JP2008509471A - 旅客輸送システムおよび該システム内でチケットを取得する方法 - Google Patents

旅客輸送システムおよび該システム内でチケットを取得する方法 Download PDF

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Abstract

駅(S11…S00)間の旅のために旅客輸送システム(VSY)の輸送手段(VM1、VM2)に乗車および/または下車するための駅(S11…S00)を備える旅客輸送システム(VSY)内で旅のチケットを取得するための方法であって、システム(VSY)の少なくとも1つの駅(S11…S00)に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリア(T11…T00)が割り当てられ、および/またはシステム(VSY)の少なくとも1つの輸送手段(VM1、VM2)に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリア(T10、T20)が割り当てられ、非接触読取り可能データ・キャリア(T11…T00;T10、T20)がチケット情報アイテム(IN11、IN23、IN00)を含み、非接触読取り可能データ・キャリア(T11…T00;T10、T20)のうちの1つが、少なくとも1つの駅(S11…S00)および/または少なくとも1つの輸送手段(VM1、VM2)内でモバイル・リーダ(MOD)によって読み取られ、対応する1つまたは複数のチケット情報アイテム(IN11、IN23、IN00)がモバイル・リーダ(MOD)内に格納される。

Description

本発明は、駅間の旅のために旅客輸送システムの輸送手段に乗車しおよび/または下車するための駅を備える旅客輸送システム内で旅のチケットを取得するための方法に関する。
本発明はさらに、上述のタイプの旅客輸送システム、ならびに本発明による方法を実施するための計算サーバ、モバイル・リーダおよび時刻表に関する。
例えばいわゆる非接触チップ・カードなど、非接触読取り可能データ・キャリアの多くの応用分野がある。例を挙げると、こうした非接触読取り可能データ・キャリアを用いた建物の出入管理が知られている。この場合、出入許可されたユーザは、こうしたデータ・キャリアを備える社員バッジを有し、データ・キャリアが複数桁の一意の通し番号を含む。データ・キャリアは、建物に設置されたリーダによって読み取られ、その有効性についてチェックされ、それが有効である場合は、建物に入るためのドア、回転ドアなどが制御ユニットによって開かれる。
例えばフットボール・スタジアムの出入管理のためのチケット・システムは、同じように動作する。このため、スタジアムの入口エリアにはリーダが設置されており、リーダは、非接触読取り可能データ・キャリアが備わった対応する入場チケットを読み取り、適切な場合には、(例えばやはり回転ドアを介して)入場を可能にしても良い。
非接触読取り可能データ・キャリアをスキー・パスとして使用することも比較に値する。ユーザは、対応するパスを有し、非接触読取り可能なデータ・キャリアは、例えばスキー・リフトを使用した旅の特定の回数、または例えば1週間などの特定の時間の長さの間有効である。スキー・リフトへの入口エリアには、スキー・パスを非接触に読み取り、パスが有効である場合はスキー・リフトの利用を可能にするリーダがある。
非接触読取り可能データ・キャリアの使用の多大な市場潜在性が、(ローカル)公共旅客輸送の分野に現在備わっている。この場合、知られている紙のチケットは、現代的な電子運賃管理システムに置き換えられることができ、これは旅客輸送システムのオペレータと、またユーザの両方にとって利益をもたらす。
具体的には、既知の旅客輸送システム内のユーザ(乗客)は、非接触読取り可能データ・キャリア、例えばパッシブ・セキュア・メモリ・チップ(ISO14443Aに準拠したFelicaTMまたはMIFARE(登録商標)カード)またはスマート・カード・チップ上に電子チケットを有する。アクティブ・リーダがチケットの有効性をチェックし、クレジットで入金[load]され得るチケットの場合に多分運賃を引き落とすために使用される。リーダとパッシブ読取り可能データ・キャリアの間の通信は通常、通信プロトコルISO7816および/または14443に基づく。
こうした旅客輸送システムのオペレータにとっては、紙のチケットの製造および複雑な販売が省かれ得ることは有利である。ユーザにとっては、紙のチケットを購入する必要なく、また入金可能なチケットの場合には対応する運賃が単にチケットから引き落とされることは有利である。次いで、運賃表、また特にその地域の者でない乗客にとってしばしば問題となる何かについて知る必要はもはやない。特定の期間の間だけ有効なチケット、例えば1ヶ月定期券は、月のどの日からでも開始することができる。
旅客輸送システム用のこれらの既知のチケット・システムの1つの欠点は、通常リーダを持たないユーザがそのデータ・キャリアの内容を読み取ることができないことである。したがって、ユーザには、そのチケットの有効期間を知り、またはチケットにまだ残っているクレジット額を知る単純な可能性がない。
さらに、旅客輸送システムの駅および/または車両にアクティブ・リーダを設置することが必要であり、一方で、これらのリーダは維持され、電力が供給されなければならず、もう一方で、それらはユーザのパッシブ・データ・キャリアに比べて大幅により高価である。
したがって、こうした既知のチケット・システムは、オペレータが設定と維持の両方を行なうのに高価で複雑なものである。
本発明の一目的は、上記で述べられた欠点が回避される、第1の段落で述べられたタイプの方法、および第2の段落で述べられたタイプのシステムを提供することである。
上述の目的を達成するために、上記で述べられたタイプの方法について具体的に述べられるが、
この方法では、システムの少なくとも1つの駅に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられ、および/またはシステムの少なくとも1つの輸送手段に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられ、
この方法では、非接触読取り可能データ・キャリアがチケット情報アイテムを含み、
この方法では、非接触読取り可能データ・キャリアのうちの1つが、少なくとも1つの駅および/または少なくとも1つの輸送手段内でモバイル・リーダによって読み取られ、
この方法では、対応する1つまたは複数のチケット情報アイテムがモバイル・リーダ内に格納される。
上述の目的を達成するために、上記で述べられたタイプの旅客輸送システムについても具体的に述べられるが、この旅客輸送システムでは、システムの少なくとも1つの駅および/または少なくとも1つの輸送手段に、少なくとも読取り可能チケット情報アイテムを含む少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられる。
本発明による目的はさらに、モバイル・リーダによって読み取られる非接触読取り可能データ・キャリアのチケット情報アイテムを受信し、これらのチケット情報アイテムに基づいて運賃を決定するように設計された計算サーバによって達成される。
さらに、この目的は、
非接触読取り可能データ・キャリア内に収容されるチケット情報アイテムを読み取る手段と、
対応する1つまたは複数のチケット情報アイテムを格納する手段と、
