JP3526102B2 - 流体のクロマトグラフ分析方法 - Google Patents

流体のクロマトグラフ分析方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロマトグラフ分析方法
に関し、詳しくはクロマトグラフ・カラムからの流体の
流れの制御を改良するための流体のクロマトグラフ分析
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最新のガス・クロマトグラフ分析装置は
分析装置が操作される周囲条件の変動による性能の変動
を特に受け易い。例えばクロマトグラフ・カラムの出口
圧力は制御不可能な変数である周囲大気圧に実質的に等
しい。図6は17日間にわたって記録された周囲大気圧
(以下、気圧と呼ぶ)の代表的な変動を示し、圧力変動
は約4%の範囲にわたって変化することが明らかになっ
た。その上、分析の方法およびプロセスは中央の分析実
験室のクロマトグラフ装置において展開あるいは実施さ
れた後、引き続いて開発、研究、生産ライン処理あるい
は実地分析を行うために他の場所に移動されることがあ
る。このような場所間のどのような気圧の差異もそれぞ
れの場所でのクロマトグラフ装置の性能をある程度変動
させる結果になる。
【0003】したがって、適当な分析試験法は気圧の変
化に起因する装置的誤差あるいは変動に対して補正する
ような繰返しの再較正を含んでいる。さらに、通常のク
ロマトグラフ装置のあるものは周囲条件に起因する誤差
を補正するために、ある形態の圧力制御あるいは質量流
れ(マスフロー)制御を取り入れている。
【0004】デ・フオード(De Ford )等による米国特
許第4,141,237号には周囲気圧の変化によって
生ずるクロマトグラフ分析における誤差が補正されると
いわれる方法および装置が開示されている。このような
分析においてはクロマトグラフからの出力信号は圧力変
換器からの出力信号と合算される。圧力変換器からの出
力信号は対照圧力からの気圧の変化とともに変化し、そ
してクロマトグラフからの出力信号と合算されるときに
補正クロマトグラフ分析計出力信号を供給するように較
正される。このようにして、クロマトグラフ分析計出力
信号の基準化が不可能または望ましくない場合に圧力補
償が行われると言われる。
【0005】エイヤーズ(Ayers )等に発行された米国
特許第4,512,181号では気圧変動によって生ず
るクロマトグラフ分析の誤差は、実際に測定された分析
値Cmを補正係数で割ることによって補正されると言わ
れる。この補正係数は測定が行われる時の実際の大気圧
Paクロマトグラフ分析装置が較正される大気圧Pcお
よび気圧の変化によって誤差が導入されないと仮定した
ときに分析値Cmが有する大きさをCaとした場合のP
a/Pcの函数としてのCm/Caのプロットの傾斜に
よって算出される。
【0006】クラーディー(Clardy)等に発行された米
国特許第4,196,612号では(通常は大気中に放
出される)クロマトグラフ分析装置のすべてのガスの流
れを絶対背圧調整器の入力側に供給することによってク
ロマトグラフ分析装置に一定の対照圧力を供給すると言
われる。これらのガス流はクロマトグラフ分析計サンプ
ルバルブのサンプル・ベント、クロマトグラフ分析計サ
ンプル検出器のサンプル・ベントおよびクロマトグラフ
分析計対照検出器のキャリヤ・ベントを含む。キャリヤ
ガス圧力調整器も大気圧ではなくて絶対背圧調整器によ
って供給される一定の圧力と対照されると言われる。し
かしながら、カラム溶出液と溶媒ベントは流路を通過し
て絶対背圧調整器に入る。このような接近法は圧力もれ
と圧力制御の誤差の原因になる他の問題があるもう一つ
の流路を必要とし、そうでなければ分割流路中にもう一
つのバルブと圧力センサを必要とし、このため望ましく
ない複雑さが付け加わる。さらに背圧調整器とこれに付
随する流路は流体の流れ中の化合物の堆積による閉塞あ
るいは有害な検出器(例えば水素炎イオン化検出器すな
わちFID)からの検出器流出液による腐食を受ける。開
示された接近法も、例えば絶対圧力調整器が働かなくな
ったとすれば、対照圧力気体力学系の故障によって所望
の制御信号がなくなる結果になる可能性がある無音故障
に出遭うかも知れない。もし同じ調整器がオフになって
いたとすれば、対照圧力気体力学系の重大な故障が起こ
るかも知れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、キャリヤ
流体のクロマトグラフ・カラム通過に対する気圧の影響
がもっと精密にそして確実に制御されるようなクロマト
グラフ装置に対する要求が存在している。
【0008】クロマトグラフ装置における保持時間の安
定性は、装置が接近して溶離する成分を適切に同定し、
そして成分を所望の同定ウインドウの時間内に同定する
能力を決定する望ましい特性である。保持時間はここで
はカラムの寸法または温度、入口または出口の圧力およ
び気体の粘度などの操作条件パラメータの函数である流
体の平均線速度の函数と考えられている。流体の実平均
線速度が選択された水準に維持されるならば保持時間の
安定性が得られる。所定のサンプル化合物、カラムおよ
びキャリヤ流体の特性が知られているならば、保持時間
は主としてカラム中のキャリヤ流体の平均線速度の制御
を改良することによって安定化される。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は流
体の流体流れが気圧Patmに曝す出口を有する分離カラム
中で供給される流体のクロマトグラフ分析を行うための
方法を提供する。気圧Patm を含む複数の実操作条件パ
ラメータが検出される。所望の操作条件パラメータを示
す情報が受容され、そして所望の操作条件パラメータ
よって決定される。検出された気圧の変動に応答して調
節が実平均線速度を所望の平均線速度と実質的に同等に
するように流体流れに対する調節が決定される。
【0010】本発明の一つの好適な実施例においては、
カラム入口の流体流れを調節してカラム中の流体流れの
所望の平均線速度に影響を及ぼすために流体流れの調節
を示す制御信号が利用される。
【0011】もう一つの好適な実施例において、そして
本発明の特別の特徴については、標準条件からの実気圧
の差異が測定され、そして気圧の変化の影響を補償する
ためにカラム入口圧力に対する調節が行われる。
