JP2008300965A - 電話機 - Google Patents

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浩乃 坪田
Guokun Zuo
国坤 左
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昌郎 小門
Shintaro Izumikawa
慎太郎 泉川
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Abstract

【課題】家屋にも設置ができ、かつ侵入があった場合に対策を講じることができる。
【解決手段】テレビ電話機50は、外付け撮像部104,右隠匿撮像部106,および左隠匿撮像部108と、通信部80と、スピーカ90と、マイク92と、制御部100とを含む。制御部100は、音声情報を通信するように通信部80を制御する。制御部100は、外付け撮像部104,右隠匿撮像部106,および左隠匿撮像部108のいずれかが出力した画像情報を送信するように通信部80を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電話機に関し、特に、夜盗,泥棒または侵入者を検知し、対策を講じることができる電話機に関する。
特許文献1は、テレビカメラとモニタがケーブルで接続され、テレビカメラからの映像信号をモニタに表示する監視カメラシステムを開示する。監視カメラシステムは、テレビカメラからの映像信号に基づいてテレビカメラの視野が遮られたか否かを検知し、視野が遮られた場合には異常事態発生を示す信号を出力する。
特許文献1に開示された発明によると、監視カメラシステムにおいてカメラの視野が遮られたことを検知できる。
特許文献2は、複数の撮像部と、出力部と、監視部と、決定部とを含む走行路情報収集装置を開示する。撮像部は、撮影すべき走行路の画像を分担して撮影する。出力部は、撮影された画像を元に、走行路に関する情報を出力する。監視部は、撮像部の撮影状態を監視する。決定部は、監視部が、複数の撮像部のうち、一の撮像部の撮影状態が不良であると判断した場合に、走行路に関し、その撮像部が分担する範囲の画像を撮影できるように、その撮像部以外の撮像部が分担すべき範囲を決定する。
特許文献2に開示された発明によると、撮影すべき走行路の全体の画像を、常に確実に撮影することができるようになるので、車両や障害物が、走行路上のいかなる地点にあっても、それらの車両や障害物を見逃すことなく、確実に検出できる。
特許文献3は、ネットワーク上で互いに接続されるべき監視カメラを開示する。監視カメラは、映像信号を出力する撮影部と、スレーブ処理部と、マスタ処理部と、機能転換部とを含む。スレーブ処理部は、ネットワークを介して他の監視カメラとの間で情報を交換する。マスタ処理部は、スレーブ処理部からの情報に基づき、他の監視カメラの情報を管理する。機能転換部は、マスタ処理部およびスレーブ処理部を切り替える。
特許文献3に開示された発明によると、ネットワークを経由して複数の監視カメラを接続して監視システムを構成する場合に、一部の機器の故障、破壊、通信状態の劣化などに対して高い信頼性を確保できる。
特許文献4は、表示画面を備えた携帯電話機による遠隔監視を可能とする監視装置を開示する。監視装置は、テレビジョン受像機が載置される電動式の回転台と、回転台に直接または間接的に固定されるカメラと、第1送信部と、第1受信部と、駆動部とを含む。第1送信部は、カメラによって撮影された被写体の画像信号を表示画面に表示可能な態様で携帯電話機に送信する。第1受信部は、携帯電話機から送られてくる制御信号を受信する。駆動部は、第1受信部によって受信された制御信号に応答して回転台を駆動させる。
特許文献4に開示された発明によると、従来よりも極めて簡単かつ安価な構成の監視装置を提供できる。
特許文献5は、一対の結像レンズと、光センサアレイと、距離検出部と、背景距離データ作成部と、差分距離データ作成部と、算出部と、侵入者判定部とを含む侵入者検出装置を開示する。一対の結像レンズは、光軸が平行で互いに同一結像平面上に対象物を結像させるように配置される。光センサアレイは、一対の結像レンズの結像平面上に配置され、一対の結像レンズそれぞれによる結像に応じた位置のアレイから像信号を出力する。距離検出部は、光センサアレイから出力される像信号に基づいて像内の対象物までの距離を測距して距離データを作成出力する。背景距離データ作成部は、距離検出部から出力された距離データに基づいて対象物のうち背景までの距離である背景距離データを作成出力する。差分距離データ作成部は、背景距離データと最新の距離データとの差分を求め、差分値が予め定められた値を超える場合にこの最新の距離データを差分距離データとして出力する。算出部は、差分距離データ作成部から出力される差分距離データ、光センサアレイの視野方向と地面に対する鉛直方向との交差角である視野方向角度、および、光センサアレイの取り付け高さをそれぞれ用いて対象物の検出高さを算出する。侵入者判定部は、算出部により算出した検出高さに基づいて対象物は侵入者であるか否かを判定する。
特許文献5に開示された発明によると、侵入者を正確に検出できる。
特許文献6は、監視カメラと、監視制御装置とを含む監視カメラ装置を開示する。監視カメラは、液晶テレビのケース内に設けられて液晶テレビの液晶板越しの外部を視野として配置される。監視制御装置は、監視カメラの映像における異常により異常時動作する。
特許文献6に開示された発明によると、監視カメラを隠蔽状態で装備できる。