チケット情報アイテムから運賃を決定する手段、および/または格納されたチケット情報アイテムを、運賃を決定するリモート計算サーバに送信する手段と、を備えるモバイル・リーダによって達成される。
最後に、本発明による目的を達成するために、時刻表についても具体的に述べられるが、この時刻表では、駅または輸送手段の名前が現れ、またはこの駅または輸送手段を表す別の記号が配列された位置に固定されて、それぞれの駅またはそれぞれの輸送手段を一意に識別する駅固有または輸送手段固有のチケット情報アイテムを含む非接触読取り可能データ・キャリアが存在する。
本発明による諸特徴により、多くの費用がかかり、集約的な維持を要する[maintenance-intensive]リーダを駅内で使用することが、旅客輸送システムの駅および/または輸送手段に安価な非接触読取り可能データ・キャリアを割り当てることによって省かれ得るという利点が得られる。データ・キャリアを読み取るためのモバイル・リーダは、ユーザがそのチケットおよび/または旅行の状況について知らせを受けることができるようにユーザと共に置かれる。
ユーザは、駅または輸送手段内の非接触読取り可能データ・キャリアを読み取ることによって旅客輸送システムにチェック・インすることができ、すなわち、ユーザは仮想チケットを購入する。したがって、ユーザは、仮想電子チケットの形で旅行の許可を得る。単純な一実施形態では、このチケット購入は一定額(例えば1日乗車券の額)で「課金」され、この額が、例えばモバイル・リーダにそれで入金されるクレジットから引き落とされる。
駅および/または輸送手段に割り当てられた少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが、それぞれの駅またはそれぞれの輸送手段を一意に識別する駅固有または輸送手段固有のチケット情報アイテムを含み、モバイル・リーダによって読み取られたチケット情報アイテムが運賃の計算に使用されるならば特に有利である。これらの方策により、旅の運賃は、読み取られたチケット情報アイテムに基づいて決定されることができ、すなわち、ユーザは、その1つまたは複数の旅行から独立した一定額ではなく、実際に行なわれた旅行の代金だけが課金される。この場合もまた、ユーザは原則としてチケットを購入し、さらにこのチケットは、ユーザが旅客輸送システム内にいる限りチェックされることができる。
原則として、ユーザが駅内で非接触読取り可能データ・キャリアを読み取ることによってシステムにチェック・インするか、それとも輸送手段内でそうすることによってチェック・インするかは本来重要ではない。しかし、駅でのチェック・インには、旅行が正確にどこで開始したかに関する情報アイテムが運賃計算のために既に存在しているという利点がある。これらの情報アイテムは、輸送手段内で直接にチェック・インする場合には通常存在しないが、非接触読取り可能データ・キャリアが位置決定手段に接続されていることが原則として考えられる。
この点に関して、一例は、衛星、あるいはGSM基地局を使用して位置を決定するGSMモジュール(モバイル通信用グローバル・システム)を使用して輸送手段の位置を決定するGPS(Global Position System:全地球測位システム)受信機である。この場合、対応する位置情報アイテムが、結果として非接触読取り可能データ・キャリアに送信され、したがって旅客輸送システムのために使用され得る。
位置決定の別の可能性は時間である。具体的には、輸送手段が多かれ少なかれ時刻表に従って移動するならば、輸送手段は、ある特定の時点で特定の場所に位置する。しばしば、輸送手段の停止もまた、ラウドスピーカのアナウンスによって告げられる。アナウンスは、輸送手段が次の駅に近づくときに運転手によって手動で、あるいは自動的にオンにされる。このアクティブ化も有利には、位置情報アイテムを非接触読取り可能データ・キャリアに送信するために使用されても良い。
最後に、輸送網のグラフィック図、すなわち、例えば移動される全ての駅の路線図、または旅の時刻を示す従来の時刻表に複数の非接触読取り可能データ・キャリアを備えることも考えられる。この場合には、駅の名前が現れ、またはこの駅を表す別の記号が見える時刻表のある位置に固定されて、物理的に本当の駅にあるデータ・キャリアと同じ情報、またはそれに対応する情報を含む非接触読取り可能データ・キャリアが存在する。さらに、それは、時刻表がどこに置かれているかに関する情報アイテムをも含んでも良い。次いで、この追加の情報アイテムは、課金サーバによってそれに応じて評価されても良い。
こうした時刻表は、様々な場所、すなわち例えば停留所自体、輸送手段内、または他の任意の場所で使用可能にされても良い。したがって、乗客は実際にどこにいるかに関係なくチェック・インおよびアウトすることが可能である。例えば、バス停でチェック・インし忘れた乗客は、次いでバスの中でチェック・インすることができる。乗客は、目的地でチェック・アウトし忘れるリスクを負わないように、行き先の停留所について同時にチェック・アウトすることもできる(このプロセスについては、以下でより詳細に説明される)。時間および場所に関して旅の実際の開始/終了から独立したチェック・イン/チェック・アウト操作は、輸送業務の旅客ガイドライン内で定められ、それに応じて規制されることができる。
また前記時刻表および概要マップは、もちろん駅の中に固定されても良い。駅固有情報アイテムを含む非接触読取り可能データ・キャリアに加えて、こうした時刻表はもちろん、物理的に本当の輸送手段内のデータ・キャリアと同じ情報、またはそれに対応する情報を含む非接触読取り可能データ・キャリアをも含んでも良い。どの輸送手段が使用されたかを区別することは、同一の経路が、かかる費用がそれぞれ異なる輸送手段によって移動され得る場合には特に重要である。この点に関しての一例は、例えばバスまたは地下鉄によって移動され得る都市部の経路である。地域間リンクの別の例は、電車または船が使用されても良い沿岸の経路である。
原則として本発明は、非接触読取り可能データ・キャリアが1つまたは数個の駅だけ、または1つまたは複数の数個の輸送手段内だけに置かれる場合でも実施され得る。しかし、ユーザがデータ・キャリアのない駅または輸送手段内で旅客輸送システムに入る場合は、旅客輸送システムにチェック・インすることができず、すなわち「チケット」を購入することができないので、ユーザは本発明の利益を得ることができない。
したがって通常は、1つまたは複数の非接触読取り可能データ・キャリアが旅客輸送システムの各駅に置かれることが定められ、また上述されたように有利でもある。さらに、非接触読取り可能データ・キャリアが輸送手段内にも設けられるのならば、さらに好ましいことがある。
もちろん、本発明は、データ・キャリアが輸送手段内だけに置かれている場合にも実施されることができるが、その場合、特にデータ・キャリアが位置情報アイテムを含まないならば、本発明の一部の利点の利益を得ることは不可能かもしれない。
運賃を決定するには、単に旅客輸送システムにチェック・インすることで十分である。しかし、
a)出発駅において、前記駅に割り当てられた非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られ、対応する第1のチケット情報アイテムがモバイル・リーダ内に格納され、
b)到着駅において、前記駅に割り当てられた非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られ、対応する第2のチケット情報アイテムがモバイル・リーダ内にバッファ格納され、
