JP2008506626A - 石英ガラス製の中空シリンダーの製造のための方法および装置 - Google Patents

石英ガラス製の中空シリンダーの製造のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008506626A
JP2008506626A JP2007521889A JP2007521889A JP2008506626A JP 2008506626 A JP2008506626 A JP 2008506626A JP 2007521889 A JP2007521889 A JP 2007521889A JP 2007521889 A JP2007521889 A JP 2007521889A JP 2008506626 A JP2008506626 A JP 2008506626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
soot
soot tube
sintering
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007521889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008506626A5 (ja
JP5096141B2 (ja
Inventor
ヒューネルマン、ミヒャエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heraeus Tenevo AG
Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
Original Assignee
Heraeus Tenevo AG
Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heraeus Tenevo AG, Shin Etsu Quartz Products Co Ltd filed Critical Heraeus Tenevo AG
Publication of JP2008506626A publication Critical patent/JP2008506626A/ja
Publication of JP2008506626A5 publication Critical patent/JP2008506626A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096141B2 publication Critical patent/JP5096141B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
    • C03B19/1484Means for supporting, rotating or translating the article being formed
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
    • C03B19/1453Thermal after-treatment of the shaped article, e.g. dehydrating, consolidating, sintering

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

いわゆる<<煤法>>による石英ガラス製の中空シリンダーの調製のための既知の方法の際、中央内孔を有する有孔煤管が、その縦軸の周りを回転している支持体の外表面上でのSiO粒子の沈着を通じて生産され、該煤管が、炉中において熱せられ、焼結され、この際、保持装置により保たれ、これは、該内孔中に突出する引き延ばされた形の要素を含み、この上で、該煤管が落ち込み、本中空シリンダーを形成していく。本発明の狙いは、該プロセスを発展させ、狭い内径を有する石英ガラス中空シリンダーを得るのに使用され得る経済的な方法を提供することである。これを達成させるために、該焼結の際、少なくとも一時的に圧の差が発生され、該煤管内孔中において優勢なより低い内圧と、該内孔外側に存在しているより高い外圧との間に維持される。本発明は、本方法を実施するに適している装置にも関する。

Description

本発明は、石英ガラス製の中空シリンダーの製造のための方法に関し、これは、中央内孔を有する有孔煤チューブ(管)を製作し、SiO粒子をその縦軸の周りを回転する支持体外表面上で沈着させ、該煤管を炉中で熱し焼結させることにより、該煤管は保持装置により支持され、該保持装置は、該内孔中に突出する伸びた形状の部品を含んでおり、この上に、該煤管が落ち込み、中空シリンダー形成を伴う。
更に、本発明は、有孔煤管を焼結させるための炉を含んでいる装置に関し、これは、内孔、該煤管を熱し焼結させるための加熱装置、該煤管を鉛直方向に該炉中で保持するための保持装置、および伸びた内管を含んでおり、これは、該内孔中に突出し、ガス透過壁を持ち、この上に、該煤管が落ち込み、石英ガラス製の中空シリンダー形成を伴う。
合成石英ガラス製の中空シリンダーは、光ファイバー(繊維)用プレフォームを調製するに当たっての中間製品として使用される。いわゆる<<煤法>>においては、これらの製造が沈着プロセスを含み、SiO粒子の有孔ブランク形成を伴い(ここでは、<<煤体>>もしくは<<煤管>>と呼ぶ)、該煤体をガラス化させるための焼結プロセスを含む。
DE197 36 949C1は、<<outside vapor deposition(OVD)法>>に従い管状煤体を生産するための方法を開示する。この方法において、細かなSiO粒子が、炎加水分解バーナーにより、SiClの炎加水分解により形成され、層毎に、支持桿外表面上で沈着され、これは、両端により旋盤中で把握され、その縦軸の周りを回転する。該沈着プロセスの結果は煤管であり、その内孔が、該支持桿外側輪郭である。該支持体桿は例えば、酸化アルミニウム、グラファイト、もしくは石英ガラスからなる。
できるだけ大きな内径に対する外径の比を持っている中空シリンダーがしばしば、望まれる。最も簡単な場合、これは、できるだけ小さな内孔およびできるだけ大きな外径を持っている煤管により、達成されよう。しかしながら、機械的負荷能力、および、該支持桿の耐熱性、ならびに、該沈着効率が、限定要因となってしまう。一方において、該支持桿はできるだけ小さな外径を持つべきであり、それで、小さな内孔を残す。該沈着プロセス開始時に該支持桿外径が小さいほど、該沈着効率はしかしながら低くなっていく。もう一方において、該支持桿は、該煤管重量を支えなければならず、これは容易に数百キロを超え得、該沈着プロセスの間の数時間、高い熱的負荷に耐えねばならない。これが、対応している機械的に安定な、つまり普通に熱い支持桿が、破壊もしくは撓みを防ぎ、適切な沈着効率を達成するために、重い煤管の製造に不可欠な理由である。
該煤体のための焼結操作は、<<ガラス化>>とも呼ばれ、例えば、EP701 975A1において記載され、上述したタイプの装置をも開示する。該支持桿が、該内孔から除去された後、該煤管がガラス化炉中に導入され、その中で鉛直方向に、保持装置により保たれる。該装置は保持桿を含み、これは、上から該煤管内孔を通って伸び、保持基盤に接続され、この上で該煤管が、その下端で立っている。該保持桿は、カーボンファイバー(炭素繊維)強化グラファイト(カーボンファイバー強化カーボン、CFC)からなり、該煤管内孔領域中に、純粋なグラファイト製のガス透過張り合わせ管により包まれる。ガラス化の間、該煤管は、グラファイト製の該張り合わせ管上に落ち込み、捕捉されたガスがここで、該ガス透過張り合わせ管を通ってその内側に逃げることができる。異なる内径を有するガラス化中空シリンダーは、該張り合わせ管の厚さを変動させることにより、該保持桿外径から独立して、製作され得る。
