JP2008503471A - 歯科印象用に歯列を前処置する方法 - Google Patents

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Abstract

歯列の歯科印象を採る方法は、歯列を、それに湿潤剤を塗布することによって調整する工程と、歯列に、親水性、疎水性の歯科印象材料などの歯科印象材料を接触させる工程とを含む。湿潤剤は、界面活性剤および担体を含む。

Description

本発明は一般に、歯科印象を採ることに関する。より詳しくは、本発明は、歯科印象を採るほぼ直前に、歯列の調整をして歯列を湿潤させることに関する。より詳しくは、本発明は、ポリビニル、シリコーン、または他のゴムまたはエラストマー印象材料を使用するときの、歯科印象を採る前の歯列への湿潤剤、表面処理剤、または他の印象用前処置剤の塗布に関する。この発明的材料には、止血材、あるいはトレイ(印象)材料と共重合することのできる機能的シリコーン・ポリマーも含まれる。
ポリエーテルなどの親水コロイド印象材料で印象を採る前に、歯の前処置物に湿潤剤を塗布することが知られている。最近では、親水コロイドの使用が減少して、ポリビニル、シリコーン、あるいは他のゴムまたはエラストマー印象材料が好まれている。これらの歯科印象材料を使用することの欠点は、それらの疎水性であり、血液、唾液、または他の流体で湿潤されるときの歯および/または硬組織の細部の精確な印象を採ることを困難にしていることである。印象を作製するとき、血液、唾液、または他の流体が、疎水性シリコーン印象材料によって歯の周縁部と歯の窪みまたは裂溝部との中に押し込められて、材料の大きな表面張力のために細部に及ぶ精確な印象を採るのが困難になる。歯科医師は、口腔内に空気を送り込むことによって口腔を乾燥させようとするが、これは歯科医師だけでなく患者にとっても厄介であり、患者が出血している場合は特にそうである。歯科印象材料の疎水性は、石膏スラリーから形成される精密な型の形成も阻止する。
例えばHefner他のドイツ特許第4129613号、Bryan他の他米国特許第4657959号、Aasen他の米国特許第4691039号、Aasen他の米国特許第4752633号などに記載されているように、様々なイオン性または非イオン性界面活性剤を組成に含めることによって、シリコーンの歯科印象材料をより親水性にする試みが繰り返し行われてきた。Futamiの米国特許第4778832号は、親水性を高めるために、アルブミンなどの蛋白質添加物ならびにシリコーン油または非イオン性界面活性剤を使用することを開示している。これらの材料はある程度は成功しているが、これらの添加剤には時として、湿り空気中での不安定性、白金触媒複合物の非活性化、歯科印象の引裂強度の低下を含む特定の欠点がある。例えば、ビニール末端ポリジメチルシロキサン系成分などのように、それらは水中でまず膨張し、次第に分解し、相分離を起こす場合がある。
米国特許第5534560号は、歯列を湿潤するのではなく、印象材料を修正する試みを述べている。したがってこの特許は、印象材料の疎水性を低下させるようにその化学的性質を変更することに関係する従来技術の一変化形態を述べている。
したがって、細部に及ぶ精確な印象に影響を与えるように、歯科印象材料を受け入れまたはそれを物理的に接触させるように歯列を前処置または調整する方法が求められる。即ち、印象材料を修正するのとは対照的に、歯列を湿潤する材料が求められる。その方法は、疎水性と親水性の歯科印象材料の両方に有益でなければならない。その方法は、歯科医が歯列から印象材料を取り出す助けとなることにも有益でなければならない。
Hefner他、ドイツ特許第4129613号 Bryan他、米国特許第4657959号 Aasen他、米国特許第4691039号 Aasen他、米国特許第4752633号 Futami、米国特許第4778832号 米国特許第5534560号 Agricola他、米国特許第3959458号 Haefele、米国特許第3937807号 Gieske他、米国特許第4051234号
一般に、歯科印象を採る前に歯列を調整する方法は、湿潤剤、表面処理剤または他の印象用前処置剤を歯列に塗布する工程を含む。湿潤剤は、界面活性剤または界面活性剤様の分子、化合物、組成物または歯に適した担体との混合物であることができる。湿潤剤にはまた、止血剤または血管収縮剤あるいはトレイ(印象)用材料と共重合することができる機能的シリコーン・ポリマーも含まれる。このような材料は全て、本明細書では、特に断わりのない限り、総称して「(複数の)湿潤剤」として言及される。
歯科印象を採る方法は、歯列にポリビニル、シリコーン、あるいは他のゴムまたはエラストマー印象材料を接触させる前に、そのような湿潤剤を歯列に塗布する工程を含む。印象材料は疎水性または親水性であることができる。
本発明は、印象を作製することが所望される歯列を調整することを含む歯科印象を採る方法を提供する。この発明的方法は、界面活性剤などの湿潤剤を歯列に塗布し、次いで印象材料を塗布することを含む。本発明は任意の歯科印象材料に対して有用性を有するが、特にポリビニルおよびシリコーン、あるいはゴムまたはエラストマー印象材料と共に使用するのに適している。本発明は、親水性の歯科印象材料に対して特にさらなる有用性を有するが、疎水性材料での使用にも同様に適切である。
湿潤剤は、界面活性剤または界面活性剤様材料であることが好ましいが、そのような材料全てを、特に断らない限りここでは「界面活性剤」と呼ぶ。「界面活性剤」および「界面活性剤様」によって、液体対液体の表面張力を減少する働きをする任意の材料を意味することとする。界面活性剤は、口腔での使用に適しているべきであり、それらにはIgepal co−530、ノニル・フェノキシ系ポリ(エチレンオキシ)エタノールなどがある。他の適切な界面活性剤には、例えばアルキル・アミン・エトキシレート、アルキル・ポリグルコシド、分枝第2級アルコール・エトキシレート、エチレン・オキサイド/プロピレン・オキサイド・コポリマー、低起泡界面活性剤、ノニルフェノール・エトキシレート(NPE)、オクチルフェノール・エトキシレート、第2級アルコール・エトキシレートおよび分枝第2級アルコール・エトキシレートおよびアルコキシレート、アルコキシレート、アルキルジフェニルオキサイド・ジスルホン酸塩、ジオクチル・スルホサクシネート、リン酸エステル、サルフェート、ポリエーテル硫酸およびスルホン酸塩、リン酸エステル、アルキルジフェニルオキサイド・ジスルホン酸および塩、キレート界面活性剤、n−アシル−サルコシン/n−アシル−サルコシネート、エチレン・オキサイド/プロピレン・オキサイド・コポリマー、ポリアクリレート、アニオン性およびカチオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブロック・コポリマー、PLURONIC(BASF)、ラウリル硫酸ナトリウム、ICI米国の登録商標であるTWEEN20、非イオン性界面活性剤であって、約10〜30モル、好ましくは約20モルのエチレンオキサイドと縮合されたモノエステルから主になるソルビトール(およびソルビトール無水物)のC10〜18の脂肪酸エステルを有する水溶性ポリオキシエチレン・モノエステルなどで、その脂肪酸(脂肪族炭化水素−モノカルボン酸)は、例えばラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、TWEEN20(ポリオキシエチレン(20)ソルビタン・モノラウレート)など、飽和または不飽和であることができる。陰イオン性界面活性剤も有用であって、たとえばモノ硫酸化モノグリセドのナトリウム塩などの高脂肪酸モノグリセリド・モノ硫酸の水溶性塩、あるいはラウリル硫酸ナトリウムおよびアルキル・アリール・スルホネートなど、ドデシル・ベンゼン・スルホン酸ナトリウムなどの水素化ココナッツ・オイル脂肪酸、高アルキル硫酸塩、その他が含まれる。フッ素化界面活性剤および表面張力減少材料などの他の界面活性剤を組成物に組み込むこともできる。さらに他の有用な界面活性剤には、卵アルブミン、サルコシネート界面活性剤、イセチオネート界面活性剤およびタウレート界面活性剤と、例えば米国特許で記述されているものとが含まれる。適切な任意の界面活性剤については、1976年5月25日のAgricola等の米国特許第3959458号、1976年2月10日のHaefeleの米国特許第3937807号、1988年9月27日のGieske等の米国特許第4051234号により詳しく述べられており、それらの全てを、そのような開示のために参照により本明細書の一部とする。
水、グリセリン、グリセロール、またはポリオールのような水溶性または部分的に水溶性の物質などの湿潤剤と共に経口的に適切な担体を含めることが好ましい。
湿潤剤用材料には、止血剤、血管収縮剤、麻酔剤、脱感作剤、および香味剤のうちの1つまたは複数を含む添加物などの成分も含まれる。この材料には、必要に応じて材料の粘度を修正するための増粘剤、希釈剤、または充填剤も含まれる。化学的開始剤、促進剤、遅延剤、または凝結調整剤も、印象材料と歯列との界面での凝結反応の速度を制御するために、湿潤剤に加えることができる。歯列における湿潤剤の位置を決定する助けとするために、湿潤剤に着色剤を含めることも有益である。歯列での湿潤剤の均一な分配を促進するため、溶剤、蒸発剤、または拡散剤を加えることもできる。
湿潤剤を配送するのには、ブラシ、エアロゾル泡状組成物、またはエアロゾル噴霧器、または噴霧調整剤を使用するなど、任意の適切なデバイスまたは方法を使用してよい。湿潤剤を歯列に向けるために、湿潤剤を加圧流体流または加圧気体流内に導入することも有用である。材料は、瓶で大量に、または単位用量の構成で供給することができる。凝結剤またはゲル化剤を使用してもよい。
本発明のように湿潤剤を使用すると、印象材料の膜の厚みをより薄くすることができることが分かった。これによって、印象材料が、前処理の準歯肉部分に流入することが可能になる。従来、充分な準歯肉部の細部を得ることは、印象材料の流れがれの欠如によってある程度制限される。本発明による印象前の湿潤剤の塗布は、親水性の高い印象材料(DENTSPLY International社から市販されているAquasil Ultraなど)、またはある程度疎水性の材料までも、到達するのが困難なこれらの準歯肉位置の中へと容易に流れ込むことを可能にする親水性の高い表面を作り出す。また歯科医師が、表面処理剤の塗布によって印象材料の良好な流れを得ることが可能な場合、歯肉退縮を大いにまたは実質的に減少することが可能である。これは、退縮プロセス中に発生する可能性のある患者の組織損傷を実質的に無くすまたは減少する。
一実施例として、3重量パーセントのIgepal CO520を有する湿潤剤を、約3重量パーセントの塩化アルミニウム(VanRからのHemogin−L)と水溶液中で混合された。この溶液は緩衝剤で処理されていても処理されていなくてもよい。印象を採る前に歯列への塗布が行われたとき、歯列は、印象材料の歯列表面への流れが改良されたことが観察される程度に湿潤された。約0重量パーセントから約25重量パーセントの、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムなどの止血剤を使用することが好ましい。同様に、界面活性剤の100重量パーセントを本発明で使用することができるが、水中に3重量パーセントも1つの好ましい組成である。また言うまでもなく、止血剤などの他の構成要素も表面張力を軽減する効果をもたらし、したがって、従来の界面活性剤と共に、またはその代替物として本発明で使用することができる。したがって、歯列を湿潤することによって表面張力を軽減する任意の材料が、本発明の範囲に入る。
本発明の粘度は、作製するべき印象をもたらす膜厚が得られる限り、必要に応じて変更することができる。
本明細書で述べるように、湿潤剤には、それと共に使用される印象材料を「凝結」または「硬化」またはそれ自体が印象材料と重合する材料も含まれる。実際には、この発明的材料が歯列に塗布され、次いで印象材料が通常の形で歯列に配置される。すると湿潤剤が印象材料と重合または凝結(交差分岐)する。湿潤剤のこの凝結または重合は、化学的および光エネルギー相互作用によるものを含む任意の手段によって達成することができる。湿潤剤は、印象材料と同一の化学的または光硬化に曝露されることによって、重合または凝結するように配合することができる。本発明による湿潤剤には、硬化パッケージ、感光性硬化パッケージなどが含まれる。湿潤剤は、硬化すると、物理的に混合された印象材料の密接な部分となるように、印象材料と物理的に混合することもできる。
上述の湿潤剤は、以下の通り歯科印象を採るほぼ直前に使用された。歯の前処置(図1の1)の後で印象を採る前に、単離環境にある前処置物全体に湿潤剤(図2の2)が「塗られ」、または他の形で塗布される(標準的手法として通常巻綿を用いる)。印象材料(必ずしも限定されないが低粘度材料など)を塗布する前に、隔離された前処置物に空気流を吹き付け、歯に、界面活性剤ベースの印象採取前用表面剤の極めて薄い膜を残す。このとき、この表面に塗布された印象材料は表面で自由に流れるようになる。湿潤剤が止血剤も含むとき、一般に使用される歯肉退縮用コードを、標準的単一または二重コード手法を使用して配置する前に、湿潤剤に浸すことができる。コードの配置中に出血が起こる場合は、充填された前処置物を洗浄して血液および唾液を全て除去し、適切に単離してから、湿潤剤を前処置物ならびに配置されたコードの全体表面に再度塗布される。印象プロセスには、その後、コードの除去、空気流を当てること、そして薄膜を有する前処置物への印象材料の注入が続く。
