JP2013502834A - ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング Download PDF

Info

Publication number
JP2013502834A
JP2013502834A JP2012525645A JP2012525645A JP2013502834A JP 2013502834 A JP2013502834 A JP 2013502834A JP 2012525645 A JP2012525645 A JP 2012525645A JP 2012525645 A JP2012525645 A JP 2012525645A JP 2013502834 A JP2013502834 A JP 2013502834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ues
cdi
determining
mimo
scheduling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012525645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5475134B2 (ja
Inventor
ガイアホファー、ステファン
ファラジダナ、アミル
ジ、ティンファン
ゴロコブ、アレクセイ・ユリエビッチ
スタモウリス、アナスタシオス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013502834A publication Critical patent/JP2013502834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5475134B2 publication Critical patent/JP5475134B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/121Wireless traffic scheduling for groups of terminals or users
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0452Multi-user MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • H04B7/0621Feedback content
    • H04B7/0626Channel coefficients, e.g. channel state information [CSI]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

UEをスケジューリングするための技術を記述する。1つの設計では、スケジューラが、複数のユーザ機器から、CDIとCSIとを受信する。1つの設計では、それぞれのUEからのCDIは、少なくとも1つの固有ベクトルを含み、それぞれのUEからのCSIは、少なくとも1つの固有ベクトルに対応する少なくとも1つの特異値を含む。スケジューラは、複数のUEからのCDIとCSIとに基づいて、データ送信のために複数のUEの中から少なくとも1つのUEをスケジューリングする。スケジューラは、信号対漏洩比またはスペクトル効率等に関連するメトリックに基づいて、少なくとも1つのUEを選択する。1つの設計では、スケジューラは、単一ユーザのMIMOのために1つのUEを、または、複数ユーザのMIMOのために複数のUEをスケジューリングするか否かを決定するために、UEの異なるセットの性能を評価する。
【選択図】図2