c)旅の運賃が第1および第2のチケット情報アイテムから決定されるならば、特に有利である。これらの方策により、ユーザがどこで旅客輸送システムに入り、そこを離れたかに関する(位置)情報アイテムがあるので大幅により正確な運賃の計算が実施され得るという利点が得られる。
ユーザが、非接触読取り可能データ・キャリアが設けられた駅または輸送手段内で旅客輸送システムにチェック・インしたが、非接触読取り可能データ・キャリアがない駅で旅客輸送システムを離れる場合は、実際の運賃は計算され得ず、実際の運賃より通常高い単位運賃[unit fare]が計算される。
システムの各駅および/または輸送手段に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられる場合は、本発明が空間的観点から旅客輸送システムの特定の駅にもはや限定されず、したがって旅客輸送システム全体のために使用され得るので、これらの欠点が生じ得ないという利点が得られる。
旅の間、駅固有のチケット情報アイテムが他の駅内の非接触読取り可能データ・キャリアから読み取られる場合、および/または輸送手段固有のチケット情報アイテムが輸送手段内の非接触読取り可能データ・キャリアから読み取られる場合には特に有利であることが証明されており、これらの情報アイテムが運賃の決定のために使用される。結果として、ユーザが旅する間の特定の経路選択および/または輸送手段選択が運賃決定の際に考慮に入れられ得るという利点が得られる。
本発明の一変形形態では、チケット情報アイテムからの運賃の決定が、モバイル・リーダ内で実施される。これらの方策により、運賃が、ユーザにとって自然な位置で、単純で迅速なやり方で決定され得る。
本発明のさらなる変形形態では、モバイル・リーダ内に少なくともバッファ格納されたチケット情報アイテムが、運賃の決定のためにリモート計算サーバに送信される。しかし、これらの方策では、チケット情報アイテムが、このためにそれに応じて設計されたモバイル・リーダから計算サーバに送信されることが必要となる。しかし、このため、運賃計算のための計算アルゴリズムおよび料金表データの中央維持が可能であり、料金表の変更が直ちに考慮に入れられることができ、モバイル・リーダがより単純に設計されることができるという利点が得られ、この点に関して、モバイル・リーダの維持および更新は必要ない。
チケット情報アイテムがモバイル・リーダのセキュア・メモリ内に格納される場合も有利である。結果としてチケット情報アイテム、ならびに旅の許可、価値単位[value unit]、および旅客認証に関する情報などの他のセキュリティ関連の情報アイテムもがモバイル・リーダ内に確実に格納され得るという利点が得られる。これは、これらの情報アイテムが犯罪者によって発見され、コピーされることができ、したがって「無許可の人々」がシステムに入り込み得るので特に重要である。例を挙げると、「不正使用防止」のスマート・カード・コントローラがここでは使用される。このように、本発明によるシステムは、モバイル・リーダを介したハードウェア攻撃に対して耐性を持つようになる。
運賃を決定するのに到着駅の非接触読取り可能データ・キャリアのチケット情報アイテムが使用できない場合に、固定して事前定義された運賃が決定されることも有利である。結果として、実際の運賃より通常高い固定運賃が旅の代金として課金されないためにユーザが旅客輸送システムをチェック・アウトするようにも促されるという利点が得られる。しかし、これらの方策は、例えばユーザが、例えば駅に非接触読取り可能データ・キャリアがないのでシステムをチェック・アウトする可能性がない場合にも提供される。
運賃が決定されると前記運賃がモバイル・リーダ上に出力され、例えばモバイル・リーダの表示画面上に表示される場合、および/または出発駅内の非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られると「チェック・イン済み」の状況がモバイル・リーダ上に出力され、例えばモバイル・リーダの表示画面上に表示される場合にはさらに有利である。このように、ユーザは、旅の状況を、または旅が完了すると運賃について知らせを受けることができる。
料金の決定がモバイル・リーダまたはリモート計算サーバ内で、事前定義可能な期間、または読み取られた特定の数のチケット情報アイテムの後にしか実施されない場合も有利である。このように、ユーザのために「最良運賃」の運賃計算が行なわれることができ、すなわち、運賃計算において複数の旅が考慮に入れられることができ、したがって、ユーザのために最良の価格が決定されることができる。
本発明の誤用は、非接触読取り可能データ・キャリアに結合されたアクセス・バリアが駅内に設けられており、非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られた後にだけ駅への入場または退出を許可するためにアクセス・バリアが開かれる場合には、特に信頼性の高いやり方で防止されることができる。したがって、駅への入場または退出は、ユーザが対応する非接触読取り可能データ・キャリアを事前に読み取っている場合にだけ可能である。回転ドアなどのこうしたアクセス・バリアなしでは、「不正乗車」は、システム自体によっては回避されることはできず、したがって、不正乗車は、検査員によってしか発見され得ない。
本発明は、パッシブ非接触読取り可能データ・キャリアが駅および/または輸送手段内で使用され、それに割り当てられる場合には、非常に低い維持要件、したがって低い維持および運営コストを伴って特にコスト効率の高いやり方で、したがって特に有利なやり方で実施されることができる。
本発明について、図面に示される実施形態の例を参照してさらに述べられるが、しかし、本発明は、それに限定されない。
図1は、例示するために2つの地下鉄路線UL1、UL2を備える旅客輸送システムVSY(以下、略して「システム」と称される)を示している。輸送手段VM1、VM2、この場合、地下鉄電車は、地下鉄路線UL1、UL2上を移動する。もちろん、こうしたシステムVSYは原則として、1つの路線だけからなることも、複数の路線、また具体的には様々な路線(路面電車路線、バス路線、高速道路路線、船など)からなることもある。
さらに、以下ではシステムVSYの「オペレータ」について通常言及されているが、しかし、本発明は複数のシステムに渡って、すなわち様々なシステムVSYのオペレータ間の適切な契約上の合意または協力を伴って適用されることもでき、システムVSYがそれに応じて技術的に装備されている場合には、ユーザ(乗客)は様々なシステムの輸送手段VM1、VM2を使用し、本発明の利点の利益をやはり得ることもできる。
図1で分かるように、地下鉄路線UL1は、この地下鉄路線UL1上を移動する輸送手段VM1にユーザが乗車しまたは下車することができる複数の駅S11、S12、S13、S14を有する。対応するやり方で、地下鉄路線UL2は、駅S21、S22、S23を有する。共通の駅S00も示されており、この共通の駅では、2つの地下鉄路線UL1、UL2間での乗換え、もちろんシステムVSYに入りまたはそこを離れることも原則として可能である。こうした乗換駅S00は実際には、頻繁に存在する。しかし、本発明は、こうした乗換駅S00が存在しない場合にも制約なしに使用されることができる。
