JP2008510658A - 量子化制御モーメント・ジャイロスコープ・アレイ - Google Patents

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Abstract

スペースクラフトを操縦する運動量アクチュエータ(106)が開示される。運動量アクチュエータ(106)は、ロータ(110)と、ロータ(110)が上に取り付けられるジンバル(113)と、ジンバル(113)に結合され、一連のステップにおいて前記ジンバル(113)の周りで前記ロータ(110)を回転させるように動作可能なステッパモータ(112)とを含む。本発明の一実施形態ではロー他(1109のスピンレートは付加的トルクを与えるための変動可能である。

Description

本発明は、スペースクラフト・ビークル制御の分野に関し、より詳細には、量子化制御モーメント・ジャイロスコープ・アレイに関する。
衛星およびスペースクラフトは、通常、姿勢調整を必要とする。たとえば、衛星の姿勢調整は、衛星ポイントに関して望遠鏡が取り付けられている場所の方向を変化するために必要であり得る。一実施形態では、衛星またはスペースクラフトの姿勢調整は、衛星内に取り付けられた運動量アクチュエータの使用によって行われることができる。
運動量アクチュエータの1つのタイプは、反動輪である。反動輪は可変速ロータを含む。ロータのスピンレートを変化することは、その角運動量を変化する。反動輪の角運動量の変化は、衛星本体の角運動量の逆の変化を生成する。通常、スペースクラフトの三次元角運動量を変化する機能を提供するためには、少なくとも3つの反動輪が必要である。
運動量アクチュエータの他のタイプは、制御モーメント・ジャイロスコープ(CMG)である。CMGは、ジンバルアセンブリに取り付けられた回転固定または可変速ロータを含む。ジンバルアセンブリを傾けること、ホイール速度を変化すること、またはその両方は、スペースクラフト固定フレーム内のCMGの角運動量を変化する。スペースクラフトの三次元角運動量を変化するためには、反動輪と同様に、少なくとも3つのCMGが使用されなければならない。
現在の運動量アクチュエータは、スペースクラフトの姿勢を調整する効率のよい方法を提供するが、特に数百キログラムより小さい衛星に使用することに関しては、欠点を有する。たとえば、典型的なCMGは、ジンバルアセンブリおよびロータを動かすのに高精密モータを必要とする。さらに、様々な高分解能センサがCMGのジンバル角を測定するために使用される。精密さおよび分解能は、より小さいパッケージでは、達成するのがより難しく、より費用がかかる。さらに、より小さい衛星は、より高い帯域幅の制御を必要とする可能性があり、これは、CMGおよびその構成要素の帯域幅に対する追加の負担を表す。必要なものは、小型の衛星に使用するのに適当な高トルク運動量アクチュエータであり、この場合、大きいCMG設計をスケールする設計に対する示唆が使用できないばかりでなく、コストもそのより大きい同等物のコストよりかなり低くなければならない。
本発明の一実施形態では、スペースクラフトを操縦するための運動量アクチュエータが開示される。運動量アクチュエータは、ロータと、ロータが上に取り付けられるジンバルと、ジンバルに結合され一連のステップでジンバルの周りでロータを回転させるように動作可能なステッパモータと、を含む。本発明の一実施形態では、ロータのスピンレートは、トルクを提供するために変化されることができる。
本発明の他の態様では、可変速ロータおよび可動ジンバルを有するCMGを操縦する方法が提供される。この方法では、ジンバルは別個のステップで動く。第1のステップでは、スペースクラフトの所望の姿勢変化を行うのに必要な運動量の変化が決定される。次に、運動量の変化がジンバルに運動されることを要求しない場合は、ロータのスピンレートだけが調整される。必要とされる運動量がロータのスピンレートを調整して提供されることができる量より多い場合は、第3のステップで、ジンバルは、必要とされる運動量の変化の少なくとも一部分を提供する必要がある場合は、新しいアライメントに進められる。
本発明の他の態様では、CMGの全ての可能なアライメントによって達成可能な運動量空間内の全ての点を参照するテーブルが生成される。さらに、本発明の一実施形態では、テーブルは、結果として特異状態になる可能性があるCMGのいかなるアライメントも含まない。
本発明は以下で、同様の数字は同様の要素を示す添付の図面の図に関連して説明される。
