JP2008501285A - 移動通信システムにおける上りリンクパケットデータサービスのためのデータ送信/スケジューリング方法及び装置 - Google Patents
移動通信システムにおける上りリンクパケットデータサービスのためのデータ送信/スケジューリング方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
移動通信システムにおけるスケジューリング上りリンクデータ送信のための方法及び装置を提供する。このような方法及び装置は、E−DCH又はDCHを使用する移動通信システムにおける無線通信リソースを効率的に割り当てる基地局スケジューラーと、E−DCHの送信率及び従来のDCHの送信率を効率的に選択するために、E−DCH及び従来のDCHのすべてを使用する端末(UE)とを含む。このような方法及び装置は、DCHが存在するかどうかに関係なしに、再送信の時点でのUEの総送信電力を初期送信の時点でのUEの総送信電力と同一に維持することによって、UEが上りリンクで発生する干渉量の変化を最小化することができる。
Description
本発明は、セルラー符号分割多元接続(Code Division Multiple Access;CDMA)通信システムに関し、特に、向上した上りリンク専用送信チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated transport Channel)の効率的なデータ送信/スケジューリング方法及び装置に関する。
ヨーロッパ移動通信システムである移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications;GSM)及び一般パケットラジオサービス(General Packet Radio Services;GPRS)に基づき、広帯域(Wideband)符号分割多元接続(Code Division Multiple Access;以下、CDMAと称する)を使用する第3世代移動通信システムであるユニバーサル移動体通信サービス(Universal Mobile Telecommunication Service;UMTS)システムは、移動電話又はコンピュータユーザが世界中のどこにいるかに関係なく、パケットに基づくテキスト、ディジタル化された音声又はビデオ、及びマルチメディアデータを2Mbps以上の高速で送信することができる一貫したサービスを提供する。
特に、UMTSシステムは、端末機(User Equipment;UE)から基地局(Base Station;BS又はNode B)への上りリンク、すなわち、上りリンク(Uplink:UL)通信において、パケット送信の性能を向上させるために、向上した上りリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel;以下、EUDCH又はE−DCHと称する)を使用する。E−DCHは、さらに安定した高速のデータ送信を支援するために、適応変調符号化(Adaptive Modulation and Coding;AMC)、複合自動再送信要求(Hybrid Automatic Retransmission Request;HARQ)、及び基地局制御スケジューリング(Node B controlled Scheduling)のような技術を支援する。
AMCは、Node BとUEとの間のチャンネル状態に従ってデータチャンネルの変調方式及びコーディング方式を決定することによって、資源の使用効率を向上させる技術である。変調方式とコーディング方式との組合せは、MCS(Modulation and Coding Scheme)と呼ばれ、支援可能な変調方式及びコーディング方式に従って多様なMCSレベルが定義されることができる。AMCは、MCSのレベルをUEとNode Bとの間のチャンネル状態に従って適応的に決定することによって、資源の使用効率を向上させる。
HARQは、最初に送信されたデータパケットにエラーが発生した場合に、上記エラーパケットを補償するために、パケットを再送信する方式を意味する。上記HARQ方式は、エラーが発生すると、最初に送信されたデータパケットと同一のフォーマットのパケットを再送信するチェイスコンバイニング方式(Chase Combining;以下、CCと称する)と、エラーが発生すると、最初に送信されたデータパケットとは異なるフォーマットのパケットを再送信する増分冗長(Incremental Redundancy;以下、IRと称する)方式とに区分することができる。
Node B制御スケジューリングに従って、Node Bは、E−DCHを介して上りリンクデータの送信に対するデータ送信率及び可能なデータ送信率の上限値を決定し、上記決定されたデータ送信率情報をUEへ送信すると、UEは、上記データ送信率情報を参照して、上記E−DCHのデータ送信率を決定してデータを送信する。
図1は、従来の無線通信システムにおいて、E−DCHを介した上りリンクパケットの送信を示す図である。
図1において、参照符号100は、E−DCHを支援する基地局(NodeB)を示し、参照符号101から104は、E−DCHを使用している端末機(UE)を示す。UE101乃至104の各々は、E−DCH111から114を介して基地局100へデータを送信する。
Node B100は、E−DCHを使用するUE101乃至104のデータバッファ状態、要請データ送信率、又は、チャンネル状況情報を参照して、各UEにE−DCHデータが送信されることができるか否かを通知するか、又は、E−DCHデータ送信率を調整するスケジューリング動作を遂行する。スケジューリング動作は、システム全体の性能を向上させるために、Node B100の測定雑音増加(Noise Rise or Rise over thermal;以下、RoTと称する)値が目標値を超えないようにしつつ、Node B100から遠く離れたUE(例えば、103及び104)には、低いデータ送信率を割り当て、Node B100の近くに位置したUE(例えば、101及び102)には、高いデータ送信率を割り当てる方式にて遂行されることができる。
図2は、従来のE−DCHを介した送受信手順を示すメッセージフロー図である。
図2を参照すると、ステップS202で、Node B及びUEは、E−DCHを設定する。上記E−DCH設定過程は、専用送信チャンネル(dedicated transport channel)を介してメッセージを送受信する過程を含む。E−DCHの設定が完了されると、ステップS204で、UEは、Node Bにスケジューリング情報を通知する。上記スケジューリング情報は、上りリンクチャンネル情報を示すUE送信電力情報、UEが送信することができる余分の電力情報、UEのバッファに記憶されている送信されるべきデータ量を含むことができる。
ステップS206で、通信中である複数のUEからスケジューリング情報を受信したNode Bは、各UEのデータ送信をスケジューリングするために上記複数のUEのスケジューリング情報をモニタリングする。具体的には、ステップS208で、Node Bは、UEに上りリンクパケット送信を許容することを決定し、UEにスケジューリング割当て(Scheduling Assignment)情報を送信する。上記スケジューリング割当て情報は、許容されたデータ送信率及び送信が許容されたタイミングなどを含む。
ステップS210で、UEは、上記スケジューリング割当て情報を用いて上りリンクを介して送信されるE−DCHの送信形式(Transport format;TF)を決定し、ステップS212及びステップS214で、E−DCHを介して上りリンク(UL)パケットデータを上記TF情報とともにNode Bへ送信する。ここで、上記TF情報は、E−DCHを復調するのに必要な情報を示す送信形式資源指示子(Transport Format Resource Indicator;以下、TFRIと称する)を含む。このとき、ステップS214で、UEは、Node Bが割り当てたデータ送信率及びチャンネル状態を考慮してMCSレベルを選択し、上記MCSレベルを使用して上記上りリンクパケットデータを送信する。
