JP2008504400A - 顔料入り青インクジェットインク色再現 - Google Patents

顔料入り青インクジェットインク色再現 Download PDF

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Abstract

本発明は、ブルー顔料入りインクジェットインクならびにインクジェット・インクセットおよびインクジェット印刷でのその使用に関する。より具体的には、本発明は、色が青であり、混合顔料着色剤を含むインクに関する。

Description

本発明は、顔料ベースのインクジェットインクならびにインクジェット・インクセットおよびインクジェット印刷でのその使用に関する。より具体的には、本発明は、色が青であり、混合顔料着色剤を含むインクに関する。
インクジェット印刷は、インクの小滴が紙などの基材上に沈着されて所望の画像を形成するノンインパクト印刷法である。小滴はマイクロプロセッサによって生み出された電気的信号に応答してプリントヘッドから噴出される。インクジェットプリンターは低コスト高品質印刷を提供し、他のタイプのプリンターの人気ある代替品になってきた。好適なインクには、染料、顔料および混合染料/顔料着色剤入りのインクが含まれる。
顔料含有インクの色特性は、印刷されたインクジェット画像の品質で重要な役割を果たす。知覚色品質は、当該技術でよく知られているように、CIELAB(CIE No.15.2、比色分析(Colorimetry)、第2版、Commission Internationale de l’Eclarage、オーストリア国ウィーン(Vienna,Austria)、1986年)またはマンセル(Munsell)(Munsell Book of Color,Munsell Color Co.、メリーランド州バルチモア(Baltimore,MD)、1929年)などの幾つかの色−空間系の任意の1つを用いて特徴づけることができる。マンセル色空間に関して、所与の色は3つの用語、すなわち色相、明度および彩度を用いて定義される。CIELAB色空間に関して、色は、3つの用語L*、a*およびb*を用いて定義される。この系でL*は色の明るさを規定し、それは0(黒)〜100(白)の範囲である。用語a*およびb*は一緒になって色相を規定し、ここでa*は負数(緑)〜正数(赤)の範囲であり、b*は負数(青)〜正数(黄)の範囲である。色相角(h°)および彩度(C*)などの追加の用語もまた、a*およびb*の代わりに所与の色を記載するために用いることができ、ここで、
Figure 2008504400
Figure 2008504400
フルカラー画像を達成するために、インクジェットプリンターは典型的にはシアン(「C」)、マゼンタ(「M」)および黄色(「Y」)インクを用いる。これらの色は、光が着色剤を通過するにつれてそれが減じられるので、減法混色の原色として知られる。これらの色が対で混合される時それらは赤、緑および青(いわゆる「二次色」)を形成し、そしてすべてが一緒に混合される時それらは黒を形成する。このように、これらの3色インクは、良好な色度および/または色飽和で全体範囲の色相を印刷するために使用することができる。
所与のインクセットが印刷できる色の範囲は色域と呼ばれ、所与の基材にインクセットで印刷できる代表的な色のパレットを包含するL***色空間での体積によってCIELAB系で記載することができる。CMYインクセットはすべての可能な色の色相を生み出すことができるが、色域は、人間の目で知覚することができる色すべてを包含しない。従って、印刷画像品質を向上させ、かつ、印刷できる色の範囲を拡大させるという要求は依然としてある。
現在のインクセットは望ましい画像を提供するが、改善された色特性のインクは今もなお有利である。改善された彩度、光学密度および光沢の顔料入り青色インクを提供することが本発明の目的である。
本発明の一態様に従って、顔料着色剤およびビヒクル、好ましくは水性ビヒクルを含む青色インクジェットインクであって、該顔料着色剤がピグメント・バイオレット(pigment violet)23(PV23)と少なくとも1つのシアン顔料との混合物を含むインクが提供される。
