JP2008511872A - 広帯域光ファイバタップ - Google Patents

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Abstract

光ファイバから光エネルギを伝達するための広帯域光ファイバタップであって、光エネルギをファイバのより高次のモードへと結合するための第1および第2のマイクロベンドと、ファイバのクラッディングに形成され、光ファイバからより高次のモードのエネルギを全反射によって反射するような角度で位置付けられた反射面とを備える光ファイバを有する。好ましい実施例では、2つのマイクロベンドは、単一モードファイバのLP01モードおよびLP11モードについてのモード間ビート長の2分の1にほぼ等しい距離だけ間隔を置かれている。

Description

1.発明の分野
この発明は、光ファイバからの光エネルギを結合するための構成要素に関し、特に、比較的幅広い波長範囲にわたって光エネルギを効率的に結合する光ファイバタップに関する。
発明の背景
2.先行技術の説明
光ファイバネットワークのますます高まる複雑性は、光ファイバを通って流れる光エネルギを測定可能な装置に対する需要を生み出してきた。そのような装置は、ネットワークを監視および制御するために有用であり、管を通る水の流れを監視するために使用される水流計に多くの点で類似している。
光ファイバにおける光エネルギの流れを測定するには、光エネルギのごく一部をファイバから検出器上へと向け直す必要がある。検出器は光エネルギを、ファイバ内を流れる光エネルギを表わす役割を果たす電気信号に変換する。一般に「光タップ」と呼ばれる装置が、光ファイバから光エネルギの一部を取り除く機能を行なう。
光ファイバから光をタップするためのさまざまな手法が当該技術分野において周知である。そのような一手法が米国特許出願第10/390,398号(`398出願)に記載されており、そこでは、アニールされたマイクロベンドと、ファイバのクラッディングに形成され、マイクロベンドによってファイバの側面から散乱される光を方向付けるための反射面とから構成された、ファイバ内の2部構造を作製するために、CO2レーザビームが用いられている。
この手法は小さいサイズ、低い挿入損失、製造の容易さといった多くの望ましい特徴を提供するものの、ファイバの誘導特性に起因する固有の波長依存性に苦慮している。
この波長依存性の1つの目安は、タップ効率の波長による変化である。タップ効率は、光学経路にタップを導入することによって失われる全光パワーに対するタップされた光パワーの比率として規定される。光がファイバコアから散乱されるもののタップにおいてファイバから出ることができず、代わりにタップの下流の地点で失われる場合、効率は低下する。
残念ながら、`398出願の教示に従って従来の電気通信ファイバに作製された光タップでは、タップ効率は、1310nm〜1550nmの波長帯域にわたって400%も変化する場合がある。狭帯域用途については波長依存性はほとんど心配ないものの、広帯域用途では、タップ効率が1310nm〜1550nmの波長領域にわたって比較的一定のままであることが要求される。
発明の概要
有利には、この発明は、波長の影響を比較的受けず、そのため比較的幅広い波長範囲にわたる動作を可能にする光タップを提供する。
この発明の教示によれば、この発明は、たとえばCO2レーザ放射を用いてファイバに形成された2つのアニールされたマイクロベンドと、2つのマイクロベンドの下流のクラッディングに形成された反射面とを有する単一モードファイバによって、これを達成する。反射面は、マイクロベンドを形成するのに用いられたのと同じCO2レーザを用いて、レーザアブレーションを用いてファイバのクラッディングにノッチを作製することによって形成される。ノッチは、ファイバ軸の垂線に対して約44°の角度で反射面を作製するようファイバのクラッディングに形成され、これにより、この面に入射する光について全反射を誘発する。2つのマイクロベンドは、反共振結合を引起すよう、LP01モードおよびLP11モードについてのモード内ビート長の2分の1にほぼ等しい距離だけ間隔を置かれている。反共振結合は、LP11モードにおける光の相対量を減少させ、その一方でより効率的に結合されるより高次のモードを投入するため、タップの波長依存性を大幅に低減させ、それによりその波長範囲を大幅に広げる。
この発明の教示は、以下の詳細な説明を添付図面とともに検討することにより、容易に理解され得る。
読者の理解を容易にするため、さまざまな図面に共通の同一または同様の要素を示すために同一の参照番号が使用される。図面は必ずしも縮尺どおりに描かれてはいない。
好ましい実施例の詳細な説明
