JP2008514069A - 通信システム内の接続点変更制御 - Google Patents

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Abstract

通信システム内の接続点変更を制御する方法である。本方法は第1接続点に対して通信中のコネクションを有する端末において,第1接続点から配信されるデータ量に関する配信情報を受信するステップを有する。また本方法は,配信情報に基づいて第1接続点から第2接続点への変更を制御するステップも有する。更に,本方法を実行するように構成された通信システムのための接続点と,通信システムに接続するための端末と,が提供される。

Description

本発明は通信システムに関し,更に特定すれば,特に無線通信システムなどの通信システム内の接続点変更制御に関する。
通信システムは,無線局とも呼ばれる2つ以上のエンティティ間の通信セッションを可能にする施設と理解することができる。無線局の例は,通信システムに関連する,例えば移動機(MS)又はユーザ装置(UE)などの通信デバイスすなわち端末,及び/又は例えばノードB又は基地送受信局(BTS),若しくは接続点(AP)などのノードとも呼ばれるほかのネットワーク要素であるが,これらに限定するものではない。普通通信システムは,通信システムに関係するさまざまなエンティティが実行できることと,それをどのように達成するかと,を記述する特定の標準又は仕様によって動作する。普通無線局は,正しいエンティティにデータを送信できるようにするアドレスを有する。別の通信システムにおいては,別のアドレス方法を用いてもよい。
通信システムの例は,例えば世界移動体通信システム(GSM),はん用パケット無線サービス(GPRS),はん用移動体通信システム(UMTS)のような第3世代(3G)移動体通信システム,などの公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)のような無線通信システムであるが,これらに限定するものではない。更に通信システムは,Ethernet(登録商標)のような構内ネットワーク(LAN)又は無線LAN(WLAN)であってもよい。また通信システムは,インターネットプロトコル(IP)転送ネットワーク,ほかのパケット交換データネットワークなどであってもよい。さまざまな通信システムが,同時に1つのコネクションに関係してもよい。ユーザは,端末とも呼ばれる適切な通信デバイスを用いて通信システムに接続することができる。通信デバイスの例は,ユーザ装置(UE),移動機(MS),携帯電話機,パーソナルデジタルアシスタント(PDA),又はその類似物,若しくはパーソナル計算機(PC)のようなほかのデバイスであるが,それらに限定するものではない。
OSI(開放型システム相互接続)モデルでは,通信システムの機能を7階層に分割し,各階層が次の上位階層に規定されたサービスを提供する。例えば第2階層は第3階層に,第3階層は第4階層にサービスを提供する。OSIモデルの第2階層は,データリンク層(DLL)とも呼ばれる。DLLの目的は,物理層とも呼ばれる第1階層との間を流れるデータビットストリームを同期させることである。更にDLLは,ノイズ及び干渉のような伝送エラーの検出も行う。DLLは2つの副層に分割され,上位はリンク接続制御(LAC),下位は媒体接続制御(MAC)と呼ばれる。MACは,GPRSと,UMTSと,Ethernet(登録商標)と,のようなさまざまな技術において,共有媒体への接続を処理するために用いられる。
無線LAN(WLAN)の媒体接続制御(MAC)及び物理特性は,IEEE標準802.11‐1999(Reaff 2003),"Information technology - Telecommunications and information exchange between systems - Local and metropolitan area networks - Specific requirements - Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications",に規定されている。同標準のパラグラフ7にはMACフレーム又はMACプロトコルデータユニットの形式が規定されており,それらは無線局が送信時に作成し,受信時に復号する。同標準によれば,各フレームはMACヘッダと,可変長フレーム本体と,フレーム検査シーケンス(FCS)と,からなり,フィールドの組としてどのフレームにおいても固定の順序で発生する。MACヘッダは,フレーム制御と,期間と,アドレスと,シーケンス制御と,の情報を含む。MACヘッダのフレーム制御フィールドは次のサブフィールド,すなわちプロトコルバージョンと,種別と,副種別と,To DSと,From DSと,後続フラグメントと,再試行と,電力管理と,後続データと,WEPと,順序と,からなる。
例えば無線ネットワークなどの通信システム内の接続点(AP)は,無線インタフェースのような無線媒体を介して,同じ無線ネットワーク又はインターネットのような別のネットワークの通信システムが適用するサービスを利用できるようにする。上述のネットワークからデータトラヒックがAPに到着すると,APはできる限り速やかにデータを端末に配信する。APは,配信データをバッファする記憶能力を提供してもよい。バッファとは,いくらかのデータトラヒックを接続点において,端末へ送信できるまで待たせることができることを意味する。端末がデータを受信できるようになったとき,バッファしたデータが所定の順序で端末に送信される。
IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1.8によれば,電力節減を行う端末に関しては,APが電力節減を行っている端末に対してデータをバッファしているかどうかについて情報を与えるために,MACヘッダのフレーム制御フィールド内の後続データビットを用いる。リアルタイムの通信中データストリームを有しない電力節減端末は,例えばAPに端末に配信すべきトラヒックがあるかどうかについて情報を受信するために,周期的にビーコンフレームを監視するだけである。端末がデータをバッファしていることを示す情報は,通常の(指示された)データフレームではなくビーコンフレーム内にある。APはバッファしたデータがあることを示すために,データフレーム内で後続データビットを使用する一方,ビーコンフレームにおいてトラヒック指示マップ(TIM)を用いる。電力節減を行っていない端末については,それが常に媒体を監視しているので後続データ情報は与えない。
IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1.7に,端末のような非AP無線局の電力管理モードを示す電力管理フィールドが規定されている。この標準によれば,1ビットの電力管理フィールドの値が1のとき,無線局がフレーム交換シーケンスを正常に完了した後,電力節減(PS)モードになることを示す。一方値が0のときは,無線局が活性モードになることを示す。
サービス品質(QoS)及び電力節減の強化した体系が,IEEE P802.11e/D8.0,2004年2月(IEEE標準802.11,1999年版(Reaff2003)の改訂版原稿)に規定されている。802.11e標準は,QoSに関する後続データビットの使用を修正している。しかしながら,後続データビットの使用に関する規定は,電力節減端末についてのみ残されている。
本発明は,端末の電力管理モードにかかわらず,すべての端末に後続データビットを用いることができる実施例を提案するものである。本発明の実施例によれば,電力節減モードの端末だけでなく最大電力モードの端末も,後続データビット情報を受信することができる。
本発明の態様によれば,通信システム内の接続点変更を制御する方法が提供される。この方法は,第1接続点に対して通信中のコネクションを有する端末において,前記第1接続点から配信されるデータ量に関する配信情報を受信するステップを有する。更にこの方法は,前記配信情報に基づいて,前記第1接続点から第2接続点への変更を制御するステップを有する。
本発明のもう1つの態様によれば,通信システムの接続点であって,該接続点に対して通信中のコネクションを有する端末に前記接続点から配信するデータ量に関する配信情報を提供するように構成した接続点が提供される。
本発明のもう1つの態様によれば,通信システムに接続する端末であって,第1接続点に対して通信中のコネクションを有する前記端末へ前記第1接続点から配信するデータ量に関する配信情報に基づいて,前記配信情報が前記第1接続点に前記端末に配信するデータユニットがないことを示すまで,前記端末が前記第1接続点から第2接続点への変更を遅らせるかどうかを決定するように構成した端末が提供される。
実施例において,前記配信情報を受信するステップは,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールド内の後続データビットを受信するステップを有してもよい。前記後続データビットは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが少なくとも1つ残っていることを示す,1に設定してもよい。前記後続データビットは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが残っていないことを示す,0に設定してもよい。前記後続データビットは,配信する前記データの接続カテゴリを示してもよい。
実施例において,前記配信情報が前記第1接続点に前記端末に配信するデータユニットがないことを示すまで,前記端末が前記接続点の前記変更を遅らせるかどうかを決定することができる。
本発明のもう1つの態様によれば,通信システムにおいて情報を提供する方法であって,第1接続点から配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく端末に提供するステップを含む方法が提供される。
本発明のもう1つの態様によれば,通信システムの接続点であって,前記接続点から端末に配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく提供するように構成した接続点が提供される。
本発明のもう1つの態様によれば,通信システムに接続する端末であって,端末に接続点から配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく解釈するように構成した端末が提供される。