特開平6−282767号公報 特開平10−105863号公報 特開2006−295396号公報 実用新案登録第3099956号公報 特開2003−109128号公報 特開平11−341481号公報
しかし、特許文献1に開示された発明では、家屋に設置することは事実上困難であるという問題点がある。テレビカメラからの映像信号をモニタに表示する間でもなく、侵入者の存在に居住者が気づくことが多いためである。
特許文献2に開示された発明の場合、通路状の場所以外の場所に設置することが困難であるという問題点がある。通路状の場所以外の場所において全体を監視する場合、一のカメラの撮影状態が不良であるとき、どのカメラがどの範囲を分担すべきかを決定することが困難になるためである。
特許文献3に開示された発明では、家屋に設置することは事実上困難であるという問題点がある。1軒の家屋には狭い部屋が多く設けられていることが多く、監視カメラをネットワーク上で接続する必要がないためである。
特許文献4〜5に開示された発明では、カメラの視野が遮られた場合に対処することが困難という問題点がある。
特許文献6に開示された発明では、侵入があった場合に被害の拡大を抑えることが困難であるという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、家屋にも設置ができ、かつ侵入があった場合に対策を講じることができる電話機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、電話機は、複数の撮像手段と、音声受付手段と、送受信手段と、音声出力手段と、制御手段と、筐体とを含む。撮像手段は、撮像して画像情報を出力する。複数の撮像手段のいずれかは、複数の光検出手段を含む。光検出手段は、同一平面上にそれぞれ像を結ぶ光をそれぞれ検出して、像を示す画像情報をそれぞれ出力する。音声受付手段は、音声の入力を受付けて音声を示す出力音声情報を出力する。送受信手段は、画像情報と、出力音声情報とを送信し、出力音声情報とは異なる音声を示す受信音声情報を受信する。音声出力手段は、受信音声情報が示す音声を出力する。制御手段は、送受信手段を制御する。筐体は、複数の開口部を有し、複数の開口部のいずれかを介して撮像が可能となるように複数の撮像手段のいずれかを収容する。制御手段は、通話制御手段と、複数の光検出手段が同時に出力した画像情報の間の差異が画像情報についての要件である画像要件を満たすとき、複数の光検出手段が同時に出力した画像情報のいずれかと同一の像を示す画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段と、画像情報の間の差異が画像要件を満たさないとき、複数の光検出手段を含む撮像手段とは異なる撮像手段が出力した画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段とを含む。通話制御手段は、出力音声情報を送信し、かつ受信音声情報を受信するように送受信手段を制御する。
本発明の他の局面に従うと、電話機は、複数の撮像手段と、音声受付手段と、送受信手段と、音声出力手段と、制御手段と、筐体とを含む。撮像手段は、撮像して画像情報を出力する。音声受付手段は、音声の入力を受付けて音声を示す出力音声情報を出力する。送受信手段は、画像情報と、出力音声情報とを送信し、出力音声情報とは異なる音声を示す受信音声情報を受信する。音声出力手段は、受信音声情報が示す音声を出力する。制御手段は、送受信手段を制御する。筐体は、複数の開口部を有し、複数の開口部のいずれかを介して撮像が可能となるように複数の撮像手段のいずれかを収容する。制御手段は、通話制御手段と、送信制御手段とを含む。通話制御手段は、出力音声情報を送信し、かつ受信音声情報を受信するように送受信手段を制御する。送信制御手段は、複数の撮像手段のいずれかが出力した画像情報を送信するように送受信手段を制御する。
また、上述の送信制御手段は、撮像手段のいずれかが出力した画像情報である出力画像情報が画像情報についての要件である画像要件を満たすとき、出力画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段と、出力画像情報が画像要件を満たさないとき、出力画像情報とは異なる画像情報を送信するように送受信手段を制御するための代替制御手段とを含むことが望ましい。
もしくは、上述の複数の撮像手段のいずれかは、同一平面上にそれぞれ像を結ぶ光をそれぞれ検出して、像を示す画像情報をそれぞれ出力する、複数の光検出手段を含むことが望ましい。併せて、出力画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段は、複数の光検出手段が同時に出力した画像情報の間の差異が画像要件を満たすとき、複数の光検出手段が同時に出力した画像情報のいずれかと同一の像を示す画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。併せて、代替制御手段は、画像情報の間の差異が画像要件を満たさないとき、複数の光検出手段を含む撮像手段とは異なる撮像手段が出力した画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の送受信手段が送信する情報は、出力画像情報が画像要件を満たすか否かの結果を示す結果情報をさらに含むことが望ましい。併せて、送信制御手段は、出力画像情報が画像要件を満たさないとき、結果情報を送信するように送受信手段を制御するための手段をさらに含むことが望ましい。