図面を参照すると、図1は、光ファイバ102と、第1のマイクロベンド104と、第2のマイクロベンド122と、反射面106とを含む光ファイバタップ100を示している。反射面106とマイクロベンド104および122とは、以下に説明するような単一のCO2レーザからの放射を用いて形成される。以下、マイクロベンドとは、ファイバの直径と同程度の曲率半径を有する、ファイバの曲がった区分を意味する。一方、マクロベンドとは、ファイバの直径に比べて比較的大きい曲率半径を有するベンドを意味する。好ましい実施例では、マイクロベンド104および122は、アニールされたマイクロベンドである。つまり、それらはその軟化温度より高温でファイバを局所的に加熱することによってファイバに形成される。マイクロベンド104および122はこのため、ファイバにおける永続的で応力のない構造である。
以下により詳細に説明するように、マイクロベンド104および122は、ファイバ102のコアからそのクラッディングへと光エネルギを散乱させる役割を果たす。散乱されたエネルギは反射面106によってファイバ102の側面から反射される。好ましくは、反射面106は図1に示すように角度θで形成され、ここでθは全反射用の角度よりも大きいかまたはそれに等しい。当該技術分野において周知であるように、全反射用の角度θtは、ファイバクラッディング110の屈折率ncladとファイバ102を包囲する媒体の反射率nsとによって決まり、式θt=arcsin(ns/nclad)によって表わされる。たとえば、空気に包囲された、ドーピングされていないシリカクラッディングを有する光ファイバについては、全反射用の角度θtは約44°である。このため、散乱角度θcが小さいとすると、角度θsは、約44°よりも大きいかまたはそれに等しい角度を有するように形成されるべきである。
加えて、好ましい実施例では、反射面106は、ファイバ102を通る光伝搬の方向において第1のマイクロベンド104の下流に距離dだけ離れて配置されており、距離dは、エネルギ120がクラッディング110の外壁へと広がるのに十分ではあるものの、エネルギ120が反射面106に遭遇する前にファイバ102の側面から逃げてしまうほど離れてはいない。小さなベンド角度θ1およびθ2については、好ましい距離は以下の範囲
に該当する。
Figure 2008511872
ここで、ncladはクラッディングガラスの屈折率、Dはファイバ径、NAはファイバの開口数である。NAが0.14、クラッディングの屈折率が1.45、および直径が125ミクロンの従来の電気通信ファイバについては、反射面106は第1のマイクロベンド104から1.3mm〜2.6mm離れて配置されるべきである。
米国特許出願第10/390,398号(`398出願)に記載されているような単一のマイクロベンドから構成されるタップと比較すると、図1のこの発明のタップ100は、2つのマイクロベンドの曲げ角度θ1およびθ2と、マイクロベンド間の間隔Δと、反射面106の深さhおよび位置dとを調節することによって、向上した波長性能および効率を呈するよう作製され得る。以下により詳細に説明するように,マイクロベンド104と122との間隔は、ほぼ、および好ましくは、LP01モードおよびLP11モードについてのモード間ビート長の2分の1に等しい。
光タップ100を作製するために使用される機器は図2に示されており、`398出願に記載されたものと同様である。CO2レーザ202からの放射がレンズ204、206および208を通るよう方向付けられ、それらは集団でレーザ放射を調整し、光ファイバ102上へと集束させる。光ファイバ102は集束ビーム232内にクランプ固定具210および212によって保持され、それらは各々、クランププレート214と216との間、および218と220との間にファイバを挟むことによってファイバを保持する。クランプ固定具210および212によってファイバに印加されるクランプ力は、ファイバを所定の場所に保持するのに十分な力を保ちつつ、ファイバに損失を誘発しないように調節される。
光ファイバ102をクランプ固定具に取付ける前に、光ファイバ102の保護ジャケットの一部が除去され、ある長さの剥き出しクラッディングが露出される。露出されたクラッディング区分は次に、クランプ固定具210と212との間の領域に位置付けられる。
第2のレーザ源224からの光パワーがファイバ102へと結合され、その一方でパワーメータ226がファイバ102から出現する光パワーの量を測定する。
