JP2008507716A - クロマトグラフカラムを通して流れる流体を循環するためのシステム - Google Patents

クロマトグラフカラムを通して流れる流体を循環するためのシステム Download PDF

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Abstract

開示事項は、サンプリングデバイス(20)と、クロマトグラフィカラム(24)と、測定すべき検体を含有する流体がサンプリングデバイスからカラムへと伝達される移送ライン(28)とを含むシステムおよび方法である。移送ラインの入口で検体を含有する流体に適用される圧力は、実質的に一定の流速またはカラムを出る速度を維持するためのある特定の関係に従って、カラム温度の増加に応じて調整される。このようにして、このシステムは、カラム温度の変化に起因するカラムを通して流れる流体の粘性の変化を補償する。

Description

本発明は、サンプリングデバイスからクロマトグラフィカラムへと、検体を含有する流体を伝達するためのシステムおよび方法に関わる。特に、本発明は、サンプリングデバイスがカラムを通して流れる流体を制御するシステムと方法に関する。
[関連した出願]
出願人は、合衆国特許法119条(e)第35号の下に、2004年7月26日に出願された米国仮特許出願第60/521,951号、2005年2月28日に出願された米国仮特許出願第60/657,210号の優先権を主張し、それぞれの内容は、それらすべてがここに参照として組み入れられる。
ガスクロマトグラフィーは、本質的に、キャリアガス内の蒸気サンプルの構成物質が吸着または吸収され、その後カラム内の固定状態材料によって脱離する、物理的な分離の方法である。サンプルのパルス(pulse)がクロマトグラフィカラム中にサンプルを運ぶキャリアガスの定常流に導入される。カラムの内側は液体で裏打ちされ、この液体と種々の構成成分との間の相互作用−それは成分の分配係数間での差に基づいて異なる−が、サンプルをそれぞれの元素に分離させる。カラムの終端では、個々の構成成分はやがて多かれ少なかれ分離される。ガスの追跡は時間スケール(時間的尺度)の、通常クロマトグラムと呼ばれるパターンを提供し、既知のサンプルとの較正または比較によってそれが構成物質、およびテストサンプル中に存在するそれの固有の濃度を示す。このことが生じるプロセスの例は、Hinshawによる特許文献1に記載されている。
テストされるサンプルを集めるために使われるサンプル容器から検体の量を得るために、また、上述された解析のために検体をガスクロマトグラフに移送するために、種々のタイプのサンプリングデバイスが使われうる。1つの共通な装置は熱脱離ユニットであって、特定環境の構成物質を決定するためにしばしば使用される。例えば、ある一定の空気サンプル中に存在する揮発性有機化合物(VOC)の量を検出することがしばしば望まれる。これを行う1つの方法は、まず、吸収剤材料を満たした管をテストされる環境の中に運んで、そして、通常「拡散性サンプリング」または「受動的サンプリング」と呼ばれる自然な拡散を通じて、空気中のVOCが管の中に移入することを可能にすることによる。あるいはVOCは、一般に「ポンプド・サンプリング(pumped sampling)」という小さな真空ポンプを使うような管を通して、ガス(通常は周囲の空気)のサンプルを引き込むことにより、集めることができる。それぞれの場合において、測定すべき検体(すなわちVOC)は、空気が管を通過するのに従って吸着剤に保持され、そして濃縮される。
VOCがこの方式で集められると、次に管は熱脱離ユニットに運ばれ、そこで管はヘリウムまたは窒素のような不活性ガスの流路に置かれる。続いて管は加熱され、それによって検体を脱離し、そしてキャリアガスは管からVOCを掃き出す。ある場合には、「トラップ(trap)」が、検体をさらに前もって濃縮するために、場合によりクロマトグラフィカラムにサンプルを導入するのに先立って水分を除去するために、サンプル管の下流に配置される。1つの例は、通常は周囲温度以下に冷却される吸着剤トラップであり、それは適当な吸着剤材料で満たされる他の簡単な吸着剤管であり、サンプルガスが最初に管を通過するのに従って検体を吸着し、次にそこから検体がクロマトグラフィカラム中に、通常加熱によって引き続く分離と解析のために脱離される。