もしくは、上述の通話制御手段は、送受信手段が結果情報を送信した後、受信音声情報を受信するように送受信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の送信制御手段は、送受信手段が結果情報を送信した後、送受信手段が受信音声情報を受信すると、送受信手段が受信した受信音声情報の内容を、音の高低と音の大きさとのうち少なくとも一方が異なるように変更するための変更手段をさらに含むことが望ましい。併せて、音声出力手段は、変更手段が変更した音声情報が示す音声を出力するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の筐体は、互いに異なる開口部を介してそれぞれ撮像が可能となるように複数の撮像手段のいずれかを収容することが望ましい。併せて、代替制御手段は、出力画像情報が画像要件を満たさないとき、互いに異なる開口部を介して撮像された像をそれぞれ示す画像情報に基いて、互いに異なる開口部を介してそれぞれ撮像された像を合成した像を示す画像情報を作成するための作成手段と、作成手段が作成した画像情報を送信するように送受信手段を制御するための手段とを含むことが望ましい。
また、上述の複数の開口部は、それぞれ一定の間隔で配列された複数の列を構成する孔を含むことが望ましい。併せて、筐体は、複数の列を構成する孔のいずれかを介して撮像と音声の出力とが可能となるように複数の撮像手段のいずれかと音声出力手段とを収容することが望ましい。
本発明に係る電話機は、家屋にも設置ができ、かつ侵入があった場合に対策を講じることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態に係る見守りシステム(見守りの対象となる人や物によっては監視システム)の構成を示す図である。図1を参照して、本実施の形態に係る見守りシステムは、テレビ電話機50と、携帯電話52とを含む。
テレビ電話機50は、ゲートウェイ60,ネットワーク62,および基地局64を介して携帯電話52や図示しない電話機と通話のため通信する。テレビ電話機50は、自分自身が設置された空間を撮像し、画像情報を生成し、携帯電話52に送信する装置でもある。テレビ電話機50は、放送信号を受信してその放送信号が示す番組を表示するテレビでもある。本実施の形態の場合、テレビ電話機50は、リモートコントローラ52が送信した信号を受信して、その信号に応じた動作をする。
携帯電話52は、ゲートウェイ60,ネットワーク62,および基地局64を介してテレビ電話機50や図示しない電話機と通話のため通信する。
図2は、テレビ電話機50の構成を示す図である。図2を参照して、本実施の形態に係るテレビ電話機50は、通信部80と、リモコン受信部82と、表示部84と、メモリ86と、画像処理部88と、スピーカ90と、マイク92と、キー操作部94と、チューナ96と、デコーダ98と、制御部100と、バス102と、第1撮像部104と、第2撮像部106と、第3撮像部108とを含む。
通信部80は、携帯電話52や図示しない電話機との間で情報を通信する。通信プロトコルは特に限定されるものではないが、本実施の形態においては、次の2つの要件を満たすプロトコルであることが必要である。その第1の用件は、携帯電話52の発呼(この場合、通信の確立を要求すること)に応じて着呼(この場合、発呼に応じて通信の確立のために必要な通信や情報処理を実施すること)し、情報を受信できることである。第2の要件は、携帯電話52に対して発呼して通信の確立後に情報を送信できることである。また、本実施の形態の場合、通信部80は、放送信号を受信するための図示しない装置を含み、放送信号を受信する。
リモコン受信部82は、リモートコントローラ54から情報を受信し、その情報を示す電気信号を出力する。
表示部84は、テレビ電話機50の稼働状況などの情報や、携帯電話52あるいは図示しない電話機が画像情報として送信した画像や、放送信号が示す画像を表示する。
メモリ86は、各種の情報を記憶する。
画像処理部88は、第1撮像部104,第2撮像部106,あるいは第3撮像部108が電気信号として出力した画像情報の形式を所定の形式に変換する。
スピーカ90は、携帯電話52あるいは図示しない電話機が音声情報として送信した音声や放送信号が示す音声を出力する。
マイク92は、音声の入力を受け付け、音声を示す音声情報を出力する。
キー操作部94は、ユーザの操作に応じて電気信号を出力することにより、そのユーザの指示を受け付ける。
チューナ96は、通信部80が受信した放送信号から、制御部100により指定されたチャンネルの放送信号を抽出する。
デコーダ98は、通信部80が受信した画像情報を一定の方式に従って復元する。
制御部100は、テレビ電話機50の各部を制御する。
バス102は、テレビ電話機50の各部の間で情報を中継する。
第1撮像部104と、第2撮像部106と、第3撮像部108とは、人や物の像を撮像する。これにより、人や物の像を示す画像情報が電気信号として出力される。
図3は、第1撮像部104と、第2撮像部106と、第3撮像部108とがそれぞれ含む受光素子109の正面図である。図4は、受光素子109の側面図である。図3および図4を参照して、受光素子109について説明する。
受光素子109は、レンズアレイ110と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ112とを含む。
レンズアレイ110は、複数のレンズを含み、それらのレンズがそれぞれ複数のCMOSイメージセンサ112の受光面に光を導く。これらの光は、同一平面上にそれぞれ像を結ぶ光である。CMOSイメージセンサ112は、それらの光をそれぞれ検出して、像を示す画像情報をそれぞれ出力する。