実施例において,前記配信情報を提供するステップは,電力節約モードの端末と類似の規則によっていつでもデータを受信できる端末に,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールドによって後続データビットを提供するステップを含んでもよい。前記後続データビットを提供するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが少なくとも1つ残っていることを示す,1に設定した前記後続データビットを提供するステップを含んでもよい。前記後続データビットを受信するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットがないことを示す,0に設定した前記後続データビットを受信するステップを含んでもよい。前記後続データビットは,配信する前記データの接続カテゴリを示してもよい。
本発明の更なる態様によれば,上述のとおり規定された接続点を備える通信システムも提供される。更に,上述の方法を実行するように構成した通信システムが提供される。
ここで以降の例及び添付の図面を参照して,更なる詳細を例示としてのみ説明する。
図1に,本発明の実施例を実現するシステムの例示アーキテクチャを示す。端末12は,第1接続点(AP)14を介して通信ネットワーク10に接続することができる。端末12は,例えば第2接続点16がサービスを提供する範囲に端末12が移動するとき,第2接続点16を用いて通信ネットワーク10に接続することができる。
図1は,1つの端末及び2つの接続点だけを示す,簡略化した通信システムの例に過ぎないことを認識されたい。普通は,ここでは端末又は非接続点無線局(non‐AP STA)とも呼ばれる多くの通信デバイスが,同時に1つの通信ネットワークを介して通信する。通信ネットワーク10は,任意の適切な1又は複数の通信ネットワークを含んでもよい。実施例において通信ネットワーク10は,少なくとも部分的に,インターネットのようなIPネットワークが提供してもよい。更に図1では省かれているが,普通通信システムは,さまざまな更なる交換エンティティ及びほかの制御エンティティ,並びにゲートウェイを備え,それによっていくつかの接続ネットワークを介する通信を可能にし,また1以上の通信システムと,1つの通信システムと,をインタフェースする。
図2は,IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.2に規定されたMACフレーム形式を概略示す図である。固定順序フィールドの1番目は,上述し,また図2に示すとおりフレーム制御フィールド200である。
図3は,IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1に規定された,図2のフレーム制御フィールド200を概略示す図である。本発明は,図3の参照符号213で示した後続データビットに関する。後続データビットフィールドは1ビット長であり,電力節減モードの無線局に対して,当該無線局に向けた更なるMACサービスデータユニット(MSDU)又はMAC管理プロトコルデータユニット(MMPDU)が,AP内にバッファされていることを示すために用いられる。端末の電力管理モード,すなわち電力節減モード又は活性モードは,電力管理ビット212で示される。IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ11.2.1.1に規定されたとおり,活性モードにおいて端末は常に動作(awake)状態にある。電力節減モードにおいて端末は休止(doze)状態及び動作状態双方であり得る。休止状態において端末は,どのようなトラヒックも送信又は受信することができず,端末の受信器部は電源を切っていてもよい。動作状態において端末は媒体を監視し,フレームを受信できる。電力節減モードにおいて端末は動作状態に切り替わり,選択したビーコンフレームを監視する。
IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1.8によれば後続データフィールドは,APが電力節減モードの端末に向けて送信した指定のデータ又は管理種別フレームにおいて有効である。値1は,同一の無線局に対する追加のMSDU又はMMPDUが,少なくとも1つバッファされていることを示す。後続データフィールドは,非衝突(CF)調査可能(pollable)無線局が,CF調査(Poll)信号に応答してポイントコーディネータに送信する指定のデータ種別フレームにおいて1に設定することができ,それによってその無線局が引き続くCF調査信号に応答して送信できる追加MSDUが少なくとも1つバッファしていることを示す。IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1.8によって,すべてのほかの指定フレームにおいて後続データフィールドは0に設定される。更に後続データフィールドは,同一ビーコン期間にAPが送信すべき追加の同報/マルチキャストMSDU又はMMPDUが残っているとき,APが送信する同報/マルチキャストフレームにおいて1に設定される。後続データフィールドは,同一ビーコン期間にもうAPが送信すべき追加の同報/マルチキャストMSDU又はMMPDUが残っていないとき,APが送信する同報/マルチキャストフレーム,及び非AP無線局が送信するすべての同報/マルチキャストフレームにおいて,0に設定される。