もう一つの共通のサンプリングデバイスはヘッドスペース(上部空間)サンプラーである。従来のヘッドスペースサンプリングにおいては、サンプル材料は小瓶の中に封じられ、そして特定時間、一定温度状態下におかれる。温度調節時間の間、小瓶の気相の検体濃度が液相および/または固相と平衡に達するはずである。この小瓶は、続いてキャリアガスによって、温度調節と平衡状態に起因する「自然な」内圧力よりも大きなレベルに加圧される。次に加圧された小瓶は、短い時間でカラム中に小瓶の気相の一部の移送を可能にするような方法でクロマトグラフィカラムに接続される。このようなサンプリングデバイスの例は、Rieggerらの特許文献2に開示されている。ヘッドスペースサンプラーを使用するクロマトグラフィシステムの例は、Hinshawによる特許文献3に開示されている。
いくつかの用途では、カラムはサンプリングデバイス内の吸着剤管に直接つながれ、そしてデバイスは移送ライン、例えば、ある長さの融解石英管を介してカラムに接続される。最近の他の用途は、サンプリングデバイスによって既に提供されたものに加えて、いくつかの追加の制御またはトラップを行なうためのインタフェース装置で、Tiplerらによる特許文献4に開示された熱脱離システム、さらにTiplerによる特許文献5に開示されたヘッドスペースサンプリングシステムを含んだものを使用する。上記特許文献4および5は、それぞれが本願の譲受人に譲渡され、かつそれぞれの内容のすべてがここに参照として組み入れられている。
米国特許第5,545,252号明細書 米国特許第4,484,483号明細書 米国特許第5,711,786号明細書 米国特許出願公開第11/169,935号明細書 米国特許第6,652,625号明細書
しかしながら、いくつかの実施の態様においては、カラムは加熱されるのに従って、それを通して流れるガスの粘性も同様に増加する。その結果、定圧下−そこではキャリアガスが一定の圧力で適用される−において、カラムを通る流速は低下することになる。これは、いくつかの用途においてはシステム性能に有害な影響を与えないが、質量分析計のような流れに敏感な検出器を使用する他の用途においては、性能への影響は顕著となり得る。
いくつかのガスクロマトグラフにはプログラム可能な空気制御手段が設置されており、従ってクロマトグラフは、カラムを通る一定の流速を維持するように計算された速度でカラム入口圧力を増加することによって、気体粘性のこのような変化を補償することが可能であるが、それはその温度での粘性を計算し、適用圧力に対し適切な調整をするために、カラム温度についての一定の知見を必要とする。しかしながらこの解決策は、熱脱離ユニットまたはヘッドスペースサンプラーの上にあるようなクロマトグラフから遠いデバイスに対してガス圧力が制御される場合で、ガスが移送ラインに沿ってデバイスから供給され、そして遠くのデバイスがカラムの温度を認識しない状況では、利用可能ではない。
本発明の教示するところは、カラムを通る実質的に一定の流速がカラム温度変化に応じて維持されるように、サンプリングデバイスからクロマトグラフィカラムへと検体を含有する流体を伝達するためのシステムと方法を含んでいる。さらにシステムと方法は、カラム内の実質的に一定のガス速度がカラム温度変化に応じて維持されるように、サンプリングデバイスからクロマトグラフィカラムへと検体を含有する流体を伝達することを提供する。また、システムと方法はユーザの入力と人的エラーを最小にすることを提供する。
ここに挙げた目的と利点の少なくともいくつかを達成するために、本発明は、クロマトグラフィカラムを通して流れる流体を調整するための方法を有し、その方法は、測定すべき検体を含有するキャリアガスを供給するためのサンプリングデバイスを提供する段階と、サンプリングデバイスによって供給されたガスを受け取るクロマトグラフィカラムであって、それを通してガスがカラム入口からカラム出口へと流れるクロマトグラフィカラムを提供する段階と、ガスがサンプリングデバイスからカラムへと伝達される移送ラインであって、それを通してガスが移送ライン入口から移送ライン出口へと流れる移送ラインを提供する段階と、カラム出口でのガスに対し、周囲圧力および温度における望ましい流速Fを選択する段階と、下記式
Figure 2008507716
に従って圧力Pを計算する段階と、を含み、計算された圧力Pで移送ライン入口にキャリアガスを供給する。ここで、Tは移送ラインの絶対温度、Tはカラムの絶対温度、Tは標準の周囲温度、Pはカラム出口におけるガス圧力、Pは標準の周囲圧力であり、そして、aおよびbは、移送ラインとカラムそれぞれに対してpd/256Lηを表し、ここにdはその直径、Lはその長さ、またηはそれを通って流れるガスの粘性である。
