JP2008512818A - 記録媒体及び記録媒体にデータを記録する方法と装置 - Google Patents

記録媒体及び記録媒体にデータを記録する方法と装置 Download PDF

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Abstract

記録媒体、及びその記録媒体にデータを記録するための方法と装置が開示される。内部領域、データ領域及び外部領域を含む記録媒体は、内部領域に含まれる第1のテスト領域と、外部領域に含まれる第2のテスト領域とを含む。第1及び第2のテスト領域はデータ領域の変調方式と同一な所定のウォブル変調方式により形成される。したがって、記録媒体はブルーレイディスクの製造方法に適用可能であり、ブルーレイディスクなどの記録媒体に対してデータを効果的に記録/再生することができる。

Description

本発明は、記録媒体に関する。より詳細には、記録媒体にデータを記録するときに効果的に使用される物理的構造、及びこの物理的構造を使用して記録媒体にデータを記録する方法及び装置に関する。
一般に、その内部に大容量のデータを記録可能な記録媒体としての役割を果たす、幅広く使用されている光ディスク存在する。その中でも、近年では、例えばブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標):BD)などの高画質のビデオデータと高音質のオーディオデータを長期間記録し格納することができる高密度光記録媒体が開発されている。
次世代の記録媒体技術に基づくブルーレイディスク(BD)は、既存のDVDを遥かに超える容量のデータを格納することができる次世代光記録ソリューションであると考えられている。最近、多くの開発者が他のデジタルデバイスの国際標準技術仕様とともにBD関連の国際標準技術仕様に関する集中的な研究を行っている。
しかし、まだBDに使用される望ましいデータ記録方法が構築されておらず、BDを基盤とした光記録/再生デバイスの開発に多くの制限事項と問題点が発生している。特に、このような制限事項と問題点は記録媒体にデータを記録するための最適の記録パワーを算出する特定技術分野において問題になっている。
したがって、本発明は上述したような従来技術の制限事項と問題点に起因する1つまたは複数の問題点を実質的に解決する、記録媒体及びその記録媒体にデータを記録するための方法と装置を対象にする。本発明の目的は、BDなどの記録媒体に適合する物理的構造と、このような物理的構造を使用する記録媒体にデータを記録する方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらなる利点、目的、及び特徴は以下の説明において一部説明され、以下の考察において当業者に一部明らかになり、本発明の実施から把握できる。本発明の目的及び他の利点は、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲と同様に添付図面において特に指摘された構造によって実現され、達成されることが可能である。
前記目的及び他の利点を達成するため、かつ本明細書に具体的に、広く説明されているような本発明の目的に従って、内部領域、データ領域、及び外部領域を含む記録媒体は、内部領域に含まれる第1のテスト領域と、外部領域に含まれる第2のテスト領域とを含み、第1のテスト領域と前記第2のテスト領域はデータ領域の変調方式と同一な所定のウォブル(wobble)変調方式により形成される。
本発明の他の様態によれば、記録媒体にデータを記録する方法は、(a)記録媒体に記録される管理情報に含まれ、記録媒体の外部領域に割り当てられたテスト領域の中で利用可能領域を示す位置情報を読み出し、読み出された位置情報に対応する物理的位置を認識するステップと、(b)認識された利用可能領域における最適記録パワーを算出する最適パワー制御(Optimum Power Control:OPC)プロセスを実行するステップと、(c)算出された最適記録パワーを使用して記録媒体にデータを記録するステップと、を含む。
本発明のまた他の様態によれば、記録媒体にデータを記録する装置は、記録媒体に記録された管理情報に含まれ、記録媒体の外部領域に割り当てられたテスト領域の中で利用可能な領域を示す位置情報を含む、記録媒体に記録されたデータを読み出し、かつ記録媒体にデータを記録するピックアップ部と、そのピックアップ部から読み出された位置情報に対応する物理的位置を認識し、最適パワー制御(OPC)プロセスを実行することにより、その認識された利用可能な領域における最適記録パワーを検索し、その検索された最適記録パワーを使用して記録媒体にデータを記録するようにピックアップ部を制御する制御部と、を含む。
前述した一般的な説明と後述する本発明の詳細な説明は、例示であり、かつ説明目的のものであり、本発明のさらなる説明を提供することを意図していることを理解すべきである。
参照は、本発明の好ましい実施形態及び添付図面において説明される例について、詳細になされる。可能な限り、同一な図面参照符号は、図面全体を通して同一または類似の部分を示すために使用される。
本発明を説明する前に、本発明において開示されているほとんどの用語は当業者に周知の一般的な用語に対応するが、いくつかの用語は必要に応じて出願人によって選択されていて、後述の本発明の説明において開示されるということを注目すべきである。したがって、出願人によって定義された用語は、本発明においてその定義された意味に基づいて理解されることが好ましい。
本発明で使用した「記録媒体(recording medium)」の意味は、記録の仕組みに従って、例えば、光ディスク及び磁気テープ方式などを含む全ての記録媒体を示す。以下、本発明の説明の便宜及びさらなる理解のために、BDなどの光ディスクは、本発明の上述の記録媒体として例示的に説明される。本発明の技術思想は、本発明の範囲及び要旨から離れることなく他の記録媒体に適用可能であることは注目すべきである。
「最適パワー制御(OPC)領域」とは、記録媒体内のOPCプロセスを実行するために割り当てられた所定の領域を意味する。「最適パワー制御(OPC)」とは、記録可能な光ディスクに(テスト)データを記録するときの最適記録パワーの算出が可能な所定のプロセスを意味する。
すなわち、光ディスクが特定の光記録/再生デバイスに装着されると、光記録/再生デバイスは、光ディスクのOPC領域にデータを記録する所定のプロセス及び記録されたデータを再生する所定のプロセスを反復的に実行して光ディスクに適用可能な最適記録パワーを算出する。以後、光記録/再生デバイスは光ディスクにデータを記録するときに算出された最適記録パワーを使用する。したがって、記録可能な光ディスクに対してOPC領域が要求される。
「DCZ(Drive Calibration Zone)領域」とは、記録媒体で光記録/再生デバイス(または「ドライブ(drive)」)により使用される特定の領域を意味し、DCZ領域はOPCプロセスだけではなく光記録/再生デバイスに対して要求される多様なテストも実行することができる。
この場合、OPC領域及びDCZ領域は、OPCプロセスのために使用することができる。本発明によれば、OPC領域及びDCZ領域は、一般的に「テスト領域(Test zone)」と呼ばれる。OPC領域でのOPC実行はDCZ領域でも適用可能であるということは注目すべきである。
