JP6909469B1 - 容器及びスリーブ - Google Patents
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Abstract
Description
第1の実施形態に係る容器及びスリーブについて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、容器本体1の斜視図である。容器本体1は、材料にプラスチックを使用してシート成形により製造される。この容器本体1は、上端の開口17に向けて漸次拡径する有底筒形状を有する。即ち、容器本体1は、底を塞ぐ底部11、開口17を有する胴部13、及び開口17の周りに形成された口縁12を備える。底部11は、浅い円形皿形状を有する。胴部13は、底部11の皿縁に沿って無端状に延在し、底部11の皿縁から立ち上がる。胴部3は、全体的には開口17に向けて漸次拡径する。口縁12は、胴部13の上端周縁に沿って無端状に延在し、容器本体1の半径方向外方に放射状に拡がって、円環形状を成す。
図4は、スリーブ2の斜視図である。スリーブ2は、材料に紙を使用して折り曲げ加工により製造される。このスリーブ2は、波形シートの両面にライナーシートを貼り合わせた両面段ボール、又は波形シートの片面にライナーシートを貼り合わせた片面段ボールである。このスリーブ2は、両端面が開口した角錐台筒形状の輪を成しており、下端232から上端231に向けて直線的に拡径する。
スリーブ2を容器本体1の底部11側から挿し込む。スリーブ2を胴部13に通していくと、スリーブ2の下端232は、一時的に円環状に拡張されて円環状突起部16を乗り越える。円環状突起部16を乗り越えた後は、スリーブ2の下端232は元の多角環形状に戻ろうとする。スリーブ2の中心軸から下端辺部242までの辺心距離R242は、円環状突起部16の座面162内に位置する。即ち、図6に示すように、スリーブ2が容器本体1の胴部13に外嵌されると、スリーブ2は円環状突起部16に引っ掛かり、容器本体1から脱落し難くなる。
以上のように、この容器において、容器本体1は、容器側縦稜線142が周に沿って並ぶ角錐台筒状部14を胴部13に有する。また、容器本体1は、角錐台筒状部14の下端に連接され、胴部13の周方向に沿って無端状に延在し、胴部13から外方に膨出した円環状突起部16を有するようにした。一方、容器本体1の胴部13に外嵌されるスリーブ2は、容器側縦稜線142と同数のスリーブ側縦稜線22を有する角錐台筒形状の輪を成し、スリーブ側稜線22の下端を切り欠くスリット部25を有するようにし、各下端辺部242で円環状突起部16に着座するようにした。
次に、第2の実施形態に係る容器及びスリーブについて図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、容器本体1については第1の実施形態と同一構成につき詳細な説明を省略する。また、スリーブ2において第1の実施形態と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、スリーブ2の展開図である。スリーブ2のブランク28は環状扇形(annular sector)シートである。ブランク28は、スリーブ2の台形側面21を並べて成る。ブランク28の一方の端縁には、貼合片284が連接して備えられている。スリーブ2は、ブランク28を折り曲げ、貼合片284を他方の端縁領域に重ね合わせて接着することで、折りたたまれた平坦シートとして作製され、輸送及び保管される。そして、容器本体1への外嵌時に開かれて多角環形状に整形される。
図11に示すように、容器本体1に外嵌される前、スリーブ2は、ミシン目261を有するスリーブ側縦稜線22のみを折り曲げることで、折り畳まれた状態で輸送及び保管されている。左外側領域282と右外側領域283を内側領域281の同一面に重ねる。貼合片284を下層に配置し、左外側領域282と右外側領域283のうち、貼合片284が連接していない方を貼合片284の上に重ね、貼合片284を含む領域を接着する。
以上のように、このスリーブ2は、多角形の輪の対角に位置する2本のスリーブ側縦稜線22上のミシン目261と、ミシン目261が入ったスリーブ側縦稜線22以外の他のスリーブ側縦稜線22上に形成され、輪の内側面から切り込まれたハーフカット部262とを有するようにした。
11 底部
12 口縁
13 胴部
14 角錐台筒状部
141 台形側面
142 容器側縦稜線
143 上端
144 下端
15 拡径段部
151 円柱部
152 円錐台部
16 円環状突起部
161 外周円
162 座面
17 開口
2 スリーブ
21 台形側面
22 スリーブ側縦稜線
221 膨らみ
231 上端
232 下端
241 上端部
242 下端辺部
25 スリット部
261 ミシン目
262 ハーフカット部
263 折り筋
27 切り欠き部
28 ブランク
281 内側領域
282 左外側領域
283 右外側領域
284 貼合片
Claims (14)
- プラスチック製の容器本体と、
前記容器本体の胴部に外嵌される紙製のスリーブと、
を備え、
前記容器本体は、
容器側縦稜線が周に沿って並ぶ角錐台筒状部を前記胴部に有し、
前記角錐台筒状部の下端に連接され、前記胴部の周方向に沿って無端状に延在し、前記胴部から外方に膨出した円環状突起部を有し、
前記スリーブは、
前記容器側縦稜線と同数のスリーブ側縦稜線を有する角錐台筒形状の輪を成し、
前記スリーブ側縦稜線下端を切り欠くスリット部を有し、
各下端辺部で前記円環状突起部に着座すること、
を特徴とする容器。 - 前記円環状突起部の外周円は、前記角錐台筒状部の下側底面に対する外接円であり、
前記容器側縦稜線は、前記円環状突起部と段差無く繋がり、
前記円環状突起部は、前記角錐台筒状部の各側面と隣接する座面を有し、
前記スリーブは、前記容器側縦稜線を前記スリット部に食い込ませ、前記下端辺部で前記座面に着座すること、
を特徴とする請求項1記載の容器。 - 前記容器本体は、
前記角錐台筒状部の上側に連なり、当該角錐台筒状部上端よりも拡径された拡径段部を前記胴部に有し、
前記拡径段部は、前記円環状突起部よりも拡径されて成り、
前記スリーブは、
当該スリーブの上端部が前記拡径段部に嵌って密着し、
前記拡径段部の外周面下端から前記円環状突起部に向けて、下方へ向けて縮径する傾斜角を有すること、
を特徴とする請求項1又は2記載の容器。 - 前記拡径段部は、円周面を有すること、
を特徴とする請求項3記載の容器。 - 前記スリット部は、頂点の一つを前記スリーブ側縦稜線上に位置させた三角形形状を有すること、
を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の容器。 - 前記スリーブは、
多角形の輪の対角に位置する2本のスリーブ側縦稜線上のミシン目と、
前記ミシン目が入ったスリーブ側縦稜線以外の他のスリーブ側縦稜線上に形成され、輪の内側面から切り込まれたハーフカット部と、
を有すること、
を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の容器。 - 前記スリーブは、
前記ハーフカット部を有するスリーブ側縦稜線に沿って、前記ハーフカット部と交互に延在する折り筋を有すること、
を特徴とする請求項6記載の容器。 - 前記スリット部は、前記ミシン目を有するスリーブ側縦稜線以外のスリーブ側縦稜線に形成されていること、
を特徴とする請求項6又は7の何れかに記載の容器。 - 前記スリーブは、
扇状のブランクを環状に折り曲げて成り、
前記ブランクは、下端片隅を斜めに切り欠いて成る切り欠き部を有すること、
を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の容器。 - 胴部の周方向に沿って膨出した円環状突起部を有する容器本体に外嵌される紙製のスリーブであって、
スリーブ側縦稜線が周に沿って並ぶ角錐台筒形状の輪を成し、
前記スリーブ側縦稜線下端を切り欠くスリット部と、
多角形の輪の対角に位置する2本のスリーブ側縦稜線上のミシン目と、
前記ミシン目を有するスリーブ側縦稜線以外の他のスリーブ側縦稜線に形成され、輪の内側面から切り込まれたハーフカット部と、
を有すること、
を特徴とするスリーブ。 - 前記スリット部は、頂点の一つを前記スリーブ側縦稜線上に位置させた三角形形状を有すること、
を特徴とする請求項10に記載のスリーブ。 - 前記ハーフカット部を有するスリーブ側縦稜線に沿って、前記ハーフカット部と交互に延在する折り筋を有すること、
を特徴とする請求項10又は11記載のスリーブ。 - 前記スリット部は、前記ミシン目を有するスリーブ側縦稜線以外のスリーブ側縦稜線に形成されていること、
を特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載のスリーブ。 - 環状扇形のブランクを多角環形状に折り曲げて成り、
前記ブランクの下端片隅を斜めに切り欠く切り欠き部を有すること、
を特徴とする請求項10乃至13の何れかに記載のスリーブ。
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- 2020-01-10 JP JP2020002887A patent/JP6909469B1/ja active Active
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