JP2008304587A - ディスプレイおよびディスプレイの色空間変換方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色空間を一致させることができるようにする。
【解決手段】LUT3120,3110,3100は、赤の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する。LUT3121,3111,3101は、緑の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する。LUT3122,3112,3102は、青の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する。LUT3100乃至3122のそれぞれから取得された色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算が行われる。本発明は、例えば、液晶ディスプレイに適用できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディスプレイおよびディスプレイの色空間変換方法に関し、特に、色空間を一致させることができるようにするディスプレイおよびディスプレイの色空間変換方法に関する。
ディスプレイでは、一般的に、画像データの持つ色空間と,ディスプレイの持つ色空間が一致していないため、画像データの持つ色空間をディスプレイの持つ色空間に変換する色空間変換が行われる(例えば、特許文献1参照)。
図1および図2を参照して、従来の色空間変換について説明する。
図1は、色空間変換を行うディスプレイの構成例を示すブロック図である。なお以下では、ディスプレイの一例として液晶ディスプレイについて説明するが、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどでも同様である。
例えば、ガンマ特性がNTSCのγ=2.2に対応させたγ=1/2.2=0.45の特性を有する信号が、液晶ディスプレイに入力されてくるとする。図2Aは、γ=0.45の特性(入力信号対発光強度)を示している。ガンマ補正回路1は、入力されてくるγ=0.45の特性を有する入力信号に対してγ=2.2(図2B)のガンマ補正をかける。後段の色空間変換回路2で色空間変換を行うため、入力信号のガンマ特性を一旦線形の特性とする必要があるからである。これにより、ガンマ補正回路1から出力される入力信号は、図2Cに示されるように、線形の特性を有する信号となる。
色空間変換回路2は、入力信号を液晶デバイス(LCDパネル4)の色空間に変換する色空間変換を実行する。ここで、色空間変換回路2に供給される入力信号強度を(Rin,Gin,Bin)、色空間変換後の入力信号の発光強度であって液晶デバイスの駆動レベルに変換された発光強度(以下、デバイス駆動強度という)を(Rout,Gout,Bout)とすると、色空間変換は、3行3列(3×3)の色空間変換行列を用いて、次式(1)で表すことができる。
Figure 2008304587
係数A00,A01,A02,A10,A11,A12,A20,A21、およびA22は、液晶ディスプレイごとに固有の色変換係数である。
色空間変換回路2による色空間変換後、逆ガンマ補正回路3は、LCDパネル4のガンマ特性に対応する逆ガンマ補正を実行する。いまLCDパネル4がγ=2.6の特性を有しているとすると、逆ガンマ補正回路3は、γ=1/2.6=0.385の補正をかけて出力する。これにより、γ=0.385の特性とγ=2.6の特性が足し合わされることになり、LCDパネル4における表示は、図2Dに示されるように線形となる。
図3は、図1の色空間変換回路2の詳細な構成例を示している。
色空間変換回路2は、メモリ1100,1101,1102,1110,1111,1112,1120,1121、および1122と、乗算器1200,1201,1202,1210,1211,1212,1220,1221、および1222と、加算器13R,13G、および13Bとにより構成される。
メモリ1100,1101,1102,1110,1111,1112,1120,1121、および1122は、それぞれ、係数A00,A01,A02,A10,A11,A12,A20,A21、およびA22を記憶する。
ガンマ補正回路1から供給される入力信号強度(Rin,Gin,Bin)のうちのR(赤)に関する入力信号強度Rinは、乗算器1200,1210、および1220に供給される。また、入力信号強度(Rin,Gin,Bin)のうちのG(緑)に関する入力信号強度Ginは、乗算器1201,1211、および1221に供給され、B(青)に関する入力信号強度Binは、乗算器1202,1212、および1222に供給される。
乗算器1200は、入力信号強度Rinとメモリ1100から取得される係数A00を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。乗算器1201は、入力信号強度Ginとメモリ1101から取得される係数A01を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。乗算器1202は、入力信号強度Binとメモリ1102から取得される係数A02を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。
同様に、乗算器1210は、入力信号強度Rinとメモリ1110から取得される係数A10を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。乗算器1211は、入力信号強度Ginとメモリ1111から取得される係数A11を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。乗算器1212は、入力信号強度Binとメモリ1112から取得される係数A12を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。
また、乗算器1220は、入力信号強度Rinとメモリ1120から取得される係数A20を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。乗算器1221は、入力信号強度Ginとメモリ1121から取得される係数A21を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。乗算器1222は、入力信号強度Binとメモリ1122から取得される係数A22を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。