シアン顔料は好ましくは、ピグメント・ブルー(pigment blue)15:3(PB15:3)および15:4(PB15:4)から選択される。インク中に存在するPV23対シアン顔料の総量の重量比は好ましくは約4:1〜約1:4である。好ましくは、PV23およびシアン顔料の総量は、インクの総重量を基準にして少なくとも1重量%である。同様に好ましくは、ビヒクルは水性ビヒクルである。
本発明のブルー顔料入りインクは、有利な色相および高い彩度、光学密度、および光沢をはじめとする望ましい色特性を提供することが分かった。
本発明の別の態様に従って、インクの少なくとも1つが上に記載されたような、および下にさらに詳細に説明されるようなブルー顔料入りインクである、複数の着色インクを含むインクジェット・インクセットが提供される。好ましくは、インクセットは、ブルー顔料入りインクジェットインクに加えてシアン、マゼンタおよびイエロー顔料入りインクならびに、より好ましくは、その上レッドおよびグリーン顔料入りインクを含む。同様に好ましくは、インクセットは黒色インクをさらに含む。
本発明のさらに別の態様に従って、上記のようなインクジェットインクまたはインクジェット・インクセットを装着した、デジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンターが提供される。好ましくは、プリンターはページ幅のプリントヘッド・アレイをさらに装着される。
本発明のさらに別の態様では、
(a)デジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンターを提供する工程と、
(b)印刷されるべき基材をプリンターに装着する工程と、
(c)上に記載されたおよび下にさらに詳細に説明されるようなインクジェットインクまたはインクジェット・インクセットをプリンターに装着する工程と、
(d)デジタルデータ信号に応答してインクまたはインクジェット・インクセットを用いて基材へ印刷する工程と
を含む、基材へのインクジェット印刷方法が提供される。
好ましい基材には、普通紙、写真用紙およびテキスタイルが含まれる。
本発明のこれらのおよび他の特徴および利点は、次の詳細な説明を読むことで当業者によってより容易に理解されるであろう。明確にするために、個々の実施形態との関連で上におよび下に記載される本発明の幾つかの特徴はまた、単一の実施形態で組み合わせて提供されてもよいことが理解されるべきである。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態との関連で記載される本発明の様々な特徴はまた、別々にまたは任意のサブコンビネーションで提供されてもよい。加えて、単数形での言及にはまた、文脈が特に明記しない限り複数形が含まれてもよい(例えば、単数形(「(a)」および「(an)」)は1つ、または1つ以上を意味してもよい)。さらに、範囲で述べられた値への言及には、当該範囲内の各値およびあらゆる値が含まれる。
着色インク
着色インクはビヒクル、好ましくは水性ビヒクル、および着色剤を含む。着色剤はインクビヒクルに可溶である(染料)または分散する(顔料)ことができる。顔料入りインクは少なくとも1つの顔料を含む。顔料入りインクは染料をさらに含んでもよいが、着色剤は依然として主に顔料である。
着色剤は、染色業者および着色者協会、英国ヨークシャー、ブラッドフォード(Society Dyers and Colourists,Bradford,Yorkshire,UK)によって確立され、カラー・インデックス、第3版(The Color Index,Third Edition)、1971年に公表されたそれらの「C.I.」呼称によって本明細書では言及される。当該呼称は、名称の一部として知覚色を用いるが、何が橙、赤、紫、青、緑などを構成するかについての公式なスペクトル定義は全くない。本発明の目的のためには、インク色は次のような色相角範囲によって命名されるであろう。
Figure 2008504400
インクジェット・インクセット用の着色剤を選ぶ際に、所与の色についての色相角は好ましくは下記の範囲内に入る。
Figure 2008504400
色相角は好ましくは、当業者によって一般に理解されるように、および下にさらに詳細に説明されるように、写真用紙などの高品質インクジェット媒体へインクを印刷し、そして分光計で色を測定することによって求められる。