【0012】装置は気圧Patm の変動によって影響を受
ける場合でさえも、ここに教示されている方法およびこ
の方法を適用する装置はクロマトグラフ分析装置の保持
時間の安定性を改良する。本発明の好適な実施例は従来
技術に見られるような通常の操作のための絶対圧力調整
器の十分な機能化や付加的な気体力学系の配管工事を必
要としない。好適な実施例におけるセンサの故障は検出
可能の条件である、例えば気圧センサの故障は圧力制御
装置の無音故障ではなくて気圧補償の損害というだけの
結果になるだろう。
【0013】
【実施例】本発明の方法およびこの方法を適用する装置
はクロマトグラフ分析装置における多様な圧縮性流体の
制御を改良するために利用される。このような流体は流
れの制御が可能な気体、液体、多成分の気体や液体、お
よびこれらの混合物を含むようになっている。気体は本
発明の実施による好ましい流体であり、したがって以下
の本発明の記述は本発明の方法を適用するガス・クロマ
トグラフ分析装置に関するものである。しかしながら、
ここでの教示は他の圧縮性流体の分析に適用することが
できることを理解すべきである。
【0014】分析化学において、液体クロマトグラフ
(以下、適宜LCという)技術およびガス・クロマトグ
ラフ(以下、適宜GCという)技術は化学サンプル成分
の同定における重要な手段になってきた。クロマトグラ
フ分析の基礎になる基本的な機構はキャリヤ流体中の混
合物を保持性媒体を含有する特別に調製された分離カラ
ム中に移送することによって化学混合物サンプルを個々
の成分に分離することである。キャリヤ流体は移動相と
呼ばれ、保持性媒体は固定相と呼ばれる。液体クロマト
グラフイとガス・クロマトグラフイとの原理的な差異は
移動相がそれぞれ液体であるか気体であるかということ
である。液体クロマトグラフイ技術とガス・クロマトグ
ラフイ技術との間の分析的な選択は主として分析すべき
成分の分子量によるものである。液体クロマトグラフ装
置はガス・クロマトグラフ装置よりもずっと分子量の大
きい化合物を分析する能力がある。しかしながら、ガス
・クロマトグラフイ検出技術はより感度が高く、したが
って一般的には好ましい。
【0015】ガス・クロマトグラフ分析においては、多
孔性の吸着性媒体の形態の固定相を含んだ温度制御され
たカラムあるいは固定相で被覆された数100μmの範
囲の内径を有する中空の毛細管中に不活性気体を通過さ
せる。問題の混合物よりなるサンプルがキャリヤガスの
流れの中に注入されてカラム中を通過させられる。問題
の混合物は分離カラム中を通過するときにその様々の成
分に分離する。分離は主としてそれぞれのサンプル成分
の固定相および移動相における分圧の差異に起因するも
のである。このような差異は分離カラム中での温度の函
数である。分離カラムの出口端部に配置された検出器は
分離カラムから出てくるキャリヤ流体中に含まれるそれ
ぞれの分離成分を検出する。
【0016】クロマトグラフ分析装置における流体の流
れを制御するための基本的な技術はこの当業者たちには
よく知られている。電子圧力制御装置の詳細については
例えばクライン(Klein )等による米国特許第4,99
4,096号および米国特許第5,108,466号が
参照され、これらの開示は参考のためにここに取り入れ
られている。クライン等はクロマトグラフカラムの少な
くとも一部が温度プロフィルを条件とする技術も開示し
ている。クライン等はまたJ.「高分解能クロマトグラフ
イ( High Resolution Chromatography )」13:36
1(1990年5月)の「プログラム化し得る電子圧力
制御装置を使用したCGC」に流体の電子圧力制御を開
示している。ローソン・ゼイ・アール(Larson J.R. )
等はジャーナル・オブ・クロマトグラフイ(Journal of
Chromatography )405、1987年の163〜16
8頁にプロセス毛管ガスクロマトグラフイのための連続
流れプログラミング技術を論じている。初期的な制御装
置は例えば「ガスクロマトグラフィ(1964年)」の
スコット・アール・ピイ・ダブリュウ(Scott R.P.W.)
による「カラム性能における新しい限界」、「ジャーナ
ル・オブ・クロマトグラフィ(Journal of Chromatogra
phy )15」(1964年)のコスタ・ネト・シイ(Co
sta Neto C. )等および「ジャーナル・オブ・ガス・ク
ロマトグラフィ(Journal of Gas Chromatography )」
1965年3月75〜81頁のツラトキス(Zlatkis
A.)に見い出される。
【0017】したがって、図1および図2に示されてい
るように本発明はクロマトグラフカラムを通過する流体
の流量の制御を改良するための方法およびこの方法を適
用する装置に関する。好ましい流体流れ制御は図1およ
び図2に示されるように利用される圧力のフィードバッ
クの方法すなわち正圧調整であるか背圧調整であるかで
特徴づけられる電子圧力調整装置によって行われること
が好ましい。
【0018】図1に関して明らかなように、正圧調整器
は制御バルブの下流の圧力を制御するためにフィード・
バックを受ける。下流の圧力がちょっとの時間だけ設定
点以下に下降すると、フィード・バック信号(好ましく
は電子制御信号)が流れ制御装置により多くの流体を通
す。同様に、圧力が設定点以上に上昇するとバルブがよ
り閉じる。図2に関して明らかなように、背圧調整装置
は流れ制御装置の上流の圧力を制御する。上流の圧力が
ちょっとの時間だけ設定点以下に下降すると例えばフィ
ード・バック信号は制御装置に流れを減少させる。
【0019】図1に示される好適な実施例は、いわゆる
「クール・オンカラム」充填の大口径(すなわち約53
0μm)直接技法とともに利用するのに適した正圧調整
構造として配置されたガスクロマトグラフ分析装置10
Aである。所定のサンプル化合物のクロマトグラフ分離
を行うために、サンプル11は注入ポート12によって
好ましくは加圧キャリヤガスの形態で流体に注入され
る。キャリヤ・ガスは好ましくはバルブ14の形態で流
体流れ制御装置を通って源泉から注入ポート12に供給
される。以下の教示によれば流れ制御装置の操作がGC
装置におけるキャリヤ・ガスの圧力および/または体積
流量を制御するのに役立つことは、当業者には理解され
るだろう。キャリヤ・ガスは実施される特定のクロマト
グラフ分離に対応して少なくとも一つの成分ガス、例え