それぞれの駅S11、S12、S13、S14、S21、S22、S23、S00、略して「S11…S00」に、少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアT11、T12、T13、T14、T21、T22、T23、T00、略して「T11…T00」が割り当てられる。原則として、それぞれの駅S11…S00にただ1つのこうした非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00が割り当てられれば十分であり、単純にするため、以下でも駅S11…S00内のただ1つの非接触読取り可能データ・キャリアについて通常言及される。
しかし、実際には、それぞれの駅S11…S00に比較的大きい数のこうした非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00が割り当てられれば、その場合これらはユーザにとってより容易に到達され、読み取られ得るので有利であり、したがって、本発明の利便性および受け入れは大幅に向上される。
もちろん、これに関して、非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00が利用し易い場所に、また乗客がよく訪れる場所に固定される場合も有利である。データ・キャリアT11…T00は、例えば非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00の位置を示す対応するポスタ、サインなどによって、またはこうしたポスタ、サイン、さらには時刻表などに直接組み込まれたデータ・キャリアT11…T00によって、データ・キャリアT11…T00が容易に見えるように印が付けられるならばさらに有利である。
駅S11…S00に割り当てられたデータ・キャリアT11…T00は、それぞれの駅S11…S00を識別する駅固有のチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00を含む。これらの一意のチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、例えば一意の数、一意の名前または他の情報アイテム、例えばそれぞれの駅S11…S00を識別し、それを互いに区別する地理情報アイテムであっても良い。駅S11…S00の全てのデータ・キャリアT11…T00はこの場合、駅S11…S00の各データ・キャリアT11…T00に同一であり、本発明の文脈の中でまた本発明のために各駅S11…S00の一意の識別を可能にする1組の情報アイテムを含む。
本発明の文脈では、ユーザは、非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00からのチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00がそれによって読み取られ格納され得るモバイル・リーダMODを有する。モバイル・リーダMODは好ましくは、携帯電話または携帯情報端末(PDA―Personal Digital Assistant―)として設計される。データ・キャリアT11…T00は、いわゆる「無線周波数識別(RFID―Radio Frequency Identification―)」タグとして設計される。
図2に示すように、RFIDタグとして設計されたデータ・キャリアTiiは、例えばモバイル・リーダMODによって送信される電磁信号SIGを受信し、モバイル・リーダMODに電磁信号SIG´を送信するためのアンテナANTの形の結合素子と、またアンテナANTに接続された通信インターフェースKIFと、データ・メモリTSPとを備える。例えばデータ・キャリアTiiが、本発明の文脈において使用されるような規格ISO/IEC−14443によるパッシブ・データ・キャリアである場合、モバイル・リーダMODから受信される電磁信号SIGを用いて、データ・キャリアTiiに電力が供給されることもできる。この場合、モバイル・リーダMODは、パルス幅変調された情報を運ぶHF搬送波信号を13.56MHzの周波数で送信する。この実施形態では、範囲は一般に最大1mである。
原則として、非接触通信に関して本発明は、特定のタイプの無線通信技術に限定されず、すなわち原則として、任意のタイプの無線通信がモバイル・リーダMODとデータ・キャリアTiiの間で提供されても良い。
しかし、ユーザが駅S11…S00に入るとすぐVSYに不注意にチェック・インしないために、輸送手段VM、VM2を使用する意図なしに駅S11…S00に入ることは実際に生じることがあるが、モバイル・リーダMODのアクティブ範囲が制限されるならば有利である。原則として、約1mの範囲が本発明では有利である。しかし、範囲がより短く、約20cm未満ならば特に有利である。この範囲では、チェック・イン/アウトするために、ユーザによる故意の取扱い、すなわちモバイル・リーダMODを非接触読取り可能データ・キャリアTiiの近くに持ってくる動作が必要である。これらの範囲では、不注意なチェック・インまたはチェック・アウトは高い確率で取り除かれ得る。
これらの理由により、モバイル・リーダMODおよびデータ・キャリアTiiは、例えば規格ISO18092またはMIFARE(登録商標)規格に準拠したNFCデバイス(近距離無線通信デバイス―Near Field Communication Device―)として設計されることが好ましい。NFCデバイスでは、範囲は一般にアクティブ・モードでは約20cmであり、パッシブ・モードでは約10cmであり、MIFARE(登録商標)規格に準拠したデバイスでは、範囲は一般に約2cmである。単純な一実施形態では、データ・キャリアTiiは、電磁信号SIGを介して十分な電力を受信するときにアクティブ状態に入り、このアクティブ状態では、通信インターフェースKIFは、メモリTSP内に格納されたデータ、すなわち駅固有のチケット情報アイテムINii、および任意選択で追加のデータOPTを、電磁信号SIG’として変調されたやり方でモバイル・リーダMODに送信する。任意選択の追加のデータOPTは、さらなる詳細、背景情報または他の情報アイテムを備えても良い。こうした任意選択の追加のデータOPTは、位置関連のサービス情報アイテム、例えば旅客輸送システムVSYの最も近い切符売り場の位置、駅S11…S00の料金表の区間などであっても良い。
送信は、連続して行なわれても、要求に応じて一度行なわれても良く、複数のタグがモバイル・リーダMODの読取り範囲内に置かれている場合には、有利には衝突防止プロトコルが使用される。データ・キャリアTiiのより効率的な一実施形態では、通信インターフェースKIFは、通信プロトコルを実装するための「状態マシン」またはマイクロプロセッサとして設計される。このような通信プロトコルは、例えばデータ・キャリアTiiが、モバイル・リーダMODからの「ブロードキャスト」またはインベントリ・コマンドにより情報送信を要求される場合にだけ情報を送信することを定めても良い。同様に、通信プロトコルは、モバイル・リーダMODがデータ・キャリアTiiにチケット情報アイテムINiiおよび追加のデータOPTをそれぞれ別々に要求することを定めても良い。
データ・キャリアTiiは、様々な実施形態で、例えばチップとして存在しても良いが、しかし、それはまた、時々非常に小さい形で、ポスタ、時刻表などの物の中に組み込まれても良い。