該煤管の落ち込みの間、該張り合わせ管と該煤管内壁との間のギャップの幅が、決定的になってくる。幅広いギャップは、該煤管を、該張り合わせ管上への収縮から守り、結果的に焼結後、該中空シリンダー中において如何なる不確定な内径をも与える。更に、制御不可能な可塑変形が起きることがある。これは、脈理形成によりなされることがあり、これは総合的に、該内孔および該ガラス化中空シリンダーの質を損ない、この方法のステップの再現性の減少にも関与する。これが、張り合わせ管が通常、該煤管内管をできるだけ沢山埋めて使用される理由である。結果得られてくる中空シリンダー内孔は、該張り合わせ管外径よりも小さくなり得ない。
これゆえ、小さな内径、もしくは、内径に対する外径の大きな比を持っている中空シリンダーの、経済的で再現性ある生産を可能にする方法は全く、知られていない。
これゆえ、本発明の目的は、経済的な方法を指し示すことであり、これにより、石英ガラス製の中空シリンダーが、本煤法を通じて、狭い内孔を伴って得られる。本発明の更なる目的は、本方法を実施するに当たり適した装置を提供することにある。
本方法に関して、この目的は、上で指し示された方法から出発して、本発明に従い達成され、ここで、焼結している間に、圧の差が少なくとも一時的に発生され、該煤管内孔中で優勢なより低い内圧と、該内孔外側においてかかるより高い外圧との間で維持される。
本発明の方法において、圧の差が、該内孔中で優勢な内圧と、まだ有孔の該煤管の焼結の間の外圧との間で発生される。ここで、該有孔煤管のガス透過性が、該内圧と該外圧との間での恒常的な圧に関する補償を促進することを心に留めておかねばならないが、これは、該内孔から連続的に搾り取っていくガスにより、反作用されなくてはならない。これゆえ、この圧の差の発生および維持は、該内孔開放面の密封化と、該内孔の連続的もしくは断続的吸引との両方を必要とする。加えて、上昇した圧を、その外側から、焼結される煤管にかけることも、可能である。
該内孔の落ち込みの間の圧の差の発生および維持が、この変形プロセスを安定化させ、不確定な可塑変形を抑えたり防ぐことも、見出されている。
焼結していく間、該煤管が、該内孔中に突き出ている形状部品上に収縮し、こうして、該形状部品が、該ガラス化中空シリンダーの該内側輪郭および該孔直径を画定する。特に該煤管の該形状部品と該内壁との間の幅広いギャップ、これゆえ、該内孔の落ち込みの間の必ず強い可塑変形のために、該形状部品は、予め決められた小さな孔直径の形成に不可欠である。
本発明の方法はこれにより、該煤管のそれから実質的に独立して、該ガラス化中空シリンダー外径を調整すること、特に、内径が該支持体外径よりも遙かに小さなこのような中空シリンダーをも生産することを可能にする。
本発明の方法の有利な副効果は、ガラス化中空シリンダーが、異なる外径を有する標準的煤管から生産され得ることであり、これは、該支持体のタイプのさもなくば必要とされる変動を抑え、保管を簡素化する。
ヘリウムもしくは真空中でのSiO煤管のガラス化もしくは落ち込みが一般的に、知られている。比較すると、本発明によれば、圧の差が、内圧と外圧との間に発生され維持され、該内孔中で設置された形状部品の外側輪郭により予め決められる小さな内径を持っている石英ガラス製の中空シリンダーを生産していくことを狙いとしている。
有利に、該形状部品は内孔として形状付けられ、これは、該内孔中に突出し、ガス透過壁を持ち、該内孔中のより低い内圧が、該ガス透過内管壁を通しての吸引により、維持されている。
該内管は、該ガラス化中空シリンダー内径を画定している形状部品として働くだけでなく、該内孔のための一部の吸引操作をも形成する。この圧の差を発生させ維持するために、ガスが、該内孔から、該内管壁経由で、そしてそこから、該内管孔経由で、搾り取られる。該内管壁のガス透過性は、該煤管が既に所々で該内管上に落ち込んでいる時には、該内孔長全長に亘り、該吸引の作用のインパクト(衝撃、効果)さえも可能にする。これは、いわゆる<<ポケット>>に至ることがあるガスの包含を防ぐ。
この関連において、該内管壁が、DIN51935による透過係数少なくとも10−2cm/秒を持つ場合、有用になる。
該透過係数は、該壁両側での圧勾配による、ガス状物質に関する層の透過性の測定値である。該係数の決定に関して、種々の方法が知られている。上で指し示された下限は、DIN51935による決定方法に従う。該下限10−2cm/秒を下回る透過係数を持っている内管は、この高いガス流抵抗により、適度に低い内圧を該内孔中で発生させ維持することをより難しくし、特に、更なるガスがこの場所において、焼結により放出される場合である。該内管の透過係数は、その必要な機械的強度により、上が限定される。
ガスにタイトな材料からなっている内管が使用される場合、該内管の必要なガス透過性は、該内管壁中で開口部を形成していくことにより、設定され得る。該内管壁中の開口部を製作していくためのこの製造努力は、好ましい手順においては避けられ、ここでは、有孔ガス透過材料製の内管が使用される。
グラファイトおよびCFCが、この目的に適切な材料となっている。
これらの材料は、標準焼結温度において熱的に安定であり、石英ガラスに対して不活性である。グラファイトおよびCFC製の管が高純度で得られ、異なる有孔率を有する。
該内管が3mm〜15mmの範囲中の壁厚および10%〜25%の範囲中の開口率を持つ場合が、有利になっている。
薄い壁および高い有孔率が、該内管の特に高いガス透過性を与え、これが、最小内圧の場所への顕著なガス流に至ることがある。このようなガス流は、焼結していく間に望まれる温度プロファイル設定に対する障害であることがあり、特に、該煤管長に亘り均一な温度プロファイルが望まれる場合であり、等温焼結のような場合である。厚い壁および低い有孔性が、不適切な吸引、および、該内管の周りのガスによるクッション形成に至ることがあり、これは、該内管上への該煤管の一様な落ち込みを、より難しくすることがある。
特にこの理由により、該煤管の当初の流抵抗よりも小さな流抵抗を持っている内管の使用が、好ましくはなされる。
該煤管の流抵抗は、該焼結プロセス途中において減少していくガス透過性に連れ増加する。これゆえ、該焼結プロセス開始時当初の該流抵抗は、予期される該煤管の最小の流抵抗に対応する。該煤管と該内管との間のガスクッション形成は、信頼できるやり方で、更により小さな流抵抗を持っている内管の使用により、防ぐことができる。
本方法の第1の好ましい変法において、該煤管は、等温加熱により、該煤管長に亘り生成されている実質的に均一な温度場により、焼結される。
このプロセスにおいて、そのガラス化前線は該煤管全長に亘り、その外側からその内側に移動し、これが、短い焼結プロセスに至る。
該煤管がより高いガス透過性を示す第1の焼結相において、より低い外圧が維持される場合、および、該煤管がより低いガス透過性を示す第2の焼結相において、該外圧が上昇される場合、該焼結プロセスの更なる加速が、達成される。
第1の焼結相の間、該煤管が、できるだけ低いガスの圧に晒され、ガスの取り込みおよびガラス化された材料中での気泡形成を防ぐ。これが、この有孔煤が、好ましくはガス相と、もしくは、ヘリウムのような、石英ガラス中に急速に拡散していくガスを含有するガス相と、低圧(真空)下に接触される理由である。第2の焼結相への移行は、該内圧を測定していくことにより決められ得、これは、該煤管壁の減少していくガス透過性と共に、該内孔中での連続的吸引により、より低い圧が設定されるからである。第2の焼結相の間、該煤管の既に固まった外壁が、より高い外圧に晒され、結果的に、該内圧に対して相対的により大きな圧の差を与え、これが、このために危険に晒されている該壁中へのガスの取り込みの促進なく、該落ち込みプロセスを加速させる。