ば水素、窒素またはヘリウムであればよい。アルゴンと
4%のメタンとの混合物は電子捕捉型検出器とともに通
常のキャリヤ・ガスとして使用される。
【0020】複数の変換器は以下に説明される制御装置
に利用するための実操作条件パラメータを示す検出信号
を発生する。一つの検出されたパラメータは注入ポート
12に供給されるキャリヤ・ガスの入口圧力である。こ
の入口圧力検出信号は入口圧力センサ16によってイン
ターフェイス42に供給される。そして信号はプロセッ
サ40に供給され、プロセッサ40はバルブ14に制御
信号を供給する。それからバルブ14の操作によって制
御信号に応答してキャリヤ・ガスの圧力が調整される。
バルブ14の特定の設計は重要ではなく、そしてペンシ
ルバニア州、ハットフィールドの「ポータ・インスツル
メント(Porter Instrument )」社によって市販されて
いる「型番001−1014」圧力バルブが好適であ
る。一つの好適なセンサ16は「マルピタスのアイ・シ
イ・センサ(I.C. Sensors of Milpitas、C.A.)」によ
って市販されている「型番1210−A100G3L」
変換器である。
【0021】注入ポート12はサンプル/キャリヤ・ガ
ス混合物の一部を分離カラム18に供給し残余は非分析
出力20を通過する。出力から出てくる流れは隔膜パー
ジ流れとして知られている。下流対照流れ制御装置22
を通る比較的一定のパージ流れを維持することによっ
て、注入ポート隔膜(図示しない)からの「疑似」ピー
クを最小にし、そして分離カラム18中への空気の拡散
も最小にすることができる。分離カラム18は温度制御
された熱室あるいはオーブン24中に配置されている。
オーブン24は加熱ユニット26と温度センサ28を含
むことが好ましい。オーブン24内の温度を確実に所望
の水準に維持するために、温度センサ28の形態のもう
一つの変換器が実操作条件パラメータ、すなわちオーブ
ン24中の温度を示すもう一つの検知信号を発生し、こ
の信号もインターフェイス42およびプロセッサ40に
供給される。加熱ユニット26はプロセッサ40によっ
て発生される制御信号に応答してオーブン24中の制御
された温度を維持する。分離カラム18を通過するキャ
リヤ・ガス/サンプルの混合物はこのときオーブン24
内の加熱ユニット26の操作によって生ずる温度分布に
曝される。大抵はオーブン24内の温度はサンプル11
がその成分に分離するように選択されたプログラムによ
って制御される。
【0022】キャリヤ・ガス(サンプルを含む)が分離
カラム18から出てくると、サンプルを構成する少なく
とも一つの成分の存在が検出器30によって検出され
る。検出器30は分離カラム18から出てくるキャリヤ
流体の少なくとも一つの物理化学的特性を決定する能力
を有する限り、この技術分野で知られたどんなGC検出
器であってもよい。「検出器」という用語が広い範囲の
有用なクロマトグラフ検出器、例えば水素炎イオン化検
出器(FID)、光イオン化検出器(PIC)、窒素リ
ン検出器(NPD)、炎光光度検出器(FPD)、熱伝
導度検出器(TCD)、原子発光検出器(AED)、電
解質伝導度検出器(ELCD)および電子捕捉型検出器
(ECD)を包含することは、当業者は理解できるだろ
う。質量スペクトル検出器と赤外線スペクトル検出器も
知られている。
【0023】以下に説明するように、絶対周囲圧力セン
サ29の形態のもう一つの変換器はインターフェイス4
2およびプロセッサ40への出口の周囲気圧Patm を示
す信号を供給する。検出信号は本発明の目的にとっては
絶対圧力に対して対照されたカラム出口圧力PO も示す
ものであると考えられる。適当な絶対周囲圧力センサ2
9は真空を含む体積を横切って取り付けられた隔膜で構
成されており、このため変換器としての入口圧力センサ
16と圧力変換器32は隔膜間の圧力差を示す信号を供
給する。「アイシ・センサーズ(IC Sensors)」社製か
ら入手可能のこのような変換器の商業的な変形は10p
si(プサイ)における出力0と15psiにおけるフ
ルスケールを作り出すために電気的に整備された5ps
iセンサの形態のものである。
【0024】本発明の原理から外れることなく、キャリ
ヤ・ガスの圧力も背圧モードによって調整することがで
き、このときバルブ14がバルブの上流に配置された領
域で検出された圧力を制御する。例えば図2に示された
ガス・クロマトグラフ分析装置10Bはいわゆる分割注
入に適した背圧調整設計で配列されている。分割注入に
おいては分割すべきサンプル11の一部が分離カラム1
8に注入されるが、サンプル11の残余は分離カラム1
8の外に分割されてベント23に取り出される。図2に
示されるようにキャリヤ・ガスは流れ制御装置31から
注入ポート12に直接に供給される。キャリヤ・ガスの
圧力は非分析出力20中のキャリヤ・ガス/サンプルの
混合物の圧力を検出する圧力変換器32によって測定さ
れる。注入ポート12から出てくるキャリヤ・ガスの圧
力はプロセッサ40からの適当な信号に応答してバルブ
34によって制御される。非分析出力20に供給される
サンプル/キャリヤ・ガスの部分と分離カラム18に供
給される残余の部分との比は分割比として知られる。分
割比は分離カラム18を通過するキャリヤ・ガス/サン
プルの混合物の量を調整する。分離カラム18中のキャ
リヤ・ガスの圧力はバルブ34の操作によって制御され
るので、キャリヤ・ガスの流量も制御される。
【0025】検出器30の特定の選択に応じて、好適な
実施例は支持ガスを検出器に供給する手段も含んでい
る。支持ガスは使用される検出器に応じて一つ以上の成
分ガス、例えば、水素、窒素、ヘリウム、空気または酸
素を含むことが認められている。検出器30に入る支持
ガスの圧力はこの操作条件パラメータを示すもう一つの
信号をインターフェイス42とプロセッサ40に供給す
るために変換器38によって検出される。それから支持
ガスの圧力はプロセッサ40からインターフェイスを経
由した適当な信号に応答してバルブ36によって制御さ
れる。図示しない関連装置を伴った適当な支持ガス源、
バルブおよび変換器はこの技術分野で知られているよう
にして選択される。
【0026】図3を参照すると、ガス・クロマトグラフ
装置10A,10Bにおける流体の流れ制御について以
下にもっと詳細に説明する。プロセッサ40は本発明の
実施に適した計算装置、例えばコンピュータ、マイクロ