上述されたように、それぞれのデータ・キャリアTiiは、モバイル・リーダMODがそのアクティブ範囲に到達したときに、それぞれのデータ・キャリアTiiに割り当てられた駅Siiの駅固有チケット情報アイテムINii(または以下でより詳細に説明されるようにそれぞれのデータ・キャリアTiiに割り当てられた輸送手段VM1、VM2の輸送手段固有のチケット情報アイテム)を、また任意選択で追加のデータOPTを、(自動的に、または従来通りにモバイル・リーダMODからの要求があるとすぐ)モバイル・リーダMODに送信する。モバイル・リーダMODは、アンテナMATを介して、データ・キャリアTiiから送信された電磁信号SIG´を受信する。アンテナMATは通信インターフェースKIMに接続されており、この通信インターフェースKIMは、チケット情報アイテムINii、および適切な場合には、受信された電磁信号SIG´からの追加のデータOPTを変調し、メモリMSP内にチケット情報アイテムINiiを格納する。
メモリMSPは有利には、セキュア・メモリである。これは、システムがモバイル・リーダMODを介した攻撃に対してセキュリティ保護されるという上述の利点をもたらす。さらに、無線読取り可能データ・キャリアTiiがモバイル・リーダMODまたはセキュア・メモリMSPと通信するのに適した暗号化プロトコルは、認証されたデータ・キャリアTiiが読み取られたことをさらに保証する。このため、例えばそれぞれのデータ・キャリアTiiは、オペレータだけに知られている秘密鍵を格納する。この秘密鍵は、モバイル・リーダMOD内に組み込まれたセキュア・メモリMSPに対してデータ・キャリアTiiを認証するために使用される。
データ・キャリアTiiが盗難に対して十分に保護されていない場合、従来のシステムにおいても生じるように、システムVSYが害されることがあり得る。しかし、本発明のさらなる一利点は、アクティブ・リーダを保護するよりも、単純なパッシブ・データ・キャリアTiiを盗難および破壊行為から保護することが、しかしながらよりコスト効率が高いことである。
図1に戻ると、駅S11で開始し、S23で終了する地下鉄路線UL1およびUL2を使用したユーザの旅について次に考慮されたい。ユーザは、駅S00で路線を変更する。
ユーザが駅S11に入るとき、または通信が路線UL1の輸送手段に入る前、前記ユーザは、「チェック・イン」またはチケットの仮想購入のために、そのモバイル・リーダMODを駅S11内の非接触読取り可能データ・キャリアT11の近くに持っていかなければならない。図2を参照して上述されたように、少なくともチケット情報アイテムIN11が、モバイル・リーダMODに送信され、そこでメモリMSP内に格納される。さらに、それは、特にユーザがシステムVSYにチェック・インしたモバイル・リーダMODの表示装置DSP(図2)上に表示されても良く、このように、ユーザは、システムVSYに関してユーザの現在の状態について包括的に通知を受ける。
次いで、ユーザは、地下鉄路線UL1およびUL2の輸送手段(電車)を用いて到着駅S23に移動し、この到着駅S23でユーザは、そこに設けられたモバイル・データ・キャリアT23をユーザのモバイル・リーダMODで再び読み取る。対応するチケット情報アイテムIN23が、モバイル・リーダMODに送信される。またこれらのチケット情報アイテムIN23は好ましくは、情報損失を防止するためにメモリMSP内に格納される。
これらのチケット情報アイテムIN1およびIN23に基づいて、移動される経路の運賃が次いで決定される。運賃は、対応する評価手段PROを用いてモバイル・リーダMOD内で直接決定されることが定められても良い。これを行なうため、対応する評価アルゴリズムおよび料金表情報がモバイル・リーダMOD内に格納されることが必要であり、このアルゴリズムおよび情報を用いて、またそれに基づいて運賃が決定される。決定された運賃は有利には、モバイル・リーダMODの表示装置DSP上に表示される。さらに、状況「チェック・アウト済み」も表示されても良い。
しかし、本発明の有利な一実施形態においては、運賃の計算は、モバイル・リーダMOD自体ではなく、リモート計算サーバSER内で行なわれる。このため、チケット情報アイテムIN11、IN23は、モバイル・リーダMODから計算サーバSERに送信される。このため、モバイル・リーダMODは、通常アンテナCATが割り当てられている少なくとも1つの通信モジュールCMDを有する。この通信モジュールCMDを用いて、この場合には好ましくは携帯電話として設計されたモバイル・リーダMODは、チケット情報アイテムIN11、IN23を計算サーバSERに送信し、次いでこの計算サーバSER内で、次いで運賃の決定が実施される。またモバイル・リーダMODはもちろん、この場合には例えば対応する通信モジュールCMDを備えたPDAであっても良い。
通信モジュールCMDを使用した送信は例えば、図示されるように携帯電話網NET、例えばGSMおよび/またはUMTSネットワークを介して、WAPまたはGPRSを用いてまたはSMS、MMS、EMSなどの形で、あるいは例えばWLANを介して行なわれる。
計算サーバSERで運賃が計算されると、運賃は有利にはモバイル・リーダMODに送信され、そこでユーザに、例えば表示装置DSP上で表示される。例を挙げると、運賃は、SMSの形で送信されても良い。さらに、運賃はユーザから、例えば口座から引き落とされ、またはモバイル・リーダMODに特定の金額(クレジット)が入金され、運賃が前記金額から引き落とされる。
運賃課金、すなわち口座からの引落とし、あるいはモバイル・リーダMODに格納されまたはモバイル・リーダMODに割り当てられたクレジットからの引落としのための、例示するために示された両方の方法は、運賃がモバイル・リーダMOD内で決定される本発明の変形形態と、決定がリモート計算サーバSERで行なわれる後者の変形形態の両方で使用されても良い。
特定の金額(クレジット)が入金されたモバイル・リーダMODと、モバイル・リーダMOD自体内で運賃を決定することの組合せは、この場合にはリモート計算サーバSERに、あるいは引落としシステムまたは口座にデータを送信する必要が全くないので有利である。
リモート計算サーバSER内で運賃を決定することには、運賃がユーザの口座から落とされるならば、この場合にはユーザはモバイル・リーダMODへの入金について心配する必要がないので、特に有利である。
リモート計算サーバSER内で運賃を決定することにはさらに、モバイル・リーダMODが運賃を決定するように設計される必要がなく、その結果として、前記モバイル・リーダMODが遥かにより単純に設計され得るという利点がある。さらに、データ、例えば運賃を決定するための料金表データへの維持および配慮は、したがってサーバSER内で実施され得る。モバイル・リーダMOD内で計算する場合にはあまり簡単には行なうことができず、また多数のモバイル・リーダMODの更新を必要とすることである料金表の変更は、直ちに考慮に入れられ得る。
ユーザが到着駅S23でシステムVSYをチェック・アウトし忘れる場合、事前定義可能な額が運賃として計算され、それに応じて引き落とされることが定められても良い。例を挙げると、運賃は、1日乗車券の代金であると定められても良い。
上述されたように、運賃は、開始および到着駅S11、S23に関するチケット情報アイテムIN11、IN23に基づいて計算されることが通常定められる。原則として、例えば乗換駅S00の非接触データ・キャリアからのさらなるチケット情報アイテムIN00が考慮に入れられることも定められても良い。このように、ユーザの特定の旅の経路が考慮に入れられ、料金表計算に含められることもできる。例えば、対応するチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、終点S23に達し、チェック・アウトが完了されるとすぐに計算サーバSERに一緒に送信され、または計算はモバイル・リーダMOD内で実施される。
