JP2008504923A - 吸入装置および該吸入装置を組み立てる方法 - Google Patents

吸入装置および該吸入装置を組み立てる方法 Download PDF

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Abstract

服用量の薬剤をユーザに送給するための吸入装置であって、ユーザに投与される前記薬剤を収容するのに適合したキャニスタ(5)と、該キャニスタ(5)に結合されたカウンタ(15)とを備えている。本発明によれば、前記キャニスタ(5)は、その基部端部(6a)上に前記カウンタ(15)を受け合うのに適合しており、前記カウンタ及び/又はキャニスタは、両者の取付のために接触部分(18,20)を更に備え、この接触部分は摩擦を増大させる手段を有しており、それにより、カウンタが前記キャニスタの長手方向における異なる位置の範囲に安定して取り付けられることを許容し、前記カウンタは、更に、当該カウンタを前記キャニスタに組み付ける工程中、前記カウンタと前記キャニスタの全体の長さが規定長さの規定公差範囲内になるまで、前記キャニスタに対し付勢されるのに適合している。

Description

本発明は、請求項1の前置き部分に従って、吸入により薬剤を供給する吸入装置に関する。本発明は、更に、吸入装置内への配置に適合し請求項15の前置き部分に従った缶状容器(キャニスタ:canister)と計数器(カウンタ:counter)の組立体、並びに請求項8の前置き部分に従って、前記キャニスタと前記カウンタとを組み立てる方法に関する。
(発明の背景および関連技術)
吸入器は、一般に、広範な薬剤を供給するのに用いられている。前記吸入器は薬剤のキャニスタを保持しており、該キャニスタは圧縮により駆動されて、吸い口(マウスピース:mouthpiece)を通して1回分の服用量(1ドウス:a dose)の薬剤を使用者(ユーザ:user)に送給する。
圧力状態の推進剤(プロペラント:propellant)内に医薬物質の懸濁液または溶液を保持するキャニスタは、良く知られている。吸入装置内に用いられるそのような既知のキャニスタの一つは、弁(バルブ:valve)と結合した缶(can)を備えている。前記バルブは、室(チャンバ:chamber)を備えた本体部と、(該本体部の先端部から伸長する)弁軸(バルブステム:valve stem)と、計量室とでなり、該計量室は、弁軸により、バルブ本体内のL形の導管路を通して大気と選択的に連通可能である。弁軸は、第1位置つまり伸長位置と、第2位置つまり押し下げ位置との間で、軸方向に変位可能であり、前記第1位置つまり伸長位置は、計量室が、それ故キャニスタが、(L形の導管路はその全体が計量室の外部に配置されているので)大気に対して閉じられた位置で、前記第2位置つまり押し下げ位置は、計量室が、L形導管路により弁軸内に設けられるとともに、医薬物質を含んだプロペラントの計量された1ドウスがそこを通って供給される出口部(アウトレット:outlet)と、開放連通している位置である。弁軸は、前記吸い口及び装置のハウジングの一部である軸本体部品内に挿入されている。患者は、ハウジング内で逆向き姿勢に保持されたキャニスタの基部と、弁軸をキャニスタ内に押圧する軸本体との間に、圧縮力を加える。計量チャンネル(channel)を開くに十分なだけ弁軸が押し下げられると、吸入器は1回分の服用量を排出する。これは、発射ポイント(ファイアリングポイント:firing point)として知られている。この技術は、良く知られており、先行技術の多くの箇所に記載されている。例えば、非特許文献1,2,3に記載されている。
キャニスタ内の薬剤残量の水準(レベル:level)を確かめることができることは、患者にとって重要である。この要求は、吸入装置に付属するか又はその一部を成すドウス・カウンタ補機(ドウス・カウンタ・アクセサリ:dose counter accessory)によって、かなえられる。このカウンタが正確なものでなければならないことは言うまでもない。なぜなら、計数過多(オーバ・カウンティング:over-counting)をすれば薬剤が吸入器内に残ることとなり、患者に対して結果として生じるコストと不便とを伴って、不必要により多くの処方の繰り返しをもたらすからである。そのことは、また、緊急事態において、吸入器が空ではないのに空であると信じ込んで、当該吸入器を使用しないかも知れないことを意味する。逆に、計数不足(アンダ・カウンティング:undercounting)をすれば、患者が交替品を手にする前に吸入器の薬剤が空になる結果をもたらす可能性があり、そのことは、患者にとって危険であり、また、患者の遵守性(コンプライアンス:compliance)を減じることになり得る。規定指針は、計数過多および計数不足の誤差を最小であることを要求している。
