JP2008304640A - 位置決め設備および方法ならびに組立設備および方法 - Google Patents

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裕史 庄子
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Abstract


【課題】 板材を損傷させることなくかつ正確に位置決めすることができ、かつ位置決め後に板材を搬送先に容易に搬送できる位置決め設備および方法、ならびに組立設備および方法を提供する。
【解決手段】 搬送装置5に、押さえ板17を設けるとともに、板材2を吸着保持する第1吸着機構16と、押さえ板17を吸着保持する第2吸着機構18とを設ける。位置決め装置4では、板材2に押さえ板17が乗載された状態で、これらを浮上させて支持できるようにし、浮上させた状態で、基準部材12を板材2に当接させ、移動させて位置決めする。これによって板材2を押さえ板17で平坦にした状態で位置決め可能であるとともに、板材2を移動させても、他の部材に摺動することがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、板材を位置決めする位置決め設備および方法、ならびにその板材をワークに組込む組立設備および方法に関する。
板材を載置台上に載置し、基準部材を板材の端部に当接させ、その基準部材を予め定める位置へ移動させることによって、板材を載置台上に位置決めして配置する装置が用いられている。この装置では、板材を固定された載置台に対して接触させた状態で移動させるので、板材の載置台に接触する面に、擦傷が発生し不良品となることがある。また板材が湾曲した状態で載置台に載置されると、基準部材を板材の端部に当接させることができず、板材を正確に位置決めすることができない。
このような課題を解決する装置が、たとえば特許文献1に示されている。特許文献1の装置では、板材を載置台上に浮上させて支持する構成であり、板材と載置台とが接触しておらず、基準部材を板材の端部に当接させて移動させても、板材に擦傷を生じることがない。しかしながら板材が湾曲して配置されたときの位置決め不良の課題が依然として残っている。
さらに他の装置が、たとえば特許文献2に示されている。特許文献2の装置では、特許文献1の装置と同様に、板材を載置台上で浮上させて支持するとともに、さらに加えて、板材を押圧付勢する付勢手段が載置台に設けられており、これによって、湾曲した板材を平坦状に矯正して、正確に位置決めしている。
特開平1−214554号公報 特開平2−144354号公報
特許文献2の装置では、板材が載置台に接触した状態で移動されることが防がれるし、かつ湾曲した板材の形状を矯正することができるが、板材の形状を矯正するための付勢手段として、押圧板が載置台に固定されているので、位置決めするために板材を移動させると、板材が押圧板に対して摺動し、板材に擦傷が発生し、または粉塵などの異物が発生するなどの問題がある。付勢手段を、回転自在なローラを板材に当接させる構成、エアブロによって付勢する構成とすることによって、擦傷の発生、粉塵の発生を防ぐことはできるかもしれないが、付勢手段は、板材の一部だけを押圧する構成であり、板材全体を平坦に矯正して正確に位置決めをすることは困難である。さらに位置決めされた板材をワークに組込む装置など、次工程のための搬送先に搬送する場合に、載置台上に位置決め固定された状態の板材の押圧付勢手段を取り除いた後、他の搬送装置などによって板材を保持し、次に載置台と板材との吸着固定を解き、搬送装置の動作で板材を移動する、といった複雑な動作が必要になる。
本発明の目的は、板材を損傷させることなくかつ正確に位置決めすることができ、かつ位置決め後に板材を搬送先に容易に搬送することができる位置決め設備および方法、ならびに組立設備および方法を提供することである。
本発明は、板材を位置決めする位置決め装置であって、
板材を浮上させて支持する載置台と、
載置台に支持される板材の端部に当接され、載置台上で板材を移動させて位置決めする基準部材とを有する位置決め装置と、
板材を搬送する搬送装置であって、
板材を吸着保持する第1吸着機構と、
載置台に支持される板材に乗載される押さえ板と、
押さえ板を吸着保持する第2吸着機構とを有する搬送装置と備えることを特徴とする位置決め設備である。
また本発明は、押さえ板は、その外形寸法が、板材の外形寸法と略同一、または板材の外形寸法より大きいことを特徴とする。
また本発明は、押さえ板は、その剛性が、板材の剛性よりも大きいことを特徴とする。
また本発明は、押さえ板は、板材に乗載される状態で基準部材と対向する位置に、切欠きが形成されていることを特徴とする。
また本発明は、押さえ板は、少なくとも板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低いことを特徴とする。
