JP2008310372A - 住宅間用遠隔操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる住宅間における住人間の連携を強化し得るとともに、遠隔操作の許可条件をきめ細かく設定し得る住宅間用の遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】第1住宅1に設置され、第1住宅1の住人の識別情報を含む識別信号、及び第2住宅2内の機器11〜18を遠隔操作するための遠隔操作信号を送信する第1コントローラ10(送信手段)と、第2住宅2に設置され、識別信号及び遠隔操作信号を受信する第2コントローラ10(受信手段)とを備える。そして、許可判定手段としての第2コントローラ10は、受信した識別信号が予め設定された識別信号と一致して認証されたことを条件として、第2住宅2内の機器11〜18が遠隔操作信号に基づき遠隔操作されることを許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1住宅に在宅中の住人が第2住宅内の機器を遠隔操作するための住宅間用遠隔操作システムに関する。
従来より、建物内の機器を、その機器の所有者が外出先から遠隔操作する遠隔操作システムが特許文献1等にて開示されている。
特表2006−525597号公報
ところで、近年では、例えば父母及び子供の世帯とその子供の祖父母の世帯とが、別々の住宅で暮らす状況が多く存在する。そして、上述した遠隔操作システムを住宅間に適用し、前述の例における父母子供の住宅内に在る機器を、祖父母が遠隔操作できるようにすることを本発明者は検討した。
このように検討された住宅間用の遠隔操作システムは、異なる住宅の住人間(世帯間)で様々な生活場面においてお互いに助け合えるようにすることを図るものであり、音声及び映像をリアルタイムに送受信するテレビシステムを用いたコミュニケーションだけでは不十分であった住人間の連携を強化することを図るものである。
しかしながら、遠隔操作システムを住宅間に適用する場合には、生活場面によって遠隔操作を許可するのが望ましい場合と望ましくない場合とが多種多様であり、しかも、プライバシー上の問題やセキュリティ上の問題をきめ細かく配慮する必要があるとの知見を得るに至った。
本発明は、異なる住宅間における住人間の連携を強化し得るとともに、遠隔操作の許可条件をきめ細かく設定し得る住宅間用の遠隔操作システムを提供することを主たる目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
すなわち、第1の発明では、第1住宅に設置され、前記第1住宅の住人の識別情報を含む識別信号、及び第2住宅内の機器を遠隔操作するための遠隔操作信号を送信する送信手段と、前記第2住宅に設置され、前記識別信号及び前記遠隔操作信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記識別信号が予め設定された識別信号と一致して認証されたことを条件として、前記第2住宅内の機器が前記遠隔操作信号に基づき遠隔操作されることを許可する許可判定手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、第1住宅の住人が第2住宅内の機器を遠隔操作することが可能になるので、異なる住宅の住人間で互いに助け合い、以下の例1〜例3にて例示するように互いの連携を強化することができる。
(例1)例えば、第2住宅内に一人で留守番している子供や病人が居るといった状況下で、第1住宅の住人が第2住宅内を撮影するためのカメラを遠隔操作することで、前記子供や病人の様子を第1住宅に居ながらにして見守ることができる。よって、第1住宅の住人がその子供や病人を手助けすることができる。
(例2)例えば、外出中の第2住宅に来訪者が来てインターホンを操作したといった状況下で、第2住宅のインターホンを第1住宅の住人が遠隔操作することで、第2住宅の住人に代わって第1住宅の住人が来訪者の応対をすることができる。よって、第1住宅の住人が第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
(例3)例えば、第2住宅の住人が長期外出中である状況下で、第2住宅の照明機器を第1住宅の住人が遠隔操作することで、第1住宅の住人が第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
しかも、上記発明によれば、第2住宅の住人の識別信号が認証されたことを条件として遠隔操作を許可するので、第2住宅のいずれの住人に遠隔操作を許可するかの設定を、プライバシー上の問題やセキュリティ上の問題をきめ細かく配慮しつつ生活場面に適合した設定にできる。
第2の発明では、予め設定された設定住人が前記第2住宅に在宅中であるか外出中であるかを判定する在宅判定手段を備え、前記許可判定手段は、前記在宅判定手段により外出中であると判定された場合に前記遠隔操作を許可することを特徴とし、第3の発明では、在宅中であると判定された場合に前記遠隔操作を禁止することを特徴とする。ここで、第2住宅に設定住人が在宅中である場合には、第2住宅のインターホンや空調装置等の機器が第1住宅の住人により遠隔操作されることは好ましくない。これに対し上記発明によれば、外出中には遠隔操作が許可され、在宅中には遠隔操作が禁止されるので好適である。
しかも、来訪者の対応ができる住人(例えば大人)を設定住人として設定しておけば、設定されていない住人(例えば子供)が在宅中であっても設定住人が外出中であれば、インターホンや空調装置等の機器を第1住宅の住人により遠隔操作することができるので、大人が外出中で子供のみが在宅中の状況下において、第1住宅の住人がその子供及び大人を手助けすることができる。
第4の発明では、前記許可判定手段は、前記機器のうちインターホンの遠隔操作を許可することを特徴とする。これによれば、設定住人が外出中の時に第2住宅のインターホンを来訪者が操作した状況下において、設定住人に代わって第1住宅の住人がインターホンを遠隔操作して来訪者の応対をすることができる。さらに、第2住宅への侵入を企てる侵入者が、設定住人の不在を確認するためにインターホンを操作することもあり、このような手口の侵入者に対して第1住宅の住人がインターホンを遠隔操作すれば、第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
第5の発明では、前記許可判定手段は、前記機器のうち照明機器の遠隔操作を許可することを特徴とする。これによれば、設定住人が外出中の時に、第1住宅の住人が第2住宅の照明機器の点灯及び消灯を遠隔操作して、第2住宅への侵入を企てる侵入者に対して設定住人が在宅中であるかのように見せかけることができる。よって、第1住宅の住人が第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
第6の発明では、前記遠隔操作信号は、前記第1住宅の照明機器の作動に連動した内容の信号であることを特徴とする。これによれば、実際の生活に即したタイミングで第2住宅の照明機器が点灯及び消灯することとなるので、より一層、在宅中であるかのように見せかけることができる。
第7の発明では、前記許可判定手段は、前記第2住宅に設置されている防犯装置が作動可能にセットされている場合に前記遠隔操作を許可することを特徴とする。これによれば、設定住人の外出中に異常が発生して防犯装置が作動した状況下において、第1住宅の住人が第2住宅の機器を遠隔操作することにより前記異常に対処することができる。よって、第1住宅の住人が第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
第8の発明では、前記許可判定手段により許可される前記機器には、前記第2住宅内を撮影するカメラ、マイク及びスピーカの少なくとも1つが含まれていることを特徴とする。これによれば、第2住宅に侵入者が侵入したことにより防犯装置が作動した状況下において、第1住宅の住人がカメラを用いて侵入の様子を目撃することができ、或いは、マイクを用いて侵入の様子の音を確認することができ、或いは、スピーカを用いて侵入者に対して威嚇する声を出すことができる。よって、第1住宅の住人が第2住宅の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
第9の発明では、前記機器には見守り用機器が含まれており、前記設定住人が外出中であり、かつ、前記設定住人よりも優先順位を低く設定した低優先住人が前記第2住宅に在宅中であることを条件として、前記許可判定手段は前記見守り用機器に対する前記遠隔操作を許可することを特徴とする。
これによれば、第2の住宅にいずれの住人が在宅中であるかに応じて、遠隔操作を許可する機器を変更することができるので、各種状況に応じて好適に遠隔操作を許可することができ、例えば、第10の発明では、前記見守り用機器には、前記第2住宅内を撮影するカメラ、マイク、スピーカ及び空調機器の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする。
よって、例えば、大人を設定住人として設定するとともに子供を低優先住人として設定し、第2住宅内に一人で留守番している子供が居るといった状況下で、第1住宅の住人が第2住宅内を撮影するためのカメラを遠隔操作することで、前記子供の様子を第1住宅に居ながらにして見守ることができる。また、第1住宅の住人が第2住宅内の音を検出するマイクを遠隔操作することで、子供の声を聞いて異常がないか等を見守ることができる。また、第1住宅の住人が第2住宅内に音を出力するスピーカを遠隔操作することで、子供に話しかけることができる。よって、第1住宅の住人が第2住宅の子供を見守るよう手助けすることができる。
第11の発明では、前記第1住宅及び前記第2住宅の双方には、映像装置、音響装置及び照明装置の少なくとも1つの共通装置が前記機器として設置されており、前記遠隔操作信号は、前記第1住宅の前記共通装置の作動に連動した内容の信号であることを特徴とする。これによれば、第1及び第2住宅の双方で、映像装置等が連動して同様の作動となるようにできる。すると、例えば、双方の住人が同じ映像を同じタイミングで見たり、同じ音楽を同じタイミングで聴いたり、同じ明るさの雰囲気を味わうことができる。よって、第1住宅の住人と第2住宅の住人とが同じ環境を共有することで、例えば別居の親子世帯間でも寂しさを感じさせないようにできる。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、父母及び子供の核家族とその子供の祖父母とが別々の住宅で暮らす状況を想定している。そして、図1に示すように、祖父母が暮らす住宅1(以下、第1住宅と呼ぶ)と核家族が暮らす住宅2(以下、第2住宅と呼ぶ)との間で、本発明にかかる住宅間用遠隔操作システムを構築している。
両住宅1,2内には、送受信回路及びマイクロコンピュータ(マイコン)等を備えて構成される統合コントローラ10が備えられており、両コントローラ10はインターネット等を介して無線接続されている。なお、第1住宅1の統合コントローラ10と第2住宅2の統合コントローラ10とでは構成及び機能が同じである。
第1住宅1の統合コントローラ10は、第1住宅1内に備えられた各種電気機器11〜18の作動を制御するとともに、玄関ドア1aの施解錠制御装置19と相互に通信可能である。同様に、第2住宅2の統合コントローラ10は、第2住宅2内に備えられた各種電気機器11〜18の作動を制御するとともに、玄関ドア1aの施解錠制御装置19と相互に通信可能である。上記電気機器11〜18には、防犯装置11、インターホン12、エアコン13(空調装置)、照明装置14、映像装置15、音響装置16、カメラ17、マイク及びスピーカ18がある。
また、第1住宅1の統合コントローラ10は、第2住宅2の電気機器11〜18を遠隔操作でき、第2住宅2の統合コントローラ10は、第1住宅1の電気機器11〜18を遠隔操作できるよう構成されている。
図2は、電気機器11〜18の住宅1内への配置レイアウトを示す図である。なお、第1住宅1内の電気機器11〜18と第2住宅2内の電気機器11〜18とでは、構成、機能及び配置等が同じものとして、以下に電気機器11〜18について説明する。
防犯装置11は、防犯センサ11a及び窓施錠モニタ11bから構成されており、防犯センサ11aは、住宅1,2の窓の状態に異常が生じたか否かを検出する。前記異常の具体例としては、全員が外出して防犯装置11を作動させている時に、窓の鍵が施錠状態から解錠状態になった場合、窓が開いた場合、窓に衝撃がかかった場合等が挙げられる。そして、このような異常が防犯センサ11aにより検出されると、異常検出信号が防犯センサ11aから窓施錠モニタ11bに出力され、窓施錠モニタ11bは、外出中の住人及び警備会社へ通報する。また、第1住宅1の窓施錠モニタ11bは第2住宅2の統合コントローラ10へも異常である旨の信号を出力可能であり、第2住宅2の窓施錠モニタ11bは第1住宅1の統合コントローラ10へも異常である旨の信号を出力可能である。
施解錠制御装置19は、玄関ドア1a,2a又はその近傍に設置され、送受信アンテナ、送受信回路及びマイクロコンピュータ(マイコン)等を備えて構成されている。そして、施解錠制御装置19は、玄関を通行する住人が携帯しているスマートキーK(携帯型送信機)と無線通信可能である。
スマートキーKは、送受信アンテナ、送受信回路及びマイクロコンピュータ(マイコン)等を備えて構成されており、マイコンのメモリには、いずれの住人であるかを特定する個人識別情報(以下、ID番号と呼ぶ)が記憶されている。例えば、図3に示すように、第2住宅2で暮らす核家族のうち、父親のID番号は(1)、母親のID番号は(2)、子供のID番号は(3)に設定されている。一方、施解錠制御装置19のマイコンには、核家族全員のID番号(1)(2)(3)が記憶、登録されている。
施解錠制御装置19はリクエスト信号を常時出力しており、スマートキーKが施解錠制御装置19との通信可能エリアに進入してリクエスト信号を受信すると、スマートキーKは、ID番号を情報として含む識別信号を施解錠制御装置19に送信する。施解錠制御装置19は識別信号を受信すると、ID番号が予め登録されているID番号と一致しているか否かを判定することで、そのスマートキーKが予め登録されたキーであるかの認証を行なう。
また、施解錠制御装置19は、そして、玄関ドア1a,2aの鍵を解施錠作動させるアクチュエータ(図示せず)の作動を制御するものであり、上述の如くID番号の認証がなされれば玄関ドア1a,2aの鍵を自動で解錠する。また、玄関ドア1a,2aの鍵が開いた状態で、スマートキーKがリクエスト信号との通信可能エリア外に出たことが検出されると、玄関ドア1a,2aの鍵を自動で施錠する。
また、施解錠制御装置19は、スマートキーKを携帯する住人が屋内及び屋外のいずれに進行したかを判定する。具体的には、施解錠制御装置19を構成する送受信アンテナを、玄関ドア1a,2aの屋外側と屋内側の両側に設置する。そして、屋外側送受信アンテナの通信可能エリア、及び屋内側送受信アンテナの通信可能エリアのうち、スマートキーKがいずれのエリアを先に出たかに基づき、スマートキーKが屋内及び屋外のいずれに進行したかを判定する。
そして、屋外側に進行したと判定して自動施錠した場合には、その住人は外出中であると判定し、屋内側に進行したと判定して自動施錠した場合には、その住人は在宅中であると判定する。これにより、各住人(父、母、子供)が外出中であるか在宅中であるかを判定することができ、この判定結果は統合コントローラ10に出力される。なお、本実施形態では、上記認証及び判定を施解錠制御装置19が行っているが、統合コントローラ10が行うように構成してもよい。
次に、本実施形態の要部である電気機器11〜18の遠隔操作について、図3〜図7を用いて説明する。なお、以下に説明する遠隔操作は、第1住宅1の住人が第2住宅2の電気機器11〜18を遠隔操作する場合と、第2住宅2の住人が第1住宅1の電気機器11〜18を遠隔操作する場合とで同様である。以下、第1住宅1の住人(祖父母)が第2住宅2の電気機器11〜18を遠隔操作する場合を代表例として説明する。
図4は、第1住宅1の統合コントローラ10(以下、第1コントローラ10と呼ぶ)、及び第2住宅2の統合コントローラ10(以下、第2コントローラ10と呼ぶ)の作動順序を説明する図であり、第2住宅2の核家族全員が外出し、第1住宅1の祖父母に第2住宅2内の電気機器11〜18を操作することを許可する場合における作動順序である。
先ず、第2住宅2の核家族全員が外出する場合に、玄関ドア2aの鍵を自動で施錠し、屋外側送受信アンテナの通信可能エリアから出ると、全員のID番号(1)(2)(3)について外出中であると判定され、その判定結果が第2コントローラ10に出力される。そして、第2コントローラ10は、全員が外出中である旨の情報を取得すると、防犯装置11等の各種防犯機器を外出警戒状態にセットするとともに、遠隔許可信号を第1コントローラ10に送信する(S10参照)。外出警戒状態にセットされた防犯装置11は、窓の状態に異常が生じたか否かを検出する。
第1コントローラ10は、第2コントローラ10からの遠隔許可信号を受信する(S20参照)と、遠隔制御を実行できる状態か否かを判定する(S30参照)。例えば、第1住宅1の祖父母に遠隔操作するか否かを判断するよう報知し、祖父母が遠隔操作する旨を入力操作した場合に、遠隔制御を実行できる状態であると判定する。又は、第1住宅1の施解錠制御装置19により祖父母が在宅中であると判定されている場合に、遠隔制御を実行できる状態であると判定する。
送信手段としての第1コントローラ10は、遠隔制御を実行できる状態であると判定すると、祖父母の識別情報(ID番号)を含む確認信号(識別信号)を第2コントローラ10に送信する。確認信号を受信した受信手段としての第2コントローラ10は、確認信号に含まれているID番号が、予め登録しておいた祖父母のID番号と一致して認証されるか否かを判定する。そして、前記認証が為されると、許可判定手段としての第2コントローラ10は、第2住宅2の電気機器11〜18を第1住宅1の祖父母が遠隔操作することを許可して遠隔モードに移行する(S40参照)。
遠隔モードでは、第1コントローラ10が遠隔操作信号を第2コントローラ10に送信する。なお、遠隔操作信号とは、第1住宅1の祖父母が行う遠隔操作の内容に応じて生成された、第2住宅2内の電気機器11〜18を遠隔操作するための信号である。一方、第2コントローラ10は、受信した遠隔操作信号に基づき第2住宅2の電気機器11〜18の作動を自動制御する。
ここで、上記遠隔操作の具体例について、図5、図6及び図7を用いて説明する。
図5は、第1住宅1の祖父母が第2住宅2のインターホン12を遠隔操作した場合の操作手順を説明する図であり、外出時に第2住宅2のインターホン12の呼出ボタンが来訪者により操作されると(S81参照)、防犯装置11等が外出警戒状態にセットされている場合、インターホン12のスピーカ及びマイクの信号は、第2コントローラ10から第1コントローラ10に転送される(S82参照)。その後、第1コントローラ10は、転送されたスピーカ及びマイクの信号に基づき、第1住宅1のインターホン12に来訪者の映像を表示させるとともに、来訪者の音声を出力する(S83参照)。
その後、第1住宅1の祖父母が第1住宅1のインターホン12を用いて来訪者の応対を行うと、祖父母の音声信号が第1コントローラ10から第2コントローラ10に転送される(S84参照)。その後、第2コントローラ10は、転送されたマイクの信号に基づき、第2住宅2のインターホン12から祖父母の音声を出力する。以上によれば、祖父母が第2住宅2のインターホン12を遠隔操作することにより、核家族に代わって祖父母が来訪者の応対をすることができる。
図6は、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の照明装置14を遠隔操作した場合を説明する図であり、遠隔操作内容が図6に示す態様で第1住宅1に備えられた表示画面に表示される。照明装置14の遠隔操作には、第1住宅の照明装置14の作動に連動した自動操作と、予め設定された時間帯に照明装置14を点灯させる自動制御との2種類の方法が可能である。因みに、図6の表示内容では、自動制御をオフにして連動した自動操作を行っている状態を表示しているとともに、第1住宅1及び第2住宅2の双方においてリビング及び玄関の照明装置14が点灯している状態を表示している。
図7は、第1住宅1の窓施錠モニタ11bが第2コントローラに遠隔操作される場合の操作手順を説明する図であり、外出時における第2住宅2の窓の鍵が、図7(a)に示す侵入者により解錠されると、その異常が防犯センサ11aにより検出され(S91参照)、異常検出信号が防犯センサ11aから窓施錠モニタ11bに出力される(S92参照)。また、窓施錠モニタ11bからの異常検出信号を受信した第2コントローラ10は、核家族が全員外出中である場合に、第1住宅1の第1コントローラ10及び窓施錠モニタ11bに異常検出信号を転送する(S93参照)。
次に、第1住宅1の窓施錠モニタ11bは、上述の如く異常検出信号が転送されると、図7(a)に示すように第2住宅2が異常状態である旨を表示する(S94参照)とともに、前記異常状態を報知する音を鳴らす(S95参照)。換言すれば、第1住宅1の窓施錠モニタ11bが第2コントローラ10により遠隔操作される。
この時、第1住宅1の祖父母が外出中であれば、図7(a)に示す外部通報装置20に異常検出信号を転送することが望ましい。或いは、祖父母が外出中であるか否かにかかわらず外部通報装置20に転送してもよい。
次に、第2コントローラ10は、第2住宅2内に備えられたカメラ17により撮影された異常発生場所の映像を第1コントローラ10に転送する。すると、第1コントローラ10は、第1住宅1に備えられたスクリーン表示部15a(図2参照)に転送された映像を投影するよう、映像装置15の作動を制御する(S96参照)。換言すれば、第1住宅1の映像装置15が第2コントローラ10により遠隔操作される。
次に、第1住宅1の祖父母は、第2住宅2内に備えられた複数のカメラ17のうち、いずれのカメラ17にて撮影された映像を第1コントローラ10に転送するかを切り換えるよう遠隔操作して、スクリーン表示部15aの映像を切り換える。これにより、祖父母は第2住宅2内の異常個所を確認する(S97参照)。その後、祖父母は異常内容に応じて対応する。具体的には、外出中の核家族への電話連絡及び警察への通報等を行うとともに、第2住宅2内のスピーカ18を用いて(遠隔操作して)、侵入者に対して威嚇する声を出す(S98参照)。
以上のように、図4に示すステップS40において遠隔モードへ移行すると、第1住宅1の祖父母が第2住宅2内の電気機器11〜18を遠隔操作することを許可した状態となる。ステップS40の後、第2住宅2の核家族が帰宅して在宅中であるとの判定結果を第2コントローラ10が取得すると、防犯装置11等の各種防犯機器の外出警戒セットを解除するとともに、解除信号を第1コントローラ10に送信する(S50参照)。そして、第1コントローラ10が解除信号を受信する(S60参照)と、遠隔制御を終了して、第2住宅2内の電気機器11〜18を遠隔操作できなくする(S70参照)。
以上により、本実施形態によれば、第2住宅2の核家族が外出している状況下において、第1住宅1の祖父母が第2住宅2内の電気機器11〜18を遠隔操作することが可能になるので、異なる住宅1,2の世帯間で互いに助け合い、互いの連携を強化することができる。
すなわち、例えば、核家族の外出中に第2住宅2のインターホン12の呼出ボタンが来訪者により操作されたとしても、祖父母が第2住宅2のインターホン12を遠隔操作することにより、核家族に代わって祖父母が来訪者の応対をすることができる。よって、核家族の外出中に、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の防犯性を高めるよう手助けすることができる。さらに、第2住宅2への侵入を企てる侵入者が、核家族の不在を確認するためにインターホン12を操作することもあり、このような手口の侵入者に対して第1住宅1の祖父母がインターホン12を遠隔操作すれば、第2住宅2の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
また、例えば、核家族が長期間外出している状況下において、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の照明装置14の点灯及び消灯を遠隔操作することにより、第2住宅2への侵入を企てる侵入者に対して第2住宅2の住人が在宅中であるかのように見せかけることができる。よって、核家族の長期間の外出中に、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の防犯性を高めるよう手助けすることができる。しかも、第1住宅1の照明装置14の作動に連動して第2住宅2の照明装置14の作動を自動操作すれば、実際の生活に即したタイミングで第2住宅2の照明装置14が点灯及び消灯することとなるので、より一層、在宅中であるかのように見せかけることができる。
また、例えば、核家族が外出している状況下において、第2住宅2の防犯センサ11aが異常を検出した場合には、第1住宅1の祖父母が第2住宅2内のスピーカ18を用いて(遠隔操作して)侵入者に対して威嚇する声を出すことができる。
しかも、第2住宅2の防犯センサ11aが異常を検出すると、第1住宅1のスクリーン表示部15aに第1住宅1内の映像を投影するよう、第1住宅1の映像装置15が第2コントローラ10により遠隔操作される。また、第1住宅1の祖父母は、第2住宅2内に備えられた複数のカメラ17のうち、いずれのカメラ17にて撮影された映像を第1コントローラ10に転送するかを切り換えるよう遠隔操作して、スクリーン表示部15aの映像を切り換える。また、第2住宅2の防犯センサ11aが異常を検出すると、第1住宅1の窓施錠モニタ11bは異常を報知するよう第2コントローラ10により遠隔操作される。