原則として駅S11…S00は制約なしに入場することができ、制約なしに退出することもできる。したがって、ユーザが「チケット」の購入を望むか、そうするより「運賃不正」したいかどうかは、システムVSYのユーザ次第である。しかし、地下鉄路線の利用が、回転ドア、ゲートなどのアクセス・バリアDRKを介してだけ可能であることも一部の都市から知られており、このアクセス・バリアDRKは、従来のチケットがそれに応じて有効化された後にだけ駅に入場しおよび/または退出することを可能にする。こうしたアクセス・バリアDRKが、図1の駅S11およびS14に概略的に示されている。
同様に、本発明では、こうしたアクセス・バリアDRKが非接触読取り可能データ・キャリアT11およびT14に適切に接続され、ユーザがデータ・キャリアT11およびT14を読み取ることによって事前にチェック・インした場合にだけアクセスを可能にし、すなわちアクセス・バリアDRKを開くことが定められても良い。あるいはまたは好ましくはさらに、対応するデータ・キャリアT11およびT14を読み取ることによってユーザがもう一度チェック・アウトする場合にだけ駅S11およびS14を離れることも次いで可能である。このように、輸送手段VM1、VM2を使用する代金を支払わずにそうできることはめったにない。
中間の駅S00が考慮に入れられる運賃計算のための上述の手順は有利には、輸送手段VM1、VM2を変更する場合には通常、新しい輸送手段VM1、VM2を下車し乗車するために対応するデータ・キャリアT00がいずれにせよ読み取られなければならないので、乗車または降車を、それに応じてデータ・キャリアT11…T00が読み取られた後にだけ可能にするこうしたシステムVSYに具体的には適用され得る。
上述されたように、中間駅を多分考慮に入れる運賃の計算および多分引落としは、それぞれの旅の後に行なわれることが定められても良い。しかし、特定の数のチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00がまず収集され、またはチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00が特定の期間、例えば1ヶ月に渡って収集され、すなわちモバイル・リーダMODのセキュア・メモリMSP内に格納され、次いで総運賃の計算だけが行なわれることも定められても良い。このため、次いで、チケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、計算が行なわれる計算サーバSERに送信される。この手順では、いわゆる「最良運賃」計算が、ユーザの利益のために実施されても良い。例えば、ユーザがある月に特定の回数の旅を行ない、個々の運賃が1ヶ月定期の代金を超える場合、こうした計算では、ユーザのためにより有利な1ヶ月定期が計算され得る。
従来(紙)のチケットの購入、および本発明による新しい引落としが可能なシステムのユーザにとって、これは、ユーザが新しいシステムへと進もうとするさらなる動機となるものであり、この新しいシステムではユーザは、所与の期間についてより低い価格がいずれにせよ計算されるため、ある期間の最初にユーザにとってどのタイプの「チケット」が最良かをユーザが考慮する必要がないので、遥かにより有利である。
さらに、ユーザがシステムVSYから自動的にチェック・アウトし得ることも定められても良い。これは、例えばユーザのモバイル・リーダMOD上の対応するボタンを押下することによって行なわれても良い。これは、例えば到着駅S23内の非接触読取り可能データ・キャリアT23の読取り中に行なわれても、読取り後に行なわれても良い。
次いで、収集された(すなわち格納されているが、引き落とされていない)全てのチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00の運賃計算が、モバイル・リーダMOD内で直接に行なわれ、またはチケット情報アイテムが計算サーバSERに送信され、そこで計算が行なわれる。
監視スタッフ、例えば車掌または検査員による制御のため、モバイル・リーダMODは、適切なモバイル読取りデバイス、例えばアクティブ・スマート・カード・リーダを使用してこうした監視者によって読み取られ得る。モバイル・リーダMODに関する認証の成功の後に続いて、監視者は、モバイル・リーダMOD上に収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00を読み取ることができる。このように、監視者は、乗客が適切なやり方でシステムVSYにチェック・インしたかどうか、すなわち乗客が現在の旅に有効なデータ・キャリアT11…T00を読み取ったかどうか確認することができる。
このため、システムVSYへのチェック・インおよび/またはアウトの時間についてもまた取決めが定められる[protocolled]場合にも有利であるかもしれない。例示すると、モバイル・リーダMOD内にインストールされたクロックが、各手順について時間をチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00と共に格納するために使用されても良い。時間がデータ・キャリアT11…T00に送信され、次いでそこからモバイル・リーダMODにロードされることも考えられる。この場合、例えば天井に取り付けられており、したがって破壊行為に対して大部分は保護されている読取り/書込みデバイスが、複数のデータ・キャリアT11…T00に、例えば分単位で時間を送信しても良い。もちろん、他の可変のデータが、このようにデータ・キャリアT11…T00に送信されることもできる。
次いで、検査員は、そのモバイル読取りデバイスをモバイル読取り計算サーバSERに安全に接続することができ、次いで、さらに収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00がサーバSERに送信される必要があるかどうか確認することができる。これは、モバイル・リーダMOD自体が、(ユーザが望むにしろ、望まないにしろ)リモート計算サーバSERへのオンライン接続を確立することができない/し得ない場合に重要である。この場合、収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、モバイル・リーダMODのメモリMSP内に当分の間だけ残っている。乗客が検査員によってチェックされるとき、検査員のモバイル読取りデバイス上の収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、NFCインターフェースを介して送信される。次いで、これらのチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00に基づいて、行なわれた旅の運賃が決定される。
運賃は検査員のモバイル読取りデバイス内で直接に決定されることが定められても良く、あるいは、これらのチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は、運賃の決定のために検査員のモバイル読取りデバイスからリモート計算サーバSERに送信される。