吸入器には、伝統的に120から200服用(ショット:shot)分が容れられており、従って、どんなカウンタであれ、信頼性があり、正確で読み取り易くなければならない。先行技術には、服用計数器(ドウス・カウンタ:dose counter)の多くの例があり、或るものはキャニスタのバルブ領域付近に位置し、また、或るものはキャニスタの基部に取り付けられており、それは、キャニスタが吸入器の吸い口において逆向きの位置にあり、カウンタが組み立てられた吸入器の上端部にあって容易に視認できるという事実によるものである。
特許文献1には、アクチュエータの基部に取り付けられたドース・カウンタが記載されている。このカウンタは、弁軸に対するキャニスタ上端部の変位を計測するものである。このカウンタはキャニスタに取り付けられておらず、従って、問題は、ユーザがアクチュエータ間でキャニスタを取り換えることができ、キャニスタ内に残っている服用分の間違った数値をカウンタの表示器に表示させることである。更に、特許文献1に係る吸入装置にまつわる問題は、アクチュエータとカウンタの組立体は清掃することが困難で、水や清浄化製品でダメージ(damage)を受け易いことである。
特許文献2には、キャニスタの基部つまり吸入装置の上端部に取り付けられたカウンタが開示されている。この吸入装置の1つの実施形態は、アクチュエータ本体に対するキャニスタ基部の変位を計測するものである。この特許文献2に開示されたカウンタについての問題は、カウンタがキャニスタの変位に依存しており、キャニスタの長さは、製造変動のために変動する許容誤差を伴った長さであることによる誤計数である。キャニスタ長さの許容誤差が大きいほど、誤計数が生じる可能性が高くなる。
特許文献3には、キャニスタの基部に取り付けられたカウンタが開示されており、そこでは、カウンタは或る力に達したときに計数する。カウンタはキャニスタに取り付けられているが、アクチュエータ本体との整列は必要としない。というのは、このカウンタは、計量バルブ内のバネの力よりも小さいカウンタ機構内のバネの力に依存しており、発射(ファイアリング:firing)前に計数が生じるからである。かかるカウンタでの問題点は、計数バネと計量バルブの力は、精密に制御されることが必要で、しかも使用に伴って変動し得ることである。
しかしながら、カウンタをキャニスタの基部へ配設することは、カウンタの視認性が良好で、しかもカウンタをしっかりとキャニスタに固定できるので、好ましいであろう。
本明細書では、1回の服用量の薬剤を送給するのに必要なキャニスタの圧縮量を発射ポイント(ファイアポイント:fire point)と称し、カウンタが1ドウスを計数するために作用するに必要なキャニスタの圧縮量を計数ポイント(カウントポイント:count point)と称するものとする。
米国特許第6446627号明細書 米国特許第4817822号明細書 米国特許第6082358号明細書 ピータ・バイロン(Peter Byron)、「呼吸の薬剤供給」、CRCプレス、1991年 AJヒッキィ(AJ Hickey)、「吸入エアゾール」、健康と病気における肺の生態学、マーセル・デッカー(Marcel Decker)出版、1966年、第194巻 マーク・ギブソン(Mark Gibson)、「医薬物質の予備処方および処方」、吸入投薬形式の第10章、IHSヘルスグループ、2001年
本発明の目的は、確実で信頼できるやり方で、送給された薬剤の服用数を計数するカウンタを備えた吸入装置を提供することである。
本発明の更なる目的は、カウンタがキャニスタに堅固に固定された吸入装置を提供することである。
このことは、請求項1に従った吸入装置、及び請求項15に従ったキャニスタとカウンタとの組立体において達成される。更に、請求項8に従ったカウンタとキャニスタとの組立方法によって達成される。