加算器13Rは、乗算器1200からの乗算結果(Rin×A00)と、乗算器1201からの乗算結果(Gin×A01)と、乗算器1202からの乗算結果(Bin×A02)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度(Rout,Gout,Bout)のうちのR(赤)に関するデバイス駆動強度Routとして出力する。
同様に、加算器13Gは、乗算器1210からの乗算結果(Rin×A10)と、乗算器1211からの乗算結果(Gin×A11)と、乗算器1212からの乗算結果(Bin×A12)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度(Rout,Gout,Bout)のうちのG(緑)に関するデバイス駆動強度Goutとして出力する。
また、加算器13Bは、乗算器1220からの乗算結果(Rin×A20)と、乗算器1221からの乗算結果(Gin×A21)と、乗算器1222からの乗算結果(Bin×A22)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度(Rout,Gout,Bout)のうちのB(青)に関するデバイス駆動強度Boutとして出力する。
その結果、色空間変換回路2によって、上述した式(1)の色空間変換を行うことができる。
特開2004−157522号公報(0062段落、図15)
しかしながら、従来の式(1)の色空間変換は、液晶デバイスの駆動レベルによってR,G,Bそれぞれの色度点が変化することがない場合には問題ないが、ディスプレイによっては、駆動レベルによって赤、緑、青の各色の色度点が変化するものもあり、そのような場合、中間調の色度が正確に一致しないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、色空間を一致させることができるようにするものである。
本発明の一側面のディスプレイは、3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイにおいて、赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリと、緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリと、青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリと、前記入力信号強度の値に応じて、前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行う演算回路とを備える。
本発明の一側面のディスプレイの色空間変換方法は、3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイの色空間変換方法において、赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリから、赤の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を取得し、緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリから、緑の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を取得し、青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリから、青の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を取得し、前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリのそれぞれから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行うステップを含む。
本発明の一側面においては、赤の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリ、緑の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリ、および青の入力信号強度の値に対応する色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリのそれぞれから取得された色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算が行われる。
本発明の一側面によれば、色空間を変換することができる。
また、本発明の一側面によれば、より簡単に、色空間を一致させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面のディスプレイは、3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイ(例えば、図4の液晶ディスプレイ21)において、赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリ(例えば、図5のLUT3120,3110、または3100)と、緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリ(例えば、図5のLUT3121,3111、または3101)と、青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリ(例えば、図5のLUT3122,3112、または3102)と、前記入力信号強度の値に応じて、前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行う演算回路(例えば、図5の乗算器3200,3210,3220,3201,3211,3221,3202,3212、および3222と、加算器13R,13G、および13B)とを備える。
本発明の一側面のディスプレイの色空間変換方法は、3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイの色空間変換方法において、赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリから、赤の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を取得し、緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリから、緑の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を取得し、青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリから、青の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を取得し、前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリのそれぞれから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行うステップを含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図4は、本発明を適用した液晶ディスプレイ(液晶表示装置)の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