ファイバ102をクランプ固定具210および212に取付けた後で、かつCO2レーザ202からの放射を加える前に、クランプ固定具212をクランプ固定具210のほうへ動かすことによってファイバ102は曲げられ、マクロベンドが形成される。ファイバガイド228および230は、ファイバがレーザ放射の方向に曲がるようにする。好ましくは、ファイバ102に誘発されたマクロベンドは、ファイバの偶発的なねじれまたは曲がりによってクランプ固定具に生じるどんな残留応力よりも大きいファイバ内の応力を提供しつつ、同時にファイバ内の過剰損失を最低限に抑える、十分小さい半径を有するべきである。たとえば、コーニング(Corning)SMF−28単一モードファイバについては、約0.5インチのベンド半径が通常、この条件を満たす。
CO2レーザ202からの集束された放射がファイバ102の曲げられた区分に加えられ、その一方で、パワーメータ226によって光パワーが測定される。CO2レーザ202からの光エネルギの吸収により、ファイバ102のガラスはその軟化温度よりも高温で
加熱され、永続的なマイクロベンド104(図1参照)がファイバに形成される。焦点サイズ、パワーレベル、暴露時間といった、レーザ202によって作り出されるレーザビームパラメータを調節することにより、形成されるマイクロベンドは、パワーメータ226を用いた伝達パワーの変化によって判断されるように、光パワーの予め定められた一部をファイバ102のコアからクラッディングへと散乱させるよう作製され得る。好ましくは、焦点サイズは、ファイバ上の影響される領域の範囲を最小限に抑えて、誘発されるマイクロベンドの半径をできるだけ小さく保つために、ファイバの直径と同程度に調節されるべきである。こうして、さもなければタップにおける偏光依存性につながり得る多経路の影響が回避される。たとえば、400ミクロンの焦点サイズを用いると、10.6ミクロンの波長で動作するCO2レーザからの3.5ワットのパワーレベルは、半径0.5インチのベンドに保持されたコーニングSMF−28単一モードファイバにおいて、1秒の暴露で0.5dBの損失を誘発する。形成中にマイクロベンド104によって誘発される損失を活発に監視することにより、曲がりの量は、図1の角度θ1を直接測定する必要なく制御可能である。
マイクロベンド104の形成後、クランプ固定具210および212を一斉に動かすことによって、ファイバ102は、矢印236で示す方向において該して左へ距離Δだけ平行移動される。次に第2のマイクロベンド122が、第1のマイクロベンド104と同じ手順および暴露時間に従って形成される。
第2のマイクロベンド122の形成後、クランプ固定具212はその開始位置に戻され、ファイバ102内の応力が開放される。クランプ固定具210および212を用いて、ファイバ102は次に、源224から離れる方向において第1のマイクロベンド104から距離dだけ離れたファイバ102上の地点にレーザ202からのレーザビームを位置付けるよう動かされる。レンズ206および208が次に、焦点のサイズを再調節するよう動かされる。レーザ放射がファイバ102に加えられて、焦点領域を通るようにファイバ102を動かしながらレーザを予め定められた速度でパルス化することにより、ノッチ108を形成する。ファイバ102のクラッディングにv字形のノッチを形成するために、ファイバ102のクラッディングガラスの温度が、小さい領域でガラス材料を気化させるのに必要な温度よりも上昇するよう、レーザパワーレベル、焦点サイズおよびパルス期間が調節される。ノッチの形成後、ファイバの側面から反射された光パワーが光検出器234を用いて測定される。
ノッチを包囲する領域の過剰溶融を最低限に抑え、ひいてはファイバコアのひずみによって生じる過剰損失を回避するためには、高ピークパワー密度レベルと短期間パルスとが用いられるべきである。たとえば、K.アイメン(Imen)らによる「レーザにより作製された光ファイバタップ」("Laser-fabricated fiber-optic taps")、オプティクス・レターズ(OPTICS LETTERS)、第15巻、第17号、1990年9月1日、950−952頁は、マルチモードファイバにおいて、10ミリ秒よりも長いパルス期間は、レーザにより機械加工されたノッチを包囲する領域の顕著な溶融を誘発し得る、と述べている。単一モードファイバでは、コアの少量の溶融でさえ、測定可能な損失を誘発し得るが、パルス期間を1ミリ秒よりも短く保つことが好ましい。
ここで報告された結果については、ピークパワーが100ワット、パルス期間が50マイクロ秒、焦点サイズが約50ミクロン、およびファイバの表面でのパワー密度が約500万ワット/cm2であるCO2レーザが、図1のノッチ108を形成するために使用された。図1の反射面106にとって望ましい角度を得るために、ファイバ102を約12ミクロン/秒の速度でビームを横切って横断させながら、レーザを約1パルス/秒でパルス化した。この走査速度およびパルス速度では、各通過につき約10パルスがファイバに衝突した。なお、光タップ100を形成するためのプロセスは、単一のファイバの長さに沿