これにより、前記カウンタはキャニスタに対してしっかりと固定され、キャニスタ基部へのカウンタの制御された固定により、キャニスタとカウンタの長さの許容誤差が制限される。これにより、カウンタをキャニスタの基部上に(すなわち、吸入装置の上端部に)設けることが可能で、また、計数ポイントを発射ポイントに近接して維持し、誤計数を回避することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る吸入装置1が、図1に示されている。前記吸入装置は、薬剤を保持するキャニスタ5を取り囲むハウジング3を備えている。前記キャニスタは、基部(ベース:base)端部6aとバルブ端部6bとを備えている。薬剤は、キャニスタのバルブ端部6b(吸入装置内でキャニスタは逆向き姿勢であるために、キャニスタの下部部分)に接続された弁軸7を通ってユーザに送給される。前記薬剤は、ハウジング3の一部である吸い口13を通って、ユーザに吸入される。前記吸い口は、送給される薬剤を受け取るために、前記弁軸7と接続状態にある。更に、キャニスタのベース端部6a上に、つまり弁軸7と反対側の端部に、服用カウンタ(ドウス・カウンタ:dose counter)15が備えられている。1回分の服用量(1ドウス:a dose)の薬剤がユーザに送給されるべきときは、キャニスタ5が下方へ押圧され、それにより、弁軸が、1ドウスの薬剤を送給する位置へ押し進められる。この点は、先行技術に従った多くの吸入装置と符合しており、ここでは、より詳細には説明しない。前記ドウス・カウンタ15は、キャニスタに取り付けられており、当該キャニスタと共に押下されることになる。計数(カウンティング:counting)は、キャニスタ及びカウンタの下方への動作に関係している。以下のより詳細な記述を参照されたい。ドウス・カウンタ15は、1ドウスが送給される毎に、計数されたドウスの数を1ずつ増やさなければならい。実際にはキャニスタが空であるのにキャニスタ内に薬剤が残っているとユーザが信じ込む危険性があるために、実際よりも少なく数えることは推奨できないので、カウンタは、通常、そのドウスの薬剤の送給に要するよりも短い距離だけキャニスタが押し下げられたときにのみ、1カウントを計数するように作用する。以下においては、カウンタが1ドウスを計数するように作用するために、キャニスタがそこまで押し下げられる必要がある位置を、計数ポイント(カウントポイント:count point)と称し、1ドウスを送給するために、キャニスタがそこまで押し下げられる必要がある位置を、発射ポイント(ファイアポイント:fire point)と称する。
本発明によれば、カウンタは、キャニスタ5の基部(ベース:base)上に備えられている。カウンタ5は或る組立プロセスでキャニスタに取り付けられ、そして、カウンタは、キャニスタのベース部分、つまり弁軸とは反対側のキャニスタ部分、に沿った非常に多くのポイントの何れのポイントでも、キャニスタに取り付けることができ、カウンタの最も外側の縁部(エッジ:edge)からその内側ベースまでは、位置の変動(バリエーション:variation)及びキャニスタの公差の変動する長さの範囲を与えている。すなわち、カウンタは、キャニスタのベース部上の何処にでも取り付けることができる。カウンタとキャニスタの間の接触領域、つまり、カウンタ18の内側および/又はキャニスタ20(図5参照)基部の外側表面は、摩擦を高めカウンタがキャニスタに安定して取り付けられることを確かなものとするための手段を備えている。このための異なった代替案が、図3,図4及び図5の下部に関連して説明されている。組立プロセスにおいては、カウンタ15がキャニスタ5上に押し下げられ、同時に、カウンタと一緒になったキャニスタの長さが測定される。キャニスタとカウンタの全体が予め規定された長さになるまで、カウンタ15が押し下げられるが、この長さも、予め規定された公差範囲内になければならない。
この結果、キャニスタにしっかりと固定されたカウンタを備えて吸入装置1が完成され、また、キャニスタとカウンタの全体が、予め規定された公差範囲内で予め規定された長さを有する。このことは好ましい、というのは、このことは、1ドウスの薬剤が送出されるに先立ってキャニスタが押下されるのに要する距離の制御を可能にし、従って、カウンタが1ドウスを計数するに先立ってキャニスタがどれだけ押下されることを要するかも制御できるようにするからである。
図2aは、カウンタがキャニスタの基部に取り付けられてはいるが、小さい長さの公差を達成するようにカウンタとキャニスタとを組み立てる本発明に従った方法を用いていない吸入装置において、発射ポイント21(ドウス送給)と計数ポイント22とが、どのようにキャニスタの圧縮に関係するかを模式的に示している。ここに、キャニスタとカウンタの長さの公差は大きくなっている。この大きな長さの公差は、可能な計数ポイント24の範囲をもたらしている。このことは、可能な計数ポイント24の範囲が可能な発射ポイント23の範囲よりも広い点において、図2aに示されている。発射ポイントの範囲はバルブの公差に依存するのみであり、キャニスタの長さの公差には依存しない。キャニスタの入力変位に対して図2a及びbに与えられた長さは、例示にすぎない。実際には、これらは、製品が異なれば変化し得るものである。絶対的に確実なのは、誤計数を回避するためには計数ポイント22は発射ポイント21よりも前であり、計数ポイント22の位置が決定される際には、全体の公差が考慮されなければならない。このことの結果は、計数ポイント22は発射ポイント21から比較的離れて位置することが必要であり、また、実際には、このことは、1ドウスを送給するのに必要とされるよりもずっと少なくキャニスタが押し下げられたときに、ドウス・カウンタが1ドウスを計数することを意味する。このことは、カウンタがドウスを多く計数してしまい、カウンタはキャニスタが空であると告げても実際には残った薬剤があるという、傾向ももたらすことになる。
図2bは、図2aと同様の線図を模式的に示すが、本発明に係る吸入装置に対する図を示している。ここでは、キャニスタとカウンタの全体の長さの公差がずっと小さく、可能な計数ポイント28の範囲をより小さくしている。従って、計数ポイント26を発射ポイント25により近く位置させることができる。これにより、多く計数してしまう傾向がより小さくなる。
前記カウンタは、変位式のカウンタ、すなわち、キャニスタの変位によって作用し、1ドウスを送給するためにキャニスタが押し下げられる毎に1カウントを計数するカウンタでなければならない。関連技術の章に記載したように、今日利用可能なこのようなカウンタの異なる例がある。本発明に係るキャニスタの基部上に配置され得るカウンタの1つの例は、キャニスタの長手方向の圧縮を、カウンタの表示機構の水平な回転動作に変換するための機構を備えている。かかるカウンタの一例が、国際公開01/37909号に記載されている。他の種類の表示機構を備えた変位式のカウンタも利用可能である。
カウンタがキャニスタに安定して取り付けられ、カウンタがキャニスタに異なる位置の範囲内で取り付けられ得ることを確かなものとするために、前記カウンタと前記キャニスタ(図5aの符号18,20)の間の接触表面の1つ若しくはそれ以上には、摩擦を増大させる手段が設けられている。この摩擦を増大させる手段は、例えば、粗くした(ざらざら又はでこぼこにした)表面もしくは変形可能な手段またはその両方であり得る。表面を粗くした領域は、好ましくは、キャニスタの基部上に設けられる。変形可能な手段は、或る実施形態においては、カウンタの基部内側に設けることができる。
図3は、キャニスタ5の基部端部6a上に表面を粗くした領域37が設けることができる一実施形態を模式的に示している。好ましくはキャニスタの基部の外側壁が、より好ましくは基部に最も近い壁部の最も幅広の部分が、表面を粗くされ、カウンタの内側は、粗くされた表面に変形する平滑な(つるつるの)プラスチックであり、それにより確実な把持をもたらす。この結果、キャニスタの基部上にカウンタが安定して固定され、更に、カウンタがキャニスタに対して嵌合される組立プロセス中に、カウンタは、異なる位置の範囲に嵌合するようにキャニスタに対し押し込まれることができる。粗くされた表面を備えるべき領域は、キャニスタの異なるタイプ間で変化し得るが、好ましくは前記基部の最も幅広の部分に備えられるべきである。今一つの実施形態では、カウンタの内側、つまりカウンタ(図5の符号18)の接触表面も、摩擦を増大させるために或る種の粗くされた表面を備えることができる。粗くされた表面は、例えば、表面の機械的な加工,表面をナーリング(knurling)すること,表面に溝を形成すること,表面を化学的にエッチング(etching)すること、或いは表面のレーザ・マーク・ハッチング(laser marked hatching)により、生成することができる。
粗くされた表面部は、より正確には、或る実施形態では、基部端部でキャニスタの外壁部に位置しており、キャニスタを取り囲んでいる。つまり、図3を参照すれば、粗くされた表面部は、キャニスタ長さの最も幅広の部分でキャニスタ側面の周囲全体にある。
前記キャニスタと前記カウンタとの間の摩擦は、接着手段によって更に増大させることもできる。また、カウンタの内面を高摩擦係数の材料と一緒に成形することができる。
カウンタをキャニスタの基部に対し安定して規定の位置に取り付ける他の可能な方法は、プラスチックを溶融させてキャニスタにぴったりと合わせることである。これの一例は、超音波溶接あるいは他の加熱プロセスを用いることである。
図4は、カウンタ15が、どのようにしてキャニスタ5に取り付けられるかを示している。
図5aは、キャニスタ5への組付前の状態で、本発明に係るカウンタ15の一実施形態の断面を模式的に示している。この実施形態では、リブ(rib)の形態での変形可能な手段52が、カウンタ基部の内側の回りに設けられている。
図5bは、カウンタ15がキャニスタに組み付けられたときの図5aの変形可能なリブを模式的に示している。
前記変形可能なリブ52は、キャニスタの基部上でのカウンタの位置を、異なる位置の範囲内で、制御する可能性を高めるために備えられている。組立プロセス中、カウンタがキャニスタの基部に押し込まれるとき、カウンタとキャニスタの全体について規定の長さが達成されるまで、前記変形可能なリブが変形し(図5bにおいて視認できる)、そしてその後、押し込みプロセスは停止される。前記リブを変形させる力は、患者が装置に加える最大の力よりも大きく、それ故、キャニスタは固定された位置にとどまることになる。
前記変形可能な手段は、図5に示されたものとは、違った形状に形作ることができ、また、カウンタの内側に沿った他の位置に配置することもできる。前記変形可能な手段は、例えば、スパイク(spike)状の形態を取り得るし、また、発泡材とすることもできる。
変形可能な手段は、例えば、ゴム材料あるいはポリマー材料のものであってもよい。また、それらは、2つ若しくはそれ以上の材料から一緒に成形することもできる。
組立時のカウンタとキャニスタの動き阻止する他の方法は、急速に固まるポリマー(quick setting polymer)を用いて、組立プロセス中に変形させカウンタとキャニスタの間のスペースを充填することである。
説明された異なる方法の全ては、カウンタをキャニスタ上の異なる位置の範囲内に取り付ける可能性を与え、また、単独で或いは任意の組み合わせで用いることができる。
要するに、キャニスタのカウンタ内への正確な深さの調節は、組立プロセス中キャニスタがカウンタ内へ移動する距離を制御することによって達成され、そしてそれにより全体の長さの公差を制御する。このことは、装置の発射と計数の正確な比にとって重要であり、計量されたドウスの吸入システムと共に用いられる場合、前記計数装置の計数不足および計数過多に対する規制機関の厳格な要求を達成する。
本発明に係る吸入装置の一実施形態を示す図である。 本発明に係る組立プロセスを用いていない吸入装置において、キャニスタと発射ポイント及び計数ポイントとの関係の線図を模式的に示す図である。 図2aと同様の線図を模式的に示すが、本発明に係る組立プロセスを用いた吸入装置に対する図である。 キャニスタとキャニスタ基部上の粗くした表面部の配置の一実施形態を模式的に示す図である。 カウンタがどのようにキャニスタに取り付けられるかを示す図である。 キャニスタへの組付前の状態で、カウンタとカウンタ基部の内部に設けられた変形可能なリブの一実施形態の断面を模式的に示す図である。 カウンタがキャニスタに組み付けられたときの図5aの変形可能なリブを模式的に示す図である。

Claims (22)

  1. 服用量の薬剤をユーザに送給するための吸入装置であって、
    基部端部(6a)とバルブ端部(6b)とを有し、ユーザに投与される前記薬剤を収容するのに適合したキャニスタ(5)であって、当該キャニスタ(5)が、発射ポイント(25)と称される所定量だけ押し下げられると、1回分の服用量の前記薬剤が分与される、キャニスタと、
    前記キャニスタ(5)に結合され、該キャニスタが、計数ポイント(26)と称される所定量だけ押し下げられると、1回の服用を計数するように作用するカウンタ(15)と、を備え、
    前記キャニスタ(5)は、その基部端部(6a)上に前記カウンタ(15)を受け合うのに適合しており、
    前記カウンタ及び/又はキャニスタは、両者の取付のために接触部分(18,20)を更に備え、この接触部分は摩擦を増大させる手段を有しており、それにより、カウンタが前記キャニスタの長手方向における異なる位置の範囲に安定して取り付けられることを許容し、
    前記カウンタは、更に、当該カウンタを前記キャニスタに組み付ける工程中、前記カウンタと前記キャニスタの全体の長さが規定長さの規定公差範囲内になるまで、前記キャニスタに対し付勢されるのに適合している、
    ことを特徴とする吸入装置。
  2. 前記計数ポイント(26)は、前記公差が発射後に計数が起こらないことを保証することを許容するように、吸入器の発射ポイント(25)より前で近くに位置していることを特徴とする請求項1に記載の吸入装置。
  3. 前記キャニスタの基部の幾つかの部分が、表面を粗くした領域を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸入装置。
  4. 前記表面を粗くした領域は、機械的な加工,化学的エッチング又は表面処理によって設けられていることを特徴とする請求項3に記載の吸入装置。
  5. 前記カウンタの内面は、摩擦を増大させるための異なる材料と一緒に成形されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一に記載の吸入装置。
  6. 前記カウンタの内側基部は、当該カウンタが異なる位置の範囲において前記キャニスタ上に位置し得るように、変形可能な手段(52)を備えていることを特徴とする請求項1から5の何れか一に記載の吸入装置。
  7. 前記変形可能な手段(52)は、ポリマー製のリブ,一緒に成形された変形可能なポリマー材料または隙間を埋めるための急速に固まるポリマーにより設けられることを特徴とする請求項6に記載の吸入装置。
  8. 吸入装置におけるキャニスタ(5)とカウンタ(15)とを組み立てる方法であって、
    前記キャニスタは、基部端部(6a)とバルブ端部(6b)とを有し、ユーザに投与される前記薬剤を収容するのに適合しており、前記キャニスタ(5)が、発射ポイント(25)と称される所定量だけ押し下げられると、1回分の服用量の前記薬剤が分与され、
    前記カウンタは、前記キャニスタ(5)に結合され、該キャニスタが、計数ポイント(26)と称される所定量だけ押し下げられると、1回の服用を計数するように作用し、
    前記カウンタ(15)を前記キャニスタ(5)の基部端部(6a)上に配置するステップであって、前記カウンタ及び/又はキャニスタは両者の取付のために接触部分(18,20)を有し、この接触部分は摩擦を増大させる手段を有しており、それにより、カウンタが前記キャニスタの長手方向における異なる位置の範囲に安定して取り付けられることを許容する、ステップと、
    前記カウンタを前記キャニスタの基部端部に押し込み、前記カウンタと前記キャニスタの全体の長さを、規定長さの規定公差範囲内になるまで計測するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  9. 前記公差が発射後に計数が起こらないことを保証することを許容するように、吸入器の発射ポイント(25)より前で近くに、前記計数ポイント(26)を設けることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記キャニスタの基部の幾つかの部分に、表面を粗くした領域を設けることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 機械的な加工,化学的エッチング又は表面処理により、前記表面を粗くした領域を設けることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記カウンタの内面を、摩擦を増大させるための異なる材料と一緒に成形することを特徴とする請求項8から11の何れか一に記載の方法。
  13. 前記カウンタの内側基部に、当該カウンタが異なる位置の範囲において前記キャニスタ上に位置し得るように、変形可能な手段(52)を設けることを特徴とする請求項8から12の何れか一に記載の方法。
  14. ポリマー製のリブ,一緒に成形された変形可能なポリマー材料または隙間を埋めるための急速に固まるポリマーにより、前記変形可能な手段(52)を設けることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 吸入装置において使用されるのに適合したキャニスタとカウンタとの組立体であって、
    前記キャニスタは、基部端部(6a)とバルブ端部(6b)とを有すると共に、ユーザに送給されるべき薬剤を包含しており、前記キャニスタが、発射ポイント(25)と称される所定量だけ押し下げられると、1回分の服用量の前記薬剤が分与され、
    前記カウンタは、前記キャニスタに結合され、該キャニスタが、計数ポイント(26)と称される所定量だけ押し下げられると、1回の服用を計数するように作用し、
    前記キャニスタは、その基部端部(6a)上に前記カウンタを受け合うのに適合しており、
    前記カウンタ及び/又はキャニスタは、両者の取付のために接触部分(18,20)を更に有し、この接触部分は摩擦を増大させる手段を有しており、それにより、カウンタが前記キャニスタの長手方向における異なる位置の範囲に安定して取り付けられることを許容し、
    前記カウンタは、更に、当該カウンタを前記キャニスタに組み付ける工程中、前記カウンタと前記キャニスタの全体の長さが規定長さの規定公差範囲内になるまで、前記キャニスタに対し付勢されるのに適合している、
    ことを特徴とする組立体。
  16. 前記計数ポイント(26)は、前記公差が発射後に計数が起こらないことを保証することを許容するように、吸入器の発射ポイント(25)より前で近くに位置していることを特徴とする請求項15に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  17. 前記キャニスタの基部の幾つかの部分が、表面を粗くした領域を備えていることを特徴とする請求項15又は16に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  18. 前記表面を粗くした領域は、機械的な加工,化学的エッチング又は表面処理によって設けられていることを特徴とする請求項17に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  19. 前記カウンタの内面は、摩擦を増大させるための異なる材料と一緒に成形されていることを特徴とする請求項15から18の何れか一に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  20. 前記カウンタの内側基部は、当該カウンタが異なる位置の範囲において前記キャニスタ上に位置し得るように、変形可能な手段(52)を備えていることを特徴とする請求項15から19の何れか一に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  21. 前記変形可能な手段(52)は、ポリマー製のリブ,一緒に成形された変形可能なポリマー材料または隙間を埋めるための急速に固まるポリマーにより設けられることを特徴とする請求項20に記載のキャニスタとカウンタとの組立体。
  22. 基部端部(6a)とバルブ端部(6b)とを有すると共に、ユーザに送給されるべき薬剤を包含するキャニスタであって、
    その基部端部(6a)の幾つかの部分に表面を粗くした領域を有し、請求項1から7の何れか一に記載の吸入装置において使用されるのに適合している、ことを特徴とするキャニスタ。
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