JP2008307465A - 基板塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルの移動を停止させることなく、ノズルから正常に薬液が吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる基板塗布装置を提供する。
【解決手段】基板塗布装置1は、投光器71aと受光器71bとを有するレーザセンサ71を備え、受光器71bにおける受光量の変化に基づいて、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したことを検出する。このため、ノズル部30の移動を停止させることなく各ノズル31,32,33から有機EL液が正常に吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる。また、基板塗布装置1は、液柱の検出回数をカウントすることにより、ノズル部30からの有機EL液の吐出状態を数値化して確認することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機EL表示装置用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、半導体ウエハ、磁気/光ディスク用のガラス/セラミック基板などの各種基板に対して、薬液を塗布する基板塗布装置に関する。
基板の製造工程では、基板の上面に種々の薬液を塗布する基板塗布装置が使用されている。例えば、有機EL表示装置の製造工程では、有機EL表示装置用のガラス基板の上面に有機EL液を塗布する基板塗布装置が使用されている。従来の基板塗布装置は、例えば特許文献1に開示されているように、基板の上面に向けて薬液を吐出するためのノズルと、ノズルと基板とを相対的に移動させるための移動機構とを備えている。基板塗布装置は、ノズルに形成された細孔から薬液を液柱状に吐出させ、このような薬液の吐出を継続しつつノズルと基板とを相対的に移動させることにより、基板の上面に薬液を塗布する。
特開2006−192435号公報
上記のような基板塗布装置では、ノズルの詰まりなどにより薬液が正常に吐出されない状態になると、塗布処理後の基板の表面に色斑が発生したり、基板の表面における膜厚が不均一になったりする問題が発生する。このため、基板塗布装置において、ノズルから正常に薬液が吐出されているか否かを定期的に監視することは品質管理上極めて重要である。
従来、基板塗布装置においてノズルから吐出される薬液の状態を監視するときには、カメラ(CCDカメラなど)により吐出液柱を撮影し、取得された画像に画像処理を行うことにより薬液の吐出状態を監視していた。また、ノズルからの吐出液柱に有色光を照射しつつ、吐出液柱を直接観察することにより、薬液の吐出状態を監視する場合もあった。
しかしながら、カメラにより液柱を撮影する方法では、液柱に対してカメラの焦点を合わせることが非常に困難であった。特に、1つのノズルから複数本の液柱が吐出されている場合には、全ての液柱に対してカメラの焦点を合わせることは極めて困難であり、液柱を1本ずつ別個に撮影を行う必要があった。また、ノズルの位置が変更された場合には、再度カメラの焦点を合わせる必要があるなど、作業者の負担が大きいものであった。一方、吐出液柱を直接観察する方法では、液柱が細いため肉眼で確認しにくい場合があり、また、作業者の技量によって観察結果に差異が生じることもあった。このため、一定の監視基準で定量的に監視を行うことができなかった。
また、上記のいずれの方法であっても、ノズルを動作させた状態で撮影あるいは観察を行うことは困難であるため、ノズルを一旦停止させる必要があった。このため、装置の稼働率を低下させることとなり、定常的な監視を行うことはできなかった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ノズルの移動を停止させることなく、ノズルから正常に薬液が吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる基板塗布装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基板に薬液を塗布する基板塗布装置において、基板を載置するステージと、薬液を液柱状に吐出する薬液ノズルと、前記ステージの上方の供給位置と前記ステージの側方の待機位置との間で前記薬液ノズルを移動させる移動手段と、前記移動手段により移動する前記薬液ノズルから吐出される薬液の液柱が、所定の検出位置を通過したことを検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の基板塗布装置において、前記薬液ノズルは、その移動方向の位置が異なる複数の吐出孔を有しており、前記検出手段は、前記薬液ノズルの前記複数の吐出孔から吐出される薬液により形成された複数の液柱がそれぞれ前記検出位置を通過したことを検出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の基板塗布装置において、前記検出手段により検出された液柱の数をカウントするカウント手段を更に備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の基板塗布装置において、前記カウント手段のカウント値と所定の設定値とを比較し、前記カウント値が前記設定値に満たない場合に警告表示を行う警告手段を更に備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2から請求項4までのいずれかに記載の基板塗布装置において、前記複数の液柱のそれぞれについての前記検出手段による検出の有無を判別する判別手段を更に備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の基板塗布装置において、前記検出手段は、前記液柱の移動経路の一側方から光を出射する投光部と、前記液柱の移動経路の一側方または他側方において前記光を受光してその光量を検出する受光部とを有し、前記受光部における受光量の変化に基づいて前記液柱の通過を検出することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の基板塗布装置において、前記投光部から出射されて前記受光部に受光される光は、レーザ光であることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項6または請求項7に記載の基板塗布装置において、前記受光部の受光領域を制限する遮光手段を更に備えることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の基板塗布装置において、前記検出手段は、前記待機位置と前記供給位置との間に配置され、前記検出手段の前記検出位置おける前記薬液ノズルの移動速さは、前記供給位置における前記薬液ノズルの移動速さよりも小さいことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1から請求項9までのいずれかに記載の基板塗布装置において、前記薬液ノズルは、有機EL表示装置用の発光物質と所定の溶媒とを混合させた有機EL液を薬液として吐出することを特徴とする。
請求項1〜10に記載の発明によれば、基板塗布装置は、移動手段により移動する薬液ノズルから吐出される薬液の液柱が、所定の検出位置を通過したことを検出する検出手段を備えている。このため、ノズルの移動を停止させることなく、ノズルから正常に薬液が吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、検出手段は、薬液ノズルの複数の吐出孔から吐出される薬液により形成された複数の液柱がそれぞれ検出位置を通過したことを検出する。このため、薬液ノズルの複数の吐出孔から正常に薬液が吐出されているか否かを適切に監視することができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、基板塗布装置は、検出手段により検出された液柱の数をカウントするカウント手段を更に備える。このため、ノズルからの薬液の吐出状態を数値化して確認することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、基板塗布装置は、カウント手段のカウント値と所定の設定値とを比較し、カウント値が設定値に満たない場合に警告表示を行う警告手段を更に備える。このため、各吐出孔から正常に薬液が吐出されていないときには警告表示を行い、作業者に通知することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、基板塗布装置は、複数の液柱のそれぞれについての検出手段による検出の有無を判別する判別手段を更に備える。このため、不具合のあるノズルを特定ことができ、より迅速に対処を行うことができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、検出手段は、液柱の移動経路の一側方から光を出射する投光部と、液柱の移動経路の一側方または他側方において光を受光してその光量を検出する受光部とを有し、受光部における受光量の変化に基づいて液柱の通過を検出する。このため、ノズルから正常に薬液が吐出されているか否かを、非接触で監視することができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、投光部から出射されて前記受光部に受光される光は、レーザ光である。このため、薬液の液柱が検出位置を通過したことを、より高精度に検出することができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、基板塗布装置は、受光部の受光領域を制限する遮光手段を更に備える。このため、薬液の液柱が検出位置を通過したときの受光部における受光量の変化の割合を大きくすることができる。したがって、薬液の液柱が検出位置を通過したことを、より高精度に検出することができる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、検出手段の検出位置おける薬液ノズルの移動速さは、供給位置における薬液ノズルの移動速さよりも小さい。このため、薬液の液柱が検出位置を通過したことを、更に高精度に検出することができる。
特に、請求項10に記載の発明によれば、薬液ノズルから有機EL液の液柱が正常に吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照される各図には、各部材の位置関係や動作方向を明確化するために、共通のXYZ直交座標系が付されている。
<1.基板塗布装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る基板塗布装置1の構成を示した上面図である。また、図2は、基板塗布装置1を図1のII−II線で切断した縦断面図である。この基板塗布装置1は、有機EL表示装置を製造する工程において、矩形のガラス基板(以下、単に「基板」という。)9の上面に発光物質と所定の溶媒とを混合させた有機EL液を塗布するための装置である。図1および図2に示したように、基板塗布装置1は、主として、ステージ10と、ステージ移動機構20と、ノズル部30と、ノズル移動機構40と、待機ポッド50と、回収トレイ60と、液柱検出部70と、制御部80とを備えている。
ステージ10は、平板状の外形を有し、その上面に基板9を水平姿勢に載置して保持するための保持部である。ステージ10の上面には複数の吸引孔(図示省略)が形成されている。このため、ステージ10上に基板9を載置したときには、吸引孔の吸引圧により基板9はステージ10の上面に固定保持される。ステージ10上に載置される基板9の上面には、有機EL液が塗布される位置に予め多数本の平行な溝9aが形成されている。基板9は、これらの溝9aが主走査方向(X軸方向)を向くようにステージ10上に載置される。
また、ステージ10の上方には、基板9の−X側および+X側の側部を覆うマスク板11,12が配置されている。マスク板11,12は、後述するノズル部30から吐出される有機EL液が、基板9の+X側および−X側の側部に塗布されることを防止し、主走査方向に関して有機EL液の塗布範囲を規定する役割を果たす。マスク板11,12は、所定の接続部材(図示省略)を介してステージ10に固定的に取り付けられている。
ステージ移動機構20は、ステージ10を副走査方向(Y軸方向)に移動させるための機構である。ステージ移動機構20は、例えば、モータとボールねじとを組み合わせた機構や、あるいは、リニアモータを利用した機構により構成される。ステージ10上に基板9を載置した状態で、ステージ移動機構20を動作させると、ステージ10、マスク板11,12、および基板9が一体として副走査方向に移動する。
ノズル部30は、ステージ10上に保持された基板9の上面に有機EL液を吐出するための吐出部である。ノズル部30は、赤色用、緑色用、および青色用の有機EL液を吐出するための3つのノズル31,32,33を有している。図3は、ノズル部30付近の詳細な構成を示した図である。図3に示したように、各ノズル31,32,33の下端部には、微小な(例えば、直径10〜70μm程度の)吐出孔31a,32a,33aが形成されている。また、各ノズル31,32,33にはそれぞれ配管31b,32b,33bが接続されており、配管31b,32b,33bの上流側の端部には、それぞれ赤色用、緑色用、および青色の有機EL液を供給するための有機EL液供給源31c,32c,33cが接続されている。また、配管31b,32b,33b、の経路途中には、それぞれバルブ31d,32d,33dが介挿されている。
バルブ31d,32d,33dを開放すると、有機EL液供給源31c,32c,33cから配管31b,32b,33bを介して各ノズル31,32,33に有機EL液が供給され、各ノズル31,32,33の吐出孔31a,32a,33aから下方へ向けて赤色用、緑色用、および青色用の有機EL液が吐出される。各ノズル31,32,33から吐出された有機EL液は、各ノズル31,32,33の下方において細い(例えば、直径100μm程度の)液柱La,Lb,Lcを形成する。
ノズル部30の3つのノズル31,32,33は、図1に示したように、主走査方向に所定の間隔(例えば、数mmピッチ)で配列される一方、副走査方向の位置も少しずつずらして配置されている。各ノズル31,32,33の副走査方向の位置の違いは、処理対象となる基板9の上面に形成された溝9aのピッチ幅に対応している。このため、ノズル部30は、3つのノズル31,32,33から同時に有機EL液を吐出することにより、基板9上の隣り合う3本の溝に対して、同時に有機ELを塗布することができる。
このように、この基板塗布装置1は、3つのノズル31,32,33を使用して基板9上に3列ずつ有機EL液を塗布することができる。このため、基板9の上面に効率よく有機EL液を塗布することができる。また、3つのノズル31,32,33の主走査方向および副走査方向の位置をいずれも相違させていることにより、各ノズル31,32,33自体を極端に小型化することなく、狭小な間隔で有機EL液を塗布することができる。
ノズル移動機構40は、ノズル部30を主走査方向に移動させるための機構である。図1に示したように、ノズル移動機構40は、ノズル部30を支持するための支持部41と、支持部41を主走査方向に移動させるための移動部42とを有している。移動部42は、例えば、モータとボールねじとを組み合わせた機構や、あるいは、リニアモータを利用した機構により構成されている。ノズル移動機構40は、待機ポッド50の上方位置とステージ10よりも+X側の上方位置との間の任意の位置の間で、ノズル部30を主走査方向に移動させることができる。
待機ポッド50は、ステージ10の−X側の側方において、ノズル部30を洗浄しつつ待機させるための部位である。待機ポッド50上には、ノズル部30の各ノズル31,32,33の先端部を収容するための3つの開口部51,52,53が形成されている。また、待機ポッド50の開口部51,52,53の内部には、ノズル31,32,33の先端部に向けて洗浄液を供給する機構と、ノズル31,32,33に付着した異物を吸引する機構とが設けられている。ノズル部30を待機ポッド50の上方位置に配置させると、待機ポッド50が上昇するなどして各ノズル31,32,33の先端部がそれぞれ開口部51,52,53に嵌合する。そして、待機ポッド50の内部において洗浄液の供給と吸引処理とが行われることにより、各ノズル31,32,33の吐出孔31a,32a,33aやその周囲から異物が除去される。
回収トレイ60は、ステージ10の+X側および−X側の側方においてノズル部30から吐出された有機EL液を回収するための容器である。回収トレイ60は、ステージ10の−X側(ステージ10と待機ポッド50との間)およびステージ10の+X側において、ノズル部30の移動経路の下方となる位置に配置されている。また、回収トレイ60は、上記のマスク板11,12と主走査方向に関して部分的に重複するように配置されている。このため、ステージ10の側方においてノズル部30から吐出される有機EL液は、マスク板11,12および回収トレイ60によって切れ目なく回収される。
液柱検出部70は、ノズル部30から吐出される有機EL液の液柱が図1に示した検出位置Pを通過したことを検出するための処理部である。図1および図2に示したように、液柱検出部70は、投光器71aおよび受光器71bにより構成される透過式のレーザセンサ71と、レーザセンサ71を動作制御するためのレーザセンサコントローラ72と、検出結果を表示するための検出盤73とを有している。
レーザセンサ71の投光器71aおよび受光器71bは、ステージ10と待機ポッド50との間に配置されており、その高さ位置は、ノズル部30と回収トレイ60との中間の高さ位置とされている。また、投光器71aおよび受光器71bは、検出位置Pの+Y側および−Y側に互いに対向するように配置されている。投光器71aは、所定波長(例えば600〜700nm)のレーザ光を出射する機能を有している。また、受光器71bは、投光器71aから出射されたレーザ光を受光してその光量を検出する機能を有する。
レーザセンサコントローラ72は、投光器71aおよび受光器71bと電気的に接続されている。レーザセンサコントローラ72は、投光器71aに対して駆動信号を与えることにより投光器71aからレーザ光を出射させるとともに、受光器71bの受光量を電気信号として受信する。
ノズル部30から吐出される有機EL液の液柱が上記の検出位置Pを通過すると、投光器71aから出射されたレーザ光が部分的に遮断され、受光器71bの受光量が低下する。レーザセンサコントローラ72は、受光器71bのこのような受光量の変化に基づいて、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したことを検出する。具体的には、レーザセンサコントローラ72には、予め閾値が設定されており、受光器71bにおける受光量(あるいは、受光量の通常時に対する割合)が当該閾値を下回ると、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したものとして、検出信号を発生させる。
検出盤73は、レーザセンサコントローラ72において発生した検出信号をカウントし、そのカウント値を表示部73aに表示させる。したがって、ノズル部30の3本のノズル31,32,33から有機EL液が正常に吐出されていれば、その3本の液柱が検出位置を通過することにより、検出盤73の表示部73aには数値「3」が表示される。仮に、ノズル部30のいずれかのノズルから有機EL液が吐出されていない状態であれば、検出盤73の表示部73aに表示される数値は「2」となる。
また、検出盤73には、正常時のノズル部30から吐出される有機EL液の液柱の数に相当する数値(ここでは「3」)が予め設定されている。検出盤73は、上記のカウント値が予め設定された数値に達しているかどうかをチェックし、達していない場合には表示部73aに所定の警告表示を行う機能も有している。
このように、液柱検出部70は、ノズル部30から吐出される有機EL液の液柱が検出位置Pを通過することをレーザセンサ71により検出し、検出信号のカウント値を表示部73aに表示させる。このため、作業者は、表示部73aに表示された数値を確認することにより、ノズル部30の3本のノズル31,32,33から正常に有機EL液が吐出されているかどうかを容易かつ定量的に監視することができる。
なお、レーザセンサコントローラ72および検出盤73による上記の処理は、例えば、レーザセンサコントローラ72および検出盤73の内部に構成された電子回路の電気的処理により実現することができる。レーザセンサコントローラ72および検出盤73をコンピュータ装置により構成し、コンピュータの演算処理によりレーザセンサコントローラ72および検出盤73の処理を実現するようにしてもよい。
制御部80は、基板塗布装置1内の各部を動作制御するための処理部である。図4は、制御部80と基板塗布装置1内の各部との間の接続構成を示したブロック図である。図4に示したように、制御部80は、上記のステージ移動機構20、バルブ31d,32d,33d、ノズル移動機構40、待機ポッド50、レーザセンサコントローラ72、および検出盤73と電気的に接続されており、これらの動作を制御する。制御部80は、例えばCPUやメモリを有するコンピュータによって構成され、コンピュータにインストールされたプログラムおよびユーザからの操作入力に従ってコンピュータが動作することにより、上記各部の動作制御を行う。
<2.基板塗布装置の動作>
続いて、上記の基板塗布装置1を使用して基板9の上面に有機EL液を塗布するときの動作について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。この基板塗布装置1において基板9の塗布処理を行うときには、まず、作業者は、ステージ10の上面に基板9を載置する。基板9は、その上面に形成された複数の溝9aが主走査方向を向くように、ステージ10上に載置される。そして、基板塗布装置1の制御部80において作業者が所定のスタート操作を行うと、制御部80による装置各部の動作制御が開始される。
基板塗布装置1のノズル部30は、予め待機ポッド50の開口部51,52,53にそれぞれノズル31,32,33の先端部を収納した状態で待機している。上記のスタート操作が行われると、基板塗布装置1は、まず、待機ポッド50内において洗浄液の供給と吸引処理とを行うことにより、各ノズル31,32,33の先端部を洗浄する(ステップS1)。
ノズル31,32,33の洗浄が終了すると、次に、基板塗布装置1は、各ノズル31,32,33からの有機EL液の吐出を開始する(ステップS2)。具体的には、待機ポッド50の開口部51,52,53にそれぞれノズル31,32,33の先端部が収納された状態のまま、バルブ31d,32d,33dを開放する。これにより、有機EL液供給源31c,32c,33cから配管31b,32b,33bを介して各ノズル31,32,33へ有機EL液が供給され、各ノズル31,32,33の吐出孔31a,32a,33aから赤色用、緑色用、および青色用の有機EL液が吐出される。
続いて、基板塗布装置1は、待機ポッド50を下降させるなどしてノズル31,32,33から待機ポッド50を引き離し、更に、ノズル移動機構40を動作させることにより、ノズル部30を+X側へ移動させる。ノズル部30は、各ノズル31,32,33から有機EL液を吐出しつつ+X側へ移動する。移動途中に吐出された有機EL液は、回収トレイ60やマスク板11の上面に落下して回収される。
ノズル部30が待機ポッド50の上方位置からステージ10の上方位置へ向けて移動する途中に、液柱検出部70は、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過することを検出し、その数をカウントする(ステップS3)。すなわち、液柱検出部70は、投光器71aから受光器71bに向けて連続的にレーザ光の出射を行い、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過する際の受光器71bにおける受光量の低下をレーザセンサコントローラ72により検出する。また、検出盤73は、レーザセンサコントローラ72の検出信号をカウントし、そのカウント値を表示部73aに表示する。
検出盤73は、上記のステップS3におけるカウント値が予め設定された数値「3」に達しているかどうかをチェックし(ステップS4)、カウント値が設定値よりも低い場合には(ステップS4においてNo)、制御部80に対して「異常」を示す信号を送信するとともに、表示部73aに警告表示を行う(ステップS5)。この場合には、基板塗布装置1は、ノズル部30の移動を停止させ、作業者による対処を待つ。
一方、上記のステップS4においてカウント値が設定値に達していた場合には(ステップS4においてYes)、検出盤73は、制御部80に対して「正常」を示す信号を送信し、ステップS6以降の基板塗布装置1の動作を継続させる。この場合には、基板塗布装置1は、ノズル31,32,33からの有機EL液の吐出を継続しつつ、ノズル部30を更に+X側に移動させる。これにより、基板9の上面に形成された複数本の溝9aのうち、最も+Y側の3本の溝9a上に有機EL液が塗布される。
基板塗布装置1は、ノズル部30を+X側のマスク板12の上部まで移動させると、次に、3つのノズル31,32,33の塗布幅分(すなわち、溝9aの3列分)だけステージ10および基板9を+Y側に移動させる。そして、引き続きノズル31,32,33から有機EL液を吐出しつつ、ノズル部30を−X側へ移動させる。これにより、基板9上の次の3本の溝9a上に有機EL液が塗布される。
このように、基板塗布装置1は、ノズル部30の塗布幅分だけ基板9を副走査方向にずらしながら、主走査方向への有機EL液の塗布を所定回数繰り返し、基板9上の全ての溝9a上に有機EL液を塗布する(ステップS6)。
基板9上の全ての溝9aに有機EL液が塗布されると、基板塗布装置1は、ノズル移動機構40を更に動作させ、待機ポッド50の上方位置までノズル部30を移動させる。そして、ノズル部30がステージ10の上方位置から待機ポッド50の上方位置に向けて移動する途中に、液柱検出部70は、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過することを検出し、その数をカウントする(ステップS7)。
すなわち、液柱検出部70は、投光器71aから受光器71bに向けて連続的にレーザ光の出射を行い、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過する際の受光器71bにおける受光量の低下をレーザセンサコントローラ72により検出する。また、検出盤73は、レーザセンサコントローラ72の検出信号をカウントし、そのカウント値を表示部73aに表示する。また、検出盤73は、上記のステップS7におけるカウント値が予め設定された数値「3」に達しているかどうかをチェックし(ステップS8)、カウント値が設定値よりも低い場合には(ステップS8においてNo)、表示部73aに警告表示を行う(ステップS5)。
ノズル部30が待機ポッド50の上方位置まで移動すると、基板塗布装置1は、待機ポッド50を上昇させるなどしてノズル31,32,33の先端を待機ポッド50の開口部51,52,53の内部に収納する。そして、作業者は、塗布処理後の基板9をステージ10から取り外し、一枚の基板9に対する有機EL液の塗布処理を終了する。
以上のように、本実施形態の基板塗布装置1は、投光器71aと受光器71bとを有するレーザセンサ71を備え、受光器71bにおける受光量の変化に基づいて、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したことを検出する。このため、ノズル部30の移動を停止させることなく各ノズル31,32,33から有機EL液が正常に吐出されているか否かを容易かつ定量的に監視することができる。また、基板塗布装置1は、液柱の検出回数をカウントすることにより、ノズル部30からの有機EL液の吐出状態を数値化して確認することができる。
また、この基板塗布装置1の各位置におけるノズル部30の移動の速さは、概ね図6のようになっている。図6の横軸は基板塗布装置1内における主走査方向の位置を示しており、図6の縦軸はノズル部30の移動の速さを示している。図6に示したように、検出位置Pにおけるノズル部30の移動の速さは、ステージ10の上方において塗布処理を行っているときのノズル部30の移動の速さよりも小さくなっている。基板塗布装置1は、このようにノズル部30の移動が比較的低速となる検出位置Pにおいて液柱の通過を検出する。このため、より高い精度で液柱の通過を検出することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、図7に示したように、受光器71bの受光面にスリット71cを有する遮光板71dを取り付け、受光器71bに入射する光束を制限するようにしてもよい。このようにすれば、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したときの受光器71bにおける受光量の変化の割合を大きくすることができる。このため、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したことを、より高精度に検出することができる。スリット71cの形状は、図7の例に限定されるものではないが、図7のように液柱の移動方向(X軸方向)に幅の細いスリット71cであれば、受光量の変化率をより大きくすることができるため望ましい。
また、基板塗布装置1は、レーザセンサコントローラ72において検出信号が発生した時刻と、そのときのノズル移動機構40によるノズル部30の位置とに基づいて、各ノズル31,32,33についての液柱の検出の有無を自動的に判別し、その結果を図8のように検出盤73の表示部73aに表示するようにしてもよい。このようにすれば、作業者は、不具合のあるノズルを特定ことができ、より迅速に対処を行うことができる。
また、上記の基板塗布装置1は、透過式のレーザセンサ71を使用していたが、このような透過式のレーザセンサ71に代えて、反射式のレーザセンサを使用してもよい。図9は、反射式のレーザセンサの例を示した図である。図9に示した反射式のレーザセンサ74は、液柱La,Lb,Lcの移動経路の一側方に並列配置された投光器74aと受光器74bとを有している。投光器74aは、所定波長のレーザ光を出射する機能を有している。また、受光器74bは、液柱La,Lb,Lcにおいて反射したレーザ光を受光してその光量を検出する機能を有している。
ノズル部30から吐出される有機EL液の液柱La,Lb,Lcが検出位置を通過すると、投光器74aから出射されたレーザ光が液柱La,Lb,Lcにおいて反射され、受光器74bの受光量が増加する。レーザセンサコントローラ72は、受光器74bのこのような受光量の変化に基づいて、有機EL液の液柱が検出位置を通過したことを検出する。また、反射式のレーザセンサ74は、受光器74bにおいて受光される光の位相などにより、受光器74bから液柱までの距離を検知することができる。このため、検出された各液柱の受光器74bからの距離に基づいて、各ノズル31,32,33についての液柱の検出の有無を自動的に判別し、その結果を図8のように検出盤73の表示部73aに表示させることもできる。
また、上記の例では、基板塗布装置1は、基板9に有機EL液を塗布する前および塗布した後に、液柱検出部70による検出処理を行っていたが、この検出処理は、他のタイミングで行ってもよい。例えば、基板9に有機EL液を塗布する前にのみ、液柱検出部70による検出処理を行ってもよい。また、基板9に有機ELを塗布しながら、1往復ごとにノズル部30を検出位置Pよりも−X側まで移動させ、液柱検出部70による検出処理をノズル部30の1往復ごとに行ってもよい。
また、上記の例では、1つのノズル部30に3つのノズル31,32,33が搭載されていたが、ノズル部30に搭載されるノズルの数は、1つや2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
また、上記の例では、有機EL液の液柱が検出位置Pを通過したことを非接触のレーザセンサ71,74を使用して検出していたが、他の検出手段を使用してこれを検出するようにしてもよい。例えば、検出位置に固定された接触式のセンサにより液柱の圧力を検出し、これにより液柱が検出位置を通過したことを検知するようにしてもよい。
また、上記の基板塗布装置1は、有機EL表示装置の発光層を形成する有機EL材料を基板9の上面に塗布するための装置であったが、本発明の基板塗布装置は、他の薬液を基板の上面に塗布するものであってもよい。例えば、有機EL表示装置の正孔輸送層を形成する正孔輸送材料を基板の上面に塗布するための装置であってもよい。
本発明の一実施形態に係る基板塗布装置の上面図である。 基板塗布装置を図1のII−II線で切断した縦断面図である。 ノズル部付近の詳細な構成を示した図である。 制御部と各部との間の接続構成を示したブロック図である。 基板塗布装置の動作の流れを示したフローチャートである。 各位置におけるノズル部の移動の速さを示したグラフである。 受光器に遮光板を取り付けた様子を示した斜視図である。 検出盤の表示部に各ノズルについての液柱の検出の有無を表示した様子を示した図である。 反射式のレーザセンサの例を示した図である。
符号の説明
1 基板塗布装置
9 基板
9a 溝
10 ステージ
11,12 マスク板
20 ステージ移動機構
30 ノズル部
31,32,33 ノズル
31a,32a,33a 吐出孔
40 ノズル移動機構
50 待機ポッド
60 回収トレイ
70 液柱検出部
71,74 レーザセンサ
71a,74a 投光器
71b,74b 受光器
71c スリット
71d 遮光板
72 レーザセンサコントローラ
73 検出盤
73a 表示部
80 制御部
La,Lb,Lc 液柱
P 検出位置

Claims (10)

  1. 基板に薬液を塗布する基板塗布装置において、
    基板を載置するステージと、
    薬液を液柱状に吐出する薬液ノズルと、
    前記ステージの上方の供給位置と前記ステージの側方の待機位置との間で前記薬液ノズルを移動させる移動手段と、
    前記移動手段により移動する前記薬液ノズルから吐出される薬液の液柱が、所定の検出位置を通過したことを検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする基板塗布装置。
  2. 請求項1に記載の基板塗布装置において、
    前記薬液ノズルは、その移動方向の位置が異なる複数の吐出孔を有しており、
    前記検出手段は、前記薬液ノズルの前記複数の吐出孔から吐出される薬液により形成された複数の液柱がそれぞれ前記検出位置を通過したことを検出することを特徴とする基板塗布装置。
  3. 請求項2に記載の基板塗布装置において、
    前記検出手段により検出された液柱の数をカウントするカウント手段を更に備えることを特徴とする基板塗布装置。
  4. 請求項3に記載の基板塗布装置において、
    前記カウント手段のカウント値と所定の設定値とを比較し、前記カウント値が前記設定値に満たない場合に警告表示を行う警告手段を更に備えることを特徴とする基板塗布装置。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれかに記載の基板塗布装置において、
    前記複数の液柱のそれぞれについての前記検出手段による検出の有無を判別する判別手段を更に備えることを特徴とする基板塗布装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の基板塗布装置において、
    前記検出手段は、前記液柱の移動経路の一側方から光を出射する投光部と、前記液柱の移動経路の一側方または他側方において前記光を受光してその光量を検出する受光部とを有し、前記受光部における受光量の変化に基づいて前記液柱の通過を検出することを特徴とする基板塗布装置。
  7. 請求項6に記載の基板塗布装置において、
    前記投光部から出射されて前記受光部に受光される光は、レーザ光であることを特徴とする基板塗布装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基板塗布装置において、
    前記受光部の受光領域を制限する遮光手段を更に備えることを特徴とする基板塗布装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の基板塗布装置において、
    前記検出手段は、前記待機位置と前記供給位置との間に配置され、
    前記検出手段の前記検出位置おける前記薬液ノズルの移動速さは、前記供給位置における前記薬液ノズルの移動速さよりも小さいことを特徴とする基板塗布装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の基板塗布装置において、
    前記薬液ノズルは、有機EL表示装置用の発光物質と所定の溶媒とを混合させた有機EL液を薬液として吐出することを特徴とする基板塗布装置。
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