JP2008300920A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】自ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置設計の制約を受けることなく、装置振動によるディスク記憶装置の不具合を解消すること。
【解決手段】HDD109aを接続して使用可能な画像処理装置1であって、HDD109aに影響する振動の有無を判断する振動検知センサ109bと、HDD109aに情報を格納するストレージコントローラ115とを有し、ストレージコントローラ115は、振動検知センサ109bが振動を検出した場合に、情報格納先をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、特にディスク型記憶装置を接続可能な画像処理装置の振動対策に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ、書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。このような画像処理装置がHDD(Hard Disk Drive)を有し、出力画像及び撮像画像を蓄積することにより、利便性を高めることが近年知られている。
しかしながら、HDDは非常に振動に対して弱い記憶装置であり、撮像装置であるスキャナのキャリッジや、画像形成対象である用紙を搬送するための搬送ローラ用モータ、クラッチ等、機械的に動作する構成部品を多く含む画像処理装置は、HDDの使用環境として良い環境ではない。具体的な問題として、所定のppm(Page Per Minute)値を基準として構成された画像処理装置に、HDDを搭載して動作させた際、実際の動作性能が、定められているppm値よりも低くなってしまう問題が発生している。この問題は、HDDを画像処理装置本体から離して設置すると解決することも判明しており、画像処理の工程においてHDDへのアクセスが必要となる場合に、画像処理装置本体の振動がHDDに影響することにより、HDDのパフォーマンスが低下し、結果として画像処理装置全体のパフォーマンスが低下していると考えられる。
他方、振動の多い環境の他の例として、車載用機器におけるHDDの制御技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1においては、HDDに格納されている地図データのうち、現在地と目的地との間の経路の地図情報を不揮発性メモリに読み出しておき、上記の経路走行中にHDDからの地図情報の読み出しに失敗した場合、地図情報の読み出し元を不揮発性メモリに切り換えることにより、車両走行の振動により発生するHDDの不具合を回避している。しかしながら、特許文献1に記載の技術は車載機器を前提とする技術であり、本件とはその目的が異なる。
特開2003−14466号公報
画像処理装置における振動に基づいて生じるHDDの不具合を解消するために、機械的に動作する構成部品とHDDとを遠ざけて配置することやゴムブッシュの使用及びHDDの機械的な固定等が行われる。しかしながら、機械的動作部品とHDDとの配置は、装置の設計上の制約により限界がある。また、装置の大型化にもつながり、省スペース化の面で好ましくない。ゴムブッシュの使用についても、スペース上の制約があると共に、制振効果の面で十分ではない。また、HDDを機械的に固定する方法の場合、HDDの近傍に機械的動作部品が配置されていると、十分な制振効果が得られないため、やはり装置設計の制約を受ける。尚、このような問題は、HDD等の磁気ディスク記憶装置に限らず、光ディスク記憶装置等、回転型記憶媒体に対して相対的に動作する記憶ヘッドによって情報の書き込み/読み出しを行う記憶装置であれば、同様に発生し得る。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置設計の制約を受けることなく、装置振動によるディスク記憶装置の不具合を解消することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ディスク型記憶装置と不揮発性記憶装置とを接続して使用可能な画像処理装置であって、前記画像処理装置に接続されたディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断する振動有無判断手段と、前記ディスク型記憶装置に情報を格納する情報格納手段とを有し、前記情報格納手段は、前記判断手段が振動有と判断した場合に、情報格納先を前記ディスク型記憶装置から前記不揮発性記憶装置に切り換えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記振動有無判断手段は、前記画像処理装置に生じた振動を検出する振動検知センサを有し、前記振動検知センサの検知結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記振動検知センサは、前記画像処理装置に生じた振動の態様を示す数値を出力し、前記振動有無判断手段は、前記振動検知センサが出力した数値と所定の閾値とを比較することにより、前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の画像処理装置において、前記振動検知センサは、前記画像処理装置において前記ディスク型記憶装置が装着されるユニットに生じる振動を検出することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記振動有無判断手段は、前記画像処理装置に振動を生じさせる装置動作の種類に関する情報が格納された動作情報記憶部を有し、前記画像処理装置が実行する予定若しくは実行中の動作と前記動作情報記憶部に格納された情報とに基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像処理装置において、前記動作情報記憶部は、前記画像処理装置が実行し得る動作の種類に関する情報と、夫々の動作が振動を生じさせるか否かに関する情報とを有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の画像処理装置において、前記情報記憶部に格納された情報を任意に編集可能であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記振動有無判断手段は、前記情報格納手段が前記ディスク型記憶装置に情報を格納する速度を検出する情報格納速度検出部を有し、前記情報格納速度検出部の検出結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像処理装置において、前記情報格納速度検出部は、前記情報格納手段が前記ディスク型記憶装置に情報を格納する速度に関する数値を出力し、前記振動有無判断手段は、前記情報格納速度検出部が出力した数値と所定の閾値とを比較することにより、前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記振動有無判断手段は、前記画像処理装置の用紙出力効率を検出する用紙出力効率検出部を有し、前記用紙出力効率検出部の検出結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像処理装置において、前記用紙出力効率検出部は、前記画像処理装置の画像形成手段が画像形成を実行した用紙を排出する排紙トレイに設けられていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11いずれか1項に記載の画像処理装置において、前記情報格納手段は、前記情報格納先の切り換えを実行した後、当該切り換えの実行時に転送中であった情報の先頭から前記他の不揮発性記憶装置への格納を開始することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12いずれか1項に記載の画像処理装置において、前記情報格納手段は、前記判断手段が振動無と判断した場合に、前記他の不揮発性記憶装置に格納された情報を前記ディスク記憶装置に格納することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、ディスク型記憶装置を接続して使用可能な画像処理装置の制御方法であって、前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断し、前記判断結果に基づいて、情報格納先を前記ディスク型記憶装置から他の不揮発性記憶装置に切り換えることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、制御プログラムであって、請求項14に記載の制御方法を画像処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、記録媒体であって、請求項15に記載の制御プログラムを画像処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明によれば、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置設計の制約を受けることなく、装置振動によるディスク記憶装置の不具合解消が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る画像処理装置1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像処理装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ホストI/F104、ディスプレイパネル105、給紙テーブル106、プリントエンジン107、排紙トレイ108、HDD(Hard Disk Drive)ユニット109及び不揮発性メモリ110を有する。また、コントローラ100は、主制御部111、エンジン制御部112、入出力制御部113、画像処理部114及びストレージコントローラ115を有する。また、HDDユニット109はHDD109a及び振動検知センサ109bを有する。尚、図1においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ホストI/F104は、画像処理装置1がホスト装置等の他の機器と通信する際のインターフェースである。ホスト装置が送信した印刷ジョブは、ホストI/F104を介してコントローラ100に入力され、コントローラ100の制御に従って印刷ジョブに基づいた画像形成処理が実行される。ディスプレイパネル105は、画像処理装置1の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置1を直接操作する際の入力インターフェースでもある。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)や不揮発性メモリ110並びにHDD109aや光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU(Central Processing Unit)の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像処理装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部111は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部112は、プリントエンジン107やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部113は、ホストI/F104を介して入力される印刷ジョブやディスプレイパネル105からユーザによって入力される操作情報を主制御部111に入力すると共に、主制御部111の命令に従ってディスプレイパネル105に情報表示を行い若しくはホストI/F104を介してホスト装置に情報を送信する。