プロセッサ、マイクロ制御装置、スイッチ、ロジックゲ
ートまたは以下に記述される計算を実施することのでき
る任意の同等の論理装置などの少なくとも一つの計算装
置から選択される。プロセッサ40は付加操作条件パラ
メータ、装置検出データなどを入力するために好ましく
はキ−ボード、キ−パッドまたはコンピュータマウスそ
の他のプロセッサ(図示しない)の形態の情報入力手段
としてのキーパッド38Aと組み合わされることが好ま
しい。文字数字式またはビデオ・ディスプレイまたはプ
リンタ、デスプレイ38Bなどの情報出力手段も利用さ
れる。好ましいプロセッサ40はさらに入力および出力
情報、操作条件パラメータ、装置情報およびプログラム
を記憶して検索することができる揮発性および非揮発性
装置の形態でメモリ41を含んでいてもよい。クロマト
グラフ分析を行うのに必要な操作指令、装置および流体
の種類の情報、検出器応答特性、カラム温度プログラム
その他の情報は変換器38等による情報入力手段によっ
てプロセッサ40に入るか、あるいはメモリ41から検
索される。利用者に所望の操作パラメータ、例えば分離
カラム中の入口圧力または線状流体流れなどのある情報
を入力するように促すメッセージはプロセッサ40によ
って発生し、そしてディスプレイ38B等の情報出力手
段に表示することができる。プロセッサ40はさらに実
施制御、処理およびここに記述したもの以外の伝達手段
のためにネットワークおよびバス装置(入力/出力ある
いはI/O)制御装置、分離装置、時計および他の関連
電子部品を含んでいる。
【0027】プロセッサ40の、もう一つの機能はオー
ブン24の温度を制御することである。そのためにプロ
セッサ40は加熱ユニットからオーブン24に伝達され
る熱の量を増加あるいは減少させるために加熱ユニット
26に制御信号を伝達する。温度センサ28はオーブン
24の温度を検出してこの温度を示すフィード・バック
信号をプロセッサ40に伝達する。温度センサ28から
の温度フィード・バック信号を記録することによってプ
ロセッサ40は加熱ユニット26を制御することによっ
てオーブン24の温度を所望の水準に維持することがで
きる。本発明は図4〜図5に関連して以下に説明される
計算によってオーブン温度の制御を計画する。
【0028】本発明の特定の特徴においては、図1およ
び図2に示されたバルブ(14,34,36)の形態の
流れ制御装置はキ−パッド等の情報入力手段38A上の
装置オペレータによって入ってくるか、またはメモリ4
1から検索された少なくとも一つの所望の操作条件パラ
メータを維持するために開閉される。図3に示されるよ
うに、好適な実施例は分離カラム18への流体流れの正
確で繰り返し可能な制御のための電子圧力制御(EP
C)装置を含んでいる。有効な電子圧力制御はキャリヤ
流体の入口圧力および流量を制御するようにバルブ(1
4,34,36)の操作の効果的な制御を行うことが好
ましい。少なくとも一つのバルブにそれを通過する流体
の圧力または流量を増大または減少させるためにプロセ
ッサ40はインターフェイス44から適当な制御信号を
発生させる。例えば図1のバルブ14は分離カラム18
に供給されるキャリヤ流体の入口圧力を調整するために
オリフィスの開放時間(調整制御バルブの場合)または
オリフィスの上方の間隙の高さによって操作される。図
1に示される正圧制御装置における流体流れ制御はとり
わけ制御用のバルブ14の下流に配置された入口圧力セ
ンサ16によって検出された圧力によって達成される。
検出された圧力の上昇は圧力センサ出力信号(好ましく
は電圧)を上昇させる。この電圧はケーブルによって電
子圧力制御装置に伝達される。これに応答してプロセッ
サ40によって行われる計算によってインターフェイス
42から新しい僅かに低く制御された電圧が制御用のバ
ルブ14にフィード・バックされる。そして制御バルブ
中の間隙は僅かに減少してバルブを通過する流れは僅か
に少なくなりセンサの圧力は僅かに低くなる。フィード
・バック・プロセスは比較的高い頻度で起こり、非常に
円滑で繰返し可能な圧力制御が行われる結果になる。
【0029】前述のようにある所望の操作条件パラメー
、好ましくは所望の入口圧力はキィボード38Aなど
の情報入力手段におけるデジタル入力あるいは他の一つ
の制御データ装置を利用してオペレータによって入力さ
れ、実操作条件パラメータが検出されて計算に利用する
ためにプロセッサに供給される。発明の特別の特徴によ
れば、気圧Patm はこのパラメータを示す数値が入口圧
力の変化を効果的に行う制御信号を導くために電子圧力
制御装置によって行われる計算に使用されるように、絶
対周囲圧力センサ29で検出される一つのこのような実
操作条件パラメータと考えられる。プロセッサ40はバ
ルブ14の操作を指示する制御信号を発生させることに
よってメモリ41中にある制御ループ・ファームウェア
によって計算される水準に入口圧力を維持することがで
きる。発生された制御信号はデジタルの形態にあって、
バルブ14に供給されるか、あるいはデジタル−アナロ
グ(以下、D/Aという)変換器46によってアナログ
の形態に変換されてバルブ14に伝達する前に増幅器4
8によって適切に増幅される。検出信号の特性(アナロ
グかデジタルか)に応じて変換器からのアナログ検出信
号は、まず入口圧力変換器、すなわち、入口圧力センサ
16によって発生されたアナログ信号を多重アナログ−
デジタル(以下、A/Dという)変換器50によってア
ナログ信号からデジタル信号に変換することによってプ
ロセッサ40に供給される。それからA/D変換器に発
生されたデジタル信号はプロセッサ40に供給される。
デジタル検出信号は直接にプロセッサ40に到達する。
D/A変換器46,A/D変換器50、プロセッサ4
0、インターフェイス44および変換器(トランスジュ
ーサ)としての入口圧力センサ16,絶対周囲圧力セン
サ29、圧力変換器32などの構成部分の選択と操作に
関する詳細はこの技術分野で知られている制御装置技術
によって考案される。
【0030】次に図4および図5を参照すると、分離カ
ラムを通る流れを制御する方程式は絶対(ゲージでな
い)圧力を基礎にしていなければならないことは理解さ
れるだろう。したがって、本発明によれば保持時間の安
定性はカラム流体の流れの函数であり、すなわちカラム
温度、入口圧力および出口圧力などの実操作条件パラメ
ータの函数である。その上、このような操作条件パラメ
ータは保持時間に関する各パラメータの影響を見出すよ
うに識別することができる。
【0031】前述の特定のフィードバック制御装置にお
いては、プロセッサ40は所望の入口圧力、所望のカラ
ム質量流れ設定点あるいは所望のカラム平均線速度の形
態で一つ以上の所望の操作条件パラメータを受容する。
ガス・クロマトグラフ分析装置10A,10Bの操作に
関する他のデータを示す他の操作条件パラメータ、例え
ば気体の種類や分離カラムの寸法はメモリ41から検索
される。選択された所望の操作条件パラメータ、例えば
標準の温度および圧力に対して対照された所望のカラム
入口圧力におけるキャリヤ・ガスの所望の平均線速度を
測定した後、結果は引続く計算の結果と対比した「基
準」として保持される。最後に、実平均線速度を所望の
平均線速度に調節する少なくとも一つの新しい操作条件
パラメータ(例えば入口圧力)を計算することによっ
て、適当な操作条件パラメータを調節することができ
る。このような制御の中間的な結果として所望の平均線
速度が実際に実現されて一定に保たれる。しかしなが
ら、所望の平均線速度を実現した次の結果は装置が気圧
Patm の変動によって影響を受ける間にもガス・クロマ
トグラフ分析装置10A,10Bの保持時間を安定化す
ることである。本発明は好ましくは所望の入口圧力、所
望のカラム流れ、または所望のカラム平均線速度の形態
で一つ以上の所望の操作条件パラメータをキャリヤ流体
の所望の平均線速度流れを示すものとして利用すること
を意図している。以下の計算において所望の入口圧力は
所望の操作条件パラメータとして選択されてきた。しか
しながら、他の操作条件パラメータは下記の計算におい
て利用するために選択されるので入口圧力の選択は限定
的なものと考えてはならない。
【0032】所定の分離カラムにおける流体流れの平均
線速度の数値を計算するために、カラム出口のカラム流
れの線速度μo次の(1)式によって分離カラムの入口
および出口の圧力と関連づけられる。
【0033】
【数1】
【0034】(1)式においてFc(o)は出口体積流量で
あり、ηは粘度であり、Pi およびPo はそれぞれカラ
ムの入口および出口の圧力であり、そしてrおよびLは
それぞれカラムの半径および長さである。平均線速度μ
は次の(2)式で示すように、(3)式の補正係数jに
よって出口線速度と関連づけられる。
【0035】
【数2】
【0036】
【数3】
【0037】この(3)式において、P=Pi /Po で
ある。したがって、前記(3)式は、次のようになる。
【0038】
【数4】
【0039】そして平均線速度および出口速度の方程式
を組合わせると、次の(5)式のようになる。
【0040】
【数5】
【0041】この(5)式においてPi は絶対入口圧
力、Po は出口圧力、ηは気体の粘度、Lはカラムの長
さでありrはカラムの内径である。意図された電子圧力
制御装置が分離カラム中の流体流れの平均線速度の前述
の定義に基づいて計算を行うためにプログラム化される
ことは理解されるだろう。以下に明らかにするように好
適な実施例は前に定義された平均線速度の二つの異なる
説明を関連づける計算を行う。第1に制御される流体の
所望の平均線速度があり、第2の制御される流体の実平
均線速度がある。さらに装置のオペレータは所望の操作
条件パラメータとして所望のゲージ圧力Pgdに入ること
が期待されるので、Pgd+Patm =Pi であり、表示操
作においてはPatm =Po であると考えられる。したが
って、所望の平均線速度は次の(6)式として定義され
る。
【0042】
【数6】
【0043】この(6)式においてPidは所望の操作条
件パラメータとして供給される入口圧力であり、Polat
m は1気圧である。実平均線速度は次の(7)式として
定義される。
【0044】
【数7】
【0045】この(7)式においてPi =Po +Porで
あり、Porは検出された気圧(変化を受ける)である。
流体流れ制御の目的は次の(8)式として定義されるμ
refとμactualとの所望の関係式を得ることである。
【0046】
【数8】
【0047】(6)式〜(8)式の方程式を組み合わせ
て簡単にすると、次の(9)に示すように、所望の関係
式に到達する。
【0048】
【数9】
【0049】この(9)式において、Pi =Pg+Por
である。Pg について(9)式の方程式を解くことによ
って、実平均線速度を一定の値に維持する入口圧力の補
正値に到達する。
【0050】好適な実施例の操作において、Porは時間
とともに変化するので電子圧力制御はμdesired =μac
tualになるようにPg を変化させるが、この式において
μdesired は少なくとも一つの所望の操作パラメータ
(例えばオペレータによる入力として供給される数値)
から計算された数値である。プロセッサによるこのよう
な測定はこの技術分野で知られている計算技法によって
前記方程式を利用する記憶されたプログラムに従って実
施される(例えば必要な測定は検索テーブルから所定の
数値を検索することによって得られる)。補正係数は所
定のPo に対するPg の数値が補正係数としてマイクロ
プロセッサによって変換および利用するためにメモリ4
1に記憶されるようにあらかじめ決定することができ
る。このようにすることによって、実平均線速度は一定
になり、これに付随してクロマトグラフ装置の保持時間
の安定性が改良される。
【0051】具体的な実施例として、意図された分析装
置において、分離カラムの入口圧力を補正して保持時間
の安定性改良を実現するために分離カラム中の流体流れ
の平均線速度が前述のように分析される。好適な実施例
の実験的変形の実施が保持時間に対する気圧変化の影響
を測定するために改良されたヒューレットパッカードH
P5890A中で適当にモデル化された。その結果は図
4および図5に示されている。
【0052】図4は試験中の代表的な毛管カラムの実平
均線速度に対する気圧の影響を示す。図5は試験中の代
表的な毛管カラム中の所定の入口圧力の変化に対する計
算された実験的補正係数を例示する。示された係数は様
々の入口圧力について1バールの出口圧力に対して一定
の平均カラム速度を造り出すために計算された。図5は
気圧の変動の2psiの範囲についてmpsiのカラム
圧力として補正係数を示す。例えば3.5バールの入口
圧力における10%の気圧変化(1.0バールから0.
9バールへの減少)は0.460psiの入口圧力に補
正を必要とする。補正係数はより低い入口圧力の補正係
数と比較してより高い入口圧力に対してはより大きく示
されていることが認められる。このように図4および図
5は分析装置の実施に対する気圧変動の影響が入口圧力
が高いほど大きいことを示している。「高速度」クロマ
トグラフイとして知られているものを実現するために非
常に高い入口圧力に応じてガスクロマトグラフ分析装置
において経験されるように許容できる入口圧力が増大す
るときに、このことは重要な要因である。
【0053】当業者は本発明の好適な実施例に様々の変
形および変更態様が実施でき、そしてこのような変形お
よび変更態様は本発明の精神から逸脱することなく実施
されることを理解するだろう。したがって、特許請求の
範囲は本発明の真の精神および範囲内に入るような同等
の変形をすべて包含するものと考えられる。
【0054】以上、本発明の各実施例について詳述した
が、ここで各実施例の理解を容易にするために、各実施
例ごとに要約して以下に列挙する。
【0055】1. 気圧Patmに曝される出口を有する分
離カラム中で流体のクロマトグラフ分析を行うための方
法であって、分離カラム中の流体の流体流れを供給する
工程、流体の流れが曝される気圧Patm を含む複数の実
操作条件パラメータを検出する工程、所望の操作条件パ
ラメータを示す情報を提供する工程、所望の操作条件パ
ラメータによって流体の流れの所望の平均線速度を測定
する工程、検出された複数の実操作条件パラメータによ
って流体の流れの実平均線速度を測定する工程、および
実平均線速度に対する所望の平均線速度の所定の関係の
函数として流体の流れの量を制御して実平均線速度を所
望の平均線速度と実質的に同等にする工程を含むことを
特徴とする流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0056】2. 所望の操作条件パラメータを示す情
報が所望の入口圧力Pi を示すデータを含むことを特徴
とする上記1に記載の流体のクロマトグラフ分析方法で
ある。
【0057】3. 所望の操作条件パラメータを示す情
報が流体の流量を示すデータを含むことを特徴とする上
記1に記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0058】4. 所望の操作条件パラメータを示す情
報がカラム出口における流体の所望平均線速度μo を示
すデータを含むことを特徴とする上記1に記載の流体の
クロマトグラフ分析方法である。
【0059】5. 流体流れの制御は信号制御された入
口圧力バルブによって提供され、流体流れを制御する工
程がさらに実平均線速度を所望の平均線速度に調節する
調節入口圧力を計算することを含み、そしてさらに調節
入口圧力を示す制御信号を入口圧力バルブに供給する工
程を含むことを特徴とする上記1に記載の流体のクロマ
トグラフ分析方法である。
【0060】6. 流体流れ制御が信号制御された体積
流れ制御装置によって提供され、そして流体流れに対す
る調節を測定する工程がさらに実平均線速度を所望の平
均線速度に調節する調節体積流量を計算することを含
み、さらに調節された体積流量を示す制御信号を流れ制
御装置に供給する工程を含むことを特徴とする上記1に
記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0061】7. 実平均線速度を測定する工程が下記
の群から選ばれた実操作条件ハラメータによって行われ
ることを特徴とする上記1に記載の流体のクロマトグラ
フ分析方法である。 Tc :カラム温度(絶対温度) Ts :標準周囲温度(絶対温度) Ps :標準周囲圧力(1atm =760トルを基準とす
る) d :カラム直径 L :カラム長さ Pi :入口圧力 Po :出口圧力 μo :カラム出口の流体の線速度 μ :流体の平均線速度 Fco:カラム体積流れ η :流体粘度
【0062】8. 関係式が(8)式
【0063】
【数10】
【0064】によって与えられ、この(8)式において
μref およびμactualはそれぞれ流体流れの所望の平均
線速度および実平均線速度であることを特徴とする上記
1に記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0065】9. 流体がキャリヤ・ガスよりなること
を特徴とする上記8に記載の流体のクロマトグラフ分析
方法である。
【0066】10. 複数の操作条件パラメータを検出
する工程が分離カラム入口圧力Piををす第1の検出信
号と分離カラム出口圧力Pi を示す第2の検出信号を受
容することを含むことを特徴とする上記9に記載の流体
のクロマトグラフ分析方法である。
【0067】11. 複数の操作条件パラメータを検出
する工程が第1の検出信号を第2の検出信号と対照する
ことを含むことを特徴とする上記9に記載の流体のクロ
マトグラフ分析方法である。
【0068】12. 関係式が前記(9)式
【0069】
【数11】
【0070】によって与えられることを特徴とする上記
9に記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0071】13. さらに分離カラム出口からの流体
流れを検出器に供給する工程、検出器への流体流れに支
持ガスを混合する工程を含み、複数の操作条件パラメー
タを検出する工程が検出器支持ガス圧力を示す第3の検
出信号を受容することを含むことを特徴とする上記9に
記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0072】14. サンプルが注入ポートを通して前
記流体中に注入され、そして前記キャリヤガスの流れが
前記注入ポートの上流で制御されることを特徴とする上
記9に記載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0073】15. 前記サンプルが注入ポートから前
記流体中に注入され、そして前記流体の流れが前記注入
ポートの下流で制御されることを特徴とする上記9に記
載の流体のクロマトグラフ分析方法である。
【0074】16. 気圧Patm に暴される出口を有す
る分離カラム中で流体のクロマトグラフ分析を行うため
の装置であって、分離カラム中で流体の選択可能な流れ
を供給するための流体流れ制御装置、流体の流れが受け
る気圧Patm を含む複数の実操作条件パラメータをそれ
ぞれ検出するための複数の変換器、所望の操作条件パラ
メータを示す情報を提供するための手段、(a).所望
操作条件パラメータによって流体流れの所望の平均線
速度を測定し、(b).検出された複数の実操作条件パ
ラメータによって流体流れの実平均線速度を測定し、
(c).実平均線速度に対する所望平均線速度の所定の
関係の函数として流体流れの量を測定して実平均線速度
を所望平均線速度と実質的に同等にするための、処理装
置、流体流れ制御装置に測定された流体の流量を示す制
御信号を供給するためのインターフェイス、を備えてい
ることを特徴とする流体のクロマトグラフ分析方法を適
用する流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0075】17. 情提供手段がさらに情報入力装置
を備えていることを特徴とする上記16に記載の流体の
クロマトグラフ分析装置である。
【0076】18. さらに情報出力装置を備えている
ことを特徴とする上記16に記載の流体のクロマトグラ
フ分析装置である。
【0077】19. さらに実平均線状速度に対する所
望の平均線速度の所定の関係を示すプログラムを供給す
るための記憶装置を備えていることを特徴とする上記1
6に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0078】20. 流体流れ制御装置がさらに入口圧
力バルブを備え、そして測定された流体の流量がさらに
調節された入口圧力を有することを特徴とする上記16