特に好ましくは、該外圧は、この焼結相において、窒素を該内孔外側の炉中に導入していくことにより、上昇される。
石英ガラス中での窒素の拡散に関する拡散係数は比較的小さく、それで、窒素で満たされた気泡は、ガラス中で崩壊し、非常にゆっくり溶融する。この軟化された石英ガラス中への窒素の取り込みはこれゆえ、できるだけ避けられなければならない。しかしながら、この焼結相における該煤管の外壁部分のより低いガス透過性により、如何なる窒素の有意な不拡散のリスクもない。まだ有孔性でありこの点においてこのように危険に晒されている該煤管内壁が、該窒素との接触から守られているのは、該内孔が閉じられているからである。ヘリウムの代わりの窒素の使用により与えられる利点は、そのより低い熱伝導性およびそのより低い価格であり、前者は、その過熱帯(ゾーン)外側の炉の領域の望まれない過熱に反作用する。
該煤管が、第1の焼結相において、ドープもしくは精製ガスに、第2の焼結相において、該ドープもしくは精製ガスとは異なる圧力ガスに晒されることが、有用になっている。
該ドープもしくは精製ガスは、該SiO煤の材料特性を、調整もしくは変化させるよう働く。これらの測定値は特に、有孔煤の場合の第1の焼結相において有効である。塩素含有もしくはフッ素含有ガスが例えば、ドープもしくは精製ガスとして使用される。該圧力ガスは、石英ガラス製の望まれる中空シリンダー中への該煤管の形成を有効化しもしくは支えるよう働く。これらの測定値は、少なくとも該外壁上でガラス化される煤管の場合、第2の焼結相においてのみ採られるので、該ガス雰囲気によるドープもしくは精製作用はもはや、期待され得ない。これゆえ、ガスは特に、ドープもしくは精製ガスよりも安価もしくはより低毒性な圧力ガスとして適している。不活性ガスもしくは窒素が特に、これには適している。
本方法のもう1つ別の有利な変法において、該煤管がゾーン毎に、該煤管を連続的に供給していくことにより焼結され、1端で始まり、該炉中に設けられる加熱領域に至る。
このゾーン毎の焼結は、該煤管中に含有されるガスの外への拡散を容易化させるが、これは、この表面が、ガスにタイトなやり方で徐々に、ガラス化により閉じられていくに過ぎないからである。更に、軸方向へと一様に進行していくその溶融前線が、非ガラス化領域の包含を防ぐ。
特に、予め決められた長さの該ガラス化中空シリンダーの高い再現性に関して、該煤管がその1端で第1の保持部品に固定され、そのもう1端で第2の保持部品に固定され、第1の保持部品と第2の保持部品との間の保持部品間距離が焼結の間に調整可能である手順が、特に有用になっている。
これら保持部品は、該煤管の(両)端に固定される構成部品である。これらは同時に、該内孔を封じるよう働いてもよい。該煤管両端が、これら保持部品により支持されることが、必須である。第1と第2保持部品との間の距離は、焼結の間一定なままであるか、もしくは、変更される。一定な距離では、該煤管の長さの収縮は、さもなくば焼結している間に始まるが、防がれる。更に、徐々に該距離を短くしていくことによる該中空シリンダーの縮み、もしくは、連続的な該距離の増加による伸びが、考えられる。本方法のこれらの変法において、外径もしくは内径と該ガラス化中空シリンダーの壁厚との比が、選択的に影響されることが考えられる。該中空シリンダー長に亘り特に一様な変形は、上述のゾーン毎に焼結していく変法において達成され、該距離が、その加熱ゾーン中への該煤体の供給速度に直線的に依存して変更される場合である。
2つの側での上記保持操作の更なる効果は、該内管が、落ち込んでいく該煤管重量から解放され、これゆえ、僅かな機械的安定性しか必要としないことである。これはこれゆえ非常に薄くなり得るか、および/または、有孔材料からなり得、というのも、該加熱ゾーン直下に位置する該煤体質量が焼結していく間に、下の支持保持部品により受け止められ、該加熱ゾーン上に位置するその質量が、上の保持部品から懸垂されるからである。焼結している間、両保持部品がロードされる。該加熱ゾーンの位置に依り、増加した重量は、上もしくは下の保持部品上で作用する。該煤管は同時に、上の保持部品から懸垂されて保持され得、下の保持部品によっても支持され得る。この点において、これら保持部品は、該煤管重量の一部を、焼結している間担うか、もしくは、これらは、その全重量を担う。結果として、該煤管内孔中で設置される形状部品は、このような任務から解放され、これは、特に繊細で、薄く、および/または有孔性の内管としてのその形成を可能にする。この解放は、該煤管重量下での該内管の焼結している間の変形リスクをも排除し、これは引き続いて、石英ガラス製の該中空シリンダー中の内孔の曲がりを伴い、既知の方法において観察されるとおりである。
該内孔を栓により封じることが、有利になっている。
該栓は、該内圧と該外圧との間の圧の差を観察するのをより容易にする。該栓は、できるだけ純粋な耐高温材料からなる。栓は、この目的に適しているグラファイト含有材料から、僅かな製造努力で製作され得る。
有利には、該栓は、両側において、該煤管に固定され、同時に保持部品として働く。
該栓はここで、該内孔中に、すり合わせで挿入され得、例えば、該有孔煤管壁中に向けられるスレッドと共に設けられることによる。該栓自体もしくはこの一部が、該沈着プロセス間に、該煤管(両)端において埋没されることも可能である。該内孔を封じるその機能から離れて、これは、該煤管を保持するようにも働き、ここで、焼結している間、該栓が直接、もしくは、更なる部品を通じて間接に、保持装置により支持される。該煤管はこれゆえ、両端において、該栓の形の保持部品に接続され、これにより、これは鉛直方向に焼結している間保たれ、上でより詳細に説明されたとおりである。この別個に支持された栓の距離が、焼結している間一定に保たれ得、または、変動されてもよい。
更に、精製剤もしくはドーパントを該内孔外側に含有している雰囲気を発生させるのが、有利になっている。
該精製剤もしくはドーパントは、吸引により引かれ、該内孔中で、該煤管壁を通して作用し、結果的に、比較的均一で小さな勾配を有する濃度プロファイルを与え、該煤管壁に亘り一様な精製もしくは均一なドーパント分布に至っていく。塩素および塩素含有化合物が精製剤として適しており、フッ素およびフッ素含有化合物がドーパントとして適している。
有利には、該内圧が1ミリバール以下に設定され、維持される。
該煤管内壁領域において、有孔煤材料は、該焼結プロセス終了まで存在し、該有孔煤材料は、ガスの取り込みに関する危機に晒されており、既に上で更に説明されたとおりである。これが、該煤管領域と接触しているガス圧ができるだけ低く、焼結している間設定されるべき理由である。
好ましくは、該煤管外壁の有孔煤材料は、できるだけ低いガス圧にも晒される。該ガス圧が低いほど、該煤管中に拡散していくガス量が小さくなる。更に、該炉のチャンバー中の熱輸送が、増加していくガス量と共に増加し、これが、該炉への温度負荷の増加およびより高いエネルギー消費に至る。これが、該内圧と該外圧との間の圧の差が、できるだけ小さく保たれ、1ミリバール〜200ミリバールの範囲中で設定される理由である。
焼結している間、該煤管の等温加熱により、該ガラス化プロセスが、該外壁領域において始まるので、この手順は、ガスの更なる取り込みのリスクなく、第2の焼結相の間(上で説明したように)増加の可能性を与える。
本発明による方法は、小さな内孔を持っている中空シリンダー製造を可能にする。20mm〜45mmの範囲中の内径を有する中空シリンダー製造に関して特に適していると判った。
本装置に関して、上述した目的は、最初に指し示された装置から出発し、本発明により達成され、ここで、該内管は閉鎖可能であり、真空ラインに接続され、栓が、該煤管内孔を両側において閉じるために設けられる。
