JP2008305470A - オーディオ装置及び音響パラメータの設定方法 - Google Patents

オーディオ装置及び音響パラメータの設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音響パラメータの設定に必要な操作の煩雑さを解消し、操作性の向上に寄与することができる「オーディオ装置及び音響パラメータの設定方法」を提供すること。
【解決手段】外部機器を利用して、各ファイルの音楽データ毎に複数の異なる音響パラメータを設定し、各音響パラメータをそれぞれ対応するファイルのヘッダ部に設定してなるファイルデータを作成し(S1)、その作成したファイルをリムーバブルメディアにコピーし(S2)、オーディオ装置に接続した後、そのリムーバブルメディアから読み込んだ各ファイルの中から選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生し(S3)、ユーザ指示があったときに(S4)、再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセット情報として設定する(S5)。
【選択図】図4

Description

本発明は、オーディオ装置に各種の音響パラメータを設定するのに有用な技術に関し、特に、外部で設定し作成した音響パラメータを車載機のプリセットに反映させるよう適応されたオーディオ装置、及び音響パラメータの設定方法に関する。
最近の車載用オーディオ装置の中には、最適な音響パラメータを設定して、車両毎に最適な音響空間を設定したり、ユーザの好みに合った音響特性を得ることができるようになっているものがある。例えば、オーディオ装置に含まれる適応フィルタの係数データを音響パラメータの一つとして考えた場合に、この係数データの値を最適値に設定することにより、車内の聴取位置(リスニングポイント)において所望の音響特性となるような音響空間を実現することができる。このような係数データ(音響パラメータ)の値は車種毎に異なっており、また、その設定対象であるオーディオ装置によっても異なっているため、車種毎及び対象機器毎に適した音響パラメータを設定する必要がある。
音響パラメータを車載機(オーディオ装置)に設定する方法としては、ユーザが、当該オーディオ装置上でディスプレイ画面を見ながら操作パネルやリモコン等の操作部を介して直接設定する方法がある。しかしながら、車載機では、ユーザインタフェース(UI)やディスプレイの制約(例えば、操作ボタン等の数が制限されたり、画面に表示される情報量も制約されるなど)があるため、当該オーディオ装置上で音響パラメータを最適値に設定するには相当な回数の操作を必要とし、その操作が非常に煩雑である。
このため、UIの制約のないパーソナルコンピュータ(PC)等の外部機器を利用して音響パラメータの設定を行い、その設定された音響パラメータを車載機に反映させる方法が実用化されている。図5はその設定方法の一例(処理フロー)を示したものであり、図6はこれを補足説明するためのシステム構成を示している。
先ず最初に(図5のステップS11)、MP3形式で音響パラメータが設定されたファイル(設定付MP3ファイル)を作成する。すなわち、グラフィカルなUI(図6の例では、PC、ウェブサーバ)を利用してユーザが所望するいくつかの音響パラメータをウェブサーバ上で設定し、その設定した音響パラメータ(データ)をMP3ファイルの形式でPCにダウンロードする。MP3ファイルは、図6(b)に示すようにヘッダ部に配置されたTAG(タグ)領域と、その後に配置された音楽データ領域とからなり、タグ領域には、一般にアーティスト名やアルバム名、楽曲名(タイトル)等のタグ情報が設定されている。現状の技術では、このタグ領域に、ユーザが決めたフォーマットに従って各種の音響パラメータを設定している。図示の例では、タグ領域に3種類の音響パラメータ(タイムコレクション(TCR)、クロスオーバー(XO)、パラメトリックイコライザ(PEQ))が設定されている。
次に(ステップS12)、このダウンロードした設定付MP3ファイルをCD−R、メモリースティック等のリムーバブルメディアにコピーし、さらにこのリムーバブルメディアを車載機に接続する。
車載機では(ステップS13)、そのメディアに格納されている設定付MP3ファイルを読み込み、そのタグ領域に設定されている音響パラメータを、車載機に備えられたメモリのプリセット領域に格納する。つまり、ユーザが行う操作に基づいて当該ファイル(音響パラメータ)をプリセットに反映させる。このプリセット領域へのパラメータ設定を行うためには、先ず「読み込みモードへ変更」するための操作を行い、次に「設定ファイルを選択」するための操作を行い、さらに「設定ファイルを反映」させるための操作を行う必要がある。このため、各種ボタン操作やキー操作等を繰り返し(4〜5回程度)行うことになる。
