JP2008302660A - タイヤ製造方法及び同製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リボンゴムに混入するエア等を抑制しタイヤ破壊を防止する。
【解決手段】ホッパー24と、該ホッパー24に投入されたフィードゴムをスクリューヘッド部26に移送する第1及び第2のスクリュー部20a、20bと、第1及び第2のスクリュー部20a、20b間に設けた真空部23とを有するスクリュー押出機20と、真空部23に設けたフィードゴムの脱気を行う脱気手段とを有するタイヤ製造装置において、スクリュー押出機30のホッパー24にフィードゴムFGを供給し、移送されたフィードゴムFGを真空部にフル充填状態で移送し、真空部23でフィードゴムFGを脱気し、脱気したフィードゴムFGをリボンゴムRGとして押し出し、グリーンカーカスに貼り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ製造方法及び同製造装置に関し、とくにフィードゴムの移送中に脱気するタイヤ製造方法及び同製造装置に関する。
従来のギヤポンプ直結型のスクリューでは、ホッパーで供給されたフィードゴムをスクリューで混練・送給してギヤポンプに供給し、ギヤポンプに取り付けた口金から押し出したリボンゴムストリップを、タイヤ構成部材に直接積層し、グリーンタイヤを形成している(特許文献1参照、特許文献2参照)。
図5は、この特許文献1に記載されたゴムの押出装置の断面図である。図中、スクリュー押出機110の先端にブレーカープレート115付きフィルター114を介してギヤーポンプ120が接続されている。
このゴムの押出装置では、ギヤーポンプ120の吐出側にダイヘッド124が接続されており、スクリュー押出機110は、供給されたゴム組成物Gをバレル112の内面との間の摩擦と外部からの加熱により可塑化してギヤーポンプ120の入口側空間に押出し、フィルター114は、ゴム組成物Gを摩擦と剪断により攪拌・可塑化しながら整流し、ギヤーポンプ120は、ホッパー113から投入されるゴム組成物Gを剪断と圧縮により更に攪拌・可塑化し、ダイヘッド124に対する押込み圧力を与え、ダイヘッド124から押し出すように構成されている。
ところで、従来のスクリュー押出機では、ホッパーから投入されたゴム塑性物(フィードゴム)にエアが混入してもそのままスクリューで混練しながらギヤポンプ入口側に移送している。そのため、一旦混入したエアはフィードゴム中に小さな気泡として内包されて、そのままリボンゴムとして口金から吐出されてグリーンタイヤに成型される。また、エアだけではなく、混練中に発生したガスも同様にフィードゴム内に封入された状態でグリーンタイヤの成型が行われている。その際、例えば、口金から押し出されたリボンゴムを引っ張って張力を掛けたときに、細くなったリボンゴムが千切れ易くなる。
また、エアやガスが封入された状態でグリーンタイヤを加硫して製品タイヤを形成すると、タイヤの中にエアやガスがそのまま残りタイヤ破壊(割れ)の核となり、壊れ易くなるという問題が生じる。
特開2001−150515号公報 特開2003− 39526号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、フィードゴム内に内包したエアや、化学反応で発生したガスを除去することで、成型中の切断や、上記エアなどがタイヤ中に残留することによって生じる割れの発生等を防止することである。
また、他の目的は、移送中のフィードゴムへのエアの混入を防止することである。
請求項1の発明はタイヤ製造方法であって、ホッパーにフィードゴムを供給する工程と、供給されたフィードゴムを真空部にフル充填状態で移送する工程と、真空部でフィードゴムを脱気する工程と、脱気したフィードゴムを押出成型のために移送する工程と、移送したフィードゴムを貼付用ゴム部材として押し出す工程と、押し出された貼付用ゴム部材を被貼付体に貼り付ける工程と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載されたタイヤ製造方法において、 前記フィードゴムをスクリュー押出機内で脱気する前は、スクリュー押出機内をフル充填で第1の速度で移送し、脱気後においては、第1の速度よりも早い第2の速度で移送することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載されたタイヤ製造方法において、 前記スクリュー押出機において、前記真空部に押し出されるゴム厚が、スクリュー径に対して、その0.05以上2.25未満であることを特徴とする。
