JP2008310522A - タッチパネル制御装置及び電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチして操作するタイプの操作パネルにおいて連続入力のときの認識率向上が求められている。
【解決手段】二回連続でボタン以外の領域である無効領域に対してタッチされたとき、タッチ動作実行部は、二つのタッチの位置である第1ポイント61と第2ポイント62との間の「F」ボタン52fに対してタッチされたと推定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、タッチパネル制御装置及びそのような制御装置を備える電気機器に関する。
近年の複写機などの画像形成装置では、その操作手段は、液晶の表示パネルなどの操作パネル(「タッチパネル」ともいう)により構成されている。この種の操作パネルでは、操作のためのボタン等が表示され、ユーザは、そのボタンの領域をタッチ(押下)する等して、画像形成装置を操作する。
ところで、操作パネルにおいては、ボタンに表示する表現(単語)や、ボタンの数、ボタンの配置、表示領域の制限等から、ボタンとしての領域の十分な確保が難しいことがある。
そのような場合であっても、ユーザが慎重に操作すれば、誤操作することは少ないが、例えば、ユーザが十分な注意を払わず操作すると、操作位置がずれ、ユーザの操作が認識されないことがある。また、最初の操作が認識されないときに、ユーザは操作位置を若干ずらして操作することがあるが、操作位置をずらしすぎて、再び認識されないこともある。特に操作を受け付ける領域、つまりボタンの領域が狭い場合、誤操作が頻発することがある。図2及び図3は、操作パネルの画面表示の例を示した図である。特に図2は、操作パネル上に表示された「F」ボタン52fの下側の領域を指40でタッチした状態を示しており、図3は、図2に示した状態につづいて、「F」ボタン52fの上側の領域を指40でタッチした状態を示している。図2に示すように、ユーザが、「F」ボタン52fをタッチするつもりが、「F」ボタン52fと「J」ボタン52jの間の領域である無効領域の第1ポイント61をタッチしてしまうと、そのタッチは操作として認識されない。すると、ユーザは位置をずらして再度タッチする。そのとき、図3に示すように、タッチ位置がずれすぎて「F」ボタン52fと「B」ボタン52bの間の無効領域の第2ポイント62をタッチすることがある。当然、第2ポイント62に対するタッチも、操作としては認識されず、結局2度の操作が無駄になってしまう。
そこでボタン操作の認識率を向上させるために、ボタン間の領域を、所定位置で分割してそれぞれのボタンに対する認識領域に設定し、実質的なボタンの領域を拡大する技術がある(特許文献1参照)。また、操作パネルに表示されるアイコン(ボタン)のうち、使用頻度に応じてそれらアイコンに優先順位を設定し、さらに設定された優先順位に応じて認識領域を自動的に変更する技術もある(特許文献2参照)。
特開2003−296027号公報 特開平9−54657号公報
ところで、特許文献1に開示の技術にあっては、可能な限り認識領域を拡大し、いわゆる遊び領域である無効な認識領域がなく、本来操作として受け付けることが望まれない場合であっても、操作がなされたと認識されてしまう虞があり、操作性の観点で改善が望まれる。また、特許文献2に開示の技術にあっても同様に、ユーザの意図に反して、操作がなされたと認識されてしまう虞があり改善が望まれる。
本発明は以上の様な状況に鑑みなされたものであって、その目的は、操作パネルにおいて、ユーザからなされた操作の認識率を向上させる技術を提供することにある。
本発明に係る装置は、タッチパネル制御装置に関する。この装置は、タッチパネル上の、複数のボタンが表示された領域以外の領域である無効領域に対する操作がなされたときに、前記無効領域に対して操作がなされた複数の位置を仮位置として保持する仮位置保持手段と、前記タッチパネルに表示されるボタンのうち、保持されている複数の前記仮位置により形成される線分又は領域に、一部又は全てが掛かるボタンを、ユーザから操作を受けたボタンとして認識する操作認識手段と、を備える。
また、前記操作認識手段は、前記線分又は領域に掛かるボタンが複数であるときに、最初に仮位置として認識して保持した第1の前記仮位置に最も近いボタンに対する操作として認識してもよい。
また、前記操作認識手段は、前記線分又は領域に掛かるボタンが複数であるときに、ボタンに対する操作でないと判断してもよい。
また、前記位置保持手段は、最初に仮位置として認識して保持した第1の前記仮位置に対して、2回目以降に認識した前記仮位置が所定距離離間したときに、当該所定距離離間した位置を前記仮位置と認識しなくてもよい。