本発明による装置は、該内管上への該煤管の再現性ある落ち込みを、該煤管内壁と該内孔中で設置される該内管との間のギャップの幅広い場合においてさえ、可能にする。この目的で、該内管を閉じることができ、真空ラインを経由して、排気可能である。排気の間、ガスは、該内孔からも搾り出され、これは、該内管壁のガス透過性のためであり、該煤管外套へ作用している圧と比較して陰圧がこれにより発生され、該内孔中で維持される。該内管壁のガス透過性は、この吸引作用の衝撃を、該煤管内孔全長に亘ってさえ可能にし、該管が既に幾つかの場所において、該内管上に落ち込んだ場合であり、こうして、いわゆる<<ポケット>>に至ることのあるガスの包含が、避けられる。該陰圧を該内孔中で設定するには、もし可能ならば、如何なる圧の補償をも、ガス入口を通って該内孔の開口端を経由して防ぐことが、更に必要である。この端に栓が、該内孔を閉じるために設けられる。理想的な場合であるが、該栓の閉鎖はこれゆえガスに対して絶対的にタイトであるが、これは、該内管孔の吸引のために、必ずしもというわけではない。
焼結している間、該煤は、該内管上に落ち込み、それで、その外側寸法およびその外側輪郭が、該ガラス化中空シリンダーの内側寸法および内側輪郭を画定する。特に、該煤管内管と内壁との間の幅広いギャップならびに該内孔の落ち込んでいる間に結合して強化される付随する可塑変形の場合、該内管の形状効果が、予め決められた小さな孔径の形成にとって不可欠である。
該内孔の落ち込んでいく間の圧の差の発生および維持は更に、該変形プロセスを安泰化させ、それで、不確定な可塑変形が抑えられ、もしくは、防がれる。該煤管内壁と該内管との間の幅広いギャップさえこれゆえ、再現性よく閉じられ得、該煤管の落ち込んでいる間の脈理の形成がない。本発明の方法に関して、上の説明に更に言及される。
本発明による装置の有利な展開が、下位請求項から明らかになる。これら下位請求項において指し示されるような装置の展開に関する限り、本発明の方法に関して下位請求項において指し示される手順に従い、捕捉説明のために、対応している方法の請求項に関する上の観察が、参照される。残りの下位請求項において指し示されるような本発明の装置の形状がより詳細に、以降において説明される。
煤管と栓との間の接続により、後者が同時に、該煤管を該炉中で、上の保持部品および下の保持部品として形状付けられている該栓により保持および支持するよう働き得る。
好ましくは、本発明による装置は、移動装置を含み、これにより、少なくとも上の保持部品が、該煤管縦軸方向に移動可能になる。
これら2つの保持部品間距離がこれにより、焼結している間変動され得、これにより、該煤管の伸び縮みならびに結果的に得られてくる石英ガラス製の中空シリンダーを可能にする。
該煤管よりも長い内管が、該煤管を伸ばしたり(延ばしたり)するのに必要とされる。特にこの問題の解決には、上の栓が孔を含む場合が有利であると判り、ここでは、該内管が、該煤管縦軸方向に移動可能にガイドされる。
上の栓および内管の互いに対するスライド量は、該内管を、該煤管内孔中に徐々に<<更に押していく>>ことを可能にする。該内管孔中へのガスの侵入はここで、できるだけ避けられなければならない。ガスに対してタイトに閉じられており、該内管外套に向かっている密封表面を持つ孔は、この目的に適している。代わりに、該孔は貫通孔として形状付けられ、該孔から外へと突出する該内管上端がガス非透過性であり(密封されている)、これにより、該内管壁を経由してのこの領域中へのガスの侵入を防いでいる。好ましくは、しかしながら、この問題は、該孔が貫通孔として形状付けられ、該煤管上端がチャンバー中に延び、該貫通孔をその外側に対して密封することにより解決される。
該チャンバーの補助により、該貫通孔と該内管上端との両方が、それらの外側に対して密封され、それで、該内管上端の密封も該栓孔のタイトなデザイン(設計)も、必要とされない。
本発明による方法が今からより詳細に説明され、実施形態および図面を参照し、詳細に示す。
実施例1
図1は、有孔SiO煤管1を示し、焼結プロセスのために、ガラス化炉2中の保持装置により保持されている。煤管1は長さ3m、外径300mm、および、内径50mmを有する内孔を持つ。
有孔グラファイト製の内管3が、煤管1の内管中を延びる。内管3は、外径30mm、壁厚10mm、および、煤管1のものよりも僅かに短い長さを持つ。内管3の透過係数は、DIN51935に従って求められると、10−1cm/秒であり、開口率16%を持つ。
リング状ギャップ9は、ギャップ幅10mmを有し、該煤管内壁と内管3との間で保たれる。
該保持装置は、2つのグラファイト栓4および5、ならびに、これらの上で作用する対応しているグリップ10を含み、これにより、グラファイト栓4および5が静置され支持される。グラファイト栓4および5の各々が、スレッド6および閉鎖円錐7と共に設けられる。これらは、煤管1の2つの面の端に向けられ、リング状ギャップ9をその外側に対して密封し、その中に閉鎖円錐7が両側において突出する内管3の孔8も密封する。中央軸15の向きに、長さの補償に関して、内管3の熱的膨張によるある役割がある。真空ライン11は、孔8中で終結し、真空ポンプに接続され、下のグラファイト栓5を通してガイドされる。
煤管1は、グラファイト製のマッフル管12により、リング状加熱部品13に対して遮蔽され、これは、煤管1全長に亘り延びる。そのガス入口のための、および、マッフル管12を排気していくためのライン14は、マッフル管内側15中で終結する。
本発明による方法に関する、合成石英ガラス製の中空シリンダーを生産するための、図1において示される装置1を使用しての実施形態が今から、図2の流れ図を参照しながら、より詳細に記述される。
SiO煤粒子は、沈着バーナーのバーナー炎中で、SiClの炎加水分解により形成され、これらの粒子は層毎に、その縦軸の周りを回転しているAl支持桿上で沈着され、結果的に、有孔SiO粒子製の煤体形成に至る。該支持桿は、僅かに円錐状の外形を持ち、平均直径約50mmを有し、該沈着プロセス完結後に除去される。結果得られてくるSiO煤管1の密度は、石英ガラス密度の約25%である。透明石英ガラス管がこれから製作され、今から例として説明される本方法の補助による。
有孔内管3は、煤管1の内孔中に挿入され、その中に両側においてねじ込まれているグラファイト栓4および5により、その中で中央に固定される。煤管1は、ガラス化炉2中に導入され、該保持装置のグリップ10により鉛直方向にその中で保持される。
本焼結プロセスは、第1の焼結相21を含み、ここでは、該煤管壁がまだガス透過性であり、また、第2の焼結相22を含み、ここでは、溶融前線がその外側からその内側に移動していき、徐々にガラス化およびこれゆえ該煤管壁の固まりを有効にする。
第1の焼結相21に先立ち、加熱処理が行われ、16時間、温度900℃において継続し、脱水処理20により、これらの処理に対して、煤管1が、この製造プロセスのために導入されてしまった水酸基を除去していくのに付される。脱水処理20において、マッフル管内側15全体がまず、吸引により真空ライン11およびライン14を経由して、完全に排気され、煤管1が引き続き、温度約900℃において、ヘリウムおよび塩素を含有している雰囲気中で処理される。この終わりに、(相対圧力ではなく)絶対圧力約1ミリバールが、連続的な吸引により、孔8中で発生・維持され、該絶対圧力が、リング状ギャップ9においても、内管3のガス透過性のために観測される(内圧)。同時に、塩素含有ガスが、ライン14経由でマッフル管内側15中に導入され、結果的に、リング状ギャップ9中よりも高い圧を、煤管1の外側において与える(外圧:約50ミリバール)。該塩素含有ガスは、外圧と内圧との間の圧力勾配のために、まだ完全に有孔性な該煤管壁を通って、その外側からその内側に搾り取られる。これは、特に効率的で一様な脱水をもたらす。この処理は、約8時間後に完結される。
