JP2008193715A - データ記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ記憶領域を記憶領域EA ,EB ,EC に分割し、受信された画像データを先ずフルレートで上記記憶領域EA に記憶する。そして、記憶領域EA に空きがなくなった場合には、当該記憶領域EA に記憶された最古の画像データのフレームを間引き率1/2で間引いて記憶領域EB に移動させ、このデータ移動により記憶領域EA に生成された空き領域に、新たに受信された画像データをフルレートで上書き保存する。また、記憶領域EB ,EC にも空き領域がなくなった場合には、上記記憶領域EA の場合と同様にそれぞれ最古の画像データを間引きながら順次移動させ、この移動により空きとなった領域に記憶領域EB ,EA の保存対象フレームを順次移動させる。
【選択図】図4
Description
すなわち、時系列で入力された、フレームの種類としてIフレームとPフレームとを有するように符号化された映像のデータを、記憶容量を定められた第1及び第2の仮想記憶領域を有する記憶媒体に順次記憶するデータ記憶装置にあって、上記記憶媒体に記憶されたフレームの各々について、フレーム番号と、記憶アドレスと、データ長と、記録時刻と、フレームレートとを対応付けるテーブルを管理する手段を備える。そして、上記入力されたフレームデータを第1フレームレートで上記記憶媒体の空き領域に順次記憶する際に、上記第1フレームレートで記憶されたフレームデータの全記憶データ量を計算して、上記第1の仮想記憶領域の容量内で上記入力されたフレームデータを記憶するための空き領域があるか否かを判定する。そして、この判定の結果、上記第1の仮想記憶領域に空き領域がないと判定されたときに、上記第1フレームレートで記憶された最古のフレームデータが上記第1フレームレートより低レートに設定された第2フレームレートにおける保存対象であれば、当該最古のフレームデータのフレームレートを第2フレームレートに変更し、保存対象でなければ当該最古のフレームデータが記憶されていた領域に上記入力されたフレームデータを記憶する。さらに、上記第1フレームレートから上記第2フレームレートへの変更があったときに、上記第2の仮想記憶領域の全記憶データ量を計算し、上記第2の仮想記憶領域の容量内で上記入力されたフレームデータを記憶するための空き領域があれば、当該空き領域に上記入力されたフレームデータを記憶し、当該空き領域がなければ、上記第2フレームレートで記憶された最古のフレームデータが記憶されていた領域に上記入力されたフレームデータを記憶させるようにしたものである。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わるデータ記録装置を備えた監視システムの概略構成図である。
この監視システムは、監視対象エリアに配置された複数の監視カメラCM1〜CMrを通信ネットワークNWを介して監視サーバ装置SVに接続すると共に、この監視サーバ装置SVに対し複数の閲覧用端末を上記通信ネットワークNWを介して接続可能としたものである。
データベースDBは記憶媒体としてハードディスクを使用したもので、データ記憶領域と、管理情報記憶領域とを備えている。データ記憶領域は、図3に示すように記憶領域EA ,EB ,EC に分割されている。記憶領域EA は、監視カメラCM1〜CMrにより撮像された比較的新しい監視データをフルレートで記憶するために用いられる。記憶領域EB は、上記記憶領域EA に記憶された監視データの中で古くなった監視データをフルレートの1/2で記憶するために用いられる。記憶領域EC は、上記記憶領域EB に記憶された画像データの中でさらに古くなった画像データをフルレートの1/4で記憶するために用いられる。
データ記憶制御プログラム131は、上記データベースDBの記憶領域EA ,EB ,EC に対する画像データの記憶制御を行うもので、受信された画像データを先ず記憶領域EA にフルレート、例えば毎秒30フレーム(30fps)で記憶させる。次に、上記記憶領域EA に空き領域がなくなった場合に、当該記憶領域EA に記憶されたフレーム画像データを記録時刻が古い順にフルレートの1/2、例えば15fps に間引くようにし、間引きの対象とならない画像フレームを記憶領域EB に移動記憶させる。さらに上記記憶領域EB にも空き領域がなくなった場合には、当該記憶領域EB に記憶された画像データを最古のフレームから順にフルレートの1/4、例えば7.5fps に間引くようにし、間引きの対象とならない画像フレームを記憶領域EC に移動記憶させる。
監視サーバ装置SVのCPU11は、監視カメラCM1〜CMrから1フレームの画像データが送られるごとに、当該画像データをステップ6aによりネットワークI/F17から取り込む。画像データを取り込むとCPU11は、先ずこの画像データを画像エンコーダ14で圧縮符号化する。なお、上記監視カメラCM1〜CMrから画像データと共に音声データが送られた場合には、この音声データを図示しない音声エンコーダにより圧縮符号化する。
そして、上記上書き保存の終了後に、ステップ6oにおいて記憶領域管理テーブルの該当するフレーム画像データの管理情報を書き換える。
また、上記上書き保存の終了後に、ステップ6oにおいて記憶領域管理テーブルの該当するフレーム画像データの管理情報を書き換える。
すなわち、閲覧用の固定端末PC1〜PCk及び移動通信端末MS1〜MSjから画像データの閲覧要求が到来すると、監視サーバ装置SVのCPU11は受信された閲覧要求から閲覧者が指定した再生開始時刻を抽出する。そして、この抽出された再生開始時刻をもとに記憶領域管理テーブルから該当する時刻に記録された画像データの管理情報を読み出し、この読み出された管理情報に含まれる記憶アドレスをもとに記憶領域EA ,EB ,EC を選択的にアクセスして、該当するフレーム画像データを読み出す。
上記第1の実施形態では、データ記憶領域を物理的に異なる3個の記憶領域EA ,EB ,EC に分割し、上位側の記憶領域に空きが足りなくなるごとに、記憶データをフレーム単位で間引き処理しつつ順次下位側の記憶領域へ物理的に移動させるようにした。
データベースDBには、データ記憶領域と記憶管理テーブルとが設けられている。データ記憶領域には、受信されたフレーム画像データが固定的に記憶される。図7はその一例を示すもので、アドレス“0000”〜“FFFF”で表されるデータ記憶領域にフレーム画像データfa1,fa2,…,fan,…が順に記憶された状態を示している。
データ記憶制御プログラムは、上記データベースDBのデータ記憶領域に対する画像データの記憶制御を行うもので、データ記憶領域に空き領域が存在するときには、受信されたフレーム画像データをデータ記憶領域に順次記憶する。一方、データ記憶領域に空き領域がなくなった場合には、間引き処理により生成された空き領域に、新たに受信されたフレーム画像データを書き込む。
監視サーバ装置SVのCPU11は、監視カメラCM1〜CMrからフレーム画像データが送られるごとに、当該フレーム画像データをステップ10aによりネットワークI/F17から取り込む。フレーム画像データを取り込むとCPU11は、先ずこの取り込んだフレーム画像データを画像エンコーダ14で圧縮符号化する。なお、フレーム画像データに音声データが付属している場合には、この音声データについても図示しない音声エンコーダにより圧縮符号化する。
以後同様に、フレーム画像データが受信されるごとに上記処理が繰り返し実行される。
したがって、管理情報の変更により間引き処理を含む画像データの延長保存処理を行えるようになり、これによりデータ記憶領域における画像データの物理的な移動処理が不要になって、その分処理手順を削減して処理の簡単化及び高速化を図ることができる。
前記各実施形態では、画像符号化方式としてJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式を採用した場合を例にとって説明した。しかし、それに限らずMPEG(Motion Picture Experts Group)方式を採用した場合にもこの発明は適用可能である。
MPEG方式により符号化された画像データは、Iフレーム(MPEG1/2ではIピクチャ、MPEG4ではI−VOPと呼称される)と、これに続く複数のPフレーム(MPEG1/2ではPピクチャ、MPEG4ではP−VOPと呼称される)とから構成される。したがって、このような符号化データを前記各実施形態と同様に単純にフレーム単位で間引き処理しようとすると、Iフレームが削除されてデータが再生できなくなるおそれがある。
(1)Iフレームを残してPフレームを後ろから選択的に削除する方式(削除する1または複数のPフレームは間引かずに連続的に選択する)。
(2)目的フレームの位置でIフレームを作成し、その前後のPフレームを削除する方式。
のいずれかを採用する。
その他、データ記録装置の構成、データ記憶制御、アドレス管理制御及びデータ再生制御の手順と内容、データの種類などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
Claims (2)
- 時系列で入力された、フレームの種類としてIフレームとPフレームとを有するように符号化された映像のデータを、記憶容量が定められた第1及び第2の仮想記憶領域を有する記憶媒体に順次記憶するデータ記憶装置において、
前記記憶媒体に記憶されたフレームの各々について、フレーム番号と、記憶アドレスと、データ長と、記録時刻と、フレームレートとを対応付けるテーブルを管理する手段と、
前記入力されたフレームデータを、第1フレームレートで前記記憶媒体の空き領域に順次記憶する第1の手段と、
前記第1フレームレートで記憶されたフレームデータの全記憶データ量を計算し、前記第1の仮想記憶領域の容量内で前記入力されたフレームデータを記憶するための空き領域があるか否かを判定する第2の手段と、
前記第1の仮想記憶領域に空き領域がないと判定されたときに、前記第1フレームレートで記憶された最古のフレームデータが前記第1フレームレートより低レートに設定された第2フレームレートによる保存対象であれば、当該最古のフレームデータのフレームレートを第2フレームレートに変更し、保存対象でなければ当該最古のフレームデータが記憶されていた領域に前記入力されたフレームデータを記憶する第3の手段と、
前記第1フレームレートから前記第2フレームレートへの変更があったときに、前記第2の仮想記憶領域の全記憶データ量を計算し、前記第2の仮想記憶領域の容量内で前記入力されたフレームデータを記憶するための空き領域があれば当該空き領域に前記入力されたフレームデータを記憶し、当該空き領域がなければ前記第2フレームレートで記憶された最古のフレームデータが記憶されていた領域に前記入力されたフレームデータを記憶させる第4の手段と
を具備することを特徴とするデータ記録装置。 - 前記第3の手段は、第2フレームレートにおける保存対象と判断された当該最古のフレームデータがPフレームである場合に、当該最古のフレームデータの位置でIフレームを作成することを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
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WO2012049852A1 (ja) | 2010-10-14 | 2012-04-19 | トヨタ自動車株式会社 | 蓄電装置の診断装置、診断方法、および蓄電装置 |
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