また本発明は、押さえ板は、第1吸着機構が挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする。
また本発明は、押さえ板は、第2吸着機構に吸着される位置に板側嵌合部を有し、
第2吸着機構は、板側嵌合部と嵌合する吸着側嵌合部を有することを特徴とする。
また本発明は、基準部材は、少なくとも板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低いことを特徴とする。
また本発明は、第1吸着機構は、板材を吸着する第1吸着部を有し、第1吸着部は、その吸着面と垂直な方向へ、独立して移動可能であることを特徴とする。
また本発明は、第2吸着機構は、押さえ板を吸着する第2吸着部を有し、第2吸着部は、その吸着面と垂直な方向へ、独立して移動可能であることを特徴とする。
また本発明は、前記位置決め設備と、
位置決め装置に板材を供給する供給装置と、
板材を対称物に組込む組立装置とを備え、
搬送装置は、板材を、供給装置から位置決め装置に搬送し、かつ位置決め装置から組立て装置に搬送することを特徴とする組立設備である。
また本発明は、板材に押さえ板を乗載して載置台上に配置し、板材および押さえ板を同時に浮上させた状態で、板材および押さえ板を移動させて位置決めすることを特徴とする位置決め方法である。
また本発明は、前記位置決め方法によって、板材を位置決めした後、
板材を保持するとともに、板材とは別に押さえ板を保持し、
押さえ板を板材から離間させ、板材を搬送して対称物に組込むことを特徴とする組立方法である。
本発明によれば、搬送装置に押さえ板が設けられており、この押さえ板が位置決め装置の載置台上の板材に乗載される。板材に押さえ板が乗載されることによって、板材が平坦な状態に保たれる。つまり元々平坦の板材は、そのまま平坦の状態とし、湾曲している板材は、平坦な状態に矯正する。載置台は、押さえ板が乗載される状態の板材を浮上させて支持することができ、この状態で板材の端部に基準部材を当接させ、載置台上で板材を移動させて位置決めすることができる。基準部材を板材の端部に当接させて位置決めするにあたって、押さえ板が乗載されて板材が平坦な状態に保たれており、正確に位置決めすることができる。しかも板材は、載置台から浮上した状態であり、載置台に対して摺動することがない。また押さえ板は、板材に乗載されて板材と一緒に移動されるので、板材が押さえ板に対して摺動することがない。したがって板材が、擦傷などの損傷を生じることがない。さらに搬送装置には、第1および第2吸着機構が設けられ、第1吸着機構で板材を吸着保持し、第2吸着機構で押さえ板を吸着保持することができる。このように板材と押さえ板とを個別に吸着保持することによって、板材と押さえ板とを容易に離間させ、板材を搬送先に容易に搬送することができる。
また本発明によれば、押さえ板の外形寸法が、板材の外形寸法と略同一か、またはそれより大きい。これによって押さえ板を板材に乗載することによって、板材全体に均一的に荷重を与え、板材全体を平坦状に保つことができる。
また本発明によれば、押さえ板の剛性が、板材の剛性より大きい。これによって湾曲している板材に押さえ板を乗載したときに、押さえ板が板材の形状に倣うことを防ぎ、板材を平坦な形状に確実に矯正することができる。
また本発明によれば、押さえ板には、基準部材と対向する位置に、切欠きが形成されている。これによって基準部材を板材の端部に当接させて位置決めするときに、基準部材を切欠きに嵌り込ませ、基準部材と板材の端部とを確実に当接させることができる。したがって基準部材が押さえ板に当接して板材の端部に当接しない不具合を防ぎ、板材を正確に位置決めすることができる。
また本発明によれば、押さえ板の板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低い。これによって押さえ板を板材に乗載して接触させているときに、板材を損傷してしまうことが確実に防がれる。
また本発明によれば、押さえ板には、第1吸着機構が挿通可能な貫通孔が形成されている。これによって押さえ板を、板材における第1吸着機構による吸着位置の外側も覆う大きな構成としたうえで、板材と押さえ板とを個別に吸着保持可能にすることができる。
また本発明によれば、押さえ板に板側嵌合部が設けられ、第2吸着機構に吸着側嵌合部が設けられ、板側嵌合部と吸着側嵌合部とは互いに嵌合することができる。これによって第2吸着機構で押さえ板を吸着するときに、第2吸着機構と押さえ板との位置ずれを修正し、予め定める位置関係で吸着保持することができる。
また本発明によれば、基準部材の板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低い。これによって基準部材を板材に当接させて位置決めするとき、板材を損傷してしまうことが確実に防がれる。
また本発明によれば、第1吸着機構は、板材を吸着する第1吸着部を、吸着面と垂直な方向へ独立して移動可能である。これによって板材を吸着して移動させることができ高い利便性が得られる。
また本発明によれば、第2吸着機構は、押さえ板を吸着する第2吸着部を、吸着面と垂直な方向へ独立して移動可能である。これによって押さえ板を吸着して移動させることができ高い利便性が得られる。
また本発明によれば、前述の優れた位置決め設備を備え、位置決めされた板材を組立装置に搬送して板材を対象物に組込む組立設備を実現することができる。
また本発明によれば、板材に押さえ板を乗載して載置台上に配置し、板材および押さえ板を同時に浮上させる。板材に押さえ板を乗載することによって、板材が平坦な状態に保たれる。つまり元々平坦の板材は、そのまま平坦の状態とし、湾曲している板材は、平坦な状態に矯正する。さらに押さえ板が乗載される状態の板材を浮上させ、この状態で板材の端部に基準部材を当接させ、載置台上で板材を移動させて位置決めすることができる。基準部材を板材の端部に当接させて位置決めするにあたって、押さえ板が乗載されて板材が平坦な状態に保たれており、正確に位置決めすることができる。しかも板材は、載置台から浮上した状態であり、載置台に対して摺動することがない。また押さえ板は、板材に乗載されて板材と一緒に移動されるので、板材が押さえ板に対して摺動することがない。したがって板材が、擦傷などの損傷を生じることがない。
また本発明によれば、前述の優れた位置決め方法で板材を位置決めし、板材を対象物に組込む組立方法を実現することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の組立設備1を簡略化して示す斜視図である。組立設備1は、薄板材を含む板材2を、ワークまたは搬送パレットなどの対象物3に位置を合せて組込んで組立てる設備である。たとえば液晶表示装置などに搭載されるバックライトユニットに組込まれる光学フィルムの組立に利用できる。この場合、光学フィルムが板材2となり、バックライトユニットが対象物3となる。組立設備1は、位置決め装置4と、搬送装置5とを備え、さらに供給装置6と、組立装置7とを備えている。位置決め装置4と、搬送装置5とを備えて位置決め設備が構成される。したがって組立設備1は、位置決め設備を備えている。位置決め装置4、供給装置6および組立装置7は、並べて設けられ、搬送装置5の移載ハンド8が、位置決め装置4、供給装置6および組立装置7の上方を移動可能に設けられている。
図2は、位置決め装置4を簡略化して示す斜視図である。図1を併せて参照して、位置決め装置4は、板材2を位置決めする装置であって、板材2を浮上させて支持する載置台11と、載置台11に支持される板材2の端部2aに当接され、載置台11上で板材2を移動させて位置決めする基準部材12とを有している。載置台11は、たとえば上面となる載置面11aが水平になるように設けられる。図示を省略するが、載置台11には、載置面11aで開口する複数の微小な噴出孔が形成されており、圧縮空気などのガスを噴出可能に構成されている。載置台11は、噴出孔からガスを噴出させることによって、板材2を浮上させて支持することができる。また載置台11は、板材2に後述の押さえ板17が乗載される状態で、一緒に浮上させることができる構成である。板材2を浮上させる浮上手段は、このようなガスを噴出させる手段以外でもよい。
板材2の形状は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、厚み方向に見た形状(主面の形状)が正方形の平板である。基準部材12は、少なくとも1つ以上設けられる構成であり、本実施の形態では、長方形の板材2を位置決めするために、4つの基準部材12が設けられている。各基準部材12は、載置台11の周縁部に配置されて載置面11a上に設けられ、載置面11aのたとえば中心点である基準点Cを含む領域を四方から取囲むように配置される。
位置決め装置4には、各基準部材12をそれぞれ個別に移動させるアクチュエータ13が設けられている。したがって各基準部材12に1つずつ、計4つのアクチュエータ13設けられている。各基準部材12は、アクチュエータ13によって駆動され、載置面11aに沿って、基準点に近接および離反するように移動可能である。各アクチュエータ13は、たとえば複動型のエアシリンダなどによって実現される。
図3は、移載ハンド8を簡略化して示す斜視図である。図4は、移載ハンド8を簡略化して示す正面図である。図1を併せて参照して、搬送装置5は、板材2を搬送する送装置であって、板材2を着脱可能に掴むハンド部に相当する移載ハンド8と、図示を省略するが移載ハンド8を移動させる移動機構とを備えている。移載ハンド8は、アーム15で移動機構に連結されており、移動機構によって駆動され、位置決め装置4、供給装置6および組立装置7の上方を移動することができる。
移載ハンド8は、板材2を吸着保持する第1吸着機構16と、載置台11に支持される板材2に乗載される押さえ板17と、押さえ板17を吸着保持する第2吸着機構18とを有する。第1吸着機構16は、少なくとも1つ以上設けられる構成であり、本実施の形態では、4つの第1吸着機構16が設けられている。第2吸着機構18は、少なくとも1つ以上設けられる構成であり、本実施の形態では、1つの第2吸着機構18が設けられている。
移載ハンド8は、アーム15に固定される基台19を有している。基台19は、たとえば水平になるように設けられる。第1および第2吸着機構16,18は、基台19に設けられ、基台19から鉛直下方に垂下されるようにして設けられる。各第1吸着機構16は、平面視で、正方形の各頂点となる位置に配置されるように、2行2列の行列状に設けられる。第2吸着機構18は、平面視、各第1吸着機構16に囲まれる領域の中心に位置するように設けられる。
各第1吸着機構16は、下端部に第1吸着部21をそれぞれ有している。各第1吸着機構16は、第1吸着部21に、吸引源から吸引力が導かれることによって、板材2を吸着することができる。第1吸着部21の吸着面は、水平に配置されている。第2吸着機構18は、下端部に第2吸着部22を有している。第2吸着機構18は、第2吸着部22に、吸引源から吸引力が導かれることによって、押さえ板17を吸着することができる。第2吸着部22の吸着面は、水平に配置されている。第1および第2吸着部21,22に吸引力を与える吸引源は、たとえば真空ポンプによって実現され、同一の吸引源を用いてもよいし、個別の吸引源を用いてもよい。第1および第2吸着部21,22の伸縮構造部は、その機構が特に限定されるものではないが、たとえばシリンダを用いる構造で実現される。
各第1吸着機構16は、図示を省略するが、第1吸着部21をその吸着面に垂直な方向である鉛直方向に、独立して移動させることができる。たとえば各第1吸着機構16は、伸縮構造部を有する構成とし、この伸縮構造部を駆動して、第1吸着部21を移動させる構成でもよいし、各第1吸着機構16を、基台19に対して移動させる構成であってもよい。これらの各第1吸着部21を移動させるための構成は、基台19などに設けるようにしてもよいし、内蔵してもよい。
また第2吸着機構18は、図示を省略するが、第2吸着部22をその吸着面に垂直な方向である鉛直方向に、独立して移動させることができる。たとえば第2吸着機構18は、伸縮構造部を有する構成とし、この伸縮構造部を駆動して、第2吸着部22を移動させる構成でもよいし、各第2吸着機構18を、基台19に対して移動させる構成であってもよい。これらの第2吸着部22を移動させるための構成は、基台19などに設けるようにしてもよいし、内蔵してもよい。
押さえ板17は、その外形寸法が、板材2の外形寸法と略同一、または板材2の外形寸法より大きい、板状の部材である。本実施の形態では、押さえ板17は、板材2の外形寸法と略同一の外形寸法を有している。押さえ板17の形状は、板材2のほぼ全体に乗載される形状であれば、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、大略的に正方形の平板である。押さえ板17は、厚み方向に見た形状(主面の形状)が、正方形から各辺の中央部を内方に凹となるように切欠いた形状である。このように押さえ板17は、4つの切欠き24が形成されている。また押さえ板17は、各切欠き24を無視して正方形と見た場合の一辺の寸法W17が、板材2の一辺の寸法W2と同一に形成されている。これら各寸法W17,W2が前述の外形寸法に相当する。
各切欠き24は、押さえ板17が板材2に乗載されて載置面11a上に配置される状態で、各基準部材12に対向する位置に形成されている。各切欠き24は、押さえ板17が板材2に乗載される状態で、板材2の基準部材12が当接される部位付近を覆わないような位置に形成されている。
また押さえ板17の4つの角部には、厚み方向に貫通する貫通孔25が、それぞれ1つずつ形成されている。各貫通孔25は、第1吸着機構16が、緩やかに挿通可能であり、かつ貫通孔25から離脱可能な孔である。各貫通孔25は、押さえ板17が板材2に乗載される状態で、板材2の各第1吸着機構16によって吸着される部位付近を覆わないような位置に形成されている。押さえ板17は、各貫通孔25に第1吸着機構16がそれぞれ挿通された状態で、中央部が第2吸着機構18に吸着されて保持されている。この状態で押さえ板17は、各第1吸着部21よりも上方に配置されている。
再び図1を参照して、供給装置6は、板材2が剥離可能に貼着されるキャリアテープ30が、ローラ31に巻掛けられて構成され、キャリアテープ30を駆動することによって、板材2が搬送される。このように供給装置6は、キャリアテープ30に貼付けられた板材2を、キャリアテープ30を介してロールトゥロールで搬送して供給する構成である。組立装置7は、板材2の組込み対象となる対象物3を、予め定める位置に保持する装置である。組立装置7は、保持台33を備え、この保持台33上に、対象物3を保持台33に対して移動しないように保持している。
図5は、本発明の組立方法を示すフローチャートである。図6は、本発明の組立方法の供給工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。図7は、本発明の組立方法の位置決め工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。図8は、本発明の組立方法の搬出工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。本発明の組立方法は、前述の組立設備1を用いて実行され、大きく分けて、板材2の供給工程と、板材2の位置決め工程と、板材2の搬出工程とを備えている。板材2の位置決め工程では、本発明の位置決め方法に従って位置決めされる。したがって組立方法は、位置決め方法を備える方法である。
組立方法の手順は、板材2の組立要求が生じた時点で、移載ハンド8を初期状態で初期位置に配置し、ステップs0から開始してステップs1に進む。移載ハンド8の初期状態は、押さえ板17が各第1吸着部21よりも上方に配置される状態である。移載ハンド8の初期位置は、特に限定されるものではなく、どの位置であってもよく、たとえば位置決め装置4の上方の位置であってもよい。
ステップs1は、板材2の供給工程に相当し、このステップs1では、図6(a)に示すように、ローラ31を用いてキャリアテープ30を駆動し、キャリアテープ30における板材2の貼着される部位をローラ31に巻きかけられる位置に移動させ湾曲さる。これによって板材2が進行方向先頭端部から剥離を開始する。移載ハンド8を、初期状態のまま、供給装置6のローラ31の上方へ移動させ、第1吸着機構16によって板材2を吸着保持する。
このように板材2を吸着保持した状態で、移載ハンド8を、キャリアテープ30の移動に同期して水平に移動させ、板材2をキャリアテープ30から剥離させる。このとき、キャリアテープ30に貼着された状態の湾曲していない板材2を保持したので、移載ハンド8によって吸着保持された状態で、板材2は平坦の状態である。また押さえ板17は、板材2よりも上方に配置され、第2吸着機構18によって吸着保持されている。そして、図6(b)に示すように、板材2を吸着保持したまま、移載ハンド8を位置決め装置4の上方へ移動し、位置決め装置4の上方に板材2を供給する。板材2の供給が終了すると、ステップs2に進む。
ステップs2は、位置決め工程における配置段階に相当し、このステップs2では、板材2に押さえ板17を乗載し、重ねた状態で載置台11上に配置する。位置決め装置4は、板材2に押さえ板17を重ね合わせた状態で載置台11上に配置し、板材2および押さえ板17を同時に浮上させた状態で、板材2の端部2aと基準部材12とを接触させ、基準部材12が所定位置に移動することによって、板材2および押さえ板17を同時に移動させて位置決めする構成である。
ステップs2では、まず、第2吸着機構18の伸縮構造部を動作させて第2吸着機構18を伸長させ、第2吸着部22を下降させて、押さえ板17を板材2に近接する位置まで下降させる。次に、板材2と押さえ板17との相対位置関係を保った状態で、移載ハンド8を下降させ、または各第1吸着機構16および第2吸着機構18を同期させて伸長させ、各第1吸着部21および第2吸着部22を下降させ、板材2および押さえ板17を、載置台11に近接する位置まで下降させる。そして、載置台11が有する浮上機能、すなわち、重合わせた板材2と押さえ板17とを同時に浮上させることができる機能が働いていることを確認すると、各第1吸着機構16および第2吸着機構18は、吸着保持を停止し、図7(b)に示すように、板材2と押さえ板17とが重なり合う状態で、かつ、載置面11aから浮上した状態で載置される。
このように板材2および押さえ板17を配置するとき、各アクチュエータ13は、最も縮退した状態にそれぞれあり、各基準部材12は、基準点Cから最も遠ざかった初期位置にある。板材2および押さえ板17は、載置面11a上の各基準部材12に囲まれる領域に配置される。
板材2と押さえ板17とを載置台11上に配置するとき、板材2だけを先に配置する構成でもよいが、板材2だけを先に配置すると、図7(a)のように、板材2が部分的に大きな隙間34をあけて載置面11aから離間するように、カールを発現して湾曲してしまうおそれがある。その後で、押さえ板17を重合わせると、板材2と押さえ板17とが摺動し、板材2の押さえ板17に接触する部分で擦傷が発生してしまうおそれがある。しがって前述のように、板材2と押さえ板17とを同時に、載置台11上に配置することが好ましい。
このように載置台11上で、板材2に押さえ板17を乗載することによって、板材2の湾曲を防ぎ、板材2を平坦な状態に保つことができる。押さえ板17は、板材2の湾曲しようとする力に抗って、形状を矯正可能な矯正力を得ることができるだけの充分な重量を有する構成であることが好ましい。また矯正力は、押さえ板17が載置面11aに沿って変位することを阻止しないように、重量以外で押さえ板17に与えてもよい。たとえば、エアブローによる押圧力および電磁力などを、板材2の湾曲しようとする力と同程度、載置面11aに近づく方向へ押さえ板17に与えてもよい。これよって自然状態で湾曲する板材2であっても、その板材2を確実に矯正し、平坦にすることができる。
また押さえ板17は、その外形寸法が、板材2の外形寸法と略同一か、またはそれより大きく構成されている。これによって押さえ板17を板材2に乗載することによって、板材2全体に均一的に荷重を与え、板材2全体を平坦状に保つことができる。しかも押さえ板17の剛性が、板材2の剛性よりも大きくなるように、構成されている。つまり押さえ板17は、板材2の湾曲状態を矯正して板材2を平坦な状態にするのに充分な剛性を有する。これによって自然状態で湾曲する板材2に押さえ板17を乗載したときに、押さえ板17が板材2の形状に倣うことを防ぎ、板材2を平坦な形状に確実に矯正することができる。また押さえ板17は、少なくとも板材2と接触する表面部、したがって下面部の硬度が、板材2の硬度よりも低くなるように、材質が選択されている。たとえば押さえ板17が、板材2よりも硬度が高い材質で主に構成されてあっても、板材2と接触する面には板材2よりも硬度が低い材質で構成された層が配置される構成とすることが好ましい。これによって押さえ板17を板材2に乗載して接触させているときに、板材2を損傷してしまうことが確実に防がれる。特に限定されるものではないが、前記層の表面形状は、押さえ板17の面全体を覆う一様に平坦なものであることが好ましい。
板材2および押さえ板17を、載置面11aに近接させて、第1および第2吸着機構16,18による板材2および押さえ板17の吸着保持を停止した後、移載ハンド8を動作させて上昇させ、または各第1吸着機構16および第2吸着機構18を同期させて縮退させ、各第1吸着部21および第2吸着部22を上昇させる。図7(c)に示すように、第1吸着部21および第2吸着部22が押さえ板17よりも上方の位置までそれぞれ達すると、動作を停止し、板材2および押さえ板17の配置を完了し、ステップs3に進む。
ステップs3は、位置決め工程における位置調整段階に相当し、このステップs3では、板材2および押さえ板17を浮上させた状態で、板材2および押さえ板17を移動させ、位置を調整して位置決めする。ステップs3では、図7(d)に示すように、各アクチュエータ13を伸長するように動作させ、基準部材12を基準点C向けて移動させる。各基準部材12の移動開始初期では、基準部材12は板材2に当接してしないが、移動途中で当接する場合には、板材2を押圧して移動させる。浮上している板材2は、基準部材12の押圧によって、極めて容易に移動することができる。このように基準部材12を移動させ、各基準部材12を、予め定める位置に配置することによって、板材2が予め定める目的位置に移動され位置決めが完了する。目的位置は、たとえば板材2の中心と基準点Cとが一致する位置である。
また押さえ板17は、前述のように基準部材12に対向する位置に、切り欠き24が形成されている。切り欠き24は、押さえ板17の内方へ向かう寸法が、板材2の乗載した状態で、少なくとも板材2の外周を露出させることができる寸法に設定されている。また切欠き24の幅は、少なくとも基準部材12の板材2との接触部の幅よりも大きく、かつ、板材2の幅よりも小さく設定されている。切欠き24の形状は、特に限定されるものではなく、本実施形態に示すような方形であってもよいし、円弧状やその他の形状であってもよい。このように押さえ板17に切欠き24が形成されているので、基準部材12を板材2の端部2aに当接させて位置決めするときに、基準部材12を切欠き24に嵌込ませ、基準部材12と板材2の端部2aとを確実に当接させることができる。したがって基準部材12が押さえ板17に当接して板材2の端部2aに当接しない不具合を防ぎ、板材2を正確に位置決めすることができる。
また各基準部材12は、少なくとも板材2と接触する表面部、つまり基準点Cに臨む表面部の硬度が、板材2の硬度よりも低くなるように、材質が選択されている。基準部材12が、板材2よりも硬度が高い材質で主に構成されてあっても、板材2と接触する面には板材2よりも硬度が低い材質で構成された層が配置されることが好ましい。これによって基準部材12を板材2に当接させて位置決めするとき、板材2を損傷してしまうことが確実に防がれる。前記層の表面形状は、特に限定されるものではなく、実施形態に示すような方形であってもよいし、板材2と接触する面が最小となるように円柱あるいは半円柱であってもよく、その他の形状であってもよい。
位置決めが完了すると、ステップs4に進む。ステップs4は、搬出工程の保持段階であり、このステップs4では、板材2および押さえ板17を個別に保持し、押さえ板17を板材2から離間させる。搬出工程は、前述の位置決め工程で位置決めされた状態で、板材2を第1吸着機構16によって保持し、次に、押さえ板17を第2吸着機構18によって保持し、さらに第2吸着機構18を板材2から遠ざかる方向へ動作させて、板材2と押さえ板17との間に充分な間隙を確保し、その状態で板材2を対象物3に組込む工程であり、ステップs4は、その前段側の段階である。
ステップs4では、まず、図7(d)に示すように、板材2の位置決めが完了した状態で、上方に退避している移載ハンド8を下降させ、または第1吸着機構16および第2吸着機構18を同期させて伸長させ、第1および第2吸着部21,22を、板材2および押さえ板17に近接する位置まで下降させる。次に、図8(a)に示すように、第2吸着機構18に押さえ板17を吸着保持させるとともに、第1吸着機構16に板材2を吸着保持させ、これと同時かその直後に、各アクチュエータ13を縮退させて各基準部材12を基準点から最も遠い位置(初期位置)に戻す。そして、第2吸着機構18を縮退させ、押さえ板17を吸着保持したまま第2吸着部22を上昇させ、板材2と押さえ板17との間に充分な間隙を得る位置に達すると上昇を停止させる。前記の充分な間隙とは、板材2を対象物3に組み込むとき、または搬送するときに、押さえ板17が対象物3などと干渉するのを防ぐことができる間隙である。押さえ板17の板材2からの離間が完了すると、ステップs5に進む。
ステップs5は、搬出工程の搬送段階であり、このステップs5では、板材2を搬送して対象物3に組込む。ステップs5では、まず、図8(c)に示すように、移載ハンド8を、対象物3の上方の位置など、予め設定される位置に移動させる。次に、移載ハンド8を下降させ、図8(d)に示すように、板材2を対象物3に組込む。組立が完了すると、第1吸着機構16の吸着を停止させ、移載ハンド8を上方に退避させ、移載ハンド8を初期状態で初期位置に戻し、ステップs6に進んで、一連の動作が完了する。
本実施の形態によれば、板材2に押さえ板17が乗載され、板材2が平坦な状態に保たれ、この状態で板材2が、基準部材12で移動されて位置決めされる。これによって基準部材12を板材2の端部2aに正確に当接させ、正確に位置決めすることができる。しかも板材2は、載置台11および押さえ板17に対して摺動することがなく、板材2が、擦傷などの損傷を生じることがない。さらに移載ハンド8に、第1および第2吸着機構16,18が設けられ、板材2および押さえ板17を個別に吸着保持することができ、第1および第2吸着機構16,18の動作と、移載ハンド8の動作のみで、位置決めされた板材2を、容易に精度よく対象物3に組込む、または次工程の装置へ移載するなど、板材2を搬送先に容易かつ精度よく搬送することができる。
また押さえ板17に貫通孔25を形成することによって、押さえ板17を、板材2における第1吸着機構16による吸着位置の外側も覆う大きな構成としたうえで、板材2と押さえ板17とを個別に吸着保持可能にすることができる。さらに第1および第2吸着機構16,18が、第1および第2吸着部21,22を独立して移動可能な構成とすることによって、図5〜図8を参照して説明したような、前述の動作が可能であり、高い利便性が得られる。
図9は、本発明の実施の他の形態の移載ハンド8Aを簡略化して示す正面図である。図9に示す本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成については説明を省略する。図9に示す移載ハンド8Aは、図1〜図9に示す移載ハンド8に代えて用いることができる構成である。図9に示す移載ハンド8Aには、図1〜図9に示す移載ハンド8の構成に加えて、板側嵌合部40と、吸着側嵌合部41とを備えている。図9に示す移載ハンド8Aでは、押さえ板17が、第2吸着機構18に吸着される位置に板側嵌合部40を有し、第2吸着機構18は、第2吸着部22に板側嵌合部40と嵌合する吸着側嵌合部41を有する。板側嵌合部40と、吸着側嵌合部41とは、第2吸着機構18によって押さえ板17を吸着保持するときに、互いに嵌合し合う構成であれば、凹凸の関係はいずれでもよいが、本実施の形態では、板側嵌合部40が凸部として形成され、吸着側嵌合部41が凹部として形成される。
このように板側嵌合部40および吸着側嵌合部41を設けることによって、第2吸着機構18で押さえ板を吸着するときに、第2吸着機構18と押さえ板17との位置ずれを修正し、予め定める位置関係の初期位置に復帰させて吸着保持することができる。初期位置は、押さえ板17の中心を通る厚み方向の軸線と第2吸着機構18の軸線とが一致する位置である。このように押さえ板17を第2吸着機構18に対して初期位置に復帰させる構成は、板側嵌合部40および吸着側嵌合部41の構成に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。たとえば電磁力を利用する構成であってもよい。
前述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、構成を変更することができる。たとえば押さえ板17の形状は、たとえば円形など、他の形状であってもよい。また第1および第2吸着機構16,18の数は、前述の構成に限定されるものではなく、2つ以上の第2吸着機構18が設けられる構成であってもよいし、第1吸着機構16が1つだけが設けられる構成であってもよい。