画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、印刷ジョブに含まれる情報やHDD109aに格納されている蓄積文書等に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、プリントエンジン107が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部114は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物としてHDD109aに格納され若しくはホストI/F104を介してホスト装置に送信される情報である。画像処理部114は、生成した描画情報若しくは画像情報を順次ストレージコントローラ115に送信する。ストレージコントローラ115に送信された描画情報は、HDD109aにスプールされる。
ストレージコントローラ115は、主制御部111の制御に従い、HDD109a若しくは不揮発性メモリ110への情報の格納及びHDD109a若しくは不揮発性メモリ110からの情報の読み出しを制御する。即ち、本実施例においては、ストレージコントローラ115が情報格納手段として機能する。HDD109aには、ホストI/F104を介して接続されているホスト装置のネットワークアドレス情報や画像処理装置1がファクシミリとして動作する場合の送信先情報等のアドレス帳及び画像処理装置1の各種動作において参照される設定値等が格納されている。振動検知センサ109bは、内部に加速度センサを有し、HDDユニット109に生じる振動を検出する。具体的には、振動検知センサ109bは、振動の振幅や周波数等、振動の態様を示す数値(パラメータ)を出力する。振動検知センサ109bがHDDユニット109に設けられていることにより、HDD109aに影響する振動をより好適に検出することが可能となる。
振動検知センサ109bには、上記の振動の態様を示すパラメータに対して所定の閾値が設定されている。HDDユニット109の振動がこの閾値を超えた場合、振動検知センサ109bは、ストレージコントローラ115に対して振動検知信号を発信する。換言すると、振動検知センサ109bは、所定の閾値を超える振動を検出した場合、振動検知信号を発信する。即ち、本実施例に振動検知センサ109bが振動有無判断手段として機能する。振動検知センサ109bに設定される閾値は、HDD109aが正常動作可能な振動状態に基づいて決定される。例えば、HDD109aが耐え得る振動規格値の−10%程度の数値を閾値として設定する。不揮発性メモリ110は、NAND型フラッシュメモリ等の半導体メモリによって構成される不揮発性の記憶装置である。不揮発性メモリ110には、上述した制御プログラムや画像処理装置1の動作において参照されるフラグ情報等が格納される。
画像処理装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部113がホストI/F104に接続されたUSB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)を介して印刷ジョブを受信することにより印刷ジョブが発生する。印刷ジョブが発生すると、画像処理部114が主制御部111の命令に従い、印刷ジョブ若しくはHDD109aに含まれる蓄積文書等の情報に基づいて描画情報を生成する。画像処理部114によって生成された描画情報は、上述したように順次HDD109aにスプールされる。即ち、主制御部111が描画情報をHDD109aに格納する情報格納部として動作する。
エンジン制御部112は、主制御部111の制御に従い、給紙テーブル106を駆動して印刷用紙をプリントエンジン107に搬送する。また、エンジン制御部112は、HDD109aにスプールされた描画情報を読み出し、プリントエンジン107に入力する。プリントエンジン107は、エンジン制御部112から受信した描画情報に基づき、給紙テーブル106から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン107が画像形成部として動作する。プリントエンジン107の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン107によって画像形成が施された文書は排紙トレイ108に排紙される。