IEEE P802.11e/D8.0,パラグラフ6.1.1.3には,ユーザ優先度から派生する接続カテゴリが規定されている。更にIEEE P802.11e/D8.0,パラグラフ7.1.3.1.8には,QoS能力情報要素に設定された「後続データ肯定応答」サブフィールドを有し,また自動電力節減配信(APSD)を有効にした非AP QoS無線局(QSTA)に対して,QoS接続点(QAP)がこの非AP QSTAに対してACKフレームにおいて後続データフィールドを1に設定して,QAPが非AP QSTAに向けた保留中の送信信号があることを示すことができる。
IEEE P802.11e/D9.0(ANSI/IEEE標準802.11‐1999(Reaff2003)版に対する,IEEE標準802.11g‐2003と,IEEE標準802.11h‐2003と,IEEE802.11i‐2004と,による修正)の例えばパラグラフ11.2.1.4及び11.2.1.5には,3つの異なる電力節減機構,すなわちPS‐POLLフレームに基づく旧式と,不定期APSD(U‐APSD)と,定期APSD(S‐APSD)と,が規定されている。1つの接続カテゴリは,1種類の電力節減機構だけを用いることができる。後続データビットの利用規則は,旧式及びU‐APSDの利用に依存する。
PS‐POLLフレームは,端末に向けられたユニットがAP内にバッファされていることを示す,ビーコン信号のトラヒック指示マップ(TIM)内の情報を端末が受信したとき,CF調査可能ではなく,かつ電力節減モードで動作している端末がAPへ送信する。端末は,データユニットを受信するために動作状態に留まる。APはデータユニットを直ぐに送信してもよいし,後で送信してもよい。データユニットの後続データビットが,端末がすべてのデータユニットを受信したことを示した後,端末は休止状態に戻ってもよい。CF調査可能端末は,ビーコンフレームのTIMによって,CF期間内に配信するデータユニットがあることを通知される。CF調査可能端末は,CF期間中動作状態に留まる。
U‐APSD及びS‐APSDは,ダウンリンクフレームを電力節減無線局に配信するための配信機構である。U‐APSDにおいては,フレームは不定期サービス期間中に配信することができ,一方S‐APSDにおいては,フレームは定期サービス期間中に配信することができる。定期サービス期間は,固定時間間隔で開始され,不定期サービス期間は端末が起動したとき開始される。
すべての接続カテゴリがAPSDである場合は,それぞれのAPが端末に向けたトラヒック,すなわちデータビットをバッファしているとき,後続データビット及びTIMビットが設定される。1以上の接続カテゴリが旧式のPS‐POLLに基づく電力節減である場合は,APがそれぞれ旧式PS‐POLL接続カテゴリのトラヒックをバッファしているとき,後続データビット及びTIMビットが設定される。1以上の接続カテゴリが旧式のPS‐POLLに基づく電力節減であるとき,APのAPSDバッファにバッファされたトラヒックは後続データビットに反映されない。
端末は,例えばハンドオーバ,ローミング,又はほかの理由で一つの接続点(AP)からもう1つへ遷移しなければならないか,又はそうしたいときがある。第1APから第2APへの遷移が行われるとき,第1AP内で端末への送信機会を待っているバッファされたデータは,第2APへ配信してもよい。
本発明の実施例によれば,活性モードの端末も電力節減モードの端末と同様,第1AP内に端末に向けたデータがバッファされていることを示す情報を受信することができる。上述のとおり,活性モードの端末は常に媒体を監視しており,いつでもフレームを受信できる。上述のバッファされたデータに関する情報は,端末が第2APに変更する前に受信することが好ましい。本発明の実施例においては,後続データを拡張することによって,IEEE P802.11e,パラグラフ6.1.1.3に規定されたさまざまな接続カテゴリ(AC)のすべてを網羅することができる。
本発明の実施例においては,後続データビット213の利用規則は活性端末と,電力節減端末と,で同一でもよい。このようにして本発明の実施例においては電力管理ビット212の状態にかかわらず,後続データビット213が,APに端末に向けたデータがバッファされているかどうかを示すことができる。更に電力節減に用いる機構も差異がない。
実施例によれば後続データビット情報によって,第1接続点14から第2接続点16へ移ろうとしている端末12は,最初に第1AP14からすべてのバッファされたデータフレームを受信し,次に第2AP16へ移る。これによってデータの遅延及び消失率を減少させることができる。実施例において端末,若しくは端末のユーザ又はクライアントは,第2APへ移る前に第1APからすべてのデータを受信したいか,又はその必要があるかどうかを選択する機会が与えられる。端末がすべてのデータを第1APから受信しないことを選択したときは,端末は第1APに残りのデータを第2APに送信し,第2APを介して端末に配信するように指示することができる。
接続点は,そのAPがサービスを提供するすべての端末に向けたAP内のバッファ状態を知っている。APはバッファしたデータの記録を保持することができる。本発明の実施例においては,APは端末の電力管理モードに関係なく,それぞれの端末へバッファしたデータについての情報を提供することができる。活性モードの端末はバッファされたデータの情報,すなわち「後続データ」情報を,電力節減モードの端末に類似して用いることができる。
図4は,本発明の実施例を示すフローチャートである。ステップ400において端末は第1接続点からデータを受信する。データは,MACヘッダ内のフレーム制御フィールドの後続データフィールドを含む,媒体接続制御(MAC)フレームを有する。第1接続点に端末に配信するデータがまだあるとき,後続データフィールドが1に設定される。第1接続点に端末へ配信するデータがもうないとき,後続データフィールドが0に設定される。ステップ402において端末は,例えば第2接続点へのハンドオーバなどの接続点変更の必要性を判定する。ステップ404において端末は,後続データフィールドに設定された値が何であるかを検証する。
ステップ404において値が1に設定されていることが分かると,端末はステップ406において,残りのデータを受信する必要があるかどうかを検証する。端末が残りのデータを受信する必要があることが分かったときは,端末はステップ408において接続点変更を遅らせる。ステップ404と,406と,408と,は後続データフィールドが0に設定されるまで反復することができる。
ステップ406において端末が残りのデータを受信する必要がないと分かったとき,又はステップ404において値が0に設定されていることが分かったときは,端末はステップ410に進み,ハンドオーバのような適切な方法で接続点の変更を行うことができる。
接続点を変更する状況においては,端末と第1接続点との間のコネクションは非常に弱いかもしれない。第1接続点へのコネクションが失われ,端末は第2APとだけ通信できることが起きるかもしれない。第1接続点が,端末へのコネクションが失われたと判定したとき,第1接続点は残りのデータを第2接続点に送信して,第2接続点を介して端末に配信してもよい。
実施例においては,後続データを拡張することによって,IEEE P802.11e,標準に規定されたすべての接続カテゴリ(AC)を網羅することができる。現在のところ4つのACが規定されている。後続データフィールドは,どのACにバッファされたフレームが属するかを示すことができる。これによって端末のアルゴリズム実装により多くの柔軟性が与えられる。
また後続データビットによって提供される情報は,それに基づいて端末が電力節減状態を制御することができるので,通常の動作においても有用である。
また本発明の実施例は,最大電力動作モードの端末も,APが端末に向けたデータをバッファしているかどうかを知ることができるようにする。端末はAPからバッファされたデータを遷移させる瞬間を選択することができる。
本発明を特定の実施例の文脈で説明したが,本願請求項に規定した本発明の範囲及び精神から逸脱することなく,さまざまな修正物が可能である。例えば本発明を実現する通信システムは,接続点が配信するトラヒックを記憶又はバッファすることができる任意の通信システムであってもよい。
本発明の実施例を実現することができるシステムの例示アーキテクチャを示す図である。 IEEE標準802.11−1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.2に規定されたMACフレームを概略示す図である。 IEEE標準802.11−1999(Reaff2003),パラグラフ7.1.3.1に規定されたフレーム制御フィールドを概略示す図である。 本発明の実施例を示すフローチャートである。

Claims (26)

  1. 通信システム内の接続点変更を制御する方法であって,
    第1接続点に対して通信中のコネクションを有する端末において,前記第1接続点から配信されるデータ量に関する配信情報を受信するステップと,
    前記配信情報に基づいて,前記第1接続点から第2接続点への変更を制御するステップと,
    を有する方法。
  2. 前記配信情報を受信するステップは,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールド内の後続データビットを受信するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記後続データビットを受信するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが少なくとも1つ残っていることを示す,1に設定した前記後続データビットを受信するステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記後続データビットを受信するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが残っていないことを示す,0に設定した前記後続データビットを受信するステップを含む請求項2に記載の方法。
  5. 前記後続データビットを受信するステップは,配信する前記データの接続カテゴリを示す前記後続データビットを受信するステップを含む請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記変更を制御するステップは,前記配信情報が前記第1接続点に前記端末に配信するデータユニットがないことを示すまで,前記端末が前記接続点の前記変更を遅らせるかどうかを決定するステップを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 通信システムにおいて情報を提供する方法であって,
    第1接続点から配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく端末に提供するステップを含む方法。
  8. 前記配信情報を提供するステップは,電力節約モードの端末と類似の規則によっていつでもデータを受信できる端末に,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールドによって後続データビットを提供するステップを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記後続データビットを提供するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが少なくとも1つ残っていることを示す,1に設定した前記後続データビットを提供するステップを含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記後続データビットを受信するステップは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットがないことを示す,0に設定した前記後続データビットを受信するステップを含む請求項8に記載の方法。
  11. 前記後続データビットを提供するステップは,配信する前記データの接続カテゴリを示す前記後続データビットを提供するステップを含む請求項8〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 計算手段上で動作させたとき,請求項1〜6のいずれか一項に記載のステップを実行するプログラムコード手段を含む計算機プログラム。
  13. 計算手段上で動作させたとき,請求項7〜11のいずれか一項に記載のステップを実行するプログラムコード手段を含む計算機プログラム。
  14. 通信システムの接続点であって,該接続点に対して通信中のコネクションを有する端末に前記接続点から配信するデータ量に関する配信情報を提供するように構成する接続点。
  15. 前記配信情報は,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールド内に後続データビットを有する請求項14に記載の接続点。
  16. 1に設定した前記後続データビットは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットが少なくとも1つ残っていることを示す請求項15に記載の接続点。
  17. 0に設定した前記後続データビットは,前記第1接続点に前記端末へ配信するデータユニットがないことを示す請求項15に記載の接続点。
  18. 前記後続データビットは,配信する前記データの接続カテゴリを示す請求項15〜17のいずれか一項に記載の接続点。
  19. 通信システムに接続する端末であって,第1接続点に対して通信中のコネクションを有する前記端末へ前記第1接続点から配信するデータ量に関する配信情報に基づいて,前記配信情報が前記第1接続点に前記端末に配信するデータユニットがないことを示すまで,前記端末が前記第1接続点から第2接続点への変更を遅らせるかどうかを決定するように構成する端末。
  20. 接続点に対して通信中のコネクションを有する端末に,前記接続点から配信するデータ量に関する配信情報を提供するように構成する接続点を備える通信システム。
  21. 接続点に対して通信中のコネクションを有する端末に,前記接続点から配信するデータ量に関する配信情報を提供するように構成する通信システム。
  22. 通信システムの接続点であって,前記接続点から端末に配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく提供するように構成する接続点。
  23. 電力節約モードの端末と類似の規則によっていつでもデータを受信できる端末に,媒体接続制御フレームのフレーム制御フィールドによって後続データビットを提供するように構成する請求項22に記載の接続点。
  24. 通信システムに接続する端末であって,該端末に接続点から配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく解釈するように構成する端末。
  25. 接続点から端末に配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく提供するように構成する前記接続点を備える通信システム。
  26. 接続点から端末に配信するデータ量に関する配信情報を,前記端末の電力管理モードに関係なく提供するように構成する通信システム。
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