図5は、テレビ電話機50の外観図である。筐体の中央に大きな開口部が設けられており、ユーザは表示部84が表示する画像をその開口部から見ることができる。キー操作部94は、テレビ電話機50の筐体の表面に設けられている。テレビ電話機50の筐体の上部に第1撮像部104が取り付けられている。
また、テレビ電話機50の筐体は、右開口部120と左開口部122とを含む。本実施の形態の場合、これらは、それぞれ一定の間隔で配列された複数の列を構成する孔を含む。筐体は、これらの孔のいずれかを介して撮像と音声の出力とが可能となるように、第2撮像部106と、第3撮像部108と、スピーカ90とを収容する。具体的には、右開口部120に相対するように第2撮像部106とスピーカ90とが収容され、左開口部122に相対するように第3撮像部108とマイク92とが収容されている。
図6は、制御部100の機能を示す機能ブロック図である。図6を参照して、制御部100の機能は、通話制御部130と、送信制御部132と、選局制御部134とを含む。
通話制御部130は、出力音声情報を送信し、かつ受信音声情報を受信するように通信部80を制御する。なお、本実施の形態において、出力音声情報とは、マイク92が受け付けた音声を示す情報のことである。また、受信音声情報とは、通信部80が受信した、音声を示す情報のことである。
送信制御部132は、第1撮像部104と、第2撮像部106と、第3撮像部108とのうちいずれかが出力した画像情報を送信するように通信部80を制御する。
選局制御部134は、通信部80が受信した放送信号のうち、キー操作部94を介してユーザが指定した放送局の放送信号を抽出するように、チューナ96を制御する。
通話制御部130は、発呼部136と、着呼部138とを含む。
発呼部136は、発呼のために接続を確立する。また、発呼部136は、後述する結果情報を通信部80が送信した後、受信音声情報を受信するように通信部80を制御する。
着呼部138は、発呼に応じて接続を確立する。
送信制御部132は、画像送信制御部140と、作成部142と、代替制御部144と、変更部146とを含む。
画像送信制御部140は、第1撮像部104が含む複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報が、後述する画像要件のうち第1の要件を満たすとき、次に述べる2種類の情報を送信するように通信部80を制御する。その第1の情報は、複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報のいずれかと同一の像を示す画像情報である。第2の情報は、画像要件が満たされていることを示す結果情報である。また、画像送信制御部140は、後述する画像要件のうち第2の要件を第1撮像部104が出力した出力画像情報が満たすとき、画像要件が満たされていることを示す結果情報と出力画像情報とを送信するように通信部80を制御する。この場合、複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報は同一の像を示す(あるいはそれらの差は無視できる程度に小さい)と考えられるので、画像要件のうち第1の要件については判断されない。
なお、本実施の形態において、出力画像情報とは、第1撮像部104と、第2撮像部106と、第3撮像部108とのうちいずれかが出力した画像情報を意味する。
また、本実施の形態において、画像要件とは、画像情報についての要件を意味する。その具体的な内容は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、次の2種類の要件のいずれかである。どの要件が画像要件として適用されるかということは、どの処理の一部として画像要件が判断されるかということに基づいて定められる。
その第1の要件は、第1撮像部104が含む複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報の間についての要件である。それらが示す画像において、座標が対応する関係にあり(この場合、画像を重ね合わせると同一の位置にあることを意味する)、かつ色が互いに異なる画素の組合せの数が閾値以下であることが、この要件である。
ちなみに、本実施の形態において、結果情報とは、出力画像情報が画像要件を満たすか否かの結果を示す情報のことである。
第2の要件は、第1撮像部104が異なる時期に出力した画像情報についての要件である。それらが示す画像において、座標が対応する関係にあり(この場合も、画像を重ね合わせると同一の位置にあることを意味する)、かつ色が互いに異なる画素の組合せの数が閾値以下であることが、この要件である。
作成部142は、右開口部120を介して撮像された像と左開口部122を介して撮像された像とをそれぞれ示す画像情報に基づいて、それらが合成された像を示す画像情報を作成する。ただし、その画像情報は、画像要件のうち第1の要件および第2の要件の少なくとも一方を第1撮像部104が出力した出力画像情報が満たさないときに作成される。