本発明の青色インクは、少なくとも1つのシアン顔料(好ましくはPB15:3および/またはPB15:4)とPV23との混合物を含む。上の色定義によればPV23はブルー顔料であるが、それはマゼンタと境を接し、ブルー着色剤として望ましい位置にあるとはいえない。しかしながら、シアン顔料と組み合わせて、色は最適化されて非常に望ましい青色を提供する。典型的には、インク中の顔料着色剤の量は、インクの総重量を基準にして少なくとも約1重量パーセントであろう。PV23対シアン顔料の重量比は典型的には約1:4〜約4:1であり、好ましくは約1:3〜約3:1である。
本明細書に後で記載されるように、本発明の青色インクは、複数の着色インクを含むインクセットのメンバーとして一般に用いられるであろう。本発明の青色インク以外の着色インクは顔料および/または染料ベースのインクであってもよい。インクセットのインクのそれぞれは、ビヒクルに分散されたおよび/または溶解された着色剤を個々に含む。
インクセットの他のインクのための有用な顔料には、
(シアン)PB15:3およびPB15:4、
(マゼンタ)ピグメント・レッド(Pigment Red)122および/またはピグメント・レッド202、
(黄)ピグメント・イエロー(Pigment Yellow)14、ピグメント・イエロー74、ピグメント・イエロー95、ピグメント・イエロー110、ピグメント・イエロー114、ピグメント・イエロー128およびピグメント・イエロー155、
(赤)ピグメント・オレンジ(Pigment Orange)5、ピグメント・オレンジ34、ピグメント・オレンジ43、ピグメント・オレンジ62、ピグメント・レッド17、ピグメント・レッド49:2、ピグメント・レッド112、ピグメント・レッド149、ピグメント・レッド177、ピグメント・レッド178、ピグメント・レッド188、ピグメント・レッド255およびピグメント・レッド264、
(緑)ピグメント・グリーン(Pigment Green)1、ピグメント・グリーン2、ピグメント・グリーン7およびピグメント・グリーン36、ならびに
(黒)カーボンブラック
が含まれる。
本発明の青色インク以外の顔料入りインクは、単一の顔料種、または2つ以上の顔料種の混合物を含んでもよい。所与のインク中の「顔料含量」は、単一の顔料種であろうと2つ以上の顔料種の組合せであろうと、当該インク中に存在する全顔料に関する。
顔料は、従来、ポリマー分散剤または界面活性剤などの分散剤によってビヒクル中の分散系に安定化される。しかしながらより最近になって、いわゆる「自己分散できる」または「自己分散する」顔料(本明細書では以下「SDP」)が開発された。その名称が暗示するように、SDPは分散剤なしに水、または水性ビヒクルに分散できる。このように、顔料は、自己分散するための表面処理によって(例えば、その開示がまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される、国際公開第01/94476号パンフレットを参照されたい)、従来のやり方で分散剤での処理によって、または表面処理と分散剤とのある組合せによって分散系に安定化されてもよい。
好ましくは、分散剤が用いられる時、分散剤はランダムまたは構造化ポリマー分散剤である。好ましいランダムポリマーには、アクリルポリマーおよびスチレン−アクリルポリマーが含まれる。AB、BABおよびABCブロックコポリマー、分岐ポリマーおよびグラフトポリマーを含む構造化分散剤が最も好ましい。幾つかの有用な構造化ポリマーは米国特許第5,085,698号明細書、EP−A−0556649号明細書および米国特許第5,231,131号明細書(それらの開示はまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される)に開示されている。
有用な顔料粒度は典型的には約0.005ミクロン〜約15ミクロンの範囲にある。好ましくは、顔料粒度は約0.005ミクロン〜約5ミクロン、より好ましくは約0.005ミクロン〜約1ミクロン、最も好ましくは約0.005ミクロン〜約0.3ミクロンの範囲であるべきである。
ビヒクル
