JP2008507024A - 振幅変調信号用復調器 - Google Patents

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Abstract

閾値切換えモジュール(SWS)を含む振幅変調信号用復調回路(DMOD)が定義され、閾値切換えモジュール(SWS)の信号出力(SA)は復調回路(DMOD)の出力(DA)に接続され、閾値切換えモジュール(SWS)の信号入力(SE)は第1のキャパシタ(C1)を介して復調回路(DMOD)の入力(E)に接続される。さらに、信号入力(SE)は、閾値切換えモジュール(SWS)の出力(SA)状態に応じて、結合要素(KO)を介して第1または第2のどちらかの基準電圧(Uref1、Uref2)に接続することができる。このような方法により、切換え閾値の大きさが入力信号(UL)のそれぞれの静止位置から相対的に決められるので、切換えポイントは入力信号(UL)の絶対値の影響を受けなくなる。

Description

本発明は、閾値切換えモジュールを含む、振幅変調信号用復調回路であって、閾値切換えモジュールの信号出力が復調回路の出力に接続された復調回路に関する。
上述の復調回路は、送信機によって送出された振幅変調信号の復調に使用される。1つの用途は、例えばスマート・カードであり、スマート・カードにおいては、いわゆる「リーダ」によって送出された信号は受信コイルによって受信され、次いで復調回路によって評価される。この間に、ハイ・コイル電圧とロー・コイル電圧を確実に区別する必要があり、また立上りコイル電圧と立下りコイル電圧も確実に区別する必要がある。
従来技術で知られている、この区別を行うための可能な方法は、コンパレータを使用して受信コイルに存在する電圧と基準電圧を比較することである。コンパレータは基本的には、入/出力特性の線形部分ではなく主に飽和領域で動作する演算増幅器であり、したがって閾値切換えモジュールとしての役割を果たす。次に、コイル電圧が基準電圧を超えた場合は、コンパレータはその出力を「ハイ」に切り換え、コイル電圧が基準電圧を下回った場合は、コンパレータはその出力を「ロー」に切り換える。配線によって、逆の動作を実現することも可能である。
知られているもう1つの可能な方法は、コイル電圧を直接評価するのではなく、その平均値を評価することである。平均値を評価する1つの方法は、コンパレータとコイルの間にローパス・フィルタを設けることである。他の可能な方法は、コイル電圧のエンベロープを評価し、そのためにピーク値整流器を設けることである。最後に、コンパレータの代わりに、インバータまたは「シュミット・トリガ」とよばれているものを使用することもできる。この場合は、コイル電圧との比較のために内部切換え閾値またはそのエンベロープだけが使用されるので、外部電圧基準は不要になる。
様々な影響因子のために、コイル電圧の推移は明確には規定されない。 例えば、最大値は、送信機によって放射される電界強度に依存する。逆に、最小値は、変調の間に送信機がどの程度電界を低下させることができるかに依存する。スマート・カードに関連する標準であるISO−14443−Aでは、例えばそれに対して最大で最大値の5%が想定されている。他の影響因子は、送信アンテナの品質および受信コイルの品質である。前述の影響因子はすべて、信号が「不鮮明」になる状況をもたらす可能性がある。すなわち、信号の上昇時に、変調の間の最大値と最小値の差が減少し、結果として復調回路における検出をより困難なものにする恐れがある。
前述のすべての復調回路に共通する欠点は、切換え閾値が固定値に設定されること、あるいはインバータまたはシュミット・トリガの場合には切換え閾値が部品の内部配線に依存すること、さらに切換え閾値が温度や供給電圧の影響を受けることである。したがって、これらの回路は、制限された範囲でのみ上述の信号波形の評価に適するものである。