第1の焼結相21開始時、塩素とヘリウムとのガス混合物が尚、ライン14経由で内側15中に導入され、つまり、孔8これゆえリング状ギャップ9の連続的排気時、該外圧と該内圧との間の圧の差100ミリバールを生成させる量である。この圧の差のために、該ガス混合物は、その外側から、該煤管壁を通り、その内側に拡散する。
同時に、煤管1は、この圧の差の作用下に、温度約1450℃にまで熱せられ、そうして、煤管1が徐々に、その外壁からの溶融前線の前進により、その外側からその内側に向かってガラス化される。
完全にガラス化された外層が、煤管1長に亘り形成されたらできるだけ直ぐ、該層は、該煤管壁を通してのガスの更なる運搬を止めることになり、そうして、以前の目標の圧の差100ミリバールが突然生じ、これにより、第2の焼結相22の開始を指し示す。孔8およびリング状ギャップ9の排気は、相22において継続されるが、塩素およびヘリウムからなっている該ガス混合物供給が終結され、この代わりに、窒素がライン14経由で、内側15中に導入され、圧の差約100ミリバールが、該内圧と該外圧との間で発生されるような量である。窒素の熱伝導性は、ヘリウムと比較すると低く、加熱部品13外側に位置するガラス化炉2の部品の更なる過熱を抑える。
第2の焼結相22において上昇されるこの圧の差のために、徐々にガラス化していく煤管1の内孔が、内管3上に、特に一様に落ち込む。この管は、煤管1の別個の搭載のために、支持機能を持たず、これゆえ、有孔グラファイトからなっている特に繊細で薄い壁の管として形成され得る。
煤管1の両側におけるグラファイト栓4および5上での支持は、長さの収縮を防ぎ、これはさもなくば煤管1の焼結時に観察されるものであるが、石英ガラス管が、精確に予め決められた長さを有して得られる。更に、内管3は充分に、グラファイト栓4および5上での煤管1の支持により負荷から解放され、これゆえ、撓まない。
該焼結プロセス完結後、内管3が除去される。石英ガラス管23が得られ、外径150mmおよび高い質の内孔を持っており、これは、特に小さな内径30mmにより、特に区別される。
該内孔内側表面は、真っ直ぐであり、平らであり、きれいである。研いでいくことによる少しの機械的仕上げ処理後、石英ガラス管23は、光ファイバー用プレフォーム生産用外套管としての使用に適したものになる。
実施例2
代わりの手順では、石英ガラス管が生産され、煤管1から出発し、実施例1において上記されたとおりであり、これは、煤管1によるものであり、このプロセスにおいては、これはゾーン毎に軟化されていき、ガラス化され、内管3上に落ち込む。
この目的で使用されるガラス化炉がダイヤグラムにより、図3において示される。図3が図1と同一の参照番号を使用する限り、これらは本発明による装置の構造的に同一もしくは等価な構造部品を命名し、上でより詳細に、図1に関する記述を参照しながら説明されたとおりである。
図3において示されるガラス化炉は、図1において示されるものとは、リング状加熱部品33が煤管1の一部の長さに亘り延びるだけであること、および、移動装置が煤管1を連続的に加熱部品33を通して移動させるために更に設けられていることにおいて、実質的に異なる。該移動装置は、下のグラファイト栓4上で(もしくはグリップ10上で)作用している上の移動装置31および下のグラファイト栓5上で作用している下の移動装置32を含む。移動装置31および32は、互いから独立して上下に移動可能である、これにより、煤管1の伸び縮みを、焼結している間に可能にしている。
図3による実施形態はスキームにより、焼結している間に実施される伸ばし操作を示す。この終わりに、下の移動装置32が連続的に下に移動され、そうして、煤管1全体が、加熱部品33に沿ってガイドされ、ゾーン毎に、このプロセスにおいて熱せられ、焼結される。上の移動装置31は、上下に移動可能である。該実施形態において、これは連続的に下にも、ゾーン毎に焼結している間に、煤管1を伸ばす目的で移動されるが、下の移動装置32よりも、僅かにゆっくりとしたスピードであり、そうして、焼結している間に、移動装置31と32との間の距離、これゆえ、グラファイト栓4と5との間の距離が連続的に増加し、より詳細に更に下で説明されるとおりである。
煤管1の伸び縮みを焼結している間に可能にするために、上のグラファイト栓4は、内管3に沿って移動可能である。煤管1の伸びは、図3において示されるとおりであり、内管1を必要とし、これは、煤管1の当初の長さよりも長い。この終わりに、グラファイト栓4が、延びた内管3が上に延びる貫通孔と共に設けられる。内管3の上端37が、チャンバー38中に突出し、これは、グリップ10およびカバー35により形成され、グラファイト栓4の該貫通孔を取り囲む。チャンバー38の補助を伴い、該貫通孔と内管3の上端37との両方が、その外側に対して密封され、そうして、内管1の有孔壁を経由する孔8中へのガスの浸透、もしくは、該貫通孔を経由するリング状ギャップ9中へのガスの浸透が、防がれる。加えて、内管3の上端37が、更なる栓34を用いて密封される。カバー35が、引っ張り桿36と結合され、これが、炉のチャンバー15から出る、圧にタイトな通路経由でガイドされる。
内管3の移動可能な支持体および上の栓4が互いに相対的に、上と下のグラファイト栓との間の距離の連続的な延びを、焼結している間に可能にし、これは、連続的に内孔9中に<<更に押されていく>>内管3による。
図3を参照しながら、実施例2による手順が今からより詳細に説明される。
実施例1に関して上記されたものとは異ならない脱水処理に先立ち、適切な焼結プロセスが行われる。塩素/ヘリウムガス混合物が引き続き、ライン14経由で内側15中に導入され、つまり、孔8これゆえリング状ギャップ9の連続的排気時に、該外圧と該内圧との間の圧の差50ミリバールを発生させる量である。
該焼結プロセスは、煤管1が、その下端で始まり、上から、温度約1500℃に設定された加熱部品33に向かって連続的に供給されていくことで始まり、その中でゾーン毎に熱せられ、ガラス化される。一方で、煤管1が焼結されて落ち込み、同時に、溶融前線が煤管1内側をその外側からその内側に、および、その底からその頂上に移動していく。内孔8内側の内圧が、ガラス化の間、連続的な排気により0.5ミリバールにおいて保たれる。ガラス化の間、煤管1が、内管3上に、ゾーン毎に収縮する。このプロセスにおいて逃げていくガスが、煤管1のまだ開いている孔の領域を経由して、および、ガス透過性内管3を経由して放出され、これにより、気泡形成を防いでいる。
この手順の更なる特別な特徴は、ゾーン毎に焼結していく間、グリップ10が連続的に、移動装置31および32により、速度2mm/分で離れて移動していくことである。この終わりに、下の移動装置32の遅くなっていくスピードが、7mm/分に設定され、加熱部品33に対する煤管1の供給スピードが、上の移動装置31により、5mm/分に設定される。該焼結プロセスの間、これが、当初の距離と比較すると、該距離を40%増加させることになる。
この手順において、ゾーン毎にガラス化された煤管1の内孔も、内管3上に落ち込み、内圧と外圧との間の圧の差のために、特に一様であり、結果的に、高い質および真っ直ぐな内孔を持っている石英ガラス管を与え、これは特に、特に小さな内径30mmにより区別される。内管3は何であれ支持機能を持たず、これが、薄壁の有孔グラファイトの管の形でのその形成を可能にする。
これは、長さ約4.20m、外径127mm、および内径30mmを持っている石英ガラス管をもたらす。