代替制御部144は、複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報が、画像要件のうち第1の要件を満たさないとき、次に述べる2種類の情報の組合せのうち一方を送信するように通信部80を制御する。その第1の組合せは、第2撮像部106または第3撮像部108が出力した画像情報(どちらが出力されるかは予め定められている)と画像要件が満たされていないことを示す結果情報とである。第2の組合せは、作成部142が作成した画像情報と画像要件が満たされていないことを示す結果情報とである。いずれの組合せが送信されるかは、メモリ86に予め記憶されたフラグの値に基づいて選択される。また、代替制御部144は、第1撮像部104が異なる時期に出力した画像情報が画像要件のうち第2の要件を満たさないとき、第2撮像部106および第3撮像部108の一方が出力した画像情報と画像要件が満たされていないことを示す結果情報とを送信するように通信部80を制御する。
変更部146は、通信部80が結果情報を送信した後、通信部80が受信音声情報を受信すると、通信部80が受信した受信音声情報の内容を、音の高低と音の大きさとのうち少なくとも一方が異なるように変更する。
図7は、携帯電話52の構成を示す図である。図7を参照して、本実施の形態にかかる携帯電話52は、アンテナ160と、信号処理部162と、表示部164と、メモリ166と、画像処理部168と、スピーカ170と、マイク172と、キー操作部174と、制御部176と、バス178と、撮像部190とを含む。
アンテナ160は、電気信号が供給されると電波を放射する。また、アンテナ160は、空中の電波を電気信号に変換し、出力する。
信号処理部162は、アンテナ160に供給する電気信号を変調し、アンテナ160が出力した電気信号を復調する。
表示部164は、各種の情報を表示する。たとえば、図示しない電話機から呼び出しがあった場合には、表示部164は、その電話機の電話番号を表示する。
メモリ166は、各種の情報を記憶する。
画像処理部168は、撮像部190が電気信号として出力した画像情報の形式を所定の形式に変換する。また、画像処理部168は、メモリ166が記憶した画像情報を表示部164が表示できる形式の情報に変換する。
スピーカ170は、電気信号を音波に変換することにより、情報を音として出力する。
マイク172は、音波を検知してその音波を電気信号に変換することにより、ユーザの音声を受け付ける。
キー操作部174は、ユーザの操作に応じて電気信号を出力することにより、そのユーザの指示を受け付ける。
撮像部190は、人や物の像を撮影し、その像を示す画像情報を電気信号として出力する。
制御部176は、携帯電話52の各部を制御する。
バス178は、携帯電話52の各部の間で情報を中継する。
信号処理部162は、基地局変調部200と、基地局復調部202とを含む。
基地局変調部200は、アンテナ160に供給する電気信号を変調する。
基地局復調部202は、アンテナ160が出力した電気信号を復調する。
図8〜図9を参照して、テレビ電話機50で実行されるプログラムは、見守りに関し、以下のような制御を実行する。
ステップS300にて、第1撮像部104は撮像し、画像情報を送信制御部132に出力する。
ステップS302にて、画像送信制御部140は、第1撮像部104が出力した画像情報が、画像要件のうち第2の要件を満たすか否かを判断する。本実施の形態の場合、第1撮像部104が出力した画像情報が示す画像の平均輝度が上限値として予め定めた値以上である場合、その画像の平均輝度が下限値として予め定めた値所定の値以下である場合、およびその画像の輝度の分散が予め定めた閾値以下のとき、当然第2の要件は満たされないと判断される。第1撮像部104が出力した画像情報が、画像要件のうち第2の要件を満たすと判断した場合には(ステップS302にてYES)、処理はステップS304へと移される。もしそうでないと(ステップS302にてNO)、処理はステップS310へと移される。
ステップS304にて、画像送信制御部140は、メモリ86に記憶された、異常の有無を示す異常フラグの値を「1」にする。これにより、異常フラグは、何らかの異常が生じていることを示すこととなる。
ステップS306にて、第2撮像部106と第3撮像部108とは撮像し、画像情報をそれぞれ作成部142に出力する。
ステップS308にて、作成部142は、第2撮像部106と第3撮像部108とが出力した画像情報に基づいて、それらが合成された像を示す画像情報を作成する。ただし、メモリ86に予め記憶されたフラグの値が所定の値である場合には、そのような画像情報が作成されない。
ステップS310にて、画像送信制御部140は、第1撮像部104が含む複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報を対比する。具体的には、画像送信制御部140は、座標が対応する関係にあり、かつ色が互いに異なる画素の組合せの数を計数する。
ステップS312にて、画像送信制御部140は、ステップS310にて実施した対比の結果に基づき、第1撮像部104が写真を撮像している(つまり、第1撮像部104の前に写真が置かれており、事実上第1撮像部104に覆いがかけられている)か否かを判断する。第1撮像部104の前に写真が置かれている場合、複数のCOMSイメージセンサ112が同時に出力した画像情報が示す画像の間には、視差によって大きな差異が生じている。このため、ステップS310にて計数された組合せの数は、かなり大きな値になると考えられる。そこで、画像送信制御部140は、ステップS310にて計数された組合せの数が閾値を越える場合、第1撮像部104が写真を撮像していると判断する。第1撮像部104が写真を撮像していると判断した場合には(ステップS312にてYES)、処理はステップS304へと移される。もしそうでないと(ステップS312にてNO)、処理はステップS314へと移される。