以下の詳細な説明は、事実上単に例示的であり、本発明または本発明の適用および用途を限定することを意図するものではない。さらに、前述の技術分野、背景、簡単な要約、または以下の詳細な説明に提示されたいかなる表現、または暗示された理論によっても束縛される意図ではない。
図1は、本発明の教示による例示的運動量制御システム100を示す。運動量制御システム100は、CMGアレイ103に結合された姿勢制御システム102を含む。CMGアレイ103は、CMGコントローラ104を介して姿勢制御システム102に結合された1つまたは複数の制御運動量ジャイロ106を含む。
姿勢制御システム102はスペースクラフトの位置決めを制御する。姿勢制御システム102は、所望のスペースクラフト操縦に関するデータを受信し、所望の操縦を完成するのに適当なトルクおよび/または運動量指令を決定する。指令は、必要なトルクを提供するのに必要なCMG106の運動を決定するCMGコントローラ104に提示される。
各CMGは、ジンバル113に結合されたロータ110を含む。本発明では、各CMG106のジンバルは、トルクを提供するためにジンバル軸の周りでロータを動かすことができる。さらに、本発明の一実施形態では、CMG106のロータ110のスピンレートは、追加のトルクを提供するために変化されることができる。そのジンバル軸に関するCMG106の運動は、ジンバル軸と直角のトルクを生成する。ロータ110のスピンレートを変化することは、ロータ110のスピン軸方向のトルクを生成する。
本発明の一実施形態では、CMG106はそれぞれ、一連の別個のステップでそのジンバル軸の周りで運動し、それらのステップの角間隔は、従来のCMGのものの大きさとほぼ同じかまたはそれより大きく、これは滑らかな連続的な運動に近づくことを意味する。このため、本発明の教示によるCMGの運動は、量子化されると考えられることができる。ジンバル113の運動の全範囲を分割するために選択されるステップの数は、少なくとも部分的に、特定のスペースクラフトに必要な応答性によって決まる。本発明の一実施形態では、ロータは、固定速度のままであり、実際に、可能なスペースクラフトの運動量状態を量子化するが、他の実施形態では、ロータは、ある最小速度変化性を提供する。可変速ロータ実施形態では、CMGのロータ間の速度変化は、ジンバル運動だけが可能である運動量間で運動量能力を完全に発揮するために使用される。
したがって、ジンバル角のステップ数は、姿勢安定時間のためのスペースクラフトの必要条件を与えられたロータ・トルク・モータの応答性に依存する。ジンバルステップ角の選択はまた、スペースクラフトジャーク必要条件に依存し、より小さいステップは、フレキシブルで流動的な構成要素により少ない振動を誘導し、これが望ましい場合もあり得る。より大きいステップは、振動を励起する可能性があるが、より迅速な実行、およびオンボード処理能力がより低くてよい操縦アルゴリズムの利益がある。コストは別の要因であり得る。1回転につき200以下のステップを提供するステッパモータは比較的安価である。より精細なステッピング、ギアボックス、またはデジタル制御マイクロステッピングを組み込むことは、望ましくない複雑さおよびコストを追加する可能性がある。
本発明の一実施形態では、各CMG106は、ジンバル113に結合されたステッパモータ112によって、そのジンバル軸の周りで動かされる。ステッパモータ112は、連続的な運動ではなく別個のステップで(回転などの)運動を提供するいかなるモータでもよい。ジンバル軸に関するCMG106の現在の位置は、一実施形態では、ステッパモータ112によって作られたステップの数を追跡することによって決定されることができる。したがって、典型的なCMGに使用されるような、エンコーダおよびジンバルタコメータなど、ジンバル軸の運動を決定するために使用されるセンサは、必要とされない。センサの排除は、より簡単で、より安価で、よりコンパクトで、より軽い重さの設計を可能にする。ステッパモータ112は、ステッパモータ112上のスペースクラフトレート誘導トルクが移動止めトルクを超えないように、ステップが1つも失われないように、設計されることができる。ステップを失うことがリスクである場合、光検出器のような1回転当たり1またはnの同期機構が、場合によりステップカウントを訂正するために組み込まれることができる。
CMG106のロータ110は、一実施形態では、可変速モータ114に結合されることができる。ロータ110の速度を変えることは、CMG106が反動輪のように使用されることを可能にする。可変速ロータを有するCMGは当技術分野で知られているが、本発明の教示による、可変速ロータを有するCMGの実装形態は新規である。詳細には、ロータ110の運動は、運動量変化の追加の量を提供して、そのジンバル軸の周りの別のCMG106の粗い運動を実際に滑らかにすることができる。
一実施形態では、可変速モータ114は、ロータ110のスピンレートの非常に小さいパーセンテージの変化を可能にし、それによって非常に精細な運動量調整を可能にする、ブラシレスDCモータである。本発明のこの実施形態では、協調して動作する複数のCMGロータ110は、ジンバル運動によって生成された量子化されたまたは粗い三次元角運動量を調整するために使用される。ロータ速度の変化はジンバルが生成するものと直角を成す運動量の変化を生成するので、単一のCMGロータ110は、それ自体のジンバル軸のステップ間で運動量を満たすことができない。3つのCMG106はスペースクラフトリエンテーションの3段階の自由度を制御する必要があるのと同じ理由で、この量子化されたCMGアレイ103内の運動量量子間を満たすために3つの調整可能なロータ110が必要である。さらに、(3段階より少ない自由度しか制御可能でない特異性として知られている)CMG出力トルク軸が平行になるリスクは、CMGロータ110が平行になるのに類似している。CMGロータ110が平行になると、CMGロータ110は、もはや三次元的に量子間で十分に満たすことができない。その代わり、CMGロータ110は、平面内またはラインに沿って十分に満たすことができる。必要な場合は、ロータ運動量の特異性回避アルゴリズムが実現されることができる。
本発明において、CMGの別個の量子化運動のためだけでなく、CMGアレイ内の少なくとも3つのCMGと共にステッパモータ112を使用することは、1組の所与の運動量値に対応する1組のジンバルオリエンテーション値を提供する。たとえば、CMGジンバル113につきmステップを有するnのCMG106のアレイでは、運動量エンベロープは、ジンバル角に依存する角運動量の量子によって運動量空間内で分離されたmの別個のポイントの集まりである。したがって、ルックアップテーブル、ポインタを使用するリンクされたリスト、ハッシング法、または運動量空間内の全てのポイントを参照する同様の方式が構成されることができる。そのようなルックアップテーブルの1つの利点は、特異状態の可能性、すなわち、CMGアレイ103内のCMG106のアライメントが、要求されたトルクの1つまたは複数の構成要素が提供されることができないようにCMG106の運動量ベクトルがラインアップしたようである可能性がある場合は、それらの構成は違法としてルックアップテーブルから削除されることができることである。特異性回避のこの離散化された表示は、新規であり、連続的な動きの場合に比べて計算的に平凡であり、量子化アレイを用いて実現されることができる。
所望のスペースクラフト操縦に応じて、スペースクラフトは、高速で、低精密操縦の速い回転、および/または、低速で、高精密操縦の遅い回転を経験する必要がある可能性もある。
図2は、本発明の教示による速い回転を実行する方法を示す流れ図である。第1のステップ、ステップ202では、所望の操縦を生成するのに十分なトルク指令が決定される。本発明の一実施形態では、決定されたトルク指令は、所望の指令運動量を決定するために組み込まれる。
次に、ステップ204では、現在の運動量ポイントを取り囲むCMGアレイ103内のCMG106に基づく1組の全運動量ポイント内の各運動量ポイントは、所望の運動量状態と比較される。これは、CMG106が新しい運動量ポイントに動かされる必要があるか否か決定する。一実施形態では、運動量ポイントは、本方法の開始前すなわちステップ204で生成されることができるルックアップテーブル、ポインタを使用するリンクされたリスト、ハッシング法などとして提供されることができる。
ステップ206では、指令された運動量により近い運動量ポイントがある場合、CMGアレイ103内の各CMG106は、その点に到達するのに適当なジンバル角ステップに進められることができる。ジンバル角の運動は量子化されるので、ステップ204で決定されたような新しい運動量ポイントは、正確な指令された運動量を達成しない可能性がある(ほとんど達成しない)。正確な運動量を達成するために、CMG106のロータ110は調整されることができる。CMG106の運動およびロータスピンレートの調整は、2つの方法のうちの1つで行われることができる。第1実施形態(ステップ208)では、フィードフォワードシステムが使用されることができる。フィードフォワード実施形態では、CMG106が進められるとき、各CMG106のロータ110のスピンレートは、角運動量の必要な変化を生成するために変化されることができる。第2の実施形態(ステップ210)では、フィードバックシステムが使用されることができる。フィードバックシステム実施形態では、CMG106がそれらの新しいアライメントに進められた後で、運動量は各CMG106のロータ110のスピンレートを調整することによって調整される。どちらの場合にも、ロータ速度の周りの低帯域幅ループは、それらを公称値に近くしておくために実現されることができ、長期傾向を許すよりむしろ、量子間を満たすことのみ速度変動を許容している。
現在の運動量ポイントがステップ204で決定されたような所望の新しい運動量値に最も近い場合は、CMG106のジンバル113は運動される必要はない。その代わり、ロータ110のスピンレートは、所望の運動量空間を達成するように調整されることができる(ステップ212)。
前述の方法は、スペースクラフトの速い回転を提供する。ときどき、たとえば、スペースクラフトを目的に向けるために、低速で高精密な動きが必要である。たとえば、衛星に取り付けられた望遠鏡は、特定の天文現象を観察するために特定の場所に向けられる必要があることがある。本発明の一実施形態では、第1のステップ302で、姿勢を変化するのに必要な角運動量の変化が決定される。ついで、ステップ304では、小さい指令トルクまたは運動量が必要な場合は、CMG106のロータ110のスピンレートは、必要な運動量を提供するように調整されることができる。
次のステップ306では、CMGのロータ110のスピンレートを調整するだけに利用可能な運動量より多い運動量が必要な場合は、必要な運動量を提供する必要がある運動量ポイントが図2の方法と同様に決定される。一実施形態では、運動量ポイントは、本方法の開始前すなわちステップ306で生成されることができるようなルックアップテーブル、ポインタを使用するリンクされたリスト、ハッシング法などとして提供されることができる。
次に、ステップ308では、各CMG106は、運動量ポイントを達成するために所望の構成に進められる。CMG106がそれらのステッピングの運動を完成した後は、補足される必要があるいかなるデータでも補足される(ステップ310)。このデータ補足イベントは、CMG106の動作には関係がないが、本方法をより大きい文脈に入れるために説明される。スペースクラフトのペイロードに応じて、ステッピング中にデータが取られてもよい。その場合、CMG106のロータ110は、必要とされるいかなる追加の運動量でも提供するように調整される(ステップ312)。所望の運動量ポイントが到達された場合、運動はステップ316で停止する。所望の運動量ポイントが到達されない場合は、プロセスはステップ308で継続する。この実施形態では、ステッピングが望ましくない外乱を導入する場合、データ収集はCMGジンバル113のステッピング中に回避される。
本発明の他の実施形態では、各CMG106のステッピングは、1秒毎のステップによって表示されるジンバルレートで行われると考えられることができる。この方式では、離散化位置決めではなくこの効果的なジンバルレートが、従来のCMG指令スキームで使用される。さらに、各CMG106のロータ110は、追加のトルクを提供するために変化されることができる。図4は、CMG106のステッピングの同時レートのような制御およびCMGロータ110の制御を示す流れ図である。第1のステップ、ステップ402で、所望の姿勢調整を生成するのに必要な指令トルクが決定される。次に、ステップ404で、各CMG106を動かすことによって生成されるジンバルレート、所与の期間におけるいくつかのステップ、および必要なトルクを生成するのに必要な各CMG106のロータ110のスピンレートを調整することによって提供されるトルクの組合せが決定される。一実施形態では、CMG106のステッピング、またはCMGロータ110のスピンレートの調整のいずれかを強調するために、重み付け係数が使用されることができる。通常、必要なトルクが大きいほど、ジンバルレートの重み付けは大きい。
適当なジンバルレートおよびCMGロータ110のスピンレートの変化が決定された後、ステップ406で、ジンバルの必要なステップおよびロータのスピンレートの必要な変化を実行するために、両レートがCMGアレイ103内のCMG106に提供される。