歯肉退縮用コードを乾燥された歯および溝から除去するとき、コードを製造するのに使用される材料(例えば綿)が、組織に付着する場合が多い(例えば、頬に置かれた巻綿)。健康ではない、または脆弱な組織では、これが出血を引き起こす場合が多い。本発明では、制御された湿潤な環境で印象が採られるので、コード除去でこの付着は起こらず、または少なくとも大幅に減少される。さらに、グリセリンまたは他の類似の薬剤の使用が、コードを配置ならびに除去するときに潤滑剤としての役目をさらに果たす。湿潤剤を、配置する前に浸された形で、歯肉退縮用コードと共に使用してもよく、あるいはそれが前処理された形で使用者に供給されるのもよい。湿潤剤のコードへの塗布は、歯肉域に表面張力の減少を与えることもでき、したがって周縁部での印象材料の流れを良くすることが可能になる。
比較として、同じ印象材料を使用して、しかし歯列を湿潤剤で最初に調整する工程を行わずに歯科印象を作製した。比較すると、本発明によって作製された印象3(図4)は、この発明的湿潤剤(図3)なしで塗布された材料4よりも、印象材料の流れが向上したことを示した。親水性材料が乾燥した表面に置かれる場合は、親水性印象材料の有利さは限られる。しかし、制御された親水性膜を歯に塗布し、好ましくは印象材料それ自体に存在するのと同じ界面活性剤を使用すると、「類似」の表面がより充分な流れを可能にすることになる。
本発明による湿潤剤には、香味剤、芳香剤、粘度調整剤、防腐剤、酸化防止剤、着色剤などの添加剤も含ませることができる。
本発明を、天然歯列の印象に関して本明細書で例証したが、言うまでもなく、本発明は、口腔内で見られる他のデバイスの印象にも等しく適用性を有する。例えば本発明によると、歯列矯正装置、インプラント、修復物などの従来の歯科装置に対しても向上した印象を作製することができる。多くの場合、これらの品目は金属および/またはポリマー、合成、あるいは天然由来の他の材料から作り出される。さらに、言うまでもなく、本発明によって得ることのできる向上した印象は、歯科技術で望ましいものであり、その他の点では、本発明は歯科技術の進歩をもたらす。
本発明を、天然歯列の印象に関して本明細書で例証したが、言うまでもなく、本発明は、印象を鋳造する際に空隙のない石材型を提供することにも等しく適用性を有する。例えば、型に流し込む際、充分な親水性を欠くエラストマーで採られた印象からの場合は特に、空隙は一般的な現象である。これは、長く狭い歯の前処置物の印象を鋳造するとき特に見られる。表面張力の軽減が、石および他の鋳造材料の向上された流れを可能にする。
したがって、歯科印象を採る際のこの湿潤剤の発明的使用は、印象材料の歯列への適合性を高めることが明らかである。本発明は、本発明の範囲に入り得るその全ての実施形態を述べることを試みずに本明細書に記載されたが、含まれる変化形態も当業者には明らかなはずである。本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ決定されるべきである。
歯の前処置を示す図である。 前処置物全体に湿潤材を塗布した図である。 本発明の湿潤材での処置なしに塗布された印象材料の流れを示す図である 本発明の湿潤材で処置した後に塗布された印象材料の流れを示す図である

Claims (9)

  1. 湿潤剤を歯列に塗布することによって歯列を調整する工程と、
    親水性および疎水性の歯科印象材料からなる群より選択された歯科印象材料を歯列に接触させる工程とを含む歯列の歯科印象を採る方法であって、
    前記湿潤剤が界面活性剤および担体を含む方法。
  2. 前記界面活性剤がノニル・フェノキシ‐ポリ(エチレンオキシ)エタノールである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記歯科印象材料がポリビニル材料である、請求項1に記載の方法。
  4. 印象材料がエラストマーである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記湿潤剤には、止血剤、血管収縮剤、麻酔剤、脱感作剤、および香味剤からなる群より選択された添加物が含まれる、請求項1に記載の方法。
  6. 歯列の歯科印象を採る方法であって、
    歯肉退縮用コードを備える歯列を前処置する工程であって、前記歯肉退縮用コードに湿潤剤が接触されている工程と、
    歯列に歯科印象材料を接触させる工程とを含む方法。
  7. 前記歯肉退縮用コードが止血剤でも処理されている、請求項6に記載の方法。
  8. 前記湿潤剤が止血剤でもある、請求項6に記載の方法。
  9. 前記歯列に接触させる工程が、
    歯列に湿潤剤を塗布することによって歯列を調整することと、
    親水性および疎水性の歯科印象材料からなる群より選択された歯科印象材料を歯列に接触させることとを含み、
    前記湿潤剤が界面活性剤および担体を含む請求項6に記載の方法。
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