ステップS314にて、発呼部136は、携帯電話52と通信を確立する。通信が確立されると、送信制御部132は、画像情報と結果情報とを送信するように、通信部80を制御する。送信制御部132のいずれによってそれらが送信されるかは、画像要件のうちどの要件が満たされているかによって定められる。その具体的な内容は図6に基づいて説明した通りである。
ステップS316にて、通話制御部130は、通信部80が情報を受信するのを待つ。
ステップS318にて、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が制御情報を含むか否かを判断する。本実施の形態において、制御情報とは、テレビ電話機50に対する制御の内容を示す情報のことである。通信部80が受信した情報が制御情報を含むと判断した場合には(ステップS318にてYES)、処理はステップS330へと移される。もしそうでないと(ステップS318にてNO)、処理は終了する。
ステップS330にて、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が自動威嚇(メモリ86に記憶された音声情報に基づいて、スピーカ90が音声を出力することにより、侵入者を威嚇する処理)を指示する情報か否かを判断する。自動威嚇を指示する情報と判断した場合には(ステップS330にてYES)、処理はステップS332へと移される。もしそうでないと(ステップS330にてNO)、処理はステップS346へと移される。
ステップS332にて、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が音声威嚇(通信部80が受信したユーザの音声をスピーカ90が出力することにより、侵入者を威嚇する処理)を指示する情報か否かを判断する。音声威嚇を指示する情報と判断した場合には(ステップS332にてYES)、処理はステップS334へと移される。もしそうでないと(ステップS332にてNO)、処理はステップS336へと移される。
ステップS334にて、通話制御部130は、受信音声情報を通信部80が受信するのを待ち受ける。受信音声情報が受信されると、変更部146は、受信音声情報の内容を変更する。受信音声情報の内容が変更されると、スピーカ90は、変更された受信音声情報に基づいて音声を出力する。
ステップS336にて、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が画像威嚇(通信部80が受信したユーザの顔の画像を表示部84が出力することにより、侵入者を威嚇する処理)を指示する情報か否かを判断する。画像威嚇を指示する情報と判断した場合には(ステップS336にてYES)、処理はステップS338へと移される。もしそうでないと(ステップS336にてNO)、処理はステップS340へと移される。
ステップS338にて、通話制御部130は、画像情報を通信部80が受信するのを待ち受ける。画像情報が受信されると、デコーダ98は、その情報の形式を変更する。画像情報の形式が変更されると、表示部84は、その画像情報が示す画像を表示する。
ステップS340にて、通話制御部130は、受信音声情報と画像情報とを通信部80が受信するのを待ち受ける。受信音声情報と画像情報とが受信されると、変更部146は、受信音声情報の内容を変更する。受信音声情報の内容が変更されると、スピーカ90は、変更された受信音声情報に基づいて音声を出力する。デコーダ98は、画像情報の形式を変更する。画像情報の形式が変更されると、表示部84は、その画像情報が示す画像を表示する。
ステップS342にて、通話制御部130は、携帯電話52との通信を遮断するか否かを判断する。携帯電話52との通信を遮断すると判断した場合には(ステップS342にてYES)、処理はステップS344へと移される。もしそうでないと(ステップS342にてNO)、処理はステップS314へと移される。
ステップS344にて、通話制御部130は、携帯電話52との通信を遮断する。
ステップS346にて、通話制御部130は、メモリ86に記憶された異常フラグの値が「1」か否かを判断する。異常フラグの値が「1」と判断した場合には(ステップS346にてYES)、処理はステップS348へと移される。もしそうでないと(ステップS346にてNO)、処理はステップS350へと移される。
ステップS348にて、通話制御部130は、携帯電話52に対し、第1撮像部104の制御ができないことを示す情報を送信するように通信部80を制御する。
ステップS350にて、通話制御部130は、第1撮像部104に対して制御信号を出力する。第1撮像部104は、その制御信号に従ってズームアウトその他の動作を実施する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、テレビ電話機50の動作について説明する。
第1撮像部104は撮像し、画像情報を送信制御部132に出力する(ステップS300)。画像情報が出力されると、画像送信制御部140は、第1撮像部104が出力した画像情報が、画像要件のうち第2の要件を満たすか否かを判断する(ステップS302)。
この場合、第2の要件が満たされるとすると(ステップS302にてYES)、画像送信制御部140は異常フラグの値を「1」にする(ステップS304)。異常フラグの値が「1」になると、第2撮像部106と第3撮像部108とは撮像し、画像情報をそれぞれ作成部142に出力する(ステップS306)。
画像情報が出力されると、作成部142は、第2撮像部106と第3撮像部108とが出力した画像情報に基づいて、それらが合成された像を示す画像情報を作成する(ステップS308)。
