JP2008306572A - 映像記録装置 - Google Patents

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Katsuyuki Sakaniwa
克幸 坂庭
Masakazu Kashiwabara
正和 柏原
Masahiko Akai
正彦 赤井
Masanori Miko
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Abstract

【課題】ループレック方式(新規に映像データを記録する際に映像データの総記録時間が所定時間を超えると予想される場合に、記録時刻の古い映像データを削除した後で新規に映像データを記録する方式)による記録状態の容易な確認を可能とする映像記録装置を提供する。
【解決手段】映像記録装置は、記録媒体(105)と、ループレック方式により映像データを記録媒体に記録する記録手段(102)と、記録媒体における映像データの記録状態を示す記録状態画像を生成する画像生成手段(106)とを備える。記録状態画像は、所定時間毎の映像データから生成され、元の映像データの記録時刻に対応する所定の位置に配置されたサムネール画像と、現在時刻に対応する位置に配置された、先頭を示す表示とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像を記録する映像記録装置に関し、特に、記録媒体上での映像データの記録状態を視覚的に表す技術に関する。
防犯等のために使用される監視カメラは、テープ、HDDなどの記録媒体に監視対象の映像を記録する。通常、監視カメラは24時間動作し、映像を記録することから、記録媒体の容量が問題となる。従来、監視カメラの撮影において、記録媒体の残容量が枯渇してきた場合、撮影時刻の古い映像から順次映像を上書きすることで撮影を継続させる方法がある。このような記録方法を「ループレック」という。また、特許文献1には、上書きではなく、撮影時刻の古い映像から順次低解像度映像に変換することで残容量を増加させ、撮影を継続させる方法が開示されている。また、撮影中にネットワークで映像を転送して、より大容量の記録媒体へ記録する方法なども提案されている。
ところで、記録された映像の確認の方法として、特許文献2に開示されているような「追っかけ再生」と呼ばれる手法がある。追っかけ再生とは、映像を記録しながら同時に、記録済みの映像を再生する方法であり、これにより撮影動作中に撮影済みの映像が確認できるようになる。
特開平11−67770号公報 特開2005−302103号公報
従来、ループレック動作中に容易に映像の確認方法を行えるようなものはなく、現状、早送り、巻き戻しなどの非効率な操作での映像確認に頼らざるを得ないという課題がある。また、撮影時刻の古いものから順に削除する場合に、どのような映像が削除されようとしているのかを簡単に確認できる方法も要望される。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、記録媒体におけるループレックによる記録状態の容易な確認を可能とする映像記録装置を提供することにある。
本発明に係る映像記録装置は、ループレック方式により映像データを記録する記録装置である。ループレック方式とは、新規に映像データを記録する際に映像データの総記録時間が所定時間を超えると予想される場合に、記録時刻の古い映像データを削除した後で新規に映像データを記録する方式である。映像記録装置は、映像データを格納する記録媒体と、ループレック方式により映像データを記録する記録手段と、記録媒体における映像データの記録状態を示す記録状態画像を生成する画像生成手段とを備える。記録状態画像は、所定時間毎の映像データのフレームから生成され、元の映像データの記録時刻に対応する所定の位置に配置されたサムネール画像と、現在時刻に対応する位置に配置された、先頭を示す表示とを含む。
本発明によれば、ループレック方式による記録中の記録状態を容易に確認することができる。また、ループレック動作において映像が削除される様子が可視化されるので、必要な映像を残すなどの作業をスムーズに行うことができる。
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施の形態を説明する。
1.映像記録装置の構成
図1に本発明の実施形態の映像記録装置の全体構成を示す。本実施形態の映像記録装置100は、映像を撮像する撮像部101と、撮像した映像を記録する記録部102と、ループレック状態を示す画像(以下、「記録状態画像」という。)を作成する記録状態画像生成部106と、撮影された画像または記録状態画像等を表示する表示部107と、記録状態画像生成部106におけるサムネール画像の表示方法を設定する表示設定部108と、撮像された映像を格納する記録メディア105とにより構成される。