ビヒクルは任意の好適なビヒクルであることができるが、好ましくは水または水と少なくとも1つの水溶性有機溶剤(共溶剤)との混合物を意味する「水性ビヒクル」である。好適な混合物の選択は、所望の表面張力および粘度、選択された着色剤、インクの乾燥時間、ならびにインクが印刷される基材のタイプなどの、具体的用途の要件に依存する。選択されてもよい水溶性有機溶剤の代表的な例は、米国特許第5,085,698号明細書(その開示はまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される)に開示されている。
水と水溶性溶剤との混合物が使用される場合、水性ビヒクルは典型的には約30%〜約95%の水を含有し、残り(すなわち、約70%〜約5%)は水溶性溶剤である。好ましい組成物は、水性ビヒクルの総重量を基準にして約60%〜約95%の水を含有する。
水性ビヒクルをベースにするインクは、界面活性剤またはグリコールエーテルおよび1,2−アルカンジオールなどの浸透剤を含めることによって速浸透性(速乾性)であるようにすることができる。グリコールエーテルには、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−イソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−イソプロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−イソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、およびジプロピレングリコールモノ−イソプロピルエーテルが含まれる。1,2−アルカンジオールは好ましくは1,2−C4〜6アルカンジオール、最も好ましくは1,2−ヘキサンジオールである。好適な界面活性剤には、エトキシル化アセチレンジオール(例えばAir Products製のSurfynols(登録商標)シリーズ)、エトキシル化第一アルコール(例えばShell製のNeodol(登録商標)シリーズ)およびエトキシル化第二アルコール(例えばUnion Carbide製のTergitol(登録商標)シリーズ)、スルホスクシネート(例えばCytec製のAeorsol(登録商標)シリーズ)、オルガノシリコーン(例えばWitco製のSilwet(登録商標)シリーズ)ならびにフルオロ界面活性剤(例えばDuPont製のZonyl(登録商標)シリーズ)が含まれる。
加えられるグリコールエーテルおよび1,2−アルカンジオールの量は、適切に決定されなければならないが、インクの総重量を基準にして、典型的には約1〜約15重量%、より典型的には約2〜約10重量%の範囲にある。界面活性剤は、インクの総重量を基準にして、典型的には約0.01〜約5重量%、好ましくは約0.2〜約2%の量で使用されてもよい。
「非水性ビヒクル」は、その溶剤が極性および/または非極性であり得る、非水性溶剤またはかかる溶剤の混合物から実質的になるビヒクルを意味する。極性溶剤の例には、アルコール、エステル、ケトンおよびエーテル、特に、モノ−、ジ−およびトリ−プロピレングリコールのモノメチルエーテルならびにエチレン、ジエチレンおよびトリエチレングリコールのモノ−n−ブチルエーテルなどのグリコールおよびポリグリコールのモノ−およびジ−アルキルエーテルが挙げられる。非極性溶剤の例には、少なくとも6個の炭素原子を有する脂肪族および芳香族炭化水素、ならびに精油所蒸留製品および副産物をはじめとするそれらの混合物が挙げられる。溶剤はまた、部分的に、または完全に、UV光の適用時に硬化する(UV硬化性)溶剤などの重合性溶剤を含んでいてもよい。
水が非水性ビヒクルに意図的に全く加えられない時でさえ、幾らかの付随的な水が調合物に持ち込まれるかもしれないが、一般にこれは約2〜4%以下であろう。定義によれば、本発明の非水性インクは、非水性ビヒクルの総重量を基準にして約10重量%以下、好ましくは約5重量%以下の水を有するであろう。
他の成分
他の成分は、かかる他の成分がインクの安定性およびジェット可能性を妨げない程度までインクジェットインク中へ調合されてもよく、それは通常の実験で容易に決定されるかもしれない。かかる他の成分は一般的な意味で当該技術ではよく知られている。
ポリマーが耐久性を向上させるためにインクに添加されてもよい。該ポリマーはビヒクルに可溶であるまたは分散させることができ(例えば「エマルジョンポリマー」または「ラテックス」)、イオン性または非イオン性であることができる。有用なクラスのポリマーには、アクリル、スチレン−アクリルおよびポリウレタンが含まれる。