Description

優先権の主張
本出願は、「LTE−AにおけるダウンリンクMU−MIMO動作」と題し、2009年8月18日に出願された米国仮出願シリアル番号第61/234,878号に対する優先権を主張し、この出願は、本発明の譲受人に譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
背景
I.分野
本開示は、一般的に、通信に関し、さらに詳細には、ワイヤレス通信ネットワーク中でのデータ送信をサポートする技術に関する。
II.背景
音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、さまざまな通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に配備されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであってもよい。このような多元接続ネットワークの例は、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークや、時分割多元接続(TDMA)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークや、直交FDMA(OFDMA)ネットワークや、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)に対する通信をサポートできる多数の基地局を含んでいてもよい。UEは、複数のセルのカバレッジ内のものであってもよく、ここで、「セル」という用語は、基地局のカバレッジエリアのことを、および/または、そのカバレッジエリアを担当している基地局サブシステムのことを意味することがある。UEを担当するために、複数のセルのうちの1つ以上を選択してもよい。良好な性能を提供できる様態で、選択されたセルがデータをUEに送信することが好ましい。
概要
ワイヤレスネットワーク中でのデータ送信のためにUEをスケジューリングするための技術を、ここで記述する。1つの設計では、(例えば、セル用の)スケジューラが、複数のUEからチャネル方向情報(CDI)を受信してもよく、複数のUEからのCDIに対応しているチャネル強度情報(CSI)も受信してもよい。1つの設計では、それぞれのUEからのCDIは、セルからUEへのワイヤレスチャネルに対する少なくとも1つの固有ベクトル(例えば、少なくとも1つの右特異ベクトル)を含んでいてもよい。1つの設計では、それぞれのUEからのCSIは、UEからの少なくとも1つの固有ベクトルに対応している少なくとも1つの特異値を含んでいてもよい。スケジューラは、複数のUEからのCDIとCSIとに基づいて、データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングしてもよい。スケジューラは、信号対漏洩比(SLR)、または、スペクトル効率、または、他の何らかの基準、または、これらを組み合わせたものに関連するメトリックに基づいて、少なくとも1つのUEを選択してもよい。
1つの設計では、スケジューラが、所定の時間周波数リソース上で、単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)のために1つのUEを、または、複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)のために複数のUEをスケジューリングするか否かを決定するために、UEの異なるセットの性能を評価してもよい。スケジューラは、SU−MIMOのために複数のUEのそれぞれの性能を決定してもよい。スケジューラは、MU−MIMOのためにUEのそれぞれのセットの性能も決定してもよい。スケジューラは、SU−MIMOのために1つのUE、または、MU−MIMOのためにUEの1つのセット、のいずれかを選択してもよい。
1つの設計では、スケジューラは、セット中のすべてのUEに対する固有ベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定してもよい。UEに対するSLRを最大にするように、それぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを規定してもよい。スケジューラは、セット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定してもよい。メトリックは、スペクトル効率、または、比例公平性、または、プリコーディングベクトル間の直交性、または、他の何らかの基準、または、これらを組み合わせたものに関連していてもよい。スケジューラは、UEのそれぞれのセットに対するメトリックに基づいて、スケジューリングするためにUEの1つのセットを選択してもよい。
スケジューラは、スケジューリングのために選択された少なくとも1つのUEから、チャネル品質情報(CQI)を受信してもよい。スケジューラは、CQIに基づいて、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの変調コーディングスキーム(MCS)を選択してもよい。スケジューラは、少なくとも1つのMCSに基づいて、少なくとも1つのUEにデータ送信を送ってもよい。
この開示のさまざまな態様および特徴を、以下でさらに詳細に記述する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示している。 図2は、セルから1つ以上のUEへのダウンリンク送信を示している。 図3は、データ送信のためにUEをスケジューリングするためのプロセスを示している。 図4は、データ送信のためにUEをスケジューリングする装置を示している。 図5は、データ送信を受信するためのプロセスを示している。 図6は、データ送信を受信する装置を示している。 図7は、基地局およびUEのブロック図を示している。
詳細な説明
CDMAや、TDMAや、FDMAや、OFDMAや、SC−FDMAや、他のネットワークのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して、ここで記述する技術を使用してもよい。「ネットワーク」および「システム」という用語は、互換性があるように使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術を実現してもよい。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA)や、CDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000や、IS−95や、IS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)(登録商標)のような無線技術を実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化したUTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))や、IEEE802.16(Wi−MAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDM等のような無線技術を実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスド(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを、アップリンク上ではSC−FDMAを用いるE−UTRAを使用する、新しいリリースのUMTSである。UTRAや、E−UTRAや、UMTSや、LTEや、LTE−Aや、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられている機関による文書中に記述されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられている機関による文書中に記述されている。先に説明したワイヤレスネットワークおよび無線技術とともに、他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対して、ここで記述した技術を使用してもよい。明確にするために、以下でLTEについて、技術のいくつかの態様を記述し、以下の記述の大部分では、LTEという専門用語を使用する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示しており、このワイヤレス通信ネットワーク100は、LTEネットワークまたは他の何らかのワイヤレスネットワークであってもよい。ネットワーク100は、多数の進化したノードB(eNB)110と、多数のUEに対する通信をサポートすることができる他のネットワークエンティティとを含んでいてもよい。eNBは、UEと通信するエンティティであってもよく、基地局、ノードB、アクセスポイント等とも呼ばれることがある。それぞれのeNB110は、特定の地理的エリアに対する通信カバレッジを提供してもよい。ネットワーク容量を改善するために、eNBのカバレッジエリア全体を、複数の(例えば、3つの)より小さいエリアに区分してもよい。それぞれの、より小さいエリアは、各eNBサブシステムによって担当されてもよい。3GPPにおいて、「セル」という用語は、eNBの最も小さいカバレッジエリアのことを、および/または、このカバレッジエリアを担当しているeNBサブシステムのことを意味することがある。3GPP2では、「セクタ」または「セルセクタ」という用語は、基地局の最も小さいカバレッジエリアのことを、および/または、このカバレッジエリアを担当している基地局サブシステムのことを意味することがある。明確にするために、以下の記述では、セルの3GPPの概念を使用する。一般的に、eNBは、1つの、または、複数(例えば、3つ)のセルをサポートしてもよい。
ネットワーク制御装置130は、eNBの1つのセットに結合させてもよく、これらのeNBに対する調整および制御を提供してもよい。ネットワーク制御装置130は、移動体管理エンティティ(MME)および/または他の何らかのネットワークエンティティを含んでいてもよい。
UE120は、ワイヤレスネットワーク全体を通して分散されていてもよく、それぞれのUEは静的なものであっても、または、移動性のものであってもよい。UEを、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局等とも呼ぶことがある。UEは、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、スマート電話機、ノートブック、スマートブック等であってもよい。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを通して、eNB/セルと通信してもよい。ダウンリンク(すなわち、フォワードリンク)は、eNB/セルからUEへの通信リンクのことを意味し、アップリンク(すなわち、リーバースリンク)は、UEからeNB/セルへの通信リンクのことを意味する。
表1は、サポートされ得る、送信モード/スキームのセットをリストアップしている。それぞれのセルは、そのUEに対して、SU−MIMOとMU−MIMOとをサポートしてもよい。複数のセルは、1つ以上のUEに対してCoMPをサポートしてもよく、この1つ以上のUEは、これらのセルの境界に位置付けられることがあり、セル端UEと呼ばれることがある。セル端UEは、高いセル間干渉を観測することがあり、この高いセル間干渉が、性能に悪影響を与えることがある。セル端UEの性能を改善するために、CoMPは、空間次元を活用することができる。
Figure 2013502834
表1中でリストアップされている送信モードのそれぞれに対して、ビームステアリングを使用してもよい。ビームステアリングは、ターゲットの受信機に向けた送信の、および/または、意図されたものではない受信機から離れた送信の、空間方向を制御するためのプロセスである。以下で記述したように、プリコーディングベクトルを、送信機における送信に適用することによって、ビームステアリングを実行してもよい。
図2は、所定の時間周波数リソース上での、1つのセルから1つ以上のUEへのデータ送信を示している。セルには、複数(T)本のアンテナが備えられていてもよい。SU−MIMOでは、セルは、データ送信を、複数のアンテナが備えられている1つのUEに送ってもよい。MU−MIMOでは、セルは、データ送信を複数のUEに送ってもよく、それぞれのUEには、1つ以上のアンテナが備えられていてもよい。簡単にするために、以下の記述は、それぞれのUEには、複数(R)本のアンテナが備えられていると仮定する。
図2中で示されているように、セルからそれぞれのUEiへのワイヤレスチャネルの応答は、R×Tのチャネル行列Hiによって与えられてもよい。チャネル行列Hiは、チャネル利得を含み、このチャネル利得は、セルにおけるT本のアンテナと、UEiにおけるR本の受信アンテナとの間の短期間のフェーディングを表している。
1つの設計では、それぞれのUEが、セルからそのUEへのワイヤレスチャネルの1つ以上の固有モードに対する1つ以上の固有ベクトルを報告してもよい。それぞれのUEは、以下:
Figure 2013502834
のように、そのチャネル行列の特異値分解を実行してもよく、ここで、
iは、Hiの左特異ベクトルのユニタリ行列であり、
iは、Hiの右特異ベクトルのユニタリ行列であり、
Σiは、Hiの特異値の対角行列であり、そして、
H”は、エルミネートまたは共役転置を示している。
ユニタリ行列は、互いに直交する列を有し、それぞれの列は、単位パワーを有する。対角行列は、対角に沿っては、可能性あるゼロでない値を有し、他の場所ではゼロを有する。行列Viを、送信行列とも呼ぶことあり、送信より前にデータをプリコーディングするために、この行列Viを使用してもよい。送信行列Viは、Hiの共分散行列の固有値分解を実行することによっても取得することができる。固有値分解を、Hi Hi=ViΛii Hとして表してもよく、ここで、Λiは、Hi Hiの固有値の対角行列であり、Viは、Hi Hiの固有ベクトルの行列である。したがって、Hi Hiの固有ベクトルは、Hiの右特異ベクトルに対応していてもよい。
iの固有モードにおいてデータをUEiに送信するために、セルは、送信行列Vi(または場合によっては、その列のサブセット)によりプリコーディングを実行してもよい。固有モードを、直交空間チャネルとしてみてもよく、この固有モードをレイヤとも呼ぶことがある。Σiにおける特異値は、Hiの固有モードのチャネル強度を示す。Hiの固有モードにおいてデータを送信することによって、良好な性能を達成することができる。
UEiは、Σi中のM個の最大の特異値に対応している、Vi中のM個の最良の固有ベクトルを選択してもよく、ここで、一般的に、1≦M≦min{R,T}である。1つの設計では、UEiは、異なる可能性ある数の固有ベクトル(すなわち、異なる可能性あるM値)の性能を評価してもよく、最良の性能を持つM値を選択してもよい。別の設計では、長期間のチャネル条件、UEiに対するデータ量等のような、さまざまな基準に基づいて、Mの特定の値によりUEiを構成してもよい。いずれのケースにおいても、Mは、UEiに対して構成されている最高ランクを示してもよく、(例えば、MU−MIMOに対して)1に等しくてもよく、または(例えば、SU−MIMOに対して)2に等しくてもよく、または他の何らかの値に等しくてもよい。