本発明に係る別の装置は、電気機器に関する。この装置は、上述のタッチパネル制御装置と、前記タッチパネル制御装置が受け付けたユーザの操作に関連づけられた動作を実行する動作部とを備える。
本発明によれば、操作パネル(タッチパネル)上に複数のボタンを表示して操作を受け付けるときに、ボタンに対する操作と認識される領域を変更せずに、ボタンに対する操作の認識率を向上させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態は、操作パネルを備える電気機器の例として、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の画像形成装置において、操作パネルに対するユーザの操作の認識率を向上させる技術である。具体的には、上述の図2及び図3に示したように、ユーザが所望のボタンに対して連続して誤操作を行ったときにあっても、本実施形態の画像形成装置は、所定の条件の下、適正な操作と見なす。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の機能ブロック図である。画像形成装置10は、画像形成装置10の各構成要素を統括的に制御する主制御部12と、動作部として機能し画像の取得及び印刷を実行する画像印刷処理部14と、ユーザからの画像形成装置10に対する指示を受け付ける操作処理部20とを備える。
操作処理部20は、CPU22と、メモリ24と、液晶表示制御部26と、液晶パネル部28と、タッチ操作部30と、タッチパネル部32とを備える。
このCPU22は、操作処理部20の処理を統括的に制御する。また、メモリ24は、操作処理部20における処理のためのプログラムがロードされたり、ユーザからの指示を記憶する。液晶表示制御部26は、液晶パネル部28に表示する画面を制御する。液晶パネル部28は、例えば、上述の図2及び図3に示したような操作画面50を表示する。また、図4は、図3に示した状態から指40を省略して示した操作画面50の表示例である。
操作画面50には、縦横4×4に配列された「A」〜「P」までの計16個のアルファベット・ボタン52が表示されている。各アルファベット・ボタン52には、所定の動作が関連づけられている。ここでは、アドレス帳のインデックスとして機能しており、例えば「F」のアルファベット・ボタン52(以下、「F」ボタン52fという)が指40でタッチされ選択された場合、頭文字が「F」の名称で登録されている名前や名称等の一覧が、操作画面50に表示される。
タッチパネル部32は、透明な基板上にマトリックス状に透明電極が配されて構成されたり、ガラス板に透明な圧電素子をマトリックス状に配されて構成されたスイッチである。このタッチパネル部32は、液晶パネル部28の表面に取り付けられる。
タッチ制御部30は、タッチ位置検出部34と、タッチ動作記憶部36と、タッチ動作実行部38と、位置計算部39とを備える。
タッチ位置検出部34は、タッチパネル部32の電極に対する入力をもとに、液晶パネル部28のどの位置がタッチされたかを検出する。
タッチ動作記憶部36は、仮位置保持手段として機能し、タッチ位置検出部34が検出したタッチ位置のうち無効領域に対するタッチに関して、そのタッチ位置とタッチ位置検出部34がタッチを検出したタイミングとを関連づけて記憶する。タッチされたタイミングとは、何回前になされたタッチであるかである。なお、タッチ位置検出部34が有効な領域のタッチを検出した場合、つまり、図2〜4であれば、アルファベット・ボタン52に対してのタッチを検出した場合、タッチ動作記憶部36は記憶している内容を初期化のために消去する。したがって、タッチ動作記憶部36が記憶している情報が無い場合、前回のタッチは有効な領域に対するタッチである。
タッチ動作実行部38は、液晶パネル部28に表示されている画面の内容及びタッチ位置検出部34で検出されたユーザの指示にもとづき、液晶パネル部28に表示する画面の内容を決定し、液晶表示制御部26に通知する。液晶表示制御部26は、その通知を受けて、液晶パネル部28における表示を制御する。また、ユーザの指示が、画像印刷処理部14における印刷等の実行処理であれば、CPU22を介して主制御部12に通知する。主制御部12はその通知を受けて、ユーザの指示を画像印刷処理部14に実行させる。
位置計算部39は、操作認識手段として機能し、連続して無効領域に対してタッチされた場合に、それらタッチされた位置から直線を算出し、算出した直線が通るボタンがあるか否かを算出する。算出した直線が通るボタンがある場合は、その通るボタンをタッチ動作実行部38に通知し、タッチ動作実行部38は、そのボタンに関連づけられた動作を確定する。
以上の構成による動作について、図2〜5の操作画面50の表示例及び図6のフローチャートをもとに説明する。ここでは、図2及び図3に示すように、ユーザが、「F」ボタン52fをタッチするつもりが、「F」ボタン52fと「J」ボタン52jの間の領域である無効領域の第1ポイント61をタッチし、更に図2に示すように「F」ボタン52fと「B」ボタン52bの間の無効領域の第2ポイント62をタッチする状況を検討する。
つまり、ユーザの2度の操作が無駄にならないように、本実施形態の画像形成装置10は、図4に示すように、ユーザが第1ポイント61と第2ポイント62との間の「F」ボタン52fに対して操作を行ったと推定し、「F」ボタン52fに関連づけられた動作を実行する。具体的には、位置計算部39が、第1ポイント61と第2ポイント62とで作られる直線80を算出し、算出した直線80が通るアルファベット・ボタン52、ここでは「F」ボタン52fを操作の対象となったアルファベット・ボタン52として認識し、頭文字が「F」の名称で登録されている名前や名称等の一覧を、操作画面50に表示する。
まず、タッチ位置検出部34がタッチパネル部32にユーザからのタッチによる入力があるか否かを検出する(S12)。この検出は、所定のサンプリング周期でなされており、タッチ入力がなされるまで検出を継続する(S12のN)。
タッチ入力手段であるタッチパネル部32をユーザがタッチすると、タッチパネル部32がその入力を検出し(S12のY)、タッチ位置検出部34は、ユーザがタッチしたタッチパネル部32の画面における位置を検出する(S14)。
そして、タッチ位置検出部34は、タッチされた位置が有効領域であるか否か、つまり、有効な操作として受け付けるボタンの表示領域であるか否かを判断する(S16)。例えば、図1〜3のアルファベット・ボタン52が表示されている領域に対するタッチであるか否かを判断する。
タッチ位置検出部34が、タッチ位置をボタンの表示領域であると判断した場合(S16のY)、タッチ動作実行部38は、CPU22に対してタッチの対象となったボタンに関連づけられた動作をするように、CPU22を介して液晶表示制御部26に通知し、液晶表示制御部26はその通知を受けて、その動作を行い(S18)、このフローによる処理は終了し、再び、S12のステップから処理が開始される。S18における動作とは、上述のように例えば、図2において「F」ボタン52fへのタッチであれば、頭文字が「F」の名称で登録されている人物や会社等の一覧が、操作画面50に表示されるものである。
一方、タッチ位置検出部34が、タッチ位置をボタンの無効領域であると判断した場合(S16のN)、つまり、図2〜4であれば、アルファベット・ボタン52に対するタッチではないと判断した場合、タッチ動作実行部38は、タッチ位置記憶部36を参照し、前回なされたタッチが有効領域に対するタッチか、無効領域に対するタッチであるかを確認する(S20)。
前回のタッチが有効な領域に対するタッチである場合(S20のN)、タッチ動作記憶部36は、今回タッチされた位置を記憶する(S22)。
前回のタッチが無効な領域に対するタッチである場合(S20のY)、位置計算部39は、前回のタッチ位置と今回のタッチ位置とを結ぶ直線を算出する領域チェック処理を行う(S24)。
そして、位置計算部39は、算出した直線上に有効領域があるか否か、例えば図2のアルファベット・ボタン52の何れかのボタンをその直線が通るか否かを判断する(S26)。
有効領域が無い場合(S26のN)、タッチ動作記憶部36は、今回無効領域をタッチした位置をタッチ動作記憶部36に記憶する(S22)。なお、最新のタッチ位置の記憶のときに、タッチ動作記憶部36が以前に無効領域をタッチしたときに記憶した位置を消去しても良いし、タッチのタイミングが分かるように最新のタッチ位置を記憶してもよい。
図6は、ユーザが操作画面50を3回連続して「F」ボタン52fからずれて無効領域をタッチした状態を示している。ここでは、図4とは異なり、第1ポイント61と第2ポイント62とを結んだ直線80は、「F」ボタン52fを通らない。この場合、タッチ動作記憶部36は第2ポイント62の位置を記憶するとともに、タッチ位置検出部34は第3ポイント63の入力を取得し、更に、位置計算部39は、第2ポイント62と第3ポイント63とを結ぶ直線82を算出し、この直線82が通るボタンを算出する。これでも算出できない場合は、以降、無効領域にタッチされ続けた場合、位置計算部39は最終にタッチされた位置と、その直前にタッチされた位置から直線を算出して、算出した直線が通るアルファベット・ボタン52を求める。
