JP2008306732A - コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置 - Google Patents

コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008306732A
JP2008306732A JP2008151664A JP2008151664A JP2008306732A JP 2008306732 A JP2008306732 A JP 2008306732A JP 2008151664 A JP2008151664 A JP 2008151664A JP 2008151664 A JP2008151664 A JP 2008151664A JP 2008306732 A JP2008306732 A JP 2008306732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scheduling
user
users
group
algorithm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008151664A
Other languages
English (en)
Inventor
Jingxiu Liu
競 秀 劉
小 明 ▲余▼
Shomei Yo
Arashi Chin
嵐 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2008306732A publication Critical patent/JP2008306732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及び装置を提供している。
【解決手段】該方法は、ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するステップ21と、同一モードでのユーザを同一のユーザグループに分けるステップ22と、ユーザフィードバック情報に基いて、複数のユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループから少なくとも一のユーザ/ユーザグループを選択するステップ23と、スケジューリングアルゴリズムを用いて、ステップ23でスケジューリングされたユーザグループ/ユーザのうち、最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ又はユーザグループを選択して最終のスケジューリング結果とするステップ24とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおけるマルチユーザスケジューリング問題に関し、具体的には、マルチユーザ−多入力多出力(MU−MIMO)システムに適用される下りリンクの、コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置に関し、コードブックに基いたプリコーディング技術を用いてマルチユーザスケジューリングを行う。
プリコーディング技術は、システム性能を向上できる効果的な方法である。該方法は、送信側において信号に対してプリ処理をすることで、受信側の複雑度を低減させることができ、システム性能を改善することができる。
プリコーディング技術において、異なる端末はチャネル情報をリアルタイムに基地局にフィードバックし、基地局は計算を通じて最適なプリコーディング処理を得る。線形プリコーディングシステムにおいて、送信側で異なるデータストリームに対して線形重み付けを行い、これらのデータストリームは、同一ユーザのデータストリームであってもよいし、異なるユーザのデータストリームであってもよい。
最適な線形プリコーディングを実現するために、ユーザによってチャネル係数Hをリアルタイムにフィードバックすることが要求されている。直交周波数分割多重(OFDM)と直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、いずれのサブキャリア/資源ブロックにおいてチャネル行列Hをフィードバックするため、大きい上りフィードバックチャネル帯域幅が必要となり、実際のシステムにおいては非現実である。
上記問題に対して、コードブックに基いたプリコーディングシステムが提案されている。図1に示すように、コードブックに基いたプリコーディングのMIMO−OFDM(A)システムにおいて、基地局側には予め設計されたコードブックがある。該コードブックは、複数のプリコーディング行列を含み、各行列は複数のプリコーディングベクトルを含む。これらの行列とベクトルは、異なるチャネル(例えばチャネルの統計情報など)と異なる最適化準則(例えば最大化容量、最小化コード誤り率など)とに応じて予め設計されたものである。
図1のデータストリームは、同一ユーザの異なるデータストリームであってもよいし、異なるユーザのデータストリームであってもよい。実際の応用時に、端末はリアルタイムのチャネル係数を基地局にフィードバックすることなく、コードブックのうち、リアルタイムのチャネルにもっともマッチングする行列又はベクトルのインデックスを基地局にフィードバックし、それとともに該行列又はベクトルに対応するチャネル品質識別(CQI,Channel Quality Indicator)も基地局にフィードバックする。基地局は、端末からのフィードバック情報を受信した後、異なるユーザのチャネル品質識別と応答のスケジューリングアルゴリズムに基いてマルチユーザスケジューリングを行う。そして、スケジューリングされたユーザからフィードバックした行列又はベクトルを直接利用して送信側のプリコーディング係数とし、改めて計算する必要がないので、コードブックに基いたプリコーディング技術はフィードバックオーバーヘッドを大幅に低減させることができる。
MIMOシステムにおいて、大体、送信ダイバーシティーモード(TD:Transmit Diversity)、空間分割多重モード(SDM:Spatial Division Multiplexing)、空間分割多重接続モード(SDMA:Spatial Division Multiple Access)の三つのモードに分けられている。
送信ダイバーシティーモードで動作しているユーザは、各資源ブロックにおいて一つのデータストリームのみを送信するため、各ユーザは、コードブックから一つの最適なプリコーディング係数のみを選択する。図2に示すように、各ユーザのフィードバック情報は、{PMI,PVI,CQI}を含み、PMIは、ユーザが選択した係数ベクトルが所在する行列のインデックスであり、PVIは、ユーザが選択した係数ベクトルがPMIにおけるインデックスであり、CQIは、対応するチャネル品質である。基地局は、異なる端末からのフィードバック情報を受信した後、異なるスケジューリングアルゴリズムに基いてマルチユーザスケジューリングを行う。
例えば、最大信号対雑音比(Max C/I)スケジューリングアルゴリズムにおいては、CQIが最大のユーザを選択し、プロポーショナルフェア(PF:Proportional Fairness)スケジューリングアルゴリズムにおいては、リアルタイムのCQIと平均CQIとの比が最大のユーザを選択する。
空間分割多重モードで動作しているユーザは、各資源ブロックにおいて複数のデータストリームを同時に伝送し、また、これらのデータストリームは同一ユーザのものである。各ユーザは、コードブックから一の最適なプリコーディング行列を選択し、該行列のインデックス及び行列中のすべてのプリコーディング係数ベクトルに対応するCQIをフィードバックする。つまり、フィードバック情報には、{PMI,CQI(i),CQI(i)…,CQINs(i)}が含まれる。ここで、Nsは、同時に伝送するデータストリームの数であると共に、コードブックにおいて各行列中プリコーディング係数ベクトルの数でもある。基地局は、異なる端末からのフィードバック情報を受信した後、異なるスケジューリングアルゴリズムに基いてマルチユーザスケジューリングを行う。
空間分割多重接続モードで動作しているユーザは、各資源ブロックにおいて複数のデータストリームを同時に伝送し、また、これらのデータストリームは異なるユーザのものである。各ユーザは、一又は複数のデータストリームを伝送でき、ここでは、各ユーザが一のデータストリームを伝送することを例として説明する。ユーザのフィードバック情報は、送信ダイバーシティーモードでのフィードバック情報とまったく同じである。基地局は、異なる端末からのフィードバック情報を受信した後、例えば、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズムなどの異なるスケジューリングアルゴリズムに基いてマルチユーザスケジューリングを行う。しかし、空間分割多重接続モードで動作しているユーザに対して、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズムの利用がまだ実現できない。
しかしながら、実際の応用時に、異なる動作モードが併存できる。例えば、空間分割多重モードと空間分割多重接続モードが併存し、つまり、一部のユーザは空間分割多重モードで動作するが、一部のユーザは空間分割多重接続モードで動作する。或いは、送信ダイバーシティーモードと空間分割多重モードが併存し、或は送信ダイバーシティーモードと空間分割多重接続モードが併存し、或は空間分割多重モード、空間分割多重接続モード、送信ダイバーシティーモードが併存する。従って、異なるモードで動作しているユーザに対するスケジューリングは、早急の解決が必要である課題の一つである。
本発明は、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて異なるモードでのユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング方法及びスケジューリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を実現するために、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて異なるモードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング方法であって、
ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するステップ21と、
同一モードでのユーザを同一のユーザグループに分けるステップ22と、
ユーザフィードバック情報に基いて、複数のユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループから少なくとも一のユーザ/ユーザグループを選択するステップ23と、
スケジューリングアルゴリズムを用いて、ステップ23でスケジューリングされたユーザグループ/ユーザのうち、最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ又はユーザグループを選択して最終のスケジューリング結果とするステップ24とを含むスケジューリング方法を提供している。
上記方法において、前記モードは、送信ダイバーシティーモード、空間分割多重モード及び空間分割多重接続モードを含む。
上記方法において、前記ステップ23とステップ24のスケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含む。
上記方法において、空間分割多重接続モードでの複数のユーザが存在する場合、前記ステップ23での、空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対するスケジューリング処理は、
同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするステップ411と、
ユーザフィードバック情報に基いて、各グループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行って少なくとも一のユーザを選択するステップ412と、
各行列内部において、ステップ412でスケジューリングされたユーザに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択するステップ413と、
複数の行列間において、ステップ413でスケジューリングされたユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてマルチユーザスケジューリング処理を行い、少なくとも一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とするステップ414とを含み、
前記ステップ413において、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応する。
上記方法において、前記ステップ412において、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
前記ステップ414において、異なる行列に対応するユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
前記ステップ23において、異なるユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行う。
また、上記目的を実現するために、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて異なるモードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング装置であって、
ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するユーザフィードバック情報受信モジュールと、
同一モードでのユーザを同一のユーザグループに分けるユーザグループ分けモジュールと、
ユーザフィードバック情報に基いて、複数のユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループから少なくとも一のユーザ/ユーザグループを選択する第1のスケジューリング処理モジュールと、
スケジューリングアルゴリズムを用いて、第1のスケジューリング処理モジュールでスケジューリングされたユーザグループ/ユーザのうち、最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ又はユーザグループを選択して最終のスケジューリング結果とする第2のスケジューリング処理モジュールとを含むスケジューリング装置を提供している。
上記装置において、前記モードは、送信ダイバーシティーモード、空間分割多重モード及び空間分割多重接続モードを含む。
上記装置において、前記第1のスケジューリング処理モジュールと第2のスケジューリング処理モジュールで使用するスケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含む。
上記装置において、空間分割多重接続モードでの複数のユーザが存在する場合、前記第1のスケジューリング処理モジュールにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリング処理を行うユニットは、
同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするグループ分けサブユニットと、
各グループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、少なくとも一のユーザを選択するグループスケジューリングサブユニットと、
各行列内部において、スケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択する行列内部スケジューリングサブユニットと、
複数の行列間において、スケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリング処理を行い、少なくとも一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とする行列間スケジューリングサブユニットとを含み、
前記行列内部スケジューリングサブユニットにおいて、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応する。
また、上記目的を実現するために、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング方法であって、
同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするステップ411と、
ユーザフィードバック情報に基いて、各グループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行って、少なくとも一のユーザを選択するステップ412と、
各行列内部において、ステップ412でスケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択するステップ413と、
複数の行列間において、ステップ413でスケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いてマルチユーザスケジューリング処理を行い、最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とするステップ414とを含み、
前記ステップ413において、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応するスケジューリング方法を提供している。
上記方法において、前記スケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含む。
上記方法において、前記ステップ412において、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行う。
上記方法において、システムが達成しようとする性能に応じて、前記ステップ412、ステップ413、ステップ414で使用されるスケジューリングアルゴリズムを選択する。
上記方法において、前記ステップ412、ステップ413、ステップ414のいずれのステップにおいて、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズムを使用する。
また、上記目的を実現するために、コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング装置であって、
同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするグループ分けモジュールと、
各グループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、少なくとも一のユーザを選択するグループスケジューリングモジュールと、
各行列内部において、スケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択する行列内部スケジューリングモジュールと、
複数の行列間において、スケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリング処理を行い、最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とする行列間スケジューリングモジュールとを含み、
前記行列内部スケジューリングモジュールにおいて、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応するスケジューリング装置を提供している。
上記装置において、前記スケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含む。
上記装置において、前記スケジューリングアルゴリズムは、いずれもプロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズムである。
上記装置において、前記グループスケジューリングモジュールは、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
前記行列内部スケジューリングモジュールは、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行う。
本発明によって、下記の効果を実現することができる。
本発明の装置及び方法を利用して、異なるモードでのユーザに対してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行った後に、各モードでのユーザに対して最終的なスケジューリング処理を行うことで、複数のモードでのユーザのスケジューリング処理を解決している。各モードでのスケジューリングは、異なるスケジューリングアルゴリズムを選択することで、システム性能に対する総合的な評価を実現する。
空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対して、本発明はユーザをグループ分けしてから、それぞれグループ内のスケジューリング、行列内のスケジューリング及び行列間のスケジューリングを行う。各段階でのスケジューリングは、異なるスケジューリングアルゴリズムを選択することで、システム性能に対する総合的な評価を実現する。
グループ内のスケジューリング、行列内のスケジューリング及び行列間のスケジューリングにおいてPFスケジューリングアルゴリズムを使用することで、空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対するPFスケジューリング処理を実現している。
本発明に係る下りMU−MIMOシステムにおいて、基地局には少なくとも二本の送信アンテナ、端末には少なくとも一本の受信アンテナが必要である。
本発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置において、ユーザのモードに応じてグループ分けしてから、異なる動作モードのユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ第1のスケジューリング処理を行った後、第1のスケジューリング処理でスケジューリングされたユーザ/ユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いて第2のスケジューリング処理を行い、スケジューリングメトリックが最大のユーザを選択して最終のスケジューリング結果とする。
本発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法は、図2に示すように、
ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するステップ21と、
同一モードで動作するユーザを同一のユーザグループにするステップ22と、
ユーザのフィードバック情報に基いて、各ユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループにおいてスケジューリングされたユーザグループ/ユーザによって第1のスケジューリング結果を構成するステップ23と、
ユーザ端末のフィードバック情報に基いて、第1のスケジューリング結果のユーザグループ/ユーザに対してスケジューリングアルゴリズムを用いて第2のスケジューリング処理を行い、第1のスケジューリング結果のうち、本ステップにおいて使用されるスケジューリングアルゴリズムに対応する最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ/ユーザグループを最終のスケジューリング結果とするステップ24とを含む。
上記ステップ23、ステップ24でのスケジューリングアルゴリズムは、同じであってもよいし、異なってもよい。スケジューリングアルゴリズムは、MaxC/Iスケジューリングアルゴリズム、PFスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムなどのマルチユーザスケジューリングアルゴリズムを含む。もちろん、本願において言及されていない他のマルチユーザスケジューリングアルゴリズムであってもよい。
本発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング装置は、図3に示すように、
ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するユーザフィードバック情報受信モジュールと、
同一モードで動作するユーザを同一のユーザグループにするユーザグループ分けモジュールと、
ユーザフィードバック情報に基いて、各ユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ第1のスケジューリング処理を行い、各ユーザグループにおいてスケジューリングされたユーザグループ/ユーザによって第1のスケジューリング結果を構成する第1のスケジューリング処理モジュールと、
ユーザ端末のフィードバック情報に基いて、第1のスケジューリング結果の中のユーザグループ/ユーザに対してスケジューリングアルゴリズムを用いて第2のスケジューリング処理を行い、第1のスケジューリング結果のうち、第2のスケジューリングアルゴリズムに対応する最大のスケジューリングメトリックのユーザ/ユーザグループを最終のスケジューリング結果とする第2のスケジューリング処理モジュールとを含む。
MIMOシステムにおいて、モードは、大体、TDモード、SDMモード及びSDMAモードに分けられる。以下、ステップ23でのこの三つのモードでの処理をそれぞれ詳しく説明する。
TDモード、SDMAモードに対して、ステップ21でのユーザフィードバック情報は、ユーザが選択した係数ベクトルが所在する行列のインデックスであるPMIと、ユーザが選択した係数ベクトルがPMIにおけるインデックスであるPVIと、対応するチャネル品質であるCQIとを含む。
SDMモードに対して、ステップ21でのユーザフィードバック情報は、ユーザが選択した行列のインデックスであるPMIと、行列中のすべてのプリコーディング係数ベクトルに対応するチャネル品質であるCQIとを含む。
図4に示すように、SDMAモードに対して、本発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法は、下記ステップを含む。
ステップ411において、ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信した後、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループに分ける。
ステップ412において、各グループ(係数ベクトル)内部において、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、該スケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックをもつ一つ又は複数のユーザを選択する。
同一グループに属する異なるユーザが同じPMIと同じPVIを有するため、スケジューリングアルゴリズムによって、同一グループ内部のユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムに対応するスケジューリングメトリックに従ってソーティング又はスケジューリングを行う。ここで、スケジューリングとは、対応するスケジューリングメトリックに基いて、複数のユーザからスケジューリングメトリックの最大の一又は複数のユーザを選択することである。これらの選択されたユーザ(つまりスケジューリングされたユーザ)は、下記ステップ413においてスケジューリングに参加できるユーザであり、スケジューリングされなかったユーザはステップ413のマルチユーザスケジューリングに参加しない。
ステップ413において、各行列内部において、ステップ412でスケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリング処理を行い、各行列内においてスケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックを持つ一組或は複数の組のユーザを選択する。選択されたユーザグループのユーザのPVIは、行列の異なるベクトルに対応している。
各行列は、Nt*Nsであり、つまり、Nt*1のベクトルをNs個含む。ここで、Ntは、送信アンテナの数であり、Nsは、同時に伝送するデータストリームの数である。
各ベクトルについて、ステップ412に従ってマルチユーザスケジューリングを行い、ステップ412でスケジューリングされたユーザのみがステップ413のスケジューリングに参加する。ステップ413でのスケジューリングの目標は、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択することである。選択された一組又は複数組のユーザについて、各グループはNs個のユーザを有し、それぞれ該行列内部のNs個の異なるベクトルに対応する。ステップ413でスケジューリングされた一組又は複数組のユーザは、ステップ414でのマルチユーザスケジューリングに参加し、スケジューリングされなかったユーザはステップ414でのマルチユーザスケジューリングに参加しない。
ステップ414において、複数の行列間において、ステップ413でスケジューリングされたユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、該スケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザを選択し、スケジューリングされた一組のユーザをSDMAモードのユーザの最終のスケジューリング結果とする。
ステップ413でのスケジューリングのあと、各行列において一組又は複数組のユーザがスケジューリングされることになる。各組は、Ns個のユーザを有し、該行列内部のNs個の異なるベクトルにそれぞれ対応する。ステップ414において、ステップ413でスケジューリングされた複数組のユーザに対してマルチユーザスケジューリングを行い、異なるスケジューリングアルゴリズムに対応する異なるスケジューリング準則で最終的に一組のユーザをスケジューリングする。該組は、Ns個のユーザを有する。
ステップ414のスケジューリングにおいて、ステップ413でのスケジューリング結果の各組のユーザは依然として一組を保持し、異なる組に属するユーザを組み合わせてスケジューリングすることは許していない。その理由は、スケジューリングの最終目標がコードブックから一つの行列を選択してプリコーディングの係数とすることであり、同一行列の異なるベクトルが異なるユーザのデータストリームに対応するため、端末がCQIをフィードバックするとき、同一行列の異なるベクトルに対応する干渉が含まれているからである。他の行列のユーザと組み合わせる場合、干渉が既に変更したため、フィードバックされるCQIは正確でない。
本方法において、ステップ412、ステップ413、ステップ414でのマルチユーザスケジューリングは互いに独立している。つまり、ステップ412でのスケジューリングが終了してからのみ、スケジューリング結果に基いてステップ413とステップ414を実行でき、ステップ413が終了してからのみ、スケジューリング結果に基いてステップ414を実行できる。
しかしながら、各ステップ間は互いに関連している。先に実行されたスケジューリングステップにおいてスケジューリングされたユーザのみが以降のステップに参加できるからである。このようなスケジューリングフローに基いて、異なるスケジューリングステップにおいて異なるスケジューリングアルゴリズムを使用することで、異なる性能を取得できる。これは、本方法のポイントである。また、異なるスケジューリングステップにおいてスケジューリングされたユーザの数が互いに独立である。
SDMAモードに対して、本発明の、コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング装置は、図5に示すように、ユーザ端末から受信した、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信してから、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするグループ分けモジュールと、各グループ(係数ベクトル)内部において、第1のスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、該第1のスケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックを持つ少なくとも一のユーザを選択するグループスケジューリングモジュールと、各行列内部においてグループスケジューリングモジュールでスケジューリングされたユーザに対して、第2のスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、各行列から第2のスケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックを持つ一組又は複数組のユーザを選択する行列内部スケジューリングモジュールと、複数の行列間において行列内部スケジューリングモジュールでスケジューリングされたユーザグループに対して、第3のスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、第3のスケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザグループを選択して、SDMAモードでのマルチユーザスケジューリング結果とする行列間スケジューリングモジュールとを含む。上記行列内部スケジューリングモジュールにおいて、選択されたユーザグループのユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応する。
一方、TDモードとSDMモードでのユーザに対しては、スケジューリングアルゴリズムを利用して直接スケジューリングを行い、スケジューリングアルゴリズムに対して最大のスケジューリングメトリックをもつ一又は複数のユーザを選択すればよい。
以下、異なる実施例を用いて本発明の方法をそれぞれ説明する。
説明の前に、本発明の具体的な実施例におけるシステムパラメータをまず説明する。
本発明の具体的な実施例において、基地局は、二本の下り送信アンテナを有し、端末は、二本の下り受信アンテナを有している。MU−MIMOのRankはRank=2であり、つまり、同一時間周波数資源において二つのデータストリームを伝送する。また、12個の端末(ユーザ1〜ユーザ12)がSDMAモードで動作し、3個のユーザ(ユーザ13〜ユーザ15)がTDモードで動作し、3個のユーザ(ユーザ16〜ユーザ18)がSDMモードで動作すると仮定する。また、資源ブロック(シングルキャリアシステムの時間単位であり、又は、OFDMシステム中の一つの周波数領域のサブバンド及び時間領域の一つのスケジューリング周期である。周波数領域サブバンドの幅が制限されていない)が1個であって、プリコーディングのコードブックは
Figure 2008306732
である。
該コードブックは二つの行列を含み、各行列は二つの列ベクトルを含み、各列ベクトルは一つの空間上のデータストリームに対応している。MU−MIMOスケジューリングの目的は、コードブックから一つの行列を選択することである。該行列は、二つの異なるユーザのデータストリームをサポートし、スケジューリングされた二つのユーザが一定のスケジューリング準則を満足させるようにする。
実施例においては、Max C/IとPFスケジューリングアルゴリズムしか使用しない。PFスケジューリングアルゴリズムにおいて、異なるユーザがスケジューリングされるデータ速度の平均値及びユーザフィードバック情報は、下記のテーブルに示すようである。
Figure 2008306732
Figure 2008306732
Figure 2008306732
Figure 2008306732
Figure 2008306732
<第一の実施例>
本発明の第一の実施例において、すべてのユーザがSDMAモード(セルにはユーザ1〜ユーザ12しかいない)で動作し、ステップ412、ステップ413、ステップ414でPFスケジューリングアルゴリズムを使用する。
本発明の第一の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップA1において、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにする。グループ分けの結果、SDMAモードでのユーザフィードバック情報テーブルに示すように、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3が同じグループに分けられ、第1の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6が同じグループに分けられ、第1の行列の第2のベクトルに対応し、ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9が同じグループに分けられ、第2の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12が同じグループに分けられ、第2の行列の第2のベクトルに対応する。
ステップA2において、各グループ内において、PFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ここで、各ベクトルにおいて二のユーザをスケジューリングすると仮定すると、PFのスケジューリング準則に基いて、各ベクトルにおいてPFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最大の二のユーザをスケジューリングする。算出した結果によると、第1の行列の第1のベクトルに対応するグループにおいては、ユーザ2、ユーザ3がスケジューリングされ、PFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最小のユーザ1はスケジューリングされなかった。第1の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいては、ユーザ5、ユーザ6がスケジューリングされ、ユーザ4がスケジューリングされなかった。第2の行列の第1のベクトルに対応するグループにおいては、ユーザ7、ユーザ8がスケジューリングされ、ユーザ9がスケジューリングされなかった。第2の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいては、ユーザ11、ユーザ12がスケジューリングされ、ユーザ10がスケジューリングされなかった。従って、スケジューリングされた八のユーザのみが以降のスケジューリングに参加し、スケジューリングされなかった四のユーザは以降のスケジューリングに参加しない。
ステップA3において、各行列内部において、PFアルゴリズムを利用してスケジューリングを行う。ここで、各行列内部において二組のユーザ(各組には二のユーザを含む)をスケジューリングすると仮定すると、PFのスケジューリング準則に基いて、各行列内部においてPFスケジューリングメトリックの和が最大の二組のユーザを選択する。
次のテーブルは、実施例1のステップA3においてスケジューリングに参加するユーザ及びそのフィードバック情報を示す。
Figure 2008306732
次のテーブルに示すように、各行列内部には四組のユーザグループがある。
Figure 2008306732
PFスケジューリングアルゴリズムに基き、PFスケジューリングメトリックの和から分かるように、第1の行列においてユーザグループ(3、5)とユーザグループ(3、6)がスケジューリングされ、第2の行列において、ユーザグループ(7、12)とユーザグループ(8、12)がスケジューリングされる。他のユーザグループは、スケジューリングされず、以降のスケジューリングに参加しない。
ステップA4において、PFアルゴリズムを利用して行列間においてスケジューリングを行い、PFアルゴリズムメトリックの和が最大のユーザグループを選択する。上記によると、ユーザグループ(3、5)(Sum(CQI/Ave)が13.3である)が最終的にスケジューリングされる。
シグナリング及びデータの伝送ステップにおいて、ユーザ3とユーザ5のデータストリームが同時に送信され、それぞれ第2の行列の二つのベクトルをプリコーディングの重み付け係数とする。
<第二の実施例>
本発明の第二の実施例において、すべてのユーザがSDMAモード(セルにはユーザ1〜ユーザ12しかいない)で動作し、ステップ412、ステップ413、ステップ414でそれぞれPF、MaxC/I、PFスケジューリングアルゴリズムを使用する。
本発明の第二の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップB1において、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにする。グループ分けの結果、SDMAモードでのユーザフィードバック情報テーブルに示すように、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3が同じグループに分けられ、第1の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6が同じグループに分けられ、第1の行列の第2のベクトルに対応し、ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9が同じグループに分けられ、第2の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12が同じグループに分けられ、第2の行列の第2のベクトルに対応する。
ステップB2において、各グループ内において、PFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ここで、各ベクトルにおいて二のユーザをスケジューリングすると仮定すると、PFのスケジューリング準則に基いて、各ベクトルにおいてPFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最大の二のユーザをスケジューリングする。算出した結果によると、第1の行列の第1のベクトルに対応するユーザグループにおいて、ユーザ2、ユーザ3がスケジューリングされ、PFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最小のユーザ1がスケジューリングされなかった。第1の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ5、ユーザ6がスケジューリングされ、ユーザ4がスケジューリングされなかった。第2の行列の第1のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ7、ユーザ8がスケジューリングされ、ユーザ9がスケジューリングされなかった。第2の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ11、ユーザ12がスケジューリングされ、ユーザ10がスケジューリングされなかった。従って、スケジューリングされた八のユーザのみが以降のスケジューリングに参加し、スケジューリングされなかった四のユーザは以降のスケジューリングに参加しない。
ステップB3において、各行列内部において、MaxC/Iアルゴリズムを利用してスケジューリングを行う。ここで、各行列内部において二組のユーザ(各組には二のユーザを含む)をスケジューリングすると仮定すると、MaxC/Iスケジューリング準則に基いて、各行列内部においてMaxC/Iスケジューリングメトリック(CQI)の和が最大の二組のユーザを選択する。
各行列内部にはぞれぞれ四組のユーザグループがあり、(2、5)、(2、6)、(3、5)、(3、6)、(7、11)、(7、12)、(8、11)、(8、12)である。各組のユーザのCQIの和はそれぞれ、18.4、17.1、11.2、9.9、14.4、12.6、10.8、9.0である。従って、第1の行列において、ユーザグループ(2、5)とユーザ(2、6)がスケジューリングされ、第2の行列において、ユーザグループ(7、11)とユーザグループ(7、12)がスケジューリングされる。
ステップB4において、PFアルゴリズムを利用して行列間においてスケジューリングを行い、PFアルゴリズムメトリックの和が最大のユーザグループを選択する。上記によると、ユーザグループ(7、12)(Sum(CQI/Ave)が6である)が最終的にスケジューリングされる。
<第三の実施例>
本発明の第三の実施例において、すべてのユーザがSDMAモード(セルにはユーザ1〜ユーザ12しかいない)で動作し、ステップ412、ステップ413、ステップ414で、それぞれPF、PF、MaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを使用する。
本発明の第三の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップC1において、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにする。グループ分けの結果、SDMAモードでのユーザフィードバック情報テーブルに示すように、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3が同じグループに分けられ、第1の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6が同じグループに分けられ、第1の行列の第2のベクトルに対応し、ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9が同じグループに分けられ、第2の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12が同じグループに分けられ、第2の行列の第2のベクトルに対応する。
ステップC2において、各グループ内において、PFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ここで、各ベクトルにおいて二のユーザをスケジューリングすると仮定すると、PFのスケジューリング準則に基いて、各ベクトルにおいてPFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最大の二のユーザをスケジューリングする。算出した結果によると、第1の行列の第1のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ2、ユーザ3がスケジューリングされ、PFスケジューリングメトリック(CQI/Ave)が最小のユーザ1がスケジューリングされなかった。第1の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ5、ユーザ6がスケジューリングされ、ユーザ4がスケジューリングされなかった。第2の行列の第1のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ7、ユーザ8がスケジューリングされ、ユーザ9がスケジューリングされなかった。第2の行列の第2のベクトルに対応するグループにおいて、ユーザ11、ユーザ12がスケジューリングされ、ユーザ10がスケジューリングされなかった。従って、スケジューリングされた八のユーザのみが以降のスケジューリングに参加し、スケジューリングされなかった四のユーザは以降のスケジューリングに参加しない。
ステップC3において、各行列内部において、PFアルゴリズムを利用してスケジューリングを行う。ここで、各行列内部において二組のユーザ(各組には二のユーザを含む)をスケジューリングすると仮定すると、PFのスケジューリング準則に基いて、各行列内部においてPFスケジューリングメトリックの和が最大の二組のユーザを選択する。
次のテーブルは、実施例3のステップC3においてスケジューリングに参加するユーザ及びそのフィードバック情報を示す。
Figure 2008306732
次のテーブルに示すように、各行列内部には四組のユーザグループがある。
Figure 2008306732
PFスケジューリングアルゴリズムに基き、PFスケジューリングメトリックの和から分かるように、第1の行列においてユーザグループ(3、5)とユーザグループ(3、6)がスケジューリングされ、第2の行列において、ユーザグループ(7、12)とユーザグループ(8、12)がスケジューリングされる。他のユーザグループはスケジューリングされず、以降のスケジューリングに参加しない。
ステップC4において、行列間において、MaxC/Iアルゴリズムを利用してスケジューリングを行い、MaxC/Iアルゴリズムメトリックの和が最大のユーザグループを選択する。上記によると、ユーザグループ(7、12)(Sum(CQI/Ave)が14.4である)が最終的にスケジューリングされる。
<第四の実施例>
本発明の第四の実施例において、すべてのユーザがSDMAモード(セルにはユーザ1〜ユーザ12しかいない)で動作する。
本発明の第四の実施例は、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにした後、各グループに対して独立なスケジューリング処理を行う際に異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて処理する点で、第一、第二、第三の実施例と異なっている。
本発明の第四の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップD1において、同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにする。グループ分けの結果、SDMAモードでのユーザフィードバック情報テーブルに示すように、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3が同じグループに分けられ、第1の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6が同じグループに分けられ、第1の行列の第2のベクトルに対応し、ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9が同じグループに分けられ、第2の行列の第1のベクトルに対応し、ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12が同じグループに分けられ、第2の行列の第2のベクトルに対応する。
ステップD2において、各グループ内において、それぞれPF、MaxC/I、PF、MaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。具体的には下記ステップを含む。
ステップD21において、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3に対してPFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3のCQI/Aveがそれぞれ0.9、2.5、11.5であるため、ユーザ2、ユーザ3がスケジューリングされる。
ステップD22において、ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6に対してMaxC/Iアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザ4、ユーザ5、ユーザ6のCQIがそれぞれ4.9、8.9、7.6であるため、ユーザ5、ユーザ6がスケジューリングされる。
ステップD23において、ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9に対してPFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザ7、ユーザ8、ユーザ9のCQI/Aveがそれぞれ2.7、2.4、0.2であるため、ユーザ7、ユーザ8がスケジューリングされる。
ステップD24において、ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12に対してMaxC/Iアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザ10、ユーザ11、ユーザ12のCQIがそれぞれ7.9、4.4、6.2であるため、ユーザ10、ユーザ12がスケジューリングされる。
ステップD3において、各組内において、PFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ここで、各ベクトルにおいて二のユーザをスケジューリングすると仮定し、次のテーブルは、ステップD3でのスケジューリングに参加するユーザ及びそのフィードバック情報を示す。
Figure 2008306732
次のテーブルに示すように、各行列内部には四組のユーザグループがある。
Figure 2008306732
PFスケジューリング準則に基き、行列においてスケジューリングされるユーザグループは(3、5)、(3、6)、(7、12)、(8、12)である。
ステップD4において、PFアルゴリズムを利用して行列間においてマルチユーザスケジューリングを行う。上記テーブルからわかるように、ユーザグループ(3、5)が最終的にスケジューリングされる。
<第五の実施例>
本発明の第五の実施例において、セル内に、ユーザ1〜ユーザ15がある。ユーザ1〜ユーザ12はSDMAモードで動作し、ユーザ13〜ユーザ15はTDモードで動作する。
SDMAモードでのユーザのスケジューリングに対して、ステップ412、ステップ413、ステップ414のいずれのステップにおいてPFスケジューリングアルゴリズムを利用して二組のユーザを選択し、TDモードでのユーザのスケジューリングに対しては、PFスケジューリングアルゴリズムを利用して二のユーザを選択する。
本発明の第五の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップE1において、モードに応じてグループ分けをする。SDMAモードでのユーザ1〜ユーザ12を同じグループにし、TDモードでのユーザ13〜ユーザ15を同じグループにする。
ステップE2において、異なるモードのユーザグループに対して独立なスケジューリングをそれぞれ行う。詳しくは下記ステップを含む。
ステップE21において、ユーザ1〜ユーザ12に対してスケジューリングを行う。ステップ412、ステップ413、ステップ414でそれぞれPF、PF、PFスケジューリングアルゴリズムを利用するため、第1の実施例と比べると、ステップD21で二組のユーザをスケジューリングする必要がある点のみで異なっている。従って、ステップE21でスケジューリングされたユーザグループは(3、5)と(3、6)となる。その詳しい過程は、第1の実施例において既に詳しく記載したため、重複に記載しない。
ステップE22において、ユーザ13〜ユーザ15に対してPFアルゴリズムを利用してスケジューリングを行って二のユーザを選択する。
ステップE22において、ユーザ13、ユーザ14、ユーザ15に対応するCQI/Aveがそれぞれ0.9、2.5、11.5であるため、ユーザ14、ユーザ15がスケジューリングされる。
ステップE3において、ステップE2でスケジューリングされたユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)及びユーザ14、ユーザ15に対して、MaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを利用してスケジューリング処理を行う。ユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)及びユーザ14、ユーザ15の情報は、下記のテーブルに示すようである。
Figure 2008306732
上記テーブルによると、最終的にユーザグループ(3、5)がスケジューリングされる。該二のユーザはSDMAモードで動作し、対応するPMIは1である。
〈第六の実施例〉
本発明の第六の実施例において、セル内には、ユーザ13〜ユーザ18がある。ユーザ13〜ユーザ15はTDモードで動作し、ユーザ16〜ユーザ18はSDMモードで動作する。
本発明の第六の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップF1において、モードに応じてグループ分けをする。TDモードでのユーザ13〜ユーザ15を同じグループにし、SDMモードでのユーザ16〜ユーザ18を同じグループにする。
ステップF2において、異なるモードのユーザグループに対して独立なスケジューリングをそれぞれ行う。詳しくは下記ステップを含む。
ステップF21において、ユーザ13〜ユーザ15に対して、PFアルゴリズムを利用してスケジューリングを行って二のユーザを選択する。ユーザ13、ユーザ14、ユーザ15に対応するCQI/Aveがそれぞれ0.9、2.5、11.5であるため、ユーザ14、ユーザ15がスケジューリングされる。
ステップF22において、SDMモードでのユーザ16〜ユーザ18に対して、MaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行い、スケジューリングすることで一のユーザを選択する。ユーザ16、ユーザ17、ユーザ18に対応するCQIの和がそれぞれ8.6、10.3、7.4であるため、ユーザ17がスケジューリングされる。
ステップF3において、ステップF2でスケジューリングされたユーザ14、ユーザ15、ユーザ17に対して、PFアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザ14、ユーザ15、ユーザ17のCQI/Aveがそれぞれ2.5、11.5、2.7であるため、TDモードでのユーザ15がスケジューリングされる。
<第七の実施例>
本発明の第七の実施例において、セル内には、ユーザ1〜ユーザ12及びユーザ16〜ユーザ18がある。ユーザ1〜ユーザ12はSDMAモードで動作し、ユーザ16〜ユーザ18はSDMモードで動作する。
本発明の第七の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップG1において、モードに応じてグループ分けをする。SDMAモードでのユーザ1〜ユーザ12を同じグループにし、SDMモードでのユーザ16〜ユーザ18を同じグループにする。
ステップG2において、異なるモードのユーザグループに対して独立なスケジューリングをそれぞれ行う。詳しくは下記ステップを含む。
ステップG21において、SDMAモードでのユーザに対してスケジューリングを行い、ステップ412、ステップ413、ステップ414でそれぞれPF、PF、PFスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリングを行って二組のユーザグループをスケジューリングする。第1の実施例からわかるように、ユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)が最終的にスケジューリングされ、そのSum(CQI/Ave)はそれぞれ13.3、12.6である。
ステップG22において、SDMモードでのユーザに対してMaxC/Iアルゴリズムでスケジューリングを行い、スケジューリングを通じて一のユーザを選択する。ここで、ユーザ17のCQIの和が10.3であって最大のため、ユーザ17がスケジューリングされる。
ステップG3において、ステップG2でスケジューリングされたユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)及びユーザ17に対してMaxC/Iアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)及びユーザ17のCQIがそれぞれ11.2、9.9、10.3であるため、SDMAモードでのユーザグループ(3、5)がスケジューリングされる。
<第八の実施例>
本発明の第八の実施例において、セル内には、ユーザ1〜ユーザ18がある。ユーザ1〜ユーザ12はSDMAモードで動作し、ユーザ13〜ユーザ15はTDモードで動作し、ユーザ16〜ユーザ18はSDMモードで動作する。
本発明の第八の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップH1において、モードに応じてグループ分けをする。SDMAモードでのユーザ1〜ユーザ12を同じグループにし、TDモードでのユーザ13〜ユーザ15を同じグループにし、SDMモードでのユーザ16〜ユーザ18を同じグループにする。
ステップH2において、異なるモードのユーザグループに対して独立なスケジューリングをそれぞれ行う。詳しくは下記ステップを含む。
ステップH21において、SDMAモードでのユーザに対してスケジューリングを行い、ステップ412、ステップ413、ステップ414でそれぞれPF、PF、PFスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリングを行って二組のユーザグループをスケジューリングする。第一の実施例からわかるように、ユーザグループ(3、5)とユーザグループ(3、6)とが最終的にスケジューリングされ、そのSum(CQI/Ave)はそれぞれ13.3、12.6である。
ステップH22において、TDモードでのユーザに対してPFアルゴリズムでスケジューリングを行って二のユーザを選択する。ユーザ13、ユーザ14、ユーザ15に対応するCQI/Aveがそれぞれ0.9、2.5、11.5であるため、ユーザ14、ユーザ15がスケジューリングされる。
ステップH23において、SDMモードでのユーザに対してMaxC/Iアルゴリズムでスケジューリングを行って一のユーザを選択する。ユーザ16、ユーザ17、ユーザ18に対応するCQIの和がそれぞれ8.6、10.3、7.4であるため、ユーザ17がスケジューリングされる。
ステップH3において、ステップH2でスケジューリングされたユーザグループ(3、5)、ユーザグループ(3、6)及びユーザ14、ユーザ15、ユーザ17に対してMaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを利用してスケジューリング処理を行う。該ステップのスケジューリングに参加するユーザの情報は下記のようである。
Figure 2008306732
従って、Sum(CQI)が11.2であって、SDMAモードで動作するユーザグループ(3、5)がスケジューリングされる。
<第九の実施例>
本発明の第九の実施例において、セル内には、ユーザ1〜ユーザ18がある。ユーザ1〜ユーザ12はSDMAモードで動作し、ユーザ13〜ユーザ15はTDモードで動作し、ユーザ16〜ユーザ18はSDMモードで動作する。
SDMAモードでのユーザに対して、PMIとPVIとに基いてグループ分けした後、各グループに対して独立なスケジューリング処理を行う際に異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて処理を行う。
本発明の第九の実施例の方法は、具体的に下記ステップを含んでいる。
ステップI1において、モードに応じてグループ分けをする。SDMAモードでのユーザ1〜ユーザ12を同じグループにし、TDモードでのユーザ13〜ユーザ15を同じグループにし、SDMモードでのユーザ16〜ユーザ18を同じグループにする。
ステップI2において、異なるモードのユーザグループに対して独立なスケジューリングをそれぞれ行う。詳しくは下記ステップを含む。
ステップI21において、SDMAモードでのユーザに対してスケジューリングを行う。ここで、スケジューリング処理は第四の実施例と完全に同じであり、ユーザグループ(3、5)が最終的にスケジューリングされる。
ステップI22において、ユーザ13〜ユーザ15に対してPFアルゴリズムでスケジューリングを行って二のユーザを選択する。ユーザ13、ユーザ14、ユーザ15に対応するCQI/Aveがそれぞれ0.9、2.5、11.5であるため、ユーザ14、ユーザ15がスケジューリングされる。
ステップI23において、SDMモードでのユーザに対してMaxC/Iアルゴリズムでスケジューリングを行い、スケジューリングを通じて一のユーザを選択する。ユーザ17のCQIの和が10.3であって最大のため、ユーザ17がスケジューリングされる。
ステップI3において、ステップI2でスケジューリングされたユーザグループ/ユーザに対してMaxC/Iスケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリングを行う。ユーザグループ(3、5)のCQIの和が11.2であって、他のユーザグループ/ユーザのCQI或いはCQIの和より大きいため、ユーザグループ(3、5)が最終的にスケジューリングされる。
上記実施例から見ると、異なるスケジューリングアルゴリズムを採用することによって、異なるスケジューリング結果を得る。従って、スケジューリングアルゴリズムを選択することによって、システムのスループットと公平性との間でバランスを取ることができる。
上述は、本発明の好ましい実施例に過ぎない。もちろん、当業者にとって、本発明の発明原理を逸脱しない前提で、若干な改進や変更が可能であり、これらの改進及び変更は、本発明の保護範囲に属することを理解されよう。
コードブックに基いたプリコーディングシステムの送信側の構成図を示す。 発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法のフローを示す。 本発明のコードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング装置の構成図を示す。 空間分割多重接続モードでのユーザのスケジューリング処理のフローを示す。 空間分割多重接続モードでの本発明による装置の構成図を示す。

Claims (21)

  1. コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて異なるモードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング方法であって、
    ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するステップ21と、
    同一モードでのユーザを同一のユーザグループに分けるステップ22と、
    ユーザフィードバック情報に基いて、複数のユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループから少なくとも一のユーザ/ユーザグループを選択するステップ23と、
    スケジューリングアルゴリズムを用いて、ステップ23でスケジューリングされたユーザグループ/ユーザのうち、最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ又はユーザグループを選択して最終のスケジューリング結果とするステップ24と
    を含むことを特徴とするスケジューリング方法。
  2. 前記モードは、送信ダイバーシティーモード、空間分割多重モード及び空間分割多重接続モードを含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  3. 前記ステップ23とステップ24のスケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  4. 空間分割多重接続モードでの複数のユーザが存在する場合、前記ステップ23での、空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対するスケジューリング処理は、
    同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするステップ411と、
    ユーザフィードバック情報に基いて、各グループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行って少なくとも一のユーザを選択するステップ412と、
    各行列内部において、ステップ412でスケジューリングされたユーザに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択するステップ413と、
    複数の行列間において、ステップ413でスケジューリングされたユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてマルチユーザスケジューリング処理を行い、少なくとも一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とするステップ414とを含み、
    前記ステップ413において、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のスケジューリング方法。
  5. 前記ステップ412において、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ414において、異なる行列に対応するユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ23において、異なるユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ステップ412において、各グループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ414において、異なる行列に対応するユーザグループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ23において、異なるユーザグループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて異なるモードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング装置であって、
    ユーザ端末から送信された、コードブックに基いて取得したユーザフィードバック情報を受信するユーザフィードバック情報受信モジュールと、
    同一モードでのユーザを同一のユーザグループに分けるユーザグループ分けモジュールと、
    ユーザフィードバック情報に基いて、複数のユーザグループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各ユーザグループから少なくとも一のユーザ/ユーザグループを選択する第1のスケジューリング処理モジュールと、
    スケジューリングアルゴリズムを用いて、第1のスケジューリング処理モジュールでスケジューリングされたユーザグループ/ユーザのうち、最大のスケジューリングメトリックをもつユーザ又はユーザグループを選択して最終のスケジューリング結果とする第2のスケジューリング処理モジュールと
    を含むことを特徴とするスケジューリング装置。
  8. 前記モードは、送信ダイバーシティーモード、空間分割多重モード及び空間分割多重接続モードを含むことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1のスケジューリング処理モジュールと第2のスケジューリング処理モジュールで使用するスケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含むことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 空間分割多重接続モードでの複数のユーザが存在する場合、前記第1のスケジューリング処理モジュールにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリング処理を行うユニットは、
    同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするグループ分けサブユニットと、
    各グループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、少なくとも一のユーザを選択するグループスケジューリングサブユニットと、
    各行列内部において、スケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択する行列内部スケジューリングサブユニットと、
    複数の行列間において、スケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリング処理を行い、少なくとも一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とする行列間スケジューリングサブユニットとを含み、
    前記行列内部スケジューリングサブユニットにおいて、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応することを特徴とする請求項7、8又は9に記載のスケジューリング装置。
  11. コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング方法であって、
    同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするステップ411と、
    ユーザフィードバック情報に基いて、各グループに対してスケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行って、少なくとも一のユーザを選択するステップ412と、
    各行列内部において、ステップ412でスケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いてそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択するステップ413と、
    複数の行列間において、ステップ413でスケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを用いてマルチユーザスケジューリング処理を行い、最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とするステップ414とを含み、
    前記ステップ413において、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応することを特徴とする方法。
  12. 前記スケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記ステップ412において、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記ステップ412において、各グループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記ステップ413において、同一行列内部のユーザグループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. システムが達成しようとする性能に応じて、前記ステップ412、ステップ413、ステップ414で使用されるスケジューリングアルゴリズムを選択することを特徴とする請求項11又は12に記載の方法。
  16. 前記ステップ412、ステップ413、ステップ414のいずれのステップにおいて、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズムを使用することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. コードブックに基いたプリコーディングシステムにおいて空間分割多重接続モードでの複数のユーザに対してスケジューリングを行うスケジューリング装置であって、
    同じPMIとPVIを選択したユーザを同じグループにするグループ分けモジュールと、
    各グループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、少なくとも一のユーザを選択するグループスケジューリングモジュールと、
    各行列内部において、スケジューリングされたユーザに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してそれぞれ独立なスケジューリング処理を行い、各行列内において少なくとも一組のユーザを選択する行列内部スケジューリングモジュールと、
    複数の行列間において、スケジューリングされたユーザグループに対して、スケジューリングアルゴリズムを利用してマルチユーザスケジューリング処理を行い、最大のスケジューリングメトリックをもつ一組のユーザを選択して、空間分割多重接続モードでのユーザグループのスケジューリング結果とする行列間スケジューリングモジュールとを含み、
    前記行列内部スケジューリングモジュールにおいて、ユーザのPVIは行列の異なるベクトルに対応することを特徴とするスケジューリング装置。
  18. 前記スケジューリングアルゴリズムは、最大信号対雑音比スケジューリングアルゴリズム、プロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズム及びラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記スケジューリングアルゴリズムは、いずれもプロポーショナルフェアスケジューリングアルゴリズムであることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 前記グループスケジューリングモジュールは、各グループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記行列内部スケジューリングモジュールは、同一行列内部のユーザグループに対して異なるスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  21. 前記グループスケジューリングモジュールは、各グループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いて独立なスケジューリング処理を行い、及び/又は、
    前記行列内部スケジューリングモジュールは、同一行列内部のユーザグループに対して同一のスケジューリングアルゴリズムを用いてスケジューリング処理を行うことを特徴とする請求項17に記載の装置。
JP2008151664A 2007-06-11 2008-06-10 コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置 Pending JP2008306732A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN 200710108998 CN101325441A (zh) 2007-06-11 2007-06-11 基于码书的预编码系统的调度方法及调度装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008306732A true JP2008306732A (ja) 2008-12-18

Family

ID=40188807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008151664A Pending JP2008306732A (ja) 2007-06-11 2008-06-10 コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008306732A (ja)
CN (1) CN101325441A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033744A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc チャネルベクトル量子化に基いたスケジューリング及びプリコーディングの方法及び装置
JP2010154076A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局
WO2010079794A1 (ja) 2009-01-07 2010-07-15 住友重機械工業株式会社 ハイブリッド式建設機械の暖機方法及びハイブリッド式建設機械
WO2011021261A1 (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 株式会社日立製作所 無線基地局、無線端末、無線通信システムならびに無線通信方法
CN102300326A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 中兴通讯股份有限公司 多用户多输入多输出mimo通信系统的调度方法和基站
CN102340879A (zh) * 2010-07-23 2012-02-01 中兴通讯股份有限公司 一种基于mimo系统的用户调度方法及系统
KR20120044926A (ko) * 2009-04-21 2012-05-08 록스타 비드코, 엘피 다중 사용자-mimo 통신 네트워크에서의 채널 품질 지수를 결정하는 방법 및 장치
JP2012525740A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 富士通株式会社 協調マルチポイント通信装置、基地局、及び方法
JP2013502834A (ja) * 2009-08-18 2013-01-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング
WO2013024838A1 (ja) * 2011-08-15 2013-02-21 シャープ株式会社 無線送信装置、無線受信装置、プログラム、集積回路および無線通信システム
JP2013042350A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Sharp Corp 無線送信装置、無線受信装置、プログラム、集積回路および無線通信システム
JP2014039283A (ja) * 2009-06-11 2014-02-27 Qualcomm Incorporated マルチキャリア・システムにおいてチャネル品質インジケータ・フィードバックをディスパッチする方法および装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102655683B (zh) * 2011-03-04 2015-01-28 鼎桥通信技术有限公司 一种射频单元的算法调度方法
CN102573092B (zh) * 2011-10-31 2014-11-12 华中科技大学 基于多用户特征模式预编码技术改进型比例公平调度方法
CN102802265B (zh) * 2012-08-15 2015-06-10 北京北方烽火科技有限公司 一种下行资源分配方法及装置
US11949479B2 (en) * 2018-08-02 2024-04-02 Nokia Technologies Oy Methods, apparatuses, and computer software products for processing in MIMO system

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033744A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc チャネルベクトル量子化に基いたスケジューリング及びプリコーディングの方法及び装置
JP2010154076A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局
WO2010079794A1 (ja) 2009-01-07 2010-07-15 住友重機械工業株式会社 ハイブリッド式建設機械の暖機方法及びハイブリッド式建設機械
US8934426B2 (en) 2009-04-21 2015-01-13 Apple Inc. Method and apparatus for determining channel quality index in multiple user-MIMO communication networks
KR101664517B1 (ko) 2009-04-21 2016-10-11 애플 인크. 다중 사용자-mimo 통신 네트워크에서의 채널 품질 지수를 결정하는 방법 및 장치
KR20120044926A (ko) * 2009-04-21 2012-05-08 록스타 비드코, 엘피 다중 사용자-mimo 통신 네트워크에서의 채널 품질 지수를 결정하는 방법 및 장치
JP2012524481A (ja) * 2009-04-21 2012-10-11 ロックスター ビーアイディーシーオー,エルピー 無線通信ネットワークにおける基地局及びチャネル品質予測方法
JP2012525740A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 富士通株式会社 協調マルチポイント通信装置、基地局、及び方法
JP2014039283A (ja) * 2009-06-11 2014-02-27 Qualcomm Incorporated マルチキャリア・システムにおいてチャネル品質インジケータ・フィードバックをディスパッチする方法および装置
US10536253B2 (en) 2009-06-11 2020-01-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for dispatching a channel quality indicator feedback in multicarrier system
US9209933B2 (en) 2009-06-11 2015-12-08 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for dispatching a channel quality indicator feedback in multicarrier system
JP5542825B2 (ja) * 2009-08-17 2014-07-09 株式会社日立製作所 無線基地局、ならびに無線通信システム
WO2011021261A1 (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 株式会社日立製作所 無線基地局、無線端末、無線通信システムならびに無線通信方法
JP2013502834A (ja) * 2009-08-18 2013-01-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング
US9137802B2 (en) 2009-08-18 2015-09-15 Qualcomm Incorporated DL MU-MIMO operation in LTE-A
CN102300326A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 中兴通讯股份有限公司 多用户多输入多输出mimo通信系统的调度方法和基站
CN102340879A (zh) * 2010-07-23 2012-02-01 中兴通讯股份有限公司 一种基于mimo系统的用户调度方法及系统
CN103733554A (zh) * 2011-08-15 2014-04-16 夏普株式会社 无线发送装置、无线接收装置、程序、集成电路以及无线通信系统
US9281880B2 (en) 2011-08-15 2016-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha Wireless transmission device and wireless reception device
JP2013042350A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Sharp Corp 無線送信装置、無線受信装置、プログラム、集積回路および無線通信システム
WO2013024838A1 (ja) * 2011-08-15 2013-02-21 シャープ株式会社 無線送信装置、無線受信装置、プログラム、集積回路および無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101325441A (zh) 2008-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008306732A (ja) コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置
CN104811229B (zh) 信道状态信息处理方法、装置、终端及基站
JP5172517B2 (ja) チャネルベクトル量子化に基いたスケジューリング及びプリコーディングの方法及び装置
EP2157707B1 (en) System and processor for reducing feedback information overhead in precoded MIMO-OFDM systems
KR101002877B1 (ko) 통신시스템에서 다중 사용자 스케쥴링 방법 및 장치
CN103444115B (zh) 用于以减小的量化误差进行预编码的增强节点b和方法
CN101496439B (zh) 反馈装置、反馈方法、调度装置以及调度方法
JP5127394B2 (ja) Mimoシステムのプリコーディング方法及び該方法を用いた装置
JP2008118650A (ja) 循環遅延ダイバーシティ遅延値の確定方法、システム、基地局及びue
CN101969363B (zh) 信道状态信息反馈方法及终端
CN109417409A (zh) 用于混合波束成形大型天线系统的多用户mimo的设计
JP5809130B2 (ja) Mimoネットワークにおいて通信するための方法
JP6387178B2 (ja) ワイヤレス通信の方法および装置
WO2009107090A1 (en) Limited channel information feedback error-free channel vector quantization scheme for precoding mu-mimo
CN113810086A (zh) 信道信息反馈方法、通信装置及存储介质
JP2009141957A (ja) Mimoシステムのプレコーディング伝送方法
EP2099148A2 (en) Method for selecting subchannel mode and MIMO communication system using the same
KR102024999B1 (ko) 채널 측정 및 피드백 방법, 네트워크 디바이스, 및 시스템
CN103036601B (zh) 一种确定秩指示和预编码矩阵索引的方法和装置
CN101227255A (zh) 发送/接收数据的方法和装置及使用其的系统
US20100118782A1 (en) Method for communicating in a mimo context
CN102438322B (zh) 资源调度方法及相关设备
CN106899378A (zh) 信道状态信息报告实例的确定方法及装置
Sabat et al. A contemporary review on user scheduling techniques and feedback reduction strategies towards the development of 5G and beyond communications
Nam A codebook-based limited feedback system for large-scale MIMO