ステップS216で、Node Bは、上記TF情報及び上記パケットデータにエラーがあるか否かを判断する。ステップS218で、Node Bは、上記判断の結果、上記TF情報及び上記パケットデータのうちのいずれか1つでもエラーがある場合には、NACK(Non-Acknowledge)情報をUEへ送信する。一方、上記TF情報及び上記パケットデータのすべてにエラーがない場合には、ACK(Acknowledge)情報をACK/NACKチャンネルを介してUEへ送信する。ACK情報が送信される場合には、パケットデータの送信が完了されたため、UEは、新たなユーザデータをE−DCHを介して送信するが、NACK情報が送信される場合には、UEは、同一のパケットデータをE−DCHを介して再送信する。
上述したような従来の過程において、Node Bは、セル内で使用されているRoTの総和を測定して予測し、セル内で許容可能な最大のRoT範囲内で使用されていない、余分のRoTをE−DCH用に割り当てる。ここで、上記RoTは、Node Bが使用する上りリンクリソースを意味する。
システムの性能を向上させるためには、E−DCH用に割り当てることができるリソース、すなわち、上記余分のRoTを最適化しなければならない。このような最適化のために、現在使用されているRoTの総和を合理的に測定して予測する方法が必要とされる。従来の方法によると、現在使用されている上記RoTの総和を過度に測定して予測し、これによって、E−DCHのために割当て可能なリソースが過度に減少されて、全体システムの性能が低下する、という問題点がある。さらに、従来では、同時に存在することができる上りリンクチャンネルであるE−DCHとDCHとの間に効率的なリソース割当て方法が提示されている。従って、既存のDCHのサービス品質を満足させることができない、という問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、向上した上りリンク専用送信チャンネルを使用する移動通信システムにおける基地局スケジューラーが無線通信リソースを効率的に割り当てることができる方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、向上した上りリンク専用送信チャンネル及び典型的な専用送信チャンネルをすべて使用するUEが、向上した上りリンク専用送信チャンネルの送信率及び従来の専用送信チャンネルの送信率を効率的に選択することができる方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、向上した上りリンク専用送信チャンネル及び従来の専用送信チャンネルをすべて使用するUEの送信率を決定するにあたって、専用送信チャンネルに制限されることなく決定されることができる方法及び装置を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、DCHが存在するかどうかに関係なしに、E−DCH再送信の時点でのUEの総送信電力を初期送信の時点でのUEの総送信電力と同一に維持することによって、UEが上りリンクで発生する干渉量の変化を最小化できる方法及び装置を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の第1の見地によると、上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、第1のチャンネル及び第2のチャンネルを介して上りリンクデータの送信をスケジューリングする方法は、上記第1のチャンネルに対する平均送信率を決定するステップと、上記全体無線リソースと上記決定された第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差を考慮して、上記第2のチャンネルの最大送信率を決定するステップと、上記決定された最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を端末(UE)へ送信するステップとを具備し、上記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、上記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする。
本発明の第2の見地によると、上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、第1のチャンネル及び第2のチャンネルを介して上りリンクデータの送信をスケジューリングする装置は、上記第1のチャンネルに使用されるものと予測される平均送信率を決定し、上記全体無線リソースと上記決定された第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差を考慮して、上記第2のチャンネルの最大送信率を決定し、上記決定された最大送信率を示すスケジューリング信号を生成するスケジューリング信号生成器と、上記生成されたスケジューリング信号をUEへ送信するスケジューリング信号送信器と、上記スケジューリング信号が予め定められたスケジューリング周期で送信されることができるように、上記スケジューリング信号生成器及び上記スケジューリング信号送信器を制御するスケジューリング信号送信器とを含んで構成され、上記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、上記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする。
本発明の第3の見地によると、上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する方法は、第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を受信するステップと、上記最大送信率に基づいて上記第1のチャンネルに対する送信率を決定するステップと、上記最大送信率と上記第1のチャンネルの送信率との差に基づいて、上記第2のチャンネルに対する送信率を決定するステップと、上記決定された送信率を使用して、上記第1のチャンネル及び上記第2のチャンネルの上りリンクデータを送信するステップとを具備し、上記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、上記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする。
本発明の第4の見地によると、上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する装置は、第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を受信するスケジューリング割当て情報受信器と、上記最大送信率に基づいて上記第1のチャンネルに対する送信率を決定し、上記最大送信率と上記第1のチャンネルに使用可能な送信率との差に基づいて、上記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器と、上記決定された送信率を使用して、上記第1のチャンネル及び上記第2のチャンネルの上りリンクデータを送信する送信器とを具備し、上記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、上記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする。
本発明の実施形態によると、E−DCHを使用する場合において、基地局スケジューラーは、無線通信リソースを効率的に割り当てることができ、UEは、E−DCHの送信率及びDCHの送信率を効率的に選択することができる。また、DCHが存在するかどうかに関係なしに、再送信の時点でのUEの総送信電力を初期送信の時点でのUEの総送信電力と同一に維持することによって、UEが上りリンクで発生する干渉量の変化を最小化させることができる。
さらに、E−DCH及びDCHのすべてを使用する場合において、瞬時的な電力不足の現象が発生すると、DCHの電力を保持しつつも、E−DCHの電力を再調整することができる、という長所がある。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、使用者及び運用者の意図又は慣例に従って変わっても良い。従って、その用語は、本発明の全体の内容に基づいて定義されなければならない。
下記に説明する本発明の要旨は、移動通信システムの上りリンクパケットデータサービスの改善にある。説明の便宜のために、上りリンク専用チャンネル(uplink Dedicated Channel;DCH)及び向上した上りリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel;E−DCH)を考慮する。本明細書で説明する送信電力及び送信率(data rate)は、一般に、一対一の関係を有するので、下記の説明では、混用して使用する。
まず、上述したように、基地局の非効率的なリソース使用を防止するために、セル内で使用されているリソースの総和を合理的に測定して予測する方法が必要とされる。すなわち、基地局は、セル内で許容可能な最大RoTとセル内で使用されているRoTの総和との差だけをセル内でE−DCHを使用するUEのためのE−DCH用RoTとして活用することができる。ここで、セル内で許容可能な最大RoTに関する情報は、基地局制御器(Radio Network Controller;RNC)から基地局にシグナリングされる。
セル内で使用されているRoTの総和は、DCH及び他のチャンネルによるRoTを含む。DCHの場合において、UEは、基地局からシグナリングされた送信フォーマット組合せセット(Transport format combination set;TFCS)からDCHの送信率(又は送信電力)に該当する送信フォーマット組合せ(TFC)を選択する。従って、基地局は、特定の時点で各UEの正確な送信率(又は送信電力)をあらかじめ認識することができない。従って、DCHによるRoTの正確な推定を遂行することが難しい。ただ、基地局は、各UEに対して許容された最大送信率(又は送信電力)からそれに相応するRoTを認知することができるだけである。
一方、基地局が上記各UEに許容された最大送信率(又は送信電力)を考慮して、前記セル内で使用されているRoTを計算すると、E−DCHに割当て可能なRoTリソースは、減少される。その理由は、各UEが送信するDCHが基地局からシグナリングされた送信フォーマット組合セット(TFCS)内で、最大送信率(又は送信電力)で常に送信されないためである。従って、本発明の実施形態は、各UEのDCH送信率(又は送信電力)に対する統計的な特性を用いて、セル内で使用されているDCH RoTを合理的に推定するためである。
基地局制御器(RNC)は、一定の時間区間間のセル内の各UE別送信率(又は送信電力)を観察するか、あるいは、事前の実験を通して各UE別の送信率(又は送信電力)に対する統計的な特徴がわかる。RNCは、上記統計的な特徴を用いて、平均的な送信率を推定することができ、これに基づいて、DCH RoTを合理的に予測することができる。上りリンクRoTリソースを効率的に活用するための各UE別スケジューリング最適化係数αi(0≦αi≦1,ここで、αiは、i番目のUEに該当するスケジューリング最適化係数を示す。)は、各UE別に許容された最大送信率に対する平均的な送信率の割合で定義される。基地局制御器は、上記スケジューリング最適化係数αiに基づいて、DCH RoTを合理的に予測することができる。RNCは、計算されたスケジューリング最適化係数又はこれに該当する推定された平均送信率を基地局へシグナリングして、基地局は、上記DCH RoTを予測するのに使用することができる。上記DCH RoTの予測の主体として、各UEのリソースを管理するRNCを例に上げて説明したが、システムの設計者の選択に従って、基地局(Node B)は、上記DCH RoTを予測することができる。
以下、本発明の実施形態によるスケジューリング最適化係数を推定する方法について説明する。
上記スケジューリング最適化係数は、各UEのDCH最大送信率(又は送信電力)に対するDCH平均送信率(又は送信電力)の割合であって、<数式1>のように表現されることができる。
上記<数式1>において、iは、各UEを示すインデックスであり、jは、各送信フォーマット組合(TFC)のインデックスである。
は、i番目のUEのDCH平均送信率(又は送信電力)を示し、Pr(DCHi,j)は、j番目のTFCを有するi番目のUEのDCH発生確率を示し、RDCHi,jは、j番目のTFCを有するi番目のUEのDCH送信率(又は送信電力)を示し、
は、j番目のTFCを有するi番目のUEの許容されたDCH最大送信率(又は送信電力)を示す。
図3は、本発明の望ましい実施形態による基地局が各UEに対するスケジューリング命令を生成する動作を示すフローチャートである。
ステップS301で、基地局は、各UEに対して予測されるDCH平均送信率(又は送信電力)に該当するRoTを計算する。上記RoTは、各UE別スケジューリング最適化係数を各UEに対するDCH最大送信率(又は送信電力)と乗算することによって得られた積に該当する。上述したように、上記スケジューリング最適化係数を使用することによって、セル内で使用中であるRoTを過度に高く計算することによって発生することがあるRoTの浪費を防止することができる。他の上りリンク共通チャンネルによるRoTも同様に計算することができる。
ステップS302で、基地局は、セル内に許容された最大RoTとステップS301で計算されたRoTの総和との差をセル内のE−DCHに割当て可能な最大RoTとして使用する。このとき、ステップS301で計算されたRoTの総和は、DCH及びE−DCHに対するRoTの総和を示し、共通チャンネルに対するRoTの総和を含むことができる。通常、共通チャンネル及びデータチャンネルに関連した制御チャンネルに割り当てられるRoTは、予め固定されるか、あるいは、該当データチャンネルに割り当てられたRoTに基づいて決定される。従って、本明細書では、上りリンクデータチャンネルに割り当てられる無線リソースのみを考慮するであろう。また、セル内に許容された最大RoTは、RNCから基地局にシグナリングされる値である。
ステップS303で、基地局は、各UEから受信されたE−DCHスケジューリング情報に基づいて、各UEに対するE−DCH最大送信率(又は送信電力)を考慮して、上記セル内でE−DCHに割当て可能なRoTの総和を超過しない各UE別E−DCH最大送信率(又は送信電力)を求める。
ステップS304で、基地局は、ステップS303で計算された‘各UE別E−DCH最大送信率’を示す各UE別スケジューリング割当て情報を生成する。このとき、上記スケジューリング割当て情報は、DCH及びE−DCHに対する最大送信率を示す。例えば、上記スケジューリング割当て情報は、次のようなタイプの情報のうちのいずれか1つで表現される。
情報1は‘DCH及びE−DCHを構成する各UEの最大送信可能な全体送信率'を示す。すなわち、UEは、上記全体送信率内でDCH送信率及びE−DCH送信率を決定する。
情報2は、‘各UE別E−DCH最大送信率'(図3のステップS303)及び‘各UE別スケジューリング最適化係数'を示す。上記各UEは、‘E−DCH最大送信率の和及び上記スケジューリング最適化係数をDCH最大送信率と乗算した積を計算することによって、上記情報1と同一の情報を獲得する。ここで、上記DCH最大送信率は、RNCからUEにシグナリングされる値である。
情報3は、‘各UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率'(図3のステップS301)及び‘各UE別E−DCH最大送信率'(ステップS303で計算された値である)を示す。各UEは、上記2つの値から情報1と同一の情報を得ることができる。
情報4は、‘各UEのDCH最大送信率とE−DCH最大送信率との和’を示す。上記E−DCH最大送信率は、各UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率を考慮して計算された値ではなく、各UEのDCH最大送信率を考慮して計算された値である。
情報5は、‘E−DCH最大送信率’を示す。上記E−DCH最大送信率は、各UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率を考慮して計算された値ではなく、各UEのDCH最大送信率を考慮して計算された値である。UEは、基地局からシグナリングされたTFCS及び上記情報5を使用して、上記情報4を生成する。
各UEは、‘DCH及びE−DCHを含む各UEの最大送信可能な送信率’を分かる。一方、送信チャンネル別に最大送信可能な送信率を割り当てると、他のチャンネルは、各送信チャンネルが使用した後の残りの送信率を使用することができず、これによって、効率的なリソースの活用を達成することができない。しかしながら、各UEが上記‘DCH及びE−DCHを含む各UEの最大送信可能な送信率’を知っていると、UEは、最大送信可能な送信率内で、上記DCH及びE−DCH送信率を柔軟に決定することができ、これによって、効率的なリソースの活用を達成することができる。また、上記情報4又は情報5から、UEは、最大送信可能な送信率内で、DCH及びE−DCHの送信率を柔軟に決定することができ、これによって、効率的なリソースの活用を達成することができる。
図4は、本発明の望ましい実施形態によるUEがデータ送信率を決定する動作を示すフローチャートである。
ステップS400で、UEは、基地局から受信されたスケジューリング割当て情報に基づいて送信可能な送信電力の総和を計算する。上記送信電力の総和は、UEのバッファ内のDCHデータの量、現在使用可能な送信電力、現在使用可能なTFCS、及びUEの容量(capability)を構成する。
ステップS401で、UEは、DCHの送信率を決定する。一般に、上記DCHは、音声データのように、優先順位が高い特性を有している。従って、DCHの送信率は、E−DCHが存在するか否かに関係なしに決定される。すなわち、UEは、基地局からシグナリングされたTFCS内で、UEが送信可能な送信電力の総和を考慮して、DCHの送信率(又は送信電力)を選択する。
ステップS402で、UEは、上記送信電力(割り当てられたDCH及びE−DCHを構成するUEの最大送信可能な送信率)の総和をUEの送信電力制限値と比較する。UEの‘送信電力制限値'は、電力増幅器が許容可能な送信電力の上限値であり、上記送信電力制限値を超過する電力で送信を物理的に達成することができない。上記比較の結果、上記送信電力の総和がUEの送信電力制限値より小さいと、UEは、ステップS403へ進行する。
ステップS403で、UEは、上記送信電力の総和をステップS401で決定されたDCH送信率に該当する送信電力と比較する。上記送信電力の総和がステップ401で決定されたDCH送信率に該当する送信電力より大きいと、ステップS404で、UEは、上記送信電力の総和と上記DCH送信率に該当する送信電力との差をE−DCH最大送信率として決定し、ステップS409へ進行する。ステップS409で、UEは、上記E−DCH最大送信率内で、上記E−DCH送信率を決定する。
ステップS403で、比較の結果、上記送信電力の総和がステップS401で決定されたDCH送信率に該当する送信電力より小さいか、又は同一であると、UEは、ステップS405へ進行する。ステップS405で、UEは、使用可能な送信電力が残っていないので、E−DCH最大送信率を0として決定する。すると、ステップS409で、UEは、E−DCHを介してデータを送信しなくなる。
一方、ステップS402で、比較の結果、上記送信電力(割り当てられたDCH及びE−DCHを構成するUEの最大送信可能な送信率)の総和がUEの送信電力制限値より大きいか、又は同一の場合に、UEは、ステップS406へ進行する。
ステップS406で、UEは、UEの送信電力制限値をステップS401で決定された上記DCH送信率に該当する送信電力と比較する。UEの送信電力制限値がステップS401で決定された上記DCH送信率に該当する送信電力より大きいと、UEは、ステップS407へ進行する。UEの送信電力制限値がステップS401で決定された上記DCH送信率に該当する送信電力より小さいか、又は同一である場合に、UEは、ステップS408へ進行する。
ステップS407で、UEは、上記送信電力制限値とUEが決定したDCH送信率に該当する送信電力との差をE−DCH最大送信率として決定する。すると、ステップS409で、UEは、上記E−DCH最大送信率内でE−DCH送信率を決定する。
UEが上記DCH送信率を上記送信電力制限値を超過する値として決定することが不可能であるので、上記DCHの送信電力を調整する必要がある。従って、ステップS408で、UEは、上記DCH送信率を上記‘送信電力制限値'として設定する。すると、UEは、ステップS405へ進行する。ステップS405で、これ以上の使用が可能な送信電力がないので、UEは、E−DCH最大送信率を‘0'として決定する。すると、ステップS409で、UEは、E−DCHを介してデータを送信しない。
一方、上記のような手順を通して、上記DCH及びE−DCHの送信率を決定してデータを送信する状況で、HARQ動作によって、E−DCHを再送信する必要がある。しかしながら、再送信の時点で、DCHなしにE−DCHのみが存在する場合に、上記DCHが占有した電力だけをE−DCHに付加して送信することによって、UEによって発生された総送信電力レベルを一定に保持させ、基地局スケジューラーを安定して動作させることができる。すなわち、再送信の際に、E−DCHのために設定された送信電力Tx_power_E−DCHは、初期送信の際に、E−DCHのために使用された送信電力Tx_power_E−DCH_initと、初期送信の際に、DCHのために使用された送信電力Tx_power_DCH_initとの和として表現されることができ、<数式4>の通りである。
また、初期送信の際に、E−DCHのみが送信される場合に、HARQ動作によりE−DCHを再送信する時点で上記DCHが発生すると、上記発生されたDCHの送信電力は、DCH送信率に該当する値を有するように設定され、上記初期送信の際に、上記E−DCHに割り当てられた送信電力から上記DCH送信電力を減算した値を再送信時のE−DCH送信電力として設定する。従って、再送信の時のUEの総送信電力レベルは、初期送信の際のUEの総送信電力レベルと同一に保持されることができ、基地局スケジューラーは、安定して動作することができる。すなわち、再送信の際に、上記E−DCHのために設定された送信電力Tx_power_E−DCHは、初期送信の際に、上記E−DCHのために使用された送信電力Tx_power_E−DCH_initと、初期送信には存在しないが、E−DCH再送信の時点で発生したDCHに割り当てられた送信電力Tx_power_DCHとの差として表現されることができ、<数式5>の通りである。
<数式4>及び<数式5>から、再送信の時点でのE−DCHのために設定された送信電力Tx_power_E−DCHを一般化すると、<数式6>の通りである。
すなわち、再送信の際に、E−DCHのために設定された送信電力Tx_power_E−DCHは、初期送信の時点で、UEのE−DCH用送信電力Tx_power_E−DCH_initに余裕電力(△_release)を加算した後に、上記総和から送信電力(△_add)を減算した値と同一である。ここで、余裕電力(△_release)は、再送信時点でDCHが存在しないことによって生じた電力を意味し、送信電力(△_add)は、初期送信時点では存在せず、再送信時点で発生する付加チャンネルの送信電力を意味する。
上記では、E−DCHの初期送信と再送信との間の関係を考慮して、E−DCH送信電力を設定する方法について説明した。しかしながら、上記E−DCHの再送信回数が1回以上である場合には、追加的な再送信が遂行されるときごとに、上記E−DCH送信電力を決定することができる。例えば、最大再送信回数が4回であり、E−DCHの最初及び2番目の再送信でDCHが存在するが、三番目の再送信でDCHが存在しない場合に、又は、E−DCHの最初の再送信でDCHが存在しないが、2番目の再送信でDCHが存在する場合でも、上記<数式6>を用いて、E−DCHの再送信のための送信電力を設定することができる。
上述した実施形態では、DCH送信電力は、E−DCHの再送信のための送信電力の設定に反映される。しかしながら、他の実施形態に従って、E−DCH送信率を考慮して、上記DCH送信電力の範囲内で可変的に適用することもできる。例えば、上記E−DCHの再送信のための送信電力を増加させる必要がある場合、すなわち、上記E−DCHの再送信の時点でDCHが存在せず、上記E−DCHの送信率が高い場合には、上記DCHのために使用された送信電力のすべてをE−DCHの送信電力の設定に適用する。一方、上記E−DCHの送信率が低い場合には、上記DCHのために使用される送信電力の一部をE−DCH送信電力の設定に適用するか、又は以前のDCH送信電力を保持しながら、E−DCHを送信することもある。
UEが上記DCH及びE−DCHの送信率を決定した後に、UEの該当瞬時電力が増加する状況が発生することがある。例えば、チャンネル状態が劣化する場合に、UEの送信電力は、電力制御動作によって瞬時的に増加されることがある。従って、下記では、UEが瞬時的な送信電力及び送信電力制限値を考慮して、上記DCH及びE−DCHの送信電力を決定するための本発明の他の実施形態による過程について説明する。
図5は、本発明の望ましい実施形態によるUEが送信電力を決定する動作を示すフローチャートである。
ステップS501で、UEは、‘DCH送信率及びE−DCH送信率に相応する瞬時的な送信電力の和’がUEの電力増幅器が許容することができる送信電力の上限値であるUEの‘送信電力制限値’を超過するか否かを判断する。
上記判断の結果、UEは、‘DCH送信率及びE−DCH送信率に相応する瞬時的な送信電力の和’がUEの送信電力制限値を超過しないと、UEは、ステップS507へ進行して、UEは、上記送信電力を再調整しない。
上記判断の結果、上記和が上記送信電力制限値を超過すると、UEは、ステップS502で、上記DCHに優先順位を与えることによって、上記DCH用送信電力はそのまま保持し、ステップS503で、E−DCHの送信電力を再調整する。結果的に、上記DCHに関連した動作は、上記E−DCHによる影響を最小化する。具体的に、上記E−DCH用送信電力は、上記‘DCH送信率及びE−DCH送信率に相応する瞬時的な送信電力の和'とUEの‘DCH及びE−DCH送信率に相応する送信電力制限値’との差だけ減少されて再調整される。すなわち、UEは、‘DCH及びE−DCHの全体送信電力’が上記‘送信電力制限値’を超過する送信電力だけE−DCHの送信電力を減少させる。
ステップS504で、UEは、上記調整されたE−DCH送信電力が正の値を有するか否かを判断する。上記調整されたE−DCH送信電力が正の値を有すると、UEは、ステップS505へ進行する。ステップS505で、UEは、上記調整されたE−DCH送信電力値に該当する送信率で上記E−DCHを送信する。
ステップS504で、UEは、上記調整されたE−DCH送信電力値が正の値を有しない場合に、ステップS506へ進行する。上記送信値が負の値を有することができないので、UEは、ステップS506で、最終的にE−DCHを送信しない。
図6は、本発明の望ましい実施形態による基地局のスケジューリング割当て情報を送信するための装置の構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、基地局スケジューラーは、スケジューリング信号送信制御器601と、スケジューリング信号生成器602と、スケジューリング信号送信器603とから構成される。
スケジューリング信号送信制御器601は、上記スケジューリング信号が予め定められたスケジューリング周期で送信されることができるように、スケジューリング信号生成器602及びスケジューリング信号送信器603を制御する。
スケジューリング信号生成器602は、各UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率に該当するRoT、セル内に許容された最大RoT、及び各UEのE−DCHスケジューリング情報を考慮して、スケジューリング信号を生成する。ここで、‘各UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率’に該当するRoTは、RNCから基地局にシグナリングされることができる。一方、RNCから基地局にシグナリングされる各UEのスケジューリング最適化係数及びRNCから基地局にシグナリングされる各UEに許容されたDCH最大送信率から、基地局は、‘UEが送信するものと予測されるDCH平均送信率’に該当するRoTを計算することができる。セル内に許容された最大RoTは、RNCから基地局にシグナリングされる値である。また、上記基地局は、上記平均的なDCH送信率に該当するRoT及び各UEのスケジューリング最適化係数を計算することができる。各UEに対するスケジューリング命令を生成する動作は、スケジューリング信号生成器602によって遂行される。スケジューリング信号送信器603は、上記生成されたスケジューリング信号を符号化して変調した後に、上記符号化され変調された信号を上記スケジューリングチャンネルを介して送信する。
図7は、本発明の望ましい実施形態によるUEのデータ送信率を決定して送信電力を制御する装置の構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、UEは、基地局からスケジューリング割当て情報を受信し、上記受信されたスケジューリング割当て情報をスケジューリング割当て情報復調/復号器702で復調/復号し、これによって、上記スケジューリング割当て情報を獲得する。ここで、上記スケジューリング割当て情報は、上述したような情報1、情報2、情報3、情報4、及び情報5のうちの少なくとも1つを構成する。
UEは、上記スケジューリング割当て情報から上記DCH及びE−DCHを構成するUEの最大送信可能な送信率(又は送信電力)を決定する。一方、上記DCHの送信率は、上記E−DCHが存在するか否かに関係なしに決定されるので、DCH送信率決定器706は、上記DCH及びE−DCHを構成するUEの最大送信可能な送信率(又は送信電力)、UEのバッファ内のDCHデータの量、現在使用可能なTFCS、及びUEの容量(capability)を考慮して、上記DCH送信率を決定する。このとき、DCH送信率決定器706は、UEのバッファ内のDCHデータの量に関する情報をDCHデータバッファ705から受信して、上記DCH送信率を決定するのに使用する。
上記DCH送信率が決定されると、DCH送信制御器707は、DCH送信フォーマットを決定してDCHデータ送信器708へ印加する。また、上記DCH送信フォーマットに関する情報は、DCHのための制御情報を運搬するためのDPCCH(Dedicated physical control channel)を介してUEへ送信される。DCHデータ送信器708は、上記DCH送信フォーマットに従って、DCHデータバッファ705から指定された量のデータを取って、上記データに対するチャンネルコーディング及び変調を遂行した後に、物理チャンネルである専用物理データチャンネル(Dedicated physical data channel;DPDCH)を介して送信する。
上記E−DCHの送信率は、上記DCH及びE−DCHを構成するUEの最大送信可能な送信率(又は送信電力)、DCH送信率決定器706で決定されたDCH送信率(又は送信電力)、及びE−DCHデータバッファ701内のデータの量に基づいて決定される。具体的に、上記E−DCH送信率の決定は、図4を参照して説明された手順に従う。
上記E−DCH送信率が決定されると、E−DCH送信制御器704は、E−DCH送信フォーマットを決定して、E−DCHデータ送信器709に印加する。また、上記E−DCH送信フォーマットに関する情報は、E−DCHのための制御情報を運搬する向上した専用物理制御チャンネル(Enhanced dedicated physical control channel;E−DPCCH)を介して送信される。E−DCHデータ送信器709は、上記E−DCH送信フォーマットに従って、E−DCHデータバッファ701から指定された量のデータを取って、上記データに対するチャンネルコーディング及び変調を遂行した後に、上記E−DCHのための物理データチャンネルである向上した専用物理データチャンネル(Enhanced dedicated physical data channel;E−DPDCH)を介して送信する。
一方、UEの瞬時的な送信電力が増加して、UEの電力増幅器が許容することができるUEの送信電力上限値であるUEの‘送信電力制限値’を超過する場合が発生することがある。この場合、送信電力制御器710は、各チャンネルの送信電力を調整し、これを各チャンネルに乗じられる利得係数(gain factor)に反映することによって、UEの瞬時的な送信電力を送信電力制限値'以内で保持するようにする。すると、DCH用送信電力を変更なしに保持しながら、UEが‘送信電力制限値’を超過する電力量だけE−DCH用送信電力を減少させる。E−DCH用送信電力を減少させたにもかかわらず、UEの瞬時的な送信電力が上記‘送信電力制限値’を超過すると、E−DCHを除外した他のチャンネルの送信電力を同一の方式にてスケーリングする。
上述したように、本発明の詳細な説明では、情報1のみを考慮して説明された。しかしながら、情報2乃至情報5を使用しても、本発明の目的を達成するにあたって、同一又はそれに相応する効果を得ることができる。
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
601 スケジューリング信号送信制御器
602 スケジューリング信号生成器
603 スケジューリング信号送信器
701 E−DCHデータバッファ
702 スケジューリング割当て情報復調/復号器
703 E−DCH送信率決定器
704 E−DCH送信制御器
705 DCHデータバッファ
706 DCH送信率決定器
707 DCH送信制御器
708 DCHデータ送信器
709 E−DCHデータ送信器
710 送信電力制御器
602 スケジューリング信号生成器
603 スケジューリング信号送信器
701 E−DCHデータバッファ
702 スケジューリング割当て情報復調/復号器
703 E−DCH送信率決定器
704 E−DCH送信制御器
705 DCHデータバッファ
706 DCH送信率決定器
707 DCH送信制御器
708 DCHデータ送信器
709 E−DCHデータ送信器
710 送信電力制御器
Claims (50)
- 上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、第1のチャンネル及び第2のチャンネルを介して上りリンクデータの送信をスケジューリングする方法であって、
前記第1のチャンネルに対する平均送信率を決定するステップと、
前記全体無線リソースと前記決定された第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差を考慮して、前記第2のチャンネルの最大送信率を決定するステップと、
前記決定された最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を端末(UE)へ送信するステップとを具備し、
前記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、前記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする方法。 - 前記第2のチャンネルの最大送信率を決定するステップは、
前記無線リソース間の差を前記第2のチャンネルに割当て可能な無線リソースとして設定するステップと、
前記第2のチャンネルに割当て可能な無線リソースがセル内で前記第2のチャンネルに割当て可能な最大無線リソースを超過しないようにする前記端末のための前記第2のチャンネルの最大送信率を決定するステップと、を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記全体無線リソースは、基地局制御器(RNC)によって指示されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記第1のチャンネルの平均送信率は、
前記第1のチャンネルに割り当てられた各端末に対する最大送信率を該当スケジューリング最適化係数と乗算することによって計算されることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記第1のチャンネルの最大送信率及び前記スケジューリング最適化係数は、
基地局制御器によって提供されることを特徴とする請求項4記載の方法。 - 前記スケジューリング最適化係数は、
前記第1のチャンネルの最大送信率に対する前記第1のチャンネルの平均送信率の割合に該当することを特徴とする請求項5記載の方法。 - 前記無線リソースは、
前記上りリンクの送信率又は送信電力に該当するRoTで表現されることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を構成する前記端末の最大送信可能な送信率を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第2のチャンネルの最大送信率及び前記端末のスケジューリング最適化係数を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの平均送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの最大送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率の和を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第2のチャンネルの最大送信率を具備することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、第1のチャンネル及び第2のチャンネルを介して上りリンクデータの送信をスケジューリングする装置であって、
前記第1のチャンネルに使用されるものと予測される平均送信率を決定し、前記全体無線リソースと前記決定された第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差を考慮して、前記第2のチャンネルの最大送信率を決定し、前記決定された最大送信率を示すスケジューリング信号を生成するスケジューリング信号生成器と、
前記生成されたスケジューリング信号を端末へ送信するスケジューリング信号送信器と、
前記スケジューリング信号が予め定められたスケジューリング周期で送信されることができるように、前記スケジューリング信号生成器及び前記スケジューリング信号送信器を制御するスケジューリング信号送信器とを含んで構成され、
前記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、前記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする装置。 - 前記第2のチャンネルの最大送信率を決定するにあたって、
前記無線リソース間の差を前記第2のチャンネルに割当て可能な無線リソースとして設定し、
前記第2のチャンネルに割当て可能な無線リソースがセル内で前記第2のチャンネルに割当て可能な最大無線リソースを超過しないようにする、前記端末のための前記第2のチャンネルの最大送信率を決定することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記全体無線リソースは、
基地局制御器(RNC)によって提供されて制御されることを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記第1のチャンネルの平均送信率は、
前記第1のチャンネルに割り当てられた各端末に対する最大送信率を該当スケジューリング最適化係数と乗算することによって計算されることを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記第1のチャンネルの最大送信率及び前記スケジューリング最適化係数は、
基地局制御器によって提供されることを特徴とする請求項16記載の装置。 - 前記スケジューリング最適化係数は、
前記第1のチャンネルの最大送信率に対する前記第1のチャンネルの平均送信率の割合に該当することを特徴とする請求項17記載の装置。 - 前記無線リソースは、
前記上りリンクの送信率又は送信電力に該当するRoTで表現されることを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を構成する前記端末の最大送信可能な送信率を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第2のチャンネルの最大送信率及び前記端末のスケジューリング最適化係数を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの平均送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネルの最大送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率の和を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第2のチャンネルの最大送信率を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。 - 上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する方法であって、
第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を受信するステップと、
前記最大送信率に基づいて前記第1のチャンネルに対する送信率を決定するステップと、
前記最大送信率と前記第1のチャンネルの送信率との差に基づいて、前記第2のチャンネルに対する送信率を決定するステップと、
前記決定された送信率を使用して、前記第1のチャンネル及び前記第2のチャンネルの上りリンクデータを送信するステップとを具備し、
前記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、前記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする方法。 - 前記第1のチャンネル及び前記第2のチャンネルの送信率に該当する送信電力が前記端末の送信電力制限値を超過しないように、前記第2のチャンネルの送信率に該当する送信電力を減少させるステップをさらに具備することを特徴とする請求項25記載の方法。
- 前記第2のチャンネルの送信率を決定するステップは、
前記全体送信電力が前記送信電力制限値より小さいと、前記全体送信電力が前記第1のチャンネルの送信率に該当する第1の送信電力より大きいか否かを確認するステップと、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きいと、前記全体送信電力と前記第1の送信電力との差に該当する送信率を前記第2のチャンネルの最大送信率として決定するステップと、
前記最大送信率内で、前記第2のチャンネルの送信率を決定するステップとを具備することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きくないと、前記第2のチャンネルを介した送信を中断するステップをさらに具備することを特徴とする請求項27記載の方法。
- 前記第2のチャンネルの送信率を決定するステップは、
前記全体送信電力が前記送信電力制限値より小さくないと、前記全体送信電力が前記第1のチャンネルの送信率に該当する第1の送信電力より大きいか否かを確認するステップと、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きいと、前記全体送信電力と前記第1の送信電力との差に該当する送信率を前記第2のチャンネルの最大送信率として決定するステップと、
前記最大送信率内で、前記第2のチャンネルの送信率を決定するステップとを具備することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きくないと、前記第2のチャンネルを介した送信を中断するステップをさらに具備することを特徴とする請求項29記載の方法。
- 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率の代わりに、前記全体無線リソースと前記第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差に基づいて決定された前記第2のチャンネルの最大送信率を示すことを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信率を決定するステップは、
前記スケジューリング割当て情報から前記全体送信率を直接的に獲得することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信率を決定するステップは、
前記スケジューリング割当て情報から前記第2のチャンネルの最大送信率及び前記端末のスケジューリング最適化係数を獲得した後に、前記スケジューリング最適化係数を前記第1のチャンネルの最大送信率と乗算した積に前記第2のチャンネルの最大送信率を加算することによって、前記全体送信率を計算し、ここで、前記第1のチャンネルの最大送信率は、前記基地局制御器から受信されることを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記スケジューリング最適化係数は、
前記第1のチャンネルの最大送信率に対する前記第1のチャンネルの平均送信率の割合に該当することを特徴とする請求項33記載の方法。 - 前記全体送信率を決定するステップは、
前記スケジューリング割当て情報から前記第1のチャンネルの平均送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を獲得した後に、前記第1のチャンネルの平均送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率とを加算することによって、前記全体送信率を計算することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信率を決定するステップは、
前記スケジューリング割当て情報から前記第1のチャンネルの最大送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率との和を獲得した後に、前記第1のチャンネルの最大送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率との和を前記全体送信率として設定することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 前記全体送信率を決定するステップは、
前記スケジューリング割当て情報から前記第2のチャンネルの最大送信率を獲得し、前記基地局制御器から受信された送信フォーマット組合せセット(TFCS)に基づく前記第1のチャンネルの最大送信率に前記第2のチャンネルの最大送信率を加算することによって、前記全体送信率を計算することを特徴とする請求項25記載の方法。 - 上りリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する装置であって、
第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率を示すスケジューリング割当て情報を受信するスケジューリング割当て情報受信器と、
前記最大送信率に基づいて前記第1のチャンネルに対する送信率を決定し、前記最大送信率と前記第1のチャンネルに使用可能な送信率との差に基づいて、前記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器と、
前記決定された送信率を使用して、前記第1のチャンネル及び前記第2のチャンネルの上りリンクデータを送信する送信器とを具備し、
前記第2のチャンネルは、スケジューリングされず、前記第1のチャンネルは、スケジューリングされることを特徴とする装置。 - 前記第1のチャンネル及び前記第2のチャンネルの送信率に該当する送信電力が前記端末の送信電力制限値を超過しないように、前記第2のチャンネルの送信率に該当する送信電力を減少させる送信電力制御器をさらに具備することを特徴とする請求項38記載の装置。
- 前記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器は、
前記全体送信電力が前記送信電力制限値より小さいと、前記全体送信電力が前記第1のチャンネルの送信率に該当する第1の送信電力より大きいか否かを確認し、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きいと、前記全体送信電力と前記第1の送信電力との差に該当する送信率を前記第2のチャンネルの最大送信率として決定し、
前記最大送信率内で、前記第2のチャンネルの送信率を決定することを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器は、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きくないと、前記第2のチャンネルを介した送信を中断することを特徴とする請求項40記載の装置。 - 前記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器は、
前記全体送信電力が前記送信電力制限値より小さくないと、前記全体送信電力が前記第1のチャンネルの送信率に該当する第1の送信電力より大きいか否かを確認し、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きいと、前記全体送信電力と前記第1の送信電力との差に該当する送信率を前記第2のチャンネルの最大送信率として決定し、
前記最大送信率内で、前記第2のチャンネルの送信率を決定することを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記第2のチャンネルの送信率を決定する制御器は、
前記全体送信電力が前記第1の送信電力より大きくないと、前記第2のチャンネルを介した送信を中断することを特徴とする請求項42記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報は、
前記第1のチャンネル及び第2のチャンネルに対する最大送信率の代わりに、前記全体無線リソースと前記第1のチャンネルの平均送信率に該当する無線リソースとの差に基づいて決定された前記第2のチャンネルの最大送信率を示すことを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報受信器は、
前記スケジューリング割当て情報から前記全体送信率を直接的に獲得することを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報受信器は、
前記スケジューリング割当て情報から前記第2のチャンネルの最大送信率及び前記端末のスケジューリング最適化係数を獲得した後に、前記スケジューリング最適化係数を前記第1のチャンネルの最大送信率と乗算した積に前記第2のチャンネルの最大送信率を加算することによって、前記全体送信率を計算し、ここで、前記第1のチャンネルの最大送信率は、前記基地局制御器から受信されることを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記スケジューリング最適化係数は、
前記第1のチャンネルの最大送信率に対する前記第1のチャンネルの平均送信率の割合に該当することを特徴とする請求項46記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報受信器は、
前記スケジューリング割当て情報から前記第1のチャンネルの平均送信率及び前記第2のチャンネルの最大送信率を獲得した後に、前記第1のチャンネルの平均送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率とを加算することによって、前記全体送信率を計算することを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報受信器は、
前記スケジューリング割当て情報から前記第1のチャンネルの最大送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率との和を獲得した後に、前記第1のチャンネルの最大送信率と前記第2のチャンネルの最大送信率との和を前記全体送信率として設定することを特徴とする請求項38記載の装置。 - 前記スケジューリング割当て情報受信器は、
前記スケジューリング割当て情報から前記第2のチャンネルの最大送信率を獲得し、前記基地局制御器から受信された送信フォーマット組合せセット(TFCS)に基づく前記第1のチャンネルの最大送信率に前記第2のチャンネルの最大送信率を加算することによって、前記全体送信率を計算することを特徴とする請求項38記載の装置。
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