いくつかの実施の態様では、圧力Pを計算し、計算された圧力Pでガスを供給する段階は、カラム温度Tが変化するときに、カラムを通る実質的に一定の流速が維持されるように繰り返される。
いくつかの実施の態様ではサンプリングデバイスは熱脱離ユニットを有し、テストされる環境からサンプルを得るための取り外し可能なサンプル容器と、キャリアガスの流路に配置され、サンプル容器を受け取るためのサンプルステーションと、熱的に内部の検体を脱離するために、サンプルステーションでサンプル容器を加熱するための加熱装置とを含む。他の実施の態様では、サンプリングデバイスはヘッドスペースサンプラーを有する。
一実施の態様では、本発明は、クロマトグラフィカラムを通して流れる流体を調整するための方法を有し、その方法は、測定すべき検体を含有するキャリアガスを受け取るためのサンプリングデバイスを提供する段階と、サンプリングデバイスによって供給されたガスを受け取るクロマトグラフィカラムであって、それを通してガスがカラム入口からカラム出口へと流れるクロマトグラフィカラムを提供する段階と、ガスがサンプリングデバイスからカラムへと伝達される移送ラインであって、それを通してガスが移送ライン入口から移送ライン出口へと流れる移送ラインを提供する段階と、下記式
Figure 2008507716
に従って圧力Pを計算する段階と、を含み、計算された圧力Pで移送ライン入口にキャリアガスを供給する。ここで、uはカラムを通るガスの速度、Tは移送ラインの絶対温度、Tはカラムの絶対温度、Pはカラム出口におけるガス圧力、dはカラムの直径、aはガスの圧縮係数(compressibility factor)、そして、aおよびbは、移送ラインとカラムそれぞれに対してpd/256Lηを表し、ここにdはその直径、Lはその長さ、またηはそれを通って流れるガスの粘性である。
いくつかの実施の態様では、圧縮係数jは下記式に従って計算される。
Figure 2008507716
ここで、Pはカラム入口でのガス圧力である。これらの実施の態様のいくつかにおいて、ガス圧力Pは下記式に従って計算される。
Figure 2008507716
いくつかの実施の態様では、圧力Pを計算する段階は圧力Pを選択し、選択されたPに対する速度uの値を計算し、圧力Pを選択することと、選択されたPの値に対して速度uを計算することの段階を反復してカラム温度Tc変化に応じた速度uの最も均一な値を生成するPの値を決定し、そして決定された圧力Pで移送ライン入口にキャリアガスを供給して速度uの最も均一な値を作るということを含む。ある特定の実施の態様では、選択と計算の段階を反復して圧力Pの値を決定することが、遂次近似によって行なわれる。
いくつかの実施の態様では、サンプリングデバイスは熱脱離ユニットを有し、テストされる環境からサンプルを得るための取り外し可能なサンプル容器と、キャリアガスの流路に配置され、サンプル容器を受け取るためのサンプルステーションと、熱的に内部の検体を脱離するために、サンプルステーションでサンプル容器を加熱するための加熱装置とを含む。他の実施の態様では、サンプリングデバイスはヘッドスペースサンプラーを有する。
一実施の態様では、本発明は、クロマトグラフィシステムを通して流れる流体を調整するための方法を有し、その方法は、測定すべき検体を含有するキャリアガスを受け取るための第1の導管であって、それを通してガスが第1の導管入口から第1の導管出口へと流れる第1の導管を提供する段階と、前記第1の導管に流体接続された、第1の導管からガスを受け取るための第2の導管であって、それを通してガスが第2の導管入口から第2の導管出口へと流れる第2の導管を提供する段階と、前記第2の導管出口でのガスに対し、周囲圧力および温度における望ましい流速Fを選択する段階と、下記式
Figure 2008507716
に従って圧力Pを計算する段階と、を含み、計算された圧力Pで第1の導管入口にキャリアガスを供給する。ここで、Tは第1の導管の絶対温度、Tは第2の導管の絶対温度、Tは標準の周囲温度、Pは第2の導管出口におけるガス圧力、Pは標準の周囲圧力であり、そして、aおよびbは、第1の導管と第2の導管それぞれに対してpd/256Lηを表し、ここにdはその直径、Lはその長さ、またηはそれを通って流れるガスの粘性である。