有効領域がある場合(S26のY)、つまり、ステップS24において算出された直線がアルファベット・ボタン52の何れかのボタンを通る場合、タッチ動作実行部38は、CPU22に対してタッチの対象となったボタンに関連づけられた動作をするように、CPU22を介して液晶表示制御部26に通知し、液晶表示制御部26はその通知を受けて、液晶パネル部28における表示を制御する(S18)。また、ユーザの指示が、画像印刷処理部14における印刷等の実行処理であれば、CPU22を介して主制御部12に通知する。主制御部12はその通知を受けて、ユーザの指示を画像印刷処理部14に実行させる。
以上、本実施形態によると、操作画面50に連続してタッチをして操作を行った場合に、いずれのタッチも有効領域であるボタンでなく、ボタン以外の無効領域に対してなされものであっても、無効領域へのタッチ位置から直線を算出して、その直線がボタンを通過するときには、通過するボタンに対するタッチと認識する。したがって、タッチ位置がずれてしまって操作した場合であっても、ボタンをタッチしたと認識できるため、タッチの認識率が向上する。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下、その様な変形例について説明する。
図7は、無効領域に対するタッチが3回連続したときに、ボタンを認識する処理を説明するための操作画面50について示す図である。具体的には、2回連続して無効領域がタッチされたときに算出された直線が、有効領域であるボタンを通過せず、つづいてタッチされた領域も無効領域である場合に、先に直線を算出した2つの位置と、最後にタッチされた位置で三角形を算出し、その三角形の領域に有効領域であるボタンの一部又は全てが含まれるか否かを判断する。そして、ボタンが含まれる場合は、そのボタンに関連づけられた動作が実行される。
より具体的には、図7において、「F」ボタン52fと「J」ボタン52jとの間の第1ポイント61に最初のタッチがなされ、「F」ボタン52fと「G」ボタン52gとの間の第2ポイント62に2回目の操作がなされ、最後に「F」ボタン52fと「B」ボタン52bとの間の第3ポイント63に直近のタッチがなされている。ここでは、第1ポイント61と第2ポイント62とを結んだ直線が「F」ボタン52fを通らないため、第1ポイント61、第2ポイント62及び第3ポイント63の3点で三角形71を算出し、その三角形71と一部が重なる「F」ボタン52fに対する操作として認識される。
図8は、無効領域に対するタッチが3回連続したときに、ボタンを認識する処理を説明すための操作画面50の別の例について示す図である。この処理を行う場合、直線では認識せずに三角形の面積でボタンを認識する。ここでは、第1ポイント61、第2ポイント62及び第3ポイント63の3点で構成される三角形82に含まれる有効領域が2つ存在する。つまり、「G」ボタン52gの一部と「F」ボタン52fの一部とが三角形82に含まれる。このように複数のボタンが含まれる場合には、タッチ位置検出部34は、3つ全てのタッチを無効としてキャンセルしたり、最初にタッチされた第1ポイント61に近い「g」ボタン52gに対する操作として判断する。
また、図9は、無効領域に対するタッチが2回なされたときに、そのタッチの位置である第1ポイント61、第2ポイント62を結んだ直線80が、二つのボタンを通る状態を示した図である。ここでは、直線80が、「B」ボタン52bと「F」ボタン52fの二つのボタンが含まれる。このようにボタンが複数の場合に、上述のように、タッチ位置検出部34は、最初にタッチされた位置に近いボタン、ここでは「F」ボタン52fがタッチされたとタッチ位置検出部34は判断してもよいし、二つのタッチを無効として扱ってもよい。
図10は、2度目の無効領域に対するタッチが所定距離以上離間した場合のボタンを認識する処理を説明すための操作画面50の別の例について示す図である。また、2回目に無効領域にタッチされた位置が、最初に無効領域にタッチされた第1ポイント61から、所定距離離間しているときには、異なるボタンに対する操作の可能性がある。このようなときは、タッチ動作記憶部36に記憶されている2回目に無効領域にタッチされた位置として、データを書き換えてもよいし、いずれのタッチ位置も無効として、タッチ動作記憶部36のデータを消去してもよい。図示において、斜線の領域は、第1ポイントから所定の距離内の領域を示している。ここで、斜線で示す領域90より内側に位置する第2ポイント62aがタッチされた位置であれば、タッチ位置検出部34は有効なタッチとして処理する。また、斜線で示す領域外にタッチされたときは、タッチ位置検出部34は無効なタッチとして処理する。
なお、本実施形態では、画像形成装置の操作パネルを例示したが、これに限らず、タッチして操作するいわゆるタッチパネル式の操作パネルを備える電気機器に広く適用でき、その様な電気機器としてパーソナル・コンピュータや、PDA、携帯電話等が例示できる。
本実施形態に係る、画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施形態及び従来技術に係る、画像形成装置に備わる操作パネルの画面表示の例を示した図であり、「F」ボタンの下側の領域がタッチされた状態を示した図である。 本実施形態及び従来技術に係る、画像形成装置に備わる操作パネルの画面表示の例を示した図であり、図2に示した状態につづいて、「F」ボタンの上側の領域がタッチされた状態を示した図である。 本実施形態に係る、画像形成装置に備わる操作パネルの画面表示の例を示した図であり、図3で示した状態において指の表示を省略した状態を示した図である。 本実施形態に係る、画像形成装置に備わる操作パネルの画面表示の例を示した図であり、3回連続して「F」ボタンからずれて無効領域をタッチした状態を示した図である。 本実施形態に係る、操作パネルによりユーザの操作を受け付ける処理を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る、操作パネルの画面表示の例を示した図であり、3回連続して「F」ボタンからずれて無効領域がタッチされたときに、3点で作る三角形でボタンを認識する処理を説明するための図である。 本実施形態の変形例に係る、操作パネルの画面表示の例を示した図であり、第1ポイントと第2ポイントとの距離関係を示した図である。 本実施形態の変形例に係る、操作パネルの画面表示の例を示した図であり、第1ポイントと第2ポイントとを結ぶ直線が二つのボタンを通過する画面を示した図である。 本実施形態の変形例に係る、操作パネルの画面表示の例を示した図であり、第1ポイントと第2ポイントとの距離関係を示した図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 主制御部
14 画像印刷処理部
20 操作処理部
22 CPU
24 メモリ
26 液晶表示制御部
28 液晶パネル部
30 タッチ制御部
32 タッチパネル部
34 タッチ位置検出部
36 タッチ動作記憶部
38 タッチ動作実行部
39 位置計算部
50 操作画面
52 アルファベット・ボタン52
52a 「A」ボタン52a
52b 「B」ボタン52b
52e 「E」ボタン52e
52f 「F」ボタン52f
52j 「J」ボタン52j
52i 「I」ボタン52i

Claims (5)

  1. タッチパネル上の、複数のボタンが表示された領域以外の領域である無効領域に対する操作がなされたときに、前記無効領域に対して操作がなされた複数の位置を仮位置として保持する仮位置保持手段と、
    前記タッチパネルに表示されるボタンのうち、保持されている複数の前記仮位置により形成される線分又は領域に、一部又は全てが掛かるボタンを、ユーザから操作を受けたボタンとして認識する操作認識手段と、
    を備えることを特徴とするタッチパネル制御装置。
  2. 前記操作認識手段は、前記線分又は領域に掛かるボタンが複数であるときに、最初に仮位置として認識して保持した第1の前記仮位置に最も近いボタンに対する操作として認識することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル制御装置。
  3. 前記操作認識手段は、前記線分又は領域に掛かるボタンが複数であるときに、ボタンに対する操作でないと判断することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル制御装置。
  4. 前記位置保持手段は、最初に仮位置として認識して保持した第1の前記仮位置に対して、2回目以降に認識した前記仮位置が所定距離離間したときに、当該所定距離離間した位置を前記仮位置と認識しないことを特徴とすることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のタッチパネル制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のタッチパネル制御装置と、前記タッチパネル制御装置が受け付けたユーザの操作に関連づけられた動作を実行する動作部とを備えることを特徴とする電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9146628B2 (en) 2010-01-29 2015-09-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Input apparatus and storage medium storing input control program
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