撮像部101は被写体からの光学情報を電気信号に変換し出力する。表示部107はCRTやLCD等の表示装置である。表示部107は、データ管理部103または記録状態画像生成部106からの映像信号を受けて表示する。
記録部102は、記録メディア105に記録されたデータを管理するデータ管理部103と、撮像されたデータを記録メディア105に記録するファイル記録部104とを含む。
記録部102におけるデータ管理方法を説明する。記録部102において、ファイル記録部104は、撮像部101で撮像された映像を記録メディア105にファイル形式で記録する。データ管理部103は、ループ管理データを用いてループレック状態を管理する。なお、本実施形態では、1つのファイルは1分間の映像データを格納し、記録メディア105は、12時間分の映像データを格納可能な容量を有する。フレームレートは30フレーム/秒とする。また、記録開始日時を、2007年1月1日00:00:00とする。
図2にループ管理データを示す。ループ管理データ201は、記録されているファイルの中で最初に記録されたファイル(先頭ファイル)のファイル名と、最後に記録された(すなわち、現在記録中の)ファイル(末尾ファイル)のファイル名と、記録された映像データの総フレーム数と、先頭ファイルの記録開始日時とを記録している。図2に示すループ管理データ201は、記録開始から4分30秒経過した時点の例を示している。
また、図2には、記録メディア105におけるファイル構成をも示されている。本実施形態では、1ファイルに格納される映像データの時間を1分としたので、4分30秒記録した時点では、5つのファイル(0001.dat〜0005.dat)が作成される。先頭ファイルが”0001.dat”、末尾ファイルが”0005.dat”である。ファイル名は連続した番号が付される。図2では、”0001.dat”のファイルから”0005.dat”のファイルまで順に記録されていることを示している。ループ管理データ201のフレーム数には、4分30秒分のフレーム数の8,100が、開始日時には、記録開始日時と同じ「2007/1/1 00:00:00」が記録されている。ファイル名は、”0001”から始まる4桁の連番と拡張子”dat”で構成される。
本実施形態の映像記録装置において、以下に説明する記録部102、記録状態画像生成部106及び表示設定部108の機能はハードウェアで実現されてもよいし、CPU等が所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。
2. 映像記録装置の動作
2.1 映像データの記録処理
図3を参照し、記録部102における映像データの記録及びそれに伴う管理データの更新処理を説明する。なお、説明の便宜上、ループ管理データ201の構成が図2に示す状態にあるとする。
記録部102は撮像部101から1フレーム毎に画像データを取得する(S301)。ファイル記録部104は、記録メディア105へ1フレームデータの追加記録が可能か否かを判断する(S302)。具体的には、ファイル記録部104は、ループ管理データ201の「フレーム数」を参照し、記録済みのフレーム総数が、1分間のフレーム数である1,800で割り切れるか否かで判断する。つまり、記録済みのフレーム総数が1800で割り切れた場合、末尾ファイルへの追加記録が不可能であると判断し、剰余がある場合、末尾ファイルへの追加記録が可能であると判断する。
図2の例では、ループ管理データ201の「フレーム数」は8,100フレームであり、1分間のフレーム数1,800で割った剰余が0でないので、末尾ファイルである”0005.dat”の記録時間が1分に達していないことがわかる。このため、”0005.dat”ファイルへの追加記録が可能と判断する。また、図2の状態から30秒経過した時点(5分間記録した時点)では、ループ管理データ201の「フレーム数」は9,000フレームとなっており、1,800で割った剰余は0となるので、”0005.dat”の記録時間が1分に達していることがわかる。よって、図2の状態から30秒経過した時点では、末尾ファイルへの追記が不可能であると判断される。
ステップS302において、追加記録が可能である場合、末尾ファイルに撮像した1フレーム分のデータを追記し(S306)、ループ管理データ307を更新する(S307)。例えば、図2の例では、”0005.dat”に1フレーム分のデータを追記し、ループ管理データ201の「フレーム数」を8,100から8,101へ更新する。
一方、追加記録が不可能な場合、すなわち、記録済みのフレーム総数が1800で割り切れた場合、記録メディア105の残容量が十分にあるか否かを確認する(S303)。この確認は、記録メディア105において現在の記録時間が記録メディア105の最大記録時間(12時間)に達しているか否かを判断することで行う。現在の記録時間が記録メディア105の最大記録時間(12時間)に達していれば、「残容量なし」と判断し、達していなければ、「残容量あり」と判断する。
「残容量あり」と判断された場合、新規にファイルを作成し(S305)、その新規ファイルに1フレーム分のデータを追記し(S306)、ループ管理データ307を更新する(S307)。例えば、図2の状態から30秒経過した時点(ループ管理データ201の「フレーム数」は9,000)では、記録メディア105への追加記録が不可能であり、「残容量あり」と判断される。この場合、”0005.dat”のファイル名の連番部分を1つインクリメントして”0006.dat”というファイルを新規に作成し、”0006.dat”に1フレーム分のデータを追記する。そして、ループ管理データ201の「末尾ファイル」を0006.datに更新し、「フレーム数」を9,001へ更新する。
一方、「残容量なし」と判断された場合、ループレック処理のために先頭ファイルが削除される(S304)。そして、先頭ファイルの削除により生じた空き領域に、新規ファイルを作成し(S305)、その新規ファイルに1フレーム分のデータを追記し(S306)、ループ管理データ307を更新する(S307)。
図4Aは、12時間記録をした時点のループ管理データおよび記録メディアのファイル構成を示した図である。”0001.dat”から”0720.dat”までの720ファイルが存在する。ループ管理データ401の先頭ファイルは”0001.dat”であり、末尾ファイルは”0720.dat”、フレーム数が1,296,000、開始日時が2007/1/1 00:00:00である。
この状態で1フレーム分のデータを記録すると、ループ管理データ401のフレーム数1,296,000フレームを1分のフレーム数1,800で割った剰余が0であるので、ファイルへの追記が不可能と判断する(S302)。現在の記録時間が記録メディア105の最大記録時間(12時間)と一致しているため、「残容量なし」と判断し(S303)、先頭ファイルである”0001.dat”ファイルを削除する(S304)。次に、末尾ファイル”0720.dat”の連番部分を1つインクリメントして”0721.dat”というファイルを新規に作成する(S305)。”0721.dat”ファイルに1フレーム分のデータを追記する(S306)。最後に、ループ管理データ401を更新する(S307)。具体的には、ループ管理データ401の末尾ファイルを”0720.dat”から”0721.dat”に更新する。先頭ファイルを”0001.dat”から”0002.dat”に更新する。さらに、フレーム数を、1,296,000から、削除した1ファイル分のフレーム数を引き、追記した1フレームを加算して算出される1,294,201(1,296,000−1,800+1)に更新する。さらに、開始日時を、”0002.dat”の記録開始日時である2007/1/1 00:01:00に更新する。
図4Aの状態から以上の処理を行いながら1時間経過した後のループ管理データおよび記録メディアのファイル構成の状態を図4Bに示す。図4Bでは、記録開始から60ファイルが削除されているため、ループ管理データ201において先頭ファイル(00061.dat)の記録時刻2007/1/1 01:00:00が開始日時に設定されている。
図5A〜図5Cに表示部107で表示される記録状態画像の例を示す。これらの図に示すように、記録状態画像20は、経過時間表示21上に、所定時間毎の記録映像から生成されるサムネール画像23と、その映像が撮影された時刻25とが配置される。経過時間表示21は、円弧状の矢印すなわち円周に沿って配置された矢印で表される。経過時間表示21の矢印(円弧)の長さは記録開始時刻からの経過時間(または記録メディア105の使用量)に応じて変化する。経過時間表示21の形状は記録メディア105の容量の状態を示し、弧が閉じていない状態は記録メディア105の容量が残っている状態を示し、弧が閉じた状態は容量が残っていない状態を示す。弧の角度は使用容量に対応し、例えば90°であれば、全容量の25%(90°÷360°)が使用済みであることを示す。
矢印の先頭は時計の0時の位置から始まり、記録時間の経過とともに時計回りに進む。1周した後も、時計回りで進み続け、矢印の先頭と末尾が一致し円状を保ちながら、矢印の先頭が進むことで古い映像が消えていくことを表現している。図5A〜図5Cに示すように、環状にサムネール画像を時系列に沿って配置し、ループレックの記録状態をより容易に視覚的に把握することが可能となる。また、最新の画像部分近傍に矢印の先頭部分を配置し、矢印の先頭部分を時間経過とともに移動させることで、時間の経過がより認識しやすくなる。
2.2 記録状態画像の生成処理
図7のフローチャートを参照し、記録状態画像生成部106による記録状態画像の生成処理を説明する。ここで、記録状態画像とは、記録メディア105に記録されている画像の記録状態すなわちループレック状態を示す画像であって、ループレック状態を視覚的に容易に把握できるようにするための画像である。
図7において、記録状態画像生成部106はループ管理データ201のフレーム数に基づき、記録開始からの経過時間を算出し、描画する経過時間表示21(円弧)の長さ(角度)を決定する(S701)。次に、ループ管理データ201の開始日時の時刻情報に基づき、円弧上の開始位置を決定する(S702)。それらの決定した値に基づき経過時間表示21を生成する(S703)。
記録状態画像生成部106は、記録開始から所定時間(例えば1時間)毎の画像を記録しているファイルを決定し、決定した各ファイルの先頭フレームを読み出し、そのサムネール画像23を生成する(S704)。そして、生成したサムネール画像をそれぞれ円弧上の対応する位置に配置する(S705)。その後、記録状態画像生成部106は、各サムネール画像の下に、それぞれに対応する時刻情報25を配置する(S706)。このようにして記録状態画像生成部106により生成された画像データが表示部107に送られ、図5A〜図5Cのような記録状態画像20が表示される。
以下、図6に示すような記録状態にあり、かつ、1時間毎にサムネール画像を表示する場合の例について上記の処理を具体的に説明する。
記録状態画像生成部106は、図6に示すループ管理データ201のフレーム数(324,000)に基づき、3時間記録されていることを計算し、経過時間表示21として90°(360°×3時間÷12時間)の弧を描画することを決定する(S701)。次に、ループ管理データ5201の開始日時の時刻情報(00:00:00)に基づき、弧の0時の位置から矢印を開始することを決定する(S702)。次に、これらの決定に基づき0°から90°までの経過時間表示21を生成する(S703)。
1時間毎にサムネール画像を表示するため、記録状態画像生成部106は、記録開始から0、1、2時間経過時点の画像を記録しているファイル(”0001.dat”、”0061.dat”、”0121.dat”)をそれぞれ決定する。そして、記録状態画像生成部106は、決定した各ファイルの先頭フレームを読み出し、先頭フレームのサムネール画像を生成する(S704)。表示部107は、記録状態画像生成部106で生成されたサムネール画像23をそれぞれ経過時間表示21上の0時、1時、2時の位置に配置する(S705)。その後、表示部107は、各サムネール画像23の下に、それぞれに対応する時刻情報(00:00:00、01:00:00、02:00:00)25を配置する(S706)。これにより、図5Aに示すような記録状態画像20が得られる。
次に、ループレックが1周した状態(図4Aに示す状態)における記録状態画像の生成処理を説明する。
記録状態画像生成部106は、図4Aに示すループ管理データ201のフレーム数(1,296,000)に基づき、12時間記録していることを計算し、360°の弧を描画することを決定する(S701)。次に、ループ管理データ5201の開始日時の時刻情報(00:00:00)に基づき、0時の位置から矢印を開始することを決定する(S702)。これらの決定した値に基づき0°から一周する経過時間表示21を生成する(S703)。
次に、記録状態画像生成部106は、記録開始から0、1、2、…、11時間経過時点の画像を記録しているファイル(”0001.dat”、”0061.dat”、”0121.dat”、…、”0661.dat”)をそれぞれ決定し、決定した先頭フレームのサムネール画像を生成する(S704)。その後、経過時間表示21の0、1、2、…、11時の位置にサムネール画像23を配置し(S705)、時刻情報(00:00:00、01:00:00、02:00:00、…、11:00:00、)25を対応する位置に配置する(S706)。これにより図5Bのような記録状態画像20が得られる。
次に、ループレックが1周した後さらに1時間経過した状態(図4Bに示す状態)における記録状態画像の生成処理を説明する。
記録状態画像生成部106は、前述の例と同様にして、360°の円弧を描画することを決定する(S701)。そして、開始時刻情報(01:00:00)に基づき、円弧の1時の位置から矢印を開始することを決定する(S702)。それらの決定した値に基づき、30°から一周する経過時間表示21を生成する(S703)。そして、1、2、3、…、12時間経過時点の画像を記録しているファイル(”0061.dat”、”0121.dat”、”0181.dat”、…、”0721.dat”)を決定し、先頭フレームのサムネール画像23を生成する(S704)。その後、経過時間表示21の1、2、3、…、12時の位置にサムネール画像23を配置する(S705)。最後に、時刻情報(01:00:00、02:00:00、03:00:00、…、12:00:00)25を配置する(S706)。これにより図5Cのような記録状態画像20が得られる。
2.2.1 時間経過を考慮した記録状態表示
表示設定部108は、記録状態画像20において時間経過をより容易に認識可能とするためのサムネール画像の表示方法の設定を行う。表示設定部108は、時間経過に応じて変化させるべき設定の情報をユーザから受け付け、その設定情報を保持する。ここで、時間経過に応じて変化させる設定としては、サムネール画像のサイズ、解像度、輝度等の設定が含まれる。
記録状態画像生成部106は、表示設定部108からの設定にしたがい、新しい映像に対応するサムネール画像がより強調して表示されるようサムネール画像を生成する。
例えば、ユーザにより指定された設定が「サイズ」である場合、表示設定部108は、時間的に1つ前のサムネール画像よりサイズが小さくなるようサムネール画像を作成するように、記録状態画像生成部106に要求する。図4Aの場合を例にとると、まず、0時から11時の位置のファイルとして”0001.dat”、”0061.dat”、…、”0541.dat”、”0601.dat”、”0661.dat”を決定し、各サムネール画像のサイズを計算する。
例えば、最新の画像を80×60画素で表示し、その後1時間ごとに1割ずつ小さくする場合、表示設定部108は、0661.datは80×60画素、0601.datは72×54画素、0541.datは65×58画素のサイズになるように、記録状態画像生成部106へ指示する。これにより、図8に示すような、記録時刻が古い画像ほど徐々に小さい画像になるような表示が得られる。
また、ユーザにより指定された設定が「解像度」である場合、表示設定部107は、1つ前の画像よりサイズが小さいサムネール画像を一旦作成し、その後、得られたサムネール画像を元のサイズに伸張した画像を作成するように、記録状態画像生成部106に要求する。たとえば、0601.datを40×30画素で一旦作成後、80×60画素に伸張する。これにより、記録時刻が古い画像ほど徐々に荒い画像になるような表示が得られる。
また、ユーザにより指定された設定が「輝度」である場合、表示設定部107は、1つ前の画像より輝度が低いサムネール画像を生成するように記録状態画像生成部106に要求する。例えば、画像全体の輝度の値を1時間ごとに1割ずつ下げることで、記録時刻が古い画像ほど徐々に暗い画像になる表示が得られる。なお、輝度の代わりに透過度を調整してもよく、徐々に薄い画像になる表示が得られる。
以上のように記録状態画像において表示するサムネール画像を、記録時刻が古いものほどその視覚特性が劣化するように段階的に変化させることで、新しい画像の認識がより容易になる。
3.変形例
本実施形態では、ループレックの状態の管理方法として、一定時間(1分)毎にデータを記録するファイルを分割し、ファイル単位で管理していた。しかし、図9に示すように、1つのファイルで管理し、ファイル中のデータを部分的に上書きするようにし、ファイル中の先頭アドレスと末尾アドレスでループレックの状態を管理してもよい。
また、本実施形態では、記録状態表示において時系列の方向を時計回りとしたが、反時計回りでも良く、また、時刻の表示にタイムコードを用いても良い。
また、本実施形態では、経過時間表示21の形状を円弧状としたが、これに限らず、図10に示すように、経過時間表示21の形状を直線とし、その上にサムネール画像を並べても良い。例えば、12cmの描画可能な直線上に3時間経過した状態(図6)を表示する際、ステップS701では、3cm(12cm×3時間÷12時間)の線を描画することを決定し、ステップS702では、ループ管理データ201の開始時刻(00:00:00)に基づき、0cmの位置から矢印を開始することを決定する。または、経過時間表示の形状を、図11(a)、(b)に示すような三角、四角、多角形等の環状図形状、もしくは図11(c)に示すような螺旋状としても良い。
また、経過時間表示21を透明にして表示させないようにし、サムネール画像23と時刻情報25のみを表示させるようにしてもよい。または、経過時間表示21において、棒状部分は透明にし、矢印部分の先端部(三角形部分)または先端部とその近傍のみを視覚的に認識できるように表示させてもよい。
本発明は、ループレック状態の視覚的な認識を容易にするため、ループレック方式により映像を記録媒体に記録する映像記録装置に有用である。
本発明の実施形態の撮影装置の構成を示す図 ループ管理データとファイル構成の一例を示す図(記録開始から4分30秒経過時) ファイル記録処理のフローチャート ループ管理データとファイル構成の一例を示す図(記録開始から12時間経過時) ループ管理データとファイル構成の一例を示す図(記録開始から13時間経過時) 記録状態画像の表示例を示す図(記録開始から3時間経過時) 記録状態画像の表示例を示す図(記録開始から12時間経過時) 記録状態画像の表示例を示す図(記録開始から13時間経過時) ループ管理データとファイル構成の一例を示す図(記録開始から3時間経過時) 記録状態画像生成処理のフローチャート 記録状態画像の表示例を示す図(経過時間に応じてサムネール画像が小さい) 映像データを1つのファイルで管理する場合のループ管理データを示す図 直線状の経過時間表示を含む記録状態画像の表示例を示す図(サムネール画像を直線上に配置) 経過時間表示の他の例を示す図
符号の説明
20 記録状態画像
21 経過時間情報
23 サムネール画像
25 時刻情報
101 撮像部
102 記録部
103 データ管理部
104 ファイル記録部
105 記録メディア
106 記録状態画像生成部
107 表示部
108 表示設定部
201 ループ管理データ

Claims (10)

  1. 所定時間分の映像データを格納可能な記録媒体と、
    前記記録媒体に新規に映像データを記録する際に、記録後の映像データの総記録時間が前記所定時間を超えると予想される場合に、記録時刻の古い映像データを削除した後で新規に映像データを記録するループレック方式により映像データを記録する記録手段と、
    前記記録媒体における映像データの記録状態を示す記録状態画像を生成する画像生成手段とを備え、
    前記記録状態画像は、
    所定時間毎の映像データのフレームから生成され、元の映像データの記録時刻に対応する所定の位置に配置されたサムネール画像と、
    現在時刻に対応する位置に配置された、先頭を示す表示とを含む、
    ことを特徴とする映像記録装置。
  2. 前記記録状態画像は、前記記録媒体に記録される映像データの記録開始時刻からの経過時間に対応した長さを有し、前記先頭を示す表示を含む経過時間表示を有し、
    前記経過時間表示上の所定の位置に前記サムネール画像が配置される、
    ことを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  3. 前記記録状態画像において環状にサムネール画像が配置されることを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  4. 前記記録状態画像において螺旋状にサムネール画像を配置されることを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  5. 前記記録状態画像において直線上にサムネール画像を配置されることを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  6. さらに、前記サムネール画像の表示方法を設定する表示設定手段を備え、
    前記画像生成手段は、前記表示設定手段に設定された情報に基づき、前記サムネール画像の特性を、サムネール画像に対応する元の映像の記録時刻に応じて変化させる、ことを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  7. 前記画像生成手段は、を、サムネール画像に対応する元の映像の記録時刻が古いほど、サムネール画像の視覚的特性が劣化するようにサムネール画像の特性を変化させることを特徴とする請求項6記載の映像記録装置。
  8. 前記サムネール画像の特性は、サムネール画像のサイズであることを特徴とする請求項6記載の映像記録装置
  9. 前記サムネール画像の特性は、サムネール画像の解像度であることを特徴とする請求項6記載の映像記録装置。
  10. 前記サムネール画像の特性は、サムネール画像の輝度であることを特徴とする請求項6記載の映像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024048A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Toshiba Corp 映像収録再生装置および映像収録方法
JP2011130106A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 記録装置及び記録方法

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