請求項4の発明はタイヤ製造装置であって、ホッパーと、該ホッパーに投入されたフィードゴムを移送するその吐出部に移送する第1及び第2のスクリュー部と、第1及び第2のスクリュー部間に設けた真空部とを有するスクリュー押出機と、真空部に設けたフィードゴムの脱気を行う脱気手段と、第1のスクリュー部でフィードゴムをフル充填状態で移送させるための流動規制手段と、脱気したフィードゴムを貼付用ゴム部材に成型して定量押し出す押出手段と、押し出したリボンゴムを貼り付ける被貼付体の支持手段と、からなることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載されたタイヤ製造装置において、 前記第1のスクリュー部のスクリューのリードより、第2のスクリュー部のスクリューのリードが大であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載されたタイヤ製造装置において、前記流動規制手段は、前記第1のスクリュー部の前記真空部に隣接する翼片間を連結して形成したダムであって、前記ダムの周りの前記翼片のそれぞれの前記ダムの流入側及び流出側となる周面に、フィードゴムが通過する複数の溝が形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4又は5に記載されたタイヤ製造装置において、前記流動規制手段は、前記第1のスクリュー部のスクリューの翼片と前記真空部との間に設けたスクリュー軸の径大部であって、前記径大部の径が前記第1のスクリュー部のスクリューの翼片よりも小さいことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載されたタイヤ製造装置において、前記スクリュー押出機において、請求項6に記載された前記複数の溝又は請求項7に記載された前記径大部とスクリュー押出機のバレル内面との間を通して前記真空部に押し出されるゴム厚が、スクリュー径に対して、その0.05以上2.25未満であることを特徴とする。
フィードゴムに内包されたエアやゴム内にて化学反応により発生したガスが除去されるため、タイヤ破壊(割れ)が抑制でき、タイヤの品質を向上することができる。また、フィードゴムの移送中、真空部まではフィードゴムをフル充填状態で移送し、かつ真空部以降は迅速に移送することでフィードゴムへのエアの混入が防止できる。
本発明のタイヤ製造装置及び製造方法を、添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のタイヤ製造装置の一実施形態の概略斜視図を示す。
本発明の実施形態に係るタイヤ製造装置は、貼付用ゴム部材であるリボンゴムRGの成型装置10と、レール4上を移動自在の基台5に回転自在に支持されて、基台5に設けたモータにより回転するとともに、基台5とともに回転軸線方向に移動することができる成型ドラム3とを備えている。
リボンゴム成型装置10は、図示のように成型ドラム3に口金を向けて配設されており、投入された荒ゴム(フィードゴム)を混練・搬送するスクリュー押出機20と、ギヤポンプ及び口金を備えたリボンゴム押出機30とから成っており、本発明の被貼付体の支持手段に対応する成型ドラム3上に貼り付けられた同被貼付体に対応するグリーンカーカス2上に、前記リボンゴム押出機30からリボンゴムRGを供給する。
成型ドラム3は回転しながら軸方向へ移動して、前記リボンゴム押出機30から供給されるリボンゴムRGをグリーンカーカス2上に螺旋状に巻き付けてクリーンタイヤを成型する。
図2は、上記リボンゴム成型装置10を概略的に示す拡大図である。
本実施形態のリボンゴム成型装置10は、脱気口28を備えたフィードゴム用のスクリュー式押出機(「脱気口付き押出機」という)20と、脱気口付き押出機20で製造されたフィードゴムFGからリボンゴムRGを成型するリボンゴム押出機30とからなっている。
脱気口付き押出機20は、図2に示すように、投入されたゴム組成物40の移送手段であるスクリューを複数段、ここでは2段、即ち第1及び第2のスクリュー部20a、20bを備えている。
第1及び第2のスクリュー部20a、20bを収容したバレル(ケーシング)22の図示右端側には、上記ゴム組成物40を投入するためのホッパー24が設けられており、ケーシング22のホッパー24の反対側には混練されたフィードゴムFGを排出する吐出部となるスクリューヘッド部26が設けられている。
第1のスクリュー部20aと第2のスクリュー部20bとの間には、第1のスクリュー部20aから吐出したフィードゴムを、第2のスクリュー部20bで巻き込んで、さらにそのスクリューヘッド部26まで移送するための中継部を兼ねた真空部23が設けられている。
上記真空部23の周りのバレル22には、脱気口28が設けられており、脱気口28は、例えば真空ポンプ(図示せず)に連通するバレル22の周面に連通する排気路29に繋がって脱気手段を構成している。
ホッパー24から投入されたゴム組成物40は、第1のスクリュー部20aで混練されながら上記真空部23に移送され、フィードゴムFGから蒸発した水分や内部に取り込まれたエア、或いは混練中に発生したガスは、この真空部23のバレル22に設けられた脱気口28により図示しない真空部23で吸引されて排出され、フィードゴムFG内のエア等(ボイド)を低減することができる。
ここで、フィードゴムFGの脱気前の状態、つまり第1スクリュー部20aでの混練・移送状態では、真空部23に対しフィードゴムFGをフル充填状態にしておかないと、移送中のフィードゴムの隙間にエアが入り込み、フィードゴムFGがエアと一緒に脱気口28から吸引排出される。そのため、フィードゴムFGを第1のスクリュー部20a内にフル充填している。
これに対し、脱気後はフィードゴムFGが脱気口28に流出する虞がないためフル充填でなくてもよいが、脱気後のフィードゴムFG内にエアが混入しないようにするためには、出来るだけ速くギヤポンプ35側に移送する必要がある。
本実施形態では、上記フィードゴムFGのフル充填のための流動規制手段として、後述するように、第1のスクリュー部20aの翼片W1のうち真空部23に近接する翼片W11、W12(図3B参照)を、スクリュー軸21に平行な連結片27で連結してダムを形成するか、或いは、第1のスクリュー部20aの翼片W11と真空部23との間にスクリュー軸21の径大部42を設けて(図4A参照)、フィードゴムFGの真空部23へのフィードゴムFGの流動、即ち押し出し量を規制している。また、真空部23で脱気されたゴム内にエアが入り込まないように、脱気後のフィードゴム移送用の第2スクリュー部20bのスクリューのリードを脱気前の第1スクリュー部20aのスクリューのリードより大きくしてゴムを瞬時にギヤポンプ35に供給できるようにしている。
図3は、上記脱気口付き押出機20の真空部23を挟んで配置された第1のスクリュー部20aと第2のスクリュー部20bを模式的に示した断面図であり、図3Bは図3Aの楕円内の部分の拡大図であり、かつ図3Cは図3Bの線A−Aに沿った断面図である。
上述のように、第2のスクリュー部20bのリードは第1のスクリュー部20aのそれよりも大きく、かつ第1のスクリュー部20aの翼片W1は、図2Bに拡大して示すように、真空部23に近接した翼片W11と翼片W12間には、両翼片W11とW12をスクリュー軸21に平行な連結片27で連結してフィードゴムを一旦堰き止めるダムが形成されている。また、図3Cに示すように、この連結片27を挟んで両翼片W11とW12のそれぞれ半周に亘って、つまり上記ダムを囲む両翼片W11とW12の周面の上記ダムへのフィードゴムFGの流入側となる半周と真空部23側への流出側となる半周には、第1スクリュー部20aのスクリュー軸21にまで達する溝(又は切り込み)25が、それぞれ各翼片W11とW12の周面上に等間隔に複数個形成されている。