そして、かかる操作に基づき設定ファイルがプリセット領域に格納されると、基準とする音楽(CD音源やMP3ファイル等)を聴くための操作を行う(ステップS14)。つまり、設定された音響パラメータを当該音楽に適用して試聴するために、当該音楽ファイルを始めから再生させるための操作(曲の頭出し)を行う。
そして、その試した音響パラメータが自分(ユーザ)の好みに合っているかどうかを判断し(ステップS15)、好みに合っていれば、ユーザ指示に基づいて当該音響パラメータをプリセット領域に設定し(ステップS16)、好みに合っていなければ、ステップS13に戻って上記の操作を繰り返す。この後、ユーザは、そのプリセット領域に設定された音響パラメータを利用して、車室内の音響設定を適宜変更する。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、オーディオ装置を含む車載機において、音響パラメータ設定を行うのに必要な製品情報や車両情報等を、外部の検索サーバに対し検索要求を行うことで取得し、この取得した情報とともに、オーディオ装置から取得した構成情報に基づいて当該オーディオ装置の音響パラメータを設定するようにしたものがある。
特開2004−252279号公報
上述したように従来の技術では、UIの制約のないPC等の外部機器を利用して設定し作成した音響パラメータを車載機に反映させる方法が実用化されているが、外部機器においてパラメータ設定を作成しても、その作成したときの環境と実際にその設定内容を反映させる車室内の環境とは異なるため、本当に自分の好みに合った音響パラメータであるかどうかは、実際に車載機(オーディオ装置)に設定し音楽に適用して聴いてみるまでは分からない。
現状の技術では、上述したようにMP3ファイルのタグ領域に設定された音響パラメータを車載機のプリセット領域に反映させることだけしか行っていない。このため、複数の設定パラメータのファイルを作成した上で、一つずつ設定ファイルを車載機のプリセット領域に格納し、基準とする音楽(CD音源やMP3ファイル等)を聴くための操作を、用意した設定ファイル数分繰り返し、この操作を、本当に設定したいパラメータを確認するまで繰り返すことになる。つまり、図5に関連して説明したように、再生する音楽の頭出しやプリセット領域への読み込み等を行う必要があるが、設定データの読み込みは、車載機側のUIに制限があるため、操作回数も多く、また階層の深い操作となり、全体的に煩雑な操作を余儀なくされるといった課題があった。
また、設定したいパラメータであるかどうかを確認するための設定候補となるMP3ファイル(つまり、音響パラメータが設定された試聴すべきファイル)を事前にプリセット数分読み込んでおくこともできるが、その試聴すべきファイルの数が車載機で用意されているプリセット領域に格納できるファイル数よりも多い場合には、何回かに分けてプリセット領域に候補となるパラメータを格納し直す必要があり、上記の場合と同様にその操作が煩わしい。
また、ユーザが気に入った音響パラメータが既にプリセット領域に設定されている場合には、プリセット領域の容量が限られているため、その設定済みのデータを一度破棄するか、あるいは残りの空いているプリセット領域のみを利用して、確認をする必要があるため、何度もプリセット領域に候補となるパラメータを格納し直さなければならず、煩雑な操作を強いられることに変わりはない。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、音響パラメータの設定に必要な操作の煩雑さを解消し、操作性の向上に寄与することができるオーディオ装置及び音響パラメータの設定方法を提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータが設定され、各音響パラメータがそれぞれ対応するファイルのヘッダ部に設定されているファイルデータを格納したリムーバブルメディアが着脱自在に接続されるオーディオ装置であって、前記リムーバブルメディアに格納されている各ファイルの音楽データを再生可能なオーディオ再生手段と、再生された音楽データを音声出力するスピーカと、前記リムーバブルメディアが接続されたときに前記ファイルデータを読み込むファイル読込手段と、前記オーディオ再生手段に対し、読み込まれた各ファイルの中から選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生するよう制御すると共に、ユーザ指示があったときに再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセット情報として設定するオーディオ制御手段とを備えたことを特徴とするオーディオ装置が提供される。
本発明に係るオーディオ装置によれば、基準となる音源として、各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータが設定されたファイルデータを利用しているので、再生したいファイルを選択することで同時に音響パラメータの変更を行うことができる。つまり、通常のスキップ(曲送り)操作を行うだけで、次々と音響パラメータを試聴することができ、同じ音楽データについてのパラメータ設定を容易に比較することができる。
