JP2008301741A - 刻み海苔製造方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断されてできた刻み海苔をすぐに包装することができ、刻み海苔が湿気を帯びず、パリパリとした状態のまま包装され、しかも、刻み海苔の部分的な欠けや切りくずの発生を防止することが可能な刻み海苔製造方法及び装置を提供すること。
【解決手段】この発明の刻み海苔製造方法は、上下方向に積層した所定枚数の板海苔1aを超音波カッター2で切断して、前記所定枚数分の細幅の短冊状の刻み海苔1bを形成し、この刻み海苔1bをほぼ水平方向を向いた状態で包装手段3に落下させ、包装するようにしたものとしている。
【選択図】図1
【解決手段】この発明の刻み海苔製造方法は、上下方向に積層した所定枚数の板海苔1aを超音波カッター2で切断して、前記所定枚数分の細幅の短冊状の刻み海苔1bを形成し、この刻み海苔1bをほぼ水平方向を向いた状態で包装手段3に落下させ、包装するようにしたものとしている。
【選択図】図1
Description
この発明は、海苔を細幅の短冊状に切断して刻み海苔とする、刻み海苔製造方法及び装置に関するものである。
うどん、そば等の麺類やちらし寿司等にふりかける細幅の短冊状に切断された刻み海苔が、包装袋に収容され、各種のインスタント食品に添付されたり、単独で販売されたりしている。
従来の一般的な刻み海苔製造方法では、海苔を細幅の短冊状に切断する工程と、切断してできた刻み海苔を包装する工程が別々に行われていたため、できあがった刻み海苔が包装されるまでの間に湿気を帯び、パリパリとした状態を保つことができなかった。また、包装前に刻み海苔の方向がばらばらになり、包装用の袋に入れにくいという問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1に記載の製造方法では、順次供給される海苔を刻み手段により水平方向に切断して細幅の短冊状の刻み海苔とし、この刻み海苔を、ほぼ水平方向を向いた状態で包装手段に落下させ、包装するようにしているため、刻み海苔をすぐに包装することができ、刻み海苔が湿気を帯びず、パリパリとした状態のまま包装できるようにしている。
しかし、特許文献1に記載の方法では、刻み手段を回転するドラムに刃を設けたものとしており、切断してできた刻み海苔に部分的な欠けが生じたり、海苔の切りくずが発生してその除去作業が必要になったりするなどの問題があった。
特許第3911606号公報
そこで、この発明は、切断されてできた刻み海苔をすぐに包装することができ、刻み海苔が湿気を帯びず、パリパリとした状態のまま包装され、しかも、刻み海苔の部分的な欠けや切りくずの発生を防止することが可能な刻み海苔製造方法及び装置を提供することを課題とする。
この発明の刻み海苔製造方法は、上下方向に積層した所定枚数の板海苔1aを超音波カッター2で切断して、前記所定枚数分の細幅の短冊状の刻み海苔1bを形成し、この刻み海苔1bをほぼ水平方向を向いた状態で包装手段3に落下させ、包装するようにしたものとしている。
また、この発明の刻み海苔製造装置は、上下方向に積層した所定枚数の板海苔1aを切断する超音波カッター2の下方に包装手段3を配置し、超音波カッター2による切断でできた細幅の短冊状の刻み海苔1bがほぼ水平方向を向いた状態で包装手段3に落下し、包装されるようにしたものとしている。
この発明の刻み海苔製造方法及び装置は、上述のような構成を有しており、超音波カッター2による切断でできた刻み海苔1bをすぐに包装することができ、刻み海苔1bが湿気を帯びず、パリパリとした状態のまま包装できる。しかも、刻み海苔1bに部分的な欠けが生じたり、海苔の切りくずが発生したりすることを防止することができる。
以下、この発明の好適な実施形態を、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の第1実施形態の刻み海苔製造方法を実施するための装置の説明図、図2は超音波カッター2により細幅の短冊状に切断されてできた刻み海苔1bの説明図、図3は包装手段3において、フィルムにおける刻み海苔1bの収容部分10の周囲をシールした状態を示す説明図である。
この刻み海苔製造方法は、上下方向に積層した所定枚数の板海苔1aを超音波カッター2で切断して、前記所定枚数分の細幅の短冊状の刻み海苔1bを形成し、この刻み海苔1bをほぼ水平方向を向いた状態で包装手段3に落下させ、包装するようにしたものとしており、図1に示したような、超音波カッター2の下方に包装手段3を配置した構成の装置により実施することができる。
板海苔1aは、図4に示したように、元の大きさを縦185mm×横205mm(全形)とした海苔1を縦方向に4つに切断して縦185mm×横50mmの大きさとしたものであり、これを46枚積層して使用する。この積層された板海苔1aは、搬送ベルト(図示せず)により超音波カッター2を設けた位置まで送られる。
超音波カッター2は、刃2aに超音波振動を与えることにより、刃2aと切断物との摩擦力を少なくし、切れ味が向上するようにしたものであり、電源装置から電力の供給を受けて超音波を発振する振動子と、振動子の発振により超音波振動してこれを刃2aに伝える超音波ホーンを内蔵している。
超音波カッター2は、プラスチック板や布生地の切断に使用されているものと同様のものを使用することができる。超音波カッター2の出力、周波数、振幅等は、板海苔1aの厚みや積層枚数に応じて適宜設定する。
超音波カッター2は、上下方向及び水平方向に移動しながら積層された板海苔1aを切断する。また、積層された板海苔1aが移動するようにしてもよい。超音波カッター2の切断により形成される刻み海苔1bは、大きさが50mm×2mmとなるようにしており、超音波カッター2による1回の切断で、積層枚数分の分量(この実施形態では46片)の刻み海苔1bが形成される。
包装手段3は、図1中左右から供給されローラ4,5によって下方に向きを変えられたフィルム6,7の間に配されたホッパー8と、ホッパー8の下方で両フィルム6,7をシールするシーラー9から構成される。
ホッパー8は、上端の開口部を広幅に、下端の開口部を細幅にした角筒状で、上方から次々に落下する刻み海苔1bを、水平方向を向いたまま両フィルム6,7の間に供給する。
シーラー9は、一方を駆動ドラム、他方を従動ドラムとした2つのドラムで構成されており、これらのドラムの間に両フィルム6,7を挟み、図3に示したように、刻み海苔1bの収容部分10の周囲をシールしてシール部分11を形成し、刻み海苔1bを密封する。
包装手段3では、刻み海苔1bを前記超音波カッター2による1回の切断で形成される分量(この実施形態では46片)ごとに包装するようにする。そのため、超音波カッター2の動作と包装手段3の動作が同期することにより、間欠的に前記所定分量の刻み海苔1bの形成と包装が行われるようにしている。
また、シーラー9の下方には、両フィルム6,7をシール部分11で切断するフィルムカッターを設けることができる(図示せず)。フィルムカッターは、シールされたフィルム6,7の、刻み海苔1bの収容部分10と次の刻み海苔1bの収容部分10との間のシール部分11でフィルム6,7を切断し、それぞれ1つの刻み海苔1bの収容部分10を有する包装袋を形成する。フィルムカッターは、ミシン目を付けるものであってもよい。
このように、この発明の刻み海苔製造方法は、板海苔1aを刻んで刻み海苔1bにする工程と、刻み海苔1b包装する工程とが連続して行われるようになっており、超音波カッター2により刻まれてできた刻み海苔1bは、すぐに包装手段3により包装されるので、湿気を帯びにくく、パリパリとした状態を保ったまま密封される。
しかも、超音波カッター2の切断により形成された刻み海苔1bは、図2に示したように、横長で、水平方向に揃って包装手段3に落下するようにしているので、次々に落下する刻み海苔1bは、収容部分10内で水平方向に揃って積みあがる(ここで、水平方向とは、刻み海苔1bの長辺が水平方向であることを意味し、刻み海苔1bの表面及び裏面は鉛直方向となる)。
従って、刻み海苔1bは容易かつ迅速に包装することが可能であり、刻み海苔1bが折れたり、途中で切れたりした状態で包装されることを防止できる。また、このような状態で包装された刻み海苔1bは、包装袋から取り出し易く、しかも分量あたりの容積が大きくならず、見た目もすっきりとしている。
さらに、超音波カッター2の切断により形成された刻み海苔1bは、従来の刻み手段によって形成されたものにおいて多い部分的な欠けや切りくずの発生が防止され、商品としての見栄えがよいとともに、製造現場での困難な切りくずの除去作業を回避することができ、装置のメンテナンスも用意である。
以上がこの発明の一実施形態であるが、板海苔1a及び刻み海苔1bの寸法、積層枚数、装置の構成等は、上述の例に限定されず、適宜変更して実施することができる。
1a 板海苔
1b 刻み海苔
2 超音波カッター
3 包装手段
1b 刻み海苔
2 超音波カッター
3 包装手段
Claims (2)
- 上下方向に積層した所定枚数の板海苔(1a)を超音波カッター(2)で切断して、前記所定枚数分の細幅の短冊状の刻み海苔(1b)を形成し、この刻み海苔(1b)をほぼ水平方向を向いた状態で包装手段(3)に落下させ、包装するようにしていることを特徴とする刻み海苔製造方法。
- 上下方向に積層した所定枚数の板海苔(1a)を切断する超音波カッター(2)の下方に包装手段(3)を配置し、超音波カッター(2)による切断でできた細幅の短冊状の刻み海苔(1b)がほぼ水平方向を向いた状態で包装手段(3)に落下し、包装されるようにしていることを特徴とする刻み海苔製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007150390A JP2008301741A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 刻み海苔製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007150390A JP2008301741A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 刻み海苔製造方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008301741A true JP2008301741A (ja) | 2008-12-18 |
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ID=40231013
Family Applications (1)
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JP2007150390A Pending JP2008301741A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 刻み海苔製造方法及び装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008301741A (ja) |
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2007
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