まだ引き落とされていない、収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00がユーザのモバイル・リーダMOD内に格納される場合、この送信経路は、計算サーバSERを乗客のモバイル・デバイスMODと同期させるために使用されることができる。そうでなければ、乗客は、無賃で旅するために、そのモバイル・リーダMODとリモート・サーバSERの間の接続を確立しようと決して試み得ない。
リモート・サーバSER上で引落としが正確に行なわれる場合は、ユーザのモバイル・リーダMODは電子受領書を受信し、収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00は「引落とし済み」と印が付けられ、メモリのログブックまたはログファイル内に書き込まれる。引落としがローカルで、例えばモバイル・リーダMOD自体で行なわれるならば、その場合ユーザのモバイル・リーダMODは、収集されたチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00に「引落とし済み」と印を付けることができるように、権限のある機関に電子受領書を要求し、取得しなければならない。
図1は、少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00がシステムVSYの各駅S11…S00内に置かれている典型例を示している。このように、通常旅の開始および到着駅、また多分、中間の駅も知られているので、運賃の最適な計算が可能である。ユーザがチェック・アウトし忘れる場合、例えば1日乗車券がユーザのために計算され得る。しかし、この状況は、「最良料金」計算において考慮に入れられることもできる。
図1は、非接触読取り可能な、好ましくはパッシブ・データ・キャリアT10、T20が輸送手段VM1、VM2内にも置かれる可能性をも示している。これらのデータ・キャリアが輸送手段固有のチケット情報アイテムを含む場合、このように、旅の間にどの輸送手段VM1、VM2が使用されたかについて、さらに考慮され得る。
ユーザは輸送手段VM1、VM2内でシステムVSYにチェック・インすることもでき、データ・キャリアT10、T20が輸送手段固有のチケット情報アイテムだけを、または駅固有のチケット情報アイテムをも含む場合が区別されなければならない。最初に述べられた場合では、旅の開始点は知られていない。知られていることは、どの輸送手段VM1、VM2(また多分他のどの輸送手段および/または停留所もしくは到着駅)が使用されたかである。次いで、この状況は、運賃を計算するときに特に考慮に入れられなければならない。しかし、データ・キャリアT10、T20が駅固有のチケット情報アイテムをも含む場合は、上述されたような運賃計算は可能である。
対応するデータ・キャリアT10、T20が、輸送網を図示する路線図または時刻表に組み込まれても良い。こうした概要マップは通常、それぞれの輸送手段VM1、VM2内に置かれる。駅の名前S11…S00が現れ、またはこの駅S11…S00を表す別の記号が配列されている位置に固定されて、それぞれの駅S11…S00を一意に識別する駅固有チケット情報アイテムIN11、IN23、IN00を含む非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00が存在する。したがって、システムVSYのチェック・インおよびアウトが遥かにより単純なやり方で可能である。
非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00が少なくとも駅S11…S00内に置かれるならばさらに有利である。しかし、原則として、データ・キャリアT10、T20が輸送手段VM1、VM2内だけに置かれ、駅S11…S00にはデータ・キャリアT11…T00が存在しないこともあり得る。
もちろん、輸送手段固有チケット情報アイテムを含むデータ・キャリアT10、T20が輸送手段VM1、VM2内に置かれないこともあり得る。そうではなく、対応するデータ・キャリアT10、T20が、個々の路線を図示する路線図または時刻表に組み込まれる。こうした概要マップ、または旅の時刻を示す時刻表は通常、各駅S11…S00内に置かれている。輸送手段VM1、VM2の名前S11…S00が現れ、またはこの輸送手段VM1、VM2を表す別の記号が配列されている位置に固定されて、それぞれの輸送手段VM1、VM2を一意に識別する輸送手段固有チケット情報アイテムを含む非接触読取り可能データ・キャリアT10、T20が存在する。もちろん、同一のマップまたは時刻表上に、輸送手段固有チケット情報アイテムを含むデータ・キャリアT10、T20と、駅固有チケット情報アイテムIN11、IN23、IN00を含むデータ・キャリアT11…T00とが存在することもあり得る。
上述の実施形態例は、非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00、T10、20が、駅S11…S00、および輸送手段VM1、VM2を一意に識別し、また互いに区別するチケット情報アイテムを含む、本発明の特に有利な一実施形態について述べている。これは、上記でより詳細に述べられている利点を有する。
しかし、原則として本発明は、同一の「チケット情報アイテム」だけを含む非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00、T10、20で実装されることもできる。しかし、こうした一実施形態では、運賃の計算はもはや可能ではなく、ユーザは仮想電子チケットの形で旅の許可を購入するにすぎず、この仮想電子チケットはチェックされることもできるが旅のコース(経路)に関する情報が使用できないので、一定額(単位価格)だけ引き落とされなければならない。
こうした一実施形態は、既に述べられている多くの利点、例えば紙のチケットの購入がもはや必要なく、または他の電子チケット・システムより設定および維持が容易であるという事実をやはりもたらす。しかし、図面を参照して述べられた実施形態例に比べて、運賃の正確な計算が不可能であるという欠点がある。
したがって、本発明が実施形態例で述べられたように実施され、非接触読取り可能データ・キャリアT11…T00、T10、20が駅S11…S00および輸送手段VM1、VM2を一意に識別するチケット情報アイテムに加えて、同一の「チケット情報アイテム」をも含めば、特に有利である。システムVSYにチェック・インするとすぐに、次いでユーザは仮想電子チケットの形で旅の許可を受信し、この旅行の許可はチェックされることもできるが、一定額(単位価格)だけ引き落とされなければならない。しかし、次いで乗客が、データ・キャリアT11…T00、T10、20上で駅/輸送手段を識別するチケット情報アイテムIN11、IN23、IN00に基づいて可能である実際の旅のコース(経路)に関する情報アイテムのさらなる収集を行なう場合には、ユーザはチェック・アウトする可能性をも有する。既に支払われた一定額(単位価格)が考慮に入れられ、請求額[billing]に含められることができる。したがって、この実施形態では、運賃の正確な計算も可能である。
最後に、従来技術と比べた本発明の利点および違いについて再び言及されるべきである。リーダMODを使用してユーザによって読み取られる駅S11…S00内のパッシブ無線データ・キャリアT11…T00の使用により、電池が供給されなければならず、また大幅により高価なものである駅S11…S00内のアクティブ・データ・キャリアT11…T00は必要ない。したがって、設定、維持および運営コストは削減され得る。さらに、例えば駅内にアクティブ・リーダがある場合のように、パッシブ・データ・キャリアT11…T00が例えば固定回線を介してバックグラウンドのシステムに接続されることは必要ではない。