これによって、ユーザは、従来のように用意した全ての設定付MP3ファイルに対して所望の音響パラメータを確認するのに必要とされていた煩雑なボタン操作等を繰り返し行わなくても、再生するファイルを選択するだけで、当該ファイルに設定されている音響パラメータを当該音楽データに反映させた状態で当該音楽を試聴することができ、その際、好みに合っていればユーザ指示に基づき、当該音楽データに適用している音響パラメータをその時点でプリセットに設定することができる。このように、ユーザにとって煩わしい操作を必要とすることなく、簡単な操作で、好みの音響パラメータを車載機(オーディオ装置)に反映させることができ、操作性の向上に寄与することができる。
また、上記の従来技術の課題を解決するため、本発明の他の形態によれば、外部で設定し作成した音響パラメータを車載のオーディオ装置に反映させるための音響パラメータの設定方法であって、外部機器を利用して、各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータを設定し、各音響パラメータをそれぞれ対応するファイルのヘッダ部に設定してなるファイルデータを作成し、前記作成されたファイルデータをリムーバブルメディアにコピーして前記オーディオ装置に接続し、前記オーディオ装置において、前記リムーバブルメディアから読み込んだ各ファイルの中から選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生すると共に、ユーザ指示があったときに再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセット情報として設定することを特徴とする音響パラメータの設定方法が提供される。
本発明に係るオーディオ装置等の他の構成上の特徴及びそれに基づく動作、処理等については、以下に記述する発明の実施の形態を参照しながら説明する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車載用オーディオ装置の構成をブロック図の形態で示したものである。
本実施形態に係る車載用オーディオ装置10は、オーディオ制御部11と、通信制御部12と、メモリ13と、ファイル読込部14と、音楽データ再生部15と、スピーカ16と、操作部17と、画面を介して情報を提供するディスプレイ18とを備えている。12〜15、17及び18の各機能ブロックは、オーディオ制御部11に動作可能に接続されている。さらに本装置10には、コネクタCNを介してリムーバブルメディア20が着脱自在に接続されるようになっている。リムーバブルメディア20としては、例えば、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、メモリーカード、メモリースティック、SDメモリ等が用いられる。このリムーバブルメディア20には、後述するように音響パラメータが設定されたMP3ファイルが格納されており、このMP3ファイルはPC等の外部機器からコピー(転送)されたものである。本実施形態のオーディオ装置10は、基本的には図6に示した車載機と同様のフロントパネルを備えており、運転者と助手席の乗員が共用できるように両者の中間のセンターコンソールに埋め込まれる形態で(ただし、そのフロントパネルを露出させて)設置されている。
本実施形態では、図6に示したようなPC等の外部機器(グラフィカルなUI)を利用して音響パラメータの設定(設定付MP3ファイルの作成)を行い、その設定した音響パラメータ(MP3ファイル)をリムーバブルメディア20を介して本装置10内のプリセット領域に設定(反映)するようにしている。外部機器においてMP3ファイルを作成する際には、各ファイル(音楽ファイル)毎にユーザが任意に作成した音響パラメータを当該ファイルのヘッダ部(タグ領域)に設定している。つまり、設定した音響パラメータはMP3ファイルの一部として組み込まれている(図6(b)参照)。
その際、同じ音楽データに対して複数の異なる音響パラメータを設定するようにしている。図2はその場合のMP3ファイルの構成例を示したものである。図2に示す例では、各ファイルの音楽データ領域に、それぞれ試聴時に利用するA,B,Cの3種類の音楽データ(Music)を設定し、各音楽データA,B,Cに対し、それぞれ設定を試したい数のパラメータ、すなわち、10個の異なる音響パラメータPA1〜PA10、PB1〜PB10、PC1〜PC10をそれぞれ対応するファイルのタグ領域に設定している。つまり、MP3形式で音響パラメータが設定された30個の音楽ファイルが含まれている。音響パラメータとしては、タイムコレクション(TCR)、クロスオーバー(XO)、パラメトリックイコライザ(PEQ)の3種類のパラメータを設定している。各パラメータの詳細については後で説明する。