以上の構成により、ホッパー24から投入されたフィードゴムFGは上記溝25と上記ダム又は上記径大部42の作用により、真空部23へのフィードゴムFGの流動、即ち押し出し量が規制され、それにより、第1のスクリュー部20aには、常にフィードゴムFGがフル充填され、第1のスクリュー部20aのスクリュー翼片W1とバレル22間にエアの入り込む隙間がないようにしている。
図3Cに示す第1の実施形態では、第1のスクリュー部20aから真空部23に押し出されるフィードゴムFGは前記切り込み25を通し、スパゲッティ状に押し出され、そのゴム厚は、スクリュー径に対し、0.05〜2.25%となるように調整されている。
その理由は、0.05以下では(バレル22内壁との間の隙間が小さすぎて)フィードゴムFGが流れなくなり、逆に2.25%以上では(バレル22内壁との間の隙間が大きすぎて)フィードゴムFG内にエアが入り、エアと共にフィードゴムFGが脱気口28に流れ出すからである。
図4は、既に説明した径大部42を備えた別の実施形態の上記脱気口付き押出機20の真空部23を挟んで配置された、第1のスクリュー部20aと第2のスクリュー部20bを模式的に示した断面図であり、図4Bは図4Aの線B−Bに沿った断面図である。
この実施形態では、図4Aに示すように、第1の実施形態における翼片W11とそれに続く翼片W12を連結してダムを形成する連結片27の構成に代えて、第1のスクリュー部20aの翼片W1の径φ2よりも小径φ1でかつ翼片W1のスクリュー軸21に対すると同じ傾斜角で同スクリュー21の径大部42が形成されている。
第1のスクリュー部20aで混練・移送されてきたフィードゴムFGは、図4Bに示す径大部42とバレル22の内壁間のクリアランス(隙間)Gから真空部23に筒状に押し出される。
この場合のフィードゴム厚も、上述のとおりスクリュー径に対し、0.05〜2.25%となるように調整されている。本実施形態では、径大部42の径φ1とバレル22の内面とのクリアランスGが少ないため、上記調整のための製作精度が要求されるが、上記クリアランスから押し出されるゴムの供給量は第1の実施形態におけるよりも多く、したがって、脱気後におけるフィードゴム量も多くなる利点がある。
リボンゴム押出機30は、図2に示すように、ギヤポンプ35を収容するケーシング31と、フィードゴムFG用の脱気口付き押出機20で混練・移送されたフィードゴムFGを受け入れるための取り込み口32と、ヘッド部33とからなり、ヘッド部33にはリボンゴムを押出成型するための口金34が一体に取り付けられている。
以上の構成において、リボンゴム成型のためのゴム組成物40をスクリュー式押出機(フィードゴム用押し出し機)20のホッパー24に投入する。投入されたゴム組成物40は、フィードゴム用のスクリュー式押出機20で混練されながら吐出部であるスクリューヘッド部26に向かって移送される。この混練・移送中にゴムから水蒸気や製造過程で取り込まれたエア、或いは発生するガスが上記脱気口28を通して外部へ吸引排出される。
このように、フィードゴムFGはその中に取り込まれた水分やエア等を排出しつつスクリューヘッド部26から吐出され、直結されたリボンゴム押出機30のケーシング31に設けた取り込み口32からギヤポンプ35内に導入される。
導入されたフィードゴムFGは、上記ギヤポンプ35によりヘッド部33の口金34からリボンゴムRGとして成型されて押し出され、グリーン・カーカス上に螺旋状に巻回される。つまり、フィードゴムFGは、スクリュー式押出機20に直結したギヤポンプ35により加圧定容押出しされ、口金34から吐出してリボンゴムを形成し、グリーンカーカスの表面に直接積層される。
以上の説明では、被貼付体として成型ドラム上のグリーンカーカスを例に採って説明したが、被貼付体はグリーンカーカスに限らず、例えば更生タイヤの台タイヤであってもよい。