画像処理装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル105の操作若しくはホストI/F104を介して外部のホスト装置から入力されるスキャン実行指示に応じて入出力制御部113が主制御部111にスキャン実行信号を送信する。主制御部111は、入出力制御部113から受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部112を制御する。エンジン制御部112は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部112は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部112の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部112は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部114に転送する。画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、エンジン制御部112から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部114が生成した画像情報は順次HDD109aにスプールされる。画像処理部114によって生成され、HDD109aにスプールされた画像情報は、ユーザの指示に応じてHDD109aに格納され若しくは入出力制御部113及びホストI/F104を介して外部のホスト装置に送信される。また、画像処理装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部112がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部114が生成しHDD109aに格納された画像情報に基づき、画像処理部114が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部112がプリントエンジン107を駆動する。
この様な画像読取装置1において、本実施例の要旨は振動検知センサ109bの振動検知信号に基づいてストレージコントローラ115が情報の格納先をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換えることによる。以下、図2のフローチャートを参照して、本実施例に係る画像処理装置1の情報格納先切り換え動作について説明する。図2は、本実施例に係る画像処理装置1の情報格納先切り換え動作におけるストレージコントローラ115の動作を示すフローチャートである。図2に示すように、ストレージコントローラ115は、主制御部111の制御に従ってHDD109aへの情報書き込み動作を開始する(S201)。HDD109aへの情報書き込み動作中に、振動検知センサ109bからの振動検知信号の入力があった場合(S202/YES)、ストレージコントローラ115は、情報書き込み対象をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換える(S203)。
不揮発性メモリ110への情報書き込み実行中に、振動検知センサ109bからの振動検知信号の入力が解除された場合(S204/YES)、ストレージコントローラ115は情報書き込み対象を不揮発性メモリ110からHDD109aに切り換え(S205)、再度HDD109aに対して情報書き込みを実行する(S209)。他方、振動検知センサ109bからの振動検知信号が解除される前に(S204/NO)、不揮発性メモリ110への情報書き込みによって主制御部111から指示された情報の書き込みが完了した場合(S206/YES)、ストレージコントローラ115は、振動検知センサ109bからの振動検知信号の入力が解除されるまで待機する(S207/NO)。振動検知センサ109bからの振動検知信号の入力が解除されると(S207/YES)、ストレージコントローラ115は、不揮発性メモリ110に格納した情報をHDD109aに移し変え(S208)、処理を終了する。
他方、情報書き込み対象が不揮発性メモリ110からHDD109aに切り換えられ(S205)、再度HDD109aに情報書き込みを実行する(S209)場合や、振動検知センサ109bから振動検知信号が入力されず(S202/NO)、そのままHDD109aへの情報書き込みを続行した場合(S209)、主制御部111から指示された情報の書き込みが完了するまで、振動検知センサ109bからの振動検知信号の有無確認以降の処理を繰り返す(S210/NO)。HDD109aへの情報の書き込みが完了したら(S210/YES)、ストレージコントローラ115は、不揮発性メモリ110に格納された情報があるか否か確認する(S211)。
不揮発性メモリ110に情報が格納されている場合(S211/YES)、即ち、不揮発性メモリ110に情報書き込み対象が切り換えられた後(S203)、振動検知信号が解除されて(S204/YES)再度HDD109aに情報書き込みが実行されて(S209)書き込みが完了した場合(S210)、ストレージコントローラ115は、不揮発性メモリ110に格納した情報をHDD109aに移し変え(S208)、処理を終了する。他方、不揮発性メモリ110に情報が格納されていない場合(S211/NO)、即ち、HDD109aへの情報書き込み開始後(S201)、一度も信号が検知されることなく(S202/NO)、HDD109aへの情報書き込みが完了した場合(S210/YES)、そのまま処理を終了する。
S202において振動検知信号が入力された場合、ストレージコントローラ115は、主制御部111に振動検知信号を転送する。主制御部111は、振動検知信号を受信すると、入出力制御部113を制御し、ディスプレイパネル105若しくはLED(Liquid Emitting Diode)等を駆動する。これにより、振動検知センサ109bが振動を検知し、若しくはストレージコントローラ115が情報格納対象を不揮発性メモリ110に切り換えたことをユーザが認識することができる。
次に、図2のS203、S205における情報書き込み対象の切り換え処理について図3を参照して詳細に説明する。図3は、本実施例に係る画像処理装置1において、画像処理部114からHDD109aへのデータ転送を模式的に示す図である。図3においては、描画データであるデータ1〜データ4をHDD109aにスプールする場合を例として説明する。図3に示すように、データ1〜データ4は、夫々画像形成用紙1枚分(1ページ分)のデータであり、データヘッダD1-1、D2-1、D3-1、D4-1及びデータボディD1-2、D2-2、D3-2、D4-2を含む。データヘッダD1-1、D2-1、D3-1、D4-1は、データ1〜4の先頭アドレスに配置される識別子であり、データの位置情報等も含む。データボディD1-2、D2-2、D3-2、D4-2に描画情報が含まれる。
画像処理装置114からHDD109aへのデータ転送に際しては、作業領域となるRAMに生成されたデータ1〜4がRAMからストレージコントローラ115を介してHDD109aに転送される。図3に示す例においては、振動検知センサ109bが振動検知信号を出力することなく(S202/NO)、データ1及びデータ2の転送が完了し(S209)、データ3の転送中に振動検知センサ109bが振動検知信号を出力した場合(S210/NO、S202/YES)を示している。この場合、ストレージコントローラ115は、データ転送先をHDD109aから不揮発性メモリ110へ切り換え、転送中であったデータ3のデータヘッダD3-1から、即ちデータ3の先頭から再度データ3の転送を開始する(S203)。これにより、データ1〜データ4のような、1つのデータの固まりがHDD109aと不揮発性メモリ110とに分散されることを防ぐことが可能となる。
以上説明したように、本実施例に係る画像処理装置1においては、HDDユニット109に設けられた振動検知センサ109bの振動検知状態に応じて、ストレージコントローラ115が情報格納先を切り換えることにより、装置に振動が発生している状態でもデータ転送の続行が可能である。また、装置振動に基づくHDD109aの誤動作、情報の記録ミス等を防ぐことができる。従って、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置設計の制約を受けることなく、装置振動によるディスク記憶装置の不具合解消が可能となる。
尚、上記の説明においては、振動検知センサ109bとHDD109aとを含むHDDユニット109を有する例を説明した。しかしながら、HDD109aの近傍に振動検知センサ109bが設けられており、振動検知センサ109bがHDD109aの振動を検出可能であれば良く、HDDユニット109としてユニット化されている必要はない。また、上記の説明においては、ストレージコントローラ115が振動検知センサ109bから振動検知信号を受信し、ストレージコントローラ115が情報の格納先を切り換える例を説明した。しかしながら、信号検知センサ109bの接続先、ストレージコントローラ115に限らずコントローラ100の他の部分でも良い。また、不揮発性メモリ110とHDD109aとが夫々異なるコントローラに接続されており、主制御部111が情報格納先を切り換えるようにしても良い。
また、上記の説明においては、振動検知センサ109bが、振動を検知することにより振動検知信号を出力し、ストレージコントローラ115は、振動検知信号の受信に基づいて情報格納先を切り換える例を説明した。この他、振動検知センサ109bは、HDDユニット109の非振動状態において非振動信号を出力しており、振動を検知することにより非振動信号の出力を停止するようにしても良い。この場合、ストレージコントローラ115は、非振動信号が入力されている間にHDD109aに情報を格納し、非振動信号が入力されなくなったことをきっかけとして情報格納先をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換える。
また、上記の説明においては、図2に示すように、一の情報書き込み命令毎に情報の移し変えを実行する例を説明したが、一の情報書き込み命令ごとに行わずに、所定の期間毎に不揮発性メモリ110からHDD109aへの情報の移し変えを行っても良い。また、図2の例の他、HDD109aへの情報書き込みを開始する前に、振動検知信号の有無を判断し、振動検知信号が入力されている場合は不揮発性メモリ110に対して書き込みを開始しても良い。
尚、一般的に不揮発性メモリ110等の半導体記憶装置は、HDD109aのような磁気ディスク記憶装置よりも記憶容量が少ない。従って、ストレージコントローラ115が不揮発性メモリ110に情報を格納する場合、不揮発性メモリ110の容量が不足する可能性がある。このような場合、振動検知センサ109bによる振動検知信号の出力有無に関わらずHDD109aに情報を格納するようにしても良いし、振動検知信号が解除されるまで、情報の格納を停止しても良い。
また、上記の説明においては、画像形成動作における描画情報のスプールを例として説明したが、これ以外であっても、HDD109aに情報を格納する動作であれば、同様に適用することが可能である。また、上記の説明においては、不揮発性メモリ110に格納された情報がある場合、S208において必ず情報の移し変えを行う例を説明した。しかしながら、上記説明したスプールデータ等のように、画像形成実行時に使用されるのみで恒久的に保存されない情報は、必ずしもHDD109aに再度保存する必要はない。
実施例1においては、振動検知センサ109bが振動を検知することにより、ストレージコントローラ115が情報格納先を切り換える例を説明した。本実施例においては、振動検知センサ109bによる振動検知信号以外の情報に基づいて情報格納先を切り換える例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。本実施例に係る画像処理装置1は、図4に示すように、実施例1に係る画像処理装置1に加えて、コントローラ100が動作モードDB(Data Base)116を有する。また、実施例1に係る画像処理装置1において、信号検知センサ109bが省略された構成を有する。即ち、本実施例においては、HDD109aはストレージコントローラ115に直接接続されている。
次に、図5を参照して動作モードDB116に格納されている情報について説明する。図5に示すように、動作モードDB116は、画像処理装置1が実行する夫々の動作の種類を示す動作モード、それらの動作モードを一意に識別するID及び夫々の動作モードにおいて、情報格納先をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換えるか否かを示す切換情報を含む動作情報記憶部である。動作モードとは、例えば、給紙テーブル106のうち、大容量給紙トレイのステッピングモータを駆動する動作や、プリントエンジン107に含まれる感光体ドラム、定着ユニット等を駆動する動作及びスキャナユニット102に含まれる撮像素子を駆動する動作等である。これらの動作のうち、例えばステッピングモータを駆動する場合等、大きな振動が発生する動作モードについては、切換情報が“○”となっている。他方、HDD109aの動作に影響するような振動が発生しない動作モードについては、切換情報が“×”となっている。切換情報は、夫々の動作が画像処理装置1に振動を生じさせるか否かによって決定される情報である。即ち、振動を生じさせる動作であれば、“○”が設定され、振動を生じさせない若しくは生じさせる振動がHDD109aに不具合を与える程の振動ではない動作であれば“×”が設定される。
次に、図6を参照して本実施例に係る画像処理装置1の動作について説明する。図6は、本実施例に係る画像処理装置1の動作における主制御部111の情報格納対象切換動作を示すフローチャートである。図6に示すように、画像処理装置1に何らかの動作が発生すると(S601)、主制御部111は、当該動作を実行する前に、動作モードDB116を検索し(S602)、S601において発生した動作が切換指示されているか否か確認する(S603)。切換指示されている動作の場合(S603/YES)、主制御部111は、情報格納対象をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換えるようにストレージコントローラ115を制御する(S604)。即ち、本実施例においては、主制御部111及び動作モードDB116が振動有無判断手段として機能する。これにより、S601において発生した動作中にHDD109aに対してデータを書き込む命令が発生した場合であっても、ストレージコントローラ115は、不揮発性メモリ110に情報を書き込む。
情報格納先がHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換えられた後、主制御部111はS601において発生した動作を実行し、当該動作が完了したら(S605/YES)、主制御部111は、情報格納対象を不揮発性メモリ110からHDD109aに切り換えるようにストレージコントローラ115を制御する(S606)。これにより、以降HDD109aに対してデータを書き込む命令が発生した場合、ストレージコントローラ115は、通常通りHDD109aに情報を書き込む。その後、主制御部111は、不揮発性メモリ110に格納した情報をHDD109aに移し変え(S607)、処理を終了する。他方、動作モードDB116を検索(S602)した結果、切換指示されていない動作であった場合(S603/NO)、主制御部111は、情報格納対象を切り換えることなく、ストレージコントローラ115を制御し、S601において発生した動作が完了したら処理を終了する。
以上説明したように、本実施例に係る画像処理装置1においては、装置が動作する際に、主制御部111が動作の種類に応じてストレージコントローラ115を制御し、情報格納対象をHDD109aから不揮発メモリ110へ切り換える。これにより、装置に振動が発生する動作を実行する際は、予め情報格納対象がHDD109aから不揮発性メモリ110へ切り換えられるため、装置振動によるディスク記憶装置の不具合解消が可能となる。
尚、上記の説明においては、動作モードDB116に予め図5に示すような情報が格納されている例を説明した。しかしながら、動作モードDB116に含まれる切換情報はユーザが任意に設定することが可能である。また、新たな動作モードを登録して切換情報を設定することも可能である。即ち、動作モードDB116の情報はユーザが任意に編集可能である。これにより、ユーザの使用態様に合わせた振動対策を実施することが可能となる。また、図5の説明においては、動作モードに合わせて切換の有無を設定する例を説明した。この他、例えば、動作モードDB116には、情報格納対象を切り換える動作のみ登録し、S602の検索の結果、S601で発生した動作が動作モードDB116に登録されている場合に、S604の情報格納対象の切換を実行するようにしても良い。
また、上記の説明においては、図6において説明したように、主制御部111が対象となる動作を実行する前にストレージコントローラ115を制御し、情報格納対象の切り換えを実行する例を説明した。即ち、主制御部111は、画像処理装置1が実行予定である動作と動作モードDB116に格納された情報とに基づいて情報格納先の切り換え有無の要否を判断した。この他、主制御部111が対象となる動作を実行した上で、当該実行中の動作と動作モードDB116に格納された情報とに基づいて情報格納先の切り換え有無の要否を判断しても良い。
実施例1においては、振動検知センサ109bが振動を検知することにより、ストレージコントローラ115が情報格納先を切り換える例を説明した。従って、閾値となる振動レベルを基準として情報格納先の切り換え実行有無が判断されることとなる。また、実施例2においては、画像処理装置1が実行する動作の種類に基づいて、主制御部111が情報格納先の切り換えを判断する例を説明した。この他、情報格納先の切り換えを判断する基準として、様々な情報を用いることが可能である。装置振動に基づくHDD109aの動作不具合の一態様として、データ転送率の低下が挙げられる。これは、装置の振動がHDD109aの磁気ヘッドのトラッキング(ディスク面上のアクセス対象トラックへの位置合わせ)に影響し、位置合わせが困難になること等による。従って、ストレージコントローラ115がHDD109aのデータ転送率(データ転送速度)を監視することにより、データ転送率が所定の閾値以下となった場合に装置に振動が発生し、HDD109aへのアクセスを禁止すべきであると判断することができる。
このような態様を実現するためには、図7に示すように、ストレージコントローラ115に、HDD109aへの情報書き込み速度(転送率)を監視する転送率監視部115aを設ける。また、ストレージコントローラ115は、HDD109aへの情報転送率について所定の閾値を有する。ストレージコントローラ115の転送率監視機能について、図8を用いて説明する。図8は、実施例1における図3に対応する図である。図8に示すように、本実施例に係るデータ1〜データ4は、データヘッダD1-1、D2-1、D3-1、D4-1及びデータボディD1-2、D2-2、D3-2、D4-2に加えてデータエンドD1-3、D2-3、D3-3、D4-3を有する。データエンドD1-3、D2-3、D3-3、D4-3は、夫々データ1〜データ4の終了を示す情報である。ストレージコントローラ115がHDD109aに情報を格納する際、転送率監視部115aは、一のデータの転送に要する時間、即ちデータヘッダの転送を開始してからからデータエンドの転送を完了するまでの時間を計測し、転送率を求め出力する。そして、ストレージコントローラ115は、上記出力された転送率と自身に登録されている閾値とを比較し、求めた転送率が閾値よりも低い場合に、転送率の低下を判断する。
このように、HDD109aのアクセス速度を監視し、HDD109aのパフォーマンス低下を検出することにより、HDD109aから不揮発性メモリ110への情報格納先の切り換えを判断することができる。これにより、HDD109aに実際に不具合が発生したことをもって情報格納先の切り換えを判断することができる。従って、実施例1の場合において、閾値の設定ミス等により不要な切り換えが発生してしまうことや、HDD109aに不具合が発生しているにも関わらず切り換えが実行されないこと等を防ぐことが可能となる。
HDD109aのパフォーマンス低下の影響は、画像処理装置1の用紙出力の生産性であるppm(Page Per Minute)の低下としても現れる。これは、HDD109aへの描画データのスプール速度が低下することにより、エンジン制御部112を介してプリントエンジン107に描画データを入力する効率が低下することによる。従って、図9に示すように、排紙トレイ108に用紙出力効率センサ108aを設け、排紙トレイ108に用紙が出力される効率を監視することによっても、HDD109aから不揮発性メモリ110への情報格納先の切り換えを判断することができる。具体的には、排紙トレイ108への用紙出力効率が所定の閾値を下回ることや、出力間隔が所定の閾値以上となることを検出することにより、用紙出力効率センサ108aがHDD109aのパフォーマンスが低下したと判断し、エンジン制御部112にそれを通知する。エンジン制御部112は、用紙出力効率センサ108aから受けた通知を主制御部111に転送する。主制御部111は、HDD109aのパフォーマンス低下の通知を参照し、ストレージコントローラ115を制御して情報格納先をHDD109aから不揮発性メモリ110に切り換える。
尚、上記の説明においては、用紙出力効率センサ108aを排紙トレイ108に設ける例を説明したが、この他、プリントエンジン107に含まれる作像ユニットや定着ユニット等を通過する用紙を検出するようにしても良い。また、排紙トレイ103に設けても良い。
本発明の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の情報格納先切り換え動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る情報転送態様を模式的に示す図である。 本発明の他の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施例に係る動作モードDBに含まれる情報を示す図である。 本発明の他の実施例に係る画像処理装置の情報格納先切り換え動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施例に係る情報転送態様を模式的に示す図である。 本発明の他の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像処理装置
100 コントローラ
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 ホストI/F
105 ディスプレイパネル
106 給紙テーブル
107 プリントエンジン
108 排紙トレイ
108a 用紙出力効率センサ
109 HDDユニット
109a HDD
109b 振動検知センサ
110 不揮発性メモリ
111 主制御部
112 エンジン制御部
113 入出力制御部
114 画像処理部
115 ストレージコントローラ
115a 転送率監視部
116 動作モードDB

Claims (16)

  1. ディスク型記憶装置と不揮発性記憶装置とを接続して使用可能な画像処理装置であって、
    前記画像処理装置に接続されたディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断する振動有無判断手段と、
    前記ディスク型記憶装置に情報を格納する情報格納手段とを有し、
    前記情報格納手段は、前記判断手段が振動有と判断した場合に、情報格納先を前記ディスク型記憶装置から前記不揮発性記憶装置に切り換えることを特徴とする、画像処理装置。
  2. 前記振動有無判断手段は、前記ディスク型記憶装置に影響する画像処理装置に生じた振動を検出する振動検知センサを有し、前記振動検知センサの検知結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記振動検知センサは、前記画像処理装置に生じた振動の態様を示す数値を出力し、
    前記振動有無判断手段は、前記振動検知センサが出力した数値と所定の閾値とを比較することにより、前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記振動検知センサは、前記画像処理装置において前記ディスク型記憶装置が装着されるユニットに生じる振動を検出することを特徴とする、請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記振動有無判断手段は、前記画像処理装置に振動を生じさせる装置動作の種類に関する情報が格納された動作情報記憶部を有し、前記画像処理装置が実行する予定若しくは実行中の動作と前記動作情報記憶部に格納された情報とに基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記動作情報記憶部は、前記画像処理装置が実行し得る動作の種類に関する情報と、夫々の動作が振動を生じさせるか否かに関する情報とを有することを特徴とする、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記情報記憶部に格納された情報を任意に編集可能であることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記振動有無判断手段は、前記情報格納手段が前記ディスク型記憶装置に情報を格納する速度を検出する情報格納速度検出部を有し、前記情報格納速度検出部の検出結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記情報格納速度検出部は、前記情報格納手段が前記ディスク型記憶装置に情報を格納する速度に関する数値を出力し、
    前記振動有無判断手段は、前記情報格納速度検出部が出力した数値と所定の閾値とを比較することにより、前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記振動有無判断手段は、前記画像処理装置の用紙出力効率を検出する用紙出力効率検出部を有し、前記用紙出力効率検出部の検出結果に基づいて前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 前記用紙出力効率検出部は、前記画像処理装置の画像形成手段が画像形成を実行した用紙を排出する排紙トレイに設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記情報格納手段は、前記情報格納先の切り換えを実行した後、当該切り換えの実行時に転送中であった情報の先頭から前記他の不揮発性記憶装置への格納を開始することを特徴とする、請求項1乃至11いずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記情報格納手段は、前記判断手段が振動無と判断した場合に、前記他の不揮発性記憶装置に格納された情報を前記ディスク記憶装置に格納することを特徴とする、請求項1乃至12いずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. ディスク型記憶装置を接続して使用可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記ディスク型記憶装置に影響する振動の有無を判断し、
    前記判断結果に基づいて、情報格納先を前記ディスク型記憶装置から他の不揮発性記憶装置に切り換えることを特徴とする、画像処理装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法を画像処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の制御プログラムを画像処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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