UEiは、Vi中のM個の最良の固有ベクトルのそれぞれを量子化し、対応する量子化された固有ベクトルを取得してもよい。それぞれの固有ベクトルを量子化するために、コードブックを使用してもよく、このコードブックは、多数のベクトルを含んでいてもよい。コードブック中のそれぞれのベクトルに、一意的なインデックスを割り当ててもよい。UEiは、例えば、正規化相関のようなメトリックに基づいて、コードブック中のそれぞれのベクトルに対してそれぞれの固有ベクトルを評価してもよい。それぞれの固有ベクトルに対しては、最良のメトリックを持つ、コードブック中のベクトルを、その固有ベクトルに対する量子化された固有ベクトルとして選択してもよい。UEiは、M個の量子化された固有ベクトルと、M個の対応する特異値とを報告してもよい。
セルは、多数のUEから、量子化された固有ベクトルを受信してもよい。セルは、所定の時間周波数リソース上でのデータ送信のために1つ以上のUEを選択するスケジューリングを実行してもよい。SU−MIMOでは、セルは、UEからの複数の量子化された固有ベクトルに基づいて、複数の固有モード/レイヤ上で複数のパケットを、例えば、それぞれのレイヤ上で1つのパケットを送信してもよい。パケットを、トランスポートブロック、コードワード等とも呼ぶことがある。MU−MIMOでは、セルは、複数のUEからの複数の量子化された固有ベクトルに基づいて、複数のパケットを送信してもよい。スケジューリングするために、セルは、(i)SU−MIMOによりスケジューリングできる異なるUEの性能と、(ii)MU−MIMOによりスケジューリングできるUEの異なるセットの性能とを決定してもよい。セルは、異なるUEとUEの異なるセットとの性能に基づいて、SU−MIMOまたはMU−MIMOのいずれかを選択してもよい。SU−MIMOを選択した場合、セルは、最良の性能を持つUEをスケジューリングすることができる。MU−MIMOを選択した場合、セルは、最良の性能を持つUEの1つのセットをスケジューリングすることができる。
1つの設計において、MU−MIMOでは、SLRに関連するメトリックに基づいて、UEの異なるセットを評価してもよい。SLRは、データ送信のために、ターゲットのUEにおける受信信号品質を最大にすることと、犠牲UEに対する干渉を最小にすることとの間の良好なバランスを提供することができる。一般的に、UEの1つのセットは、任意の数のUEを含んでいてもよく、任意の数のレイヤ上での任意の数のパケットの送信のために、それぞれのUEをスケジューリングしてもよい。簡単にするために、以下の記述は、評価されているUEの1つのセット中のそれぞれのUEに、1つのパケットを1つのレイヤ上で送ると仮定する。
UEiのSLRを、
Figure 2013502834
として表してもよく、ここで、
iは、UEiからの量子化された固有ベクトルであり、
iは、UEiに対するプリコーディングベクトルであり、
λiは、量子化された固有ベクトルviに対応している特異値であり、
jおよびλjは、UEjからの、量子化された固有ベクトルおよび特異値であり、このUEjはまた、UEiとともにスケジューリングされ、
μは、他のセルからの干渉と、熱ノイズとを示しており、そして、
SLRiは、UEiのSLRである。
それぞれのUEにおける受信機処理が、そのUEに対する(右特異ベクトルviに対応している)左特異ベクトルuiにマッチングしていると、式(2)は仮定する。セルは、UEiへのデータ送信のために、プリコーディングベクトルwiによりプリコーディングを実行する。このデータ送信は、ターゲットのUEiにおける所望の送信であり、UEiともにスケジューリングされるそれぞれのUEにおける干渉送信でもある。式(2)では、分子は、ターゲットのUEiにおける所望の信号電力を含む。分母は、(i)加算の項によって与えられている、すべての共にスケジューリングされたUEにおける干渉信号電力と、(ii)他の干渉およびノイズとを含む。
UEiのSLRを最大にするプリコーディングベクトルwiを、
Figure 2013502834
として表してもよい。ここで、Iは、単位行列を示している。
式(3)中で示されているように、スケジューリングされているすべてのUEに対する量子化された固有ベクトルと、共にスケジューリングされたUEの特異値とに基づいて、UEiに対するプリコーディングベクトルwiを計算してもよい。それぞれの共にスケジューリングされたUEjに対するプリコーディングベクトルwjも、類似した態様で計算してもよい。
それぞれのUEが、その支配的固有ベクトルに基づいて受信機処理を実行する場合、UEiの信号対ノイズおよび干渉比(SINR)を、
Figure 2013502834
として表してもよい。ここで、SINRiは、UEiのSINRである。
式(4)では、分子は、プリコーディングベクトルwiを使用してUEiに送られるデータ送信による、UEiにおける所望の信号電力を含む。分母は、(i)プリコーディングベクトルwjを使用して共にスケジューリングされたUEに送られるデータ送信による、UEiにおける干渉信号電力と、(ii)他の干渉およびノイズとを含む。
それぞれのUEが、最小平均二乗誤差(MMSE)受信機に基づいて受信機処理を実行する場合、UEiのSINRを、
Figure 2013502834
として表してもよい。ここで、Rnnは、他のセルからの干渉と、熱ノイズとの共分散行列である。式(5)において、干渉がセルにおいて知られていない場合、共分散行列Rnnを、Rnn=μIとして近似してもよい。
UEの1つのセットの性能は、メトリックによって定量化されてもよく、このメトリックは、スペクトル効率または他の何らかのパラメータに関連していてもよい。1つの設計では、それぞれのUEのSINRを、以下:
Figure 2013502834
のように、制約のない容量関数に基づいて、スペクトル効率にマッピングしてもよい。ここで、SEiが、UEiのスペクトル効率である。UEiのSINRも、他の関数に基づいてスペクトル効率にマッピングしてもよい。
1つの設計では、全体的なスペクトル効率に関連する性能メトリックに基づいて、所定の時間周波数リソース上で1つ以上のUEをスケジューリングしてもよい。UEの1つのセットに対する、全体的なスペクトル効率、SEtotalを、
Figure 2013502834
として表してもよい。
別の設計では、比例公平性に関連する性能メトリックに基づいて、所定の時間周波数リソース上で1つ以上のUEをスケジューリングしてもよい。UEの1つのセットに対する比例公平性メトリック、Uを、
Figure 2013502834
として表してもよい。ここで、TPiは、UEiによって経験するスループットである。それぞれのUEの過去の性能(例えば、スループット)を考慮することによって、スケジューリングに公平性を組み込むことができる。
さらに別の設計では、プリコーディングベクトル間の直交性に関連する性能メトリックに基づいて、所定の時間周波数リソース上で1つ以上のUEをスケジューリングしてもよい。2つのUEに対する2つのプリコーディングベクトル間の直交性を、
Figure 2013502834
として表してもよい。ここで、Qijは、UEiとUEjとに対するプリコーディングベクトル間の直交性である。
UEのそれぞれのセットに対して、プリコーディングベクトル間の直交性を計算してもよい。最も直交性のあるプリコーディングベクトルを持つUEの1つのセット(例えば、UEのペア)を選択してもよい。この設計は、UEのそれぞれのセットに対するスペクトル効率の計算を回避することができる。スケジューリングするUEの1つのセットを選択するために、他の性能メトリックも使用してもよい。
スケジューリングするUEの1つのセットを選択するために、先の設計を組み合わせたものも使用してもよい。例えば、最も直交性のあるプリコーディングベクトルを持つUEのL個の最良のセットを最初に選択してもよい。その後、UEのL個のセットのそれぞれに対して、(例えば、総スペクトル効率または比例公平性に対する)性能メトリックを計算してもよい。スケジューリングするために、その後、最良の性能メトリックを持つUEの1つのセットを選択してもよい。
UEの1つのセットに対して、他の性能メトリックも規定してもよい。使用するために選択された性能メトリックにかかわらず、セルは、UEの異なるセットに対する性能メトリックを計算してもよい。それぞれのセットは、(i)SU−MIMOのために考慮されている1つのUE、または、(ii)MU−MIMOのために考慮されている複数のUE、のいずれかを含んでいてもよい。最良の性能メトリックを持つUEの1つのセットを選択し、セルによる、時間周波数リソース上でのデータ送信のためにスケジューリングしてもよい。
一般的に、データ送信のためにスケジューリングされたUEの1つのセット中のそれぞれのUEに、1つ以上のパケットを送ってもよい。対応するコードワードを取得するために、適したMCSに基づいて、それぞれのパケットを処理(例えば、エンコードおよび変調)してもよい。1つの設計では、1つのプリコーディングベクトルにより、それぞれのコードワードを送信してもよい。他の設計では、1つよりも多いプリコーディングベクトルにより、コードワードを送信してもよく、または、1つのプリコーディングベクトルにより、複数のコードワードを送信してもよい。簡単にするために、以下の記述は、1つのプリコーディングベクトルにより、それぞれのコードワードを送信すると仮定する。
1つの設計では、上述したように、コードワードに対して使用されるプリコーディングベクトルに対応しているスペクトル効率に基づいて、それぞれのコードワードに対するMCSを決定してもよい。別の設計において、MCS選択を支援するために、プリコーディングされた基準信号を使用してもよい。セルは、上述したように、データ送信のために1つ以上のUEをスケジューリングしてもよく、スケジューリングされたUEに対するK個のプリコーディングベクトルを決定してもよい。セルは、その後、K個のプリコーディングベクトルに基づいて、K個のプリコーディングされた基準信号を発生させてもよく、このプリコーディングされた基準信号を、スケジューリングされたUEに送信してもよい。それぞれのスケジューリングされたUEは、それぞれのコードワードのSINRを推定してもよく、そのコードワードに対するプリコーディングされた基準信号に基づいて、UEがスケジューリングされている。それぞれのスケジューリングされたUEは、そのUEに対する、それぞれのコードワードのSINRに基づいてCQIを決定してもよく、このCQIをセルに送ってもよい。セルは、その後、コードワードに対する報告されたCQIに基づいて、それぞれのコードワードに対するMCSを選択してもよい。
所定の時間周波数リソース中での、UEの1つのセットのスケジューリングを上述してきた。この時間周波数リソースは、周波数の何らかの単位と時間の何らかの単位とをカバーしてもよい。類似した態様で、異なる時間周波数リソース上で、UEの異なるセットをスケジューリングしてもよい。1つの設計では、周波数にわたって、例えば、異なるサブバンド上で、UEの異なるセットをスケジューリングおよび多重化するために、周波数選択的なスケジューリングを実行してもよい。それぞれのサブバンドは、周波数の範囲をカバーしてもよく、この周波数の範囲は、LTEでは、1.08MHzに対応していてもよい。周波数選択的なスケジューリングをサポートするために、UEをスケジューリングすることができる1つ以上のサブバンドに対する、CDIおよび/またはCQIを、UEは決定して報告してもよい。
一般的に、UEは、データをUEに送信するために1つ以上のセルによって使用される、チャネル方向情報(CDI)と、チャネル強度情報(CSI)とを送ってもよい。CDIは、データをUEに送信する、1つ以上の空間方向またはビームを示していてもよい。1つの設計では、CDIは、1つ以上の固有ベクトルを含んでいてもよく、この1つ以上の固有ベクトルは、上述したように、チャネル行列の、特異値分解または固有値分解によって取得してもよい。CDIは、他の情報も含んでいてもよい。CSIは、CDIによって伝えられる、1つ以上のレイヤまたは空間方向に関係するチャネル強度を示していてもよい。1つの設計では、CSIは、1つ以上の特異値を含んでいてもよく、この1つ以上の特異値は、上述したように、チャネル行列の、特異値分解または固有値分解によって取得されてもよい。
SU−MIMOや、MU−MIMOや、CoMP(例えば、MU−MIMOや、CoMPのための良好な送信ヌリング)のために良好な性能を得るために、UEは、CDI(例えば、固有ベクトル)とCSI(例えば、特異値)とを十分な精度で送ってもよい。SU−MIMOおよびMU−MIMOの性能は、CDIに対する量子化ビット数に依存していることを、コンピュータシミュレーションは示している。例えば、量子化誤差がないケースと比べて、固有ベクトルが6ビットに量子化されたときには約20%だけ、または、固有ベクトルが12ビットに量子化されたときには約8%だけ、あるいは、固有ベクトルが20ビットに量子化されたときには、ごくわずかな量だけ、MU−MIMOに対するセルのスペクトル効率が減少することがある。一般的に、CDIに対して、より多くのビットを使用することによって、(例えば、セルのスペクトル効率およびUEのスペクトル効率に関する)性能損失を減少させることができる。
1つの設計では、固有ベクトルを、固定されたビット数(例えば、6、8、10、12、または他の何らかのビット数)に量子化してもよい。別の設計では、固有ベクトルを、構成可能なビット数に量子化してもよい。さまざまなファクターに基づいて、特定の量子化ビット数に対してUEを構成してもよい。1つの設計では、SU−MIMOのために、より少ないビット(例えば、4、6、または、より多いビット)により、あるいは、MU−MIMOのために、より多いビット(例えば、8、10、12、または、より多いビット)により、固有ベクトルを量子化してもよい。
十分な精度でCDIを送るために必要とされるオーバーヘッド量を減少させるために、さまざまなフィードバック減少技術を使用してもよい。これらのフィードバック減少技術は、フィードバック圧縮技術およびフィードバックエンコーディング技術を含んでいてもよい。フィードバック圧縮では、チャネル行列全体よりもむしろ、ワイヤレスチャネルについての有意な情報(例えば、1つ以上の固有ベクトル)だけを報告することができる。UEによる固有ベクトルのフィードバックが、大抵のシナリオでは、結果として、チャネル行列のフィードバックと比べて、性能のごくわずかな損失(例えば、スループットの数パーセントの損失よりも低い)となり得ることを、コンピュータシミュレーションは示している。
フィードバックエンコーディングでは、ワイヤレスチャネルの周波数−時間の相関を活用するために、複数記述コーディング(MDC)のような技術を使用してもよい。MDCでは、UEは、異なる報告期間中に、異なるコードブックを持つ支配的固有ベクトルを量子化してもよい。それぞれのコードブックは、ベクトルの異なるセットを含んでいてもよい。これらの報告期間中に取得された支配的固有ベクトルを量子化するために、異なる報告期間中に、異なるコードブックを選択してもよい。例えば、UEは、第1のコードブックにより、時間T1において支配的固有ベクトルを量子化してもよく、第2のコードブックにより、時間T2において支配的固有ベクトルを量子化等してもよい。異なるコードブックの使用により、チャネルフィードバックの精度を改善することができる。
一般的に、性能とオーバーヘッドとの間のトレードオフに基づいて、CDIと、CSIと、CQIとの量子化を実行してもよい。周波数選択的なスケジューリングをサポートするために、複数のサブバンドに対するCDIと、CSIと、CQIとを報告するときには、このことは特に事実であるかもしれない。
1つの設計では、UEは、構成可能なレートに基づいてCDIを報告してもよい。UEは、(i)アンテナ分離が大きくて、アンテナ相関が低いシナリオでは、より高速なレートで(例えば、5ミリ秒(ms)ごとに)短期間のCDIを、または、(ii)アンテナ間隔が小さく、および/または、アンテナ相関が高いシナリオでは、より低速なレートで(例えば、200msごとに)長期間のCDIを送ってもよい。一般的に、CDI報告のレートは、UEのアンテナコンフィギュレーション、チャネル条件、データ要件、オーバーヘッド考慮等のような、さまざまなファクターに依存していてもよい。任意の数のCDI報告レートをサポートしてもよい。通信セッションの開始において、適したファクターに基づいて、UEに対するCDI報告レートを選択してもよい。CDI報告レートは、通信セッションの間に、例えば、CDI報告レートを選択するために使用されるファクターのうちの任意のものの変化により変わることがある。セルは、UEからの短期間のCDI報告をフィルタリングすることによって、信頼性ある長期間のCDIも取得することができる。
1つの設計では、UEは、同じレートで、異なるタイプのチャネル情報を報告してもよい。例えば、UEは、それぞれの報告中で、CDIと、CSIと、CQIとを送ってもよい。別の設計では、オーバーヘッドを減少させるために、UEは、異なるレートで、異なるタイプのチャネル情報を報告してもよい。UEは、第1のレートで、CQIとCSIとを報告してもよく、そして、第1のレートとマッチングしているかもしれない、または、マッチングしていないかもしれない第2のレートで、CDIを報告してもよい。1つの設計では、UEは、より高速なレート(例えば、5msごと)で、CQIとCSIとを報告してもよく、より高速なレートで、または、より低速なレートでCDIを報告してもよい。したがって、UEは、より低速なレートで長期間のCDIを報告するときにでさえも、より高速なレートで、短期間のCQIとCSIとを報告してもよい。このことは、長期間のCQI報告による、性能損失を減少させるかもしれない。短期間のCQIを報告することと比較すると、長期間のCQIを報告することは、結果として、セルのスペクトル効率において約20%の性能損失となり、セル端UEのスペクトル効率において約30%の性能損失となると、コンピュータシミュレーションは示している。
UEは、セルからの基準信号に基づいてCQIを決定してもよく、CQIをセルに送ってもよい。MU−MIMOまたはCoMPのために、UEを、および、1つ以上の他のUEをスケジューリングしてもよい。UEは、セルに報告されたCQI中の、複数のユーザの干渉の潜在的な影響を捕捉することができないかもしれない。
1つの設計では、スケジューラは、UEから受信したチャネル情報に基づいて、CQIおよびランク予測と、MCS選択とを実行してもよい。UEは、(例えば、1つ以上の固有ベクトルに対する)CDIと、(例えば、それぞれの報告された固有ベクトルに対する)CQIとを報告してもよい。CQIは、ワイヤレスチャネルの、干渉レベルと特異値とを捕捉してもよい。スケジューラは、上述したように、スケジューリングするためにUEの1つのセットを選択してもよく、報告されたCQIと、計算された送信ベクトルとに基づいて、それぞれのスケジューリングされたUEに対する達成可能なスペクトル効率を推定してもよい。
1つの設計では、UEによって報告されたCQI中の(例えば、複数ユーザの干渉による)誤差に対処するために、リンク適応を実行してもよい。1つの設計では、そのUEに対するバックオフファクターを調整するために、それぞれのUEに対して、アウタループを維持してもよい。バックオフファクターは、報告されたCQIにおける誤差に対処することができ、アウタループによって調整することができる。別の設計では、一緒にスケジューリングされているUEの1つのセット中のすべてのUEに対して計算されたプリコーディングベクトル間の直交性に基づいて、バックオフファクターを計算してもよい。例えば、次第に大きくなる直交プリコーディングベクトルに対して、次第に小さくなるバックオフファクターを使用してもよく、逆の場合も同じであってもよい。双方の設計では、上述したように、UEのスペクトル効率を決定することができ、UEに対するバックオフファクターによって減少させることができる。その後、減少したスペクトル効率に基づいて、UEに対するMCSを選択してもよい。
1つの設計では、性能を改善するために、非同期ハイブリッド自動再送信(HARQ)を使用してもよい。非同期HARQでは、セルは、パケットの送信をUEに送ってもよい。誤ってパケットがデコードされた場合、セルは、より良好なCQIがUEによって報告されたサブフレーム中で、パケットの別の送信をUEに送ってもよい。非同期HARQは、ワイヤレスネットワーク中で、複数ユーザのダイバシティ利得をセルが捕捉するのを可能にすることができる。
セルは、所定の時間周波数リソース上で、UEの1つのセットをスケジューリングしてもよい。セルは、上述したように、例えば、SLR基準に基づくが、コードブックを使用せずに、それぞれのスケジューリングされたUEに対する1つ以上のプリコーディングベクトルを計算してもよい。セルは、そのUEに対して選択されたプリコーディングベクトルに基づいて、それぞれのスケジューリングされたUEに対するデータをプリコーディングしてもよい。セルは、そのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、それぞれのスケジューリングされたUEに対する復調基準信号(DMRS)も送信してもよい。DMRSは、UEに特有であってもよく、1つ以上のレイヤ上でのデータ送信に対して使用されるのと同じプリコーディングベクトルによりプリコーディングされてもよい。時間周波数リソース上で複数のUEをスケジューリングする場合、異なるUEに対するDMRSを、コード分割多重化(CDM)、または時分割多重化(TDM)、または周波数分割多重化(FDM)により多重化してもよい。
1つ以上の固有ベクトル(すなわち、CDI)と、1つ以上の対応する特異値(すなわち、CSI)と、1つ以上のCQI値とを含む、チャネル情報を送るためのここで記述した技術は、さまざまな利点を提供することができる。第1に、この技術は、SU−MIMOや、MU−MIMOや、CoMPのような、異なる送信モード間のシームレスな切り替えを可能にする、統一されたフィードバックスキームを提供することができる。切り替えは、UEにはトランスペアレントかもしれない。第2に、MU−MIMOおよびCoMPのために、複数のUEからの情報を使用して、それぞれのスケジューリングされたUEに対する1つ以上のプリコーディングベクトルを決定し、そして、それぞれのスケジューリングされたUEに送信するそれぞれのパケットに対するMCSを決定することができる。
図3は、ワイヤレスネットワーク中でUEをスケジューリングするためのプロセス300の設計を示している。(以下で記述するような)スケジューラによって、または、他の何らかのネットワークエンティティによって、プロセス300を実行してもよい。スケジューラは、セルにおいて、または、他の何らかのネットワークエンティティ(例えば、図1中のネットワーク制御装置130)において存在していてもよい。スケジューラは、複数のUEからCDIを受信してもよい(ブロック312)。スケジューラはまた、複数のUEから、CDIに対応しているCSIを受信してもよい(ブロック314)。スケジューラは、複数のUEからのCDIとCSIとに基づいて、データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングしてもよい(ブロック316)。スケジューラは、SLR、または、スペクトル効率、または、他の何らかの基準、または、これらを組み合わせたものに関連するメトリックに基づいて、スケジューリングする少なくとも1つのUEを選択してもよい。
1つの設計では、それぞれのUEからのCDIは、セルから、そのUEへのワイヤレスチャネルに対する少なくとも1つの固有ベクトル(例えば、少なくとも1つの右特異ベクトル)を含んでいてもよい。1つの設計では、それぞれのUEからのCSIは、少なくとも1つの固有ベクトルに対応している、少なくとも1つの特異値を含んでいてもよい。1つの設計では、スケジューラは、同じレートで、CDIとCSIとを受け取ってもよい。別の設計では、スケジューラは、異なるレートで、CDIとCSIとを受け取ってもよい。例えば、UEは、CDIよりも高速なレートで、CSIを報告してもよい。
1つの設計では、スケジューラは、SU−MIMOのために1つのUEを、または、MU−MIMOのために複数のUEをスケジューリングするか否かを決定するために、UEの異なるセットの性能を評価してもよい。スケジューラは、SU−MIMOのために、複数のUEのそれぞれの性能を決定してもよい。スケジューラは、MU−MIMOのために、UEの少なくとも1つのセットのそれぞれの性能も決定してもよい。UEの少なくとも1つのセットは、複数のUEに基づいて形成されてもよい。スケジューラは、(i)SU−MIMOによるスケジューリングのために、複数のUEの中の1つのUEを、または、(ii)MU−MIMOによるスケジューリングのために、UEの少なくとも1つのセットの中のUEの1つのセットを選択してもよい。
1つの設計では、スケジューラは、複数のUEに基づいて、UEの複数のセットを決定してもよい。スケジューラは、UEの1つのセット中のすべてのUEに対する固有ベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定してもよい。1つの設計では、スケジューラは、例えば、式(2)中で示されているように、UEに対するSLRを最大にするように、それぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定してもよい。スケジューラは、UEの1つのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定してもよい。スケジューラは、その後、UEのそれぞれのセットに対するメトリックに基づいて、スケジューリングするUEの1つのセットを選択してもよい。
1つの設計では、スケジューラは、UEの1つのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するスペクトル効率を決定してもよい。スケジューラは、例えば、式(7)中で示されているように、UEの1つのセット中のすべてのUEに対するスペクトル効率に基づいて、UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定してもよい。また、例えば、式(8)中で示されているように、UEの1つのセット中のそれぞれのUEによって経験するスループットにさらに基づいて、メトリックを決定してもよい。別の設計では、スケジューラは、UEの1つのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトル間の直交性に基づいて、UEのそれぞれのセットに対するメトリック決定してもよい。一般的に、UEのそれぞれのセットに対するメトリックは、スペクトル効率に、または、比例公平性に、または、プリコーディングベクトル間の直交性に、または、他の何らかの基準に、または、これらを組み合わせたものに関連していてもよい。
1つの設計では、スケジューラは、複数のUEから、ノイズおよび干渉情報を受け取ってもよい。この情報は、UEによって観測されたノイズおよび干渉を示していてもよく、ノイズ共分散行列を含んでいてもよい。スケジューラは、複数のUEからのノイズおよび干渉情報にさらに基づいて、データ送信のために少なくとも1つのUEをスケジューリングしてもよい。例えば、スケジューラは、例えば、式(5)中で示されているように、そのUEからのノイズ共分散行列Rnnに基づいて、それぞれのUEのSINRを決定してもよい。
スケジューラは、少なくとも1つのUEからCQIを受信してもよい(ブロック318)。スケジューラは、少なくとも1つのUEからのCQIに基づいて、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのMCSを選択してもよい(ブロック320)。1つの設計では、スケジューラは、例えば、上述した設計のうちの任意のものに基づいて、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのバックオフファクターを決定してもよい。スケジューラは、少なくとも1つのバックオフファクターにさらに基づいて、少なくとも1つのMCSを選択してもよい。スケジューラは、少なくとも1つのMCSに基づいて、少なくとも1つのUEにデータ送信を送ってもよい(ブロック322)。
図4は、UEをスケジューリングする装置400の設計を示している。装置400は、複数のUEからCDIを受信するモジュール412と、複数のUEから、CDIに対応しているCSIを受信するモジュール414と、複数のUEからのCDIとCSIとに基づいて、データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするモジュール416と、少なくとも1つのUEからCQIを受信するモジュール418と、CQIに基づいて、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのMCSを選択するモジュール420と、少なくとも1つのMCSに基づいて、少なくとも1つのUEにデータ送信を送るモジュール422とを備えている。
図5は、データを受信するためのプロセス500の設計を示している。(以下で記述したような)UEによって、または、他の何らかのエンティティによって、プロセス500を実行してもよい。UEは、そのUEに対するCDIを決定してもよい(ブロック512)。UEはまた、CDIに対応しているCSIを決定してもよい(ブロック514)。UEは、データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用するCDIとCSIとを報告してもよく、複数のUEは、このUEを含む(ブロック516)。
1つの設計では、UEは、セルからUEへのワイヤレスチャネルに対するチャネル行列を決定してもよい。UEは、式(1)中で示されているように、チャネル行列を分解して、複数の固有ベクトル(例えば、複数の右特異ベクトル)を取得してもよい。UEは、UEに対するCDIとして、複数の固有ベクトルの中から少なくとも1つの固有ベクトルを提供してもよい。1つの設計では、MU−MIMOのためにUEが構成されている場合に、UEは、最大の特異値に関係する単一の固有ベクトルを選択してもよい。1つの設計では、SU−MIMOのためにUEが構成されている場合に、UEは、少なくとも2つの最大の特異値に関係している少なくとも2つの固有ベクトルを選択してもよい。一般的に、UEは、任意の数の固有ベクトルを報告して、SU−MIMOおよびMU−MIMOのために、同じまたは異なる数の固有ベクトルを報告してもよい。CSIは、UEに対するCDIとして提供される少なくとも1つの固有ベクトルに対応している、少なくとも1つの最大の特異値を含んでいてもよい。
1つの設計では、UEは、同じレートで、CDIとCSIとを報告してもよい。別の設計では、UEは、異なるレートで、CDIとCSIとを報告してもよい。例えば、UEは、CSIよりも低速なレートで、CDIを報告してもよい。
UEは、さまざまな態様で、少なくとも1つの固有ベクトルを量子化してもよい。1つの設計では、UEは、固定したビット数を持つそれぞれの固有ベクトルを量子化してもよい。別の設計では、UEは、構成可能なビット数を持つそれぞれの固有ベクトルを量子化してもよい。1つの設計では、SU−MIMOのために、または、MU−MIMOのために、UEが構成されているか否かにかかわらず、UEは、同じビット数を持つそれぞれの固有ベクトルを量子化してもよい。別の設計では、(i)SU−MIMOのためにUEが構成されている場合には、第1のビット数を持つ、または、(ii)MU−MIMOのためにUEが構成されている場合には、第1のビット数よりも大きい第2のビット数を持つ、それぞれの固有ベクトルを、UEは量子化してもよい。1つの設計では、UEは、それぞれの報告期間中に、同じコードブックに基づいて固有ベクトルを量子化してもよい。別の設計では、UEは、MDCにより、異なる報告期間中に、異なるコードブックに基づいて固有ベクトルを量子化してもよい。
1つの設計では、UEは、UEに対するノイズおよび干渉情報を決定してもよく、このノイズおよび干渉情報は、ノイズ共分散行列Rnn、または、ノイズ分散μ、または、他の何らかの情報を含んでいてもよい。UEは、スケジューリングするために使用するノイズおよび干渉情報を報告してもよい。
1つの設計では、UEは、CQIを決定してもよく(ブロック518)、UEに対する少なくとも1つのMCSを選択するために使用するCQIを報告してもよい(ブロック520)。UEは、少なくとも1つのMCSに基づいてUEに送られたデータ送信を受信してもよい(ブロック522)。SU−MIMOのためにUEがスケジューリングされている場合に、そのUEのみに送られたデータ送信を、UEは受信してもよい。MU−MIMOのためにUEがスケジューリングされている場合に、UEは、このUEを含む複数のUEに送られたデータ送信を受信してもよい。
図6は、データを受信するための装置600の設計を示している。装置600は、UEに対するCDIを決定するモジュール612と、UEに対するCDIに対応しているCSIを決定するモジュール614と、データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用するCDIとCSIとを報告するモジュール616と、UEに対するCQIを決定するモジュール618と、UEに対する少なくとも1つのMCSを選択するために使用するCQIを報告するモジュール620と、少なくとも1つのMCSに基づいてUEに送られたデータ送信を受信するモジュール622とを備え、複数のUEは、このUEを含む。
図4および図6中のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコード等を、または、これらの任意のものを組み合わせたものを含んでいてもよい。
図7は、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示しており、この基地局/eNB110およびUE120は、図1中の、基地局/eNBのうちの1つ、および、UEのうちの1つであってもよい。基地局110は、1つ以上のセルを担当していてもよく、この基地局110には、T本のアンテナ734aないし734tが備えられていてもよく、ここでは、T>1である。UE120には、R本のアンテナ752aないし752rが備えられていてもよく、ここでは、R≧1である。
基地局110では、送信プロセッサ720が、データソース712から1つ以上のUE用のデータを受け取り、そのUEに対して選択された少なくとも1つのMCSに基づいて、それぞれのUE用のデータを処理して、データシンボルをすべてのUEに提供してもよい。プロセッサ720はまた、制御装置/プロセッサ740からの制御情報を受け取って処理し、制御シンボルを提供してもよい。プロセッサ720はまた、1つ以上の基準信号に対する基準シンボルも発生させてもよい。送信(TX)MIMOプロセッサ730は、そのUEに対して決定された1つ以上のプリコーディングベクトルに基づいて、それぞれのUEに対して、データシンボル上で、制御シンボル上で、および/または基準シンボル上で、プリコーディングを実行してもよい。プロセッサ730は、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)732aないし732tに提供してもよい。それぞれの変調器732は、(例えば、OFDM等のために)各出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。それぞれの変調器732は、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログコンバート、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得してもよい。T本のアンテナ734aないし734tを通して、変調器732aないし732tからのT個のダウンリンク信号を、それぞれ、送信してもよい。
UE120では、アンテナ752aないし752rが、ダウンリンク信号を基地局110および他の基地局から受信してもよく、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)754aないし754rに提供してもよい。それぞれの復調器754は、各受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。それぞれの復調器754は、(例えば、OFDM等のために)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器756は、受信シンボルをR個の復調器754aないし754rすべてから取得し、受信シンボル上でMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ758は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調およびデコード)し、UE120に対するデコードされたデータをデータシンク760に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ780に提供してもよい。
アップリンク上で、UE120では、送信プロセッサ764が、データをデータソース762から、そして制御情報(例えば、CDI、CSI、CQI等)を制御装置/プロセッサ780から受け取ってもよい。プロセッサ764は、データと制御情報とを処理(例えば、エンコードおよび変調)し、データシンボルと制御シンボルとをそれぞれ取得してもよい。プロセッサ764はまた、1つ以上の基準信号に対する基準シンボルを発生させてもよい。(例えば、SC−FDM、OFDM等のために)送信プロセッサ764からのシンボルを、適用できるならば、TX MIMOプロセッサ766によってプリコーディングし、変調器754aないし754rによってさらに処理し、基地局110に、そして場合によっては他の基地局に送信してもよい。基地局110において、UE120と他のUEとからのアップリンク信号を、アンテナ734によって受信し、復調器732によって処理し、MIMO検出器736によって検出し、受信プロセッサ738によってさらに処理し、UE120および他のUEによって送られた、デコードされたデータと制御情報とを取得してもよい。プロセッサ738は、デコードされたデータをデータシンク739に、そして、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ740に提供してもよい。
UE120におけるチャネルプロセッサ784は、関心のあるそれぞれのセルに対するチャネル応答を推定して、チャネル行列をセルに提供してもよい。プロセッサ780および/または784は、上述したように、関心のあるそれぞれのセルに対するチャネル行列に基づいて、CDI、CSI、CQI等のようなチャネル情報を決定してもよい。
制御装置/プロセッサ740および780は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。メモリ742および782は、それぞれ、基地局110およびUE120に対する、データおよびプログラムコードを記憶してもよい。スケジューラ744は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングしてもよい。基地局110における、スケジューラ744および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図3中のプロセス300を、および/または、ここで記述した技術に対する他のプロセスを、実行または指示してもよい。ネットワークワーク制御装置130内の1つ以上のプロセッサによっても、プロセス300を実行してもよい。UE120における、プロセッサ780および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図5中のプロセス500を、および/または、ここで記述した技術に対する他のプロセスを、実行または指示してもよい。
さまざまな異なるテクノロジーおよび技術のうちの任意のものを使用して、情報および信号を表してもよいことを、当業者は理解するだろう。例えば、上記の記述全体を通して参照した、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁気フィールドまたは微粒子、光学フィールドまたは光学微粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表してもよい。
ここでの開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは双方を組み合わせたものとして実現してもよいことを、当業者はさらに正しく認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に図示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、これらの機能性の観点に関して上記で概して記述している。このような機能性が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるか否かは、システム全体に課せられている、特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。熟練者が、それぞれの特定のアプリケーションのための方法を変えて、記述した機能性を実現するかもしれないが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱が生じるとして解釈されるべきでない。
ここでの開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで実現しても、あるいは、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせとして、複数のマイクロプロセッサとして、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサとして、あるいは、このような他の何らかの構成として実現してもよい。
ここでの開示に関連して記述した、方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または、2つのものを組み合わせたもので直接的に具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または技術的に知られている記憶媒体の他の何らかの形態で存在していてもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込んだりできるように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体は、プロセッサと一体化されてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在していてもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在していてもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
1つ以上の例示的な設計では、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェア中で実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例示によると、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイス、または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構成の形態で所望のプログラムコード手段を伝送または記憶するために使用でき、汎用または特殊目的コンピュータあるいは汎用または特殊目的プロセッサによってアクセスできる他の何らかの媒体を含むことができるが、これらに限定されない。また、あらゆる接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれている。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、撚り対、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含められるべきである。
この開示の先の説明は、当業者が、この開示を作り、または、使用できるように提供されている。この開示に対するさまざまな修正は、当業者に容易に明らかになるであろう。また、ここで規定されている一般的な原理は、この開示の範囲の精神または範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されてもよい。したがって、この開示は、ここに記述した、例および設計に限定されることを意図しているものではないが、ここで開示した、原理および新規な特徴と矛盾しない最も広範囲に一致させるべきである。

Claims (42)

  1. ワイヤレス通信のための方法において、
    複数のユーザ機器(UE)から、チャネル方向情報(CDI)を受信することと、
    前記複数のUEからの前記CDIに基づいて、データ送信のために前記複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングすることとを含む方法。
  2. 前記複数のUEからCDIを受信することは、前記複数のUEのそれぞれから、少なくとも1つの固有ベクトルを受信することを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記複数のUEから、前記CDIに対応しているチャネル強度情報(CSI)を受信することと、
    前記複数のUEからの前記CSIにさらに基づいて、データ送信のために前記少なくとも1つのUEをスケジューリングすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  4. 前記複数のUEからCSIを受信することは、前記複数のUEのそれぞれから、少なくとも1つの固有ベクトルに対応している少なくとも1つの特異値を受信することを含む請求項3記載の方法。
  5. 第1のレートで前記CDIを受信し、前記第1のレートとは異なる第2のレートで前記CSIを受信する請求項3記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つのUEをスケジューリングすることは、
    単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)に対する、前記複数のUEのそれぞれの性能を決定することと、
    複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)に対する、UEの少なくとも1つのセットのそれぞれの性能を決定することと、
    スケジューリングするために、前記複数のUEの中の1つのUEを、または、前記UEの少なくとも1つのセットの中のUEの1つのセットを選択することとを含み、
    前記UEの少なくとも1つのセットは、前記複数のUEに基づいて形成される請求項1記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのUEをスケジューリングすることは、信号対漏洩比(SLR)に関連するメトリックに基づいて、スケジューリングするために前記少なくとも1つのUEを選択することを含む請求項1記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのUEをスケジューリングすることは、
    前記複数のUEに基づいて、UEの複数のセットを決定することと、
    UEのセット中のすべてのUEに対する固有ベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定することと、
    前記UEのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することと、
    前記UEのそれぞれのセットに対する前記メトリックに基づいて、スケジューリングするために前記UEの1つのセットを選択することと含む請求項2記載の方法。
  9. 前記それぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定することは、前記UEに対する信号対漏洩比(SLR)を最大にするように、それぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定することを含む請求項8記載の方法。
  10. 前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することは、
    前記UEのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、前記UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するスペクトル効率を決定することと、
    前記UEのセット中のすべてのUEに対するスペクトル効率に基づいて、前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することとを含む請求項8記載の方法。
  11. 前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することは、前記UEのセット中のそれぞれのUEによって経験するスループットにさらに基づいて、前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することを含む請求項10記載の方法。
  12. 前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定することは、前記UEのセット中のすべてのUEに対するプリコーディング間の直交性に基づいて、前記UEのそれぞれのセットに対する前記メトリックを決定することを含む請求項8記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのUEから、チャネル品質情報(CQI)を受信することと、
    前記少なくとも1つのUEからのCQIに基づいて、前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの変調コーディングスキーム(MCS)を選択することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのバックオフファクターを決定することと、
    前記少なくとも1つのバックオフファクターにさらに基づいて、前記少なくとも1つのMCSを選択することとをさらに含む請求項13記載の方法。
  15. 前記複数のUEから、ノイズおよび干渉情報を受信することと、
    前記複数のUEからのノイズおよび干渉情報にさらに基づいて、データ送信のために前記少なくとも1つのUEをスケジューリングすることとをさらに含む請求項1記載の方法。
  16. ワイヤレス通信のための装置において、
    複数のユーザ機器(UE)から、チャネル方向情報(CDI)を受信する手段と、
    前記複数のUEからの前記CDIに基づいて、データ送信のために前記複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングする手段とを具備する装置。
  17. 前記複数のUEから、前記CDIに対応しているチャネル強度情報(CSI)を受信する手段と、
    前記複数のUEからの前記CSIにさらに基づいて、データ送信のために前記少なくとも1つのUEをスケジューリングする手段をさらに具備する請求項16記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのUEをスケジューリングする手段は、信号対漏洩比(SLR)に関連するメトリックに基づいて、スケジューリングするために前記少なくとも1つのUEを選択する手段を備える請求項16記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのUEをスケジューリングする手段は、
    単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)に対する、前記複数のUEのそれぞれの性能を決定する手段と、
    複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)に対する、UEの少なくとも1つのセットのそれぞれの性能を決定する手段と、
    スケジューリングするために、前記複数のUEの中の1つのUEを、または、前記UEの少なくとも1つのセットの中のUEの1つのセットを選択する手段とを備え、
    前記UEの少なくとも1つのセットは、前記複数のUEに基づいて形成される請求項16記載の装置。
  20. 前記複数のUEからCDIを受信する手段は、前記複数のUEのそれぞれから、少なくとも1つの固有ベクトルを受信する手段を備え、
    前記少なくとも1つのUEをスケジューリングする手段は、
    前記複数のUEに基づいて、UEの複数のセットを決定する手段と、
    前記UEのセット中のすべてのUEに対する固有ベクトルに基づいて、UEのそれぞれのセット中のそれぞれのUEに対するプリコーディングベクトルを決定する手段と、
    前記UEのセット中のすべてのUEに対するプリコーディングベクトルに基づいて、前記UEのそれぞれのセットに対するメトリックを決定する手段と、
    前記UEのそれぞれのセットに対する前記メトリックに基づいて、スケジューリングするために前記UEの1つのセットを選択する手段とを備える請求項16記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のための装置において、
    複数のユーザ機器(UE)から、チャネル方向情報(CDI)を受信するようにと、
    前記複数のUEからの前記CDIに基づいて、データ送信のために前記複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
  22. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    複数のユーザ機器(UE)から、チャネル方向情報(CDI)を少なくとも1つのコンピュータに受信させるためのコードと、
    前記複数のUEからの前記CDIに基づいて、データ送信のために前記複数のUEの中の少なくとも1つのUEを前記少なくとも1つのコンピュータにスケジューリングさせるためのコードとを含む一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
  23. ワイヤレス通信のための方法において、
    ユーザ機器(UE)に対するチャネル方向情報(CDI)を決定することと、
    データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CDIを報告することとを含み、
    前記複数のUEは、前記UEを含む方法。
  24. 前記UEに対するCDIを決定することとは、
    セルから前記UEへのワイヤレスチャネルに対するチャネル行列を決定することと、
    前記チャネル行列を分解して、複数の固有ベクトルを取得することと、
    前記UEに対する前記CDIとして、前記複数の固有ベクトルの中から少なく1つの固有ベクトルを提供することとを含む請求項23記載の方法。
  25. 複数ユーザの複数入力複数出力(MU−MIMO)または単一ユーザのMIMO(SU−MIMO)のために前記UEが構成されているか否かに基づいて、前記UEに対する前記CDIとして提供する固有ベクトルの数を決定することをさらに含む請求項24記載の方法。
  26. 前記少なくとも1つの固有ベクトルを提供することは、
    複数ユーザの複数入力複数出力(MU−MIMO)のために前記UEが構成されている場合に、最大の特異値に関係する単一の固有ベクトルを選択することと、
    単一ユーザのMIMO(SU−MIMO)のために前記UEが構成されている場合に、少なくとも2つの最大の特異値に関係する少なくとも2つの固有ベクトルを選択することとを含む請求項24記載の方法。
  27. 前記UEに対する前記CDIに対応しているチャネル強度情報(CSI)を決定することと、
    前記複数のUEの中の前記少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CSIを報告することとをさらに含む請求項23記載の方法。
  28. 前記CSIを決定することは、
    前記UEに対する前記CDIとして提供された少なくとも1つの固有ベクトルに対応している少なくとも1つの特異値を決定することを含む請求項27記載の方法。
  29. 前記CDIは、第1のレートで報告され、前記CSIは、前記第1のレートとは異なる第2のレートで報告される請求項27記載の方法。
  30. 構成可能なビット数を持つ前記少なくとも1つの固有ベクトルのそれぞれを量子化することをさらに含む請求項24記載の方法。
  31. 単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)のために前記UEが構成されている場合に、第1のビット数を持つ前記少なくとも1つの固有ベクトルのそれぞれを量子化することと、
    複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)のために前記UEが構成されている場合に、第1のビット数よりも大きい第2のビット数を持つ前記少なくとも1つの固有ベクトルのそれぞれを量子化することとをさらに含む請求項24記載の方法。
  32. 複数記述コーディング(MDC)に基づいて、前記少なくとも1つの固有ベクトルを量子化することをさらに含む請求項24記載の方法。
  33. 単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)のために前記UEがスケジューリングされる場合に、前記UEのみに送られたデータ送信を受信することと、
    複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)のために前記UEがスケジューリングされる場合に、前記UEを含む複数のUEに送られたデータ送信を受信することとをさらに含む請求項23記載の方法。
  34. 前記UEに対するチャネル品質情報(CQI)を決定することと、
    前記UEに対する少なくとも1つの変調コーディングスキーム(MCS)を選択するのに使用する前記CQIを報告することとをさらに含む請求項23記載の方法。
  35. 前記UEに対するノイズおよび干渉情報を決定することと、
    前記複数のUEの中の前記少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記ノイズおよび干渉情報を報告することとをさらに含む請求項23記載の方法。
  36. ワイヤレス通信のための装置において、
    ユーザ機器(UE)に対するチャネル方向情報(CDI)を決定する手段と、
    データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CDIを報告する手段とを具備し、
    前記複数のUEは、前記UEを含む装置。
  37. 前記UEに対するCDIを決定する手段は、
    セルから前記UEへのワイヤレスチャネルに対するチャネル行列を決定する手段と、
    前記チャネル行列を分解して、複数の固有ベクトルを取得する手段と、
    前記UEに対する前記CDIとして、前記複数の固有ベクトルの中から少なく1つの固有ベクトルを提供する手段とを備える請求項36記載の装置。
  38. 構成可能なビット数を持つ前記少なくとも1つの固有ベクトルのそれぞれを量子化する手段をさらに具備する請求項37記載の装置。
  39. 前記UEに対する前記CDIに対応しているチャネル強度情報(CSI)を決定する手段と、
    前記複数のUEの中の前記少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CSIを報告する手段とをさらに具備する請求項36記載の装置。
  40. 単一ユーザの複数入力複数出力(SU−MIMO)のために前記UEがスケジューリングされる場合に、前記UEのみに送られたデータ送信を受信する手段と、
    複数ユーザのMIMO(MU−MIMO)のために前記UEがスケジューリングされる場合に、前記UEを含む複数のUEに送られたデータ送信を受信する手段とをさらに具備する請求項36記載の装置。
  41. ワイヤレス通信のための装置において、
    ユーザ機器(UE)に対するチャネル方向情報(CDI)を決定するようにと、
    データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CDIを報告するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備し、
    前記複数のUEは、前記UEを含む装置。
  42. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    ユーザ機器(UE)に対するチャネル方向情報(CDI)を少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードと、
    データ送信のために複数のUEの中の少なくとも1つのUEをスケジューリングするのに使用する前記CDIを前記少なくとも1つのコンピュータに報告させるためのコードとを含む一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記複数のUEは、前記UEを含むコンピュータプログラムプロダクト。
JP2012525645A 2009-08-18 2010-08-17 ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング Expired - Fee Related JP5475134B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23487809P 2009-08-18 2009-08-18
US61/234,878 2009-08-18
US12/857,112 2010-08-16
US12/857,112 US9137802B2 (en) 2009-08-18 2010-08-16 DL MU-MIMO operation in LTE-A
PCT/US2010/045779 WO2011022415A1 (en) 2009-08-18 2010-08-17 Scheduling for multi-user mimo in a wireless communication network

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013251520A Division JP5745017B2 (ja) 2009-08-18 2013-12-04 ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013502834A true JP2013502834A (ja) 2013-01-24
JP5475134B2 JP5475134B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43064920

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012525645A Expired - Fee Related JP5475134B2 (ja) 2009-08-18 2010-08-17 ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング
JP2013251520A Expired - Fee Related JP5745017B2 (ja) 2009-08-18 2013-12-04 ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013251520A Expired - Fee Related JP5745017B2 (ja) 2009-08-18 2013-12-04 ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9137802B2 (ja)
EP (1) EP2468055B1 (ja)
JP (2) JP5475134B2 (ja)
KR (1) KR101367355B1 (ja)
CN (1) CN102484870B (ja)
TW (1) TW201116127A (ja)
WO (1) WO2011022415A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023135708A1 (ja) * 2022-01-13 2023-07-20 日本電気株式会社 制御装置、制御方法、及び、記録媒体

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8219128B2 (en) * 2009-06-12 2012-07-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Network-centric link adaptation for coordinated multipoint downlink transmission
US8849326B2 (en) 2009-06-12 2014-09-30 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Network-centric link adaptation for coordinated multipoint downlink transmission
US9520931B2 (en) * 2009-11-02 2016-12-13 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for unified feedback in a communication system
US8948800B2 (en) 2010-03-30 2015-02-03 Qualcomm Incorporated Systems, apparatuses, and methods to facilitate coordinated scheduling in wireless communication systems
US8787259B2 (en) * 2010-09-22 2014-07-22 Ntt Docomo, Inc. Method for efficient MU-MIMO transmission by joint assignments of transmission architecture, and interference alignment schemes using optimized user-code assignments and power-allocation
WO2012149217A1 (en) * 2011-04-27 2012-11-01 Ntt Docomo, Inc. A method for efficient mu-mimo transmission via blind interference alignment schemes with reduced channel coherence-time requirements
CN102413572B (zh) * 2011-09-28 2017-06-06 中兴通讯股份有限公司 Dmrs及其信令的发送方法及装置
WO2013113166A1 (en) * 2012-02-03 2013-08-08 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) User equipment, radio base station and respective methods therein for joint transmitting and receiving procedure
CN104247292B (zh) * 2012-02-03 2018-08-14 瑞典爱立信有限公司 联合传送和接收过程
US9019924B2 (en) 2012-04-04 2015-04-28 Samsung Electronics Co., Ltd. High-order multiple-user multiple-input multiple-output operation for wireless communication systems
JP5900707B2 (ja) 2012-09-18 2016-04-06 日本電気株式会社 Dlmu−mimo通信システムにおける伝送能力向上方法
US9755720B2 (en) * 2013-05-31 2017-09-05 Nokia Technologies Oy Calibration data
US9392549B2 (en) * 2013-06-11 2016-07-12 Broadcom Corporation Reducing precoder signaling overhead for MIMO communication system
US10334588B2 (en) * 2013-12-11 2019-06-25 Qualcomm Incorporated Carrier sense adaptive transmission (CSAT) coordination in unlicensed spectrum
US11012939B2 (en) 2014-01-08 2021-05-18 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for always on connections in wireless communications system
CN105471771B (zh) 2014-08-28 2021-01-12 北京三星通信技术研究有限公司 信道方向信息的获取方法和设备
US9698889B2 (en) * 2014-09-24 2017-07-04 Intel Corporation Scheduling in a multiple user multiple-input and multiple output communications network
US10630352B2 (en) * 2014-11-07 2020-04-21 Lg Electronics Inc. Signal transmission method and apparatus of apparatus having plurality of antennas in wireless communication system
US9397736B2 (en) * 2014-11-21 2016-07-19 Intel IP Corporation Quantized eigen beams for controlling antenna array elements in a wireless network
US9942925B2 (en) * 2015-01-07 2018-04-10 Qualcomm, Incorporated Station contention behavior in uplink multiple user protocols
US10070454B2 (en) * 2015-05-22 2018-09-04 Qualcomm Incorporated Smart grouping for multi-user multiple-input/multiple-output stations
WO2017002145A1 (en) * 2015-06-30 2017-01-05 Nec Corporation Base station, communication system, method, and program
CN106357314A (zh) * 2015-07-14 2017-01-25 株式会社Ntt都科摩 一种下行预编码方法及基站
DE112017006960T5 (de) 2017-03-08 2019-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Funkkommunikationsvorrichtung und funkkommunikationsverfahren
CN108809372B (zh) 2017-04-26 2021-05-11 华为技术有限公司 一种指示及确定预编码向量的方法和设备
US10686508B2 (en) * 2018-08-10 2020-06-16 At&T Intellectual Property I, L.P. Multiple-input multiple-output system performance using advanced receivers for 5G or other next generation networks
KR102096031B1 (ko) 2018-08-28 2020-04-01 고려대학교 산학협력단 상향 링크 mu-mimo에서의 직교성 기반 데이터 전송 방법
WO2020118636A1 (en) * 2018-12-13 2020-06-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and base station for multi-user multiple input multiple output
US20220279533A1 (en) * 2019-08-14 2022-09-01 Nokia Solutions And Networks Oy User selection for mu-mimo communications
CN113382475B (zh) * 2020-03-10 2022-12-30 大唐移动通信设备有限公司 一种基于mumimo的资源调度方法及装置
WO2022018485A1 (en) * 2020-07-20 2022-01-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Computationally efficient directional spectral estimation for multi-user mimo pairing
JP7477544B2 (ja) 2022-02-03 2024-05-01 美津濃株式会社 捕手用胸部プロテクター
WO2024013544A1 (en) * 2022-07-12 2024-01-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Reciprocity-aided interference suppression via eigen beamforming

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258770A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 送信装置
JP2005520362A (ja) * 2001-07-03 2005-07-07 ヒューレット・パッカード・カンパニー 多重記述ビットストリームを用いて固定クライアントまたは移動クライアントへストリーミングメディアを配信する方法およびシステム
JP2005323217A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006504339A (ja) * 2002-10-25 2006-02-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の空間多重化モードを有するmimoシステム
WO2006106693A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチアンテナシステムにおける制限フィードバック方法、チャネルパラメータ生成方法および無線受信装置
JP2007215044A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線送信方法、無線受信方法、無線通信装置
WO2007115236A2 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Intel Corporation System and method for allocating subchannels among mobile stations in a wireless access network
WO2008037317A1 (en) * 2006-09-26 2008-04-03 Panasonic Corporation Communication scheme for channel quality information
JP2008306732A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Ntt Docomo Inc コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置
JP2008306713A (ja) * 2007-05-23 2008-12-18 Ntt Docomo Inc サブチャネル割当装置
JP2009033744A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc チャネルベクトル量子化に基いたスケジューリング及びプリコーディングの方法及び装置
JP2009506729A (ja) * 2005-08-30 2009-02-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド プリコーディングおよびsdmaの支援
WO2009023681A2 (en) * 2007-08-13 2009-02-19 Qualcomm Incorporated Mimo transmission with spatial pre-coding
WO2009026770A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Limited Feedback apparatus, feedback method, scheduling apparatus, and scheduling method
JP2009141957A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Ntt Docomo Inc Mimoシステムのプレコーディング伝送方法
JP2009177616A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数チャネル空間多重送信方法及び通信装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575993B1 (ko) 2003-08-07 2006-05-02 삼성전자주식회사 다중 송수신 안테나를 사용하는 이동통신 시스템에서 다중사용자를 위한 스케쥴링 방법 및 장치
US7872981B2 (en) * 2005-05-12 2011-01-18 Qualcomm Incorporated Rate selection for eigensteering in a MIMO communication system
WO2007041845A1 (en) 2005-10-12 2007-04-19 Nortel Networks Limited Multi-user mimo systems and methods
US8914015B2 (en) 2006-03-20 2014-12-16 Qualcomm Incorporated Grouping of users for MIMO transmission in a wireless communication system
US20150030058A9 (en) 2006-05-17 2015-01-29 Texas Instruments Inc. Cqi feedback for mimo deployments
US7941186B2 (en) * 2006-07-25 2011-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for scheduling multiuser/single user in multiple input multiple output (MIMO) system
US8271043B2 (en) 2006-08-21 2012-09-18 Qualcomm Incorporated Approach to a unified SU-MIMO/MU-MIMO operation
US8059733B2 (en) * 2006-12-20 2011-11-15 Nec Laboratories America, Inc. Multi-user downlink linear MIMO precoding systems
US8102944B2 (en) 2007-05-18 2012-01-24 Qualcomm Incorporated Mode and rate control for MIMO transmission
KR101319894B1 (ko) * 2007-05-22 2013-10-18 엘지전자 주식회사 부가 정보를 포함한 제어 채널 송수신 방법
CN101325741B (zh) 2007-06-14 2012-12-12 Nxp股份有限公司 用于操作多用户多输入多输出(mu-mimo)无线通信系统的方法和系统
US20080317145A1 (en) 2007-06-25 2008-12-25 Bruno Clerckx Multiple input multiple output communication system and a method of adaptively generating codebook
US9681454B2 (en) * 2007-12-06 2017-06-13 Alcatel-Lucent Usa Inc. Uplink scheduler algorithm for orthogonal division multiple access systems
US8218422B2 (en) * 2008-06-03 2012-07-10 Nec Laboratories America, Inc. Coordinated linear beamforming in downlink multi-cell wireless networks
KR101430981B1 (ko) * 2008-10-13 2014-08-18 삼성전자주식회사 Mimo 시스템에서 동적 채널 정보 전송 장치 및 방법
EP2214338B1 (en) 2009-01-30 2014-01-15 Ntt Docomo, Inc. Apparatus and method for determining a channel quality parameter
EP2420019A1 (en) * 2009-04-14 2012-02-22 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Link adaptation with aging of cqi feedback based on channel variability

Patent Citations (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520362A (ja) * 2001-07-03 2005-07-07 ヒューレット・パッカード・カンパニー 多重記述ビットストリームを用いて固定クライアントまたは移動クライアントへストリーミングメディアを配信する方法およびシステム
JP2003258770A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 送信装置
JP2006504339A (ja) * 2002-10-25 2006-02-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の空間多重化モードを有するmimoシステム
JP2005323217A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2006106693A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチアンテナシステムにおける制限フィードバック方法、チャネルパラメータ生成方法および無線受信装置
JP2009506729A (ja) * 2005-08-30 2009-02-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド プリコーディングおよびsdmaの支援
JP2007215044A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線送信方法、無線受信方法、無線通信装置
WO2007115236A2 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Intel Corporation System and method for allocating subchannels among mobile stations in a wireless access network
JP2009532000A (ja) * 2006-03-31 2009-09-03 インテル コーポレイション 無線アクセスネットワークの移動局間でサブチャネルを割り当てるシステム及び方法
WO2008037317A1 (en) * 2006-09-26 2008-04-03 Panasonic Corporation Communication scheme for channel quality information
JP2010504712A (ja) * 2006-09-26 2010-02-12 パナソニック株式会社 チャネル品質情報の通信方式
JP2008306713A (ja) * 2007-05-23 2008-12-18 Ntt Docomo Inc サブチャネル割当装置
JP2008306732A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Ntt Docomo Inc コードブックに基いたプリコーディングシステムのスケジューリング方法及びスケジューリング装置
JP2009033744A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc チャネルベクトル量子化に基いたスケジューリング及びプリコーディングの方法及び装置
WO2009023681A2 (en) * 2007-08-13 2009-02-19 Qualcomm Incorporated Mimo transmission with spatial pre-coding
JP2011517373A (ja) * 2007-08-13 2011-06-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 時分割多重(tdd)通信システムにおけるmimo通信のためのフィードバック及びレートアダプテーション
WO2009026770A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Limited Feedback apparatus, feedback method, scheduling apparatus, and scheduling method
JP2010537597A (ja) * 2007-08-31 2010-12-02 富士通株式会社 フィードバック装置、フィードバック方法、スケジューリング装置及びスケジューリング方法
JP2009141957A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Ntt Docomo Inc Mimoシステムのプレコーディング伝送方法
JP2009177616A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数チャネル空間多重送信方法及び通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023135708A1 (ja) * 2022-01-13 2023-07-20 日本電気株式会社 制御装置、制御方法、及び、記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5745017B2 (ja) 2015-07-08
KR20120054075A (ko) 2012-05-29
CN102484870B (zh) 2015-09-30
US9137802B2 (en) 2015-09-15
EP2468055B1 (en) 2016-05-04
KR101367355B1 (ko) 2014-02-26
WO2011022415A1 (en) 2011-02-24
EP2468055A1 (en) 2012-06-27
JP2014090453A (ja) 2014-05-15
JP5475134B2 (ja) 2014-04-16
US20110194593A1 (en) 2011-08-11
CN102484870A (zh) 2012-05-30
TW201116127A (en) 2011-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5745017B2 (ja) ワイヤレス通信ネットワーク中の複数ユーザのmimoのためのスケジューリング
JP6060241B2 (ja) 無線通信システムにおいてチャネル状態情報をフィードバックする端末装置及びその方法
JP5619742B2 (ja) ワイヤレス通信システムにおいて分散mimoをサポートするための方法および装置
US9755705B2 (en) Method and apparatus for supporting multi-user and single-user MIMO in a wireless communication system
US8447236B2 (en) Spatial interference mitigation schemes for wireless communication
EP2899897B1 (en) Methods and systems for combined precoding and cyclic delay diversity
US20150156786A1 (en) Method and apparatus for performing uplink scheduling in a multiple-input multiple-output system
US8306089B2 (en) Precoding technique for multiuser MIMO based on eigenmode selection and MMSE
WO2017135302A1 (ja) 基地局、ユーザ装置、プリコーディング行列適用方法、及びプリコーディング行列取得方法
JP5900707B2 (ja) Dlmu−mimo通信システムにおける伝送能力向上方法
US9401830B2 (en) Channel reconfiguration method, precoding method and apparatus therefor
US20170171876A1 (en) Channel state information framework for advanced receivers
US20190349946A1 (en) Method for Receiver Type Selection

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130731

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5475134

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees