37に記載のデータ抽出装置。
  41. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項37に記載のデータ抽出装置。
  42. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項41に記載のデータ抽出装置。
  43. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項42に記載のデータ抽出装置。
  44. 前記信号を反復的にサンプリングするステップと、
    前記信号のサンプルをレジスタ内に保持するステップと、
    前記サンプルを収集して、前記信号の前記サンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを生成するステップと、
    前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するステップと、
    前記複数のビットを評価し、前記複数のビットについての記号値を決定するステップと、を含み、
    前記記号値は、前記信号のタイミングを示す同期値と、データメッセージの先頭を示す開始値と、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示すデータ値とを含み、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である、
    デジタルデータ通信信号を受信する方法。
  45. 前記複数のビットを評価するステップは、
    前記レジスタで受信された第1のシリーズの記号を検査し、前記信号との同期ロックを確立するステップと、
    前記レジスタで受信された第2のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージの先頭を決定するステップと、
    前記レジスタで受信された第3のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージを決定するステップと
    を含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記第1のシリーズの記号を検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査して、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価して、前記記号のそれぞれが同期値を有することを決定するステップと
    を含み、
    前記後続の記号の各反復的評価が同期値である場合、前記受信機はロックされ、
    前記複数のビットのいずれかの反復的評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項45に記載の方法。
  47. 前記第2のシリーズの記号を検査して前記データメッセージの先頭を決定するステップは、
    前記レジスタで受信された前記第2のシリーズの各記号を評価して、前記第2のシリーズの各記号が開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが前記開始値を有さない場合、前記レジスタで受信された前記シリーズの記号を評価し、前記第1のシリーズの記号が受信されて再び同期ロックが確立されることを決定し、
    前記第2のシリーズの記号が前記開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される、請求項45に記載の方法。
  48. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当て、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての前記第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項45に記載の方法。
  49. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項48に記載の方法。
  50. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号についての前記記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項45に記載の方法。
  51. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項44に記載の方法。
  52. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項51に記載の方法。
  53. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項52に記載の方法。
  54. 信号を反復的にサンプリングするステップと、
    前記信号のサンプルをレジスタ内に保持するステップと、
    前記サンプルを収集して、前記信号の前記サンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを生成するステップと、
    前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するステップと、
    前記複数のビットを評価して、前記複数のビットについての同期記号値を決定するステップであって、前記同期値が前記信号のタイミングを示し、前記記号値が、すべての可能な記号値のうちの最確値であるステップと、
    を含む、受信されたデジタルデータ信号に対してデジタルデータ通信受信機を同期する方法。
  55. 前記複数のビットを評価するステップは、
    前記レジスタで受信された前記記号のシリーズを検査し、前記信号との同期ロックを確立するステップを含む、請求項54に記載の方法。
  56. 前記記号のシリーズを検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査し、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価し、各前記記号が同期値を有することを決定するステップと
    を含み、
    前記後続の各記号の反復的評価が同期値である場合、前記受信機がロックされ、
    前記複数のビットのいずれかの反復的評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項55に記載の方法。
  57. 記号の前記シリーズの各記号を検査して各記号の同期記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値が、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値が、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表す確率を示し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項55に記載の方法。
  58. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される請求項57に記載の方法。
  59. 記号の前記シリーズの各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップが、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項55に記載の方法。
  60. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項54に記載の方法。
  61. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項60に記載の方法。
  62. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項61に記載の方法。
  63. 前記信号を反復的にサンプリングするステップと、
    前記信号のサンプルをレジスタ内に保持するステップと、
    前記サンプルを収集して、前記信号の前記サンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを生成するステップと、
    前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するステップと、
    前記複数のビットを評価し、前記複数のビットについての開始記号値を決定するステップと、前記開始値はデータメッセージの先頭を示し、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値であるステップと、
    を含む、デジタルデータ通信信号のメッセージの開始パターンを検出する方法。
  64. 記号の前記シリーズを評価して前記データメッセージの先頭を決定するステップは、
    前記レジスタで受信された記号の前記シリーズのそれぞれを評価して、各前記第2のシリーズの記号が開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが前記開始値を有さない場合、前記レジスタで受信された前記シリーズの記号を評価して、前記第1のシリーズの記号が受信されて再び同期ロックが確立されることを決定し、
    前記第2のシリーズの記号が前記開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される、請求項63に記載の方法。
  65. 記号の前記シリーズの各記号を評価して各記号の開始記号値を決定するステップが、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと
    を含む、請求項64に記載の方法。
  66. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項65に記載の方法。
  67. 記号の前記シリーズの各記号を評価して各記号の記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項64に記載の方法。
  68. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項63に記載の方法。
  69. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項68に記載の方法。
  70. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項79に記載の方法。
  71. 前記信号を反復的にサンプリングするステップと、
    前記信号のサンプルをレジスタ内に保持するステップと、
    前記サンプルを収集して、前記信号の前記サンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを生成するステップと、
    前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するステップと、
    前記複数のビットを評価して前記複数のビットについてのデータ記号値を決定するステップであって、前記データ記号値が、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示し、前記記号値が、すべての可能な記号値のうちの最確値であるステップと
    を含むデジタルデータメッセージデジタルデータ通信信号を抽出する方法。
  72. 記号の前記シリーズの各記号を評価して各記号のデータ記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表す確率を示し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表すサブグルーピングのそれぞれについての第1および第2の確率値の一方の確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項71に記載の方法。
  73. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項72に記載の方法。
  74. 記号の前記シリーズの各記号を評価して各記号のデータ記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の前記第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項71に記載の方法。
  75. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項71に記載の方法。
  76. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項75に記載の方法。
  77. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項76に記載の方法。
  78. デジタルデータ通信信号を受信する少なくとも1つのコンピューティング装置上で実行可能なプログラム命令コードを含むプログラム保持装置であって、前記プログラム命令コードが、
    前記信号を反復的にサンプリングするステップと、
    前記信号のサンプルをレジスタ内に保持するステップと、
    前記サンプルを収集して、前記信号の前記サンプリングから得られる複数のビットから構成される記号のシリーズを生成するステップと、
    前記レジスタ内の前記ビットの位置を調節するステップと、
    前記複数のビットを評価して前記複数のビットについての記号値を決定するステップと、を含み、
    前記記号値は、前記信号のタイミングを示す同期値と、データメッセージの先頭を示す開始値と、前記データメッセージの少なくとも1つのデータビットを示すデータ値とを含み、前記記号値は、すべての可能な記号値のうちの最確値である、
    プログラム保持装置。
  79. 前記複数のビットを評価するステップは、
    前記レジスタで受信された第1のシリーズの記号を検査し、前記信号との同期ロックを確立するステップと、
    前記レジスタで受信された第2のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージの先頭を決定するステップと、
    前記レジスタで受信された第3のシリーズの記号を検査し、前記データメッセージを決定するステップと
    を含む、請求項78に記載のプログラム保持装置。
  80. 前記第1のシリーズの記号を検査して同期ロックを確立するステップは、
    a)前記レジスタ内の前記複数のビットを検査して、前記第1のシリーズの第1の記号の第1の遷移を決定するステップと、
    b)前記第1の遷移の決定時に、前記レジスタ内に常駐する前記複数のビットを評価して、前記複数のビットが同期値を有するか否かを決定するステップと、
    c)前記複数のビットが同期値を有する場合、前記レジスタで受信される後続の各記号を反復的に評価して、前記記号のそれぞれが同期値を有することを決定するステップと、
    を含み、
    各前記後続の記号の反復的評価が同期値である場合、前記受信機がロックされ、
    前記複数のビットのいずれかの反復的評価が同期値でない場合、受信機がロックされるまでステップa)〜c)を反復する、請求項79に記載のプログラム保持装置。
  81. 前記第2のシリーズの記号を検査して前記データメッセージの先頭を決定するステップは、
    前記レジスタで受信された各前記第2のシリーズの記号を評価して、各前記第2のシリーズの記号が開始値を有することを決定するステップを含み、
    前記第2のシリーズの記号のいずれかが前記開始値を有さない場合、前記レジスタで受信された前記シリーズの記号を評価して、前記第1のシリーズの記号が受信されて再び同期ロックが確立されることを決定し、
    前記第2のシリーズの記号が前記開始値を有する場合、前記メッセージの先頭が確立される、請求項79に記載のプログラム保持装置。
  82. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号の前記記号値を決定するステップは、
    前記記号を構成するビットの複数のサブグルーピングのそれぞれについて第1の確率値を割り当てるステップと、前記第1の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが2つの2進数のうちの第1の数を表し、
    前記記号を構成するビットの前記複数のサブグルーピングのそれぞれについて第2の確率値を割り当てるステップと、前記第2の確率値は、ビットの前記サブグルーピングが前記2つの2進数のうちの第2の数を表し、
    前記データメッセージの形成の際に使用される記号コードの記号文字の桁を表す各サブグルーピングについての1つの確率値を選択するステップと、
    前記サブグルーピングの確率値を合計し、前記記号が前記記号コードの各記号文字を表す確率を形成するステップと、
    前記記号が前記記号コードの前記記号文字を表す最大確率を有する前記記号文字を選択するステップと、
    前記記号文字の前記記号値を前記記号に割り当てるステップと、
    を含む、請求項79に記載のプログラム保持装置。
  83. ビットの前記サブグルーピングの可能なビット組合せごとに、前記第1および第2の確率値が発見的に決定される、請求項82に記載のプログラム保持装置。
  84. 前記第1、第2、および第3のシリーズの記号の各記号を検査して各記号についての記号値を決定するステップは、
    第1のサブ記号が前記2つの2進数の一方である最大尤度に従って、前記2つの2進数の一方を前記記号の第1のサブ記号に割り当てるステップと、
    後続の各サブ記号に前記2つの2進数の一方が割り当てられるまで、前記割り当てるステップを反復的に実施するステップと、
    を含む、請求項79に記載のプログラム保持装置。
  85. 前記記号は4パルス位置変調である、請求項84に記載のプログラム保持装置。
  86. 前記4パルス位置変調の各桁のサンプリングは、前記記号のビットのサブグルーピングを形成する、請求項85に記載のプログラム保持装置。
  87. 前記サンプリングは、パルス位置変調クロッキングレートの少なくとも5倍より高いサンプリングレートである、請求項86に記載のプログラム保持装置。
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