いくつかの実施の態様では、第1の導管は第1のクロマトグラフィカラムを有し、第2の導管は第2のクロマトグラフィカラムを有する。ある特定の実施の態様では、この方法は、第1のカラムが第2のカラムに流体接続されるようにする熱変調器を提供する段階をさらに有する。
いくつかの実施の態様では、本発明は検出器を提供する段階をさらに有し、第1の導管はクロマトグラフィカラムであって、第2の導管はガスが通過してカラムから上記検出器へと伝達される移送ラインである。
ある特定の実施の態様では、本発明は、クロマトグラフィカラムを通して流れる流体を調整するためのシステムを有し、測定すべき検体を含有するキャリアガスを受け取るためのサンプリングデバイスとサンプリングデバイスに流体接続されたガスクロマトグラフとを含み、上記ガスクロマトグラフは、サンプリングデバイスによって供給された検体を含有するキャリアガスを受け取るためのクロマトグラフィカラムと、サンプリングデバイスに接続されカラムの温度を測定してサンプリングデバイスに測定された温度を示す信号を送るための温度センサとを有し、その状況で、サンプリングデバイスが、上記センサから受け取った信号に基づいて、カラムに供給されたキャリアガスの圧力を制御する。いくつかの実施の態様では、サンプリングデバイスはセンサから受け取った信号に基づいて、カラム中のガスの速度を制御する。
本発明による、検体を測定するためのクロマトグラフィシステム10の一実施形態の基本的な構成部材を図1に示す。ここの記載で使用されるものとして、「上端」、「下端」、「上」、「下」、「上方」、「真下」、「〜より上側」、「すぐ下」、「上端の上」、「下部」、「上へ」、「下へ」、「〜より上」、「〜より下」、「前」、「後」、「後方」「前方」などの用語は、図面内で示された方向にある場合に言及する対象のことを言うのであって、本発明の目的を達成するために必ずしもそれが必要ではない。
システム10はサンプリングデバイス20を含み、下記の特定の実施形態ではそれは熱脱離ユニットであるが、他の実施形態では、ヘッドスペースサンプラーのような他のサンプリングデバイスを含んでもよい。システム10はガスクロマトグラフ22をさらに含み、そしてそれは検出器26に接続されたクロマトグラフィカラム24を含む。熱脱離ユニット20は移送ライン28を介してクロマトグラフ22と流体接続され、そしてそれを通してユニット20からカラム22へとサンプル混合物が伝達される(矢印Aによって示す)。それは、例えば、ある長さの融解石英リストリクター(restrictor:絞り)チューブを有していてもよい。
クロマトグラフ22は、カラム24の温度を測定するための温度センサ60をさらに含む。センサ60は、例えば白金抵抗温度計とすることができ、または他の例として、熱電対とすることができる。センサ60は信号ケーブル62によって熱脱離ユニット20に接続され、それを通してカラム温度の値を示す信号をユニット20に伝達することができる。いくつかの実施形態では、信号ケーブル62は移送ラインアセンプリ(移送ライン組立体)中に結合される。
図2Aに示すように、熱脱離ユニット20は一般的にサンプルステーション30を有し、そこには吸着剤管のようなサンプル容器32が配置される。いくつかの実施形態では、他の吸着剤管のようなトラップ34が、検体のさらなる前濃縮のためにサンプル管32の下流に配置される。管32、吸着剤トラップ34、および移送ライン28は、回転バルブ50を介してお互いに選択的に接続される。キャリアガス入口36はバルブ40を介してサンプル管32と選択的に流体接続され、そして他のキャリアガス入口38がバルブ42を介して吸着剤トラップ34に選択的に流体接続される。脱離通気ニードルバルブ54、出口分離ニードルバルブ56、および入口分裂ニードルバルブ58が、ソレノイドバルブ44、46、48を介して、それぞれ制御され、それらそれぞれの前にチャコールトラップ52がある。
動作の際に、テストされる環境から得た検体を収容するサンプル管32が、まず図2Aに示すように熱脱離ユニット20のサンプルステーション30に配置される。図2Bに示すように、サンプル管32がトラップ34と流体接続されるように位置合わせされた回転バルブ50によって、バルブ40および44が開かれる。管32はその検体を脱離するために加熱され、そしてキャリアガスが入口36から管32を通って流れ込み、そしてトラップ34中に検体を掃き出す。トラップ34に配置された吸着剤が検体を吸着し、そしてキャリアガスがバルブ54を通って流れ出る(矢印Bで示す)。その後図2Cに示すように、トラップ34が移送ライン28に流体接続されるように回転バルブ50が回転させられ、バルブ40および44が閉じられ、そしてバルブ42の方向が、ガス入口38がトラップ34と接続状態となるように切り替えられる。トラップ34はその検体を脱離するために加熱され、そしてキャリアガスが入口38からトラップ34を通って流れ(矢印Dで示す)、トラップ34から移送ライン28に検体を掃き出す(矢印Aで示す)。
図1に示すように、移送ライン28はクロマトグラフィカラム24にガスを伝達し、それを通してガスは、検出器26による次の分析のための成分の分離を実行するために流れる。カラム24が加熱されるに従って、それを流れるガスの粘性は増加し、そのことにより、ガスの流速を通常は減少させることになり、検出性能に影響を与えうる。
従って、カラム温度Tは監視され、検体を含有するガスが移送ライン28に供給される際の圧力Pを変えるのに利用される。これは、カラム出口でカラム24を出て行くガスの流速Fが以下の式によって表すことができることを認識することによって達成される。
Figure 2008507716
ここで、Fはカラム出口での流速、
はカラムの内径、
はカラムの長さ、
ηはカラム内のキャリアガスの粘性、
Pはカラム入口でのキャリアガスの圧力、
はカラム出口でのキャリアガスの圧力
である。
キャリアガスが一定の圧力でカラム入口に適用される、温度をプログラムされたカラムを使う場合、カラム出口で流速Fを変えるために変わりうる唯一の変数は、カラムを通って流れるガスの粘性ηであって、それは、カラムの温度が増加するのにつれて増加することになる。従って、入口圧力Pの対応する増加は、粘性ηが増加するのに応じてカラム入口に適用でき、それによって、カラム出口における一定の流速Fを維持することが可能になる。
粘性は、通常のキャリアガスに対する比較的予測可能な方法で、温度の変化に対応して変化する。この粘性と温度の間の関係は以下の式に従って近似することができる。
Figure 2008507716
ここで、ηはカラム温度Tでの粘性、
ηは絶対温度Tでの粘性(出版テーブルより)、
xは無次元定数
である。
最も通常的な3つのキャリアガスに対する係数は、例えば以下の表により提供される。
Figure 2008507716
従って、カラム温度Tを決定することによって、式2と表1を使って粘性ηを決定することができる。次に粘性ηは式1と共に使うことができ、遂次近似のような適切なアルゴリズムを使用することによって、必要なカラム出口での流速Fを維持するのに必要なカラム入口でのPの値を決定することができる。
移送ライン28を介してカラム24に接続されたサンプリングデバイス20を使用するシステムを使う場合、移送ラインも考慮に入れなければならない。通常、移送ライン28の幾何学的構成(長さと直径)はカラムのそれとは異なる。従って、以下で説明するように、結合された関数が、連続的に接続されたこのシステムの相対的な値を決定するためには必要となる。
式1と同様に、移送ライン出口における移送ライン28を出るガスの流速Fは以下の式に従って表すことができる。
Figure 2008507716
ここで、Fは移送ライン出口での流速、
は移送ラインの内径、
は移送ラインの長さ、
ηは移送ライン内のキャリアガスの粘性、
は移送ライン入口でのキャリアガスの圧力、
は移送ライン出口でのキャリアガスの圧力
である。
カラム入口でのカラム24に入るガスの流速Fは以下の式に従って表すことができる。
Figure 2008507716
しかしながら、移送ライン28はカラム24に直接接続されるので、カラム入口でのガス圧力Pは移送ライン出口でのガス圧力Pと等しく、それによって式4は以下のように表すことができる。
Figure 2008507716
ここで、
Figure 2008507716
をaで、
Figure 2008507716
をbで置き換えることによって、式3および5は、それぞれ以下の式6および7に置き換えられる。
Figure 2008507716
Figure 2008507716
やはり、移送ライン28がカラム24に直接接続されているので、移送ライン28から流出するガスとカラムに入るガスとは同じ圧力を持ち、そしてそれによって、同じ質量流れを持つことになる。しかしながら、それらは異なる温度を持つことになるので、それらは異なる体積流れを持つことになり、それも説明しなければならない。この関係は以下の式で表される。
