JP2008302980A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱体とスリーブとの組み合わせからなる包装容器の製造工程を変更することなく収納部分の小型化が必要に応じて行なえるようにし、収納している粒菓子がある程度以下に少なくなった時にその残りの粒菓子をまとまり良く取り扱えるようにする。
【解決手段】箱体の中央に、箱体の長手方向に壁板8の高さ寸法と略同一の間隔をとって並ぶ二つの折り部からなる折曲可能な節12を備え、節12から箱体一端側までの一方の箱部の内側に節12から箱体他端まで他方の箱部を折り入れ可能にした。
【選択図】図2

Description

本発明は包装容器に関するものである。
ガムや清涼菓子などの菓子商品においては、一個一個の粒菓子を包装してこれを一列に並べた状態で一枚の外包装紙により包装したり、また一個一個が包装された粒菓子を横長の箱体に一列に並べ入れ、さらにこの箱体をスリーブ(筒状の外装体)にスライド可能に収納したものが流通している(例えば、特許文献1参照)。そして、後者の箱体とスリーブとからなる包装容器では全体としての剛性が比較的高くなっており、商品購入者がこの商品を胸ポケットやバッグに入れたとしても潰れ難く、良好な取り扱い性を長く維持できる。さらに、粒菓子の取り出しに際しても、一枚の外包装紙で包装したものではその外包装紙を破って粒菓子を取り出すようになるため、外観を大きく損なわれるのに対して、箱体とスリーブからなるものでは廃棄するまで菓子商品の外観を保つことができるという優れた効果がある。
特開2002−42068号公報
ところで、上述した外包装紙により複数個の粒菓子を包装した菓子商品に対して、この商品の購入者は、菓子が少なくなるに従って、外包装紙の余剰となる部分を切り捨てたり折り曲げたりするなどして、菓子商品全体を小型のものにして取り扱うようにしている。これに対して、箱体とスリーブとからなる包装容器においては上記利点の反面、収納している商品が少なくなっても全体形状を小型にすることができないのが現状であるが、粒菓子が少なくなると箱体内で大きく移動し易くなって安定的に収納できず、一枚の包装紙で包装する包装形態の菓子商品と同じように、必要時に収納空間を小さくすることができるようにしたいのと要望がある。
しかしながら、この包装容器を用いる菓子商品の生産工程では、一枚のブランクから組み起こした箱体に個別包装した粒菓子を並べ入れるとともに、サック貼りして扁平状態となっているスリーブを筒状に起こし(或いは一枚のブランクを組み起こし、サック貼りして筒状とする場合もある)、このスリーブに箱体を挿入してから全体を透明フィルムにて包装するという工程が組まれていて、上述した複数個の包装済みの粒菓子を一枚の外包装紙で包装する工程とは大きく異なっている。そのため、一枚の外包装紙にて複数個の粒菓子を包装した菓子商品は、上記包装容器を用いる製造工程では製造できないという問題があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、箱体とスリーブとの組み合わせからなる包装容器において、この包装容器の製造工程を変更することなく収納部分の小型化が必要に応じて行なえるようにすることを課題とし、収納している粒菓子がある程度以下に少なくなった時にその残りの粒菓子をまとまり良く取り扱えるようにすることを目的とする。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、底板の周囲に壁板が位置して上面が開放されている紙製の箱体と、前記箱体がスライド可能に収納されるスリーブとからなる包装容器において、前記箱体の中央に設けられ、前記箱体の長手方向に前記壁板の高さ寸法と略同一の間隔をとって並ぶ二つの折り部からなる折曲可能な節と、前記節から前記箱体の第一の端部までの第一の箱部、及び前記節から前記箱体の第二の端部までの第二の箱部のいずれか一方の前記壁板に設けられた係止手段とを備え、前記節を折り曲げることによって前記第一の箱部の内側に前記第二の箱部を折り入れ可能であり、前記第一の箱部の内側に前記第二の箱部を折り入れたときに、前記係止手段と、前記係止手段が設けられていない前記第一の箱部及び前記第二の箱部のいずれか一方の前記壁板とが係脱可能に係止されることを特徴とする。
本発明の包装容器によれば、箱体に収める粒菓子などの収容物が少なくなってきたときにその箱体を二つ折りすることで半分以下の大きさとなった収納手段が形成されて粒菓子をまとめて収めておくことができる。そして、包装容器を用いた菓子商品などの製造に際して、包装容器自体が従来のスリーブと箱体との組み合わせである点において何ら変るところがなく、既存の製造工程にてこの包装容器を用いて菓子商品を製造することができるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
つぎに本発明を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は包装容器で、該包装容器1は図1に示すように、角筒状となる紙製のスリーブ2とこのスリーブ2にスライド可能に収納される紙製の箱体3とからなるものである。そして、前記スリーブ2にこのスリーブ2の長さと同一とした横長の前記箱体3をスライド収納した状態で全体が透明なフィルム4にて覆われた状態が商品としての最終形態であり、前記フィルム4の一端側を取り除くことで前記スリーブ2の一方の開放部分を出し入れ口として箱体
3が出し入れされる。この箱体3の引き出しを容易にするために、前記スリーブ2の出し入れ口となる側には切り欠き5が設けられている。図1において符号6は箱体3に一列にして収納された粒菓子であり、この粒菓子6それぞれは包装紙にて包装されている。
図2に示されているように、箱体3は底板7の周囲に壁板8、9が位置して上面を開放した形状に設けられている。そして、この箱体3は一枚のブランク10から組み上げられているものであって、前記底板7の四辺に壁板8、9を連接していて、壁板8、9それぞれを折り起こし、さらに箱体3の両端部に位置する壁板8を、箱体3の長辺側に位置する壁板9の高さ位置から箱体の内側に折り込むようにするとともに、その長辺側に位置する壁板9の両端に設けたフラップ11を、前記壁板8の折り込み部分に差し入れるようにしている。
図示されているように、箱体3の長手方向における中央には節12が位置している。前記節12は、箱体3の長手方向に壁板9の高さ寸法Aと略同一の間隔をとって並ぶ二つの折り部13からなるもので、この節12から箱体3が二つ折りできるように設けられている。上述したように節12を構成する二つの折り部13は、箱体3の幅方向に亘って(一方の壁板9の上端から底板7を経て他方の壁板9の上端まで)折り罫13aを入れてなるものであり、壁板9それぞれにおいては節12での折り曲げが容易になるように逆山型上の切り欠き14を有し、その切り欠き14の下端から壁板9における折り罫13aの下端にまで亘る折り罫13bが入れられている。
このようにして箱体3においては上記節12から上面を合掌するように二つ折りすることが可能になっていて、前記節12から箱体一端側までの一方の箱部15の内側に、節12から箱体他端まで他方の箱部16を折り入れできるようにしている。これによって、箱
体3に半分以上の粒菓子が残っているときにはこの箱体3を上記スリーブ2に入れればよく、そして、他方の箱部16に残りの粒菓子が収まる場合には上述したように節12から一方の箱部15を被せ付けるようにすることで、残り少ない粒菓子6を、小型の包装手段となった箱体3にてまとめることができ、二つ折りした箱体3も小さなボックス状となって取り扱いが容易な形状となる。なお、スリーブ2は使用しないので破棄する。
図3に示すように箱体3にあっては二つ折りした状態から一方の箱部15を引き起こして粒菓子を取り易くするために、その一方の箱部15における壁板9に切り欠き17が設けられており、箱体3を二つ折りしたときにおいて前記切り欠き17からは他方の箱部16の壁板9が表出し、一方の箱部15をつまみ持つとともに、この表出した壁板9の部分に指を掛けることで簡単に箱体3が開くようになり、よって、粒菓子の取り出しが簡単になる。
なお、箱体3を二つ折りして一方の箱部15の内側に他方の箱部16を入れた状態をより安定的にするために、例えば、折り合わせたときに対向する壁板8、9に相互に係脱可能に係止する爪片などの係止手段を設けるようにしてもよい。また、上記箱体3では、端部側に位置する壁板8、8を折り起こしてから内側に曲げ込んでいるが、箱部16側の壁板8については必ずしも内側に曲げ込む必要はなく、箱部16に収めた一部の粒菓子にかぶさるように折り曲げられるものであってもよい。そのようにした場合においても、箱体3の二つ折りに際してはこの箱部16が箱部15の内側に入り込むようにしているため、支障は生じない。さらに、この包装容器1を用いた菓子商品などの製造に際しては、前記包装容器1自体が従来のスリーブと箱体との組み合わせである点において何ら変るところがないため、既存の製造工程にてこの包装容器を用いて菓子商品を製造することができる。
本発明に係る包装容器の一例を示す説明図である。 一例における箱体を展開した状態を示す説明図である。 一例における箱体の折り畳みを示すもので、(イ)は折り起こす状態を示す説明図、(ロ)は箱体を折り曲げた状態を示す説明図である。
符号の説明
1 包装容器
2 スリーブ
3 箱体
4 フィルム
5 切り欠き
6 粒菓子
7 底板
8、9 壁板
12 節
13 折り部
14 切り欠き
15、16 箱部
17 切り欠き
A 高さ寸法

Claims (1)

  1. 底板の周囲に壁板が位置して上面が開放されている紙製の箱体と、前記箱体がスライド可能に収納されるスリーブとからなる包装容器であって、
    前記箱体の中央に設けられ、前記箱体の長手方向に前記壁板の高さ寸法と略同一の間隔をとって並ぶ二つの折り部からなる折曲可能な節と、
    前記節から前記箱体の第一の端部までの第一の箱部、及び前記節から前記箱体の第二の端部までの第二の箱部のいずれか一方の前記壁板に設けられた係止手段と、
    を備え、
    前記節を折り曲げることによって前記第一の箱部の内側に前記第二の箱部を折り入れ可能であり、
    前記第一の箱部の内側に前記第二の箱部を折り入れたときに、前記係止手段と、前記係止手段が設けられていない前記第一の箱部及び前記第二の箱部のいずれか一方の前記壁板とが係脱可能に係止されることを特徴とする包装容器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822048U (ja) * 1971-07-22 1973-03-13
JPS5461826U (ja) * 1977-10-09 1979-04-28
JP2002308251A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Dainippon Printing Co Ltd カートン

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