JP2008503140A - 適応性主デジタル超広帯域受信器 - Google Patents
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Abstract
当該受信器は、アナログUWB無線周波数入力パルスにフィルタをかけるUWB入力フィルタ(105)と、UWB入力フィルタ(105)から出力された、フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログパルスを二段抽出デジタル信号に変換する少なくとも1つの並列二段抽出アナログ−デジタル変換器(ADC)(120)と、並列ADC(120)によって出力された二段抽出デジタル波形を合計する適応コンバイナ(125)と、二段抽出ADC(120)が、夫々のパルスの予想されるエネルギーの閾値が存在する場合にのみ、二段抽出のみを行って、フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログ波を変換するように、クロック制御パルスを並列ADC(120)に供給する多相クロック発生器(122)とを有する。
Description
本発明は、超広帯域(UWB)通信システム及びネットワークでの使用のために設計された機器及び処理装置に関する。更に具体的には、本発明は、適応パルス検出方式によりデジタル領域にUWB通信での処理の大部分をシフトする技術に関する。
超広帯域(UWB)通信は、一般に、変調帯域幅に対して占有される帯域の割合として擬古的に決定される。この場合に、占有される帯域幅は、中央周波数のほぼ20〜25%である、又は1.5GHzよりも大きい。標準的なUWB変調は、非常に短い存続期間を有するパルスを送信する方式を使用しており、占有される帯域幅は非常に大きい値である。特に、UWB変調は、二位相変調パルス位置変調又は時変調パルス位置変調のいずれか一方を使用することが知られる。
UWBは、インパルス無線又は零キャリア技術とも時々呼ばれており、通常は、存続期間にほぼ10〜1000ピコ秒のパルスを送信する。放射エネルギーは、大きな帯域幅を占有しており、しばしば、他の装置への悪影響を引き起こすことなく他の装置と共存することができるように十分に小さくされる。現在のUWB実施の利点の幾つかは、低コスト、低電力、及び多経路干渉に対する回復力を含む。このような利点は、通常、送信される短パルスが時間的に十分に分けられているところの、現在の比較的低いデータレート用途に当てはまる。UWB通信のための3.1〜10.6GHz帯域のFCC(Federal Communications Commission)による採択に伴い、UWBが高データレート(>100Mb/s)WPAN(ワイヤレス・パーソナル・エリア・ネットワーク)用途に適するかどうかを調査することに多少の関心が持たれている。
低データレート用途のために設計された標準的なUWB実施は、アナログ領域で実施される相関又はトンネルダイオードのいずれか一方を使用するパルス検出に基づく。これらの技術は、受信された波形がパルス検出器の特性と一致しないので、最適な整合フィルタリングを普通は提供しない。結果として、このような実施は、チャネル状態及び干渉に敏感である。更に、RF信号で直接的に適用される相関法は、また、波形及びタイミングの不整合に極めて敏感である。アナログ領域で実施されるので、前出の技術は、UWBの有利な干渉軽減技術の使用を制限する。従って、アナログの代わりにデジタル領域で主として処理されるUWB通信を提供すること、及びチャネルに適合し且つタイミングエラーに鈍感なパルス検出方式を提供することが必要とされる。
本発明は、主デジタルUWB受信器を提供する方法及び装置を提供する。本発明の一態様に従って、前記UWB受信器は、ラインフィルタと、低雑音増幅器と、利得制御器と、パルスの予想されるエネルギーの大部分が存在する時間中にのみ信号を抽出する一対のA/D変換器とを有する。その場合に、適応コンバイナは、前記一対の変換器の出力を結合する。次に、前記適応コンバイナの出力はイコライザへ入力される。前記適応コンバイナは、前記適応コンバイナが、UWB受信器の技術において知られるように適応フィルタ加重方式での送信波形の形に依存しないので、雑音、チャネル、又はタイミングエラーに敏感ではない。
当業者には当然のことながら、以下の記述は説明目的のためであって、限定目的で提供されるわけではない。当業者には明らかであるように、本発明の精神及び添付の特許請求の範囲の適用範囲に属する多数の変形が存在する。既知の機能及び動作に関する不必要な詳細は、本発明の細部を不明瞭としないように本明細書から削除されうる。
図1は、本発明に従う適応性主デジタル(AMD)超広帯域受信器の一配置の概観である。図1に示されるように、最初にUWB無線周波数(RF)入力がフィルタ105に入力される。フィルタ105は、帯域信号及び帯域内から狭帯域干渉を除去するよう設計されている。このようなフィルタが実施されうる一方法は、送信ラインフィルタの使用による。
フィルタ処理されたUWB入力の出力は、低雑音増幅器(LNA)110に入力される。LNAは、ある程度までフィルタ105の通過により減衰した所望のUWB信号の強さを増大させる。次に、増幅された信号は、自動利得制御器(AGC)115へ入力される。AGCは、信号を所定レベルへと調節し、次に、その出力は、並列アナログ−デジタル変換器(ADC)120へ入力されることによりデジタル信号に変換される。その場合に、適応コンバイナ125の出力は、チャネルにより引き起こされた如何なるシンボル間干渉も軽減するようイコライザへ入力される。イコライザ130及び随意的に適応コンバイナ125からの出力は、マイクロプロセッサ制御器135へ返される。次に、マイクロプロセッサ135は、デジタル−アナログ変換器(137,139)の夫々を介して遅延ライン122及び並列ADC120の両方へ制御信号を供給する。
本発明の一態様に従って、ADC120は、パルスの予想されるエネルギーの大部分が存在する時間中のみ信号を抽出する。ADC120の抽出が制御されうる一方法は、多相クロック発生器(遅延ライン)122の使用による。多相クロック発生器122は、図1に示されるマスタークロック入力を受け取る。多相クロック発生器122は、ピコ秒オーダーの遅延で複数の遅延ラインを有する。従って、ADC120の抽出を制御するよう導入されるクロックの遅延量は、非常に正確となりうる。例えば、ADCの精度は、(閾値検出器として用いられる)1ビットから数ビットまでの範囲でありうる。
更に、ADC120は、多数の高速サンプル・アンド・ホールド回路(図示せず。)の後に置かれても良い。当業者には当然のことながら、個別のADCの数、それらの精度、及び遅延ラインは、全て、ある所定のコストパフォーマンス目標を満足するよう選択され、これらの事項の全ては、如何なる特定の必要性も満足するよう変更されても良い。従って、図1は“並列ADC”と記された1つの箱を示すが、当然のことながら、この図は、説明目的のために過ぎず、標本抽出ADCの数、遅延ラインの形式、及び、ADCの前に置かれた更なる高速サンプル・アンド・ホールド回路を使用するか否かは、全て、本発明の精神及び添付の特許請求の範囲の適用範囲に含まれる。
次に、ADC120の抽出デジタル出力は、適応コンバイナ125へ入力される。適応コンバイナ125は、適応加重を用いて、二段抽出されたデジタル波形の加算を実行する。このコンバイナは、整合フィルタと見なされても良い。適応フィルタ加重は、出力信号対雑音比を最大にするように選択される。適応コンバイナ125は、通常は、結合されるべき少なくとも2又はそれ以上の二段抽出デジタル変換信号のための入力と、夫々の二段抽出デジタル変換入力を各々受け取る2又はそれ以上の乗算器127と、夫々の乗算器の出力を合計する加算器128とを少なくとも有する。差(誤差129)は、順応して乗算係数を(タップへ)調節するよう乗算器127へ返される。次に、合計された波形は、通常、図1では130で示されるイコライザへ出力される。
本発明の一態様に従って、本発明の1つの利点は、適応コンバイナ125が送信波形の形に依存しない点である。例えば、従来のUWB受信器は、受信波形が多相経路及び他のフィルタリング変形に起因して確実に識別され得ないので、受信波形に効果的に適合しないフィルタを使用することがある。更に、従来の方式は、チャネル雑音及びタイミングエラーに極めて敏感である。しかし、本願で開示されるように、本発明は、最適整合フィルタタップを順応して計算することにより、二段抽出デジタル波形を順応して結合する。その結果、本発明は雑音、チャネル又はタイミングエラーに敏感ではなくなる。
本発明の更なる他の態様に従って、ADC120の出力が、
x(nT)={x(nT),x(nT+t1),x(nT+t2)…,x(nT+tM-1)}
と表されるとする。この場合に、Mは二段抽出の数であり、tは二段抽出クロックの遅延であり、Tはシンボルレート(パルス繰り返し数)である。
x(nT)={x(nT),x(nT+t1),x(nT+t2)…,x(nT+tM-1)}
と表されるとする。この場合に、Mは二段抽出の数であり、tは二段抽出クロックの遅延であり、Tはシンボルレート(パルス繰り返し数)である。
遅延ラインは、同一の遅延ラインである必要はないことが知られる。以下:
a(n)={a0(nT),a1(nT),…aM-1(nT)}
のように加重係数を決定することにより、その場合に前記適応コンバイナの出力は:
y(nT)=a(nT)xT(nT) (式1)
によって決定されうる。
a(n)={a0(nT),a1(nT),…aM-1(nT)}
のように加重係数を決定することにより、その場合に前記適応コンバイナの出力は:
y(nT)=a(nT)xT(nT) (式1)
によって決定されうる。
適応コンバイナのタップ(a(nT))は、最小二乗(LMS)アルゴリズムを用いて、又は、例えば、一定係数適合アルゴリズム(Constant Modulus Adaptive(CMA) Algorithm)のようなブラインド(blind)適合アルゴリズムの1つにより、得られる。LMSアルゴリズムは、以下の式:
a((n+1)T)=a(nT)+ux(nT)e(nT) (式2)
により表され、この場合に、e(nT)=y(nT)-r(nT)は誤差であり、r(nT)は、送信シーケンスであり、uは、適応ステップ定数である。留意すべきは、r(nT)は、スライサ(決定装置)の出力及び既知のトレーニングシーケンスにより置き換えられても良い点である。
a((n+1)T)=a(nT)+ux(nT)e(nT) (式2)
により表され、この場合に、e(nT)=y(nT)-r(nT)は誤差であり、r(nT)は、送信シーケンスであり、uは、適応ステップ定数である。留意すべきは、r(nT)は、スライサ(決定装置)の出力及び既知のトレーニングシーケンスにより置き換えられても良い点である。
図2は、多相クロックの特性の簡単化された形態と、信号の二段抽出とを表す。ここで、アナログ信号205は、電力対時間の関数としてプロットされている。図2から明らかなように、この特定のUWB送信において、エネルギーレベルは、様々な時間で変化する。本発明に従って、二段抽出は、予想されるエネルギーの大部分が存在するところの周期で、例えば、点207、209、211、213、215などで実行される。明らかなように、二段抽出は、ADC120を制御する多相クロックパルス230、235、240、245、250によりトリガーされる。これらの二段抽出時点から、アナログ信号は、デジタル信号へとADC120(図1参照。)により変換される。上述したように、多相遅延はピコ秒のオーダーにある。
従って、入来する無線周波数(RF)UWB信号への直接適用によって従来技術で使用される相関法とは異なり、本発明では、デジタル抽出標本を得るようパルスの予想されるエネルギーの大部分が存在する場合にのみ信号を二段抽出し、次に、適応コンバイナを用いて抽出されたデジタル信号を一体化することにより、デジタル領域へと信号処理の大部分がシフトされる。
本発明の性能、即ち、適応コンバイナにより一体化される最適な整合フィルタタップの適応計算を評価するために、発明者は、典型的なUWB方式を用いてシミュレーションを行ってきた。当然のことながら、このシミュレーションが説明目的のためだけに提示され、装置は、例として使用された単なるパラメータに限定されない。このシミュレーションで、変調データは確率が等しい2進データであると仮定される。パルス形状は、−10dBの帯域幅で実質的に約3GHzを占有するよう、5GHzの中心周波数にあるキャリアにより変調されるガウスパルスである。シミュレーション環境は、T=10msにより毎秒100Mパルスに関して設定され、正反対の変調技術(antipodal modulation technique)を用いて変調される。本発明に従う新しい受信器モデルは、適応コンバイナの前に並列サンプラを有する。新しい受信器モデルの応答は、受信波形が知られているところの従来の受信器の理想的な相関と比較される。対照的に、新しい受信器では、受信波形の如何なる認識も存在しない。
図3は、理想的な従来の受信器のタイミング感度態様を表す。更に詳細には、図3は、20ps(305)及び40ps(310)のタイミングオフセットに関して模擬ビットエラーレート(BER)のプロットを提供する。図3でプロットにより表されるように、従来に基づく受信器は、理想的(317)とは対照的に、イコライザ(315)を用いても両方ともタイミングエラーが存在しない場合には、好ましい性能ライン315,317を有する。しかし、20psのタイミングエラーが存在する場合には、ライン305と320との間の差が存在することが知られる。従って、本発明に従う受信器を表すライン320は、SNRでの−10dbよりも大きい変化の後に、タイミングエラーのないライン315よりも20psのタイミングエラーに関する僅かな変化を示す。−10dbの幾らか後までプロットライン315及び317は同一であり、約−10dbまでのSNRにおけるタイミングエラーに起因する変化は生じないことを示す。従来のUWBプロットは、エラーのない317に対して20psエラー305からの相当な距離だけ変化し、40psエラーでは、310は、BERが従来の受信器におけるタイミングエラーのないプロット317からどれほど著しく変化するかを示す。言い換えると、従来のUWB受信器のプロットとは異なり、本発明に従うUWBは、SNRの−10dbよりも大きいシフトに関してほぼ同一なBER応答を有する。これらの数は、本発明が約−10dbまでSNRのタイミングエラー又は変化のいずれか一方により影響を及ぼされないことを意味する。
図4は、タイミングエラーの関数としての性能損失のプロットである。本発明は、仮想的にタイミングオフセットによる影響を受けず、一方、従来の受信器は、タイミングオフセットの増大に伴う著しい性能損失に苦しむ。図4から明らかであるように、本発明に従う受信器の性能損失は、ライン405により表されており、ほぼ0である。このほぼ損失のない応答は、ライン410により表される従来の受信器の応答とは全く対照をなす。実際には、タイミングエラーの約25psだけ、従来の受信器は、既に3dbの電力損失を示し、40psにより、損失は10dbのオーダーにある。
上記本発明の様々な変形は当業者により容易に実現可能であり、これらは本発明の精神又は添付の特許請求の範囲に属する。例えば、適応コンバイナを構成するために使用される要素は置き換え可能であり、多相クロック発生器は異なるクロック値を有しても良く、並列ADC及び多相クロック発生器のマイクロプロセッサ制御は、適応コンバイナからの出力又はイコライザの出力のみに基づいても良い。低雑音増幅器(LNA)110は入力フィルタ105の後に置かれることが推奨される一方で、LNAが含まれるかどうかは、本発明の精神及び添付の特許請求の範囲の適用範囲内に依然としてある。図1がマスタークロック入力を示す場合に、このマスタークロックは、マイクロプロセッサ、又は特に多相クロック発生器へマスタークロックパルスを供給するその他の構成要素からであっても良い。二段抽出が起こるところのエネルギー/電力閾値は、また、必要性に従って変更可能である。また、UWBは、パルスの送信が10〜1000ピコ秒(通常)の範囲にあるところのスペクトラムに亘って動作し、従来の受信器でのタイミングエラーの影響は多少異なることがあるが、本発明は、約10db又はそれ以上までタイミングエラー又はSNRでの変化により仮想的に影響を及ぼされないままであることが知られる。
Claims (20)
- アナログ超広帯域(UWB)無線周波数(RF)入力パルスにフィルタをかけるUWB入力フィルタ;
該UWB入力フィルタから出力された、フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログパルスを二段抽出デジタル信号に変換する少なくとも1つの並列二段抽出アナログ−デジタル変換器(ADC);
該並列ADCにより出力された二段抽出デジタル波形を合計する適応コンバイナ;及び
前記二段抽出ADCが、夫々のパルスの予想されるエネルギーの閾値が存在する場合にのみ、二段抽出のみを行って、前記フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログ波を変換するように、クロック制御パルスを前記並列ADCに供給する多相クロック発生器;
を有する、主デジタルUWB受信器。 - 前記フィルタの出力部と前記二段抽出ADCの入力部との間に配置される低雑音増幅器(LNA);及び
前記LNAの出力部と前記二段抽出ADCの入力部との間に配置される自動利得制御器(AGC);
を更に有する請求項1記載のUWB受信器。 - 前記適応コンバイナにより出力された積算デジタル波形を受け取って均一にするように、前記適応コンバイナの出力部へ置かれたイコライザ;及び
一対のデジタル−アナログ(D/A)変換器の夫々を介して、前記多相クロック発生器及び前記二段抽出ADCを制御するように、前記イコライザからの出力の一部及び前記適応コンバイナの出力の一部を受け取るマイクロプロセッサ制御器;
を更に有する請求項2記載のUWB受信器。 - 前記適応コンバイナは、送信波形の形状に依存せずに出力信号対雑音比(SNR)を最大にするよう選択された適応フィルタ加重を有する整合フィルタを有する、ことを特徴とする請求項1記載のUWB受信器。
- 前記適応コンバイナの入力は:
x(nT)={x(nT),x(nT+t1),x(nT+t2)…,x(nT+tM-1)}
と表され、この場合に、Mは二段抽出の数であり、tは二段抽出クロックの遅延であり、Tはシンボルレート(パルス繰り返し数)である、ことを特徴とする請求項4記載のUWB受信器。 - 前記適応コンバイナの複数の加重係数は、以下の式:
a(n)={a0(nT),a1(nT),…aM-1(nT)}
によって与えられ、その場合に前記適応コンバイナの出力は、
y(nT)=a(nT)xT(nT)
によって表される、ことを特徴とする請求項5記載のUWB受信器。 - 前記適応コンバイナは、整合フィルタタップの最適条件を計算する、ことを特徴とする請求項1記載のUWB受信器。
- 前記適応コンバイナは、一定係数適合アルゴリズム(CMA)に従って整合フィルタタップの最適条件を計算する、ことを特徴とする請求項6記載のUWB受信器。
- 前記適応コンバイナは、最小二乗(LMS)アルゴリズムに従って整合フィルタタップの最適条件を計算する、ことを特徴とする請求項6記載のUWB受信器。
- 前記LMSアルゴリズムは、以下の式:
a((n+1)T)=a(nT)+ux(nT)e(nT)
を有し、この場合に、e(nT)=y(nT)-r(nT)は誤差であり、r(nT)は、送信シーケンスであり、uは、適応ステップ定数である、ことを特徴とする請求項9記載のUWB受信器。 - 値r(nT)は、スライサ(決定装置)の出力及び既知のトレーニングシーケンスのうちの1つを有する、ことを特徴とする請求項10記載のUWB受信器。
- 超広帯域(UWB)受信器の二段抽出並列ADCにより出力される二段抽出デジタル波形を合計する適応コンバイナであって:
超広帯域波形であって、二段抽出されてデジタル変換された入力の夫々を受け取るよう構成された少なくとも2つの乗算器;
該少なくとも2つの乗算器の出力を合計する加算器;及び
マイクロコントローラ及びイコライザのうちの少なくとも1つへ入力を供給するよう構成された出力部;
を有する適応コンバイナ。 - 出力信号対雑音比を最大にするよう選択された適応フィルタ加重を有する整合フィルタを有する、請求項12記載の適応コンバイナ。
- 複数のタップは、雑音、チャネル、及びタイミングエラーのうちの少なくとも1つに反応しない最適な整合フィルタタップを有するように計算される、ことを特徴とする請求項13記載の適応コンバイナ。
- 前記フィルタタップは、最小二乗(LMS)アルゴリズムを用いることにより得られる、ことを特徴とする請求項13記載の適応コンバイナ。
- 前記LMSアルゴリズムは、以下の式:
a((n+1)T)=a(nT)+ux(nT)e(nT)
を有し、この場合に、e(nT)=y(nT)-r(nT)は誤差であり、r(nT)は、送信シーケンスであり、uは、適応ステップ定数である、ことを特徴とする請求項15記載の適応コンバイナ。 - 前記フィルタタップは、一定係数適合アルゴリズム(CMA)を用いることにより得られる、ことを特徴とする請求項13記載の適応コンバイナ。
- 主デジタルUWB信号を供給する方法であって:
(a)UWB入力フィルタによりアナログUWB無線周波数入力パルスにフィルタをかけるステップ;
(b)少なくとも1つの並列二段抽出アナログ−デジタル変換器(ADC)により、前記UWB入力フィルタから出力された、フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログパルスを二段抽出デジタル信号に変換するステップ;
(c)適応コンバイナにより、前記少なくとも1つの並列二段抽出ADCにより出力された二段抽出デジタル波形を合計するステップ;及び
(d)前記1つの並列二段抽出ADCが、夫々のパルスの予想されるエネルギーの閾値が存在する場合にのみ二段抽出のみを行って、前記フィルタ処理されたUWB無線周波数アナログ波を変換するように、多相クロック発生器からクロック制御パルスを前記並列ADCに供給するステップ;
を有する方法。 - (e)前記適応コンバイナの出力部へ置かれたイコライザにより、前記適応コンバイナにより出力された積算デジタル波形を受け取って均一にするステップ;及び
(f)一対のデジタル−アナログ(D/A)変換器の夫々を介して前記イコライザからの出力の一部及び前記適応コンバイナの出力の一部を受け取るマイクロプロセッサ制御器により前記多相クロック発生器及び前記二段抽出ADCを制御するステップ;
を更に有する請求項18記載の方法。 - 前記適応コンバイナは、一定係数適合アルゴリズム(CMA)及び最小二乗(LMS)アルゴリズムのうちの1つに従って整合フィルタタップの最適条件を計算する、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
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