って多数の地点でタップが形成される完全自動化製造プロセスに容易に適合可能である。単一のファイバスパンに多数のタップを製造することにより、結果として生じる製造コストは、各タップについてファイバを終端させる必要を回避することによって大幅に削減可能である。
図1のタップ100に戻ると、光ファイバ102には、屈折率がncoreの中央コア112が、より低い屈折率ncladを有するクラッディング110に包囲されて含まれていると想定される。いくつかの実施例では、コアおよびクラッディングの一方または双方が、さまざまな複雑性および形状の屈折率プロファイルを有していてもよい。さらに、光ファイバ102を流れる光エネルギ114は、光タップ100に入る前はファイバの導波モードになっていると想定される。当該技術分野において周知であるように、光が光ファイバの長さに沿って伝搬するにつれてそのエネルギの径方向分布が一定のままである場合、光は導波モードになっていると言われている。そのような導波モードの光エネルギの大部分はまた、光ファイバのより高屈折率のコア領域内に通常位置している。それに反して、光がファイバの長さに沿って伝搬するにつれてエネルギのその径方向分布が変化する場合、光は光ファイバの非導波モードになっていると言われている。加えて、誘導されない光は通常、その光エネルギの大部分を、コアを包囲するより低屈折率のクラッディングに有している。好ましい実施例では、光ファイバ102はステップ型の単一モードファイバである。そのようなファイバはLP01モードのみを誘導する。LP11、LP02などのより高次のモードは誘導されないが、それらは、放射減衰によってそれらのエネルギを失う前に、ファイバ内を数ミリメートル以上の距離伝搬する場合がある。
図1の光タップ100の動作、および先行技術に対するその利点をより良く理解するには、ファイバ102のモード中の光エネルギの分布をファイバに沿った位置の関数として示す図によって、タップ100を表わすことが有用である。そのような図は一般に、レベル図と呼ばれている。
図3は、図1のタップ100についてのレベル図を示している。水平線はファイバのモード(すなわちレベル)を表わしており、空(点線)か満杯(実線)かのいずれかである。矢印は光エネルギの動きを示している。ファイバにおける位置は、図中の水平位置によって表わされる。
図3に示すように、入力された光エネルギ114は最低次のLP01モードでタップ100に入る。これは導波モードであるため、エネルギ114は、それが第1のマイクロベンド104に遭遇するまでそのモードに留まる。マイクロベンド104によって少量のエネルギがLP11モードへと結合される。マイクロベンド104の結合強度は、LP11モードに伝達されるエネルギの相対量を基準としており、図1の角度θ1とともに増加する。ここに挙げる説明のため、第1のマイクロベンド104によってLP11よりも高次のモードに結合されるパワーは取るに足らないものであると想定される。当該技術分野において周知であるように、マイクロベンドはLP01を、他のモードに結合するよりもはるかに効率的にLP11モードに結合する傾向がある。
LP11モードは導波モードではないため、LP11モードのエネルギ116は、それがファイバを伝搬していくにつれて、より高次のモードへと、およびクラッディングへと放射する。より高次のモードは次に、エネルギをファイバ102のクラッディングへと放射する。
LP11モードエネルギ116が第2のマイクロベンド122に遭遇すると、エネルギは3つの部分に分割される。第1の部分は、より高次のモードへと結合される。第2の部分は、元に戻って導波モードのLP01モードへと結合され、第3の部分は、LP11モ
ードに留まる。第2のベンド122の後のこれらの部分の各々における光エネルギの量は、マイクロベンド104および122の結合強度によって、およびマイクロベンド122でのLP01モードおよびLP11モードの相対位相によって決まる。当該技術分野で公知であるように、LP01モードとLP11モードとは異なる位相速度を有するため、マイクロベンド104と122との間隔が、マイクロベンド122でのモードの相対位相を決める。
マイクロベンド104および122の下流で、非導波モードであるLP11モードのエネルギ116およびより高次のモードのエネルギ320によってクラッディングへと放射されたエネルギ120は、反射面106に衝突し、タップ出力エネルギ120としてタップ100を出る。タップ100の効率は、光エネルギがファイバ102のクラッディングへと放射され、それにより反射面106によって取込まれる効率に依存する。非導波モードに、またはクラッディングに留まり、反射面106によって取込まれていない光エネルギは、タップ100のさらに下流でファイバ102から放射される。この「失われた」エネルギは、タップ100の効率を低下させるため望ましくない。