ユーザは、その(アクティブ)リーダMODを使用して、ユーザの旅およびチケットの現在の状態について継続的に通知を受けることができる。
所与の時間枠内で1つまたは複数の旅を記録し、それに応じて多分引き落とすために、駅S11…S00内の高価なアクティブ・スマート・カード・リーダはもはや必要なく、必要とされるのは、駅S11…S00内の安価なパッシブ・データ・キャリアT11…T00である。
「チケット購入」および引落とし操作は、迅速で単純な便利なやり方で行なわれ、乗客が切符売り場に行き、または、マシンから複雑なやり方でチケットを購入する必要はもはやなく、必要とされるのは、システム・オペレータとの対応する契約の1度限りの締結、または「チケット」クレジットでのモバイル・リーダMODへの入金である。
好ましくは、NFCリーダであるモバイル・リーダMODは、システムVSYが既存の公衆輸送基盤と下位互換性があるように、リーダ(スマート・カード・リーダなど)としての「アクティブ」と、データ・キャリア(スマート・カード、ISO1443インターフェースなど)としての「パッシブ」の両方のやり方で操作されても良い。
従来技術の一部をなすようにアクティブ・リーダが駅S11…S00内に既に置かれている場合、モバイル・リーダMODを有するユーザは同様に、ユーザのモバイル・リーダMODのNFCインターフェースがパッシブ・データ・キャリアをエミュレートすることもできるので、システムにチェック・インすることができ、それが、システムVSYがより古いシステムと互換性がある理由である。
最後に、それぞれ個々におよび組み合わせて説明された本発明の特徴および利点、それぞれ個々におよび組み合わせて生じ得る特徴および利点もまた、指摘されるべきである。
本発明による一方法について、本発明による旅客輸送システムを概略的に示す図である。 非接触読取り可能データ・キャリアを対応するモバイル・リーダと共に示す図である。

Claims (16)

  1. 駅間の旅のために旅客輸送システムの輸送手段に乗車および/または下車するための前記駅を備える前記旅客輸送システム内で旅のチケットを取得するための方法であって、
    前記システムの少なくとも1つの駅に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられ、および/または前記システムの少なくとも1つの輸送手段に少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられ、
    前記非接触読取り可能データ・キャリアがチケット情報アイテムを含み、
    前記非接触読取り可能データ・キャリアのうちの1つが、少なくとも1つの駅および/または少なくとも1つの輸送手段内でモバイル・リーダによって読み取られ、
    前記対応する1つまたは複数のチケット情報アイテムが前記モバイル・リーダ内に格納される方法。
  2. 駅および/または輸送手段に割り当てられた前記少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが、前記それぞれの駅または前記それぞれの輸送手段を一意に識別する駅固有または輸送手段固有のチケット情報アイテムを含み、前記モバイル・リーダによって読み取られた前記チケット情報アイテムが運賃計算のために使用される請求項1に記載の方法。
  3. a)出発駅でその駅に割り当てられた非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られ、前記対応する第1のチケット情報アイテムが前記モバイル・リーダ内に格納され、
    b)到着駅でその駅に割り当てられた非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られ、前記対応する第2のチケット情報アイテムが前記モバイル・リーダ内に少なくともバッファ格納され、
    c)前記旅の運賃が前記第1および第2のチケット情報アイテムから決定される請求項2に記載の方法。
  4. 前記運賃を決定するのに到着駅の非接触読取り可能データ・キャリアのチケット情報アイテムが使用できない場合は、固定して事前定義された運賃が決定される請求項3に記載の方法。
  5. 前記チケット情報アイテムからの前記運賃の決定が前記モバイル・リーダ内で実施される請求項1に記載の方法。
  6. 前記モバイル・リーダ内に少なくともバッファ格納された前記チケット情報アイテムが、前記運賃の決定のためにリモート計算サーバに送信される請求項1に記載の方法。
  7. 前記チケット情報アイテムが前記モバイル・リーダのセキュア・メモリ内に格納される請求項1に記載の方法。
  8. パッシブ非接触読取り可能データ・キャリアが前記駅および/または前記輸送手段内で使用され、それに割り当てられる請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 駅間の旅のために旅客輸送システムの輸送手段に乗車および下車するための前記駅を備える前記旅客輸送システムであって、前記システムの少なくとも1つの駅および/または少なくとも1つの輸送手段に、少なくとも1つの読取り可能チケット情報アイテムを含む少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが割り当てられるシステム。
  10. 駅におよび/または輸送手段に割り当てられた前記少なくとも1つの非接触読取り可能データ・キャリアが、前記それぞれの駅または前記それぞれの輸送手段を一意に識別する駅固有または輸送手段固有のチケット情報アイテムを含む請求項9に記載のシステム。
  11. モバイル・リーダから送信される非接触読取り可能データ・キャリアの前記チケット情報アイテムに基づいて運賃を決定するための少なくとも1つの計算サーバを備える請求項9に記載のシステム。
  12. 前記非接触読取り可能データ・キャリアに結合されたアクセス・バリアが前記駅内に設けられ、前記アクセス・バリアが、前記非接触読取り可能データ・キャリアが読み取られた後にだけ前記駅への入場および退出を可能にするために開かれる請求項9に記載のシステム。
  13. 前記非接触読取り可能データ・キャリアがパッシブ・データ・キャリアである請求項9ないし12のいずれかに記載のシステム。
  14. モバイル・リーダによって読み取られる前記非接触読取り可能データ・キャリアのチケット情報アイテムを受信し、これらのチケット情報アイテムに基づいて運賃を決定するように設計される請求項9ないし13に記載のシステムのための計算サーバ。
  15. 非接触読取り可能データ・キャリア内に収容されるチケット情報アイテムを読み取る手段と、
    前記対応する1つまたは複数のチケット情報アイテムを格納する手段と、
    前記チケット情報アイテムから運賃を決定する手段、または前記格納されたチケット情報アイテムを、運賃を決定するリモート計算サーバに送信する手段と、を備えるモバイル・リーダ。
  16. 駅または輸送手段の名前が現れ、またはこの駅またはこの輸送手段を表す別の記号が配列される位置に固定されて、前記それぞれの駅または前記それぞれの輸送手段を一意に識別する駅固有または輸送手段固有のチケット情報アイテムを含む非接触読取り可能データ・キャリアが存在する時刻表。
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