本発明のタイヤ製造装置の一実施形態の概略斜視図を示す。 リボンゴム成型装置を拡大して概略的に示す図である。 脱気口付き押出機の真空部を挟んで配置された第1のスクリュー部と第2のスクリュー部を模式的に示した断面図であり、図3Bは図3Aの楕円内の部分の拡大図であり、かつ図3Cは図3Bの矢視A−Aに沿った断面図である。 図4Aは、脱気口付き押出機の真空部を挟んで配置された別の実施形態の第1のスクリュー部と第2のスクリュー部を模式的に示した断面図であり、図4Bは図4Aの線B−Bに沿った断面図である。 従来のゴムの押出装置の断面図である。
符号の説明
1・・・タイヤ製造装置、2・・・グリーンカーカス、3・・・成型ドラム、4・・・レール、5・・・基台、10・・・リボンゴム成型装置、20・・・押出機、20a、20b・・・第1、第2のスクリュー部、21・・・スクリュー軸、22・・・ケーシング(バレル)、23・・・真空部、24・・・ホッパー、25・・・溝、26・・・スクリューヘッド部、27・・・連結片、28・・・脱気口、29・・・排気路、30・・・リボンゴム押出機、32・・・取り込み口、33・・・ヘッド部、34・・・口金、35・・・ギヤポンプ、40・・・ゴム組成物、42・・・径大部、W11、W12・・・翼片、FG・・・フィードゴム、RG・・・リボンゴム。

Claims (8)

  1. ホッパーにフィードゴムを供給する工程と、供給されたフィードゴムを真空部にフル充填状態で移送する工程と、真空部でフィードゴムを脱気する工程と、脱気したフィードゴムを押出成型のために移送する工程と、移送したフィードゴムを貼付用ゴム部材として押し出す工程と、押し出された貼付用ゴム部材を被貼付体に貼り付ける工程と、を有することを特徴とするタイヤ製造方法。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ製造方法において、
    前記フィードゴムをスクリュー押出機内で脱気する前は、スクリュー押出機内をフル充填で第1の速度で移送し、脱気後においては、第1の速度よりも早い第2の速度で移送することを特徴とするタイヤ製造方法。
  3. 請求項2に記載されたタイヤ製造方法において、
    前記スクリュー押出機において、前記真空部に押し出されるゴム厚が、スクリュー径に対して、その0.05以上2.25未満であることを特徴とするタイヤ製造方法。
  4. ホッパーと、該ホッパーに投入されたフィードゴムを移送するその吐出部に移送する第1及び第2のスクリュー部と、第1及び第2のスクリュー部間に設けた真空部とを有するスクリュー押出機と、真空部に設けたフィードゴムの脱気を行う脱気手段と、第1のスクリュー部でフィードゴムをフル充填状態で移送させるための流動規制手段と、脱気したフィードゴムを貼付用ゴム部材に成型して定量押し出す押出手段と、押し出したリボンゴムを貼り付ける被貼付体の支持手段と、からなることを特徴とするタイヤ製造装置。
  5. 請求項4に記載されたタイヤ製造装置において、
    前記第1のスクリュー部のスクリューのリードより、第2のスクリュー部のスクリューのリードが大であることを特徴とするタイヤ製造装置。
  6. 請求項4又は5に記載されたタイヤ製造装置において、
    前記流動規制手段は、前記第1のスクリュー部の前記真空部に隣接する翼片間を連結して形成したダムであって、前記ダムの周りの前記翼片のそれぞれの前記ダムの流入側及び流出側となる周面に、フィードゴムが通過する複数の溝が形成されていることを特徴とするタイヤ製造装置。
  7. 請求項4又は5に記載されたタイヤ製造装置において、
    前記流動規制手段は、前記第1のスクリュー部のスクリューの翼片と前記真空部との間に設けたスクリュー軸の径大部であって、前記径大部の径が前記第1のスクリュー部のスクリューの翼片よりも小さいことを特徴とするタイヤ製造装置。
  8. 請求項6又は7に記載されたタイヤ製造装置において、
    前記スクリュー押出機において、請求項6に記載された前記複数の溝又は請求項7に記載された前記径大部とスクリュー押出機のバレル内面との間を通して前記真空部に押し出されるゴム厚が、スクリュー径に対して、その0.05以上2.25未満であることを特徴とするタイヤ製造装置。
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