Figure 2008507716
ここで、Tはカラムの絶対温度、
は移送ラインの絶対温度
である。
式6に式8を使って以下の式が与えられる。
Figure 2008507716
式9を式7と組み合わせることで、以下の式が与えられる。
Figure 2008507716
式10は、以下のように変形できる。
Figure 2008507716
Figure 2008507716
Figure 2008507716
式1にbを代用することによって、カラム出口での流速Fは以下のように表すことができる。
Figure 2008507716
次に、式13および14は結合でき、以下の式15から18が作られる。
Figure 2008507716
Figure 2008507716
Figure 2008507716
通常、カラム出口は高温にあり、おそらく周囲とは異なる圧力下にある。以下に示すように、標準周囲温度と圧力(Standard Ambient Temperature and Pressure:SATP)に修正された流速を表す(そして適用する)ことは通常の慣習である。
Figure 2008507716
ここで、Fはカラム出口での(SATPに修正された)流速、
は標準の周囲の絶対温度(298.15K)、
は標準の周囲の圧力(100kPa)
である。
式18を式17に代入して以下の式19と20が作られる。
Figure 2008507716
Figure 2008507716
式20は、カラム出口での一定の流速Fを維持するための移送ライン入口での圧力Pを計算するために使用することができる。カラム温度プログラム実行中、Tとbの値だけが変化するになり、故に残りの値は処理時間を減らすためにクロマトグラフ分析に先立って計算することができる。
従って、動作時において、温度センサ60はカラム温度Tを測定し、信号ライン62を介して熱脱離ユニット20にその値を反映する信号を送る。次にユニット20はこの値を使って、式20に従ってキャリアガスを移送ライン28の入口に適用する際の圧力Pを計算する。圧力Pが計算されると、ユニット20は、圧力調整器70、または移送ライン28に適用される圧力Pを調整する他の適切な装置を使う。圧力Pをこのようにして調整することにより、カラム24を通る一定の流れを維持することができる。
図2Dに示すように、いくつかの実施形態では、比例バルブ74が、トラップ34に沿って起こりうる圧力低下を補償するために使用される。これらの実施形態では、圧力変換器72がバルブ50から移送ライン28に入るガスの圧力を測定し、もしその圧力が、ガス入口38を通って入るガスの圧力より低いならば、バルブ74をトラップ34上流の圧力を増加するように調節して、その圧力低下を補償する。
同様に、温度Tを監視して、ユニット20が、検体を含有するキャリアガスを、カラム24を通って流れるガスの一定の速度を維持するために移送ライン28に適用できるような圧力を計算するのに使うことができる。これは、通常は平均ガス速度として表される、カラムを通るガスの速度が出口の流速(その温度と、そこに適用さる圧力での)に関係するということを認識することによって、達成することができる。さらに、ガスは圧縮可能であるので、マーティン(Martin)およびジェームズ(James)の圧縮率補正(compressibility factor)が適用できて、その結果以下のようなガス速度の表現となる。
Figure 2008507716
ここで、uはカラムを通る平均キャリアガス速度、
jは圧縮率補正
である。
式21に式17を使い、特定の適用圧力Pに対する平均ガス速度に関する以下の表現となる。
Figure 2008507716
式22は変形することができて、以下のように必要とされる圧力Pが(式20に類似するように)表現される。
Figure 2008507716
しかしながら、この式における圧縮率補正jの存在のために、計算は非常に複雑となる。これは圧縮率補正jが以下のように表されるという事実に起因する。
Figure 2008507716
そして、式13に示すように、Pの値はPをパラメータとして使って得られる。
従って、代わりの計算手法は、式22を解くのに数値法を使うことである。例えば、目標のガス速度を得るために、遂次近似法をPの値が最適化されるように使用できる。
従って、動作時において、温度センサ60はカラム温度Tを測定し、熱脱離ユニット20にその値を反映する信号を送る。圧力Pが選択され、そしてカラム24を通るガスの速度uが式22に従って計算される。これは温度変化に応じて速度uの最も均一な値を産み出す圧力Pを決定するために反復される。それからユニット20の圧力調整器は移送ライン28の入口に適用されたガスの圧力Pを調整し、それによってカラム24での一定のガス速度を維持する。
上述の例は、サンプリングデバイスからカラムへと流体を伝達するためにカラムと直列に接続された移送ラインに関して記載したが、本発明のシステムは、カラムおよび/または移送ラインのような流体導管の直列接続を含んだ他のクロマトグラフィ用途にも適用できる。
例えば、図3に示すように、移送ライン80は、カラム24出口から、例えば質量分析計のような、または他の例としてフーリエ変換赤外線分光計などの外部の検出システム82まで、流体を伝達するのに使用することができる。同一の流れ、圧力、および速度の式が、移送ライン80を出る流体を支配するために適用することができ、そこではPはシステム入口(この場合、カラム24の入口)の圧力を表し、またPはシステム出口(この場合、移送ライン80の出口)での圧力を表す。式20を使って圧力Pを計算でき、カラム入口で適用でき、そしてそれは、例えばクロマトグラフィインジェクタ84(注入器)によって制御できる。
同様に、流れおよび速度は、直列に接続された2つ以上の流体導管を使用するシステムのために制御することもできる。これは、式19と20を、まずaとbの省略形なしで書き直すことによって、それぞれ式25と26のように一層容易に見ることができる。
Figure 2008507716
Figure 2008507716
図4を参照すると、直列に接続された2つ以上の流体導管の例が示されている。移送ライン28は熱脱離ユニット20からカラム24へと流体を伝達し、検出器移送ライン80はカラム24から検出システム82へと流体を伝達する。これによって、移送ライン28、カラム24、および検出器移送ライン82は直列に接続される。この第3の容器を説明するために、式25は以下のように式27となる。
Figure 2008507716
ここで、Tは検出器移送ラインの温度、
は温度Tでの検出器移送ライン内のキャリアガスの粘性、
は検出器移送ラインの長さ、
は検出器移送ラインの内径
である。
これによって、Pに対する解は、システム入口(この場合、移送ライン28の入口)に適用される圧力に関する以下の表現となる。
Figure 2008507716
同様に、上記の方法は直列に接続されたカラムを使用する用途に使うことができる。例えば、そのような用途の1つは、広範囲な二次元(または多次元)のガスクロマトグラフィーである。図5に示すように、これらの用途は、熱変調器88(熱モジュレータ)を介して第1のカラム24に接続された第2のカラム86を通常使用する。これらの用途では、変調器88は第1のカラム24から繰り返し流体をサンプリングし、第1のカラム24とは異なった固定相(stationary phase)を含んだ第2のカラム86にパルス的に注入する。その結果、検体は様々なカラムにおいて(揮発度や極性のような)異なった化学的性質に応じて分離される。この用途、または類似のカラムからカラムへの用途では、移送ライン28とカラム24の特性に係わる上記式において記述された変数は、第1のカラム24と第2のカラム86に同様に適用することができる。
上述した内容は例示的であって、限定的ではなく、また本発明の精神から逸脱することなく当技術分野の当業者によって明白な変更をなしうる、ということが理解されるべきである。従って、本発明の範囲を決定するためには、上述の明細書よりは、むしろ、主に添付の請求項を参照すべきである。
本発明の一実施形態による、クロマトグラフィカラムを通して流れるガスを調整するためのシステムの概略図である。 図1のシステムのさらなる詳細を示す概略図である。 図1のシステムの管のパージ期間でのさらなる詳細を示す概略図である。 図1のシステムのトラップ脱離期間でのさらなる詳細を示す概略図である。 図1のシステムのトラップ脱離期間でのさらなる詳細を示す概略図である。 カラムの下流に接続された移送ラインを有する、図1のシステムの概略図である。 カラムの上流および下流に接続された移送ラインを有する、図1のシステムの概略図である。 移送ラインの代わりに第2のカラムを使用する、図1のシステムの概略図である。
符号の説明
10 クロマトグラフィシステム
20 サンプリングデバイス(熱脱離ユニット)
22 ガスクロマトグラフ(カラム)
24 カラム(クロマトグラフィカラム)
26 検出器
28 移送ライン
30 サンプルステーション
32 サンプル管(サンプル容器)
34 吸着剤トラップ
36 キャリアガス入口
38 キャリアガス入口
40 バルブ
42 バルブ
44 ソレノイドバルブ
50 回転バルブ
52 チャコールトラップ
54 脱離通気ニードルバルブ
56 出口分離ニードルバルブ
58 入口分裂ニードルバルブ
60 温度センサ
62 信号ケーブル(信号ライン)
72 圧力変換器
74 比例バルブ
80 検出器移送ライン
82 検出システム
84 クロマトグラフィインジェクタ
88 熱変調器

Claims (10)

  1. クロマトグラフィシステムを通して流れる流体を調整するための方法であって、
    測定すべき検体を含有するキャリアガスを受け取るための第1の導管であって、それを通してガスが第1の導管入口から第1の導管出口へと流れる第1の導管を提供する段階と、
    前記第1の導管に流体接続された、第1の導管からガスを受け取るための第2の導管であって、それを通してガスが第2の導管入口から第2の導管出口へと流れる第2の導管を提供する段階と、
    第2の導管出口でのガスに対し、周囲圧力および温度における望ましい流速Fを選択する段階と、
    下記式
    Figure 2008507716
    に従って圧力Pを計算する段階と、を有し、計算された圧力Pで第1の導管入口にキャリアガスを供給することを特徴とする方法。
    ここで、Tは第1の導管の絶対温度、Tは第2の導管の絶対温度、Tは標準の周囲温度、Pは第2の導管出口におけるガス圧力、Pは標準の周囲圧力であり、そして、aおよびbは、第1の導管と第2の導管それぞれに対してpd/256Lηを表し、ここにdはその直径、Lはその長さ、またηはそれを通って流れるガスの粘性である。
  2. 圧力Pを計算し、計算された圧力Pでガスを供給する段階は、第2の導管温度Tが変化するときに、第2の導管を通る実質的に一定の流速が維持されるように繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 測定すべき検体を含有するキャリアガスを供給するためのサンプリングデバイスを提供する段階をさらに有し、前記第2の導管はクロマトグラフィカラムであって、前記第1の導管はガスが通過してサンプリングデバイスからカラムへと伝達される移送ラインであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記サンプリングデバイスは熱脱離ユニットを有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記熱脱離ユニットは、テストされる環境からサンプルを得るための取り外し可能なサンプル容器を含み、
    前記熱脱離ユニットは、キャリアガスの流路に配置され、サンプル容器を受け取るためのサンプルステーションを含み、
    前記熱脱離ユニットは、熱的に内部の検体を脱離するために、前記サンプルステーションでサンプル容器を加熱するための加熱装置を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. サンプリングデバイスはヘッドスペースサンプラーを有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 検出器を提供する段階をさらに有し、前記第1の導管はクロマトグラフィカラムであって、前記第2の導管はガスが通過してカラムから前記検出器へと伝達される移送ラインであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記検出器は質量分析計であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の導管は第1のクロマトグラフィカラムを有し、前記第2の導管は第2のクロマトグラフィカラムを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のカラムが前記第2のカラムに流体接続されるようにする熱変調器を提供する段階をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の方法。
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