殺生物剤が微生物の増殖を抑えるために使用されてもよい。
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、イミノ二酢酸(IDA)、エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニル酢酸)(EDDHA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢酸(CyDTA)、ジエチレントリアミン−N,N,N’,N”,N”−五酢酸(DTPA)、およびグリコールエーテルジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸(GEDTA)、ならびにそれらの塩などの金属イオン封鎖(キレート)剤の包含は、例えば、重金属不純物の悪影響をなくすために有利であるかもしれない。
成分の割合
上に概略記載されたような、および当業者によって一般に認められるような、所望のインク特性を達成するために上記の成分を組み合わせて様々な割合および組合せのインクを製造することができる。幾つかの実験が特定の最終用途向けのインクを最適化するために必要であるかもしれないが、かかる最適化は一般に当業者の技術の範囲内である。
例えば、インク中のビヒクルの量は、水性であろうと非水性であろうと、典型的には、インクの総重量を基準にして、約70重量%〜約99.8重量%、好ましくは約80重量%〜約99.8重量%の範囲内にある。
着色インクでは、着色剤は一般に、全インクの、約12重量%以下の量で、より典型的には約1重量%〜約9重量%の範囲で存在するであろう。分散剤は、不溶性着色剤の安定化のために必要とされる場合、着色剤の量を基準にしたレベルで用いられ、通常重量比で表される。一般に、分散剤は約1:3〜約4:1の範囲の顔料対分散剤重量比で用いられる。
他の成分(添加剤)は、存在する場合、インクの総重量を基準にして一般に約15重量%未満を占める。界面活性剤は、添加される場合、一般にインクの総重量を基準にして約0.2〜約3重量%の範囲にある。ポリマー定着剤以外のポリマーは、必要に応じて添加することができるが、インクの総重量を基準にして一般に約15重量%未満であろう。
インク特性
落下速度、小滴の分離長さ、滴径および流れ安定性は、インクの表面張力および粘度によって大きく影響される。インクジェットインクは典型的には25℃で約20ダイン/cm〜約70ダイン/cmの範囲の表面張力を有する。粘度は25℃で30cPほどに高い(30cP以下である)ことができるが、典型的には幾分より低い。インクは、噴出条件およびプリントヘッドデザインに合わせられている物理的特性を有する。インクは、インクジェット装置で有意な程度まで詰まらないように長期にわたって優れた貯蔵安定性を有するべきである。さらに、インクは、それが接触するインクジェット印刷装置の部品を腐食すべきでなく、かつ、それは本質的に無臭で、無毒であるべきである。
任意の特定の粘度範囲またはプリントヘッドに限定されないが、本発明で考慮される塗布はより低い粘度のインクを一般に必要とするであろう。従って、インクの粘度(25℃での)は約7cps未満、約5cps未満、そして約3.5cps未満であることができる。
インクセット
用語「インクセット」は、ジェットするためにインクジェットプリンターに装着される流体すべてを意味する。これらの流体には、上に言及される着色インクが含まれる。例えば、印刷された画像の耐摩耗性および/また光沢を高めるために着色インクのすべての後に塗布されるであろう耐久性または光沢強化成分を含有する追加の無色インク(「トップコート」)などの他のインク(または流体)もまた存在することができよう。別のタイプのかかる流体は、それらの開示がまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される、米国仮特許出願第60/533068号明細書(2003年12月29日出願)の優先権を主張する、本願と所有権者を同じくする米国特許出願第11/013128号明細書(2004年12月15日出願)に開示されているような、(好ましくは無色の)定着剤流体である。
上に示されたように、本発明の青色インクは、複数の着色インクを含むインクセットの一部として典型的に使用されるであろう。通常、インクセットは一次色、CYMのインクを含むであろうし、本発明の青色インクはそれ故拡大された色セットを提供するであろう。インクセットのシアンインクに使用されているものと同じシアン顔料を本発明の混合顔料青色インクに使用することが有利である。
青色に加えて、インクセットは他の色、特に二次色赤(R)および緑(G)で有利にも拡大することができる。このように、好ましいインクセットは、青色インクが本明細書に規定される本発明の青色インクであるCYMRGBを含むことができる。
一次および二次色の6色インクセット、CYMRGBは、
PB15:3および/またはPB15:4の1つまたは任意の組合せから選択された着色剤入りシアンインク、
PR122入りマゼンタインク、
PY74、95、110、128および155の1つまたは任意の組合せから選択された着色剤入り黄色インク、
PO34、PR149、PR177、PR178およびPR264の1つまたは任意の組合せから選択された着色剤入り赤色インク、
PG36入り緑色インク、ならびに
本発明による青色インク
を含むことができる。
6色セット中のRおよびGインクの任意のものまたはすべてが、本明細書で前述したようなCYM顔料の混合物である着色剤を含むことができる。
赤色インクは、少なくとも1つのマゼンタ顔料、好ましくはPR122と、PY74、PY95、PY110、PY128およびPY155からなる群から好ましくは選択された少なくとも1つのイエロー顔料とを含む混合M/Y着色剤を含むことができる。
緑色インクは、PB15:3およびPB15:4からなる群から好ましくは選択された少なくとも1つのシアン顔料と、PY74、PY95、PY110、PY128およびPY155からなる群から好ましくは選択された少なくとも1つのイエロー顔料とを含む混合C/Y着色剤を含むことができる。
インクセットは、黒色インク、好ましくは顔料ベースの黒色インク、特にカーボンブラック顔料を含む黒色インクをさらに含むことができる。
インクセットのインクのそれぞれは個々に、ビヒクル、好ましくは水性ビヒクル、適切な着色剤および任意の添加剤を成分割合で含み、上記のような特性を有する。
プリンター
プリンターは、商業的に製造されそして広く入手可能であるものをはじめとする、任意の好適なインクジェットプリンターであることができる。かかるプリンターは当業者には周知である。
かかるプリンターは、例えば、所定の位置に固定されているプリントヘッド・アレイ(固定アレイ)を装備したものであることができる。
プリンターは、例えば、米国特許第6,443,555号明細書(その開示はまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される)に記載されているものに類似であることができる。かかるプリンター用のプリントヘッドは、例えば、米国特許第6,426,014号明細書および米国特許出願公開第2002/0033863号明細書(それらの開示もまたまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される)に記載されているものであることができる。インクジェットプリンターはデジタルデータ信号に応答する。
固定アレイプリンターは一般に、少なくとも約600dpi、好ましくは少なくとも約1200dpi、より好ましくは少なくとも約1600dpiを印刷することができるであろう。印刷は好ましくはワンパスで行われ、こうしてプリントヘッドは、印刷ゾーンによって基材のワンパスで規定dpiを達成するように配置構成される。
印刷ゾーンの幅は、印刷をワンパスで迅速に行うことができるように、印刷されるべき区域の幅と同じくらい少なくとも幅広い。従って、この種のプリントヘッドはページ幅アレイまたは全幅アレイと一般に言われる。いわゆる「SOHO」(小さなオフィス、ホームオフィス)および「ネットワーク」印刷のために、印刷ゾーンの幅は少なくとも、例えばA4サイズ紙および/または手紙サイズ(8.5×11インチ)紙などの標準紙のような幅である。いわゆる「幅広フォーマット」印刷のために、印刷ゾーンは好ましくは少なくとも約36インチ幅であり、ロールから供給される媒体を受け入れることができる。