に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0079】21. 流体流れ制御装置がさらに体積流
れ制御装置を備え、そして測定された流体の流量がさら
に調節された体積流量を含むことを特徴とする上記16
に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0080】22. 流体がキャリヤ・ガスよりなるこ
とを特徴とする上記16に記載の流体のクロマトグラフ
分析装置である。
【0081】23. 複数の変換器が分離カラム入口圧
力Pi を示す第1の検出信号を供給するための圧力セン
サを有することを特徴とする上記22に記載の流体のク
ロマトグラフ分析装置である。
【0082】24. 複数の変換器が分離カラム出口圧
力Poを示す第2の検出信号を供給するための圧力センサ
を有することを特徴とする上記22に記載の流体のクロ
マトグラフ分析装置である。
【0083】25. 所定の関係式が(8)式
【0084】
【数12】
【0085】によって与えられ、この(8)式において
μref およびμactualはそれぞれ流体流れの所望の平均
線速度および実平均線速度であることを特徴とする上記
22に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0086】26. 所定の関係式がさらに(9)式
【0087】
【数13】
【0088】によって与えられることを特徴とする上記
25に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0089】27. さらにサンプルが前記流体中に注
入され、そして流体流れ制御装置が前記注入ポートの上
流の流体流れを制御するために配置される注入ポートを
備えていることを特徴とする上記22に記載の流体のク
ロマトグラフ分析装置である。
【0090】28. さらにサンプルが前記流体中に注
入され、そして流体流れ制御装置が前記注入ポートの下
流の流体流れを制御するために配置される注入ポートを
備えていることを特徴とする上記22に記載の流体のク
ロマトグラフ分析装置である。
【0091】29. さらに分離カラム出口から流体流
れを受容するための検出器、検出器への流体流れに支持
ガスを混合するための手段、検出器支持ガス流の形態と
して実操作パラメータを示す第3の検出信号を供給する
ための圧力センサ、を備えていることを特徴とする上記
22に記載の流体のクロマトグラフ分析装置である。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、分離カ
ラム中の流体の流れが曝される気圧を含む複数の実操作
条件パラメータを検出し、この検出した複数の実操作条
件パラメータによって流体の流れの実平均線速度を測定
し、所望の操作条件パラメータによって流体の流れの所
望の平均線速度を測定し、実平均線速度に対する所望の
平均線速度の所定の関係の関数として流体の流れの量を
制御して実平均線速度を所望の線平均速度と同等にする
ようにしたので、通常の操作のたの絶対圧力調整器の十
分な機能や付加的な気体配管工事が不要で、クロマトグ
ラフ装置の保持時間の安定性が気圧変動による影響を受
ける場合でも改善され、また、センサの故障は気圧補償
の損害だけの結果となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示によって構成されたガス・クロマ
トグラフ分析装置の好適な実施例を示す概略図である。
【図2】本発明の教示によって構成されたガス・クロマ
トグラフ分析装置の他の一つの好適な実施例を示す概略
図である。
【図3】図1または図2に示されたガス・クロマトグラ
フ分析装置に取り付けられた電子圧力制御装置を示す概
略図である。
【図4】本発明の教示によって気圧変動の影響が補償さ
れていないカラム流体流れの平均線速度に対する気圧変
動の影響を示すグラフである。
【図5】代表的な分離カラム中のカラム流体流れの一定
の平均線速度を維持するために本発明によって測定され
たカラムヘッド圧力補正値を示すグラフである。
【図6】1991年3月にウイルミントン・デラウエア
空港において17日間にわたって国立気象サービス(Na
tional Weather Service)によって測定された気圧変動
の範囲を示すグラフである。
【符号の説明】
10A,10B ガス・クロマトグラフ分析装置 11 サンプル 12 注入ポート 14 バルブ 16 入口圧力センサ 18 分離カラム 22 制御装置 23 ベント 24 オーブン 26 加熱ユニット 28 温度センサ 30 検出器 31 流れ制御装置 32,38 変換器 34,36 バルブ 39 電圧圧力制御装置 40 プロセッサ 41 メモリ 42 インターフェイス 46 D/A変換器 48 増幅器 50 多重アナログ−デジタル変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドウィン・ウィクフォース アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州ラン デンベーグ ヒル・クレスト・ドライヴ 13 (56)参考文献 特開 平8−271391(JP,A) 特開 平5−288737(JP,A)

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気圧Patmに曝される出口を有する分離カ
    ラム中で流体のクロマトグラフ分析を行うための方法で
    あって、 前記分離カラム中の前記流体の流体流れを供給する工程
    と、 流体の流れが曝される気圧Patmを含む複数の実操作条
    件パラメータを検出する工程と、 所望の操作条件パラメータを示す情報を提供する工程
    と、 所望の操作条件パラメータによって前記流体の流れの所
    望の平均線速度を測定する工程と、 前記検出された複数の実操作条件パラメータによって前
    記流体の流れの実平均線速度を測定する工程と、 前記実平均線速度に対する前記所望の平均線速度の所定
    の関係の函数として前記流体の流れの量を制御して前記
    実平均線速度を前記所望の平均線速度と実質的に同等に
    する工程と、 を含むことを特徴とする流体のクロマトグラフ分析方
    法。
  2. 【請求項2】 前記所望の操作条件パラメータを示す情
    報が、所望の入口圧力Piを示すデータを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の流体のクロマトグラフ分析方
    法。
  3. 【請求項3】 前記所望の操作条件パラメータを示す情
    報が、流体の流量を示すデータを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の流体のクロマトグラフ分析方法。
  4. 【請求項4】 前記所望の操作条件パラメータを示す情
    報が、前記分離カラム出口における前記流体の所望の平
    均線速度μOを示すデータを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の流体のクロマトグラフ分析方法。
  5. 【請求項5】 前記流体流れの制御は、信号制御された
    入口圧力バルブによって提供され、 前記流体流れを制御する工程が、さらに前記実平均線速
    度を前記所望の平均線速度に調節する調節入口圧力を計
    算することを含み、さらに前記調節入口圧力を示す制御
    信号を前記入口圧力バルブに供給する工程を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の流体のクロマトグラフ分析
    方法。
  6. 【請求項6】 前記流体流れ制御が、信号制御された体
    積流れ制御装置によって提供され、 前記流体流れに対する調節を測定する工程が、さらに前
    記実平均線速度を前記所望の平均線速度に調節する調節
