JP2008303917A - 鋼板接合方法、及び、該方法に用いるボルト仮固定ナット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 軸心方向寸法を底鋼板1と添接板2の板厚の和よりもやや小さい寸法とし、軸心方向の一端部を底鋼板1のボルト孔よりも細径とすると共に、外周面を、上記軸心方向一端部より軸心方向他端側へ向けて底鋼板1のボルト孔3よりも太径となるように拡径させたテーパ形状としたボルト仮固定ナット9を形成する。底鋼板1のボルト孔3に下方より挿通させたボルト5に、ボルト仮固定用ナット9を螺着させ、その軸心方向一端部側をボルト孔3とボルト5との隙間に強制的にねじ込むことで、ボルト孔3にボルト5を回転しないよう仮固定する。その後、底鋼板1に添接板2を載置した後、ボルト5にナット6を締め込んで、底鋼板1と添接板2を接合させる。
【選択図】図1
Description
(1)ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に、一側面側からボルトを挿通させた後、外径を一端側よりも他端側が大きくなるようにテーパ形状とし、且つ軸心方向寸法を上記2枚の鋼板を重ね合わせた厚み寸法よりも小さい寸法としたボルト仮固定ナットを、上記ボルトの軸部に螺着させて、該ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、該ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、上記ボルト仮固定ナットの最大径よりも大きなボルト孔を穿設した他方の鋼板を配置した後、上記ボルトにナットを螺着させて締め付けることにより、上記2枚の重ね合わせ鋼板を接合する鋼板接合方法としてあるので、上記ボルト孔にボルトが仮固定してある一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に対する他方の鋼板の接合作業を実施できる。しかも、上記一方の鋼板のボルト孔に仮固定してあるボルトに対して、ナットを螺着させて締め込むときに、該ボルトに共回りが生じる虞を未然に防止することができる。
(2)上記と同様に、ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次に、上記一方の鋼板の一側面における上記ボルトの頭部を含む領域を先行塗装し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、他方の鋼板を接合するようにすることにより、上記一方の鋼板の一側面側に施してある先行塗装に割れや剥離が生じる虞を未然に防止しながら、一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に他方の鋼板を接合する作業を実施できる。したがって、上記各鋼板を接合する現場では、上記一方の鋼板の一側面側での作業を不要とすることが可能になる。
(3)軸心方向の寸法をボルトにより重ね合わせて接合する2枚の鋼板を重ね合わせた厚み寸法よりも小さい寸法とし、且つ軸心方向の一端側の外径を上記2枚の鋼板のうちの一方の鋼板に設けたボルト孔よりも細径とすると共に、軸心方向一端部から軸心方向他端側へ向けて外径を上記一方の鋼板のボルト孔よりも太径となるように拡径させたテーパ形状としてなる構成とし、上記一方の鋼板のボルト孔に通したボルトを該一方の鋼板に仮固定させるようにしたボルト仮固定ナットとすることにより、上記(1)(2)の方法の実施に用いるボルト仮固定ナットを実現できる。
(4)上記構成のボルト仮固定ナットにおいて、外径が一方の鋼板のボルト孔よりも所要寸法太径となる部分の軸心方向他端側に、軸心方向と直角方向の段差面を設けるようにした構成とすることにより、上記ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませる際に、上記段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に接触することで、該ボルト仮固定ナットのボルト孔とボルトとの隙間へのねじ込み量を、一定量とすることができる。しかも、上記ボルト仮固定ナットに設けてある段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に密着されることで、この密着部分に生じる摩擦力により、上記一方の鋼板のボルト孔に上記ボルト仮固定ナットを介して仮固定するボルトの回転防止効果をより強化することが可能となる。
2 添接板(他方の鋼板)
3 ボルト孔
4 ボルト孔
5 ボルト
6 ナット
9,9a ボルト仮固定ナット
10 一端部
11 他端部
15 段差面
(1)ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に、一側面側からボルトを挿通させた後、外径を一端側よりも他端側が大きくなるようにテーパ形状とし且つ軸心方向寸法を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法としたボルト仮固定ナットを、上記ボルトの軸部に一端側から螺着させ、該ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、該ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、上記ボルト仮固定ナットの最大径よりも大きなボルト孔を穿設した他方の鋼板を配置した後、上記ボルトにナットを螺着させて締め付けることにより、上記2枚の重ね合わせ鋼板を接合する鋼板接合方法としてあるので、軸心方向寸法を上記他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法としてあるボルト仮固定ナットの内周面の雌ねじ部のねじ山の数を多くすることができて、該ボルト仮固定ナットのボルトに対する締付け軸力を大きなものとすることが可能となる。よって、上記ボルト仮固定ナットのボルトに対する大きな締付け軸力によって、該ボルト仮固定ナットを、上記一方の鋼板のボルト孔と、該ボルト孔に挿通させたボルトとの隙間に強制的にねじ込んで楔状に食い込ませることができ、これにより、上記ボルト仮固定ナットを介して、上記一方の鋼板のボルト孔に上記ボルトを、回転を防止した状態で仮固定することができる。したがって、上記ボルト孔にボルトが仮固定してある一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に対する他方の鋼板の接合作業を実施できる。しかも、上記一方の鋼板のボルト孔に仮固定してあるボルトに対して、ナットを螺着させて締め込むときに、該ボルトに共回りが生じる虞を未然に防止することができる。
(2)上記と同様に、ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次に、上記一方の鋼板の一側面における上記ボルトの頭部を含む領域を先行塗装し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、他方の鋼板を接合するようにすることにより、上記一方の鋼板の一側面側に施してある先行塗装に割れや剥離が生じる虞を未然に防止しながら、一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に他方の鋼板を接合する作業を実施できる。したがって、上記各鋼板を接合する現場では、上記一方の鋼板の一側面側での作業を不要とすることが可能になる。
(3)ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に通したボルトを該一方の鋼板に仮固定させるボルト仮固定ナットにおいて、軸心方向の寸法を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法とし、且つ軸心方向の一端側の外径を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板に設けたボルト孔よりも細径とすると共に、軸心方向一端部から軸心方向他端側へ向けて外径を上記一方の鋼板のボルト孔よりも太径となるように拡径させたテーパ形状としてなる構成を有するボルト仮固定ナットとすることにより、上記(1)(2)の方法の実施に用いるボルト仮固定ナットを実現できる。
(4)上記構成のボルト仮固定ナットにおいて、外径が一方の鋼板のボルト孔よりも所要寸法太径となる部分の軸心方向他端側に、軸心方向と直角方向の段差面を設けるようにした構成とすることにより、上記ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませる際に、上記段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に接触することで、該ボルト仮固定ナットのボルト孔とボルトとの隙間へのねじ込み量を、一定量とすることができる。しかも、上記ボルト仮固定ナットに設けてある段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に密着されることで、この密着部分に生じる摩擦力により、上記一方の鋼板のボルト孔に上記ボルト仮固定ナットを介して仮固定するボルトの回転防止効果をより強化することが可能となる。
(1)ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に、一側面側からボルトを挿通させた後、外径を一端側よりも他端側が大きくなるようにテーパ形状とし軸心方向寸法を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法で且つ上記2枚の重ね合わせ鋼板の板厚の和よりも小さい寸法としたボルト仮固定ナットを、上記ボルトの軸部に一端側から螺着させ、該ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、該ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、上記ボルト仮固定ナットの最大径よりも大きなボルト孔を穿設した他方の鋼板を配置した後、上記ボルトにナットを螺着させて締め付けることにより、上記2枚の重ね合わせ鋼板を接合する鋼板接合方法としてあるので、軸心方向寸法を上記他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法としてあるボルト仮固定ナットの内周面の雌ねじ部のねじ山の数を多くすることができて、該ボルト仮固定ナットのボルトに対する締付け軸力を大きなものとすることが可能となる。よって、上記ボルト仮固定ナットのボルトに対する大きな締付け軸力によって、該ボルト仮固定ナットを、上記一方の鋼板のボルト孔と、該ボルト孔に挿通させたボルトとの隙間に強制的にねじ込んで楔状に食い込ませることができ、これにより、上記ボルト仮固定ナットを介して、上記一方の鋼板のボルト孔に上記ボルトを、回転を防止した状態で仮固定することができる。したがって、上記ボルト孔にボルトが仮固定してある一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に対する他方の鋼板の接合作業を実施できる。しかも、上記一方の鋼板のボルト孔に仮固定してあるボルトに対して、ナットを螺着させて締め込むときに、該ボルトに共回りが生じる虞を未然に防止することができる。
(2)上記と同様に、ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次に、上記一方の鋼板の一側面における上記ボルトの頭部を含む領域を先行塗装し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、他方の鋼板を接合するようにすることにより、上記一方の鋼板の一側面側に施してある先行塗装に割れや剥離が生じる虞を未然に防止しながら、一方の鋼板の他側面側からの作業のみで、上記一方の鋼板に他方の鋼板を接合する作業を実施できる。したがって、上記各鋼板を接合する現場では、上記一方の鋼板の一側面側での作業を不要とすることが可能になる。
(3)ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に通したボルトを該一方の鋼板に仮固定させるボルト仮固定ナットにおいて、軸心方向の寸法を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの他方の鋼板の厚み寸法よりも大きい寸法で且つ上記2枚の重ね合わせ鋼板の板厚の和よりも小さい寸法とし、軸心方向の一端側の外径を上記2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板に設けたボルト孔よりも細径とすると共に、軸心方向一端部から軸心方向他端側へ向けて外径を上記一方の鋼板のボルト孔よりも太径となるように拡径させたテーパ形状としてなる構成を有するボルト仮固定ナットとすることにより、上記(1)(2)の方法の実施に用いるボルト仮固定ナットを実現できる。
(4)上記構成のボルト仮固定ナットにおいて、外径が一方の鋼板のボルト孔よりも所要寸法太径となる部分の軸心方向他端側に、軸心方向と直角方向の段差面を設けるようにした構成とすることにより、上記ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませる際に、上記段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に接触することで、該ボルト仮固定ナットのボルト孔とボルトとの隙間へのねじ込み量を、一定量とすることができる。しかも、上記ボルト仮固定ナットに設けてある段差面が、上記一方の鋼板におけるボルト孔の外周縁部に密着されることで、この密着部分に生じる摩擦力により、上記一方の鋼板のボルト孔に上記ボルト仮固定ナットを介して仮固定するボルトの回転防止効果をより強化することが可能となる。
Claims (4)
- ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に、一側面側からボルトを挿通させた後、外径を一端側よりも他端側が大きくなるようにテーパ形状とし、且つ軸心方向寸法を上記2枚の鋼板を重ね合わせた厚み寸法よりも小さい寸法としたボルト仮固定ナットを、上記ボルトの軸部に螺着させて、該ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、該ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、上記ボルト仮固定ナットの最大径よりも大きなボルト孔を穿設した他方の鋼板を配置した後、上記ボルトにナットを螺着させて締め付けることにより、上記2枚の重ね合わせ鋼板を接合することを特徴とする鋼板接合方法。
- ボルトを用いて接合するようにする2枚の重ね合わせ鋼板のうちの一方の鋼板のボルト孔に、一側面側からボルトを挿通させた後、外径を一端側よりも他端側が大きくなるようにテーパ形状とし、且つ軸心方向寸法を上記2枚の鋼板を重ね合わせた厚み寸法よりも小さい寸法としたボルト仮固定ナットを、上記ボルトの軸部に螺着させて、該ボルト仮固定ナットの軸心方向一端部側を、上記一方の鋼板のボルト孔とボルトとの隙間にねじ込ませて、該ボルトを、上記一方の鋼板に予め仮固定し、次に、上記一方の鋼板の一側面における上記ボルトの頭部を含む領域を先行塗装し、次いで、上記一方の鋼板の他側面側に、上記ボルト仮固定ナットの最大径よりも大きなボルト孔を穿設した他方の鋼板を配置した後、上記ボルトにナットを螺着させて締め付けることにより、上記2枚の重ね合わせ鋼板を接合することを特徴とする鋼板接合方法。
- 軸心方向の寸法をボルトにより重ね合わせて接合する2枚の鋼板を重ね合わせた厚み寸法よりも小さい寸法とし、且つ軸心方向の一端側の外径を上記2枚の鋼板のうちの一方の鋼板に設けたボルト孔よりも細径とすると共に、軸心方向一端部から軸心方向他端側へ向けて外径を上記一方の鋼板のボルト孔よりも太径となるように拡径させたテーパ形状としてなる構成とし、上記一方の鋼板のボルト孔に通したボルトを該一方の鋼板に仮固定させるようにしたことを特徴とするボルト仮固定ナット。
- 外径が一方の鋼板のボルト孔よりも所要寸法太径となる部分の軸心方向他端側に、軸心方向と直角方向の段差面を設けるようにした請求項3記載のボルト仮固定ナット。
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