第1の実施形態における本発明による方法および本発明による装置であり、スキームにより例示され、ガラス化炉中の保持装置により保持されている煤管を有する。 本発明による方法による、石英ガラス製の中空シリンダーを生産するための手順を説明するための流れ図である。 本発明による方法および本発明による装置の更なる実施形態であり、スキームにより例示される。

Claims (31)

  1. 石英ガラス製の中空シリンダーの調製のための方法であって、その縦軸の周りを回転している支持体外表面上でのSiO粒子の沈着により、中央内孔を有する有孔煤管を製作することにより、および、該煤管を、炉中で熱し、焼結することにより、ここで、該煤管が、保持装置により支持され、該保持装置が、該内孔中に突出する引き延ばされた形状の部品を含んでおり、この上に、該煤管が落ち込み、該中空シリンダーを形成していく方法であって、焼結していく間、少なくとも一時的に、煤管(1)の内孔(9)中において優勢なより低い内圧と、内孔(9)外側にかけられているより高い外圧との間の圧の差が発生され、維持されることを特徴とする、方法。
  2. 前記形状部品が、内孔(9)中に突出している内管(3)として形状付けられ、ガス透過壁を持っており、内孔(9)中におけるより低い前記内圧が、吸引により、該ガス透過内管壁に亘り維持されていることを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 前記内管壁が、DIN51935による透過係数少なくとも10−2cm/秒を持つことを特徴とする、請求項2の方法。
  4. 有孔ガス透過材料からなっている内管(3)が使用されることを特徴とする、請求項2または3の方法。
  5. 前記材料がグラファイトもしくはCFCであることを特徴とする、請求項4の方法。
  6. 内管(3)が、3〜15mmの範囲中の壁厚および10〜25%の範囲中の開口性を持つことを特徴とする、請求項4または5の方法。
  7. 煤管(1)が、初期流抵抗を持ち、ここで、煤管(1)の該初期流抵抗よりも小さな流抵抗を有する内管(3)が使用されることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項の方法。
  8. 煤管(1)が、等温加熱により焼結され、ここで、煤管(1)長に亘り、実質的に均一な温度場が生成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項の方法。
  9. 第1の焼結相の間、ここで、煤管(1)が、より高いガス透過性を持ち、より低い外圧が維持され、第2の焼結相の間、ここで、煤管(1)が、より低いガス透過性を持ち、該外圧が上昇されることを特徴とする、請求項8の方法。
  10. 前記外圧が上昇され、前記内孔外側で、窒素が炉(2)中に導入されることを特徴とする、請求項9の方法。
  11. 煤管(1)が、第1の焼結相中において、ドープもしくは精製ガスに晒され、第2の焼結相中において、該ドープもしくは精製ガスとは異なる圧力ガスに晒されることを特徴とする、請求項9または10の方法。
  12. 煤管(1)が、連続的に煤管(1)を供給していくことにより焼結され、1端で始まり、炉(2)中において設けられた加熱領域(33)に向かい、その中で該煤管をゾーン毎に焼結していくことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項の方法。
  13. 煤管(1)がその一端で、第1の保持部品(4)に、そのもう一端で、第2の保持部品(5)に固定され、第1と第2保持部品(4、5)との間の保持部品間距離が、焼結している間に調整可能であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項の方法。
  14. 内孔(9)が、栓(4;5)により密封されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項の方法。
  15. 栓(4;5)が、両側において煤管(1)に固定され、保持部品として働くことを特徴とする、請求項13および14の方法。
  16. 前記保持部品間距離が、焼結していく間、変動されることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項の方法。
  17. 前記保持部品間距離が、焼結していく間、一定に保たれることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項の方法。
  18. 内孔(9)外側において、精製剤もしくはドーパントを含有している大気が生成されることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項の方法。
  19. 前記内圧が1ミリバール以下に設定され維持されることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項の方法。
  20. 内圧と外圧との間の圧の差が、1ミリバール〜200ミリバールの範囲中で設定されることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項の方法。
  21. 20mm〜45mmの範囲の内径を持っている中空シリンダーが得られることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項の方法。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項の方法を実施するための装置であって、内孔を含んでいる有孔煤管(1)を焼結していくための炉、煤管(1)を加熱し焼結していくための加熱装置(13;33)、煤管(1)を保持するための、炉(2)の中で鉛直向きの保持装置(4;5;10;32;35;36)、ならびに、内孔(9)中に突出する引き延ばされた内管(3)を含んでおり、ガス透過壁を持ち、この上に、煤管(1)が落ち込み、石英ガラス製の中空シリンダーを形成していく装置であって、内管(3)が真空ライン(11)に接近可能に接続され、煤管(1)の内孔(8)を閉じるために、栓(4;5)が両側において設けられることを特徴とする、装置。
  23. 前記栓が煤管(1)に積極的に接続され、煤管(1)を支持するための上の保持部品(4)および下の保持部品(5)として、炉(2)中において働くことを特徴とする、請求項22の装置。
  24. 移動装置(32;36)が設けられ、これにより、少なくとも、上の保持部品(4)が、前記煤管の縦軸(16)方向に移動可能であることを特徴とする、請求項23の装置。
  25. 上の栓(4)が孔を含み、ここで、内管(3)が、前記煤管の縦軸(16)方向に移動可能にガイドされることを特徴とする、請求項23または24の装置。
  26. 前記孔が、貫通孔として形状付けられ、これを通って、煤管(1)の上端(37)が、チャンバー(38)中に延び、これが、該貫通孔を外側に対して密封することを特徴とする、請求項25の装置。
  27. 前記内管壁が、DIN51935による透過係数少なくとも10−2cm/秒を持つことを特徴とする、請求項22〜26のいずれか1項の装置。
  28. 内管(3)が、有孔ガス透過材料からなることを特徴とする、請求項22〜27のいずれか1項の装置。
  29. 前記材料がグラファイトもしくはCFCであることを特徴とする、請求項28の装置。
  30. 内管(3)が、3〜15mmの範囲中の壁厚および10〜25%の範囲中の開口率を持つことを特徴とする、請求項22〜29のいずれか1項の装置。
  31. 内管(3)が、煤管(1)の初期流抵抗よりも小さな流抵抗を持つことを特徴とする、請求項22〜30のいずれか1項の装置。
