JP2008311428A - 基板吸着支持部材及び基板支持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、素子形成基板を真空吸着する基板吸着支持部材及び基板支持方法に関し、素子形成基板を真空吸着することにより、素子形成基板に設けられた素子が破損することを防止することを課題とする。
【解決手段】基板22及び基板22に形成された素子23を備えた素子形成基板20を真空吸着するための複数の溝部61〜63と、複数の溝部61〜63の間に設けられ、素子形成基板20と接触する複数の基板支持部53〜55と、真空引き用管路73を介して、真空装置と接続され、複数の溝部61〜63を真空引きするための複数の貫通孔67〜69と、を有した基板吸着支持部材40であって、複数の貫通孔67〜69を、複数の基板支持部53〜55の一方の側面53B,54B,55Bと複数の基板支持部53〜55の他方の側面53C,54C,55Cとの間に位置する部分の複数の基板支持部53〜55を貫通するように設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板吸着支持部材及び基板支持方法に係り、特に基板及び基板に形成された素子を備えた素子形成基板を真空吸着する基板吸着支持部材及び基板支持方法に関する。
従来、ICやLSI等の半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造用装置の中には、基板搬送用アーム(半導体デバイス製造用装置のステージに基板及び基板に形成された素子を備えた素子形成基板を搬送する為のアーム)に素子形成基板を受け渡す前に、素子が形成された側の素子形成基板の面を真空吸着し、素子形成基板を回転させることにより、基板のオリフラの位置検出を行う基板吸着支持部材を備えた装置がある。このような装置としては、例えば、図10に示すイオン注入装置200がある。
図10は、従来の基板吸着支持部材を備えたイオン注入装置の平面図である。
図10を参照するに、従来のイオン注入装置200は、ステージ201と、ロード用搬送装置202と、アンロード用搬送装置203と、支持体204と、ビームライン部205と、イオン発生部206とを有する。
ステージ201は、素子形成基板207を載置するためのものである。後述する図11に示すように、素子形成基板207は、裏面電極を形成するための拡散層が形成される拡散層形成領域Jを有した半導体基板271と、半導体基板271に形成された素子272とを有した構成とされている。半導体基板271としては、例えば、オリフラ271Aを有したシリコンウエハを用いることができる。ステージ201は、素子形成基板207が載置される基板載置領域208を複数有する。素子形成基板207は、素子272が基板載置領域208と接触するように基板載置領域208上に載置される。
図11は、図10に示すイオン注入装置に設けられたロード用搬送装置の主要部断面図である。図11において、Z1,Z1方向は鉛直方向を示している。また、図11では、基板吸着支持部材226の上方に素子形成基板207が搬送された状態を図示する。
図10及び図11を参照するに、ロード用搬送装置202は、第1のロード装置209と、第2のロード装置210とを有する。第1のロード装置209は、カセット載置部213と、一対の搬送ベルト215,217と、基板支持板218,219と、センタリングカップ221と、センサ223,224と、基板吸着支持部材226と、支持体228とを有する。
カセット載置部213は、複数の素子形成基板207が収容されたカセット211を載置するためのものである。一対の搬送ベルト215は、素子形成基板207をカセット211の外部に搬送するためのものである。一対の搬送ベルト217は、搬送ベルト215により搬送された素子形成基板207をセンタリングカップ221の上方に搬送するためのものである。
基板支持板218は、一対の搬送ベルト215間に配置されている。基板支持板218は、一対の搬送ベルト215に搬送される素子形成基板207が落下しないように支持するための板である。基板支持板219は、一対の搬送ベルト217間に配置されている。基板支持板219は、一対の搬送ベルト217に搬送される素子形成基板207が落下しないように支持するための板である。基板吸着支持部材226と対向する部分の基板支持板219には、貫通部219Aが形成されている。貫通部219Aは、基板支持板219の上方に基板吸着支持部材226が移動するときに通過する部分である。
センタリングカップ221は、鉛直方向(Z1,Z1方向)に移動可能な構成とされている。センタリングカップ221は、基板吸着支持部材226をセンタリングカップ221の上方に移動させるための貫通部221Bと、センタリングカップ221の下方に配置されたセンサ224を露出する貫通部221Cとを有する。センタリングカップ221は、図11に示す状態から上方に移動することで、センタリングカップ221の内壁に形成された傾斜面221Aにより、素子形成基板207のセンタリング処理(素子形成基板207の中心位置と基板吸着支持部材226の中心位置とを略一致させる処理)を行うためのものである。センタリング処理された素子形成基板207は、基板吸着支持部材226により真空吸着される。
センサ223は、センサ224と対向するように、センタリングカップ221の上方に配置されている。センサ224は、センタリングカップ221の下方に配置されている。センサ223,224は、半導体基板271のオリフラ271Aの位置検出を行うためのものである。オリフラ271Aの位置検出は、基板吸着支持部材226により真空吸着された素子形成基板207を回転させた状態で行う。
図12は、従来の基板吸着支持部材の平面図である。
図11及び図12を参照するに、基板吸着支持部材226は、素子272が形成された側の素子形成基板207の面と接触する基板支持部231〜234と、素子形成基板207を吸着する溝部236,241〜245と、貫通孔237とを有する。基板支持部231は、平面視略円形とされており、基板吸着支持部材226の中央付近に設けられている。基板支持部232は、平面視円弧状とされており、基板支持部231の外側に設けられている。基板支持部233は、平面視円弧状とされており、基板支持部232の外側に設けられている。基板支持部234は、平面視リング状とされており、基板支持部233の外側に設けられている。
溝部236は、基板支持部231の外周部に形成されている。貫通孔237は、支持体228の真空引き用管路228Aの直上に形成されている。貫通孔237は、真空引き用管路228Aを介して、図示していない真空装置と接続されている。貫通孔237は、溝部236,241〜245を真空引きするためのものである。
溝部241は、基板支持部231と基板支持部232との間に形成されている。溝部241は、平面視リング状とされており、溝部236と接続されている。溝部242は、基板支持部232と基板支持部233との間に形成されている。溝部242は、平面視リング状とされており、溝部241,242間に形成された溝部244を介して、溝部241と接続されている。
溝部243は、基板支持部233と基板支持部234との間に形成されている。溝部243は、平面視リング状とされており、溝部242,243間に形成された溝部245を介して、溝部242と接続されている。
上記構成とされた基板吸着支持部材226は、基板支持部231〜234と素子272が形成された側の素子形成基板207の面とが接触した状態で、溝部236,241〜243を真空引きすることにより、素子形成基板207を吸着支持するためのものである。
支持体228は、真空引き用管路228Aを有する。支持体228の上端部は、真空引き用管路228Aが貫通孔237と対向するように、基板吸着支持部材226と接続されている。支持体228は、基板吸着支持部材226を回転可能に支持すると共に、基板吸着支持部材226を鉛直方向(Z1,Z1方向)に移動可能に支持するためのものである。
図10を参照するに、第2のロード装置210は、アーム駆動部247と、搬送用アーム248とを有する。アーム駆動部247は、搬送用アーム248を駆動させるためのものである。搬送用アーム248は、センタリング処理及びオリフラ271Aの位置検出の完了した素子形成基板207をステージ201の基板載置領域208に搬送するためのものである。
アンロード用搬送装置203は、第1のアンロード装置251と、第2のアンロード装置252とを有する。第1のアンロード装置251は、カセット載置部256と、一対の搬送ベルト257,258と、基板支持板261,263と、3つの支持ピン262とを有する。
カセット載置部256は、イオン注入装置200により、拡散層形成領域Jに裏面電極を形成するための拡散層が形成された素子形成基板207を収容するカセット254を載置するためのものである。一対の搬送ベルト257は、第2のアンロード装置252により搬送された素子形成基板207を一対の搬送ベルト258に受け渡すためのものである。一対の搬送ベルト258は、一対の搬送ベルト257により搬送された素子形成基板207をカセット254に収容するためのものである。
基板支持板261は、一対の搬送ベルト257間に配置されている。基板支持板261は、3つの貫通部261Aを有する。貫通部261Aは、支持ピン262を基板支持板261の上下に移動させるためのものである。基板支持板261は、搬送ベルト257,258に搬送される素子形成基板207が落下しないように支持するための板である。
3つの支持ピン262は、貫通部261Aと対向するように配置されている。3つの支持ピン262は、鉛直方向に移動することで、搬送用アーム265から搬送された素子形成基板207を一対の搬送ベルト257に受け渡すためのピンである。
基板支持板263は、一対の搬送ベルト258間に配置されている。基板支持板263は、一対の搬送ベルト258に搬送される素子形成基板207が落下しないように支持するための板である。
第2のアンロード装置252は、アーム駆動部264と、搬送用アーム265とを有する。アーム駆動部264は、搬送用アーム265を駆動させるためのものである。搬送用アーム265は、拡散層が形成された素子形成基板207を搬送ベルト257に受け渡すためのものである。
支持体204は、一方の端部がステージ201と接続されており、他方の端部がビームライン部205と接続されている。支持体204は、ビームライン部205の蓋体であるステージ201を移動可能な状態で支持するためのものである。
ビームライン部205は、支持体204を介して、ステージ201と接続されている。ビームライン部205は、イオンの質量分析、及びステージ201に載置された複数の素子形成基板207にイオンビームをスキャンさせる(イオンを注入させる)ためのものである。ビームライン部205は、イオン注入装置200の処理室に相当する部分である。
イオン発生部206は、材料ガスをイオン化すると共に、イオン化した材料ガスをビームライン部205に供給するためのものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−6485号公報
図13は、従来の基板吸着支持部材の問題点を説明するための図である。図13において、図11に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。また、図13では、溝部244,245の図示を省略する。
図13に示すように、従来の基板吸着支持部材226では、真空引き用管路228Aと直接接続された貫通孔237を素子形成基板207と対向するように配置していたため、素子272が形成された側の素子形成基板207が強い吸引力により吸着されて、素子形成基板207が反ることにより、素子272が破損してしまうというという問題があった。特に、溝部236の近傍に位置する基板支持部231の角部231Aと接触する部分の素子272に応力が集中するため、基板支持部231の角部231Aの近傍に位置する部分の素子272が破損しやすい。このような問題は、半導体基板271の厚さが薄い場合(具体的には、例えば、半導体基板271の厚さが400μm以下の場合)に顕著となる。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、素子形成基板を真空吸着することにより、素子形成基板に設けられた素子が破損することを防止することのできる基板吸着支持部材及び基板支持方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、基板(22)及び前記基板(22)に形成された素子(23)を備えた素子形成基板(20)を真空吸着するための複数の溝部(61〜63)と、前記複数の溝部(61〜63)の間に設けられ、前記素子形成基板(20)と接触する複数の基板支持部(53〜55)と、真空引き用管路(73)を介して、真空装置と接続され、前記複数の溝部(61〜63)を真空引きするための複数の貫通孔(67〜69)と、を有した基板吸着支持部材(40)であって、前記複数の貫通孔(67〜69)を、前記複数の基板支持部(53〜55)の一方の側面(53B,54B,55B)と前記複数の基板支持部(53〜55)の他方の側面(53C,54C,55C)との間に位置する部分の前記複数の基板支持部(53〜55)を貫通するように設けたことを特徴とする基板吸着支持部材(40)が提供される。
本発明によれば、複数の基板支持部(53〜55)の一方の側面(53B,54B,55B)と複数の基板支持部(53〜55)の他方の側面(53C,54C,55C)との間に位置する部分の複数の基板支持部(53〜55)を貫通するように、真空引き用管路(73)と接続された複数の貫通孔(67〜69)を設けることにより、素子形成基板(20)が複数の貫通孔(67〜69)と対向することがなくなる。これにより、素子形成基板(20)が強い吸引力で吸着されることがなくなるため、素子形成基板(20)に形成された素子(23)が破損することを防止できる。
本発明の他の観点によれば、前記基板支持部材(40)により、前記素子(23)が形成された側の前記素子形成基板(20)を真空吸着することを特徴とする基板支持方法が提供される。
本発明によれば、前記基板支持部材(40)により、素子(23)が形成された側の素子形成基板(20)を真空吸着することで、素子形成基板(20)に形成された素子(23)が破損することを防止できる。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、基板吸着支持部材により真空吸着された素子形成基板に設けられた素子が破損することを防止できる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を備えたイオン注入装置の平面図である。本実施の形態では、半導体デバイス製造装置のうちの1つであるイオン注入装置10に、本実施の形態の基板吸着支持部材40を適用した場合を例に挙げて以下の説明を行う。
図1を参照するに、イオン注入装置10は、ステージ11と、支持体12と、ビームライン部13と、イオン発生部14と、ロード用搬送装置16と、アンロード用搬送装置17とを有する。
ステージ11は、素子形成基板20が載置される基板載置領域21を複数有する。ステージ11は、支持体12を介して、ビームライン部13と接続されている。ステージ11は、ビームライン部13の開放端を覆うことで、ビームライン部13内の空間を気密する蓋体として機能する。イオン注入装置10は、複数の素子形成基板20が載置されたステージ11により、ビームライン部13内の空間が気密された状態で、複数の素子形成基板20にイオンを注入する。
図2は、本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材が吸着する素子形成基板の断面図である。
ここで、図2を参照して、素子形成基板20について説明する。素子形成基板20は、板状とされた基板22と、素子23と、前面電極24とを有する。基板22は、素子23及び裏面電極を形成するための裏面電極形成用拡散層(イオン注入装置10により形成される拡散層)を形成するためのものである。基板22は、素子23が形成される側とは反対側に位置する部分に、裏面電極形成用拡散層が形成される拡散層形成領域Aを有する。基板22としては、例えば、オリフラ22Aを有した半導体ウエハ(具体的には、例えば、シリコンウエハ)を用いることができる。裏面電極を形成するため基板22の厚さM1は、一般的な半導体基板(例えば、厚さ550μm)と比較して薄板化されている。基板22の厚さM1は、例えば、185μm〜400μmとすることができる。
素子23は、拡散層形成領域Aの反対側に位置する基板22に形成されている。素子は、前面電極24と電気的に接続された複数の半導体集積回路(図示せず)により構成されている。
前面電極24は、素子23上に形成されている。前面電極24は、素子23を構成する複数の半導体集積回路(図示せず)と電気的に接続されている。
図1を参照するに、支持体12は、一方の端部がステージ11と接続されており、他方の端部がビームライン部13と接続されている。支持体12は、ビームライン部13の開放端に対して、ステージ11を移動可能な状態で支持するためのものである。
ビームライン部13は、支持体12を介して、ステージ11と接続されている。ビームライン部13は、イオンの質量分析、及びステージ11に載置された複数の素子形成基板20にイオンビームをスキャンさせる(イオンを注入させる)ためのものである。ビームライン部13は、イオン注入装置10の処理室に相当する部分である。
イオン発生部14は、材料ガスをイオン化すると共に、イオン化した材料ガスをビームライン部13に供給するためのものである。
図3は、図1に示す第1の搬送装置の主要部の断面図である。図3において、Z,Z方向は鉛直方向を示している。
図1及び図3を参照するに、ロード用搬送装置16は、第1の搬送装置25と、第2の搬送装置26とを有する。第1の搬送装置25は、カセット載置部29と、一対の搬送ベルト31,32と、基板支持板34,35と、センタリングカップ37と、センサ38,39と、基板吸着支持部材40と、支持体42とを有する。
カセット載置部29は、複数の素子形成基板20が収容されたカセット28を載置するためのものである。カセット28には、素子23が形成された側が下向き(一対の搬送ベルト31,32と素子23が接触する)となるように素子形成基板20が収容されている。
一対の搬送ベルト31は、素子形成基板20をカセット28の外部に搬送するためのものである。一対の搬送ベルト32は、搬送ベルト31により搬送された素子形成基板20をセンタリングカップ37の上方に搬送するためのものである。
基板支持板34は、搬送ベルト31間に配置されている。基板支持板34は、搬送ベルト31に搬送される素子形成基板20が落下しないように支持するための板である。基板支持板35は、搬送ベルト32間に配置されている。基板支持板35は、搬送ベルト32に搬送される素子形成基板20が落下しないように支持するための板である。基板吸着支持部材40と対向する部分の基板支持板35には、貫通部45が形成されている。貫通部45は、基板支持板35の上方に基板吸着支持部材40を移動させるためのものである。
センタリングカップ37は、鉛直方向(Z,Z方向)に移動可能な構成とされている。センタリングカップ37は、基板吸着支持部材40をセンタリングカップ37の上方に移動させるための貫通部46と、センタリングカップ37の下方に配置されたセンサ39を露出する貫通部47とを有する。センタリングカップ37は、上方に移動することで、センタリングカップ37の内壁に形成された傾斜面37Aにより、素子形成基板20のセンタリング処理(基板吸着支持部材40の中心位置C1と素子形成基板20の中心位置とを略一致させる処理)を行う。センタリング処理後、素子23が形成された側の素子形成基板20は、基板吸着支持部材40により真空吸着される。
センサ38は、センサ39と対向するように、センタリングカップ37の上方に配置されている。センサ39は、センタリングカップ37の下方に配置されている。センサ38,39は、センタリングされた素子形成基板20のオリフラ22Aの位置を検出するためのものである。オリフラ22Aの位置検出は、基板吸着支持部材40により真空吸着された素子形成基板20を回転させた状態で行う。センサ38,39は、センサ38とセンサ39との間を移動する光信号が素子形成基板20により遮断されたか否かにより、素子形成基板20のオリフラ22Aの位置検出を行う。
図4は、本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材の平面図であり、図5は、本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材の断面図である。図5では、基板吸着支持部材40が素子形成基板20を真空吸着した状態を模式的に示す。
図3〜図5を参照するに、基板吸着支持部材40は、台座部51と、基板支持部53〜56と、溝部61〜63とを有する。台座部51は、支持体42上に配置されている。台座部51は、その中央部を貫通する貫通部65を有する。貫通部65は、支持体42に形成された真空引き用管路73(真空装置(図示せず)と接続された管路)の直上に配置されており、真空引き用管路73と接続されている。これにより、貫通部65は、真空装置により真空引きされる。貫通部65の直径R1は、例えば、10mmとすることができる。
基板支持部53は、平面視円形とされており、台座部51の中央付近に設けられている。基板支持部53は、貫通部65の上方に配置されている。基板支持部53の上面53Aは、素子形成基板20に形成された素子23と接触する面である。
基板支持部53には、複数の貫通孔67が形成されている。複数の貫通孔67は、基板支持部53の一方の側面53Bと基板支持部53の他方の側面53Cとの間に位置する部分の基板支持部53を貫通するように形成されている。複数の貫通孔67は、一方の端部が貫通部67と接続されており、他方の端部が溝部61と接続されている。複数の貫通孔67は、溝部61を真空引きするための孔である。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、基板支持部53の直径R2は、例えば、14mmとすることができる。台座部51の上面51Aを基準としたときの基板支持部53の高さは、例えば、2.9mmとすることができる。また、貫通孔67の直径R3は、例えば、1.5mmとすることができる。
このように、真空引き用管路73の直上に形成された貫通部65と直接接続された複数の貫通孔67を、基板支持部53の一方の側面53Bと基板支持部53の他方の側面53Cとの間に位置する部分の基板支持部53を貫通するように設けることにより、複数の貫通孔67と素子形成基板20とが対向することがなくなる。これにより、素子形成基板20の一部が強い吸引力により吸着されることがなくなるため、素子形成基板20に設けられた素子23が破損することを防止できる。
基板支持部53の上面53A側に位置する基板支持部53の角部53Dは、ラウンド形状とされている。このように、素子23と接触する側の基板支持部53の角部53Dをラウンド形状にすることにより、素子23及び表面電極24に傷が発生することを防止できる。
基板支持部54は、平面視リング状とされており、基板支持部53の形成領域の外側に位置する部分の台座部51上に設けられている。基板支持部54の上面54Aは、素子形成基板20に形成された素子23と接触する面である。台座部51の上面51Aを基準としたときの基板支持部54の高さは、基板支持部53の高さと略等しくなるように構成されている。
基板支持部54には、複数の貫通孔68が形成されている。複数の貫通孔68は、基板支持部54の一方の側面54Bと基板支持部54の他方の側面54Cとの間に位置する部分の基板支持部54を貫通するように形成されている。貫通孔68は、基板支持部53に形成された貫通孔67と対向するように配置されている。複数の貫通孔68は、一方の端部が溝部61と接続されており、他方の端部が溝部62と接続されている。複数の貫通孔68は、基板支持部54の内側に形成された溝部61と基板支持部54の外側に形成された溝部62とを接続することにより、溝部62を真空引きするための孔である。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、基板支持部54の幅W1は、例えば、3mmとすることができる。貫通孔68の直径R4は、例えば、1.5mmとすることができる。
このように、溝部62を真空引きするための複数の貫通孔68を、基板支持部54の一方の側面54Bと基板支持部54の他方の側面54Cとの間に位置する部分の基板支持部54を貫通するように設けることにより、溝部62を真空引きすることが可能になると共に、複数の貫通孔68が素子形成基板20と対向することがなくなるため、素子形成基板20に設けられた素子23が破損することを防止できる。
基板支持部54の上面54A側に位置する基板支持部54の角部54Dは、ラウンド形状とされている。このように、素子23と接触する側の基板支持部54の角部54Dをラウンド形状にすることにより、素子23及び表面電極24に傷が発生することを防止できる。
基板支持部55は、平面視リング状とされており、基板支持部54の形成領域の外側に位置する部分の台座部51上に設けられている。基板支持部55の上面55Aは、素子形成基板20に形成された素子23と接触する面である。台座部51の上面51Aを基準としたときの基板支持部55の高さは、基板支持部53,54の高さと略等しくなるように構成されている。
基板支持部55には、複数の貫通孔69が形成されている。複数の貫通孔69は、基板支持部55の一方の側面55Bと基板支持部55の他方の側面55Cとの間に位置する部分の基板支持部55を貫通するように形成されている。貫通孔69は、基板支持部54に形成された貫通孔68と対向するように配置されている。複数の貫通孔69は、一方の端部が溝部62と接続されており、他方の端部が溝部63と接続されている。複数の貫通孔69は、基板支持部55の内側に形成された溝部62と基板支持部55の外側に形成された溝部63とを接続することにより、溝部63を真空引きするための孔である。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、基板支持部55の幅W2は、例えば、3mmとすることができる。また、貫通孔69の直径R5は、例えば、1.5mmとすることができる。
このように、溝部63を真空引きするための複数の貫通孔69を、基板支持部55の一方の側面55Bと基板支持部55の他方の側面55Cとの間に位置する部分の基板支持部55を貫通するように設けることにより、溝部63を真空引きすることが可能になると共に、複数の貫通孔69が素子形成基板20と対向することがなくなるため、素子23が破損することを防止できる。
基板支持部55の上面55A側に位置する基板支持部55の角部55Dは、ラウンド形状とされている。このように、素子形成基板20と接触する側の基板支持部55の角部55Dをラウンド形状にすることにより、素子23及び表面電極24に傷が発生することを防止できる。
基板支持部56は、平面視リング状とされており、基板支持部55の形成領域の外側に位置する部分の台座部51上に設けられている。基板支持部56の上面56Aは、素子形成基板20に形成された素子23と接触する面である。台座部51の上面51Aを基準としたときの基板支持部56の高さは、基板支持部53〜55の高さと略等しくなるように構成されている。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、基板支持部56の幅W3は、例えば、3mmとすることができる。
溝部61は、平面視リング状とされた溝であり、基板支持部53と基板支持部54との間に形成されている。溝部61は、基板支持部53の側面53C、基板支持部54の側面54B、及び基板支持部53と基板支持部54との間に位置する部分の台座部51の上面51Aにより構成されている。溝部61は、貫通孔67を介して、貫通部65と接続されている。溝部61は、素子形成基板20の中央部を吸着するための溝である。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、溝部61の幅W4は、例えば、3mmとすることができる。溝部61の深さは、例えば、2.9mmとすることができる。
溝部62は、平面視リング状とされた溝であり、基板支持部54と基板支持部55との間に形成されている。溝部62は、基板支持部54の側面54C、基板支持部55の側面55B、及び基板支持部54と基板支持部55との間に位置する部分の台座部51の上面51Aにより構成されている。溝部62は、貫通孔68を介して、溝部61と接続されている。溝部62は、素子形成基板20の中央部と素子形成基板20の外周部との間に位置する部分の素子形成基板20を吸着するための溝である。素子形成基板20が6インチのシリコンウエハの場合、溝部62の幅W5は、例えば、3mmとすることができる。溝部62の深さは、例えば、2.9mmとすることができる。
溝部63は、平面視リング状とされた溝であり、基板支持部55と基板支持部56との間に形成されている。溝部63は、基板支持部55の側面55C、基板支持部56の側面56B、及び基板支持部55と基板支持部56との間に位置する部分の台座部51の上面51Aにより構成されている。溝部63は、貫通孔69を介して、溝部62と接続されている。溝部63は、素子形成基板20の外周部を吸着するための溝である。基板22が6インチのシリコンウエハの場合、溝部63の幅W6は、例えば、3mmとすることができる。溝部63の深さは、例えば、2.9mmとすることができる。
上記説明したように、溝部61〜63は、同心円状に配置されている。このように、溝部61〜63を同心円状に配置することにより、素子形成基板20全体をしっかりと吸着することができる。
また、上記構成とされた基板吸着支持部材40は、導電性材料により構成するとよい。このように、基板吸着支持部材40を導電性材料により構成することにより、基板吸着支持部材40が帯電することを抑制することが可能となるため、静電気により素子23が破損することを防止できる。
支持体42は、真空装置(図示せず)と接続された真空引き用管路73を有する。支持体42は、真空引き用管路73の上端部が基板吸着支持部材40の貫通部65の下端部と対向するように、基板吸着支持部材40の下端部に設けられている。これにより、基板吸着支持部材40は、真空引き用管路73内が真空引きされた際、溝部61〜63により、素子形成基板20を吸着することができる。支持体42は、図示していない駆動装置により、鉛直方向(Z,Z方向)に移動可能、かつ鉛直方向を回転軸とする回転方向に回転可能な構成とされている。基板吸着支持部材40は、支持体42が移動及び/又は回転した際、支持体42と一体的に移動及び/又は回転する。
図1を参照するに、第2の搬送装置26は、アーム駆動部76と、搬送用アーム77とを有する。アーム駆動部76は、搬送用アーム77を駆動させるためのものである。搬送用アーム77は、センタリング処理及びオリフラ22Aの位置検出の完了した素子形成基板20をステージ11の基板載置領域21に搬送するためのものである。
図1を参照するに、アンロード用搬送装置17は、第1のアンロード装置81と、第2のアンロード装置82とを有する。第1のアンロード装置81は、カセット載置部85と、一対の搬送ベルト87,88と、基板支持板91,92と、3つの支持ピン93とを有する。
カセット載置部85は、イオン注入装置10により処理された素子形成基板20を収容するためのカセット83を載置するためのものである。一対の搬送ベルト87は、第2のアンロード装置82により搬送された素子形成基板20を搬送ベルト88に受け渡すためのものである。一対の搬送ベルト88は、搬送ベルト87により搬送された素子形成基板20をカセット83に収容するためのものである。
基板支持板91は、一対の搬送ベルト87間に配置されている。基板支持板91は、3つの貫通部91Aを有する。貫通部91Aは、鉛直方向に支持ピン93を移動させる際、支持ピン93が通過する部分である。基板支持板92は、搬送ベルト88に搬送される素子形成基板20が落下しないように支持するための板である。
基板支持板92は、一対の搬送ベルト88間に配置されている。基板支持板92は、一対の搬送ベルト88に搬送される素子形成基板20が落下しないように支持するための板である。
3つの支持ピン93は、貫通部91Aと対向するように配置されている。3つの支持ピン93を鉛直方向に移動することで、搬送用アーム96から搬送された素子形成基板20を一対の搬送ベルト88に受け渡すためのピンである。
第2のアンロード装置82は、アーム駆動部95と、搬送用アーム96とを有する。アーム駆動部95は、搬送用アーム96を駆動させるためのものである。搬送用アーム96は、イオン注入装置10によるイオン注入処理の完了した素子形成基板20を一対の搬送ベルト87に受け渡すためのものである。
本実施の形態の基板吸着支持部材によれば、複数の基板支持部53〜55の一方の側面53B,54B,55Bと複数の基板支持部53〜55の他方の側面53C,54C,55Cとの間に位置する部分の複数の基板支持部53〜55を貫通するように、真空引き用管路73と接続された複数の貫通孔67〜69を設けることにより、素子形成基板20が複数の貫通孔67〜69と対向することがなくなる。これにより、素子形成基板20が強い吸引力で吸着されることがなくなるため、素子形成基板20に形成された素子23が破損することを防止できる。
また、素子23と接触する部分の基板支持部53〜56の角部53D,54D,55D,56Dをラウンド形状にすることにより、基板支持部53〜56の角部53D,54D,55D,56Dと接触する部分の素子23に印加される応力を緩和することが可能となるため、素子23が破損することを防止できる。
図6〜図9は、本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を用いた基板支持方法について説明するための図である。図6〜図9において、図2及び図3に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
始めに、図6に示す工程では、一対の搬送ベルト32により、素子23が形成された側が下向きとなるように素子形成基板20が基板支持板35上に搬送される。この状態において、センタリングカップ37及び基板吸着支持部材40は、基板支持板35の下方に配置されている。
次いで、図7に示す工程では、センタリングカップ37が上方に移動する。これにより、素子形成基板20がセンタリングカップ37内に収容されると共に、センタリングカップ37の傾斜面37Aにより、素子形成基板20の中心位置と基板吸着支持部材40の中心位置C1とが略一致するように、素子形成基板20のセンタリング処理が行われる。このとき、基板吸着支持部材40が上昇することにより、基板吸着支持部材40の上面(具体的には、基板支持部53〜56の上面53A〜56A)と素子形成基板20に設けられた素子23とが接触する。
次いで、図8に示す工程では、基板吸着支持部材40が素子形成基板20を吸着し、その後、上方に移動する。次いで、図9に示す工程では、基板吸着支持部材40に吸着された素子形成基板20を回転させながら、センサ38,39により、基板22のオリフラ22Aの位置検出を行う。その後、搬送用アーム77(図示せず)が素子形成基板20を吸着し、ステージ11の基板載置領域21に素子形成基板20を搬送する(図1参照)。
本実施の形態の基板支持方法によれば、複数の基板支持部53〜55の一方の側面53B,54B,55Bと複数の基板支持部53〜55の他方の側面53C,54C,55Cとの間に位置する部分の複数の基板支持部53〜55を貫通するように設けられると共に、真空引き用管路73と接続された複数の貫通孔67〜69を備えた基板吸着支持部材40により、素子23が形成された側の素子形成基板20を真空吸着することにより、素子23が破損することを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、他の半導体デバイス製造用装置に、本実施の形態の基板吸着支持部材40を設けて、素子23が形成されていない側の素子形成基板20を真空吸着してもよい。この場合も、本実施の形態と同様な効果を得ることができる。
本発明は、基板及び基板に形成された素子を備えた素子形成基板を真空吸着する基板吸着支持部材及び基板支持方法に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を備えたイオン注入装置の平面図である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材が吸着する素子形成基板の断面図である。 図1に示す第1の搬送装置の主要部の断面図である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材の平面図である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材の断面図である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を用いた基板支持方法について説明するための図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を用いた基板支持方法について説明するための図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を用いた基板支持方法について説明するための図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る基板吸着支持部材を用いた基板支持方法について説明するための図(その4)である。 従来の基板吸着支持部材を備えたイオン注入装置の平面図である。 図10に示すイオン注入装置に設けられたロード用搬送装置の主要部断面図である。 従来の基板吸着支持部材の平面図である。 従来の基板吸着支持部材の問題点を説明するための図である。
符号の説明
10 イオン注入装置
11 ステージ
12 支持体
13 ビームライン部
14 イオン発生部
16 ロード用搬送装置
17 アンロード用搬送装置
20 素子形成基板
21 基板載置領域
22 基板
22A オリフラ
23 素子
24 前面電極
25 第1の搬送装置
26 第2の搬送装置
28,83 カセット
29,85 カセット載置部
31,32,87,88 搬送ベルト
34,35,91,92 基板支持板
37 センタリングカップ
37A 傾斜面
38,39 センサ
40 基板吸着支持部材
42 支持体
45〜47,65,91A 貫通部
51 台座部
51A,53A,54A,55A,56A 上面
53〜56 基板支持部
53B,53C,54B,54C,55B,55C,56B 側面
53D,54D,55D 角部
61〜63 溝部
67〜69 貫通孔
73 真空引き用管路
76,95 アーム駆動部
77,96 搬送用アーム
81 第1のアンロード装置
82 第2のアンロード装置
93 支持ピン
A 拡散層形成領域
C1 中心位置
M1 厚さ
R1〜R5 直径
W1〜W6 幅

Claims (6)

  1. 基板及び前記基板に形成された素子を備えた素子形成基板を真空吸着するための複数の溝部と、前記複数の溝部の間に設けられ、前記素子形成基板と接触する複数の基板支持部と、真空引き用管路を介して、真空装置と接続され、前記複数の溝部を真空引きするための複数の貫通孔と、を有した基板吸着支持部材であって、
    前記複数の貫通孔を、前記複数の基板支持部の一方の側面と前記複数の基板支持部の他方の側面との間に位置する部分の前記複数の基板支持部を貫通するように設けたことを特徴とする基板吸着支持部材。
  2. 前記素子形成基板と接触する部分の前記複数の基板支持部の角部を、ラウンド形状にしたことを特徴とする請求項1記載の基板吸着支持部材。
  3. 前記複数の溝部及び前記複数の基板支持部は、平面視リング形状とされており、
    前記複数の溝部及び前記複数の基板支持部を同心円状に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の基板支持部材。
  4. 前記複数の基板支持部は、導電性材料により構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか一項記載の基板支持部材。
  5. 前記素子形成基板は、前記素子と電気的に接続された前面電極を有し、
    前記基板は、前記素子が形成された側とは反対側に裏面電極形成用拡散層が形成される拡散層形成領域を有することを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか一項記載の基板支持部材。
  6. 請求項1ないし5のうち、いずれか一項記載の基板支持部材により、前記素子が形成された側の前記素子形成基板を真空吸着することを特徴とする基板支持方法。
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