以上の各種遠隔操作により、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の異常を早期に発見し、早期に対処できる。よって、核家族の外出中に、第1住宅1の祖父母が第2住宅2の防犯性を高めるよう手助けすることができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、図4に示す外出警戒状態にセット可能であることに加え、図8に示す在宅警戒状態にセット可能である。なお、図8中の作動のうち図4と同じ作動については、図4中の符号と同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る第2コントローラ10では、核家族のうち父母のみを設定住人として設定し、子供を低優先住人として設定している。そして、父母が外出中であることを条件として外出警戒状態に自動でセットされるため、子供が外出していても父母が在宅中であれば外出警戒状態に自動でセットされることはない(図3参照)。また、父母が外出中であり、かつ、子供が在宅中であることを条件として在宅警戒状態に自動でセットされる。
図8は、このように外出警戒状態から在宅警戒状態に切り換わった場合の第1及び第2コントローラ10の作動順序を説明する図であり、先ず、第2住宅2の核家族全員が外出する場合に、全員のID番号(1)(2)(3)について外出中であると判定され、その判定結果が第2コントローラ10に出力される。すると、第2コントローラ10は防犯装置11等の各種防犯機器を外出警戒状態にセットするとともに、遠隔許可信号を第1コントローラ10に送信する(S10参照)。その後、図4のS20〜S40と同様に作動して外出警戒状態にセットされた状態の時に、子供が帰宅して子供のID番号(3)について在宅中であるとの判定結果を第2コントローラ10が取得(S41参照)すると、外出警戒状態から在宅警戒状態に移行する(S42参照)。
次に、外出警戒状態と在宅警戒状態との違いを説明する。
見守り用機器として設定されたエアコン13の遠隔操作については、外出警戒状態では許可されないのに対し、在宅警戒状態では許可される。核家族の全員が外出している外出警戒状態では、第2住宅2内の空調状態を遠隔操作する必要がない。これに対し、図9に示すように、子供が一人で留守番している状態では、第1住宅1の祖父母が第2住宅2のエアコン13を遠隔操作することにより、子供の空調環境を好適に操作することができる。
因みに、第2住宅2に設置された温湿度センサ13a(図2参照)により得られた検出値は、第2コントローラ10から第1コントローラ10に送信され、祖父母は子供が居る部屋の温湿度を把握することができる。なお、第1住宅1のエアコン13の作動に連動して第2住宅2のエアコン13を自動操作するようにしてもよい。
また、見守り用機器として設定されたカメラ17、マイク及びスピーカ18の遠隔操作については、外出警戒状態では防犯センサ11aにより異常が検出されない限り許可されないのに対し、在宅警戒状態では常時許可される。核家族の全員が外出している外出警戒状態では、カメラ17等の遠隔操作を許可すると核家族のプライバシーが祖父母に侵害されてしまうため望ましくない。これに対し、子供が一人で留守番している状態では、カメラ17、マイク及びスピーカ18を遠隔操作することにより、祖父母と子供の画像及び音声を相互通信することにより、祖父母が子供と会話することができる。よって、子供に安心感を与えることができる。
なお、在宅警戒状態においても外出警戒状態と同様にして、インターホン12や照明装置14等の遠隔操作を許可してもよい。
以上のように、図8に示すステップS42において在宅警戒状態へ移行すると、第1住宅1の祖父母が第2住宅2内のエアコン13、カメラ17、マイク及びスピーカ18を遠隔操作することを許可した状態となる。ステップS42の後、第2住宅2の父母が帰宅して、父母のID番号(1)(2)について在宅中であるとの判定結果を第2コントローラ10が取得すると、防犯装置11等の各種防犯機器の外出警戒セットを解除するとともに、在宅警戒状態を解除し、解除信号を第1コントローラ10に送信する(S60参照)。そして、第1コントローラ10が解除信号を受信する(S60参照)と、遠隔制御を終了して、第2住宅2内の電気機器11〜18を遠隔操作できなくする(S70参照)。
以上により、本実施形態によれば、第2住宅2の核家族のうち父母が外出して子供が在宅(一人で留守番)している状況下において、第1住宅1の祖父母が第2住宅2内のエアコン13、カメラ17、マイク及びスピーカ18を遠隔操作することが可能になるので、異なる住宅1,2の世帯間で互いに助け合い、互いの連携を強化することができる。よって、第1住宅1の祖父母住人が第2住宅2の子供を見守るよう手助けすることができる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、第1及び第2コントローラ10を以下に説明する連動モードに設定することができる。連動モードに設定されると、第1住宅1内の映像装置15、音響装置16及び照明装置14に対し、第2住宅2の核家族による遠隔操作が許可される。また、連動モードにおける遠隔操作では、第2住宅2内の各装置14,15,16の作動に連動して第1住宅1内の各装置14,15,16が遠隔制御される。
これによれば、第1住宅1と第2住宅2の双方で、各装置14,15,16等が連動して同様の作動となるようにできる。すると、例えば、映像装置15及び音響装置16を連動させて、双方にとって記念となる映像(例えば子供のピアノ発表会の映像)等を、核家族と祖父母が一緒に見ることができ、映像を一時停止させたり巻き戻ししたりする作動も連動させることにより、記念映像を見る楽しみを核家族と祖父母とで深く共有できる。
また、照明装置14を連動させて同じ明るさの雰囲気を核家族と祖父母とで共有できる。特に、例えば誕生日ケーキに火をともしてライトダウンした後、火を消した瞬間にライトアップさせるような場合には、明るさが変化するタイミングも連動することとなるので、誕生日会の雰囲気を核家族と祖父母とで深く共有できる。
また、このような連動モードにおいて、スクリーン表示部15aにお互いの部屋の映像を投影させることを許可すれば、図2に示すように核家族の部屋にある誕生日ケーキを祖父母の部屋のスクリーン表示部15aに投影させて、一緒の部屋で誕生日会を行っているように体感させることができる。図2中の斜線を付した部分がスクリーン表示部15aであり、このスクリーン表示部15aは壁面に設置されていることが望ましい。
以上のように、本実施形態に係る連動モードによれば、第1住宅1の祖父母と第2住宅2の核家族とが同じ環境を共有することで、別居の親子世帯間でも寂しさを感じさせないようにできる。
図10は、上記誕生日会を想定した場合の第1及び第2コントローラ10の作動手順を示す図であり、先ず、第2住宅2の核家族が第1住宅1の祖父母に招待カードを郵送する(S11参照)。この招待カードには、ID番号及び指定日時を記憶したメモリが内蔵されている。招待カードを祖父母が受け取る(S21参照)と、第1コントローラは招待カードと通信を行うとともに、祖父母により予め登録されていた指定日時と招待カードに記憶されていた指定日時とを照合(S22参照)する。照合により招待カードが認証されると、その指定日時の時点において、第1コントローラ10は遠隔制御を許可する遠隔モードに移行する(S31参照)。
その後、第1コントローラ10は招待カードに記憶されていたID番号を情報として含む許可信号を第2コントローラ10に送信し、許可信号を受信した第2コントローラ10は、許可信号に含まれているID番号が招待カードに記憶されていたID番号と一致するか否化を照合する。照合により招待カードの郵送先である祖父母からの許可信号である旨が確認されると、第2コントローラ10は遠隔制御を許可する遠隔モードに移行する(S44参照)。
この遠隔モードの期間中は、予め設定した各装置14,15,16について相互に遠隔操作することを許可する。そして、上述の如く映像装置15、音響装置16及び照明装置14を連動させながら、第1住宅1の祖父母と第2住宅2の核家族とで共通の誕生日会を楽しむことができる。
遠隔モードを終了する旨が第2コントローラ10に入力されると、第2コントローラ10は遠隔モードを終了するとともに、解除信号を第1コントローラ10に送信する(S52参照)。そして、第1コントローラ10が解除信号を受信する(S60参照)と、遠隔制御を終了して、双方の遠隔操作をできなくする(S70参照)。
[他の実施形態]
本発明は以上説明した実施の形態に限らず、例えば以下に別例として示した形態で実施することもできる。そして、以下に説明する各実施形態の特徴的制御内容及び構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、図1に示すように一戸建ての住宅1,2間に本発明のシステムを適用させているが、例えばマンション等の集合住宅において、同じマンション内の異なる住宅間に適用させてもよい。
・上記実施形態では、本発明に係る許可判定手段を第2コントローラ10に適用させて、第1住宅1の住人が第2住宅2の機器を遠隔操作することについての許可を判定しているが、第2コントローラ10に適用させるとともに第1コントローラ10に適用させてもよい。これによれば、上記実施形態による防犯や見守る効果が両住宅1,2において発揮されることとなるので、異なる住宅1,2の世帯間での連携をより一層強化することができる。
・上記実施形態では、第1コントローラ10と第2コントローラ10とはインターネットを用いることにより相互に通信可能にシステム構築されているが、インターネットを介さずに両コントローラ10を直接接続してもよいし、その接続は無線でも有線でもよい。
・上述の如く電気機器11〜18を遠隔操作するにあたり、オフ状態の電気機器11〜18をオン状態に遠隔操作することを許可するようにしてもよいし、その逆に、オン状態の電気機器11〜18をオフ状態に遠隔操作することを許可するようにしてもよい。
第1の実施形態に係る住宅間用遠隔操作システムの全体構成を説明する図。 遠隔操作の対象となる電気機器の住宅内への配置レイアウトを示す図。 住人の識別情報(ID番号)を示す図。 第1コントローラ及び第2コントローラの作動順序を説明する図。 第1住宅の祖父母が第2住宅のインターホンを遠隔操作した場合の操作手順を説明する図。 第1住宅の祖父母が第2住宅の照明機器を遠隔操作した場合を説明する図。 第1住宅の窓施錠モニタが第2コントローラに遠隔操作される場合の操作手順を説明する図。 第2の実施形態において、第1コントローラ及び第2コントローラの作動順序を説明する図。 子供が一人で留守番している時に、第1住宅の祖父母が第2住宅のエアコンを遠隔操作している様子を示す図。 第3の実施形態において、第1コントローラ及び第2コントローラの作動順序を説明する図。
符号の説明
1…第1住宅、2…第2住宅、10…統合コントローラ(送信手段、受信手段、許可判定手段)、11…防犯装置(機器)、12…インターホン(機器)、13…エアコン(機器)、14…照明装置(機器)、15…映像装置(機器)、16…音響装置(機器)、17…カメラ(機器)、18…マイク及びスピーカ。

Claims (11)

  1. 第1住宅に設置され、前記第1住宅の住人の識別情報を含む識別信号、及び第2住宅内の機器を遠隔操作するための遠隔操作信号を送信する送信手段と、
    前記第2住宅に設置され、前記識別信号及び前記遠隔操作信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記識別信号が予め設定された識別信号と一致して認証されたことを条件として、前記第2住宅内の機器が前記遠隔操作信号に基づき遠隔操作されることを許可する許可判定手段と、
    を備えることを特徴とする住宅間用遠隔操作システム。
  2. 予め設定された設定住人が前記第2住宅に在宅中であるか外出中であるかを判定する在宅判定手段を備え、
    前記許可判定手段は、前記在宅判定手段により外出中であると判定された場合に前記遠隔操作を許可することを特徴とする請求項1に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  3. 前記許可判定手段は、前記在宅判定手段により在宅中であると判定された場合に前記遠隔操作を禁止することを特徴とする請求項2に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  4. 前記許可判定手段は、前記機器のうちインターホンの遠隔操作を許可することを特徴とする請求項2又は3に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  5. 前記許可判定手段は、前記機器のうち照明機器の遠隔操作を許可することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の住宅間用遠隔操作システム。
  6. 前記遠隔操作信号は、前記第1住宅の照明機器の作動に連動した内容の信号であることを特徴とする請求項5に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  7. 前記許可判定手段は、前記第2住宅に設置されている防犯装置が作動可能にセットされている場合に前記遠隔操作を許可することを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の住宅間用遠隔操作システム。
  8. 前記許可判定手段により許可される前記機器には、前記第2住宅内を撮影するカメラ、マイク及びスピーカの少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項7に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  9. 前記機器には見守り用機器が含まれており、
    前記設定住人が外出中であり、かつ、前記設定住人よりも優先順位を低く設定した低優先住人が前記第2住宅に在宅中であることを条件として、前記許可判定手段は前記見守り用機器に対する前記遠隔操作を許可することを特徴とする請求項2〜8に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  10. 前記見守り用機器には、前記第2住宅内を撮影するカメラ、マイク、スピーカ及び空調機器の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項9に記載の住宅間用遠隔操作システム。
  11. 前記第1住宅及び前記第2住宅の双方には、映像装置、音響装置及び照明装置の少なくとも1つの共通装置が前記機器として設置されており、
    前記遠隔操作信号は、前記第1住宅の前記共通装置の作動に連動した内容の信号であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の住宅間用遠隔操作システム。
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