なお、図4において、図1と対応する部分については同一の符号を付してあり、その説明は省略する。
図4の液晶ディスプレイ21は、ガンマ補正回路1、色空間変換回路22、逆ガンマ補正回路3、およびLCDパネル4により構成されている。即ち、液晶ディスプレイ21は、色空間変換回路22が異なる他は、図1を参照して説明した液晶ディスプレイと同様に構成されている。
色空間変換回路22は、ガンマ補正回路1から供給される入力信号強度(Rin,Gin,Bin)を液晶デバイス(LCDパネル4)の色空間に変換する色空間変換を施し、色空間変換後のデバイス駆動強度(R’out,G’out,B’out)を、逆ガンマ補正回路3に供給する。
ここで、色空間変換回路22は、ガンマ補正回路1から供給される入力信号強度(Rin,Gin,Bin)の値に応じて取得された係数A’00,A’01,A’02,A’10,A’11,A’12,A’20,A’21、およびA’22を用いてデバイス駆動強度(R’out,G’out,B’out)を求める。
以下、より詳しく説明する。
従来の色空間変換である式(1)の右辺を演算し、Rout,Gout,Boutそれぞれに分解すると、式(2)のように表すことができる。
Figure 2008304587
式(2)によれば、Rに関する入力信号強度Rinは、係数A00,A10、およびA20のみと関係があり、その他の係数A01,A11,A21,A02,A12、およびA22とは無関係である。
同様に、Gに関する入力信号強度Ginは、係数A01,A11、およびA21のみと関係があり、その他の係数A00,A10,A20,A02,A12、およびA22と無関係である。また、Bに関する入力信号強度Binは、係数A02,A12、およびA22のみと関係があり、その他の係数A00,A10,A20,A01,A11、およびA21と無関係である。
そこで、色空間変換回路22は、式(3)で表される色空間変換を行うようにする。
Figure 2008304587
式(3)において、A00(Rin),A10(Rin)、およびA20(Rin)は、入力信号強度Rinの関数であり、ガンマ補正回路1から供給された所定の入力信号強度Rinの関数値が上述のA’00,A’10,A’20である。同様に、A01(Gin),A11(Gin)、およびA21(Gin)は、入力信号強度Ginの関数であり、ガンマ補正回路1から供給された所定の入力信号強度Ginの関数値が上述のA’01,A’11,A’21である。また、A02(Bin),A12(Bin)、およびA22(Bin)は、入力信号強度Binの関数であり、ガンマ補正回路1から供給された所定の入力信号強度Binの関数値が上述のA’02,A’12,A’22である。
式(3)を実現する色空間変換回路22の構成例を図5に示す。
色空間変換回路22は、LUT(Look Up Table)3120,3110,3100,3121,3111,3101,3122,3112、および3102と、乗算器3200,3210,3220,3201,3211,3221,3202,3212、および3222と、加算器13R,13G、および13Bとにより構成される。
ガンマ補正回路1から供給される入力信号強度(Rin,Gin,Bin)のうちの入力信号強度Rinは、乗算器3200,3210、および3220と、LUT3120,3110、および3100に供給される。
入力信号強度(Rin,Gin,Bin)のうちの入力信号強度Ginは、乗算器3201,3211、および3221と、LUT3121,3111、および3101に供給される。
入力信号強度(Rin,Gin,Bin)のうちの入力信号強度Binは、乗算器3202,3212、および3222と、LUT3122,3112、および3102に供給される。
LUT3120,3110、または3100は、それぞれ、入力信号強度Rinの関数A20(Rin),A10(Rin)、またはA00(Rin)を記憶するテーブルメモリであり、ガンマ補正回路1からの所定の入力信号強度Rinに対応する関数値としての係数A’20,A’10、またはA’00を、乗算器3220,3210、または3200にそれぞれ供給する。
LUT3121,3111、または3101は、それぞれ、入力信号強度Ginの関数A21(Gin),A11(Gin)、またはA01(Gin)を記憶するテーブルメモリであり、ガンマ補正回路1からの所定の入力信号強度Ginに対応する関数値としての係数A’21,A’11、またはA’01を、乗算器3221,3211、または3201にそれぞれ供給する。
LUT3122,3112、または3102は、それぞれ、入力信号強度Binの関数A22(Bin),A12(Bin)、またはA02(Bin)を記憶するテーブルメモリであり、ガンマ補正回路1からの所定の入力信号強度Binに対応する関数値としての係数A’22,A’12、またはA’02を、乗算器3222,3212、または3202にそれぞれ供給する。
乗算器3200は、入力信号強度RinとLUT3100から取得される係数A’00を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。乗算器3201は、入力信号強度GinとLUT3101から取得される係数A’01を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。乗算器3202は、入力信号強度BinとLUT3102から取得される係数A’02を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。
同様に、乗算器3210は、入力信号強度RinとLUT3110から取得される係数A’10を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。乗算器3211は、入力信号強度GinとLUT3111から取得される係数A’11を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。乗算器3212は、入力信号強度BinとLUT3112から取得される係数A’12を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給する。
また、乗算器3220は、入力信号強度RinとLUT3120から取得される係数A’20を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。乗算器3221は、入力信号強度GinとLUT3121から取得される係数A’21を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。乗算器3222は、入力信号強度BinとLUT3122から取得される係数A’22を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。
加算器13Rは、乗算器3200からの乗算結果(Rin×A’00)と、乗算器3201からの乗算結果(Gin×A’01)と、乗算器3202からの乗算結果(Bin×A’02)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度R’outとして出力する。
同様に、加算器13Gは、乗算器3210からの乗算結果(Rin×A’10)と、乗算器3211からの乗算結果(Gin×A’11)と、乗算器3212からの乗算結果(Bin×A’12)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度G’outとして出力する。
また、加算器13Bは、乗算器3220からの乗算結果(Rin×A’20)と、乗算器3221からの乗算結果(Gin×A’21)と、乗算器3222からの乗算結果(Bin×A’22)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度B’outとして出力する。
以上のように構成される色空間変換回路22では、乗算器3200,3210,3220,3201,3211,3221,3202,3212、および3222と、加算器13R,13G、および13Bによって、式(3)の色空間変換の演算が行われる。
次に、図6のフローチャートを参照して、色空間変換回路22の色空間変換処理について説明する。この処理は、ガンマ補正回路1から入力信号強度(Rin,Gin,Bin)が供給されたとき開始される。
初めに、ステップS1において、乗算器3200は、入力信号強度Rinに応じた係数A’00をLUT3100から取得する。また、ステップS1では、乗算器3210が、入力信号強度Rinに応じた係数A’10をLUT3110から取得するとともに、乗算器3220が、入力信号強度Rinに応じた係数A’20をLUT3120から取得する。
ステップS2において、乗算器3200は、入力信号強度Rinと係数A’00を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。また、ステップS2では、乗算器3210が、入力信号強度Rinと係数A’10を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給するとともに、乗算器3220が、入力信号強度Rinと係数A’20を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。
ステップS3において、乗算器3201は、入力信号強度Ginに応じた係数A’01をLUT3101から取得する。また、ステップS3では、乗算器3211が、入力信号強度Ginに応じた係数A’11をLUT3111から取得するとともに、乗算器3221が、入力信号強度Ginに応じた係数A’21をLUT3121から取得する。
ステップS4において、乗算器3201は、入力信号強度Ginと係数A’01を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。また、ステップS4では、乗算器3211が、入力信号強度Ginと係数A’11を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給するとともに、乗算器3221が、入力信号強度Ginと係数A’21を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。
ステップS5において、乗算器3202は、入力信号強度Binに応じた係数A’02をLUT3102から取得する。また、ステップS5では、乗算器3212が、入力信号強度Binに応じた係数A’12をLUT3112から取得するとともに、乗算器3222が、入力信号強度Binに応じた係数A’22をLUT3122から取得する。
ステップS6において、乗算器3202は、入力信号強度Binと係数A’02を乗算し、その乗算結果を加算器13Rに供給する。また、ステップS6では、乗算器3212が、入力信号強度Binと係数A’12を乗算し、その乗算結果を加算器13Gに供給するとともに、乗算器3222が、入力信号強度Binと係数A’22を乗算し、その乗算結果を加算器13Bに供給する。
ステップS7において、加算器13Rは、デバイス駆動強度R’outを求め、出力する。すなわち、加算器13Rは、乗算器3200からの乗算結果(Rin×A’00)と、乗算器3201からの乗算結果(Gin×A’01)と、乗算器3202からの乗算結果(Bin×A’02)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度R’outとして出力する。
ステップS8において、加算器13Gは、デバイス駆動強度G’outを求め、出力する。すなわち、加算器13Gは、乗算器3210からの乗算結果(Rin×A’10)と、乗算器3211からの乗算結果(Gin×A’11)と、乗算器3212からの乗算結果(Bin×A’12)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度G’outとして出力する。
ステップS9において、加算器13Bは、デバイス駆動強度B’outを求め、出力する。すなわち、加算器13Bは、乗算器3220からの乗算結果(Rin×A’20)と、乗算器3221からの乗算結果(Gin×A’21)と、乗算器3222からの乗算結果(Bin×A’22)とを加算し、その加算結果を、デバイス駆動強度B’outとして出力する。
以上で色空間変換処理は終了し、ガンマ補正回路1から、次の入力信号強度(Rin,Gin,Bin)が供給されたとき再び開始される。
なお、図6におけるステップS1乃至S6の処理と、ステップS7乃至S9の処理それぞれは、異なる処理の順番で行うことが可能である。例えば、ステップS1乃至S6の処理は、ステップS1,S3、およびS5の処理を並行して実行し、その後、ステップS2,S4、およびS6の処理を並行して実行することもできる。また、ステップS7乃至S9の処理は、例えば、それらを並行に実行することができる。
以上のように、色空間変換回路22では、入力信号強度Rinの各値に対応させた係数A’00,A’10,A’20を関数A00(Rin),A10(Rin),A20(Rin)としてLUT3100,3110,3120にそれぞれ記憶させ、入力信号強度Ginの各値に対応させた係数A’01,A’11,A’21を関数A01(Gin),A11(Gin),A21(Gin)としてLUT3101,3111,3121にそれぞれ記憶させ、入力信号強度Binの各値に対応させた係数A’02,A’12,A’22を関数A02(Bin),A12(Bin),A22(Bin)としてLUT3102,3112,3122にそれぞれ記憶させるようにしたので、ガンマ補正回路1からの入力信号強度(Rin,Gin,Bin)の値に応じて異なる係数A’00,A’01,A’02,A’10,A’11,A’12,A’20,A’21、およびA’22を用いてデバイス駆動強度(R’out,G’out,B’out)を求めることができる。
例えば、加算器13Rで加算された後のデバイス駆動強度R’outが同一の色度点となるような任意の関数A00(Rin),A01(Rin),A02(Rin)を、LUT3100,3101,3102にそれぞれ記憶させることで、ガンマ補正回路1から入力信号強度(Rin,Gin,Bin)としてどのような発光強度の信号が入力された場合であっても、赤の色度点を常に同一とすることができる。
また、加算器13Gで加算された後のデバイス駆動強度G’outが同一の色度点となるような任意の関数A10(Gin),A11(Gin),A12(Gin)を、LUT3110,3111,3112にそれぞれ記憶させることで、ガンマ補正回路1から入力信号強度(Rin,Gin,Bin)としてどのような発光強度の信号が入力された場合であっても、緑の色度点を常に同一とすることができる。
さらに、加算器13Bで加算された後のデバイス駆動強度B’outが同一の色度点となるような任意の関数A20(Bin),A21(Bin),A22(Bin)を、LUT3120,3121,3122にそれぞれ記憶させることで、ガンマ補正回路1から入力信号強度(Rin,Gin,Bin)としてどのような発光強度の信号が入力された場合であっても、青の色度点を常に同一とすることができる。
即ち、色空間変換回路22によれば、入力信号強度(Rin,Gin,Bin)としてどのような発光強度の信号が入力された場合であっても、色空間を一致させることができる。
また、色空間変換回路22は、入力信号強度(Rin,Gin,Bin)それぞれが非線形である場合や、入力信号強度Rin,Gin,Binそれぞれでガンマ特性が異なる場合などにおいても、それらを調整するような関数A00(Rin),A10(Rin),A20(Rin),A01(Gin),A11(Gin),A21(Gin)A02(Bin),A12(Bin)、およびA22(Bin)を、LUT3100,3110,3120,3101,3111,3121,3102,3112、および3122にそれぞれ記憶させることで、対応することが可能である。
本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来の液晶ディスプレイの構成の一例を示すブロック図である。 ガンマ補正について説明する図である。 従来の色空間変換回路の詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した液晶ディスプレイの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図4の色空間変換回路の詳細な構成例を示すブロック図である。 色空間変換処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
21 液晶ディスプレイ, 22 色空間変換回路, 3100,3101,3102,3110,3111,3112,3120,3121,3122 LUT, 3200,3201,3202,3210,3211,3212,3220,3221,3222 乗算器

Claims (3)

  1. 3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイにおいて、
    赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリと、
    緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリと、
    青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリと、
    前記入力信号強度の値に応じて、前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行う演算回路と
    を備えるディスプレイ。
  2. 赤、緑、または青の色度点が駆動レベルによって変化する
    請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 3行3列からなる色空間変換行列を用いて、入力信号強度の色空間変換を行うディスプレイの色空間変換方法において、
    赤の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を記憶する赤テーブルメモリから、赤の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の1列目の3つの係数を取得し、
    緑の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を記憶する緑テーブルメモリから、緑の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の2列目の3つの係数を取得し、
    青の前記入力信号強度の値に対応する前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を記憶する青テーブルメモリから、青の前記入力信号強度の値に応じた前記色空間変換行列の3列目の3つの係数を取得し、
    前記赤テーブルメモリ、前記緑テーブルメモリ、および前記青テーブルメモリのそれぞれから取得された前記色空間変換行列の係数を用いて色空間変換の演算を行う
    ステップを含むディスプレイの色空間変換方法。
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