画像情報が作成されると、発呼部136は、携帯電話52と通信を確立する。通信が確立されると、送信制御部132は、画像情報と結果情報とを送信するように、通信部80を制御する(ステップS314)。
画像情報と結果情報とが送信されると、通話制御部130は、通信部80が情報を受信するのを待つ(ステップS316)。情報が受信されると、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が制御情報を含むか否かを判断する(ステップS318)。この場合、制御情報が含まれるとすると(ステップS318にてYES)、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が自動威嚇を指示する情報か否かを判断する(ステップS330)。この場合、自動威嚇を指示する情報であるとすると(ステップS330にてYES)、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が音声威嚇を指示する情報か否かを判断する(ステップS332)。この場合、音声威嚇を指示する情報ではないとすると(ステップS332にてNO)、通話制御部130は、通信部80が受信した情報が画像威嚇を指示する情報か否かを判断する(ステップS336)。この場合、画像威嚇を指示する情報ではないとすると(ステップS336にてNO)、通話制御部130は、受信音声情報と画像情報とを通信部80が受信するのを待ち受ける。受信音声情報と画像情報とが受信されると、変更部146は、受信音声情報の内容を変更する。受信音声情報の内容が変更されると、スピーカ90は、変更された受信音声情報に基づいて音声を出力する。デコーダ98は、画像情報の形式を変更する。画像情報の形式が変更されると、表示部84は、その画像情報が示す画像を表示する(ステップS340)。
画像の表示などが行われると、通話制御部130は、携帯電話52との通信を遮断するか否かを判断する(ステップS342)。この場合、通信が遮断されないとすると(ステップS342にてNO)、ステップS314からステップS342までの処理が繰り返される。
その後、通信が遮断されることになると(ステップS342にてYES)、通話制御部130は、携帯電話52との通信を遮断し(ステップS344)、処理は終了する。
以上のようにして、本実施の形態に係るテレビ電話機50は、特段の理由がなければ第1撮像部104が出力した画像情報に基づいて異常を検出し、その画像情報を送信する。第1撮像部104に覆いがかけられるなどしてその画像情報が利用できない場合、第2撮像部106と第3撮像部108とのうち少なくとも一方が出力した画像情報を利用すると共に、異常が生じたことを示す情報を携帯電話52に送信する。その結果、家屋にも設置ができ、かつ侵入があった場合に対策を講じることができる電話機を提供することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る見守りシステムの構成図である。 本発明の実施の形態に係るテレビ電話機の構成図である。 本発明の実施の形態に係るテレビ電話機の撮像部の受光素子の正面図である。 本発明の実施の形態に係るテレビ電話機の撮像部の受光素子の側面図である。 本発明の実施の形態に係るテレビ電話機の外観図である。 本発明の実施の形態に係るテレビ電話機の制御部の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電話の構成図である。 本発明の実施の形態に係る見守り処理の制御の手順を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る見守り処理の制御の手順を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
50 テレビ電話機、52 携帯電話、60 ゲートウェイ、62 ネットワーク、64 基地局、80 通信部、82 リモコン受信部、84,164 表示部、86,166 メモリ、88,168 画像処理部、90,170 スピーカ、92,172 マイク、94,174 キー操作部、96 チューナ、98 デコーダ、100,176 制御部、102,178 バス、104 第1撮像部、106 第2撮像部、108 第3撮像部、109 受光素子、110 レンズアレイ、112 CMOSイメージセンサ、130 通話制御部、132 送信制御部、134 選局制御部、136 発呼部、138 着呼部、140 画像送信制御部、142 作成部、144 代替制御部、146 変更部、160 アンテナ、162 信号処理部、190 撮像部、200 基地局変調部、202 基地局復調部。

Claims (9)

  1. 撮像して画像情報を出力するための複数の撮像手段を含み、
    前記複数の撮像手段のいずれかは、同一平面上にそれぞれ像を結ぶ光をそれぞれ検出して、前記像を示す前記画像情報をそれぞれ出力する、複数の光検出手段を含み、
    音声の入力を受付けて前記音声を示す出力音声情報を出力するための音声受付手段と、
    前記画像情報と、前記出力音声情報とを送信し、前記出力音声情報とは異なる音声を示す受信音声情報を受信するための送受信手段と、
    前記受信音声情報が示す前記音声を出力するための音声出力手段と、
    前記送受信手段を制御するための制御手段と、
    複数の開口部を有し、前記複数の開口部のいずれかを介して撮像が可能となるように前記複数の撮像手段のいずれかを収容する筐体とを含み、
    前記制御手段は、