前述の回路のほかに、従来技術による復調回路の他の設計バージョンも知られている。例えば、2003年10月21日付の「データ交換用無接触通信システム[contactless communication system for exchanging data]」と題する米国特許第6636146号は、低変調振幅の信号に特に適する復調回路を開示している。このような信号は、例えば変調フェーズの間にも、すなわち送信機がその送信電力を低下させたときにも、送信機によって放射される電磁界による受信機への電源供給を保証するために使用される。この場合、復調回路は入力信号をフィルタリングするためのローパス・フィルタを含む。ローパス・フィルタの出力信号は、コンパレータの第1の接続部に直接供給され、他の接続部には、積分器として機能して信号の平均値を提供するRC組合せ回路を介して供給される。この場合、好ましくは、コンパレータはヒステリシスを有する。この特許文献はまた、振幅の変化を検出する復調回路の他の変形形態も開示している。この場合もやはり、入力信号はローパス・フィルタを介して供給され、その出力信号は微分器ステージを介してコンパレータの第1の入力に供給される。コンパレータの第2の入力は、例えばグランドなどの基準電圧に接続される。この構成方法により、復調回路は信号の平均値レベルの影響を受けなくなる。
2003年7月10日付の「信号を振幅変調変更する変調器[A demodulator for amplitude-modulated altering signal]」と題する米国特許出願公開第2003/0128070号はさらに、ピーク値検出器と2つの復調器を備えた回路を開示している。第1の復調器は、信号ピークを検出し、変調の開始を検出するための上側閾値を生成するために提供され、第2の復調器は、信号最小値を検出し、変調の終了を検出するための下側閾値を生成するために提供される。このために、回路は2つのコンパレータを備えている。次いで、後続の論理ステージは復調信号を生成する。
2003年8月28日付の「スマート・カードまたは無接触チケット用の広いダイナミック・レンジ復調器[Wide dynamic range demodulator for smart card or contactless tickets]」と題する米国特許出願公開第2003/0160650号はさらに、入力信号のエンベロープを生成するためのピーク値検出器と、信号のDC電圧部の分だけ受信信号を変位させるための第1のモジュールとを有する復調回路を開示している。他のモジュールは、変調の開始と終了を検出するための切換え閾値を生成する。その後、コンパレータは前述の2つの信号を比較し、復調信号を提供する。
最後に、1999年7月27日付の「適応データ検出付ワイヤレス電力化通信装置および方法[Wireless powered communication device with adaptive data detection and method]」と題する米国特許第5930304号は、復調を改善するために、受信した信号の強さに応じてコンパレータの切換え閾値が変更される回路を開示している。
本発明の目的は、好ましくない状況下でも受信信号の復調を可能にする復調回路を定義することである。
上述の目的を達成するために、閾値切換えモジュールの信号入力が第1のキャパシタを介して復調回路の入力に接続されるとともに、その信号入力を、閾値切換えモジュールの出力状態に応じて、結合要素を介して第1または第2のどちらかの基準電圧に接続することができる冒頭で述べたような復調回路が定義される。
有利には、この定義においては、立ち上がりおよび立下り入力信号の切換えポイントを互いに独立に設定することができる。これらの切換えポイントはさらに、それぞれの絶対値から相対的に切換え閾値が決められるので、入力信号の絶対値の影響は受けないことになる。このことは、復調器の切換えを起こすためには、入力信号は常に上側静止位置から第1の差分値分だけ低下しなければならないこと、または下側静止位置から第2の差分値分だけ上昇しなければならないことを意味する。したがって、この復調回路は、様々な変調振幅、ならびに特に変調フェーズの間に不快に明白になる妨害信号のどちらの影響も受けないことになる。このため、第2の差分値は、好ましくは妨害信号の振幅がこの差分値よりも小さくなるように決められる。本発明による復調回路の他の利点は、スイッチング・ピーク、またはいわゆる「バースト」の回避である。基準電圧の切換えによって、本発明による回路は切換えヒステリシスを含み、それにより前述の問題を回避することができる。他の利点は、送信機での変調の開始または終了から復調器の切換えまでの間の遅延時間が相対差分値の原理(principle of the relative differential values)によってほぼ一定になることである。最後に、本発明の意味での基準電圧は、基準電圧源によって形成される必要はなく、0ボルトまたはグランドも含めた極めて一般的な電圧レベルを表すことに注意されたい。
本発明の有利な変形形態は、結合要素が信号入力と第1の基準電圧の間および/または信号入力と第2の基準電圧の間に配置された電流源を備えるか、あるいは結合要素が信号入力と第1および第2の基準電圧の間に配置された共通の電流源を備える復調回路を用いてもたらされる。結合要素は、信号入力における第1または第2の基準電圧とは異なる電圧レベルを可能にするために、極めて一般にその位置に配置される。有利には、結合要素は、特にグランドまたは供給電圧に対して切り換えられるときには、集積された形すなわちチップ上に比較的に簡単に形成することができる電流源によって実現される。各基準電圧源に対してそれぞれ個別の電流源が提供されるか、または両方の基準電圧源に対して共通の電流源が提供される。
他の有利な変形形態もやはり、結合要素が信号入力と第1の基準電圧の間および/または信号入力と第2の基準電圧の間に配置された抵抗器を備えるか、あるいは結合要素が信号入力と第1および第2の基準電圧との間に配置された共通の抵抗器を備える復調回路を用いて達成される。この場合、結合要素は、やはり簡単な方法で形成することができる抵抗器によって実現される。ここでもまた、それぞれの場合に、各基準電圧源に対して個別の抵抗が提供されるか、または両方の基準電圧源に対して共通の抵抗が提供される。
結合要素が信号入力と第1の基準電圧の間および/または信号入力と第2の基準電圧の間に配置されたインピーダンス変換器を備えるか、あるいは結合要素が信号入力と第1および第2の基準電圧との間に配置された共通のインピーダンス変換器を備える場合は、さらに有利である。この場合には、結合要素は、集積された形で比較的簡単に形成することができるインピーダンス変換器によって実現される。通常、この種の用途には、比較的高い出力抵抗を有するインピーダンス変換器が使用される。この場合もまた、各基準電圧源に対して個別のインピーダンス変換器が提供されるか、または両方の基準電圧源に対して共通のインピーダンス変換器が提供される。
結合要素が、信号入力と第1の基準電圧の間に配置されたインピーダンス変換器と、信号入力と第2の基準電圧の間に配置された電流源とを備えている場合は、さらに有利である。この場合、第2の基準電圧としてグランドを使用することができ、グランドに接続された電流源を使用することができる。ここで、電流源はカレント・ミラーによって実現することができる。このようにして、第2の基準電圧を生成するための個々の部品を節約することができる。さらに、第1の基準電圧には、チップ上に既に存在している基準電圧を同様に使用することもできる。通常、このような電圧源は過負荷にすべきではなく、その意味で、インピーダンス変換器によってそれらを分離するのが有利である。分離には、抵抗器よりもインピーダンス変換器を用いる方がより良い結果が得られる。さらに、インピーダンス変換器の方が、抵抗器よりもチップ上の必要な面積が小さくなる。
また、本発明の他の有利な変形形態は、信号入力がさらに、第2のキャパシタを介して第3の基準電圧に接続される復調回路を用いて達成される。通常、復調回路は、受信コイルで発生する電圧レベルに比べて比較的低い電圧で動作する。提案された回路変形形態を用いると、受信コイルにおける比較的高い電圧を、復調回路の比較的低い電圧レベルに適合させることが可能になる。このようにして、例えばスマート・カード上に追加のチップ領域を必要とすることになる個別の変調回路用電源なしで済ませることができる。
ピーク値整流器および/またはローパス・フィルタが第1のキャパシタの前に直列に接続されている場合はさらに有利である。原理的には、復調回路の入力信号として受信コイルの電圧を直接使用することが可能であるが、受信コイルの電圧を事前に平滑化しておく方がさらに良い。このための可能な方法として、コイル電圧の平均値を形成するローパス・フィルタ、またはコイル電圧のエンベロープを提供するピーク値整流器がある。この場合、ピーク値整流器は通常、オプションで電流源と組み合わされるダイオードを含む。
閾値切換えモジュールとしてコンパレータが提供され、コンパレータの出力が信号出力として提供され、コンパレータの第1の入力が信号入力として提供され、コンパレータの第2の入力が閾値電圧に接続される場合も有利である。一方では、コンパレータは容易に使用可能または集積された形に容易に形成可能であり、他方では、コンパレータは閾値電圧を外部に接続することができる。
最後に、閾値切換えモジュールとしてインバータが提供され、インバータの出力が信号出力として提供され、インバータの入力が信号入力として提供される場合も有利である。インバータは、閾値切換えモジュールの実際の切換えを行うための単純な部品である。なぜならば、インバータでは、内部配線によって閾値電圧が既に規定されているので、閾値電圧のための外部配線を必要としないからである。しかし、閾値電圧は一定ではなく、温度および供給電圧に依存するという事実を考慮する必要がある。ヒステリシス付きのインバータ、すなわちいわゆる「シュミット・トリガ」を使用することも考えられる。
本発明のこれらおよび他の態様は、制限的でない実施例とともに添付の図面に示された諸実施形態を参照することによって明らかになり、解明されるはずである。
図1は、閾値切換えモジュールSWS、第1のキャパシタC1、結合要素KO、第1および第2のスイッチS1、S2、ならびに第1および第2の基準電圧Uref1、Uref2を含む、本発明による復調回路DMODを示す。閾値切換えモジュールSWSの信号出力SAは、変調回路DMODの出力DAに接続される。さらに、閾値切換えモジュールのSWSの信号入力SEは、第1のキャパシタC1を介して復調回路DMODの入力DEに接続される。さらに、結合要素KOは、信号入力SEに接続される。結合要素KOはさらに、第1のスイッチS1を介して第1の基準電圧Uref1、または第2のスイッチS2を介して第2の基準電圧Uref2のどちらかに接続することができる。どちらのスイッチが開でどちらのスイッチが閉かは、信号出力SAの状態によって決まる。この場合、第1および第2の基準電圧Uref1およびUref2は、一方の基準電圧が閾値切換えモジュールSWSの閾値より上に存在し、もう一方の基準電圧が閾値より下に存在するように選択される。
図2は図1の本発明による復調回路DMODの特定のバージョンを示し、この図では、閾値切換えモジュールSWSとしてコンパレータKが提供され、コンパレータKの出力KAは信号出力SAとして提供され、コンパレータKの第1の入力KE1は信号入力SEとして提供されている。コンパレータKの第2の入力KE2は閾値電圧Uthrに接続される。閾値電圧Uthrを変化させることができることを指摘しておく。しかし、その変化は、復調回路DMODの入力電圧ULの変化と比べて緩やかなものである。信号入力SEと第1の基準電圧Uref1の間に配置された第1の抵抗器R1と、信号入力SEと第2の基準電圧Uref2の間に配置された第2の抵抗器R2とが結合要素KOとして提供される。さらに、第1のキャパシタC1と復調回路DMODの入力DEの間には、入力電圧ULのピーク値またはエンベロープULpkを提供するダイオードDが挿入される。図2aは代替的に結合要素KOを示し、この結合要素では信号入力SEと第1および第2の基準電圧Uref1およびUref2との間に共通の抵抗器Rが配置されている。
次に、図2に示された復調回路DMODの機能が、図3に基づいてより詳細に説明される。図3は、電圧/時間曲線を備えた3つの図を示す。第1の図は、時間tに対する入力電圧ULおよびそのエンベロープULpkを示し、第2の図は、時間tに対する信号入力SEの電圧を示し、第3の図は、時間tに対する信号出力SAの電圧を示す。
第1の図から、整流された受信コイル電圧に相当する入力電圧ULが時間t1までハイ振幅Uhiを有し、次いでロー振幅Uloまで低下し、さらに時間t2から再びハイ振幅Uhiに向かって上昇することが分かる。したがって、時間t1と時間t2の間に変調が発生する。エンベロープULpkは、ダイオードDを用いたピーク値整流後の対応する推移を示す。
さらに、第1の基準電圧Uref1は閾値電圧Uthrより大きく、逆にUthrは第2の基準電圧Uref2より大きいと想定される。この事実は、図3の第2の図から明確に理解できる。次に、変調が発生しない限りは、第1のスイッチS1が閉で第2のスイッチS2が開であると想定される。ハイ振幅Uhiからロー振幅Uloへの遷移の場合は、エンベロープUlpkの立下り信号曲線が発生し、したがって第1の基準電圧Uref1から始まった閾値切換えモジュールSWSの信号入力SEの電圧も同様に下降する。第1の切換え時間tS1の場合であるが、信号入力SEの電圧が閾値電圧Uthrを下回ると直ぐに、コンパレータKの出力KAの電圧はハイ値KAhiからロー値KAloに切り換えられる。その後、第1のスイッチS1は開になり、第2のスイッチS2は閉となる。第2の基準電圧Uref2は第1の基準電圧Uref1より小さいので、次に閾値切換えモジュールSWSの信号入力SEの電圧は第2の基準電圧Uref2と同じ値になるまで急速に低下する。
次いで逆の推移が発生する。次に、ロー振幅Uloから始まりハイ振幅Uhiに至る、エンベロープUlpkの立ち上がり信号推移が発生し、したがって第2の基準電圧Uref2から始まる閾値切換えモジュールSWSの信号入力SEの電圧が上昇する。第2の切換え時間tS2の場合であるが、信号入力SEの電圧が閾値電圧Uthrを超えると直ぐに、コンパレータKの出力KAの電圧はロー値KAloからハイ値KAhiに切り換えられる。次に、第1のスイッチS1が閉になり、第2のスイッチS2が開になる。第1の基準電圧Uref1は第2の基準電圧Uref2より大きいので、次いで閾値切換えモジュールSWSの信号入力SEの電圧は、第1の基準電圧Uref1になるまで急速に立ち上がる。したがって、出力状態が再度達成される。信号入力SEの電圧については、オーバシュートも生じ得ることに留意されたい。したがって、第1および第2の抵抗器R1およびR2は、変調の終了時または次の変調の開始時までに再度定常状態に達するように選択されなければならない。したがって、それらの抵抗器は任意の大きさとすることはできない。
図3からさらに、第1の基準電圧Uref1と閾値電圧Uthrの間の距離が、コンパレータKの切換えを発生させるために、ハイ振幅Uhiから始まる入力電圧ULをどれだけ低下させる必要があるかを示す第1の差分電圧U1を決定することも容易に分かる。同様に、第2の基準電圧Uref2と閾値電圧Uthrの間の距離は、やはりコンパレータKの切換えを生ずるために、ロー振幅Uloから始まる入力電圧ULをどれだけ上昇させる必要があるかを示す第2の差分電圧U2を決定する。第1および第2の基準電圧であるUref1およびUref2と、閾値電圧Uthrの対応する選択によって、2つの切換えポイントは互いに独立に決定することができ、また入力電圧ULの振幅の大きさとも独立に決定することができる。したがって、変調回路DMODは、例えば変調振幅、送信アンテナの品質、受信コイルの品質など様々な影響変数に特にうまく適合させることができる。
図4は、図1の本発明による復調回路DMODの他の特定バージョンを示し、この図では、閾値切換えモジュールSWSとしてインバータIが提供され、インバータIの出力IAは信号出力SAとして提供され、インバータIの入力IEは信号入力SEとして提供されている。図2と比べて、この図では閾値電圧Uthrは使用されておらず、この場合はインバータIの内部配線によって生ずる。この場合もまた、信号入力SEと第1の基準電圧Uref1の間に配置された第1の抵抗器R1、および信号入力SEと第2の基準電圧Uref2の間に配置された第2の抵抗器R2は、結合要素KOとして機能する。同様に、第1のキャパシタC1と復調回路DMODの入力DEの間には、入力電圧ULのピーク値またはエンベロープULpkを提供するためのダイオードDが挿入される。
図5は、図1による本発明のさらに他の復調回路DMODを示し、この図では、図2と同様に閾値切換えモジュールSWSとしてコンパレータKが提供され、コンパレータKの出力KAはやはり信号出力SAとして提供され、コンパレータKの第1の入力KE1は信号入力SEとして提供されている。コンパレータKの第2の入力KE2はやはり、閾値電圧Uthrに接続される。結合要素KOとして、第1のスイッチS1と第1の基準電圧Uref1の間に配置されたインピーダンス変換器IMP1、ならびに第2のスイッチS2と第2の基準電圧Uref2であるグランドへの接続点との間に接続された電流源Iref2が提供される。図2aと同様に、結合要素KOとして共通のインピーダンス変換器または共通の電流源も考えられる。この場合もまた、第1のキャパシタC1と変調回路DMODの入力DEの間には、入力電圧ULのピーク値またはエンベロープULpkを提供するダイオードDが挿入される。ダイオードDおよび第1のキャパシタC1の共通ポイントと、グランドへの接続点との間に配置された電流源Idは、第1のキャパシタC1が常に放電され、入力電圧ULの減衰振幅の場合でもエンベロープULpkを正しく再生できることを保証する。さらに、信号入力SEと第3の基準電圧Uref3であるグランドへの接続点との間にも第2のキャパシタC2が挿入される。最後に、2つのスイッチS1とS2の交互起動は、信号出力SAと第1のスイッチS1の間にあるスイッチング・インバータIS1によって示されている。
この回路では、集積時に比較的大きな空間を必要とする抵抗器をまったく含まないことが特に有利である。図2の第1の抵抗器R1の代わりに機能的に見て同様に動作するインピーダンス変換器IMP1が挿入され、第2の抵抗器R2の代わりに電流源Iref2が挿入されている。したがって、以下のディメンジョニング提案(dimensioning proposal)では、抵抗器R1の代わりにインピーダンス変換器IMP1の内部抵抗が使用される。第1の基準電圧Uref1および閾値電圧Uthrのための電圧源は理想的なものであり抵抗を含まないと想定される。さらに、USEは信号入力SEの電圧を示す。電流IC1、IC2、IR1およびIRef2の方向は図5に示されている。キルヒホッフの電流則に基づいて、次の結果が得られる。
C1=IC2+IR1 (S1閉)
C1=IC2+Iref2 (S2閉)
さらに、
Figure 2008507024
代入すると次式となる。
Figure 2008507024
この式から、復調回路DMODの機能に関して解明されるべき、以下の4つの切換え条件を導くことができる。
切換え閾値での平衡状態においては、次式が適用される。
Figure 2008507024
SE=Uthr
したがって、
Figure 2008507024
切換え閾値を超えることができるためには、図6に視覚化された、最初の2つの条件が適用される。
Figure 2008507024
さらに、t1とtS1、またはt2とtS2の間の切換えプロセスにおいては、次式が適用される。
Figure 2008507024
時定数R・C、またはCが非常に大きいという単純化の下では、図7に視覚化された、次の条件が適用される。
Figure 2008507024
復調回路DMODの部品の対応する選択によって上述の4つの切換え条件を満たすことができ、したがって復調回路DMODの機能を保証することができる。2つの交互切換え可能な基準電圧Uref1およびUref2により、図6に示されたdULpk/dtおよび図7に示されたULpkの両方で、切換え手順におけるヒステリシスが生じる。図7において、縦座標の位置が、それぞれエンベロープULpkの静止値(resting value)、すなわち切換え手順に応じてロー振幅Uloまたはハイ振幅Uhiの特性を示していることに留意されたい。もちろん、コンパレータKの出力KAが逆方向に切り換えられることも考えられる。したがって、その場合には、図3、6、および7においてハイ値KAhiとロー値KAloを交換しなければならないことになる。
既述したように、抵抗器R1に、すなわちこの場合はインピーダンス変換器IMP1の内部抵抗に比較的大きな値が選択された場合は、第1と第2のキャパシタC1とC2によって形成される容量分圧器においてその抵抗を通過する漏れ電流が少なくなり、したがって切換え閾値を容易に設定することができるので、復調回路DMODの有利な設計が達成される。さらに、第1のキャパシタC1と第1の抵抗R1によって形成されるハイパス・フィルタの限界周波数が比較的小さいので、入力信号は顕著には減衰しない。もちろん、類似のアプローチは、第2の抵抗器R2または第2のインピーダンス変換器の内部抵抗に対しても適用することができる。対応する検討は、同様に容量分圧器における漏れ電流を少なく抑える必要がある電流源Iref2に対しても適用する。
最後に、上述の実施形態が本発明を限定するものではなく、例示のためのものであること、ならびに当業者には、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の範囲を逸脱することなく多くの代替実施形態の設計が可能であることに留意されたい。特許請求の範囲において、括弧内に示された参照符号はいずれも特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではない。「含む」、「備える」などの用語は、いずれかの請求項または明細書の全体にリストアップされた要素またはステップ以外の要素またはステップの存在を排除するものではない。ある要素の単数での参照はその要素の複数での参照を排除するものではなく、また逆も同様である。いくつかの手段を列挙した装置クレームにおいては、それらの手段のうちのいくつかは同一アイテムに関するハードウェアによって実施することができる。いくつかの手段が互いに異なる従属クレームに記載されているという単なる事実により、これらの手段の組合せが有利に使用できないことを示すものではない。
本発明による復調回路を示す図である。 閾値切換えモジュールとしてコンパレータが提供された、図1の復調回路を示す図である。 図2の復調回路の代替結合要素を示す図である。 図2の復調回路の場合の電圧/時間曲線を示す図である。 閾値切換えモジュールとしてインバータが提供された、図1の復調回路を示す図である。 特に集積された形での製造が容易な、図1の復調回路を示す図である。 入力電圧の時間ベースの微分に関する切換えヒステリシスを示す図である。 入力電圧に関する切換えヒステリシスを示す図である。

Claims (9)

  1. 振幅変調信号用復調回路であって、閾値切換えモジュールを含み、
    前記閾値切換えモジュールの信号出力が前記復調回路の出力に接続され、
    前記閾値切換えモジュールの信号入力が、第1のキャパシタを介して前記復調回路の入力に接続され、
    前記閾値切換えモジュールの出力の状態に応じて、結合要素を介して前記信号入力を第1または第2どちらかの基準電圧に接続することができる
    復調回路。
  2. 前記結合要素が、前記信号入力と前記第1の基準電圧の間または前記信号入力と前記第2の基準電圧の間、あるいはその両方に配置された電流源を含むか、それとも
    前記結合要素が、前記信号入力と前記第1および前記第2の基準電圧との間に配置された共通の電流源を含むことを特徴とする、請求項1に記載の復調回路。
  3. 前記結合要素が、前記信号入力と前記第1の基準電圧の間または前記信号入力と前記第2の基準電圧の間、あるいはその両方に配置された抵抗器を含むか、それとも
    前記結合要素が、前記信号入力と前記第1および前記第2の基準電圧との間に配置された共通の抵抗器を含むことを特徴とする、請求項1に記載の復調回路。
  4. 前記結合要素が、前記信号入力と前記第1の基準電圧の間または前記信号入力と前記第2の基準電圧の間、あるいはその両方に配置されたインピーダンス変換器を含むか、それとも
    前記結合要素が、前記信号入力と前記第1および前記第2の基準電圧との間に配置された共通のインピーダンス変換器を含むことを特徴とする、請求項1に記載の復調回路。
  5. 前記結合要素が、前記信号入力と前記第1の基準電圧の間に配置されたインピーダンス変換器と、前記信号入力と前記第2の基準電圧の間に配置された電流源とを含むことを特徴とする、請求項4に記載の復調回路。
  6. 前記信号入力がさらに、第2のキャパシタを介して第3の基準電圧に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の復調回路。
  7. ピーク値整流器またはローパス・フィルタ、あるいはその両方が、前記第1のキャパシタの前に直列に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の復調回路。
  8. 前記閾値切換えモジュールとしてコンパレータが提供され、
    前記コンパレータの出力が前記信号出力として提供され、
    前記コンパレータの第1の入力が前記信号入力として提供され、
    前記コンパレータの第2の入力が閾値電圧に接続されること
    を特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の復調回路。
  9. 前記閾値切換えモジュールとしてインバータが提供され、
    前記インバータの出力が前記信号出力として提供され、
    前記インバータの入力が前記信号入力として提供されること
    を特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の復調回路。
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