JP2008503401A - 飲料容器断熱材及びそれを製造する方法 - Google Patents
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Abstract
多糖類から形成され、内面(74)と、外面(76)と、第1の開口(56)を有する第1の端部(52)と、第2の開口(66)を有する第2の端部(62)と、前記2つの端部間の本体部分(72)とを有する成形パルプ円筒体(50)を備え、各開口は前記内面から前記外面へ結合する境界線(54,64)によって画定される、飲料容器断熱材。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
紙のコーヒーカップのような、熱い又は冷たい飲物の使い捨て容器の分野において、一般的な消費者の苦情は容器から使用者の手への望まれていない熱伝導に関係する。
この苦情に対する通常の解決策は、飲物を保持する容器を包囲するための第2の容器、米国特許第5,205,473号及び第5,425,497号に見られる飲料容器を取り囲む波状又はレリーフ状のスリーブ、及びパクティフ会社によって生産されるような飲料容器を取り囲む拡張した(メッシュ)材料スリーブの使用を含む。
2番目の容器の使用に関しては、飲料ベンダー経費が2番目の容器の使用によって増大し、そしてもっと多くの材料が一人前の飲み物のために使用されることはよく知られている。波状か又はレリーフ状にされたスリーブの使用に関しては、2番目の容器の使用と比較されるとき、このようなスリーブが原材料の用途をおよそ45%のレベルまで下げる。しかしながら、それらは望ましいのと同じぐらい断熱に関して能率的でなく、少なくとも高価な材料を使用せず、あまりにも容易にカップから滑り、のりの接合不良等を持つ。一般に拡張した材料スリーブは木材セルロースを使用しないが、その代わりに、展伸スチレン又は展伸ポリエチレンを使用する。したがって、向上した利益性とこれらの製品の類似のリサイクル可能性とを提供するが、低価格の波状か又はエンボス加工のスリーブへの代替品へのニーズがある。
本発明は、広範囲に、容器を保持する使用者から液体容器の熱的状態を適宜断熱又は緩和する手段を提供するように意図される飲料容器の断熱材、並びに飲料容器の断熱材を製造する方法に向けられる。本発明の種々の実施例は飲料容器から使用者の手を断熱する種々の手段及び利点の組み合わせを提供する。第1シリーズの実施例において、種々の断熱材は成形パルプから構成される。ここで使用される、成形パルプは多糖類又は類似のポリマーのスラリーから最終構造に形成される、任意の固体又は半固体構造を含む。第2シリーズの実施例は多層の断熱材に向けられる。特定の実施例は容器の断熱性を達成するために容器から断熱材を選択的に変位させることに依存し、一方、他のものは断熱特性を提供するために材料選択及び厚さに主に依存する。断熱材を製造する方法はセルロースパルプ真空成形及びシート素材成形を含み、それらはより詳細に後述される。
第1シリーズの実施例では、断熱材は成形中空円筒体を含む。円筒体は内面、外面、第1の開口を有する第1の端部、及び2つの端部間の本体部分を含む。各開口は内面を外面へ結合する縁部によって画定され、第1の開口は第2の開口の直径より大きい直径を好ましくは有し、それにより、直円柱体としてはほぼ特徴付けられない容器と共に使用するほぼ切頭円錐の形状を画定する。
上述のように、第1シリーズの実施例の選択例は第2の開口直径より大きい開口直径を有する。本体部分の長さに関連して考慮すると、断熱材の抜き勾配を決定することができる。その選択実施例の第1のサブセットにおいて、断熱材の抜き勾配はコーヒー又は紅茶を給仕するのに頻繁に使用される慣用の熱い飲料容器の抜き勾配又は特定の飲料容器の抜き勾配に概ね等しい。これらの選択例では、材料選択は断熱のための主要な手段を提供する。これらの選択例を構成するための好ましい材料はセルロース又は木材パルプである。ゆえに、出来上がる断熱材は、例えばカレンダー紙のカップに比べて、より大きい断面厚さを有し、また、飲料容器及び使用者の手の間に断熱層を確立するのにさらに役立つより低い密度を有する。また、パルプベースの製品は慣用的に滑らかな側面(スクリーンに曝される側面、及び複数の凹凸を有するとして特徴付けられる粗い側面)を有する。その粗い側面を内面として確立することによって、当業者によって理解されるように、増加断熱特性が達成できる。
選択実施例の第1のサブセットのこれらの例は、(ほぼ切頭円錐形状である)すぐ使えるものとして、又は最後にはつぶされた円筒体(細長い楕円形)として形成でき、後者はある程度の製造後操作、例えば使用前の選択径方向拡張を要求する。つぶされる実施例では、断熱材はつぶされる形態として形成でき、また切頭円錐形状で形成でき、顧客へ配送前に順次変形又はつぶされ得る。セルロースパルプで構成される順次変形される実施例に関連した利点は熱に曝されるときにその初期の切頭円錐形状を回復する断熱材の能力に関係がある。
これらの選択例の特徴は第1開口縁部に強化リップ部分を合体することである。この強化リップ部分は本体へ径方向内方に(直角に又は好ましくは斜めに)延びる下方環状セグメントを有する増大直径材料のバンドとして特徴付けられる。この特徴を含むことにより、断熱材の径方向破壊抵抗を有利に増加させ、そうでなければ使用者の手に届くかもしれない又は容器の底部から滴るかもしれない「滴下」を遮るための便利な手段を提供する。
第1シリーズの実施例の第1のサブセットは簡易にできるので、それらは先行技術のスリーブ及び断熱材に比較して、単位製造コストの大きな節約を示す。特に、セルロースパルプから形成される実施例に関して、これらの選択例は断熱材及び容器の間の摩擦係数を増加させる。慣用のスリーブ、例えば波形木片の成形されるそれらは滑らかで、少しカレンダー状の内面を使用する。この製造法及び材料選択は最終製品及び容器間の摩擦係数を増大させるために最終製品の粗い面を利用する。また、この構成により、性能において劣化しない100%リサイクルのセルロースパルプを使用できる。副次的な利点は最終製品のコストにおける大きな削減並びに上述の熱伝導率の低減である。さらに、切頭円錐の実施例は格納用、運搬用(最終的な幾何形状にかかわらず、つぶされた実施例もまた、望ましい格納及び船積み形態の要因を有する)、及び分配用に収めることができ、それにより、製造後コストを低減する。
しかしながら、飲料容器は寸法において変化するように、各抜き勾配も変化することが認識される。この点に関して、選択第1シリーズの第2のサブセットは、限られた数の断熱材をほとんどすべての慣用の一回限りの飲料容器に適合させるようにする拡張手段を具体化する。これらの拡張手段は結合して又は結合せずに、一端に近接するエリア又は本体部分の内の一方から他端又はその他端の縁部の前であるが、近接するエリアの内の一方へ延びる複数のスリットを生成すること、又は複数の径方向に変位可能なスタンドオフ要素を生成することを含む。スリット及び/又はスタンドオフ要素は断熱材の軸線に一致させることができ、また方向をそれに斜めにすることができ、そして形状を直線又は曲線状にすることができる。
第1シリーズのスリットの実施例に関して、複数のスロットを第2の端部(一般的に断熱材の底部)へ伸ばすことによって、複数の細い「V」又は部分的に拘束されていないスリット/スロットは、径方向外方に付勢されると形成される。このコレット形態は、第2の開口の縁部の直径より大きい容器直径の受容性を有利に許容する。したがって、断熱材は同様又はより大きい抜き勾配を持つ容器に限定されないが、容器の抜き勾配より大きい抜き勾配を持つことができる。容器をかかる断熱材に挿入することは、容器を受け入れるのに十分であるだけの第2の開口縁部の径方向変位に順応することを生じさせるので、断熱材は複数の明確な抜き勾配の容器用の実行可能な抜き勾配の範囲を提供する。
これらの特徴は第2の縁部のちょうど前のスリットを終端させること(それにより脆いスリットを創出する)を提供する。径方向外方への力を断熱材の内壁へ次第に印加することによって(例えば、第2の縁部の直径より大きい直径を有する容器の挿入の間に)、スリット位置の縁部を破ることができ、それにより、第2の端部を過ぎて第1の端部又は本体部分に近接するエリアから延びる開放すなわち幅広い「V」スリットを創出する。複数のスリットが存在すると、この断熱材形態は有利にそれらの容器に合致し、それにより、その抜き勾配は断熱材のそれより小さい、又は容器の直径は第2の端部のそれより大きい。容器の底部がその第1の端部から第2の端部まで断熱材へ挿入されるにつれて、容器の底部分は、拡張力により、第2の端部の縁部が破けるまで、断熱材の内壁に径方向外方への力を次第に印加する。第2の端部の縁部は重ねる又は他の取り扱い動作の間に生じるかもしれない意図しない変位に影響を受けやすくないので、脆いスリットを包含させることにより、断熱材の取り扱いを強化する。
第1シリーズの実施例の他の実施例によって、使用者は、第1の開口の縁部及び容器間に接触することなく、内部の容器を摩擦によって保持できる。これはスリーブが使用される容器の抜き勾配より大きい抜き勾配をスリーブに備えさせることによって達成される。かかる実施例においては、第2の開口の縁部及び第2の開口の縁部に隣接する本体の一部分は容器に接触し、一方第1の開口の縁部及び第1の開口の縁部に隣接する本体の一部分は接触しない。かかる形態においては、非接触部分の断熱材による熱伝導は排除される。
径方向に変位可能なスタンドオフ要素の実施例に関して、これらの特徴を本体の一端への配置を変更することによって、複数の特有な抜き勾配の容器が受け入れられ得る。これらの実施例では、径方向の拡張は、スリット支点の実施例の場合のように、材料の分離の結果としてではなく材料の変位により生じる。この形式の選択実施例では、スタンドオフ要素は断熱材の一端から他端へ、好ましくは十分、本体部分内へ延びる襞を含む。切頭円錐構造を保持する目的を考慮して、襞は好ましくは小さい直径の開口(一般的に第2の開口)から反対側の開口へ次第に細くなる。記載した襞は、後述のように、「襞を付ける」行程の間に熱及び圧力の使用により、断熱材の形成の間又は誘起された支柱の形成の間に形成できる。
スタンドオフ要素の好ましい実例は襞であるが、襞又は機能的に等価な構造、又はスリット/スロットのいずれかと結合して使用される本体部分内面に形成される径方向内方に突き出す突起(任意の形状を有する)が同じように適用可能である。後者と共に使用されると、別の利点が実現される。飲料容器及び断熱材間の使用されない空隙がさらに、容器から使用者の手への熱伝導への抵抗を増大させる。
引用される襞はほぼ平面を持つことができ、それにより、角度交差部を形成し、又はほぼ滑らかな面を持つことができ、それにより、トラフ状断面の側面を形成する。両形状への研究は滑らかな面が、より一様な径方向拡張を提供し、平面交差部にてパルプ強化の傾向を軽減し、さらに、径方向外方への力を付与する際の一様な材料の変位を軽減することを示した。しかしながら、パルプ強化の選択位置のスリットを結合することによって、及び/又は選択位置での刻み目を設定することによって、これらのエリアの偏向特性は所望の断熱材の実行可能性に対して有利に改変できる。
上述のように、スリットの特徴及びスタンドオフ要素の特徴は1つの実施例に組み合わせることができる。かかる実施例では、スリットは径方向の力を特定の場所に集中させるのに役立ち、それにより、スタンドオフ要素の望ましい構造の付属物を保護する。代替として、スタンドオフ要素の選択部分の刻み目又は「造り出すこと」はスリットを使用する必要なく、同様の力の特定場所へ集中する効果を達成することができる。
第1シリーズの実施例の派生例において、断熱スリーブを造り出すための製造後に操作される成形断熱材が提供される。ここまで記載した「すぐに使える」断熱材とは異なり、派生例の断熱材は対応断熱材の投影物(3次元断熱材の全面の2次元又は半2次元写像)である。便宜上、これらの派生例は貝殻状(clam-shell)の実施例として参照される。したがって、認識される抜き勾配を有する慣用の熱い飲料容器では、断熱材は第1の縁部および第1の縁部に離隔する第2の縁部を含み、両縁部は好ましくは弓形であり、互いに等距離にある。2つの離隔した横方向縁部は各々、4つの縁部が本体部分を画定するように第1及び第2の縁部に結合する。第2シリーズの実施例の構成物に使用される予定材料は少し堅いので、複数の屈曲ゾーン又はヒンジセグメントが製造の間又はその後の操作の間に断熱材に分け与えることができる。増大した厚さ又は屈曲を容易にする刻み目のエリアを持つことができる、これらのヒンジセグメントの他に、輪郭を描いたレリーフ部分(断熱材を含む最終的に形成した円筒体のほぼ屈曲した域)はその間のそこに形成できる。したがって、断熱材が飲料容器を受け入れるために切頭円錐円筒体に操作されると、本体部分はすでに、それと密着するのを許容する複数のヒンジされた輪郭を描いたレリーフ部分を有する。
第1シリーズの実施例のこの派生例による断熱材を組み立てることの利点は、特に、断熱材がセルロースパルプから構成される場合には、製造の速度に関係する。当業者が理解するように、より深い形状は、製造行程はより遅くなる。このシリーズの実施例による断熱材は最小の深さ(型の深さは輪郭レリーフ部分の「高さ」に直接関係し、前述の第1シリーズの実施例に比較して、ほぼ38mm(1.5インチ)を超えず、深さは80mm(3.5インチ)の大きさである)を有し、製造出力は大きく増加する。かかる効率の「犠牲」は、使用者又は飲料提供者が容器に適合させるために断熱材を順次操作しなければならないことであるが、この製造後の工程はメーカによって引き受けられない。また、かかる断熱材のほぼコンパクトな性質はそのパッキング能力を大きく増加させる。
これらの第1シリーズの派生的な実施例は「すぐに使える」状態で製造されないので、第1の横方向縁部又はそれに近接する本体部分を第2の横方向縁部又はそれに近接する本体部分へ固着するための手段が提供されねばならない。2つの好ましい手段は機械的な留め具及び化学的結合、例えば接着剤である。機械的な留め具に関して、あるセットの実施例において、少なくとも1つのタブ及びスロット形態が使用され、タブは第1の縁部に形成され(代替として、タブは第1の縁部に近接する本体部分において、その内部のタブの輪郭を切断し、次いでそこからタブを取り除くことによって、後により詳述されるように、確立することができる)、スロットは第2の縁部に近接する本体部分に、その内部のスロットを切断することによって形成される。別のセットの実施例においては、少なくとも1つのスリットは、対向するスリットが断熱材の組立間に係合するように各横方向の縁部にて造り出すことができる。かかる結合を達成する先行技術における実例は、引用によりここに合体され、米国特許第5,857,615号,第5,842,633号,第5,425,497号及び米国特許出願公報第2003/0111475号に見られるものを含む。
化学結合に関して、接着剤は、縁部が重なる場合に、1つの本体部分が以前に対向する本体部分に接触するように1つ又は両方の横方向縁部に近接する1つの又は両方の本体部分に適用できる。当業者は所望の目的を達成するために利用できる代替の化学的な固着技術の多様性を理解するであろう。
第1シリーズの派生的な実施例の代替物において、この形状(もちろん、使用者が、自由に、容器から液体を除去できるように少なくとも対応飲料容器の開口が邪魔されていない状態にする)に基づいて、飲料容器の一般的な形状が確かめられ、断熱材型は造られる。しかしながら、型は断熱材毎に2つの半分があり、好ましくは互いに蝶番で連結されるように貝殻状態で実行される。好ましくは、型が基づく飲料容器の形状は矢状面又は冠状面(水平/縦面に対向される)に沿って分割される。この態様で型を構成することによって、型の深さを最小限にでき、公知であるように、製造速度を大きく増加させる。
第2シリーズの実施例は広く、可撓性材料、例えば段ボール、プラスチック、膨張性ポリ袋、又は泡から、好ましくは、成形紙パルプ又は部分的に襞付きの紙から構成される断熱リングとして特徴付けされる。この断熱リングは第1の端部及び第2の端部を有する円筒裾部と可変直径、拡張可能小孔を画定する、一端に配置されたフランジとを備える。
フランジは裾部の外円周にほぼ等しい外円周を持つ円周部分および好ましくは、裾部の上端部を含むとして特徴付けされる。周方向部分は環状又は外周面と同一の広がりを持つことができる。周方向部分から径方向内方へ延長するものは複数のアームである。各アームは周方向部分に柔軟に結合され、スリット、スロット又はスパンの内の1つによって隣接アームとは別個である。したがって、各アームは互いに対して独立してフランジとの関係において曲げることができる。ここに使用される、スリットは隣接アーム、例えば刃又は基準切断から生じるものの間の名目上の距離を意味するとして解釈され、スロットは隣接アーム間の最小距離、例えば材料のストリップの除去から生じるものを意味するとして解釈され、スパンは隣接アーム間の距離、例えばアームの5%から30%のエリアを持つ材料片の除去から生じるものを意味するとして解釈される。
使用に際して、フランジに最も近接する裾部の端部はその裾部の上方部分と見なされる。飲料容器の断熱されたつかみ部の利益を得たい使用者は裾部の上方部分に拡張可能な小孔を通して飲料容器の底部分を挿入する。この挿入に応答して、アームは変位し、拡張可能な小孔の直径は飲料容器の底部分を受け入れるようになっている。アームは容器挿入に応答して、容器の外面及びアーム間の相互作用が十分に次の容器移動に対抗し、使用者がさらに挿入することを止めるように動き続ける。好ましくは、アーム及び円周部分間の柔軟な結合は、例えば裾部において容器がさらに移動すればするほど、ますます容器外面及びアーム間の摩擦は大きくなるような望ましい程度の偏向抵抗を持つ。
第2シリーズの実施例の多くは、製造のために単一材料を利用するので、偏向抵抗の程度は各アームの弧状長さ(弧状長さは全てのアームに対して同じである必要はないが、同じにできる)を変更することによって、アーム間のスリット、スロット又はスパンの構造、例えば純粋な放射状、掃引放射状等は容器の周辺面を摩擦を持って受け入れるために変化する。構成及び成分に対する別の方法が採用され得る。例えば、1以上のアームの径方向長さは変更できる。小孔の直径及び構造は変更できる。表面仕上げはその表面又はその摩擦係数を増加させるために1以上のアームの本体に一体にでき、図示するように、アームのピッチは、アームが係合し、円筒体(スリーブ)の中央に押し下げられる場合に「スタンドオフ」を造り出すために変更できる。
また、裾部はフランジの対向端部に少なくとも1つのスタンドオフ要素を含むことができる。スタンドオフ要素は、フランジに対向する端部にて裾部の直径を縮減しかつ飲料容器が裾部に挿入されると、容器外面及び裾部の内面間に補償距離を創出する構造物である。スタンドオフ要素は連続環状要素、分割環状要素、複数の規則的に又は不規則的に離隔した点又は線形突部等にすることができる。代替として、裾部は裾部の内面の任意の位置に少なくとも1つのスタンドオフ要素を含むことができる。
上述の内容の他に、裾部は直円柱形状又は切頭円錐形状に設計できる。もし後者であれば、裾部は概ね4°から6°の抜き勾配を有することを含む相補的な構造を有する飲料容器と共に使用するのに特に適する。
第2のシリーズの実施例の利点は、飲料容器に対する、その滑り抵抗である。とげに酷似する、アーム部の末端部は、飲料容器の外面に対して作用するので、アーム部及び容器間の接触面のかなり大きい面積のため、容器に対するリングの意図しない滑りは最小限にされる。アーム部の横縁接触は、アーム部が容器挿入の間に曲げられると、アーム部の側縁が飲料容器に接触できるようにする押し出された径方向のアーム部を使用することによって滑り抵抗を増加させるために使用できる。
次の記載は、当業者が本発明を製造しかつ使用することができるようにするために提示される。好ましい実施例に対する種々の改変例は当業者には容易に明らかであり、ここにある包括的な原理は添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、他の実施例及びアプリケーションに適用することができる。したがって、本発明は実施例の開示に限定されるよう意図されていないが、ここに開示される原理及び特徴に一致する最も広い範囲に合致されるべきである。
次に、同じ参照番号は同じ部分を示すいくつかの図、詳細には、図1、2を参照して、簡易化された第1シリーズの実施例が示される。本発明の断熱材は円筒体50を含み、本体部分72によって分離される、上方端部52及び下方端部62を含む。上方端部52は上方縁部54を含み、リップ58を選択的に含むことができる。下方端部62は下方縁部64を含み、開口66を規定する。本体部分72は内面74及び外面76を含む。円筒体50の抜き勾配は78によって示される。これらの図1,2に示される実施例は好ましくは、他のアプリケーションに適用されるような公知の技術である真空形成により木材パルプスラリーから形成される。
図3,4は充填密度を増大させるためにつぶされた形態の図1,2の実施例を図示する。リップ58を含ませないこと及び本体部分72の長さを減少させることを除いて、この実施例は図1,2の実施例と同じである。
図5は、複数のスリット80は本体部分72に形成され、そこから下方縁部64に延びる、円筒体50のスリットの実施例を示す。これらの実施例では、下方縁部64は、例えば図6に示されるように、付勢される際、例えば使い捨て飲料容器を越えて挿入されると、径方向外方に自由に拡張するが、円筒体50の抜き勾配はこれに関して可変であり、下方縁部64は円筒体50のそれより小さい抜き勾配を有する容器を収容するために径方向に拡張する。この分離の結果として、スリット80は図6に最も良く示されるように、はっきりとした「V」形状に変形する。
図5,6に示されるものの代替実施例は、下方縁部64が保持される図7に示される。この実施例では、脆い部分82が形成されており、下方縁部64に十分な径方向外方へ付勢すると破断する。両方のスリットの実施例では、径方向の拡張は材料的な分離として特徴付けられる。
次いで、図8〜10の円筒体50を参照すると、襞付きの実施例が示される。この実施例では、本体部分72及び下方部分64の部分は変位可能である。現在ここに示される代替の実施例は平面的な表面を使用するけれども、襞90は滑らかな壁で形成されるとして示される。図9に示されるように、スリット又は折り目は強制的な局在化を容易にするために襞90に設けられ、それにより、径方向の拡張は円筒体50のほぼ円形の断面構造にその他の点では影響を及ぼさないことを保証する。また、図9に示されるものは、最大抜き勾配78‘及び名目上の抜き勾配78である。したがって、図示した実施例は少なくともこの範囲内で抜き勾配を有する使い捨て容器を収容することができ、ほとんどすべての商業上入手可能な使い捨て飲料容器を収容すると思われる。
図10は名目上の開口直径66及び縮減直径68の両方を特に示す。ターゲット飲料容器が縮減直径68の少なくとも直径の最小直径を有する限り、それは図示した実施例によって収容できる。
図3,4の実施例は図11,12に「貝殻状」(clam-shell)形態で示される。この実施例はヒンジ要素100を含み、それは、端部102が結合するとき、円筒体50からなる1/4円筒体を連結させる働きをする。各1/4円筒体は図3,4の円筒体を異なる方法で2次元投影した「輪郭レリーフ」と見なされる。図13〜図15は図11,12の実施例に代替の実施例を図示し、相互係合要素104は端部102を互いに対して固着するために使用され、それにより、使い捨て飲料容器の包囲の際、円筒体50を形成する。
図16,17は代替の貝殻状の実施例を図示する。ここで、円筒体50は貝殻状スリーブ120として特徴付けられる。スリーブ120は第1の殻130及び第2の殻140を含む。第1の殻130は大きいリム部分132及び小さいリム部分134並びに本体部分136及び縁部138を含み、第2の殻140は大きいリム部分142及び小さいリム部分144並びに本体部分146及び縁部148を含む。
第1の殻130及び第2の殻140は一対のヒンジ要素150によって互いに枢動的に連結される。各ヒンジ要素150の第1の部分152は小さいリム部分134に近接する縁部138に接続されるか又はそれから一体的に延び、一方、各ヒンジ要素150の第2の部分154は小さいリム部分134に近接する縁部138に接続されるか又はそれから一体的に延びる。当業者が理解するように、ヒンジ要素150の配置を正確に変更でき、第2の実施例の機能性のほとんどを依然として保持することができる。また、ヒンジ要素は隣接する小さいリム部分138,148に連結することができ、ヒンジ要素は小さいリム部分138,148に配置することができる。
小さいリム部分138,148のところではないがそれらに近接するピボットの軸を設定する利点は図7に最も良く示されるように、テールセグメント160の創出である。テールセグメント160が存在すると、支点構成が創出される。飲料容器の挿入の際、かかる容器の下方部分はテールセグメント160に接触し、ヒンジ要素によって規定されるピボット軸を越えてスリーブ120の残りの部分を内転させる。この態様により、テールセグメント160及び飲料容器の壁間の接触がある限り、スリーブ120に対して内転付勢がある。この付勢は飲料容器の周りにスリーブ120が意図せず外転するのを防止するのに役立つ。この付勢を支援するためには、各テールセグメント160の内部面に対して少なくともスタンドオフ要素(図示せず)を含ませることが好ましい。
Claims (1)
- 多糖類から形成され、内面と、外面と、第1の開口を有する第1の端部と、第2の開口を有する第2の端部と、前記2つの端部間の本体部分とを有する成形パルプ円筒体を備え、各開口は前記内面から前記外面へ結合する境界線によって画定される、飲料容器断熱材。
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