図1は、本発明に係る、その内部にデータを記録することができる光ディスク構造を示す図である。説明の便宜及び本発明のさらなる理解のために、その内部にデータを記録することができるシングルレイヤのBD−R/REが図1に示される。
図1を参照すれば、光ディスクは、ディスク内部領域から順番に内部領域と、データ領域と、外部領域と、を含む。内部領域及び外部領域の各々に含まれる特定の領域はディスク管理情報を記録するための記録領域またはテスト領域として使用される。データ領域は実際のユーザデータをその内部に記録する。
以下、内部領域及び外部領域について詳細に説明する。内部領域は、PIC(Permanent Information & Control data)領域と、OPC領域と、2個の情報領域(すなわち、情報領域、IN1及びIN2)と、を含む。PIC領域はエンボスされた(embossed)HFM(High Frequency Modulated)信号としてディスク管理情報を記録する。テスト領域として機能するOPC領域はOPCプロセスを実行するように適応される。情報領域IN1及びIN2は、DMA(Defect Management Area)を含む多様なディスク管理情報を記録する。
また、追記型BD−RはOPC領域の隣にTDMA(Temporary Disc Management Area)をさらに含むが、BD−REはOPC領域の近くに予備領域(reserved area)を含む。予備領域は以後に使用されるべきスペアの領域として動作する。外部領域は2個の他の情報領域IN3及びIN4を含む。
内部領域にはディスク保護のための保護ゾーンPr1及びPr2が含まれ、外部領域にはディスク保護のための保護ゾーンPr3が含まれる。具体的には、内部領域の最内周ディスク領域に位置された保護ゾーンは第1の保護ゾーン「Pr1」と呼ばれる。外部領域の最外周ディスク領域に位置された保護ゾーンは第3の保護ゾーン「Pr3」と呼ばれる。内部領域でPIC領域と情報領域IN2との間に位置された保護ゾーンは第2の保護ゾーン「Pr2」と呼ばれる。特に、第2の保護ゾーン「Pr2」はエンボスされたPIC領域と記録可能領域との間の変更領域を意味し、「変更用バッファ領域(buffer zone for changeover)」と呼ばれる。
本発明に係るBD−R/REは、データをランド(Land)部とグルーブ(Groove)部を含む記録層の中でグルーブ部にデータを記録する。グルーブ部はHFMグルーブとウォブルグルーブを含む。
多様な変調方式によって、ウォブルグルーブは、MSK+HMW変調グルーブ及びMSK(Minimum Shift Keying)変調グルーブに分類される。MSKは、Minimum Shift Keyingの頭文字を示し、HMWは、Harmonic Modulated Waveの頭文字を示す。
特に、ウォブルグルーブは記録層に含まれたグルーブに正弦波と関連された変調方式を使用してウォブル形状の形態で構成される。光記録/再生デバイスは上述したウォブル形状を使用して対応するグルーブのアドレス情報(すなわち、ADIP:Address In Pre-groove)及び一般的なディスク情報を読み出すことができる。これに関する詳細な説明は、図5〜図8を参照して後述する。
上述の変調方式は、領域の固有特性によってディスクに含まれた個別領域に別に適用される。内部領域に含まれたPr1領域及びPIC領域はHFMグルーブの形態で構成される。外部領域に含まれたPr3領域はMSK変調だけが適用されるウォブルグルーブの形態で構成される。上述の領域を除外した内部領域、外部領域及びデータ領域は、MSK+HMW変調が適用されるウォブルグルーブの形態で構成される。
図2は、本発明に係るその内部にデータが記録できるシングルレイヤ光ディスク構造を示す図である。図1と比較すれば、図2に示されたシングルレイヤ光ディスク構造は外部領域に「DCZ(Drive Calibration zone)領域」をさらに含む。以下の説明は、主にDCZ領域に基づいて開示され、DCZ領域以外の残りの部分は図1と同一なので、説明の便宜上その詳細な説明は省略する。
上述のように、DCZ領域は光記録/再生デバイスが多様な目的でディスクテストを実行することができるテストゾーンを示す。通常的に、OPCプロセスは他のテストゾーンとして動作するOPC領域と同様にDCZ領域でも実行できる。当業者にはOPCプロセスだけではなく他のテストもDCZ領域で実行できることは自明であり、本発明は上述した実施例に制限されないで必要によって他の例に適用できる。
図1と比較すれば、図2に示されたDCZ領域は、物理的に外部領域に含まれる。したがって、図2のPr3領域は図1のPr3領域に比べて追加的に割り当てられたDCZ領域に対応する所定のサイズほど小さい。DCZ領域は内部領域に含まれたOPC領域(すなわち、2048クラスタ)に比べて小さいことが好ましい。例えば、DCZ領域には512クラスタが割り当てられる。上述の追加的に割り当てられたDCZ領域は、MSK+HMW変調方式を使用し、この変調方式は内部領域のOPC領域及びデータ領域でのようにMSK変調とHMW変調が混合された変調方式である。すなわち、新たに割り当てられたDCZ領域はテストデータを記録/再生するように適応される。テストデータを正しく記録するためには、一般的なデータ領域におけるのと同じように信頼性が高いアドレス情報(すなわち、ADIP)が保障される必要がある。
図3A及び図3Bは、本発明の好ましい実施形態に係るその内部にデータを記録することができるデュアルレイヤ光ディスク構造を示す図である。図3AにはデュアルレイヤのBD−REが示されている。図3Bにはその内部にデータを記録することができるデュアルレイヤBD−Rが示される。上述した説明と関連して、2個の記録層の中で一つは「Layer0(L0)」と呼ばれ、残りの一つは「Layer1(L1)」と呼ばれる。
図3Aに示したように、本発明によれば、個別の記録層はデュアルレイヤBD−REにおいて同一構造を有する。記録層L0の外部領域はDCZ領域DCZ0を含み、記録層L1の外部領域はDCZ領域DCZ1を含む。DCZ領域DCZ0とDCZ1にはデータ領域におけるのと同様にMSK変調とHMW変調が混合されたMSK+HMW変調方式が適用される。
図3Bから分かるように、本発明に係る追記型デュアルレイヤBD−Rは、個別の記録層L0及びL1の外部領域にDCZ領域を含む。DCZ領域DCZ0及びDCZ1は、データ領域におけるのと同様にMSK変調とHMW変調が混合されたMSK+HMW変調方式を使用する。
図3Aに示したBD−REと比較して、図3Bに示した追記型BD−Rは、追記型の特性により一層多い管理情報記録領域を要するので、内部領域にはTDMA(Temporary Disc Management Area)が追加され、第2の記録層L1の内部領域はHFMによりエンボスされたPIC領域の代わりにOPC領域(OPC1)を含む。
上述の説明と関連して、本発明のDCZ領域は、図3Bに示した追記型BD−Rに対して一層効率的に使用できる。より詳しく説明すれば、追記型BD−Rは上述のように追記型の記録特性により一層多い管理情報記録層を要求するので、内部領域のOPC領域を取り替えることができる新しいテスト領域としてDCZ領域を使用して、OPC領域の不足により追記型BD−Rにそれ以上はデータが記録されない問題点を防止する。
図4A及び図4Bは、本発明の他の好ましい実施形態に係るその内部にデータを記録することができるデュアルレイヤ光ディスク構造を示す図である。図4A及び図4Bには、個別の記録層にDCZ領域を割り当てる方法が示される。