少なくとも1つの例示的実施形態が前述の詳細な説明で示されているが、多くの変形形態が存在することを理解されたい。また、1つまたは複数の例示的実施形態は例だけであって、決して本発明の範囲、適用性、または構成を限定することを意図するものではないことも理解されたい。そうではなく、前述の詳細な説明は、1つまたは複数の例示的実施形態を実施する好都合なロードマップを当業者に提供するであろう。添付の特許請求の範囲およびその法的同等物に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、諸要素の機能および構成の様々な変化が行われることができることを理解されたい。
本発明の教示による運動量アクチュエータのブロック図である。 本発明の使用方法の一実施形態を示す流れ図である。 本発明の使用方法の他の実施形態を示す流れ図である。 本発明の使用方法の他の実施形態を示す流れ図である。

Claims (10)

  1. ロータ(110)と、
    前記ロータ(110)が上に取り付けられるジンバル(113)と、
    前記ジンバル(113)に結合され、一連のステップにおいて前記ジンバル(113)の周りで前記ロータ(110)を回転させるように動作可能なステッパモータ(112)と、
    を含む、スペースクラフトを操縦する運動量アクチュエータ(106)。
  2. 前記ロータ(110)は、前記ロータ(110)のスピン軸の方向にトルクを生成するように動作可能な可変速ロータである、請求項1に記載の運動量アクチュエータ。
  3. 前記ジンバル(113)の位置は前記ステッパモータ(112)によって作られたステップの数を数えることによって決定される、請求項1に記載の運動量アクチュエータ。
  4. 前記運動量アクチュエータ(106)は小型の衛星に設置される、請求項1に記載の運動量アクチュエータ。
  5. 複数の運動量アクチュエータ(106)は、3段階の自由度を提供するアレイ(103)状に構成される、請求項1に記載の運動量アクチュエータ。
  6. 可変速ロータ(110)および別個のステップで動く可動ジンバル(113)を有する制御モーメント・ジャイロスコープ(106)を操縦する方法であって、
    スペースクラフトの所望の姿勢変化を行うのに必要な運動量の変化を決定するステップと、
    前記ジンバル(113)が前記運動量の変化の少なくとも一部分を提供するために進められる必要があるか否か決定するステップと、
    前記運動量の変化が、前記ジンバル(113)を運動されることを要求しない場合は、前記ロータ(110)のスピンレートだけを変化するステップと、
    前記必要な運動量の変化の少なくとも一部分を提供する必要がある場合は、前記ジンバル(113)のアライメントを変化するステップと、を含む方法。
  7. 前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)の全ての可能なアライメントによって達成可能な運動量空間内の全ての運動量ポイントを参照するテーブルを生成するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 運動量の変化を決定する前記ステップは、前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)が回転させられる必要があるか否か決定するために現在の運動量ポイントを取り囲む前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)のアライメントによって達成可能な全運動量ポイントの前記空間内の各前記運動量ポイントを比較するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)の前記アライメントを変化する前記ステップは、必要ないかなる追加の運動量をも提供するために前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)の前記アライメントを変化した後で、前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)の前記ロータの前記スピンレートを変化するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記制御モーメント・ジャイロスコープ(106)の前記ジンバル(113)が運動されているとき、前記ロータ(110)の前記スピンレートを変化するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
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