本発明の実施の一形態の組立設備1を簡略化して示す斜視図である。 位置決め装置4を簡略化して示す斜視図である。 移載ハンド8を簡略化して示す斜視図である。 移載ハンド8を簡略化して示す正面図である。 本発明の組立方法を示すフローチャートである。 本発明の組立方法の位置決め工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。 本発明の組立方法の位置決め工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。 本発明の組立方法の搬出工程を説明するために、組立設備1の一部を示す斜視図である。 本発明の実施の他の形態の移載ハンド8Aを簡略化して示す正面図である。
符号の説明
1 組立設備
2 板材
3 対象物
4 位置決め装置
5 搬送装置
6 供給装置
7 組立装置
8 移載ハンド
10 位置決め設備
11 載置台
12 基準部材
13 アクチュエータ
16 第1吸着機構
17 押さえ板
18 第2吸着機構
21 第1吸着部
22 第2吸着部
24 切欠き
25 貫通孔

Claims (13)

  1. 板材を位置決めする位置決め装置であって、
    板材を浮上させて支持する載置台と、
    載置台に支持される板材の端部に当接され、載置台上で板材を移動させて位置決めする基準部材とを有する位置決め装置と、
    板材を搬送する搬送装置であって、
    板材を吸着保持する第1吸着機構と、
    載置台に支持される板材に乗載される押さえ板と、
    押さえ板を吸着保持する第2吸着機構とを有する搬送装置と備えることを特徴とする位置決め設備。
  2. 押さえ板は、その外形寸法が、板材の外形寸法と略同一、または板材の外形寸法より大きいことを特徴とする請求項1に記載の位置決め設備。
  3. 押さえ板は、その剛性が、板材の剛性よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の位置決め設備。
  4. 押さえ板は、板材に乗載される状態で基準部材と対向する位置に、切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  5. 押さえ板は、少なくとも板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  6. 押さえ板は、第1吸着機構が挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  7. 押さえ板は、第2吸着機構に吸着される位置に板側嵌合部を有し、
    第2吸着機構は、板側嵌合部と嵌合する吸着側嵌合部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  8. 基準部材は、少なくとも板材と接触する表面部の硬度が、板材の硬度よりも低いことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  9. 第1吸着機構は、板材を吸着する第1吸着部を有し、第1吸着部は、その吸着面と垂直な方向へ、独立して移動可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  10. 第2吸着機構は、押さえ板を吸着する第2吸着部を有し、第2吸着部は、その吸着面と垂直な方向へ、独立して移動可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の位置決め設備。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の位置決め設備と、
    位置決め装置に板材を供給する供給装置と、
    板材を対称物に組込む組立装置とを備え、
    搬送装置は、板材を、供給装置から位置決め装置に搬送し、かつ位置決め装置から組立て装置に搬送することを特徴とする組立設備。
  12. 板材に押さえ板を乗載して載置台上に配置し、板材および押さえ板を同時に浮上させた状態で、板材および押さえ板を移動させて位置決めすることを特徴とする位置決め方法。
  13. 請求項12に記載の位置決め方法によって、板材を位置決めした後、
    板材を保持するとともに、板材とは別に押さえ板を保持し、
    押さえ板を板材から離間させ、板材を搬送して対称物に組込むことを特徴とする組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105538877A (zh) * 2016-01-22 2016-05-04 广东长天精密设备科技有限公司 一种背光源组装设备
CN106217034A (zh) * 2016-08-29 2016-12-14 奇亚(宁波)汽车零部件有限公司 一种转轴旋钮组件二次组配设备

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