この発明の教示によれば、マイクロベンド104および122の結合強度がほぼ等しくされ、かつ、マイクロベンド122でのLP01モードとLP11モードとの位相差が180°となるようにマイクロベンド間の間隔が調節される場合、マイクロベンド122の後のLP11モードにおけるエネルギの量はほぼゼロである。そのような結合は反共振結合と呼ばれる。完全に反共振の結合を達成するには、マイクロベンド104と122との間隔が、LP01モードおよびLP11モードについてのモード間ビート長の2分の1に等しくなる必要があり、ビート長LBは以下のように規定される。
Figure 2008511872
式中、λは光の波長、ΔnはLP01モードとLP11モードとの間の有効屈折率差である。LP11モードカットオフ波長を上回る波長で動作されるステップ型ファイバでは、屈折率差Δnは該して以下の式により与えられる。
Figure 2008511872
式中、ncoreおよびncladはコアおよびクラッディングの屈折率であり、b01はLP01モードについての周知の正規化伝搬定数である(たとえばオプティカル・ファイバ・テレコミュニケーションズ(Optical Fiber Telecommunications)のD.マルクーゼ(Marcuse)らによる「ファイバの誘導特性」("Guiding Properties of Fibers")(S.E.ミラー(Miller)およびA.G.チノーウェス(Chynoweth)編集、アカデミックプレス社(Academic Press. Inc.)、ボストン(Boston)、マサチューセッツ(Mass.)(著作権)1979年、第37−45頁)(マルクーゼテキスト)の第3章を参照)。
LP11モードのエネルギの全部ではないにしろ大半を反共振結合によって排除した結果、より高次のモードが一般にLP11モードよりも容易にクラッディングへと放射するので、タップ100はより効率的に作製され得る。この効果は、LP11モード用のカットオフ波長に近い波長に対し、特に当てはまる。これらの波長では、LP11モードは、非導波モードではあるものの、クラッディングへのそのエネルギを絶つことなく、依然と
してファイバ内を長い距離伝搬することが可能である。
`398出願に記載されているような単一のベンドを利用するタップは、LP11モードのみに頼ってエネルギをファイバクラッディングへと放射する。その結果、そのようなタップは、図1のタップ100に比べ、カットオフ波長近くでの効率の低下、ひいては波長依存性の増加を示している。
図4は、`398出願の教示に従って作製された一連の単一ベンドタップにおけるマイクロベンドと反射面との間の距離の関数としてのタップ効率のグラフを示している。図にグラフ化された、正規化されたタップ効率は、図2の検出器234によって生成された光電流を、パワーメータ226によって測定された光パワーで除算し、かつタップのわずかな損失の総計で除算した比率である。1310nmおよび1550nm双方についてのデータが図示されている。タップは、コーニングSMF28単一モードファイバにおいて1550nmで0.20dBの損失を有するマイクロベンドを誘発することによって形成された。1310nmでの対応する損失は0.17dBと測定された。このファイバは、カットオフ波長が約1260nm、コア−クラッディング屈折率ステップが0.0025であった。ノッチをクラッディングに約34ミクロンの深さまで切りこむことにより、各タップ用に反射面106が形成された。
図4は、マイクロベンドと反射面との間隔が小さくなるにつれて、マイクロベンドによってコアから結合される光パワーがクラッディングへと放射せず、したがって反射面によって集められないために、タップ効率がゼロに近づく、ということを示している。1.5mmよりも大きい間隔では、双方の波長についてのデータは横ばい状態になり、1310nmのデータについては、効率はかなり劣っている。波長1550nmよりも波長1310nmの方がLP11モードについてのカットオフ波長にはるかにより近いため、1310nmではLP11モードパワーは容易には放射せず、結果として、この波長については効率は5分の1に低下している。
図5は、`398出願の教示に従って作製された同様の単一ベンドタップの波長依存性を示している。反射面はマイクロベンドの1.6mm下流に位置付けられた。相対応答は1275nm〜1575nmの波長間隔全体にわたって波長への著しい依存性を示しており、カットオフに近い波長は大幅に低下した効率を示している。
図1のこの発明のタップにおいて第2のマイクロベンドを用いて達成された利点を実証するために、コーニングSMF28単一モードファイバのサンプルにおいて、LP01モードとLP11モードとのモード間ビート長が測定された。ビート長は、R.C.ヤンクウィスト(Youngquist)らによる「2モードファイバモードカプラ−」("Two-mode fiber modal coupler")、オプティクス・レターズ、第9巻、第5号、1984年、第177−179頁に記載されているものと同様の態様で、さまざまな周期性の波形板間でファイバをプレスしながらファイバにおける波長依存性損失を測定することによって、求められた。
図6は、波長の関数としての測定されたビート長のグラフを示している。図における理論曲線は、上述の式(2)および(3)と、公知のコア−クラッディング屈折差率である0.0025と、正規化伝搬定数b01の値である0.48とを用いて生成された。後者の値は、マルクーゼテキストの第3章、第43頁にグラフ化されたデータから得たもので、Vナンバーを2.2と想定した。
コーニングSMF28ファイバに一連のタップを作製することにより、タップ効率および挿入損失を、図1のマイクロベンド104と122との間隔Δの関数として測定した。
全タップについて、ノッチの深さは34ミクロン、第1のマイクロベンドと反射面106との距離dは1.8mmであった。
図7および図8は、1310nmの動作波長で得られたタップ効率および挿入損失のデータをそれぞれ示している。第1および第2のマイクロベンドは、ほぼ等しい結合強度を有するよう形成され、個々に約0.5dBの損失をファイバに作り出した。
図7のデータは間隔0.26mmにおいてタップ効率の明らかなピークを示している。図6のビート長のデータによれば、これは、1310nmでのビート長の2分の1に相当する。この間隔において、図1の第2のマイクロベンド122は、LP11モードがLP01モードへと戻る反共振結合を引起す。より高次のモードによって光エネルギがクラッディングへと放射されるので、タップの効率はこうして改良される。
LP11エネルギがLP01モードへと戻って結合することは、図8の挿入損失のデータにも反映されており、同じ間隔0.26mmにおいて挿入損失の明確な最低値が存在している。
図9および図10は、同じタップについて1550nmの波長で得られたタップ効率および挿入損失のデータをそれぞれ示している。1310nmについてのデータとは異なり、図9の1550nmのデータはタップ効率のピークを示していない。これは、1550nmがカットオフから十分に遠いためにLP11モードがより高次のモードとほぼ同じぐらい効率的に放射する、ということに起因する。したがって、反共振結合によって生じるパワーの再分布は効果がない。一方、図10に示す1550nmについての挿入損失のデータは、1310nmのデータと同様の挿入損失の明確な下落を示しており、第2のマイクロベンドによってLP11モードパワーがLP01モードへと戻って結合されていることを示している。
図11は、コーニングSMF28ファイバに0.30mm間隔を置かれた2つのマイクロベンドを用いて作製された光タップについての、波長の関数としての相対応答を示している。0.30mmという間隔は、1310nmでの良好なタップ効率を保ちつつスペクトル形状の平坦性を最適化するよう選択された。タップの総損失は、1310nmでは0.10dB、1550nmでは0.12dBであった。図5の単一ベンドタップについてのスペクトル曲線と比較すると、図11はスペクトル平坦性の実質的な向上を示している。
なお、この発明の教示はさまざまなファイバタイプに適用可能である。たとえば、高NAファイバと呼ばれる、コア−クラッディング屈折率差が大きい単一モードファイバでは、非導波モードのLP11モードがそのエネルギをクラッディングへと放射せずに伝搬する傾向があるため、単一ベンドタップを内部に形成することが特に難しい。
図12および図13は、先行技術の単一ベンド設計およびこの発明の二重ベンド設計をそれぞれ用いて高NAファイバに作製されたタップのスペクトル応答を示している。使用された高NAファイバは、カットオフ波長が1500nm、コア−クラッディング屈折率差が0.0125である。このファイバにおける1550nmでのLP01モードとLP11モードとのモード間ビート長は、上述の式(2)および(3)を用いて、0.25mmであると計算された。このビート長では、このファイバにおける反共振結合用の間隔は約0.125mmである。この間隔を用いて図13のタップが作製された。双方のタップは、1550nmでの測定損失が0.1dBであった。
図12と図13との比較により、先行技術の単一ベンドタップに比べ、図1のこの発明
のタップを用いた高NAファイバではタップ効率が10倍以上増加したことがわかる。同時に、先行技術に比べ、スペクトル平坦性が大幅に向上している。
この発明の光タップ100のさらに別の実施例は、米国特許第6、535,671 B1号に記載されているような、ファイバのLP11モードへと光を結合するための代替的な方法を用いることによって実現可能である。代替的な方法には、たとえば、オフセット融着接続、ファイバおよびファイバグレーティングのテーパ付けなどがある。
上述の説明は多くの詳細な仕様を含んでいるが、これらは、この発明の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、この発明の単なる例示として解釈されるべきである。たとえば、偏光感度が非常に高い光タップを作製するために、総内部反射用の角度よりも小さい角度で傾斜した反射面を使用することが可能である。そのようなタップは、光ファイバシステムの偏光センサにとって有用である。また、これに代えて、光タップの感度におけるさまざまな波長依存性を提供するために、図1の反射面106の上に薄膜コーティングを使用することが可能である。さらに、所与のファイバに3つ以上のマイクロベンドを使用することが可能であり、その場合、マイクロベンドのうちの少なくとも2つはモード間ビート長の2分の1または約2分の1の間隔を置かれている。
この発明の光ファイバタップ100の一実施例の側面図である。 図1に示す光ファイバタップを作製するための機器200のブロック図である。 図1のタップについて、ファイバモード間のエネルギの伝達を位置の関数として表わすレベル図である。 従来の単一ベンドの光ファイバタップについて、マイクロベンドと反射面との間隔の関数としてグラフ化されたタップ効率のグラフである。 従来の単一ベンドの光ファイバタップについて、波長の関数としてグラフ化されたタップ出力信号のグラフである。 従来の単一モードファイバにおいて、波長の関数としてグラフ化された、LP01モードおよびLP11モードについてのモード間ビート長のグラフである。 図1の光ファイバタップについて、1310nmの波長でのマイクロベンド間の間隔の関数としてグラフ化されたタップ効率のグラフである。 図1の光ファイバタップについて、1310nmの波長でのマイクロベンド間の間隔の関数としてグラフ化された挿入損失のグラフである。 図1の光ファイバタップについて、1550nmの波長でのマイクロベンド間の間隔の関数としてグラフ化されたタップ効率のグラフである。 図1の光ファイバタップについて、1550nmの波長でのマイクロベンド間の間隔の関数としてグラフ化された挿入損失のグラフである。 図1の光ファイバタップについて、波長の関数としてグラフ化されたタップ出力信号のグラフである。 高NAファイバに作製された従来の単一ベンドの光ファイバタップについて、波長の関数としてグラフ化されたタップ出力信号のグラフである。 この発明の教示に従って高NAファイバに作製されたタップについて、波長の関数としてグラフ化されたタップ出力信号のグラフである。

Claims (6)

  1. 光ファイバから光エネルギを伝達するための光ファイバタップであって、
    コアおよびクラッディングを含む光ファイバと、
    ファイバに形成され、前記光ファイバの少なくとも2つのモード間で光エネルギを結合する第1の構造と、
    ファイバに形成され、前記第1の構造から予め規定された距離だけ離れて位置している、前記光ファイバの前記2つのモード間で光エネルギを結合する第2の構造と、
    前記光ファイバのクラッディングに形成され、光伝搬の方向において前記第1の構造から下流に予め規定された距離dだけ離れて位置している、前記ファイバの側面からの光エネルギを反射するための反射面とを含む、光ファイバタップ。
  2. 前記第1の構造と前期第2の構造とは、結合されている2つのモードについてのモード間ビート長の約2分の1だけ間隔を置かれている、請求項1に記載の光ファイバタップ。
  3. 前記反射面は、レーザ放射を用いてクラッディング材料をアブレーションすることによって形成される、請求項1に記載の光ファイバタップ。
  4. 前記第1および第2の構造の各々は、アニールされたマイクロベンドを含む、請求項1に記載の光ファイバタップ。
  5. 前記反射面は、光ファイバの長手方向軸の垂線に対して44°よりも大きい、またはそれに等しい角度で位置付けられている、請求項3に記載の光ファイバタップ。
  6. 前記距離dは、式:
    Figure 2008511872
    によって与えられ、式中、ncladはクラッディング材料の屈折率、Dはファイバの直径、、NAはファイバの開口数である、請求項1に記載の光ファイバタップ。
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