オーディオ制御部11はマイクロコンピュータ等により構成され、基本的には、接続されたリムーバブルメディア20から設定付MP3ファイル(各ファイル毎に音響パラメータが設定された音楽ファイル)を読み込んでその再生出力に係る処理を制御するものである。さらに本発明に関連する処理として、後述するように音響パラメータの設定(外部で設定し作成した音響パラメータの車載機への反映)に係る処理を制御する機能を有している。通信制御部12は、コネクタCNを介して接続されたリムーバブルメディア20との間で通信を制御するためのインタフェースであり、オーディオ制御部11と協働して、リムーバブルメディア20が接続されているか、接続されていないかを検出する機能を備えている。
メモリ13はRAMやフラッシュメモリ等の記録媒体からなり、プリセット領域として用いられる。このメモリ13(プリセット領域)には、後述するようにオーディオ制御部11からの制御に基づいて、外部で設定された複数の音響パラメータ(図2)の中からユーザ指示に基づき選択された最適なパラメータが格納される。ファイル読込部14は、オーディオ制御部11からの制御に基づいて、リムーバブルメディア20が接続されたときに通信制御部12を介してファイルデータ(設定付MP3ファイル)を順次読み込むための機能ブロックである。読み込まれたファイルデータ(MP3フォーマットで圧縮されたデータ)は、内蔵のバッファメモリに一時的に格納される。
音楽データ再生部15は、オーディオ制御部11からの制御に基づいて、バッファメモリ(ファイル読込部14)から読み出したデータに対し、所要のデコード処理(MP3フォーマットで圧縮されたデータを元のデータに復元する処理や、暗号化されている場合にはそのデータを解読する処理など)を施して音楽データの再生を行うブロックである。再生された音楽データ(デジタル)は、後述するように音響パラメータを加味した音響設定が施された後、さらにアナログ信号に変換され、音声信号としてスピーカ16に供給される。スピーカ16は、車室内の所定の場所に所要の個数(例えば、高域、中域、低域等の各周波数帯域毎に応じて必要な個数)設置されている。
操作部17は、本装置10のフロントパネル上に「操作パネル」の形態で配設されており(図6の車載機において左側の部分に相当)、ユーザの指示を入力するための各種操作ボタンを備えている。例えば、電源のオン/オフ用ボタン、音量調整用ボタン、再生動作を起動/停止させるための再生/停止用ボタン、次曲/前曲等をサーチするためのシーク・アップ/ダウン用ボタン等を備えており、さらに本発明に関連する操作ボタンとして、ユーザの好みに合った音響パラメータをメモリ13(プリセット領域)に設定する際に使用する「設定」ボタンを備えている。操作部17の形態としては、操作パネル以外にも、例えば、オーディオ制御部11と赤外線通信によって接続される「リモコン」であってもよい。
ディスプレイ18は、本装置10のフロントパネル上に操作部17と共に配設されており(図6の車載機において右側の部分に相当)、液晶パネルや有機ELパネル等により構成されている。このディスプレイ18の画面には、オーディオ制御部11からの制御に基づいて、本装置10から出力される各種の映像情報(楽曲名、アーティスト名、アルバム名など)の他に、各種操作指示に関連した情報や操作画面などが表示される。さらに本発明に関連する情報として、後述するように設定付MP3ファイルの作成段階で当該ファイルのファイル名として付けた「パラメータ設定内容に関する簡単なコメント」、例えば、ユーザにとって分かりやすい「設定A」、「設定B」、………といった名称(情報)が表示される。
図3は、音楽データ再生部15における音響設定機能に係る部分(音場補正部)の構成例を示したものである。
図示のようにオーディオ信号は、後段の複数のイコライザ部(EQ)31に並列的に入力される。各イコライザ部31は、複数の周波数帯域のそれぞれのゲインを調整するためのものであり、例えば、通過帯域の中心周波数が異なる変更可能なゲインを有する複数の帯域通過フィルタと、各フィルタの出力を合成する混合器とを備えて構成されている。また、各イコライザ部31は、大まかな周波数帯域毎に用途が決まっており、例えば、低域用のスピーカ16が接続可能な信号ラインに対応するイコライザ部31では、その低域をさらに複数の帯域に分割した各周波数帯域毎にゲイン調整が行われる。同様に、中域用のスピーカ16が接続可能な信号ラインに対応するイコライザ部31では、その中域をさらに複数の帯域に分割した各周波数帯域毎にゲイン調整が行われ、高域用のスピーカ16が接続可能な信号ラインに対応するイコライザ部31では、その高域をさらに複数の帯域に分割した各周波数帯域毎にゲイン調整が行われる。各周波数帯域毎のゲイン調整は、オーディオ制御部11からの制御に基づきフィルタ係数設定部34において、各イコライザ部31に含まれる複数の帯域通過フィルタの各フィルタ係数を設定することにより、行われる。
各イコライザ部31の後段にはそれぞれ1対1に対応して信号遅延部32が接続されており、各信号遅延部32は、それぞれ対応するイコライザ部31から出力されるオーディオ信号を所定時間遅延させて出力する。各信号遅延部32の遅延量は、オーディオ制御部11からの制御に基づき遅延量設定部35により、任意に設定することができる。各信号遅延部32の後段にはそれぞれ1対1に対応して増幅器33が接続されており、各増幅器33は、前段の信号遅延部32から出力されるオーディオ信号を増幅して出力する。各増幅器33から出力されたオーディオ信号は、アナログ信号に変換された後、それぞれ対応するスピーカ16に供給される。
本実施形態では、上述したように3種類の音響パラメータとして、「タイムコレクション」、「クロスオーバー」、「パラメトリックイコライザ」に関する設定が行われる。タイムコレクションとは、各スピーカ16の信号線や取り付け位置等を考慮して、音楽データ再生部15(各増幅器33)から出力されたオーディオ信号が各スピーカ16を通してオーディオ音に変換されて車室内に放出された時に、リスニングポイントに同時に到達するように調整するための音響パラメータである。具体的には、遅延量設定部35により各信号遅延部32の遅延量を設定することで、この音響パラメータ(タイムコレクション)の設定が行われる。
また、クロスオーバーとは、各スピーカ16の入出力特性に適合するように音楽データ再生部15(各増幅器33)の出力周波数特性を調整するための音響パラメータである。具体的には、フィルタ係数設定部34により各イコライザ部31の各周波数帯域毎のフィルタ係数を設定することで、この音響パラメータ(クロスオーバー)の設定が行われる。また、パラメトリックイコライザとは、音楽のジャンル別に適した音質調整を行うために音楽データ再生部15(各増幅器33)の出力周波数特性を調整するための音響パラメータである。具体的には、クロスオーバーの場合と同様に、フィルタ係数設定部34により各イコライザ部31の各周波数帯域毎のフィルタ係数を設定することで、この音響パラメータ(パラメトリックイコライザ)の設定が行われる。
以上のように構成された車載用オーディオ装置10において、オーディオ制御部11は「オーディオ制御手段」に、ファイル読込部14は「ファイル読込手段」に、音楽データ再生部15は「オーディオ再生手段」に、ディスプレイ18は「表示手段」に、それぞれ対応している。
以下、本実施形態の車載用オーディオ装置10において行う音響パラメータの設定(外部で設定された音響パラメータの車載機への反映)に係る処理について、その一例を示す図4を参照しながら説明する。初期状態として、リムーバブルメディア20は本装置10に接続されておらず、リムーバブルメディア20にはファイル(データ)が格納されていないものとする。
この状態で最初のステップS1では、MP3形式で音響パラメータが設定されたファイル(設定付MP3ファイル)を作成する。すなわち、図6に示したような外部機器(グラフィカルなUI)を使用してウェブサーバ上で、図2に例示したような設定付MP3ファイル(各ファイルの音楽データ毎に複数の異なる音響パラメータを設定し、各音響パラメータをそれぞれ対応するファイルのヘッダ部(TAG)に設定してなるファイルデータ)を作成する。作成された設定付MP3ファイルは、PCにダウンロードしておく。
次のステップS2では、PCにダウンロードした設定付MP3ファイル(データ)を、CD−R、メモリースティック等のリムーバブルメディア20にコピー(転送)する。さらに、この設定付MP3ファイル(データ)が格納されたリムーバブルメディア20を、コネクタCNを介して車載機(オーディオ装置10)に接続する。車載機では、オーディオ制御部11が通信制御部12と協働して、当該リムーバブルメディア20が本装置10に接続されたことを検出する。
次のステップS3では、ユーザによる操作指示に基づき操作部17を介して、再生を希望するMP3ファイル(図2に例示した30個の音響パラメータPA1〜PA10、PB1〜PB10、PC1〜PC10のうちいずれかの音響パラメータが設定された音楽データA,B又はCを含むファイル)を選択する。これにより、オーディオ制御部11では、再生すべきファイル(音響パラメータ+音楽データ)が選択されたことを検出し、音楽データ再生部15に対し、当該ファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生するよう制御する。再生された音楽データはスピーカ16を介して音声出力され、ユーザによって試聴される。
次のステップS4では、オーディオ制御部11において、試聴した音響パラメータは自分(ユーザ)の好みに合ったもの(YES)か否(NO)かを判定する。これは、操作部17を介してユーザが「設定」ボタンを操作したかどうかを検出することで、判定することができる。すなわち、ユーザが現在聴いている楽曲(音楽データ)に付与された音響パラメータについて、設定の操作が行われたときは「好みに合ったもの」と判定し、その操作が行われなかったときは「好みに合わなかったもの」と判定する。そして、判定結果がYESの場合にはステップS5に進み、判定結果がNOの場合にはステップS3に戻って上記の処理を繰り返す。