    体積流量を計算することを含み、さらに前記調節された
    体積流量を示す制御信号を前記流れ制御装置に供給する
    工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の流体のク
    ロマトグラフ分析方法。
  7. 【請求項7】 前記実平均線速度を測定する工程が、下
    記の群から選ばれた実操作条件パラメータによって行わ
    れることを特徴とする請求項1に記載の流体のクロマト
    グラフ分析方法。 TC :カラム温度(絶対温度) TS :標準周囲温度(絶対温度) PS :標準周囲圧力(1atm=760トルを基準とす
    る) d :カラム直径 L :カラム長さ Pi :入口圧力 PO:出口圧力 μO:カラム出口の流体の線速度 μ :流体の平均線速度 FCO:カラム体積流れ η :流体粘度
  8. 【請求項8】 所定の関係式がさらに(8)式 【数14】 によって与えられ、この(8)式において、μrefおよ
    びμactualは、それぞれ流体流れの所望の平均線速度お
    よび実平均線速度であることを特徴とする請求項1に記
    載の流体のクロマトグラフ分析方法。
  9. 【請求項9】 前記流体がキャリヤ・ガスよりなること
    を特徴とする請求項8に記載の流体のクロマトグラフ分
    析方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の操作条件パラメータを検出
    する工程が、前記分離カラム入口圧力Piを示す第1の
    検出信号および分離カラム出口圧力Piを示す第2の検
    出信号の受信を含むことを特徴とする請求項9に記載の
    流体のクロマトグラフ分析方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の操作条件パラメータを検出
    する工程が、前記第1の検出信号を前記第2の検出信号
    と対照することを含むことを特徴とする請求項9に記載
    の流体のクロマトグラフ分析方法。
  12. 【請求項12】 所定の関係式が(9)式 【数15】 によって与えられることを特徴とする請求項9に記載の
    流体のクロマトグラフ分析方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記分離カラム出口からの前
    記流体流れを検出器に供給する工程と、 前記検出器への前記流体流れに支持ガスを混合する工程
    と、を含み、 前記複数の操作条件パラメータを検出する工程が、検出
    器支持ガス圧力を示す第3の検出信号の受信を含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の流体のクロマトグラフ分
    析方法。
  14. 【請求項14】 サンプルが注入ポートを通して前記流
    体中に注入され、前記キャリヤガスの流れが前記注入ポ
    ートの上流で制御されることを特徴とする請求項9に記
    載の流体のクロマトグラフ分析方法。
  15. 【請求項15】 前記サンプルが注入ポートから前記流
    体中に注入され、前記流体の流れが前記注入ポートの下
    流で制御されることを特徴とする請求項9に記載の流体
    のクロマトグラフ分析方法。
  16. 【請求項16】 気圧Patmに暴される出口を有する分離
    カラム中で流体のクロマトグラフ分析を行うための装置
    であって、 前記分離カラム中で前記流体の選択可能な流れを供給す
    るための流体流れ制御装置と、 流体の流れが受ける気圧Patmを含む複数の実操作条件
    パラメータをそれぞれ検出するための複数の変換器と、 所望の操作条件パラメータを示す情報を提供するための
    情報提供手段と、 (a).所望の操作条件パラメータによって前記流体流
    れの所望の平均線速度を測定し、 (b).前記検出された複数の実操作条件パラメータに
    よって前記流体流れの実平均線速度を測定し、 (c).前記実平均線速度に対する前記所望の平均線速
    度の所定の関係の函数として、前記流体流れの量を測定
    して前記実平均線速度を前記所望の平均線速度と実質的
    に同等にするための、処理装置と、 前記測定された流体の流量を示す制御信号を流体流れ制
    御装置に供給するためのインターフェイスと、を備えて
    いることを特徴とする流体のクロマトグラフ分析装置。
  17. 【請求項17】 前記情報提供手段がさらに情報入力装
    置を備えていることを特徴とする請求項16に記載の流
    体のクロマトグラフ分析装置。
  18. 【請求項18】 さらに情報出力装置を備えていること
    を特徴とする請求項16に記載の流体のクロマトグラフ
    分析装置。
  19. 【請求項19】 さらに前記実平均線速度に対する前記
    所望の平均線速度の所定の関係を示すプログラムを供給
    するための記憶装置を備えていることを特徴とする請求
    項16に記載の流体のクロマトグラフ分析装置。
  20. 【請求項20】 前記流体流れ制御装置がさらに入口圧
    力バルブを備え、前記測定された流体の流量がさらに調
    節された入口圧力を有することを特徴とする請求項16
    に記載の流体のクロマトグラフ分析装置。
  21. 【請求項21】 前記流体流れ制御装置がさらに体積流
    れ制御装置を備え、前記測定された流体の流量がさらに
    調節された体積流量を含むことを特徴とする請求項16
    に記載の流体のクロマトグラフ分析装置。
  22. 【請求項22】 流体がキャリヤ・ガスよりなることを
    特徴とする請求項16に記載の流体のクロマトグラフ分
    析装置。
  23. 【請求項23】 前記複数の変換器は、分離カラム入口
    圧力Piを示す第1の検出信号を供給するための圧力セ
    ンサを有することを特徴とする請求項22に記載の流体
    のクロマトグラフ分析装置。
  24. 【請求項24】 前記複数の変換器は、前記分離カラム
    出口圧力POを示す第2の検出信号を供給するための圧
    力センサを有することを特徴とする請求項22に記載の
    流体のクロマトグラフ分析装置。
  25. 【請求項25】 所定の関係式が(8)式 【数16】 によって与えられ、この(8)式において、μrefおよ
    びμactualは、それぞれ流体流れの所望の平均線速度お
    よび実平均線速度であることを特徴とする請求項22に
    記載の流体のクロマトグラフ分析装置。
  26. 【請求項26】 所定の関係式がさらに(9)式,(1
    0)式 【数17】 【数18】 によって与えられることを特徴とする請求項25に記載
    の流体のクロマトグラフ分析装置。
  27. 【請求項27】 さらにサンプルが前記流体中に注入さ
    れ、前記流体流れ制御装置が前記注入ポートの上流の流
    体流れを制御するために配置される注入ポートを備えて
    いることを特徴とする請求項22に記載の流体のクロマ
    トグラフ分析装置。
  28. 【請求項28】 さらにサンプルが前記流体中に注入さ
    れ、前記流体流れ制御装置が前記注入ポートの下流の流
    体流れを制御するために配置される注入ポートを備えて
    いることを特徴とする請求項22に記載の流体のクロマ
    トグラフ分析装置。
  29. 【請求項29】 さらに前記分離カラム出口から前記流
    体流れを受容するための検出器と、 前記検出器への前記流体流れに支持ガスを混合するため
    の手段と、 前記検出器支持ガス流の形態として実操作パラメータを
    示す第3の検出信号を供給するための圧力センサと、を
    備えていることを特徴とする請求項22に記載の流体の
    クロマトグラフ分析装置。
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