JP2007521889A 2004-07-20 2005-07-19 石英ガラス製中空シリンダーを製造する方法 Expired - Fee Related JP5096141B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004035086.8 2004-07-20
DE102004035086A DE102004035086B4 (de) 2004-07-20 2004-07-20 Verfahren zur Herstellung eines Hohlzylinders aus Quarzglas mit kleinem Innendurchmesser sowie zur Durchführung des Verfahrens geeignete Vorrichtung
PCT/EP2005/007864 WO2006008139A1 (de) 2004-07-20 2005-07-19 Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines hohlzylinders aus quarzglas

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008506626A true JP2008506626A (ja) 2008-03-06
JP2008506626A5 JP2008506626A5 (ja) 2012-03-15
JP5096141B2 JP5096141B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=35063008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007521889A Expired - Fee Related JP5096141B2 (ja) 2004-07-20 2005-07-19 石英ガラス製中空シリンダーを製造する方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20070271964A1 (ja)
JP (1) JP5096141B2 (ja)
CN (1) CN1989077B (ja)
DE (1) DE102004035086B4 (ja)
WO (1) WO2006008139A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006024831B4 (de) * 2006-05-24 2008-03-27 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Halbzeugs aus synthetischem Quarzglas
DE102008024842B3 (de) 2008-05-23 2009-05-07 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Zylinders aus Quarzglas unter Einsatz einer Haltevorrichtung sowie Haltevorrichtung
EP2218348B1 (de) 2009-02-17 2013-08-14 MSC Schweiz AG Sohlenkonstruktion für Schuhwerk mit Luftpumpeinrichtung
GB2514118B (en) 2013-05-13 2015-11-11 Heraeus Quartz Uk Ltd Froth floatation separation and analysis
GB201320280D0 (en) 2013-11-18 2014-01-01 Heraeus Quartz Uk Ltd Furnace for sintering silica soot bodies
CN104374194B (zh) * 2014-11-24 2016-06-22 江苏华东锂电技术研究院有限公司 粉体烧结装置
CN109912190B (zh) * 2017-02-28 2021-08-06 天津富通集团有限公司 用于光纤预制棒生产的烧结炉
CN109437546B (zh) * 2018-12-03 2021-08-24 长飞光纤光缆股份有限公司 光纤预制棒加热炉及其加热掺杂方法
EP3702333A1 (de) * 2019-03-01 2020-09-02 Heraeus Quarzglas GmbH & Co. KG Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines glasbauteils
CN112110638A (zh) * 2020-09-23 2020-12-22 江苏圣达石英制品有限公司 一种石英管生产用连熔装置及生产方法
CN114735927A (zh) * 2022-04-15 2022-07-12 江苏亨芯石英科技有限公司 一种生产半导体掩模版用合成石英材料的方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4251251A (en) * 1979-05-31 1981-02-17 Corning Glass Works Method of making optical devices
JPH05163038A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ用多孔質母材の加熱透明化方法
JPH05286737A (ja) * 1992-04-09 1993-11-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ母材の製造方法
JPH08188429A (ja) * 1994-09-15 1996-07-23 Shinetsu Quartz Prod Co Ltd シリカスートの中空筒状体を焼結する方法及び保持する装置
US20020102083A1 (en) * 2000-12-22 2002-08-01 Berkey George E. Low water peak optical waveguide fiber
US20030115910A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-26 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing preform and preform

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1106710A (en) * 1977-06-22 1981-08-11 Michael G. Blankenship Method of making optical devices
AU653411B2 (en) * 1991-07-19 1994-09-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method for producing glass preform for optical fiber
GB9210327D0 (en) * 1992-05-14 1992-07-01 Tsl Group Plc Heat treatment facility for synthetic vitreous silica bodies
DE4236578A1 (de) * 1992-10-29 1994-06-23 Deutsche Bundespost Telekom Verfahren und Vorrichtung zur Vorformherstellung für Quarzglas- Lichtwellenleiter