最後のステップS5では、オーディオ制御部11により、その「好みに合った」音響パラメータをメモリ13内のプリセット領域に設定する。これにより、本装置10の外部で設定し作成した複数の音響パラメータ(図2)の中からユーザ指示に基づき選択された最適なパラメータが車載機のプリセットに反映されたことになる。この後の処理は本処理とは直接関係しないので図示はしていないが、ユーザは、メモリ13内のプリセット領域に設定されたパラメータを利用して、車室内の音響設定を適宜変更することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る車載用オーディオ装置10(図1)によれば、基準となる音源として、各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータが設定された設定付MP3ファイル(図2)を利用しているので、再生する音楽ファイルを選択することで(図4のステップS3)同時に音響パラメータの変更を行うことができる。つまり、通常のスキップ(曲送り)操作を行うだけで、次々と音響パラメータを試聴することができ、同じ音楽データについてのパラメータ設定を容易に比較することができる。
これによって、ユーザは、従来のように用意した全ての設定付MP3ファイルに対して所望の音響パラメータを確認するのに必要とされていた煩雑なボタン操作等を繰り返し行わなくても、再生するファイルを選択するだけで、当該ファイルに設定されている音響パラメータを当該音楽データに反映させた状態で当該音楽を試聴することができ、その際、好みに合っていれば操作部17を介して「設定」ボタンを操作することで、当該音楽データに適用している音響パラメータをその時点でプリセットに設定することができる。つまり、好みの音響パラメータをオーディオ装置10のプリセット(メモリ13)に反映させるに際し、操作が煩雑にならず、簡単な操作で済むため、従来技術に比して操作性を大いに向上させることができる。
また、車載機(オーディオ装置10)で用意されているプリセット領域の容量に依存せず、設定ファイルとなるMP3ファイルを格納するリムーバブルメディア20の容量の分だけ設定候補のパラメータを用意することができる。また、パラメータ数が多くても、設定の再読み込み等のための操作が不要であるため、従来のように操作回数が多くならず、さらにプリセット領域の容量が限られている場合でも、従来のように何度もプリセット領域に候補となるパラメータを格納し直さなければならないといったことはなく、操作性が犠牲にならない。
また、外部機器(グラフィカルなUI)を使用して設定付MP3ファイルを作成する際に、必要に応じて、タグ情報もしくは当該ファイルのファイル名として「パラメータ設定内容に関する簡単なコメント」を付しておき、その情報(コメント)を、再生中にディスプレイ18の画面に表示させるようにしてもよい。その「コメント」はユーザにとって分かりやすい方が望ましく、例えば、「設定A」、「設定B」、………といった名称が考えられる。このように「パラメータ設定内容に関する簡単なコメント」をディスプレイ画面に表示すれば、ユーザは、その内容を参考にすることで、パラメータ設定を行い易くなるというメリットが得られる。
上述した実施形態では、MP3形式でフォーマットされたファイルのタグ領域に音響パラメータを設定した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨(外部で設定し作成した音響パラメータを簡単な操作でプリセットに反映させること)からも明らかなように、音響パラメータを設定するファイルの形式がMP3に限定されないことはもちろんである。要は、MP3ファイルと同様にファイルのヘッダ部にタグ情報もしくはこれに相当するヘッダ情報が含まれている音声ファイル形式であれば十分である。タグ情報を含む他の音声ファイル形式としては、ATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3)があり、ヘッダ情報を含む音声ファイル形式としては、AAC(Advanced Audio Coding) やWMA(Windows Media Audio) がある。
また、上述した実施形態では、本発明に係るオーディオ装置を車載用として適用した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨からも明らかなように、本発明に係るオーディオ装置は必ずしも車両に搭載される必要がないことはもちろんである。要は、上述したようにMP3ファイル等のタグ領域に設定されている音響パラメータを同時に適用しながら当該音楽データを再生する手段、ユーザ指示があったときに再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセットに設定する手段を備えていれば十分であり、かかる手段を備えたオーディオ装置であれば、本発明は車載用に限らず、家庭用などの一般的なオーディオ関連機器及びそのシステムにも同様に適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車載用オーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図1におけるリムーバブルメディアに格納される音響パラメータの設定されたMP3ファイルの構成例を示す図である。 図1における音楽データ再生部の音響設定機能に係る部分(音場補正部)の構成例を示す図である。 図1のオーディオ装置において行う音響パラメータの設定(外部で設定された音響パラメータの車載機への反映)に係る処理の一例を示すフロー図である。 従来の音響パラメータの設定方法を説明するためのフロー図である。 図5の設定方法を補足説明するためのシステム構成を示す図である。
符号の説明
10…車載用オーディオ装置、
11…オーディオ制御部(オーディオ制御手段)、
13…メモリ、
14…ファイル読込部(ファイル読込手段)、
15…音楽データ再生部(オーディオ再生手段)、
16…スピーカ、
17…操作部、
18…ディスプレイ(表示手段)、
20…リムーバブルメディア、
31…イコライザ部(EQ)、
32…信号遅延部、
33…増幅器、
34…フィルタ係数設定部、
35…遅延量設定部、
CN…コネクタ。

Claims (6)

  1. 各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータが設定され、各音響パラメータがそれぞれ対応するファイルのヘッダ部に設定されているファイルデータを格納したリムーバブルメディアが着脱自在に接続されるオーディオ装置であって、
    前記リムーバブルメディアに格納されている各ファイルの音楽データを再生可能なオーディオ再生手段と、
    再生された音楽データを音声出力するスピーカと、
    前記リムーバブルメディアが接続されたときに前記ファイルデータを読み込むファイル読込手段と、
    前記オーディオ再生手段に対し、読み込まれた各ファイルの中から選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生するよう制御すると共に、ユーザ指示があったときに再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセット情報として設定するオーディオ制御手段とを備えたことを特徴とするオーディオ装置。
  2. さらに、画面を介して情報を提供する表示手段を備え、
    前記リムーバブルメディアに格納されているファイルデータは、前記音楽データ及び音響パラメータと共に、当該パラメータの設定内容に関するコメント情報を含み、
    前記オーディオ制御手段は、前記オーディオ再生手段に対して再生制御を行っているときに、前記表示手段の画面に前記コメント情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  3. 前記リムーバブルメディアに格納されているファイルデータは、MP3、WMA、AAC、ATRAC3のいずれかの形式でフォーマットされた音声ファイルであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  4. 車両に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  5. 外部で設定し作成した音響パラメータを車載のオーディオ装置に反映させるための音響パラメータの設定方法であって、
    外部機器を利用して、各ファイルの音楽データ毎にそれぞれ複数の異なる音響パラメータを設定し、各音響パラメータをそれぞれ対応するファイルのヘッダ部に設定してなるファイルデータを作成し、
    前記作成されたファイルデータをリムーバブルメディアにコピーして前記オーディオ装置に接続し、
    前記オーディオ装置において、前記リムーバブルメディアから読み込んだ各ファイルの中から選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生すると共に、ユーザ指示があったときに再生中の音楽データに適用している音響パラメータをプリセット情報として設定することを特徴とする音響パラメータの設定方法。
  6. 前記外部機器を利用して前記ファイルデータを作成する際に、各音響パラメータの設定内容に関するコメント情報も併せて作成し、
    前記選択されたファイルに設定されている音響パラメータを当該ファイルの音楽データに適用しながら当該音楽データを再生しているときに、前記コメント情報のうち当該音響パラメータに対応するコメント情報を表示手段の画面に表示するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の音響パラメータの設定方法。
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