JP2008306571A - 光受信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の装置よりも更に消費電力を低減可能な光受信回路を提供する。
【解決手段】 節点N1の電位低下に伴って、比較器COMPへの入力電圧が、当初のVccから(1/2)×Vccに到達した場合、比較器COMPの出力レベルが反転し、出力レベルがLOWとなる。比較器COMPの出力レベルがLOWになった場合、増幅部用スイッチSW3は接続され、光受信回路1は半起動状態に移行する。増幅部用スイッチSW3の接続によって信号検出回路SDも起動する。増幅部2が起動した場合、信号検出回路SDは、増幅部2の出力に伝送信号が含まれているか否かを判定し、伝送信号が含まれていない旨を信号検出回路SDが示す場合には、リセット用スイッチSW2を接続させて、キャパシタC1をリセットする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光受信回路に関する。
MOST(MediaOriented Systems Transport)は、マルチメディア用途の車載電子機器ネットワークシステムの規格である。MOSTには、FOT(FiberOptic Transceiver)などの光受信回路が用いられており、光ファイバからの信号を受信し、電気信号に変換している。FOTにおいては、消費電力の低減が期待されている。
低消費電流化を実現するため、従来の光受信回路ではシャットダウン機能を有している。シャットダウン機能では、外部からシャットダウン信号が入力されると、シャットダウン状態となり、消費電流が低減された状態となり、その後、外部からシャットダウン解除信号が入力されると、シャットダウン状態は解除され、通常の動作状態に復帰する。
このような光受信回路を小型化する一つの手法が特許文献1において提案されている。特許文献1に記載の光受信回路においては、フォトダイオードの出力は、初段アンプ部、アンプ、ヒステリシスコンパレータ及びバッファを介して出力段に入力されている。それぞれの回路素子には、バイアス回路からバイアス電流が供給されている。アンプの出力に基づいて送出されたリセット信号がシャットダウン制御回路に入力されると、バイアス回路がシャットダウン状態となる。シャットダウン制御回路は、初段アンプ部の出力に基づいて、バイアス回路のシャットダウン状態を解除している。
特開2005−130173号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光受信装置においては、フォトダイオードの電流出力を、装置の起動・シャットダウン用の信号としてモニタしているため、信号光以外のノイズ光が入射した場合においてもシャットダウン状態が解除され、電力消費が生じるというおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、従来の装置よりも更に消費電力を低減可能な光受信回路を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る光受信回路は、フォトダイオードの出力信号を増幅する増幅部と、フォトダイオードにスイッチを介して接続されたキャパシタと、キャパシタの蓄積電荷量に応じて、スイッチによりキャパシタとフォトダイオードとの接続を切断すると共に増幅部を起動させる起動制御手段と、増幅部の出力に伝送信号
が含まれているか否かを判定する判定手段と、伝送信号が含まれていない旨を判定手段が示す場合にはキャパシタをリセットするリセット手段とを備えることを特徴とする。なお、伝送信号とは人為的に生成された信号であり、ノイズ信号などの不要信号ではないことを意味する。
本発明の光受信回路によれば、フォトダイオードに入力された光信号は、増幅部によって増幅される。増幅部の起動は、フォトダイオードの受光量に応じてキャパシタに蓄積された電荷量に依存する。
通常の光信号がフォトダイオードに入力された場合には、キャパシタの蓄積電荷量は急激に変化するため、起動制御手段が増幅部を起動して増幅動作を行う。この際、フォトダイオードからの出力がキャパシタには流れないようにするため、フォトダイオードとキャパシタとの間のスイッチは切断され、フォトダイオードからの信号は増幅部へ流れる。増幅部内を流れる信号は判定手段に入力され、これに伝送信号が含まれていると判定した場合には、リセットは行われず、増幅部における信号の伝送を継続して許容する。すなわち、光信号に応じて通常の伝送信号がフォトダイオードから発生している場合には、増幅部は起動していることとなる。
一方、増幅部内を流れる信号は判定手段に入力されるが、これに伝送信号が含まれていない場合にはリセット手段がキャパシタをリセットする。すなわち、微弱ノイズ光の入射などに起因して発生した不要信号がキャパシタに入力されている場合には、まず、キャパシタの蓄積電荷量の変動量が少ないため増幅部が長時間に亘って起動せず、また、起動した場合においても、ノイズは伝送信号ではないため、判定手段の指示によりリセット手段がキャパシタをリセットし、これに応じて起動制御手段が増幅部への電力供給を遮断する。
更に、サージノイズ光などの大きな不要信号がフォトダイオードに入力された場合、キャパシタへの蓄積電荷量が急激に変化して増幅部が起動してしまうが、この後、伝送信号が無い旨を判定手段が判定するので、判定手段の指示によりリセット手段がキャパシタをリセットし、これに応じて起動制御手段が増幅部への電力供給を遮断する。
キャパシタのリセットによって、起動制御手段による増幅部への電力供給が遮断され、フォトダイオードとキャパシタの間のスイッチは再び接続され、上述の動作を継続する。
このように、本発明の光受信回路によれば、信号光以外のノイズ光がフォトダイオードに入射した場合においては、増幅部の起動が抑制され、起動した場合においても速やかに電力供給が遮断するので、従来の装置よりも更に消費電力を低減することができる。
また、本発明の光受信回路は、増幅部の出力信号を外部に出力する出力部を更に備え、伝送信号が含まれている旨を判定手段が示す場合には、判定手段は出力部を起動させることを特徴とする。伝送信号が含まれている旨を判定手段が示す場合には出力部の起動が行われ、含まれていない旨を判定手段が示す場合には、出力部は起動しないので、出力部を備えた構造において、消費電力が更に低減される。
また、フォトダイオードと増幅部は常時接続されていても一定の動作を行うが、フォトダイオードとキャパシタとを切断した際に、選択的に接続される方が信号伝送効率の観点から好ましい。すなわち、本発明の光受信回路は、上述のスイッチは切替スイッチであって、スイッチによるキャパシタとフォトダイオードの切断時に、フォトダイオードと増幅部とを接続することを特徴とする。
起動制御手段の構成としては種々の構造が考えられるが、本発明に係る起動制御手段は、増幅部と電力供給線との間に介在する増幅部用スイッチと、キャパシタの一端が接続された比較器とを有し、比較器の出力によって増幅部用スイッチの接続/切断が制御されることが好ましい。
キャパシタの蓄積電荷量に応じて、その一端の電位が変化し、これが比較器に入力されるので、比較器への入力レベルが基準レベルに到達した場合には、増幅部用スイッチが接続され、電力供給線から増幅部に電力供給が行われ、増幅部が起動する。比較器への入力レベルが基準レベルに到達しない場合には、増幅部用スイッチが切断され、電力供給線から増幅部に電力供給が行われず、増幅部が起動しない。本構造では、このように増幅部の起動をキャパシタの蓄積電荷量に応じて的確に制御できる。
また、本発明に係る光受信回路では、比較器とフォトダイオードとの間に介在するチャージアンプを更に備え、キャパシタはチャージアンプの入出力端子間に介在していることを特徴とする。この場合、起動判定を行うためのキャパシタがチャージアンプの一部を構成しているため、比較器へ入力電圧をチャージアンプによる電荷電圧変換により生成することができる。
本発明の光受信回路によれば、従来の装置よりも更に消費電力を低減することができる。
以下、実施の形態に係る光受信回路について説明する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、実施の形態に係る光受信回路1の回路図である。
光受信回路1は、ファイバ・オプティック・トランシーバFOTと、端子(節点)N1と電力供給線PLとの間に接続されたキャパシタC1とを備えている。電力供給線PLには、キャパシタC1及びスイッチSW1を順次介してフォトダイオードPDのカソードが接続されている。フォトダイオードPDのアノードは固定電位(グランド)に接続されている。フォトダイオードPDの出力信号は、増幅系回路又は検出系回路に選択的に入力される。
増幅系回路は、前段増幅器PA1、主増幅器MA1及び出力部OPを順次接続してなり、主増幅器MA1の出力端子は交流信号モニタとしての信号検出回路(判定手段)SDにも接続される。出力部OPは必要に応じて外部への信号出力端子OUTを備えている。信号検出回路SDの出力は、出力部OPと電力供給線PLとの間のスイッチSW4の導通を制御している。前段増幅器PA1及び主増幅器MA1は増幅部2を構成している。増幅部2は、フォトダイオードPDの出力信号を増幅する。
一方、検出系回路は、キャパシタC1とスイッチSW1との間の節点N1に接続された比較器(起動制御手段)COMPと、節点N1と電力供給線PLとの間に介在し、キャパシタC1の両端間を接続するリセット用スイッチ(リセット手段)SW2とを備えている。比較器COMPの出力は、電力供給線PLと増幅部2との間の増幅部用スイッチSW3の導通と、キャパシタC1とフォトダイオードPDとの間のスイッチSW1の導通を制御する。電力供給線PLにはVccの電位が与えられており、比較器COMPの電源として電力供給線PLが接続されており、比較器COMPには基準電位として(1/2)×Vccが入力されている。
図2は、実施の形態に係る光受信回路1の回路図(初期状態:スリープモード)である。
まず、スイッチSW1が接続(ON)されており、ファイバ・オプティック・トランシーバFOTに光ファイバが取り付けられ、光ファイバから光信号SP3がフォトダイオードPDに入射する。この時、フォトダイオードPDには電流Ipが流れる。フォトダイオードPDへの光の入力等によって、キャパシタC1に電荷が蓄積されると、キャパシタC1の両端に電位差が発生する。
キャパシタC1は、電源電位Vccとグランドとの間に介在しているので、キャパシタC1の両端間の電位差が大きくなると、これらの間に位置する節点N1の電位が低下する。節点N1の電位は比較器COMPへの入力電圧となる。節点N1の電位低下に伴って、比較器COMPへの入力電圧が、当初のVccから(1/2)×Vccに到達することになる。比較器COMPの入力電圧が(1/2)×Vccに到達するまでの期間、比較器COMPの出力レベルはHIGHレベルのままであり、増幅部用スイッチSW3は切断(OFF)されている。したがって、増幅部2、信号検出回路SD及び出力部OPからなる増幅系回路10は起動しておらず、スリープ状態である。
図3は、実施の形態に係る光受信回路1の回路図(半起動状態)である。
節点N1の電位低下に伴って、比較器COMPへの入力電圧が、当初のVccから(1/2)×Vccに到達した場合、比較器COMPの出力レベルが反転し、出力レベルがLOWとなる。比較器COMPの出力レベルがLOWになった場合、増幅部用スイッチSW3は接続され、光受信回路は半起動状態に移行する。
半起動状態では、増幅部用スイッチSW3が接続されると共に、スイッチSW1が増幅部2側へ切り替えられる。すなわち、比較器COMPは、キャパシタC1の蓄積電荷量に応じてスイッチSW1によりキャパシタC1とフォトダイオードPDとの接続を切断すると共に増幅部2を起動させている。なお、増幅部用スイッチSW3の接続によって信号検出回路SDも起動する。この状態では、出力部OPはまだ起動していない。
図4は、実施の形態に係る光受信回路1の回路図(リセット状態)である。
増幅部2が起動した場合、信号検出回路SDは、増幅部2の出力に伝送信号が含まれているか否かを判定し、伝送信号が含まれていない旨を信号検出回路SDが示す場合には、リセット用スイッチSW2を接続させて、キャパシタC1をリセットする。なお、伝送信号とは伝送の意図をもって人為的に生成された信号であり、ノイズ信号などの不要信号ではないことを意味する。
出力部OPは、増幅部2の出力信号を外部に出力する回路素子であれば特に限定されるものではなく、単なるアンプ、バッファアンプ、LEDなどの光電変換素子、又は通信回路などで構成することができる。
図5は、実施の形態に係る光受信回路1の回路図(全起動状態)である。
信号検出回路SDが、増幅部2から出力された信号に伝送信号が含まれている旨を示す場合には信号検出回路SDは、電力供給線PLと出力部OPの間に位置するスイッチSW4を接続し、出力部OPを起動させる。このように、伝送信号が含まれている旨を信号検出回路SDが示す場合には出力部OPの起動が行われ、含まれていない旨を信号検出回路SDが示す場合には、出力部OPは起動しないので、消費電力が更に低減される。
信号検出回路SDとしては、種々の構成が考えられるが、信号検出回路SDは、例えば、バンドパスフィルタとピーク・ホールド回路とを接続し、光ファイバから入力される特定の周波数の信号のみを透過させ、そのときの出力を保持しておき、これが所定期間継続した場合には、入力信号がノイズ(高周波、低周波)ではなく有意な伝送信号であると判定する。
信号検出回路SDの一例としては、他の構造も考えられる。例えば、信号検出回路SDは、入力信号を全波整流する全波整流回路と、全波整流された信号が入力されるローパスフィルタと、ローパスフィルタによって平滑化された出力レベルが入力される比較器と、比較器の出力が所定期間HIGHベルを示す場合にはスイッチSW4をONさせ、スイッチSW2をOFFさせる起動信号を出力する時間計測回路から構成することもできる。この比較器へ入力される基準電位(閾値)をノイズレベル以上に設定しておき、この比較器に基準電位以上の電圧が入力された場合には、この比較器はHIGHレベルを出力する。時間計測回路としては、基準クロックに同期して比較器の出力をサンプリングするサンプリング回路と、サンプリング回路から連続して出力されるHIGHレベルのパルス数がN個に到達した場合に上記起動信号を出力するカウンタから構成することができる。サンプリング回路からのHIGHレベルの信号の連続性を検出するため、サンプリング回路からLOWレベルが出力された場合には、カウンタの計測値をリセットすることとしてもよい。時間計測回路はキャパシタの充放電時間を利用してもよい。
上述の光受信回路1によれば、フォトダイオードPDに入力された光信号SP3は、増幅部2によって増幅される。増幅部2の起動は、フォトダイオードPDの受光量に応じてキャパシタC1に蓄積された電荷量に依存する。
通常の光信号がフォトダイオードPDに入力された場合には、キャパシタC1の蓄積電荷量は急激に変化するため、比較器COMPの出力が増幅部2を起動して増幅動作を行う。この際、フォトダイオードPDからの出力がキャパシタC1には流れないようにするため、フォトダイオードPDとキャパシタC1との間のスイッチSW1は切断され、フォトダイオードPDからの信号は増幅部2へ流れる。増幅部2内を流れる信号は信号検出回路SDに入力され、これに伝送信号が含まれていると判定した場合には、リセットは行われず、増幅部2及び後段の回路における信号の伝送を継続して許容する。光信号に応じて通常の伝送信号がフォトダイオードPDから発生している場合には、増幅部2は起動している。
一方、増幅部2内を流れる信号は信号検出回路SDに入力されるが、伝送信号が含まれていない場合には、信号検出回路SDからの出力によって、リセット用スイッチSW2が接続され、キャパシタC1の両端間が短絡され、リセットが行われる。すなわち、微弱ノイズ光の入射などに起因して発生した不要信号がキャパシタC1に入力されている場合には、まず、キャパシタC1の蓄積電荷量の変動量が少ないため増幅部2や信号検出回路SDが長時間に亘って起動せず、また、キャパシタC1が十分に充電されることで増幅部2や信号検出回路SDが起動した場合においても、ノイズは伝送信号ではないため、信号検出回路SDの指示によりリセット用スイッチSW2がキャパシタC1をリセットし、これに応じて比較器COMPの出力がスイッチSW3を切断し、増幅部2への電力供給を遮断する。
更に、サージノイズ光などの大きな不要信号がフォトダイオードPDに入力された場合、キャパシタC1への蓄積電荷量が急激に変化して増幅部2や信号検出回路SDが起動してしまうが、この後、伝送信号が無い旨を信号検出回路SDが判定するので、信号検出回路SDの指示によりリセット用スイッチSW2がキャパシタC1をリセットし、これに応じて比較器COMPが増幅部2及び信号検出回路SDへの電力供給を遮断する。
なお、信号検出回路SDへの電力供給の遮断によって、スイッチSW4はOFFとなり、スイッチSW2はONとなる。スイッチSW4とスイッチSW2は、チャネルタイプの異なる電界効果トランジスタ(FET)から構成することができるが、同一チャネルのFETの一方の制御入力にインバータを挿入しておいてもよい。
キャパシタC1のリセットによって、比較器COMPによる増幅部2及び信号検出回路SDへの電力供給が遮断され、スイッチSW1によりフォトダイオードPDとキャパシタの間が再び接続され、上述の動作を継続する。
このように、本実施形態の光受信回路によれば、信号光以外のノイズ光がフォトダイオードPDに入射した場合においては、増幅部2及び信号検出回路SDの起動後の電力供給が抑制され、起動した場合においても電力供給が速やかに遮断するので、従来の装置よりも更に消費電力を低減することができる。
なお、フォトダイオードPDと増幅部2とは常時接続されていても一定の動作を行うが、本例では、フォトダイオードPDとキャパシタC1とを切断した際に、選択的に接続されており、信号伝送効率が向上している。すなわち、スイッチSW1は切替スイッチであって、スイッチSW1によるキャパシタC1とフォトダイオードPDとの切断時に、フォトダイオードPDと増幅部2とを接続している。
比較器COMPを含む起動制御手段の構成としては種々の構造が考えられるが、上記実施形態の起動制御手段は、増幅部2と電力供給線PLとの間に介在する増幅部用スイッチSW3と、キャパシタC1の一端が接続された比較器COMPとを有し、比較器COMPの出力によって増幅部用スイッチSW3の接続/切断が制御される構成とされている。
本構成では、キャパシタC1の蓄積電荷量に応じて、その一端の電位が変化し、これが比較器COMPに入力されるので、比較器COMPへの入力レベルが基準レベルに到達した場合には、増幅部用スイッチSW3が接続され、電力供給線PLから増幅部2及び信号検出回路SDに電力供給が行われ、これらが起動している。比較器COMPへの入力レベルが基準レベルに到達しない場合には、増幅部用スイッチSW3が切断され、電力供給線PLから増幅部2及び信号検出回路SDに電力供給が行われず、増幅部2が起動しない。本構造では、このように増幅部及び信号検出回路SDの起動をキャパシタC1の蓄積電荷量に応じて的確に制御できる。
図6は、節点N1の電位(実線)及び消費電流(点線)のタイミングチャートである(光信号入力時)。
当初、リセット用スイッチSW2が接続された場合には、節点N1は電源電位Vccに接続される。これに伴い、比較器COMP及びスイッチSW3を介して信号検出回路SDへの電力供給が遮断し、リセット用スイッチSW2がOFFし、キャパシタC1への充電が可能な状態となる。この後、光信号がフォトダイオードPDに入力されると、キャパシタC1の両端間の電位差が増加し、節点N1の電位が低下する。節点N1の電位が(1/2)×Vccにまで低下した場合には、比較器COMPの出力が反転し、増幅部用スイッチSW3がONする。増幅部用スイッチSW3は、電力供給線PLと増幅部2及び信号検出回路SDとを接続している。したがって、半起動状態となり(図3参照)、当初の消費電流IccsはIccmまで増加する。
半起動状態が所定期間継続すると、すなわち、伝送信号が含まれている旨を信号検出回路SDが検出すると、スイッチSW4がONし(リセット用スイッチSW2はOFF)、出力部OPと電力供給線PLとが接続され、出力部OPが起動する。したがって、消費電流IccmはIccoまで増加する。光信号がノイズではない有意な信号である限り、全起動状態は継続する。なお、半起動状態以後の節点N1の電位は、スイッチSW1が切り替わり、キャパシタC1がフォトダイオードPDから孤立することにより、(1/2)×Vccに固定される。
図7は、節点N1の電位(実線)及び消費電流(点線)のタイミングチャートである(ノイズレベル入力時)。
上記と同様に、当初、リセット用スイッチSW2が接続された場合には、節点N1は電源電位Vccに接続される。この後、キャパシタC1が充電可能な状態になり、ノイズ光がフォトダイオードPDに入力されると、キャパシタC1の両端間の電位が徐々に増加し、節点N1の電位が次第に低下していく。節点N1の電位が(1/2)×Vccにまで低下した場合には、比較器COMPの出力が反転し、増幅部用スイッチSW3がONする。増幅部用スイッチSW3は、電力供給線PLと増幅部2及び信号検出回路SDとを接続している。したがって、半起動状態となり(図3参照)、当初の消費電流IccsはIccmまで増加する。なお、半起動状態期間(treset)における節点N1の電位は、スイッチSW1が切り替わり、キャパシタC1がフォトダイオードPDから孤立することにより、(1/2)×Vccに固定される。
半起動状態が所定期間(twake)継続しない場合、すなわち、伝送信号が含まれていない旨を信号検出回路SDが検出すると、スイッチSW4がOFFし(リセット用スイッチSW2はON)、出力部OPと電力供給線PLとが切断され、出力部OPへの電力供給が遮断する。リセット用スイッチSW2がONすることによって、比較器COMPの入力電位はVccまで急激に上昇するため、比較器COMPの後段にある増幅部用スイッチSW3が切断され、したがって、消費電流Iccmは元のIccsまで急激に減少する。この時、スイッチSW1はキャパシタC1側に接続されるので、節点N1の電位は再び徐々に減少を始める。
初期状態の開始時(リセット時)から半起動状態の開始時までの期間をtwaitとすると、twait=C1×(1/2)×Vcc/Ipと表され、有意な光信号が入力されない場合のリセット時から半起動状態の終了時までの消費電流Isleepは、キャパシタC1の容量をC1、フォトダイオードPDを流れる電流をIpとして、以下の関係を満たす。Isleep=((Iccm×twake)+(Iccs×twait))/(twait+twake)=((Iccm×twake)+(Iccs×(C1×(1/2)×Vcc/Ip))/(twake+(C1×(1/2)×Vcc/Ip))
期間twaitは、フォトダイオードPDに流れる光電流Ipと容量C1に依存する。一例として、比較器COMPにおける消費電流Iccsは1μA、出力部を除く全回路の消費電流Iccmは15mA、容量C1は100pF、光電流Ipは0.5μA(平均光入力−30dBm)、期間twakeは期間tresetに略一致して100ns、Vccは3.3Vとした。本例では、消費電流Isleep=5.53μAであり、期間twait=0.33msである。
図8は、別の実施形態に係る光受信回路の回路図である。
本例では、キャパシタC1及びリセット用スイッチSW2の接続関係と、キャパシタC1にオペアンプAが並列接続されている点のみが上述のものと異なり、他の構成は上述のものと同一である。この光受信回路1では、フォトダイオードPD及びスイッチSW1、比較器COMPの後段の回路、増幅系回路の構成は上述のものと同一であるので説明を省略する。
検出系回路において、キャパシタC1とオペアンプAとはチャージアンプCAを構成している。すなわち、光受信回路1では、比較器COMPとフォトダイオードPDとの間に介在するチャージアンプCAを更に備えており、キャパシタC1はチャージアンプCAの入出力端子間に介在している。この場合、起動判定を行うためのキャパシタC1がチャージアンプCAの一部を構成しているため、比較器COMPへ入力電圧をチャージアンプCAによる電荷電圧変換により生成することができる。なお、比較器COMPに加えてチャージアンプCAを構成するオペアンプAにも電力供給線PLから電力が供給されている。
フォトダイオードPDのカソードはスイッチSW1を介してチャージアンプCAの入力端子に接続されている。チャージアンプCAの入出力端子間にはリセット用スイッチSW2が介在しており、リセット用スイッチSW2をONすると、キャパシタC1がリセットされる。リセット用スイッチSW2のON/OFFは、上述の通り、信号検出回路SDからの出力によって行われる。
リセット時には、キャパシタC1への蓄積電荷量はゼロとなる。チャージアンプCAを構成するオペアンプAの反転入力端子には、(1/2)×Vccの基準電位が入力されている。リセット時の非反転入力端子の電位は(1/2)×Vccであるため、フォトダイオードPDからの負電荷がキャパシタC1に流れ込むことにより、チャージアンプCAの出力電位は徐々に上昇し、比較器COMPの基準電位(2/3)×Vccに到達した場合には、比較器COMPの出力が反転し、増幅部用スイッチSW3をONし、スイッチSW1は増幅部2側へ切り替わり、半起動状態となる。スイッチSW1によりフォトダイオードPDがキャパシタC1から切断されるため、半起動状態及び全起動状態では、比較器COMPへの入力電位(節点N1の電位)は、基準電位(2/3)×Vccに固定される。以後の動作は、上述の実施形態と同じである。
なお、チャージアンプCAの基準電位と比較器の基準電位は、リセット時にスイッチSW3が確実に切断されるように異なっているが、これらの基準電位の値は上述のものに限定されない。
上述の光受信回路によれば、モニタ用の別のフォトダイオードが不要であり、単一のフォトダイオードPDによって検出及び増幅を行うことができる。検出系回路の構造は単純であるため、光出力モニタ時の回路素子全体で生じる誤差を低減することができ、消費電流も低減することができる。
実施の形態に係る光受信回路1の回路図である。 実施の形態に係る光受信回路1の回路図(初期状態:スリープモード)である。 実施の形態に係る光受信回路1の回路図(半起動状態)である。 実施の形態に係る光受信回路1の回路図(リセット状態)である。 実施の形態に係る光受信回路1の回路図(全起動状態)である。 節点N1の電位(実線)及び消費電流(点線)のタイミングチャートである(光信号入力時)。 節点N1の電位(実線)及び消費電流(点線)のタイミングチャートである(ノイズレベル入力時) 別の実施形態に係る光受信回路の回路図である。
符号の説明
1・・・光受信回路、2・・・増幅部、10・・・増幅系回路、A・・・オペアンプ、C1・・・キャパシタ、CA・・・チャージアンプ、COMP・・・比較器、FOT・・・ファイバ・オプティック・トランジーバ、MA1・・・主増幅器、N1・・・節点、OP・・・出力部、OUT・・・信号出力端子、PA1・・・前段増幅器、PD・・・フォトダイオード、PL・・・電力供給線、SD・・・信号検出回路、SP3・・・光信号、SW1・・・スイッチ、SW2・・・リセット用スイッチ、SW3・・・増幅部用スイッチ、SW4・・・スイッチ。

Claims (5)

  1. フォトダイオードの出力信号を増幅する増幅部と、
    前記フォトダイオードにスイッチを介して接続されたキャパシタと、
    前記キャパシタの蓄積電荷量に応じて、前記スイッチによりキャパシタと前記フォトダイオードとの接続を切断すると共に前記増幅部を起動させる起動制御手段と、
    前記増幅部の出力に伝送信号が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    伝送信号が含まれていない旨を前記判定手段が示す場合には前記キャパシタをリセットするリセット手段と、
    を備えることを特徴とする光受信回路。
  2. 前記増幅部の出力信号を外部に出力する出力部を更に備え、
    伝送信号が含まれている旨を前記判定手段が示す場合には、前記判定手段の出力は前記出力部を起動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  3. 前記スイッチは切替スイッチであって、前記スイッチによるキャパシタと前記フォトダイオードの切断時に、前記フォトダイオードと前記増幅部とを接続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  4. 前記起動制御手段は、
    前記増幅部と電力供給線との間に介在する増幅部用スイッチと、
    前記キャパシタの一端が接続された比較器と、
    を有し、
    前記比較器の出力によって前記増幅部用スイッチの接続/切断が制御される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  5. 前記比較器と前記フォトダイオードとの間に介在するチャージアンプを更に備え、
    前記キャパシタは前記チャージアンプの入出力端子間に介在している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光受信回路。


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