上述の説明と関連して、図4A及び図4Bは、説明の便宜上、追記型記録可能なディスク(例えば、BD−R)を例示的に示しているが、本発明の技術的思想は上述のように書換可能なディスク(例えば、BD−RE)にも適用できる。
図4Aに示したように、DCZ領域DCZ0及びDCZ1を個別の記録層の個別の外部領域に割り当てるとき、DCZ領域DCZ0及びDCZ1は、光ビームの進行方向を基準として物理的に同一な方向に位置されない。
すなわち、DCZ領域が内部領域のOPC領域におけるのと同様にOPCプロセスのために使用されると仮定すれば、所定のパワー値がOPCプロセスのために高パワーから低パワーの方向にまたは低パワーから高パワーの方向に漸進的に使用され、または基準パワーに基づいて所定の範囲に含まれるパワー値がOPCプロセスのために使用される。
相互に隣接した記録層の間の光ビームの進行方向を基準としてDCZ領域DCZ0及びDCZ1が物理的に同一な方向に位置されると仮定すれば、実際に使用されたDCZ領域(例えば、DCZ0)以外の隣接記録層に含まれたDCZ領域(例えば、DCZ1)でも光ビームの干渉発生確率が増加して、OPCプロセスを使用して光記録パワーを算出するプロセスに否定的な影響を発生させる。このように、内部領域に含まれるOPC領域OPC0及びOPC1は光ビームの進行方向を基準として同一な方向に物理的に位置されない。
したがって、第2の記録層の外部領域は、光ビームの進行方向を基準として第1の記録層のDCZ領域(DCZ0)と同一な方向に位置されるバッファ領域をさらに含み、DCZ領域(DCZ1)は外部方向に割り当てられる。言うまでもなく、第1の記録層L0と第2の記録層L1の個別の外部領域の割り当て方法は、どの手順で実行されることも可能である。例えば、第1の記録層L0の外部領域には、光または光ビームの進行方向を基準として第2の記録層L1のDCZ領域(DCZ1)と同一な方向に、バッファ領域が追加でき、DCZ領域(DCZ0)も外部方向に割り当てることができる。
上記の説明と関連して、DCZ領域(DCZ0及びDCZ1)は、データ領域におけるのと同じようにMSK変調とHMW変調が混合されたMSK+HMW変調方式を使用する。
図4Bから分かるように、DCZ領域は個別の記録層の外部領域だけではなく隣接するデータ領域にも割り当てられることにその特徴がある。すなわち、記録層は第1のタイプの記録層(例えば、L1)及び第2のタイプの記録層(例えば、L0)に分類される。DCZ領域(DCZ1)は第1のタイプの記録層の外部領域に含まれ、DCZ領域(DCZ0)は第2のタイプの記録層の外部領域に隣接するデータ領域に含まれ、第1のタイプの記録層及び第2のタイプの記録層は光ディスクに相互に含まれる。
図5〜図8は、本発明に係る変調方式を示すグラフである。
図5は、MSK変調方式を示す。具体的には、外部領域に含まれたPr3領域(すなわち、保護ゾーン3)はMSK変調だけによって形成される。
図5に示したように、MSK変調方式は、ウォブル周波数fwobでコサイン変換を実行することによって具現される。一般的なウォブルは、「monotone wobble(MW)」と呼ばれ、ウォブル周波数fwob及び余弦(コサイン)コードを変更して生成された3個のウォブルは、「MSK Mark wobbled(MM)」と呼ばれる。
図6は、HMW変調方式を示す。具体的には、内部領域に含まれたOPC領域と、外部領域に含まれたDCZ領域及びデータ領域は、HMW変調とMSK変調が混合されたMSK+HMW変調方式により形成される。
上記説明に関連して、図6に示したように、HMW変調方式は、第1のウォブル周波数fwobで実行されるコサイン変換と第2のウォブル周波数2*fwobで実行されるサイン変換により具現される。サイン変換がプラス(+)コードを有すれば、「1」の値が決定される。サイン変換がマイナス(−)コードを有すれば、「0」の値が決定される。上述の方式により形成されたウォブルは、「sawtooth wobble(STW)」と呼ばれる。その値が「1」であるsawtooth wobble(STW)は、STW(“1”)と呼ばれる。その値が「0」であるsawtooth wobble(STW)は、STW(“0”)と呼ばれる。
図7は、MSK+HMW変調方式を使用してADIPユニットを識別する方法を示す。図7から分かるように、1つのADIPユニットは56個のウォブルを含む。すべてのADIPユニットの3個の先頭ウォブルは、MSKマーク(MM)でそれぞれ構成される。ADIPユニットはウォブルタイプによって次のようなユニットに分類される。
すなわち、「1MM+53MW」で構成されたADIPユニットは、「monotone unit」と呼ばれ、「1MM+15MW+37STW(“0”)+1MW」で構成されたADIPユニットは、「reference unit」と呼ばれる。
「1MM+13MW+1MM+7MW+1MM+27MW」で構成されたADIPユニットは、「sync_0 unit」と呼ばれる。「1MM+15MW+1MM+7MW+1MM+25MW」で構成されたADIPユニットは、「sync_1 unit」と呼ばれる。「1MM+17MW+1MM+7MW+1MM+23MW」で構成されたADIPユニットは、「sync_2 unit」と呼ばれる。「1MM+19MW+1MM+7MW+1MM+21MW」で構成されたADIPユニットは、「sync_3 unit」と呼ばれる。
「1MM+9MW+1MM+3MW+37STW(“0”)」で構成されたADIPユニットは、「data_1 unit」と呼ばれる。「1MM+11MW+1MM+1MW+37STW(“1”)+1MW」で構成されたADIPユニットは、「data_0 unit」と呼ばれる。すなわち、「data_1 unit」が判定されると、「1」の値が確立される。「data_0 unit」が判定されると、「0」の値が確立される。
図8は、図7に示したADIPユニットが83個集まって1つのADIPワードを構成する方法を示した図である。
図8から分かるように、ADIPワードの先頭9個のADIPユニットは、順番に「monotone unit」、「sync_0 unit」、「monotone unit」、「sync_1 unit」、「monotone unit」、「sync_2 unit」、「monotone unit」、「sync_3 unit」及び「reference unit」を含む。
10番目のADIPユニット(すなわち、ADIP unit number=9)から83番目のADIPユニット(すなわち、ADIP unit number=82)までのADIPユニットは、各々図7に示した「data_0 unit」または「data_1 unit」の中でいずれかの1つで構成される。ADIPユニットを4ビットずつ組み合わせて15個のユニットを形成すると、このように形成されたユニットは「ADIP codeword nibble numbers(c0〜c14)」と呼ばれる。
上記「ADIP codeword nibble number(c0〜c14)」には、対応するウォブルの物理的アドレス(すなわち、「PAA:Physical ADIP Address」)及び補助データが記録される。光記録/再生デバイスは1つのADIPワードを読み出して、現在のディスクの「PAA」位置を認識することができる。
図5〜図8に示した技術思想は、MSK+HMW変調方式が適用されるすべての領域に適用される。したがって、外部領域に含まれるDCZ領域にもMSK+HMW変調方式が適用される。
DCZ領域にMSK+HMW変調方式が適用される理由は、次のとおりである。DCZ領域は実際のテストデータを記録する特定の領域を示す。したがって、Pr3(すなわち、保護ゾーン3)領域におけるのと同じようにDCZ領域にMSK変調方式だけが適用される場合には、HMW変調に起因する「sawtooth wobble(STW)」が使用されないようになって、図7に示したADIPユニットの中で「monotone unit」と「reference unit」が相互に区別できないし、また、「data_1 unit」と「data_0 unit」を区別するにおいて予期せぬエラーが発生する場合がある。
この予期せぬエラーの発生を防止するため、DCZ領域はMSK変調方式だけが適用されるPr3領域(すなわち、保護ゾーン3)とは別にMSK+HMW変調方式を使用可能であることが望ましい。
記録層として動作する複数のレイヤが存在する場合、提供される記録媒体にも本発明が適用できる。
図9は、光ディスクのOPC領域及びDCZ領域を管理することができる管理情報を記録する方法を示す概念図である。
より具体的に、光ディスクの内部領域及び/または外部領域にはDMA(Disc Management Area)及び/またはTDMA(Temporary DMA)が含まれる。OPC領域及びDCZ領域の管理情報はTDMAまたはDMAに記録される。
すなわち、BD−Rなどの追記型の記録可能なディスクの場合にはTDMAに管理情報が記録され、BD−REなどの書換可能なディスクの場合にはDMAに管理情報が記録される。図1に示したように、DMAは一般的に内部領域の情報領域IN1及びIN2または外部領域の他の情報領域IN3及びIN4に含まれる。
上述の説明に関連して、OPC領域及びDCZ領域の管理情報は、例えば、開始アドレス情報及び/または終了アドレス情報などディスクの記録層ごとに対してOPC領域及びDCZ領域の位置を示す情報(すなわち、「OPCs location info」及び「DCZs location info」)を含み、かつ個別のOPC領域及びDCZ領域で現在使用可能な位置を示す情報(すなわち、「Next available PSN in each OPC」及び「Next available PSN in each DCZ」)を含むことができる。
したがって、ディスクが光記録/再生デバイスに装着されると、光記録/再生デバイスはTDMAまたはDMAに含まれたOPC領域及びDCZ領域の管理情報を読み出す。
したがって、光記録/再生デバイスは、ディスクに含まれたOPC領域の位置情報及び利用可能なOPC領域のその他の位置情報を認識し、かつDCZ領域の位置情報及び利用可能なDCZ領域のその他の位置情報を認識して、認識された位置でOPCプロセスを実行する。
OPC領域及びDCZ領域と関連する管理情報が、図2〜図4Bに示されたすべての光ディスクに同等に適用されることは、当業者には自明である。
図10は、本発明によるOPCプロセスを実行する方法を示す概念図である。
記録媒体内で光記録/再生デバイスの記録媒体トラッキング(tracking)方向は、低PSN(Physical Section Number)から高PSNの方向にPSNが増加するPSN増加方向で決定される。記録媒体でOPCプロセスを実行する方向は、高PSNから低PSNの方向にPSNが減少するPSN減少方向で決定される。
OPCプロセス以後の記録方向は、トラッキング方向と同様に低PSNから高PSNへのPSN増加方向で決定される。
上述の説明に関連して、記録媒体のデータ領域でデータを記録する単位は1クラスタ単位であるので、OPC領域でOPCプロセスを実行することによりデータを記録する単位は正確に1クラスタ単位に対応することが可能である。しかし、OPCプロセスにより取得されるデータ記録領域は1クラスタ以下であるか、1クラスタ以上であることもある。
すなわち、OPCプロセスを実行するために記録されるデータの単位は、AUN(Address Unit Number)と同一である。AUNはデータ記録時間の間に使用されるアドレス情報を示す。データ記録以前に形成される事前領域として機能する未使用OPC領域が上述したAUN情報を含まないことは、当業者には自明である。
この場合、AUNはクラスタの範囲以下の範囲を有する単位として機能し、1つのクラスタは16個のAUNを含む。
より具体的には、1つのOPCプロセスの実行長は、光記録/再生デバイスにより選択され、物理的クラスタの数により制限されない。
図10は、3個のOPCプロセスが実行される特定の場合を示す。より具体的には、図10は、各々OPCプロセスを実行する複数の部分と、個別の部分を識別するための複数のOPCマーカー(marker)と、を示している。
第1のOPCプロセスを実行する部分は「Cluster#P+1」で表示され、第1の部分は「OPC#M」で表示され、第2の部分は「OPC Marker#M」で表示される。「OPC#M」の部分はその内部にデータを記録し、「OPC Marker#M」の部分は「OPC#M」部分を識別する。
第2のOPCプロセスを実行する部分は、「Cluster#P」と、「Cluster#N」と、「Cluster#N−1」の一部を含む。「OPC#M+1」に表示された部分はデータを記録し、「OPC Marker#M+1」は「OPC#M+1」部分を識別する。
第3のOPCプロセスを実行する部分は「Cluster#N−1」の部分の一部で構成される。より具体的には、第3のOPCプロセスを実行する部分は「OPC#M+2」及び「OPC Marker#M+2」を含む。「OPC#M+2」の部分はデータを記録し、「OPC Marker#M+2」の部分は「OPC#M+2」の部分を識別する。この場合、「OPC Marker#M+2」の部分以前に位置された「Cluster#N−2」の部分と「Cluster#N−1」の部分の一部は未使用クラスタ領域として機能する。
上述の説明と関連して、OPCプロセスと関連するデータ記録領域を識別することができるOPCマーカーの中で2個の連続的なOPCマーカーの間の距離は16クラスタに対応する所定の長さと同一であるかそれよりも小さい。例えば、少なくとも16クラスタを要求するOPCプロセスで上述した要件を満たすためには、OPCマーカーがOPCプロセスに挿入されなければならない。この場合、上述したOPCマーカーは少なくとも868NWLs(Nominal Wobble Lengths)に対応する所定の長さを有する必要がある。
図10に示した「OPC#M」の部分はOPC領域で1つのクラスタ(すなわち、1クラスタ)を占める。「OPC#M+1」の部分はOPC領域で1クラスタより大きい所定の領域を占める。「OPC#M+2」の部分はOPC領域で1クラスタよりも小さい所定の領域を占める。OPCプロセスはクラスタ単位より小さい単位で、例えば、AUN単位で実行されることが理解できる。
図11は本発明に係るOPC開始位置を検索する方法を示す概念図である。
図11には、OPC領域の中で1クラスタが示される。
このような1クラスタは、13944ウォブル、249ADIPユニット、498シンクフレーム(sync frame)及び3ADIPワードに対応する。上記説明に関連して、1ADIPワードは83ADIPユニットを含み、ADIPユニットは56ウォブルを含む。1クラスタは16AUNを含む。この場合、ウォブルはNWL(Nominal Wobble Length)を示す。
例えば、1クラスタに含まれた既使用(すなわち、最後に使われた)OPC領域(すなわち、AUN6〜AUN15)は10AUN(Address Unit Number)を示し、未使用のOPC領域はAUN0からAUN5までの6AUNを示す。最後に使われたOPC領域でのAUN6は、図10で説明したように、AUN6の前にOPCマーカーを挿入することにより検出できる。現在のOPCプロセスのために必要な所定のサイズを示すOPC実行サイズは光記録/再生デバイスによりあらかじめ決定され、これは多様な方式で確立できる。OPC実行サイズはAUN2からAUN5までの4AUNと同一であると仮定する。
したがって、ユーザがAUN2の所定の位置から新しいOPCプロセスの実行を希望する場合、ユーザはAUN2に対応する物理的位置を検索しなければならない。
したがって、ウォブルカウントプロセスを使用してOPC開始位置を決定するためには、ウォブルカウント基準位置(Wobble count reference position)を探すことを要求する。光記録/再生デバイスの検出プロセスで所定の基準ウォブルが検出されると、検出された基準ウォブルはウォブルカウント基準位置であると考慮される。好ましくは、ウォブルカウント基準位置がクラスタの開始位置と同一である。
ウォブルカウント基準位置を示す上記クラスタ開始位置は、ADIPワードの開始位置と同一である。図7〜図9を参照すれば、ADIPワードの9個の先頭のADIPユニットは、その順番に「monotone unit」、「sync_0 unit」、「monotone unit」、「sync_1 unit」、「monotone unit」、「sync_2 unit」、「monotone unit」、「sync_3 unit」、及び「reference unit」に対応する。したがって、光記録/再生デバイスの検索時間の間、ADIPワードの先頭の9個のADIPユニットが順番に検出されるか、または最初の「monotone unit」が検出されると、ADIPワード開始位置が確立される。すなわち、クラスタ開始位置はウォブルカウント基準位置であると考慮される。
上述した基準位置の他の例によれば、1クラスタに含まれたADIPワード開始位置をウォブルカウント基準位置であると考慮することが好ましい。
言い替えれば、1クラスタは3個のADIPワードを含む。この場合に、次のOPC開始位置が「ADIP Word1」領域または「ADIP Word2」領域にあれば、「ADIP Word2」の開始位置を示すADIPワードの先頭9個のADIPユニットは、その順番に「monotone unit」、「sync_0 unit」、「monotone unit」、「sync_1 unit」、「monotone unit」、「sync_2 unit」、「monotone unit」、「sync_3 unit」、「reference unit」に対応する。
しかし、最初の「monotone unit」が検出される場合、「ADIP Word1」領域の開始位置または「ADIP Word2」領域の開始位置がウォブルカウント基準位置であると決定され、ウォブル数がカウントされることが可能である。
したがって、ウォブルカウント基準位置が決定され、記録された領域として動作する既に使用されたOPC領域のサイズ情報及び現在のOPCプロセスに必要なOPC領域のサイズ情報が認識されると、光記録/再生デバイスはウォブルカウント基準位置でウォブルの数をカウントし、ドライブが希望するOPC開始位置を検索する。
図11に示した好ましい実施形態によれば、ドライブはAUN0からAUN1までの2個のウォブルをカウントする。1つのAUNは868ウォブル長に対応する。したがって、2個のAUNは868×2ウォブル長に対応し、ドライブは868×2ウォブルの数をカウントしてOPC開始位置を決定し、決定されたOPC開始位置で最適記録パワーを算出するためにOPCプロセスを実行する。
図12は、本発明に係る光記録/再生デバイスを示すブロック図である。
図12を参照すれば、光記録/再生デバイスは、光ディスクにデータを記録して/光ディスクからデータを再生する記録再生部20と、記録再生部20を制御する制御部12と、を含む。
記録再生部20は、ピックアップ部11と、信号プロセッサ13と、サーボ部14と、メモリ15と、マイクロプロセッサ16と、を含む。ピックアップ部11は光ディスクに直接データを記録し、または光ディスクに記録されたデータを読み出す。信号プロセッサ13は、ピックアップ部11から読み出された信号を受信し、受信された信号を所望する信号値に復元するか、または記録される信号を光ディスクに記録される他の信号に変調して、復元された結果または変調された結果を伝達する。サーボ部14はピックアップ部11の動作を制御し、光ディスクから所望する信号を正確に読み出し、光ディスクに信号を正確に記録する。メモリ15はPICデータを含む管理情報だけではなくデータも一時的に格納する。マイクロプロセッサ16は上述した各部の全体的な動作を制御する。
上述の記録再生部20は、記録媒体のテスト領域に所定のテストを実行して最適記録パワーを算出する。記録再生部20は、算出された最適記録パワーを記録し、制御部12から記録命令を受信すれば、当該算出された最適記録パワーで記録媒体にデータを記録する。
記録再生部20は、記録媒体として機能する光ディスクが初期化プロセスでフォーマットされたか否かを判定する。光ディスクがフォーマットされなかった場合、記録再生部20は光ディスクのフォーマットを実行する。
上述のように、記録再生部20だけで構成された光記録/再生デバイスをドライブと言って、これは一般的にコンピュータの周辺機器として使用される。
制御部12は全体的な構成要素の動作を制御する。本発明と関連して、制御部12はユーザとのインターフェースを通じてユーザ命令を参照して光ディスクにデータを記録するか光ディスクからデータを再生することができる記録/再生命令を記録再生部20に伝達する。
デコーダ17は、制御部12から制御信号を受信すれば、光ディスクから読み出された信号をデコードし、デコードされた信号を所望する情報に復元して復元された信号をユーザに伝達する。
エンコーダ18は、所望する信号を光ディスクに記録するための制御信号を制御部12から受信し、受信された信号を特定のフォーマットの信号(例えば、MPEG−2トランスポートストリーム)に変換し、このような特定のフォーマットの信号を信号プロセッサ13に伝達する。
以下、本発明に係る上記光記録/再生デバイスを使用して記録媒体にデータを記録する方法について、図13〜図16を参照して説明する。
図13は、本発明の好ましい第1の実施形態に係る光記録/再生デバイスを使用して記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。特に、図13には、最適記録パワーを算出する方法が示される。
図13を参照すれば、OPC領域及びDCZ領域を含む物理的構造の光ディスクが光記録/再生デバイスに装着される場合、記録再生部20のマイクロプロセッサ16はサーボ部14を使用してピックアップ部11の動作を制御し、ステップS11では、装着されたディスクのTDMAまたはDMAに記録されたOPC領域管理情報及びDCZ領域管理情報(例えば、「OPC location info」、「Next available PSN of OPC」、「DCZ location info」及び「Next available PSN of DCZ」)を読み出して、OPC領域管理情報及びDCZ領域管理情報をメモリ15に一時的に格納する。
ステップS12で、マイクロプロセッサ16は、上述の管理情報を参照してOPCプロセスが実行される正確な位置を認識する。ステップS13で、マイクロプロセッサ16はOPCプロセスを実行するための命令を受信し、管理情報により認識された上記位置でOPCプロセスを実行する。具体的には、OPCプロセスは、OPC領域及びDCZ領域で実行され、装着された光ディスクに使用できる最適記録パワーがステップS14及びステップS16で算出される。ステップS14及びステップS16で最適記録パワーが算出されると、マイクロプロセッサ16は、ステップS15及びステップS17で、次のOPC位置と関連する管理情報として「next available PSN of OPC」情報及び「next available PSN of DCZ」情報をアップデートする。
特に、OPCプロセスを実行することができるOPC領域と、DCZ領域との両方にMSK+HMW変調方式が適用されるので、ADIP情報はグルーブトラックから安定的に読み出すことができる。ステップS12では、読み出されたADIP情報からOPC領域管理情報及びDCZ領域管理情報に対応する物理的位置が認識される。
制御部12から対応ディスクにデータを記録するための命令を受信すれば、記録再生部20は算出された最適記録パワーを使用して上記記録命令を実行する。それに関する詳細な説明は、図14を参照して説明する。
図14は、本発明の好ましい第2の実施形態に係る光記録/再生デバイスを使用して記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。
図14を参照すれば、記録再生部20に含まれたマイクロプロセッサ16は制御部12から記録命令を受信する。ステップS21で、記録命令はディスクに記録されるデータ及び位置情報を記録することにより行われる。
したがって、ステップS22で、マイクロプロセッサ16は記録命令に含まれた記録位置の情報に基づいてデータが記録される最適記録パワーを選択する。例えば、記録位置がディスクの内部領域の近くにあれば、ステップS23で、マイクロプロセッサ16はOPC領域から算出された最適記録パワー(すなわち、ステップS14で算出された記録パワー)を使用する。記録位置がディスクの外部領域の近くにあれば、ステップS24で、マイクロプロセッサ16はDCZ領域から算出された最適記録パワー(すなわち、ステップS16で算出された記録パワー)を使用する。
図15は、本発明の好ましい第3の実施形態に係る光記録/再生デバイスを使用して記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。
図15を参照すれば、ステップS31で、OPC領域及び/またはDCZ領域を含む物理的構造の光ディスクが光記録/再生デバイスに装着される場合、光記録/再生デバイスに含まれた記録再生部20のマイクロプロセッサ16はサーボ部14を使用してピックアップ部11の動作を制御し、ステップS32で、装着された光ディスクから情報を読み出し、光ディスクがディスク初期化プロセスでフォーマットされたか否かを判定する。
ステップS32で、光ディスクがフォーマットされたと判定されると、ステップS33で、マイクロプロセッサ16はOPCプロセスを実行して最適記録パワーを算出する。
以下、2個のレイヤ「Layer0(L0)」及び「Layer1(L1)」で構成されたデュアルレイヤ光ディスクでOPCプロセスを実行する方法と関連する多様な実施形態について説明する。
本発明の好ましい第1の実施形態によれば、レイヤL0の最適記録パワーを算出するOPCプロセスはOPC0領域及びDCZ0領域を使用して実行され、これと同時に、OPC1領域及びDCZ1領域を使用してレイヤL1の最適記録パワーを算出する他のOPCプロセスが実行される。この場合、ユーザから命令を受信する制御部12はテスト領域の中でどの領域が先にOPCプロセスを実行するか否かを判定することができる。
すなわち、本発明の好ましい第1の実施形態によれば、テスト領域の最適記録パワーが算出され、算出された情報はテスト領域に記録され、算出された最適記録パワーはデータ領域にデータが記録されるときに使用される。
本発明の好ましい第2の実施形態によれば、最適記録パワーを算出するOPCプロセスはレイヤL0のテスト領域として機能するOPC0領域及びDCZ0領域を使用して実行される。制御部12からユーザ記録命令を受信すれば、レイヤL1にデータが記録されるときの最適記録パワーを算出するOPCプロセスはレイヤL1のテスト領域として機能するOPC1領域及びDCZ1領域で実行される。
この場合、ユーザから命令を受信する制御部12は、OPC0領域及びDCZ0領域からなるテスト領域の中でどの領域が先にOPCプロセスを実行するか否かを決定することができる。
本発明の好ましい第3の実施形態によれば、光ディスクの内部領域のテスト領域として機能するOPC0領域及び内部領域のテスト領域として機能するOPC1領域を全部使用して最適記録パワーを算出するOPCプロセスが実行される。制御部12からユーザ記録命令を受信すれば、光ディスクの外部領域0のテスト領域として機能するDCZ0領域及び外部領域1のテスト領域として機能するDCZ1領域で、光ディスクにデータが記録される時の最適記録パワーを算出するOPCプロセスが実行される。
この場合、ユーザから命令を受信する制御部12は、OPC0領域及びOPC1領域からなるテスト領域の中でどの領域が先にOPCプロセスを実行するかを決定することができる。
本発明の好ましい第4の実施形態によれば、光ディスクの内部領域のテスト領域として機能するOPC0領域を使用して最適記録パワーを算出するOPCプロセスが実行される。制御部12からユーザ記録命令を受信すれば、光ディスクにデータが記録されるときの最適記録パワーを算出するOPCプロセスは、3個の領域、すなわち、光ディスクの外部領域0のテスト領域として機能するDCZ0領域及びレイヤL1のテスト領域として機能するOPC1領域とDCZ1領域で実行される。
上記説明と関連して、本発明の好ましい第2の実施形態によれば、光記録/再生デバイスが記録媒体として機能するディスクにデータを記録する場合、レイヤL0はOPCプロセスを実行して最適記録パワーを算出し、データが記録されるデータ領域の位置情報によって算出された最適記録パワーを使用してデータを読み出す。レイヤL1はデータが記録されるデータ領域の位置情報によってデータ記録動作を実行する。より具体的には、データが光ディスクのデータ領域の中で内部領域の辺りに記録される時、レイヤL1は内部領域1に含まれたOPC1領域でOPCプロセスを実行することにより算出された最適記録パワーを使用する。データが光ディスクのデータ領域の中で外部領域の辺りに記録される時、レイヤL1は外部領域1に含まれたDCZ1領域でOPCプロセスを実行することにより算出された最適記録パワーを使用する。このような方式で、レイヤL1はデータ記録位置によって最適記録パワーの中でいずれかの一つを使用してデータを記録することができる。
上述した説明はOPCプロセスを実行することができる多様な方法の一例として第2の好ましい実施形態を使用しているが、当業者には他の好ましい実施形態、すなわち、第1の好ましい実施形態、第3の好ましい実施形態、及び第4の好ましい実施形態にも上記説明が適用できることは自明である。
記録媒体として機能するディスクがデュアルレイヤディスクである場合、OPCプロセスを実行する方法が上述の説明に開示されている。上述のディスクがシングルレイヤディスクである場合、記録媒体として一つの記録層だけが使用される。したがって、OPCプロセスがOPC0及びDCZ領域で実行される第1の場合、OPCプロセスがOPC0領域だけで実行される第2の場合、及びOPCプロセスがDCZ領域で実行される第3の場合が、ディスク使用時間の間にOPCプロセスを要求すれば、すなわち、デュアルレイヤ光ディスクにユーザ記録命令が受信されると、第1の場合、第2の場合、及び第3の場合はOPCプロセスを実行してデータが光ディスクに記録される時の最適記録パワーを算出する。
当業者には、OPCプロセスを実行する上述した方法を記録層として機能する少なくとも一つのレイヤに適用できることは自明である。
ステップS33で、OPCプロセスの間に光ディスクが事前テスト用テスト領域を使用すると仮定すれば、未使用テスト領域でOPCプロセスを実行するためにはOPC開始位置を検出しなければならない。この場合、OPC開始位置は、図11に示された方法を使用して発見することが好ましい。
ステップS32で、ディスクがフォーマットされなかったら、記録再生部20は、ステップS34で、外部フォーマット命令が存在するか否かを判定する。
ステップS34で、制御部12からフォーマット命令が受信されると、記録再生部20は、ステップS35で、フォーマットプロセスを実行すると同時に最適記録パワーを算出するためにOPCプロセスを実行する。
ステップS35で、OPCプロセスを実行する方法は、ステップS33で、上述した好ましい実施形態におけるのと同様に実行することが好ましい。フォーマットプロセスを実行すると同時にOPCプロセスを実行する方法は、ステップS35に開示されているので、ステップS35には、データを記録するための最適記録パワーを算出するテストが存在しない。この場合、OPCプロセスはテスト領域の使用可能な位置で実行される。
OPCプロセスは、ステップS33及びステップS35で実行され、ステップS36では算出された最適記録パワーがテスト領域に記録される。
したがって、ユーザの記録/再生命令が制御部12を介して記録再生部20に伝達されると、記録再生部20は、ステップS37で、ディスクにデータを記録するか、またはディスクに記録された情報を再生する。
上述の説明のように、OPC領域を含む記録媒体で、DCZ領域を除外してOPC領域だけで最適記録パワーを算出するテストを実行することが好ましい。
以下、光ディスクが光記録/再生デバイスに装着されるが前記光ディスクがフォーマットされた場合、光記録/再生デバイスが直ちにOPCプロセスを実行しない時、記録媒体にデータを記録する方法について、図16を参照して説明する。
記録媒体が光記録/再生デバイスに装着されるが、ステップS41で、記録再生部20はOPCプロセスを実行しないで待機モード(standby mode)を維持する。
ステップS42では、記録再生部20が待機モードにある時、制御部12から記録命令が受信されたか否かを判定する。ステップS42で、制御部12から記録命令が受信されたと判定されると、ステップS43では、データ記録動作を実行するためにテスト領域においてOPCプロセスが実行されて最適記録パワーが算出される。算出された最適記録パワーはテスト領域に記録される。
ステップS44では、記録命令に適合するデータが、算出された最適記録パワーを使用して記録媒体のデータ領域に記録される。
本発明はディスクのデータ領域の中で内部領域の辺りにデータが記録されるときに内部領域のOPC領域で算出された最適記録パワーを使用する。光ディスクのデータ領域の中で外部領域の辺りにデータが記録されるとき、本発明は外部領域のDCZ領域で算出された最適記録パワーを使用する。したがって、本発明はデータ記録位置によって最適記録パワーを適切に使用することができる。すなわち、ディスクの内部領域の近くで適用される第1の最適記録パワーはOPC領域で算出される結果により取得され、ディスクの外部領域の近くで適用される第2の最適記録パワーはDCZ領域で算出される結果により取得されるので、データ記録エラーを防止することができる。この場合、BDなどの高密度ディスクにデータが高速で記録される所定のデータ記録時間の間に全体のデータ領域に同一な記録パワーを適用すると、データ記録エラーが発生する場合がある。
他の例として、OPC領域で算出される第1の最適記録パワーとDCZ領域で算出される第2の最適記録パワーは、実施例で変更なしに使用されるが、データ記録位置によって第1及び第2の最適記録パワーに個別加重値が適用されて最終記録パワーを決定してもよい。一方、データ記録位置がデータ領域の中で中央部分の辺りにあれば、算出された最適記録パワーの平均値を本発明に適用できる。
上述のように、本発明に係る記録媒体のOPC領域及びDCZ領域を含む物理的構造及びこのような物理的構造を使用して記録媒体に対してデータを記録/再生する方法及び装置は、最近開発されたBDの製造方法に適用でき、ディスクに対してデータを効果的に記録/再生することができる。
さまざまな修正や変形が本発明において発明の要旨や範囲から離れることなく可能であることは当業者にとって明らかであろう。したがって、さまざまな修正や変形が特許請求の範囲およびその均等の範囲にある場合には、本発明は、本発明のさまざまな修正や変形を対象にするということを意図する。
本発明に係るデータを記録することができる光ディスク構造を示す図である。 本発明に係るデータを記録することができるシングルレイヤの光ディスク構造を示す図である。 本発明の好ましい実施形態に係るデータを記録することができるデュアルレイヤの光ディスク構造を示す図である。 本発明の好ましい実施形態に係るデータを記録することができるデュアルレイヤの光ディスク構造を示す図である。 本発明の他の好ましい実施形態に係るデータを記録することができるデュアルレイヤの光ディスク構造を示す図である。 本発明の他の好ましい実施形態に係るデータを記録することができるデュアルレイヤの光ディスク構造を示す図である。 本発明に係る変調方法を示すグラフである。 本発明に係る変調方法を示すグラフである。 本発明に係る変調方法を示すグラフである。 本発明に係る変調方法を示すグラフである。 本発明に係る記録可能な光ディスクに管理情報を記録する方法を示す概念図である。 本発明に係るOPCプロセスを実行する方法を示す概念図である。 本発明に係るOPC開始位置を検索する方法を示す概念図である。 本発明に係る光記録/再生デバイスを示すブロック図である。 本発明に係る記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。 本発明に係る記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。 本発明に係る記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。 本発明に係る記録媒体にデータを記録する方法を示すフローチャートである。

Claims (31)

  1. 内部領域、データ領域、及び外部領域を含む記録媒体であって、
    前記内部領域に含まれる第1のテスト領域と、
    前記外部領域に含まれる第2のテスト領域と
    を備え、
    前記第1及び第2のテスト領域は、前記データ領域の変調方式と同一な所定のウォブル変調方式によって形成されることを特徴とする記録媒体。
  2. 前記内部領域に含まれた前記第1のテスト領域及び前記外部領域に含まれた前記第2のテスト領域は、最適パワー制御(OPC)のために使用されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記第1及び第2のテスト領域は、所定のウォブル変調方式によりウォブル変調されたアドレス情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  4. 前記第1及び第2のテスト領域は、所定のウォブル変調方式によりウォブル変調されたADIPユニットを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  5. 前記テスト領域及び前記データ領域において使用するための変調方式は、MSKウォブル変調方式及びHMW変調方式の両方を示すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  6. 前記外部領域は、保護領域を含み、MSK変調方式だけが前記保護領域に適用されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  7. 前記内部領域及び前記外部領域の中で少なくとも一つの領域は、前記第1及び第2のテスト領域を管理することができる管理情報を記録する所定の領域をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  8. 前記管理情報は、記録層に割り当てられる前記テスト領域の位置情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  9. 前記管理情報は、各テスト領域に含まれた利用可能な位置情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  10. 前記記録媒体は、追記型BD−RまたはBD−REであること示すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  11. 前記第2のテスト領域は、光ビームの進行方向とは異なる方向にOPCのために使用されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  12. 前記第1のテスト領域は、光ビームの進行方向とは異なる方向にOPCのために使用されることを特徴とする請求項11に記載の記録媒体。
  13. 前記OPCは、所定の単位で実行され、OPC用テストデータが光ビームの進行方向と同一な方向に前記所定の単位に記録されることを特徴とする請求項11に記載の記録媒体。
  14. 前記OPCは、可変長で実行され、第1のデータ単位内で既使用テスト部分と未使用テスト部分との間の境界がマーカー情報により示されることを特徴とする請求項11に記載の記録媒体。
  15. 前記第1のデータ単位は、物理的クラスタであることを特徴とする請求項14に記載の記録媒体。
  16. 記録媒体にデータを記録する方法であって、
    (a)前記記録媒体に記録される管理情報に含まれ、前記記録媒体の外部領域に割り当てられるテスト領域の中で利用可能な領域を示す位置情報を読み出し、前記読み出された位置情報に対応する物理的位置を認識するステップと、
    (b)前記認識された利用可能な領域で最適記録パワーを算出する最適パワー制御(OPC)プロセスを実行するステップと、
    (c)前記算出された最適記録パワーを使用して前記記録媒体にデータを記録するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  17. 前記テスト領域は、MSKウォブル変調方式及びHMWウォブル変調方式の両方により形成され、前記テスト領域の変調方式は、データ領域の変調方式と同一であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記ステップ(a)は、MSKウォブル変調方式及びHMWウォブル変調方式の両方によりウォブル変調されたアドレス情報を使用して前記読み出された位置情報に対応する前記利用可能な領域を認識することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記ステップ(b)は、所定のサイズの単位でOPCプロセスを実行することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記所定のサイズの単位は、物理的クラスタより小さいことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記単位は、AUN単位であり、複数のAUNが一つの物理的クラスタを構成することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記OPCプロセスを実行するための総サイズは可変的であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 前記ステップ(b)は、前記OPCプロセスに対する開始位置を検索するステップをさらに含み、
    前記開始位置は、前記単位の数に依存して変化し、前記開始位置から前記OPCプロセスを実行することを特徴とする請求項19に記載の方法。
  24. 前記開始位置は、ウォブルをカウントすることにより検索されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 記録媒体にデータを記録する装置であって、
    前記記録媒体に記録されたデータを読み出し、前記記録媒体にデータを記録するピックアップ部と、
    前記ピックアップ部から読み出された位置情報に対応する物理的位置を認識し、前記認識された利用可能な領域で最適パワー制御(OPC)プロセスを実行することにより最適記録パワーを検索し、前記検索された最適記録パワーを使用して前記記録媒体にデータを記録するように前記ピックアップ部を制御する制御部と
    を備え、
    前記データは、前記記録媒体の外部領域に割り当てられるテスト領域の中で利用可能な領域を示す位置情報を含み、前記位置情報は、前記記録媒体に記録された管理情報に含まれることを特徴とする装置。
  26. 前記テスト領域は、MSKウォブル変調方式及びHMWウォブル変調方式の両方により形成されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記制御部は、MSKウォブル変調方式及びHMWウォブル変調方式の両方によりウォブル変調されたアドレス情報を使用して前記読み出された位置情報に対応する利用可能な領域を認識することを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 前記OPCプロセスは、所定のサイズの単位で実行されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  29. 前記OPCプロセスを実行するための総サイズは可変的であることを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 前記制御部は、前記OPCプロセスに対する開始位置を検索し、前記開始位置は、前記単位の数に依存して変化されることを特徴とする請求項28に記載の装置。
  31. 前記制御部は、ウォブルをカウントすることにより前記開始位置を検索することを特徴とする請求項30に記載の装置。
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