DE19736949C1 (de) * 1997-08-25 1999-01-21 Heraeus Quarzglas Verfahren zur Herstellung eines Quarzglaskörpers
US6843076B2 (en) * 2001-07-30 2005-01-18 Corning Incorporated Single step laydown method of making dry fiber with complex fluorine doped profile
US20040139765A1 (en) * 2003-01-16 2004-07-22 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing optical fiber preform, and optical fiber preform and optical fiber produced with the method
DE10325538A1 (de) * 2003-06-04 2004-01-22 Heraeus Tenevo Ag Verfahren für die Herstellung eines optischen Bauteils aus Quarzglas durch Elongieren einer koaxialen Anordnung sowie nach dem Verfahren hergestelltes optisches Bauteil

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4251251A (en) * 1979-05-31 1981-02-17 Corning Glass Works Method of making optical devices
JPH05163038A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ用多孔質母材の加熱透明化方法
JPH05286737A (ja) * 1992-04-09 1993-11-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ母材の製造方法
JPH08188429A (ja) * 1994-09-15 1996-07-23 Shinetsu Quartz Prod Co Ltd シリカスートの中空筒状体を焼結する方法及び保持する装置
US20020102083A1 (en) * 2000-12-22 2002-08-01 Berkey George E. Low water peak optical waveguide fiber
US20030115910A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-26 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing preform and preform

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006008139A8 (de) 2006-04-27
US20070271964A1 (en) 2007-11-29
CN1989077B (zh) 2011-06-08
DE102004035086A1 (de) 2006-02-16
JP5096141B2 (ja) 2012-12-12
DE102004035086B4 (de) 2008-07-03
WO2006008139A1 (de) 2006-01-26
CN1989077A (zh) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5096141B2 (ja) 石英ガラス製中空シリンダーを製造する方法
JP2008506626A5 (ja)
US5738702A (en) Apparatus for holding a hollow cylinder of silicon dioxide soot
US6467313B1 (en) Method for controlling dopant profiles
GB1430681A (en) Method for producing high quality fuese silica
US20100122558A1 (en) Apparatus and Method of Sintering an Optical Fiber Preform
US8393179B2 (en) Method for producing a semifinished product from synthetic quartz glass
JP2004536764A (ja) 低偏波モード分散光ファイバ製造方法
EP3074354B1 (en) Method for reducing processing time for optical fiber preforms
US20070214834A1 (en) Method for Producing a Hollow Cylinder From Synthetic Quartz Glass, Using a Retaining Device
EP3307684B1 (en) Method of manufacturing preforms for optical fibres having low attenuation loss
JP4514748B2 (ja) 保持デバイスを使っての合成石英ガラスの中空シリンダーの製造方法とこの方法を実施するために適切な保持デバイス
CN112805252B (zh) 用于光纤的卤素掺杂二氧化硅预制件的制造方法
JP2012507468A (ja) 光学的構成要素を製造するための方法およびシリンダ状の半製品
US20100126217A1 (en) Method for producing a cylinder of quartz glass using a holding device and appropriate holding device for performing the method
CN104654794A (zh) 用于烧结二氧化硅烟炱体的炉子
JP2004525842A (ja) 多孔質スート体のガラス化方法
JP3987462B2 (ja) 光ファイバ用ガラス母材の製造方法及び装置
AU5443799A (en) Method of producing glass article and glass base material for optical fiber
JP2020075823A (ja) 光ファイバ用母材の製造方法
JP2000264649A (ja) 多孔質ガラス母材の焼結装置および焼結方法
JP2009132585A (ja) ガラス母材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111021

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111028

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120106

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5096141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees