JP2008501399A - 少なくとも1つの螺旋形の蒸気流路及び少なくとも1つの平坦な抵抗発熱体を有する蒸気発生器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、蒸気発生器に係る。当該蒸気発生器(1)は、螺旋形の溝(30)が配置されるところのボディ(20)、及び、ボディ(20)の円周表面(21)から螺旋形の溝(30)の端部(33)に対する接近手段を与える接続流路を有する。螺旋形の溝(30)の中心部(31)に対する接近手段を与えるようホールを有するカバーが与えられる。蒸気発生器(1)の作動中、水は、螺旋形の溝(30)の中心部(31)と端部(33)の一方において供給される。加熱の影響で、蒸気は、生成され、螺旋形の溝(30)の中心部(31)と端部(33)の他方において出る。熱を供給する目的に対して、平らな抵抗発熱体は、ボディ(20)の表面上に配置される。
Description
本発明は、蒸気アイロン等の家庭用電気製品における使用に対する蒸気発生器に係る。当該蒸気発生器は、少なくとも1つの流路ユニット、及び、少なくとも1つの平らな抵抗発熱体を有する。該少なくとも1つの流路ユニットは、流路ユニットを介して水及び蒸気を伝導するよう螺旋形の蒸気流路を取り囲み、該少なくとも1つの平らな抵抗発熱体は、少なくとも1つの流路ユニットの蒸気流路の内容物を加熱する。
蒸気発生器は、実際に周知である。例えば接着されていた壁紙を壁から剥がす等の多種の作業の目的に対して蒸気を適用する必要性がある。ユーザがアイロンがけ工程中に蒸気を適用できるよう、蒸気発生器を有する蒸気アイロン、あるいは蒸気アイロンの外側に位置決めされる蒸気発生器に対して接続される蒸気アイロンが開発されてきている。特に本発明は、蒸気アイロン内部に位置付けられるよう適切である蒸気発生器に係る。したがって以下では、蒸気発生器が、内部蒸気発生器を有する蒸気アイロンの関連で説明される。しかしながら、これは、本発明が異なる状況及び事情において適用されるよう適切ではないことを意味しない。本発明は、蒸気が制御されて生成される必要がある全ての状況において関連する。例えば、本発明に従った蒸気発生器はまた、顔面用スチーマ、壁紙除去スチーマ、蒸気洗浄装置、及び蒸気供給を有する掃除機であり得る。
一般的には、従来の蒸気アイロンは、アイロンをかけられるべき対象物と接触する接触表面を有する底面、及び、蒸気アイロンの多種の他の構成部品を収容するよう筐体を有する。通常の一実施例では、底面は、蒸気アイロンの作動中に蒸気を生成する蒸気発生器の一部である蒸気流路の下方部を有する。カバーは、底面を覆い且つ蒸気流路を閉鎖するよう与えられる。底面は更に、蒸気アイロンの作動中に底面及び蒸気流路のいずれも加熱するよう働く典型的にはU字型である管状発熱体を有する。蒸気流路が加熱される際、蒸気流路の内部にある水は、蒸気にされる。蒸気を放出する目的に対して、蒸気開口は、底面において配置され、蒸気流路と連絡する。
上述の通り従来の蒸気アイロンの作動中、発熱体は稼働され、水は蒸気流路に対して供給される。発熱体によって供給される熱の影響下で、底面の接触表面の温度は上昇する一方、蒸気流路内部に広がる温度も上昇する。結果として、蒸気流路に対して供給される水は、蒸気へと転換される。蒸気アイロンが適用されるアイロンがけ工程中、アイロンをかけられるべき対象物は、熱い接触表面によって接触される一方、蒸気は、蒸気開口を介してこれらの対象物に対して供給される。
蒸気アイロンの性能を向上させるよう、U字型の管状発熱体の代わりに、平坦な複数の抵抗発熱体を適用することが望ましい。平坦な抵抗発熱体は、プリント又は他の適切な技術を用いて表面上に薄層として蒸着される発熱体である。電流の影響下で、平坦な抵抗発熱体は、熱を生成することができる。例えば、平坦な抵抗発熱体は、導電性の粒子が埋め込まれる合成樹脂の層によって形成される。平坦な抵抗発熱体が金属等の導電物質を有する表面上に配置される際、電気絶縁性層は、短絡を避けるよう表面と発熱体との間に配置され必要がある。
平坦な抵抗加熱技術の現状によれば、平坦な抵抗発熱体は、一定レベルを上回る温度が発生する環境において適用されるには適切ではない。発熱体の温度が所定の最大限許容され得る温度より高くなる際、発熱体は、ひび割れ、もはや使用され得ない。したがって、平坦な抵抗発熱体の使用は制限される。
蒸気流路の長さは、蒸気流路に対して供給される水が蒸気に実際に転換され得るようにされる必要がある。通常は、蒸気流路の所望の長さは、底面の長さよりはるかに長い。したがって、蒸気流路は、底面にわたって蛇行する経路をたどるよう通常は形成される。蒸気流路の排出部における比較的高い温度の影響下で発熱体がひび割れる可能性が非常に大きいため、実際には、かかる蒸気流路の流入部と排出部との間の温度差は、平坦な抵抗発熱体を適用し且つ蒸気アイロンの信頼性の高い性能を有することが可能ではないほどに大きい、と考えられる。
最先端の技術によれば、平坦な抵抗発熱体の適用に対しては高すぎる蒸気流路の排出部における温度の問題に対する解決策は、螺旋形の蒸気流路を与えることによって解決される。螺旋形の蒸気流路の流入部と排出部との間の温度差は、蒸気流路の内容物を加熱するための平坦な抵抗発熱体の使用を許容するよう十分に小さいと考えられる。作動中、水が蒸気発生器の中心から円周へと流れるか、あるいはその逆かという事実に関わらず、流入部と排出部との間の温度差は、螺旋形より更に伸張されるジグザグ型又は他の形状を蒸気流路が有する状況に対して適用され得る温度差と比較すると小さいため、排出部におけるより低い温度が実現される。
国際公開第02/27246号パンフレット(特許文献1)では、フロー加熱器を有する蒸気アイロンが開示される。作動中、フロー加熱器が100℃より高い温度において維持されるため、フロー加熱器へと導入される水の少なくとも大部分は、蒸気へと転換され、フロー加熱器は蒸気発生器と同様に作用する。水及び蒸気は、可能な一実施例においては螺旋のコースをたどるよう配置される流路を用いてフロー加熱器を介して伝導される。流路は、ダクト状に形成され、平らな配熱板と閉鎖要素との間に位置付けられる。流路と接触する側部に対向する配熱板の側部において、抵抗層を有する加熱器要素(heater element)が配置される。
国際公開第02/27246号パンフレット
本発明は、蒸気流路の螺旋形及び蒸気流路の内容物を加熱する抵抗発熱体の適用を保持すると同時に、前出の特許文献1から既知である蒸気発生器を改善する、ことを目的とする。
当該目的は、次の説明を満たす蒸気発生器によって達成される。蒸気発生器は、少なくとも1つの流路ユニット、及び、少なくとも1つの平らな抵抗発熱体を有する。前出の少なくとも1つの流路ユニットは、流路ユニットを介して水及び蒸気を伝導するよう螺旋形の蒸気流路を取り囲み、該少なくとも1つの流路ユニットはボディ及びカバーを有し、螺旋形の溝は該ボディにおいて配置され、また、該カバーは、該溝が配置されるところのボディの少なくとも一部分を覆う。前出の少なくとも1つの平らな抵抗発熱体は、該少なくとも1つの流路ユニットの蒸気流路の内容物を加熱し、少なくとも1つの流路ユニットのボディの表面上に配置される。
本発明の重要な態様によれば、蒸気発生器は、少なくとも1つの流路ユニット、及び、少なくとも1つの流路ユニットのボディの表面上に配置される少なくとも1つの平坦な抵抗加熱トラック、を有する。流路ユニットは、螺旋形の溝が配置されるところのボディ及び溝を閉鎖するカバーを有するのみであるため、比較的単純な設計を有する。故に、流路ユニットは、ボディ及びカバーによって、より特にはボディ及びカバーにおいて配置される溝の壁によって取り囲まれる蒸気流路を有する。
本発明に従った蒸気発生器において、少なくとも1つの平坦な抵抗発熱体は、少なくとも1つの流路ユニットのボディの表面上に配置される。このようにして、蒸気流路の大部分は、確実に直接加熱されるようにされ、その結果として、蒸気流路の内容物の加熱工程が比較的に大変効率的となる。
望ましくは、本発明に従った蒸気発生器の少なくとも1つの流路ユニットのボディは、一体成型である。ボディのこの望ましい実施例に関連される重要な利点は、それを製造するよう必要とされる工程、即ち鋳造工程が比較的単純である、ことである。
螺旋形の蒸気流路、及び、蒸気流路の内容物を加熱する少なくとも1つの平坦な抵抗発熱体を有する蒸気発生器は、重要な利点を有する。一般的には、螺旋形の蒸気流路においては、内容物は螺旋形の経路をたどらされ、該内容物は遠心力を受ける。結果として、蒸気流路の壁は、蒸気流路の内容物によって極めて接触され、熱伝導効率が非常に高い。
望ましくは、本発明に従った蒸気発生器は、蒸気流路における蒸気への水の転換を促進するよう蒸気促進手段を有する。通常は、蒸気促進手段が蒸気発生器において存在する場合、これらの蒸気促進手段は、蒸気流路の壁の内面の下方部上に配置されるのみである。本発明によれば、蒸気流路の壁が螺旋形のコースにより極めて接触されるという見識に従って、蒸気促進手段は、この下方部のみより多くを、望ましくは蒸気流路の壁の内面全体を覆う。本発明の範囲内で、ワイヤメッシュ又はアルミニウムフォーム等の機械的な蒸気促進手段等である全ての適切な種類の蒸気促進手段が適用され得る。
本発明及びその利点は、これより図面を参照して詳細に説明される。図中、同様の部分は、同一の参照符号によって示される。
図1及び図2は、本発明の第1の望ましい実施例に従った蒸気発生器1を示す。当該蒸気発生器は、2つの主要構成部品、即ちボディ20及びカバー10を有する流路ユニット18を有する。図1は、蒸気発生器1の概略的平面図であり、流路ユニット18のカバー10が取り外されているため、ボディ20の上方側が可視である。そのため、カバー10は、蒸気発生器1の概略的断面図である図2中においてのみ図示される。
図示される例では、流路ユニット18のボディ20は、円形の円周を有するディスク状に形成される。望ましい一実施例では、ボディ20は一体成型である。ボディ20において、螺旋形の溝30が配置される。カバー10は、螺旋形の溝30があるボディ20の側部において位置付けられ、且つ溝30を閉鎖するよう働くため、上方側において閉鎖される螺旋形の蒸気流路34が得られる。カバー10は、中心ホール11を有し、螺旋形の蒸気流路34の中心部31に対する接近手段を与える。
螺旋形の溝30に加え、接続流路32は、ボディ20の円周表面21から蒸気流路34の端部33までの接近手段を与えるよう働く。図1中、接続流路32の位置は、点線を用いて示される。
カバー10によって覆われないボディ20の側部において、平坦な抵抗発熱体40が配置される。図示される例では、発熱体40は、それが上部に配置されるところのボディ20の表面の少なくとも一部分を覆う矩形の部品として形成され、明瞭にするために以下ではボディ20の下方表面22と称される。更には、カバー10によって覆われるボディ20の対向する表面は、以下では上方表面23と称される。
蒸気発生器1の作動中、発熱体40は、電流の影響下で稼働され、ボディ20に熱を伝える。結果として、螺旋形の蒸気流路34内部に広がる温度は、100℃を上回る比較的高いレベルにされるため、螺旋形の蒸気流路34の内部に存在する水は、蒸気へと転換される。螺旋形の蒸気流路34を介する水及び蒸気の動きは、水が蒸発し且つ蒸気が蒸気流路34内部で形成される瞬間に行われる膨張工程の結果として、自動的に得られる。
蒸気発生器1は、2つの異なる方途において適用され得る。第1の選択によれば、水は、カバー10における中心ホール11を介して蒸気発生器1に対して供給され、且つ中心部31において蒸気流路34に入る。更には、蒸気は、接続流路32を介して、螺旋形の蒸気流路34の端部22において蒸気発生器1を出る。第2の選択によれば、水は、接続流路32を介して蒸気発生器1に対して供給され、端部33において螺旋形の蒸気流路34に入る。更には、蒸気は、カバー10の中心ホール11を介して、蒸気流路23の中心部31において蒸気発生器1を出る。
本発明に従った蒸気発生器1の適用は、多くの利点を有する。該利点は、蒸気流路34が螺旋状に形成される事実、及び、螺旋形の蒸気流路34の内容物を加熱する目的に対して少なくとも1つ抵抗発熱体40がボディ20上に配置されるという事実、に関連付けられる。
作動中、螺旋形の蒸気流路34の内容物は、蒸気流路34を介して動くようにされる。第一に、該内容物は、水がどこで供給されるかに依存して、螺旋形の蒸気流路34の中心部31から蒸気流路34の端部33まで、又はその逆に動くようにされる(水が供給される位置は、蒸気発生器1及び/又は蒸気発生器1が組み込まれる蒸気電気製品の構造又はスケール(scale)排出の促進を目的として、確定され得る)。第二に、螺旋形の蒸気流路34の内容物は、蒸気流路34の壁に沿って回転する傾向がある。更には、該内容物は、遠心力の影響下で螺旋形の蒸気流路34の壁の外側部に向かって押される。内容物の第2の動作及び遠心力の影響下の動作の結果として、螺旋形の蒸気流路34の壁と蒸気流路34の内容物との間の完全接触は、確実なものとされ、比較的高い熱伝導効率が得られる。試験において、スケールは螺旋形の蒸気流路34の断面においてリング状に形成され、内容物の第2の動作の発生を確かにする、ことがわかっている。
平坦な抵抗発熱体40が適用されるという事実と併せて、蒸気流路34の螺旋形状が蒸気流路34の内容物の加熱工程を非常に効率的なものとする事実により、蒸気発生器1は、比較的軽量且つ小型の設計を有し得る。例えば、螺旋形の蒸気流路34の寸法は、3×3mm又は2×2mmの小ささであり得、蒸気発生器1は、例えば1分あたり52グラムまでの割合で蒸気を供給することができる。他方では、蒸気流路34の断面の寸法は、選択され、7×7mm又はそれ以上の長さ等である、ことも可能である。蒸気流路34が螺旋状に形成されるという事実によってもたらされる蒸気流路34の内容物の上述された第2の動作により、この内容物と蒸気流路34との間の優れた接触はまた、蒸気流路34の断面のより大きな寸法において確実なものとされる。より多くの断面を有する蒸気流路34の大変重要な利点は、かかる蒸気流路34が更なるスケールを有することができることであり、蒸気発生器1の寿命が延ばされる。他の利点は、内部圧力がより低くなり得る、ことである。
ジグザグ形状を有する蒸気流路等のより伸張された全体的形状を有する蒸気流路では、蒸気流路の内容物と蒸気流路の壁との間の接触は、重力の影響下で蒸気流路の下方部において主に行われる。蒸気を生成することを目的とされる加熱工程が、螺旋形の蒸気流路におけるよりかかる蒸気流路においてはより効率的ではない、ことは理解される。したがって、かかる蒸気流路が、一方では2×2mmの小さな断面を有し、他方では蒸気アイロンの蒸気発生器における適用に対して適切であるようにされる、ことは不可能である。更には、かかる蒸気流路が、比較的大きな断面及び機能を適切に有する、ことも不可能である。
循環的な螺旋形状を成す螺旋形の蒸気流路34において、急な偏向は存在しない。有利な結果として、スケールは、蒸気流路34内部に均質に蒸着され、蒸気発生器1のスケーリグ寿命は比較的長い。水が螺旋形の蒸気流路34の端部33において供給される際、蒸気流路34の中心部31に向かう蒸気流路34の内容物の動作は、この中心部31においてスケールを排出する助けとなる。
放射状方向において、螺旋形の蒸気流路34は、螺旋形状の中心に対して異なる距離を有する蒸気流路34の環状部分を区切る複数の隔壁を有する。水が螺旋形の蒸気流路34の中心部31において供給される場合において、複数の隔壁の存在は、水滴がカバー10とボディ20の上方表面23との間で出ることを防ぐ。産業上の利用において、2つの表面の間に完全な密封を達成すると同時に、低コストを維持し且つ蒸気発生器1を大量に製造するという要求を満たすことは非常に困難であるため、これは、螺旋形の蒸気流路34の重要な特性である。蒸気発生器1が水滴を漏らす(「スピッティング」としても既知である工程)ことを防ぐよう障壁として作用する複数の壁は、スピッティングの防止を目的とする他の措置より更に実行可能且つ望ましい。ボディ20の上方表面とカバー10との間の密封への蒸気流路23の螺旋形状の有利な効果は、蒸気発生器1が、加圧蒸気が蒸気流路34を介して伝導される所謂ボイラシステムにおいて使用される場合において、より更に正しく評価される。
螺旋形の蒸気流路34において、流入部と排出部との間の絶対距離は、同一の長さを有するジグザグ蒸気流路におけるより更により小さい。同一のことが、温度差に対しても当てはまる。したがって、螺旋形の蒸気流路34の性能はより信頼性高く、ボディ20及び/又は発熱体40の歪みは防止される。
既知のU字型管状発熱体と比較すると、平坦な抵抗発熱体40は、より効率的に熱を供給することができる。したがって、多くの場合において、かかる発熱体40の適用が望まれる。蒸気流路が螺旋形状を有する場合、蒸気流路34の流入部と排出部との間の温度差は、蒸気流路34が平坦な抵抗発熱体40と組み合わされるには十分小さい。ジグザグ形状又は他の伸張された形状を有する蒸気流路の場合、蒸気流路の流入部と排出部との間の温度差は極めて大きく、平坦な抵抗発熱体40は、蒸気流路34の排出部において比較的高い温度の影響下でひび割れ得るため、適用され得ない。
螺旋形の蒸気流路34は、図1中に示される通り形成され得るが、他の形状も有し得る。例えば、蒸気流路34は、楕円形、三角形、又は矩形において螺旋形を成し得る。当然のことながら、三角形及び矩形は、急激な偏向を有するため、望ましくはない。
図1中で開示される溝30の螺旋形状は、所謂アルキメデスの螺旋の形状に類似する。しかしながら、本発明の範囲内において、多種の螺旋形状が可能である。蒸気流路34は、対数螺旋、正弦曲線螺旋(sinusoidal spiral)、又はオイラーの螺旋等の二次元螺旋のいずれかの形状を有し得る。
螺旋形の蒸気流路34は、図1及び図2中に示される例における場合の通り、一側において加熱され得る。しかしながら、発熱体40が螺旋形の蒸気流路34のより多くの側部、例えばボディ20の上方表面23上において配置される、ことも可能である。平坦な抵抗発熱体40の配置は、平坦な表面に制限されない。発熱体40はまた、ボディ20の円周表面21上に配置される。ディスペンス技術は、表面21上に発熱体40を配置する工程において適用され得る。
通常、螺旋形の蒸気流路34の断面は、矩形を有する。本発明の範囲内では、三角形、六角形、又は不規則な形状等である他の形状もまた可能である。
蒸気発生器は、蒸気アイロン等の多種の家庭用電気器具における適用に対して適切であり、かかる電気器具において内蔵され得る。図3中、蒸気アイロンの底面50の上方側は、概略的に示される。該底面は、螺旋形の溝が配置されるところの発生器ベース部15を有する。蒸気アイロンにおいては、発生器ベース部15は、カバー(図3中図示せず)を用いて覆われる。図1及び図2中に示される蒸気発生器1のカバー10及びボディ20と同様に、発生器ベース15及びカバーは、螺旋形の蒸気流路を取り囲む流路ユニットを形成する。この流路ユニットは、発生器ベース部15上に配置される少なくとも1つの平坦な抵抗発熱体(図3中に図示せず)を更に有する蒸気発生器ユニットの一部分である。
図示される実施例では、蒸気アイロン長道中、水は、螺旋形の蒸気流路にその中心部において入り、蒸気は、蒸気流路をその端部において出る。図3中、蒸気アイロンの作動中に流路ユニットの蒸気流路を介して水及び蒸気が通る経路は、太線を用いて示される。
発生器ベース部15は、蒸気アイロンの発生器チャンバ51において位置付けられ、その底部は、底面50の上方表面52及び第1のリブ53によって区切られる。図示される例では、2つのホール54は、第1のリブ53において与えられ、発生器チャンバ51の多くの部分を取り巻く蒸気分配チャンバ55に対する接近手段を与え、該チャンバの底部は、底面50の上方表面52、第1のリブ53、及び第2のリブ56によって区切られる。図3中、流路ユニットを出る蒸気が通る第1のリブ53における穴54を介して蒸気分配チャンバ55へと繋がる2つの経路は、太線/矢印を用いて示される。
望ましくは、底面50は、発生器ベース部15及びリブ53,56を有し、一体成型として形成される。
蒸気アイロンにおいては、発生器チャンバ51及び蒸気分配チャンバ55は、カバー(図3中図示せず)によって閉鎖される。蒸気アイロンの実際の実施例においては、チャンバ51,55及び発生器ベース部15の溝30を覆うよう1つの全体的なカバーが与えられ得る。蒸気分配チャンバ55において、蒸気開口57は、底面50の下方に位置付けられる蒸気を当てられる及び/又はアイロンをかけられる必要がある物質に対して蒸気を通らせるよう、底面50において与えられる。
本発明に従った蒸気発生器は、蒸気と水の混合物として定義付けられる湿り蒸気、飽和蒸気、及び過熱蒸気等である1つより多い種類の蒸気を生成するよう、特定の段階において必要とされる蒸気の種類に依存して使用され得る。この目的に対して蒸気発生器は、螺旋形の蒸気流路34を有する少なくとも2つの流路ユニット18を望ましくは有し、蒸気流路34は相互接続される。異なる種類の蒸気を生成するよう適切である蒸気発生器2の一例は、図4中に概略的に示される。
図4中に示される蒸気発生器2は、図示される例では同一の一般設計を有する下方流路ユニット18a及び上方流路ユニット18bを有する。流路ユニット18a,18bはいずれも、丸い端部を有する矩形の円周を有するディスク状に形成されるボディ20を有し、該ボディにおいて螺旋形の溝30が配置される。更には流路ユニット18a,18bはいずれも、螺旋形の溝30があるところのボディ20の側部を覆うようカバー10を有し、蒸気流路34が形成される。流路ユニット18a,18bのカバー10は、望ましくは金属を有する。螺旋形の溝30に加えて、流路ユニット18a,18bのボディ20は、Oリング又は同様のもの等の密封手段を受けるよう環状の溝37を有する。環状の溝37は、螺旋形の溝30を包囲する。
下方流路ユニット18aの下方側部において、中心ホール11は、与えられ、下方流路ユニット18aの螺旋形の蒸気流路34の中心部31への接近手段を与える。同様に、上方流路ユニット18bの上方側部において、中心ホール11は、与えられ、上方流路ユニット18の螺旋形の蒸気流路34の中心部31への接近手段を与える。更には、流路ユニット18a,18bは、接続流路32を有し、夫々の流路ユニット18a,18bのボディ20の円周表面21から螺旋形の蒸気流路34の端部33への接近手段を与える。
下方流路ユニット18aのカバー10は、その上方側部において位置付けられる。下方流路ユニット18aの下方側部において、平坦な抵抗発熱体(図4中図示せず)は、下方流路ユニット18aの蒸気流路34の内容物を加熱する目的に対して、配置される。同様に、上方流路ユニット18bのカバー10は、その下方側部において位置付けられる。上方流路ユニット18bの上方側部において、平坦な抵抗発熱体40が配置される。図示される例では、平坦な抵抗発熱体40は、蒸気流路34と略同一の螺旋形状を有する平坦な抵抗加熱トラックを有する。
流路ユニット18a,18bのカバー10の間において、雲母等の熱絶縁物質を有する熱絶縁板45が配置される。
蒸気発生器2の作動中、発熱体40は、スイッチをオンにされる。水は、上方流路ユニット18bの螺旋形の蒸気流路34の中心部31において蒸気発生器2に対して供給され、湿り蒸気又は飽和蒸気は、上方流路ユニット18bをその接続流路32を介して出る。続いて、湿り蒸気又は飽和蒸気は、下方流路ユニット18aに対して供給され、蒸気は下方流路ユニット18aの螺旋形の蒸気流路34にその端部33において入る。最後に、過熱蒸気は、下方流路ユニット18aを螺旋形の蒸気流路34の中心部31において出る。上方流路ユニット18bの螺旋形の蒸気流路34の端部33から下方流路ユニット18aの螺旋形の蒸気流路34の端部33まで蒸気を伝導する目的に対して、チューブ又は同様のものが配置されるが、図4の分解図中には図示されない。
上方流路ユニット18bを出る蒸気の全てが下方流路ユニット18aに対して供給される必要はない。蒸気発生器2が蒸気アイロンの一部である際、湿り蒸気又は飽和蒸気の一部分は、例えば噴霧ノズルに対して供給され得る。蒸気を分ける目的に対して、バルブ又は同様のものが適用され得る。蒸気発生器2の流路ユニット18a,18bは、共通する多くの特徴を有し得るが、これは必須ではない。望ましくは、各流路ユニット18a,18bの設計は、得られる必要のある種類の蒸気に対して適合される。例えば、蒸気流路34の断面の特徴は、流路ユニット18a,18bによって供給される必要のある種類の蒸気に対して調整され得る。故に、図示される例では、下方流路ユニット18aの設計は、過熱蒸気の供給の観点を有して最適化され得る。上方流路ユニット18bの設計は、湿り蒸気又は飽和蒸気の供給の観点を有して最適化され得る。
図5中、流路ユニット18a,18b、蒸気発生器2の作動中に水及び/又は蒸気が通るコース、及び水及び/又は蒸気の状態は、作動中に蒸気発生器2において行われる工程の図解として概略的に示される。
図6は、略図4中に示される蒸気発生器2に類似する蒸気発生器3の分解図である。実際、唯一の相違は、流路ユニット18a,18bのボディ20の間の板の数に関連する。図4中に示される蒸気発生器2では、3つの板、即ち下方流路ユニット18aの上方側部を覆うカバー10、熱絶縁板45、及び上方流路ユニット18bの下方側部を覆うカバー10は、構成部品18a,18bのボディ20の間に存在する。図6中に示される蒸気発生器3において、唯一のカバー41は、下方流路ユニット18aと上方流路ユニット18bとの間に存在する。
図4及び図6中に示される蒸気発生器2,3は、2つの螺旋形の蒸気流路34を有する。本発明によれば、蒸気発生器が1より多い蒸気流路34を有する場合、蒸気流路34の数は2つより多いことがあり得る。
図7は、本発明に従った円形の蒸気発生器4を図示する。該蒸気発生器は、流路チャンバ35が与えられるところのボディ20を有する。図示される例では、流路チャンバ35は、蒸気発生器4の中心と蒸気発生器4の円周との間に延在する7の湾曲された隔壁36を用いて、7つの螺旋形の蒸気流路34へと分割される。このようにして、蒸気発生器4の中心と蒸気発生器4の円周との間に延在する蒸気流路34は、螺旋形状にて実現される。螺旋形の蒸気流路34の幅が蒸気発生器4の円周の近くでより大きく、蒸気発生器4の中心においてより小さいことは、明らかである。したがって、蒸気発生器4の通常使用中、水は蒸気発生器4の中心において供給され、蒸気は蒸気発生器4の円周において蒸気発生器4を出る。
一側上では、蒸気チャンバ35は、ボディ20の下部24を用いて閉鎖される。図1及び図2中に示される蒸気発生器1と同様に、蒸気発生器3は、流路チャンバ35の他側を閉鎖するようカバー(図7中図示せず)を有する。該カバーは、蒸気発生器4の中心に対する接近手段を与えるよう中心ホールを有する。更には、蒸気発生器4は、蒸気発生器4の作動中、流路チャンバ35の内容物を加熱するようボディ20の外側表面上に配置される少なくとも1つの平坦な抵抗発熱体(図7中図示せず)を有する。
望ましくは、蒸気促進手段は、蒸気流路34における水の蒸発を促進するよう使用される。蒸気流路34が螺旋形を有さず、蒸気促進手段が存在する場合、かかる手段は、蒸気流路34の下部に対してのみ適用される。それは、該下部が蒸気流路34の内容物によって接触される唯一の部分であるためである。しかしながら、本発明に従った蒸気発生器1,2,3,4の一部分である蒸気流路34において、蒸気促進手段が蒸気流路34の内側表面全体に対して適用される、ことは望まれる。これは、蒸気促進手段がまた蒸気流路34の下部に対してのみ適用され得る、という事実を変えるものではない。
蒸気促進手段が存在する際、蒸気発生器1,2,3,4の効率は上昇される。更には、蒸気促進手段を有する蒸気発生器1,2,3,4は、大きな負担となる要求をより満たすことができる。蒸気促進手段はまた、スピッティングの防止の役割を果たす。
蒸気促進手段は、考え得るいずれかの方途において設計され得る。例えば、蒸気流路34の内面は、水の拡散を促すよう、また各生成の数を増加させるよう、サンドブラスティングを用いて粗くされ得る。更には、蒸気を促進する市販の製品が適用され得る。他の選択によれば、ワイヤメッシュ、アルミニウムフォーム、細かいグリッド、又はスパイクのアレイを有する機械的措置が取られる。更に他の選択によれば、陽極酸化処理、キシラン、QF&Ludox等の化学的手段もまた、蒸気促進手段として取られ得る。
本発明の範囲が前述された例に制限されないが、その複数の修正及び改善が添付の請求項において定義づけられる本発明の範囲から逸脱することなく可能である、ことは、当業者にとっては明確である。
本願において使用されてきている「水」という語が、化学的な意味における純粋な水(H2O)又は蒸留水だけではなく、水道水又は水と衣類処置剤との混合物等である蒸気発生器に対して通常供給される液体も対象とする、ことが留意される。
流路ユニット18のカバー10,41の最も単純な実施例は、平坦な上方表面及び平坦な下方表面を有する板である。しかしながらそれは、螺旋形の溝がボディ20に接触するよう意図されるカバー10,41の表面において配置され得る、という事実を変えるものではない。カバー10,41における溝の螺旋形及びボディ20における溝30の螺旋形は、蒸気流路34を形成するために互いに対して合致するよう互いの鏡像となる。
Claims (14)
- 蒸気アイロン等の家庭用電気製品における使用に対する蒸気発生器であって、
・ 少なくとも1つの流路ユニットと、
・ 少なくとも1つの平らな抵抗発熱体と、
を有し、
前記少なくとも1つの流路ユニットは、前記流路ユニットを介して水及び蒸気を伝導するよう螺旋形の蒸気流路を取り囲み、前記少なくとも1つの流路ユニットは、ボディとカバーとを有し、螺旋形の溝は、前記ボディにおいて配置され、前記カバーは、前記溝が配置されるところの前記ボディの少なくとも一部分を覆い、
前記少なくとも1つの平らな抵抗発熱体は、前記少なくとも1つの流路ユニットの前記蒸気流路の内容物を加熱し、前記少なくとも1つの流路ユニットの前記ボディの表面上に配置される、
蒸気発生器。 - 前記少なくとも1つの流路ユニットの前記ボディは、一体成型である、
請求項1記載の蒸気発生器。 - 少なくとも2つの流路ユニットを有し、
前記流路ユニットの前記螺旋形の蒸気流路は、相互接続される、
請求項1又は2記載の蒸気発生器。 - 前記流路ユニットは、スタックにおいて配置される、
請求項3記載の蒸気発生器。 - 少なくとも1組の流路ユニットを有し、
前記少なくとも1組の前記2つの流路ユニットは、対向する向きにおいてスタックされ、前記螺旋形の溝が配置されるところの前記ボディの側部が対面するようにする、
請求項3又は4記載の蒸気発生器。 - 前記流路ユニットは、前記流路ユニットの前記螺旋形の溝を閉鎖するよう1つのカバーを共有する、
請求項5記載の蒸気発生器。 - 前記螺旋形の蒸気流路の断面は、最大で3×3mmと等しい、
請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の蒸気発生器。 - 前記螺旋形の蒸気流路の断面は、少なくとも7×7mmと等しい、
請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の蒸気発生器。 - 流路チャンバは、前記少なくとも1つの流路ユニットの前記ボディにおいて与えられ、
前記流路チャンバは、前記蒸気発生器の中心と前記蒸気発生器の円周との間に延在するn曲線状の隔壁を用いてn螺旋形の蒸気流路へと分割され、
nは整数である、
請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の蒸気発生器。 - 前記少なくとも1つの流路ユニットの前記螺旋形の蒸気流路において蒸気への水の転換を促進する蒸気促進手段を有し、
前記蒸気促進手段は、前記蒸気流路の内面のうち多くの部分を覆い、
前記多くの部分は、下方部のみより大きい、
請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の蒸気発生器。 - 請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の蒸気発生器を有する、蒸気アイロン。
- 蒸気アイロンの底面であって、
螺旋形の溝が配置される発生器ベースと、前記発生器ベースの表面上に配置される少なくとも1つの平らな抵抗発熱体と、を有する、
底面。 - 一体成型である、
請求項12記載の底面。 - 請求項12又は13記載の底面を有し、
カバーは、前記発生器ベースの前記螺旋形の溝を閉鎖するよう与えられる、
蒸気アイロン。
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