    前記出力音声情報を送信し、かつ前記受信音声情報を受信するように前記送受信手段を制御するための通話制御手段と、
    前記複数の光検出手段が同時に出力した前記画像情報の間の差異が前記画像情報についての要件である画像要件を満たすとき、前記複数の光検出手段が同時に出力した前記画像情報のいずれかと同一の像を示す前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段と、
    前記画像情報の間の差異が前記画像要件を満たさないとき、前記複数の光検出手段を含む前記撮像手段とは異なる前記撮像手段が出力した前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段とを含む、電話機。
  2. 撮像して画像情報を出力するための複数の撮像手段と、
    音声の入力を受付けて前記音声を示す出力音声情報を出力するための音声受付手段と、
    前記画像情報と、前記出力音声情報とを送信し、前記出力音声情報とは異なる音声を示す受信音声情報を受信するための送受信手段と、
    前記受信音声情報が示す前記音声を出力するための音声出力手段と、
    前記送受信手段を制御するための制御手段と、
    複数の開口部を有し、前記複数の開口部のいずれかを介して撮像が可能となるように前記複数の撮像手段のいずれかを収容する筐体とを含み、
    前記制御手段は、
    前記出力音声情報を送信し、かつ前記受信音声情報を受信するように前記送受信手段を制御するための通話制御手段と、
    前記複数の撮像手段のいずれかが出力した前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための送信制御手段とを含む、電話機。
  3. 前記送信制御手段は、
    前記撮像手段のいずれかが出力した前記画像情報である出力画像情報が前記画像情報についての要件である画像要件を満たすとき、前記出力画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段と、
    前記出力画像情報が前記画像要件を満たさないとき、前記出力画像情報とは異なる画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための代替制御手段とを含む、請求項2に記載の電話機。
  4. 前記複数の撮像手段のいずれかは、同一平面上にそれぞれ像を結ぶ光をそれぞれ検出して、前記像を示す前記画像情報をそれぞれ出力する、複数の光検出手段を含み、
    前記出力画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段は、前記複数の光検出手段が同時に出力した前記画像情報の間の差異が前記画像要件を満たすとき、前記複数の光検出手段が同時に出力した前記画像情報のいずれかと同一の像を示す前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段を含み、
    前記代替制御手段は、前記画像情報の間の差異が前記画像要件を満たさないとき、前記複数の光検出手段を含む前記撮像手段とは異なる前記撮像手段が出力した前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段を含む、請求項3に記載の電話機。
  5. 前記送受信手段が送信する情報は、前記出力画像情報が前記画像要件を満たすか否かの結果を示す結果情報をさらに含み、
    前記送信制御手段は、前記出力画像情報が前記画像要件を満たさないとき、前記結果情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段をさらに含む、請求項4に記載の電話機。
  6. 前記通話制御手段は、前記送受信手段が前記結果情報を送信した後、前記受信音声情報を受信するように前記送受信手段を制御するための手段を含む、請求項5に記載の電話機。
  7. 前記送信制御手段は、前記送受信手段が前記結果情報を送信した後、前記送受信手段が前記受信音声情報を受信すると、前記送受信手段が受信した前記受信音声情報の内容を、音の高低と音の大きさとのうち少なくとも一方が異なるように変更するための変更手段をさらに含み、
    前記音声出力手段は、前記変更手段が変更した前記音声情報が示す音声を出力するための手段を含む、請求項6に記載の電話機。
  8. 前記筐体は、互いに異なる前記開口部を介してそれぞれ撮像が可能となるように前記複数の撮像手段のいずれかを収容し、
    前記代替制御手段は、
    前記出力画像情報が前記画像要件を満たさないとき、前記互いに異なる開口部を介して撮像された像をそれぞれ示す前記画像情報に基いて、前記互いに異なる開口部を介してそれぞれ撮像された像を合成した像を示す画像情報を作成するための作成手段と、
    前記作成手段が作成した前記画像情報を送信するように前記送受信手段を制御するための手段とを含む、請求項3に記載の電話機。
  9. 前記複数の開口部は、それぞれ一定の間隔で配列された複数の列を構成する孔を含み、
    前記筐体は、前記複数の列を構成する孔のいずれかを介して撮像と前記音声の出力とが可能となるように前記複数の撮像手段のいずれかと前記音声出力手段とを収容する、請求項2に記載の電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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