JP2008503394A - 船舶における構造 - Google Patents

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Abstract

本発明は、船体構造(1)と、舷側構造部(3)と、舷側構造部に関連して配置され、内部空間(52)およびバルコニー空間(53)を含むキャビン・ユニット(5)とを含み、舷側構造部(3)、またはキャビン・ユニット(5)に含まれるバルコニー空間(53)の外側舷側部(36)がキャビン・ユニット(5)に関連して開口(31)を含む船舶における構造に関する。キャビン・ユニット(5)の使用範囲を拡げるために、キャビン・ユニット(5)に含まれるバルコニー空間(53)の舷側構造部(3)または他の外側舷側部(36)がキャビン・ユニット(5)に関連して開口(31)を含み、その開口には可動の舷側保護部材(32)が配置され、その部材は開口を開放する第一の位置(A)と開口を閉じる第二の位置(B)との間を移動できるようになされており、舷側保護部材(32)は第二の位置(B)において船舶の舷側構造部(3)またはバルコニー空間(53)の外側舷側部(36)と協働して緊密構造部を形成し、これが舷側構造部またはバルコニー空間の外側舷側部に作用する荷重に耐えるようになされる。

Description

本発明は請求項1の前文に記載された船体構造部、舷側構造部およびその舷側構造部に関連して配置されるキャビン・ユニットを含んでなる船舶における構造に関するものである。
船舶、例えば客船やクルーザーにおいてキャビン・ユニットはしばしばバルコニーを備えており、例えば窓、キャビン・ユニットのバルコニー・ドアーまたはバルコニー窓が船の舷側構造部に配置される。このように舷側構造部は船内空間と外部との境界面としての働きも同時に果たす。船の舷側外面は例えば風、波および船の動きによって荷重を受けるので、それに基づいて舷側構造部の剛性は専門的な主要件に適合するように定められねばならない。同様に、窓および(または)ドアーも船の舷側構造部の一部としての働きをなすので、それらも相応に寸法決めされることが必要となる。その結果、窓および(または)ドアーならびに隣接構造部が複雑化し、重量増大し、また高価格化することになる。
この他に、バルコニーは船舶の舷側よりも外側に位置するので、バルコニーやその床は支持構造部、例えば片持ち梁によって支持される。このような場合、キャビン・ユニットの内部空間とバルコニーとの間の隔壁構造部は前述のように設計されて寸法決めされることが必要である。また、この種の組立体では、バルコニーは例えばガラスを取付けたレールをしばしば備え、それらもまた専門的な主要件に適合するように寸法決めされて設計されねばならない。
本発明の目的は、上述の欠点を避けて、信頼性が高く、安全に作動し、船舶に容易に据付けることのできる構造を提供することである。この目的は、請求項1の前文に主要な特徴が記載された本発明による構造によって達成される。
本発明の基本的な思想は、簡単な手段によってキャビン・ユニットの内部空間およびバルコニー空間を個別または統合して利用できるように、船舶のキャビン・ユニットの空間利用の多様化および改良をはかることである。キャビン・ユニットに含まれる舷側構造部分ができるだけ簡単な状態に保持されるように、船舶の舷側構造部を構成することも一つの目的である。キャビン・ユニット、船舶の舷側構造部またはバルコニー空間の外側の舷側部と関連して配置される開口には、その開口を開放する第一の位置と開口を閉じる第二の位置との間で移動可能な可動の舷側保護部材が取付けられる。開放する第一の位置では、舷側保護部材は開口を開放状態に保持し、これによりキャビン・ユニットの望まれる位置にバルコニー空間が形成される。閉じた第二の位置では、舷側保護部材は舷側構造部またはバルコニー空間の外側の舷側部とともに、それらの舷側構造部またはバルコニー空間の外側舷側部に作用する荷重に耐える緊密構造部を形成しており、これにより船舶の舷側部全体、すなわち船舶の内部空間と外部空間とを分ける境界面は専門的な主要件を満たすようになされる。
したがって、キャビン・ユニットは、その端壁が船舶の舷側構造部よりも内側に位置するか、船舶の端部構造部がキャビン・ユニットの端壁を形成するように、またはキャビン・ユニットのバルコニー空間が船舶の舷側構造部の外側に延在するように船体に配置される。
キャビン・ユニットは船舶に据付けられる内部空間およびバルコニー空間を含む個別のモジュールとされる。また、内部空間およびバルコニー空間は個別のモジュールとすることもできる。さらに、バルコニー空間は船舶に一体化された一部とすることもできる。
通常、キャビン・ユニットは舷側構造部に面する第一の端壁と、舷側構造部から離れた側の第二の端壁とを含み、開口は舷側構造部に面するキャビン・ユニットの第一の端壁に形成される。キャビン・ユニットは、舷側構造部に面するキャビン・ユニットの第一の端壁と隔壁構造部との間のバルコニー空間、および隔壁構造部と舷側構造部から離れた側のキャビン・ユニットの第二の端壁との間の内部空間を分ける静止または可動の隔壁構造部を含むことが好ましい。
舷側保護部材は舷側構造部に面するキャビン・ユニットの第一の端壁の一部を形成することが好ましい。
上述により、バルコニー空間がキャビン・ユニットの内部空間に与えられる絶縁および防火の規定を満たすならば、キャビン・ユニットのバルコニー空間をキャビン・ユニットの内部空間として使用できるようになる。さらに、窓、およびバルコニー・ドアーすなわち隔壁構造部がキャビン・ユニットの内部空間を分けるだけで船舶の船体構造部すなわち舷側構造部に含まれているのでなければ、それらの部材の位置はより自由に決定できることになる。船舶のバルコニー空間の壁や通路開口や舷側構造部に関して設定される条件に合致する必要がないので、隔壁構造部はより軽量安価にすることができる。また、隔壁構造部は静止または稼動、例えばアコーデオンやカーテン構造部とすることができ、常にキャビン・ユニットの空間全体の使用性に関する個々の希望に基づいて決まる。
例えば電気モーター、ばね手段、ガス-ピストン装置、または釣合い錘を備えた装置を含む昇降装置が可動の舷側保護部材に連結されることが好ましい。このようにして、その時々に部材を使用する者は舷側保護部材を容易に上昇すなわち第一の位置へ移動させることができ、また舷側保護部材を降下すなわち第二の位置へ移動させることができる。
舷側保護部材の使用を容易にするために、例えばキャビン・ユニット自体に配置される制御ユニットおよび(または)船舶の制御室に配置される制御ユニットが昇降装置に連結されることが好ましい。
制御ユニットに舷側保護部材の位置表示器、室内ユニットの状態表示器、および(または)タイマーを連結することで、舷側保護部材の作動が例えば安全性の点でさらに高い信頼性を有して制御でき、したがって舷側保護部材を夜間に、あるいは部材の使用者がキャビン・ユニットを離れるとき、または天候により船舶の内部空間の遮蔽が必要とされるときに、自動的に閉じるようにできる。
舷側保護部材は実際の船舶の舷側構造部の一部を構成することから、舷側保護部材は不錆材料、例えばアルミニュウム、ガラス、スチールまたは他の同等材料で製作されることが好ましい。ガラスや同等材料の使用が、舷側保護部材を窓としても使用できるようになるので、有利である。
舷側保護部材は節動構造部または可撓材料で製作され、これによりキャビン・ユニットの内部または外部に小さな空間しかなくても嵌着けることができるようになされる。
以下に本発明は例を挙げて、また添付した概略図を参照してさらに詳細に説明される。
図1は船舶の船体構造を符号1で示す横断面図を示している。船体構造1は支持フレームである弧状構造部(図示せず)に連結されており、船舶の実舷側構造部3を担持している。
船舶のキャビン・ユニットは符号5で示されている。キャビン・ユニット5は船舶の二つの重なったデッキ構造部4の間に位置し矢印Oの方向に向かって実舷側構造部3に面する第一の端壁と、矢印Iの方向に沿って実舷側構造部から離れた側の第二の端壁とを含む。実舷側構造部3においては、キャビン・ユニット5の第一の端壁は開口31を形成されており、開口31は、船舶の実舷側構造部3において下方へ配向されてバルコニー空間53に含まれているキャビン・ユニット5の第一の舷側部分33と、上方へ配向された第二の舷側部分34との間に形成される。
「キャビン・ユニット」という用語は、内部空間およびバルコニー空間を包括しており、キャビン・ユニットが通常の内部空間とバルコニー空間とを含むこと、またはキャビン・ユニットの空間全体を内部空間およびバルコニー空間またはそれらの一方を含んで構成されるように変更できること、の理解を得られることを意味している。したがってバルコニー空間は、望まれるならばキャビン・ユニットの内側に形成されることができる。
さらに、キャビン・ユニット5は天井51と、キャビン・ユニット5の内部空間52およびバルコニー空間53を分ける隔壁構造部54とを備えており、隔壁構造部は例えばドアー、窓または隔壁部分(図示せず)を備えることができる。キャビン・ユニット5の隔壁構造部54は、舷側構造部3に面するキャビン・ユニット5の第一の端壁と隔壁構造部54との間のバルコニー空間53、および隔壁構造部54と実舷側構造部3から離れた側のキャビン・ユニット5の第二の端壁との間の内部空間52を分けている。例えばキャビン・ユニットの全体を室外空間として使用することを目的とするならば、隔壁構造部は単なるカーテンや他の軽量構造体とすることができる。さらに、隔壁構造部は可動式とすることができる。したがって舷側保護部材32は実舷側構造部3に面するキャビン・ユニット5の第一の端壁の一部を形成する。キャビン・ユニットの端壁は船舶の実舷側構造部3の内側、および同時に舷側保護部材32の内側における独立した構造部も形成する。
舷側保護部材32の開放する第一の位置は文字Aで示され、閉じる第二の位置は文字Bで示されている。舷側保護部材32は、キャビン・ユニット5のバルコニー空間53内に含まれる下方へ配向された第一の舷側部分33における退避箇所(第一の位置A)へ上昇できるように構成れている。開口31を閉じるために、舷側保護部材32は開口31内に位置されてそれを閉ざす(第二の位置)ように降下される(矢印の方向)。
図2に示される実施例は、図1に示した実施例と大部分は同等であり、したがって同じ部分を示すために同じ符号が使われている。しかしながらこの実施例では、キャビン・ユニット5のバルコニー空間53は船舶の実舷側構造部3よりも外側に形成されている。バルコニー空間は一つ以上のブラケット35、例えば片持ち梁で支持される。バルコニー空間の外側舷側部36は優先順位の低い第一の舷側部材37(図1の第一の舷側部分33に対応する)と、第二の舷側部材38(図1の第二の舷側部分34に対応する)とを含み、第二の舷側部材38はバルコニー空間のレールを形成してブラケット35により支持される。同様に図1に示した第一の実施例に関して記載した開口31は第一の舷側部材37と第二の舷側部材38との間に形成される。
「キャビン・ユニット」という用語は、内部空間およびバルコニー空間を包括しており、キャビン・ユニットが通常の内部空間とバルコニー空間とを含むこと、またはキャビン・ユニットの空間全体を内部空間およびバルコニー空間またはそれらの一方を含んで構成されるように変更できること、の理解を得られることを意味している。
さらに、キャビン・ユニット5は天井51と、キャビン・ユニット5の内部空間52およびバルコニー空間53を分ける隔壁構造部54とを備えており、隔壁構造部は例えばドアー、窓または隔壁部分(図示せず)を備えることができる。キャビン・ユニット5の隔壁構造部54は、舷側構造部3に面するキャビン・ユニット5の第一の端壁と隔壁構造部54との間のバルコニー空間53、および隔壁構造部54と実舷側構造部3から離れた側のキャビン・ユニット5の第二の端壁との間の内部空間52を分けている。例えばキャビン・ユニットの全体を室外空間として使用することを目的とするならば、隔壁構造部は単なるカーテンや他の軽量構造体とすることができる。さらに、隔壁構造部は可動式とすることができる。したがって舷側保護部材32は、バルコニー空間53の外側舷側部36の一部も形成する。
舷側保護部材32の開放する第一の位置は文字Aで示され、閉じる第二の位置は文字Bで示されている。舷側保護部材32は、バルコニー空間53の外側舷側部36を形成する下方へ配向された第一の舷側部分37における退避箇所(第一の位置A)へ上昇できるように構成れている。開口31を閉じるために、舷側保護部材32は開口31内に位置してそれを閉ざす(第二の位置)ように降下(矢印の方向)される。
図3に示される実施例は、図1に示した実施例と大部分は同等であり、したがって同じ部分を示すために同じ符号が使われている。この実施例では、舷側保護部材32はキャビン・ユニット5に含まれる第二の舷側部分34の内側の第一の位置Aに配置され、その位置から開口31を閉じるために第二の位置Bへと上昇(矢印の方向)させることができる。
舷側保護部材32の昇降は、通常は手動で行われる。しかしながら現実的な理由により、図3に示すように昇降装置6を舷側保護部材32に連結させることが有利である。キャビン・ユニット5に配置されるキャビ特有の制御ユニット71が昇降装置6に連結される。制御ユニット71の動作はそれに連結された例えば舷側保護部材32に関する位置表示器82、キャビン・ユニット5に関する状態表示器81および(または)タイマー83によって自動化できる。このようにして、舷側保護部材の位置を監視することができ、また例えばキャビン・ユニットが無人であるならば舷側保護部材が自動的に閉じるようにプログラムすることができる。タイマーによれば、舷側保護部材は例えば或る時刻、例えば夜間に閉じるようにプログラムすることができる。
制御ユニット71に例えば隔壁構造部54に関する位置表示器84を連結することもできる。したがって、隔壁構造部に含まれるバルコニー・ドアーが開いているならば、舷側保護部材は閉じるように、またはその逆が行われるようにプログラムすることができる。当然、制御ユニットも例えば押しボタンを備えることができ、そのボタンを使用することでバルコニー空間を実質的にバルコニー空間として使用して、バルコニー・ドアーを閉じ、舷側保護部材を開くようにすることができる。同様に、例えば他の押しボタンを使用することで隔壁構造部を開き、舷側保護部材32を閉じてキャビン・ユニット全体を内部空間とすることができる。
図4に示した実施例は、図2に示した実施例と大部分は同等であり、したがって同じ部分を示すために同じ符号が使われている。この実施例では、舷側保護部材32はキャビン・ユニット5に含まれる第二の舷側部材38の外側の第一の位置Aに配置され、その位置から開口31を閉じるために第二の位置Bへと上方向(矢印の方向)に移動させることができる。
舷側保護部材32の昇降は、通常は手動で行われる。しかしながら現実的な理由により、図4に示すように昇降装置6を舷側保護部材32に連結させることが有利である。例えば遠隔制御装置72が昇降装置6に連結される。さらに、遠隔制御装置72の動作はそれに連結された例えば舷側保護部材32に関する位置表示器82、キャビン・ユニット5に関する状態表示器81および(または)タイマー83によって自動化できる。このようにして、舷側保護部材の位置を監視することができ、また例えばキャビン・ユニットが無人であるならば舷側保護部材が自動的に閉じるようにプログラムすることができる。タイマーによれば、舷側保護部材は例えば或る時刻、例えば夜間に閉じるようにプログラムすることができる。
昇降装置6、遠隔制御装置72、位置表示器82、状態表示器81およびタイマー83の連結およびプログラミングそのものは当業者に知られており、したがってこれに関して詳細に説明しない。さらに、制御ユニットの動作は、例えば気象観察に基づく指示によって制御できる。暴風雨がこの例として留意できる。
上述はまた船舶の実舷側構造部3またはバルコニー空間53の外側舷側部36に対する実際の舷側保護部材32の移動および密閉にも適用できる。
さらに、前述で説明した図1〜図4に示す実施例は単なる例であり、図面に示した構造は他の構造と組み合わせることができ、また個別のケースにおける要求に応じて変更できることは明白である。
さまざまな形式の空調システムが本発明において有利に使用できる。そのような空調システムはリミット・スイッチによる指示に基づいて使用され、キャビン・ユニット内の空調効果はキャビン・ユニットのバルコニー空間が室内空間として使用されるか室外空間として使用されるかに応じて調整される。バルコニー空間は、例えば別個のファンまたは別個の空調用ディフューザを使用してキャビン・ユニットの残りの空間とは別に換気されるか冷却されるように構成し、その作動はリミット・スイッチに基づいて行われ、始動は例えばバルコニー・ドアーおよび舷側保護部材が閉じられたときに行われるように構成することができる。
舷側保護部材は不錆材料、例えばアルミニュウム、ガラス、鋼、または他の同等材料で作製されることが好ましい。これらの材料は主条件および使用目的に応じて選ぶことができる。舷側保護部材は例えば真っ直ぐな平面部材(図3および図4)、または可撓性や節動構造(図1および図2)とすることができる。舷側保護部材にガラスや他の透明材料を選ぶことで、舷側保護部材が窓としても機能できる。
図面およびそれに関する説明は本発明の基本思想を示すことを意図しているだけである。本発明の詳細は添付の特許請求の範囲の記載範囲内で変化できる。
本発明の第一の実施例の横断面図である。 本発明の第二の実施例の横断面図である。 本発明の第三の実施例の横断面図である。 本発明の第四の第一の実施例の横断面図である。
符号の説明
A 開放する位置
B 閉じる位置
1 船体構造
3 実舷側構造部
4 デッキ構造部
5 キャビン・ユニット
6 昇降装置
31 開口
32 舷側保護部材
33 第一の舷側部分
34 第二の舷側部分
35 ブラケット
36 外側舷側部
37 第一の舷側部材
38 第二の舷側部材
51 天井
52 内部空間
53 バルコニー空間
54 隔壁構造部
71 制御ユニット
72 遠隔制御装置
81 状態表示器
82 位置表示器
83 タイマー
84 位置表示器

Claims (7)

  1. 船体構造(1)と、舷側構造部(3)と、舷側構造部に関連して配置され、内部空間(52)およびバルコニー空間(53)を含むキャビン・ユニット(5)とを含み、舷側構造部(3)、またはキャビン・ユニット(5)に含まれるバルコニー空間(53)の外側舷側部(36)がキャビン・ユニット(5)に関連して開口(31)を含む船舶における構造であって、キャビン・ユニット(5)がキャビン・ユニット(5)に面する第一の端壁と、舷側構造部(3)から離れた側の第二の端壁とを含み、開口(31)が舷側構造部3に面するキャビン・ユニット(5)の第一の端壁に形成され、可動の舷側保護部材(32)が開口(31)内に配置されて側保護部材(32)は開口を開放する第一の位置(A)と開口を閉じる第二の位置(B)との間を移動できること、また舷側保護部材(32)が第二の位置(B)にて船舶の舷側構造部(3)またはバルコニー空間(53)の外側舷側部(36)と協働して機密構造部を形成し、これは舷側構造部またはバルコニー空間の外側舷側部に作用する荷重に耐えること、およびキャビン・ユニット(5)が静止または可動式の隔壁構造部(54)を含み、これが舷側構造部(3)に面するキャビン・ユニット(5)の第一の端壁と隔壁構造部(54)との間のバルコニー空間(53)、および隔壁構造部(54)と舷側構造部(3)から離れた側のキャビン・ユニット(5)の第二の端壁との間の内部空間(52)を分けていることを特徴とする構造。
  2. 舷側保護部材(32)が舷側構造部(3)に面するキャビン・ユニット(5)の第一の端壁の一部であることを特徴とする請求項1に記載された構造。
  3. 例えば電気モーター、ばね手段、ガス−ピストン装置、または釣合い錘を含む昇降装置(6)が可動の舷側保護部材(32)に連結されていることを特徴とする請求項1に記載された構造。
  4. キャビン・ユニット(5)に配置された制御ユニット(71)および(または)遠隔制御装置(72)が昇降装置(6)に連結されていることを特徴とする請求項3に記載された構造。
  5. 位置表示器(82)、状態表示器(81)、タイマー(83)、および(または)隔壁構造部(54)に関する位置表示器(84)が制御ユニット(71)または遠隔制御装置(72)に連結されていることを特徴とする請求項4に記載された構造。
  6. 舷側保護部材が不錆材料、例えばアルミニュウム、ガラス、鋼または他の同等材料で作製されていることを特徴とする請求項1に記載された構造。
  7. 舷側保護部材が節動構造部または可撓材料で作製されていることを特徴とする請求項6に記載された構造。
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