プリントヘッドから噴出されたインク小滴は任意の好適な体積のものであることができるが、好ましくは小滴は約10pL未満であり、より好ましくは約1〜約5pL、さらにより好ましくは約1〜約2pLの範囲にある。
基材
本発明での使用に好適な基材は、当業者に公知の任意の有用な基材であることができる。例えば、基材は、一般の電子写真複写紙などの普通紙であることができる。基材はまた、マイクロポーラスペ−パー、ポリマー被覆紙および該2つのハイブリッドなどの特殊メディアであることもできる。基材は塩化ビニルおよびポリエステルなどのポリマーフィルムであることができる。ポリマーフィルムは標識、掲示板およびバナーなどの幅広フォーマット用途で特に有用である。基材は、スパンボンドポリオレフィン(例えばTyvek(登録商標)、DuPont Co.)などの不織布であることができる。基材はまた、絹、コットン、ナイロンおよびポリエステルなどの織布であることもできる。
構造化ポリマーを分散剤として用いた。分散剤Aはメタクリル酸ベンジルとメタクリル酸とのブロックコポリマー(13//10)であった。分散剤Bは、POEAがアクリル酸フェノキシエチルを意味し、ETEGMAがエトキシトリエチレングリコールメタクリレートを意味する、POEA−g−ETEGMA/メタクリル酸(66−g−4/30)のグラフトコポリマーであった。模範的な調製方法は、米国特許第6,742,869号明細書(その開示はまるで完全に記載されているかのようにあらゆる目的のために本明細書に参照により援用される)に「分散剤1」および「分散剤2」の見出しで記載されている。
分散系1
PB60を、KOHで中和した分散剤Aと共に(4.0の顔料/分散剤重量比)2ロールミルで粉砕した。生じたチップを水中へ落として15重量%顔料の濃厚な分散系を製造した。
分散系2
PV23を、KOHで中和した分散剤Bとの水性混合物として(1.5の顔料/分散剤重量比)メディアミルで粉砕した。生じたスラリーを水で希釈して15重量%顔料の濃厚な分散系を製造した。
分散系3
PB15:4を、KOHで中和した分散剤Aと共に(1.5の顔料/分散剤重量比)2ロールミルで粉砕した。生じたチップを水中へ落として15重量%顔料の濃厚な分散系を製造した。
分散系4
PR122を、KOHで中和した分散剤Aと共に(1.5の顔料/分散剤重量比)2ロールミルで粉砕した。生じたチップを水中へ落として15重量%顔料の濃厚な分散系を製造した。
インクの調製
インクを次の配合表に従って調製した。成分を一緒に混合し、濾過した。水は脱イオンした。Surfynol(登録商標)465はAir Products Corp(Allentown,PA,USA)製の界面活性剤である。Proxel(登録商標)GXLはAvecia(Wilmington,DE,USA)製の殺生物剤である。割合は、特に明記しない限り、インクの総重量のパーセント重量である。
Figure 2008504400
上記表続き
Figure 2008504400
色測定
インクを、Canon i550プリンターで印刷し(100%被覆面積)、色をGreytag−Macbeth Spectrolino分光計で、そして光沢(20°および60°)をByk−Gardner micro−Tri−glossmeterで測定することによって評価した。
実施例1
インクをEpson Premium Glossy Photo Paperへ印刷し、光学密度、彩度、色相角および光沢を測定した。結果を次の表にまとめる。
Figure 2008504400
本発明の青色インク(インク1〜3)は、それが単一ブルー顔料入り比較インク(インクA、BおよびC)または混合したシアンおよびマゼンタ顔料入り比較インク(インクF)より良好な、彩度、光学密度および光沢の組合せを提供したという点で有利である。
また、有利なことに、本発明の混合顔料青色インクでの「ブロンジング(bronzing)」は個々の顔料のどちらについてより実質的に少ないことが分かった。ブロンジングは好ましくない特性と考えられ、好ましくはインクはブロンジングをほとんどまたは全く示さない。PV23のみが入ったインクDはかなりの量の黄色ブロンジング(ある角度で見た時に印刷表面からの黄色反射)を示した。PB15:4入りインクEはかなりの量のピンク/赤色ブロンジング(ある角度で見た時に印刷表面からの赤色反射)を示した。驚くべきことに、PV23/PB15:4混合物を含んでなる本発明のインク(インク1〜3)は、DおよびEの両方より実質的に少ないブロンジングを示した。PB60顔料入りの比較青色インクA〜Cはまた、比較シアンインクEより低いレベルでではあるが、ピンク/赤色ブロンジングを示した。比較青色インクCでのブロンジングのレベルは、本発明の青色インク3とほぼ同じものであった。
実施例2
本発明の青色インクおよび比較単一顔料青色インクの普通紙(Xerox4024およびHP Bright White)上での性能を次の表にまとめる。
Figure 2008504400
結果は、本発明の青色イングがまた、単一顔料インク(インクA〜C)に少なくとも匹敵する色で、普通(非光沢)紙上でも良好な性能を提供したことを示す。もちろん本発明の混合顔料ブルーで、顔料の比を調整して色相角を最も望まれる位置にシフトさせることができる。

Claims (14)

  1. 顔料着色剤がピグメント・バイオレット23と少なくとも1つのシアン顔料との混合物を含むことを特徴とする、顔料着色剤およびビヒクルを含む青色インクジェットインク。
  2. 前記シアン顔料がピグメント・ブルー15:3およびピグメント・ブルー15:4からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の青色インクジェットインク。
  3. 存在する顔料着色剤の総量が前記インクの総重量を基準にして少なくとも約1重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の青色インクジェットインク。
  4. 前記ビヒクルが水性ビヒクルであることを特徴とする、請求項1に記載の青色インクジェットインク。
  5. 前記ピグメント・バイオレット23対シアン顔料の総量の重量比が約4:1〜約1:4であることを特徴とする、請求項1に記載の青色インクジェットインク。
  6. 25℃で約20ダイン/cm〜約70ダイン/cmの範囲の表面張力、および25℃で約30cP以下の粘度を有する、請求項1に記載の青色インクジェットインク。
  7. 前記シアン顔料がピグメント・ブルー15:3およびピグメント・ブルー15:4からなる群から選択され、存在する顔料着色剤の総量が前記インクの総重量を基準にして少なくとも約1重量%であり、そして前記ピグメント・バイオレット23対シアン顔料の総量の重量比が約4:1〜約1:4であることを特徴とする、請求項6に記載の青色インクジェットインク。
  8. 前記ビヒクルが水性ビヒクルであることを特徴とする、請求項7に記載の青色インクジェットインク。
  9. 前記インクの少なくとも1つが請求項1〜8のいずれか一項もしくはすべてに記載の青色インクジェットインクであることを特徴とする、複数の異なる色に着色されたインクジェットインクを含むインクジェット・インクセット。
  10. シアン顔料入りインク、マゼンタ顔料入りインクおよびイエロー顔料入りインクをさらに含む、請求項9に記載のインクジェット・インクセット。
  11. グリーン顔料入りインクおよびレッド顔料入りインクをさらに含む、請求項10に記載のインクジェット・インクセット。
  12. 黒色インクをさらに含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載のインクジェット・インクセット。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項もしくはすべてに記載のインクまたはインクセットを装着したインクジェットプリンター。
  14. (a)デジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンターを提供する工程と、
    (b)印刷されるべき基材を前記プリンターに装着する工程と、
    (c)請求項1〜12のいずれか一項もしくはすべてに記載のインクジェットインクまたはインクジェット・インクセットを前記プリンターに装着する工程と、
    (d)前記デジタルデータ信号に応答して前記インクジェット・インクセットを用いて前記基材へ印刷する工程と
    を含む、基材へのインクジェット印刷方法。
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