JP2008299890A - プラズモンプローブの製造方法、近接場光発生器、光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置 - Google Patents

プラズモンプローブの製造方法、近接場光発生器、光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】先端部の曲率半径が小さいプラスモンプローブを簡単な方法で製造することができるプラズモンプローブの製造方法、および製造されたプラズモンプローブを用いた光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置を提供する。
【解決手段】基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程と、基板に金属材料を蒸着して成膜する工程と、レジストを除去する工程と、を有するプラズモンプローブの製造方法において、レジストを塗布した基板の面に対し斜め方向から蒸着することを特徴とするプラズモンプローブの製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズモンプローブの作製方法、近接場光発生器、光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置に関する。
磁気記録方式では、記録密度が高くなると磁気ビットが外部温度等の影響を顕著に受けるようになる。このため高い保磁力を有する記録媒体が必要になるが、そのような記録媒体を使用すると記録時に必要な磁界も大きくなる。記録ヘッドによって発生する磁界は飽和磁束密度によって上限が決まるが、この値は材料限界に近づいており飛躍的な増大は望めない。そこで、記録時に局所的に加熱して磁気軟化を生じさせ、保磁力が小さくなった状態で記録し、その後に加熱を止めて自然冷却することにより、記録した磁気ビットの安定性を保証する方式が提案されている。この方式は熱アシスト磁気記録方式と呼ばれている。
熱アシスト磁気記録方式では、記録媒体の加熱を瞬間的に行うことが望ましい。また、加熱する機構と記録媒体とが接触することは許されない。このため、加熱は光の吸収を利用して行われるのが一般的であり、加熱に光を用いる方式は光アシスト式と呼ばれている。光アシスト式で超高密度記録を行う場合、必要なスポット径は20nm程度になるが、通常の光学系では回折限界があるため、光をそこまで集光することはできない。そこで、非伝搬光である近接場光を用いて加熱する方式がいくつか提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この方式では適当な波長のレーザ光を光学系によって集光し、数十nmの大きさの金属(プラズモンプローブと呼ばれる。)に照射して近接場光を発生させ、その近接場光を加熱手段として用いている。
プラズモンプローブの形状は三角形のものが用いられ、レーザ光を照射することによりプラズモンプローブの先端部P1から近接場光を発光させている(例えば、特許文献2参照)。近接場光の径は、金などを材料とするプラズモンプローブの先端部P1の曲率半径に依存することが知られている。従って、20nm程度のスポット径を達成するためには曲率半径も20nm程度にする必要がある。
特開2005−116155号公報 特開2004−151046号公報
しかしながら、従来の製造方法では先端部P1の曲率半径が20nm程度プラズモンプローブを製造することは難しい。図12を用いて従来の製造方法と課題について説明する。
図12は従来のプラズモンプローブの製造方法の一例を説明する説明図である。図12(a’)〜図12(c’)は基板60を上面から見た平面図であり、図12(a)〜図12(c)は基板60を図12(a’)〜図12(c’)の断面X−X’で切断した断面図である。
従来のプラズモンプローブの製造方法の一例として、次のリフトオフ法の工程S1〜S3を説明する。
S1・・・・・基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程。
基板60にレジスト61を塗布した後、電子線描画装置などを用いてレジスト61を除去し、図12(a’)のように三角形の形状にパターニングする。
S2・・・・・基板に金属材料を蒸着して成膜する工程。
蒸着法などを用いて、基板60の上に金などの金属材料を成膜し、図12(b)、図12(b’)のように金属薄膜62を形成する。蒸着時は、図12(b)の矢印で示すように基板60に鉛直な方向から蒸着する。図中、62aはレジスト61上に形成された金属薄膜を示し、62bは基板60上に形成された金属薄膜を示している。
S3・・・・・レジストを除去する工程。
アセトンなどの溶液中で基板60を超音波洗浄にかけレジストを除去する。図12(c)、図12(c’)はリフトオフ後の状態であり、基板60の上に金属薄膜62bが残りプラズモンプローブ30が形成されている。
以上の工程で作製するため、作製されたプラズモンプローブ30の先端部P2の曲率半径は、電子線描画時にできた図12(a’)に示すパターンの先端部P1の曲率半径に依存する。しかしながら、電子線描画装置で20nm程度の曲率半径を描画するのは難しく、加速電圧の高い高価な装置を用い、条件を厳密に設定して作製しても歩留まりが悪かった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、先端部の曲率半径が小さいプラスモンプローブを簡単な方法で製造することができるプラズモンプローブの製造方法、および製造されたプラズモンプローブを用いた光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置を提供することを課題とする。
1.
基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程と、
前記基板に金属材料を蒸着して成膜する工程と、
前記レジストを除去する工程と、
を有するプラズモンプローブの製造方法において、
前記レジストを塗布した前記基板の面に対し斜め方向から蒸着することを特徴とするプラズモンプローブの製造方法。
2.
1に記載のプラズモンプローブの製造方法により製造したプラズモンプローブと、
前記プラズモンプローブに光源からの光を集光する光学部品と、
を有することを特徴とする近接場光発生器。
3.
2に記載の近接場光発生器と、
前記近接場光発生器が発生した近接場光により加熱したトラックに磁気記録する磁気記録素子と、
を有することを特徴とする光アシスト式磁気記録ヘッド。
4.
記録媒体と、
前記記録媒体を回転させる駆動手段と、
前記記録媒体に近接場光を照射する3に記載の光アシスト式磁気記録ヘッドと、
前記光アシスト式磁気記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させるヘッド移動手段と、
を有することを特徴とする光アシスト式磁気記録装置。
5.
試料に近接場光を照射する2に記載の近接場光発生器と、
前記試料を前記近接場光発生器に対して相対的に走査する試料走査手段と、
前記試料から発する散乱光を検出する検出手段と、
を有することを特徴とする近接場光顕微鏡装置。
6.
基板に近接場光を照射する2に記載の近接場光発生器と、
前記近接場光発生器が発する近接場光に感光する感光材料を備えた前記基板を前記近接場光が届く位置に保持する露光台と、
を有することを特徴とする近接場光露光装置。
7.
2に記載の近接場光発生器を有することを特徴とする光記録装置。
本発明によれば、レジストをプラズモンプローブの形状に除去した基板に対して斜め方向からプラズモンプローブの材料を蒸着するので、先端部の曲率半径が小さいプラスモンプローブを簡単な方法で製造することができる。
以下、本発明に係るプラズモンプローブの製造方法、光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置を、図面を参照しつつ説明する。
なお、各実施の形態の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。
図1、図2は本発明における実施形態のプラズモンプローブの製造方法を説明する説明図である。図1(a’)〜図1(c’)は基板60を上面から見た平面図であり、図1(a)〜図1(c)は基板60を図1(a’)〜図1(c’)の断面X−X’で切断した断面図である。また、図2(a’)〜図2(c’)は基板60を上面から見た平面図であり、図2(a)〜図2(c)は基板60を図2(a’)〜図2(c’)の断面X−X’で切断した断面図である。図1、図2の矢印X、Y、Zは座標軸を示している。
図2は基板60に予め設けた凹部60bにプラズモンプローブを形成した例であり、図1と同じ工程でプラズモンプローブ30を作製することができる。
実施形態のプラズモンプローブの製造方法の一例として、次の工程S1〜S3を説明する。
S1・・・・・基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程。
基板60にレジスト61を塗布した後、電子線描画装置などを用いてレジスト61を除去し、多辺形の形状にパターニングする。図1(a’)、図2(a’)の例では三角形の形状にパターニングしている。
S2・・・・・基板に金属材料を蒸着して成膜する工程。
蒸着装置などを用いて図1(b)、図1(b’)、図2(b)、図2(b’)に矢印Sで示すように基板60のレジストを塗布した面に対し斜め方向から、工程S1で形成した多辺形の形状の一辺の内側に向けて金属材料を蒸着する。金属材料は例えば金、銀、銅、アルミ、マグネシウムなどである。蒸着の方向は、図1、図2の例では座標軸に示すように基板60のレジストを塗布した面に直交するZ軸に対し角度θ傾いた角度である。また、X軸に対しては角度αだけ傾いている。
角度θは、本工程で蒸着されない部分60a、60bが数10nm以上できる角度に設定すれば良いが、角度θをあまり大きくするとプラズモンプローブの形状が小さくなるので目標の大きさになるように設定する。角度αは工程S1でパターニングした多辺形の1辺に略直交する角度である。
このように斜め方向から蒸着するとレジスト61によって60aの部分が蒸着を遮られて成膜されないため、図1(b)、図1(b’)、図2(b)、図2(b’)のようにパターニングした形状より小さい金属薄膜62aが成膜される。
成膜された金属薄膜62aの紙面右側の辺は、レジスト61によって蒸着が遮られた部分でありレジストパターンの直線部分だけでパターニングされている。一方、成膜された金属薄膜62aの紙面左側の辺も、レジストパターンの直線部分だけでパターニングされているので金属薄膜62aの先端P2の曲率半径はレジスト61の先端部P1の形状に係わらず非常に小さくすることができる。
S3・・・・・レジストを除去する工程。
アセトンなどの溶液中で基板60を超音波洗浄にかけ、レジスト61を除去する。図1(c)、図1(c’)、図2(c)、図2(c’)はリフトオフ後の状態である。リフトオフ後に基板60の上に残った金属薄膜62bがプラズモンプローブ30である。
図2(c)のように基板60の穴60bにプラズモンプローブ30を作製すると、プラズモンプローブ30が他の部材と接触することによる破損を低減することができる。
以上の工程で作製することにより、作製された図1(c’)、図2(c’)に示すプラズモンプローブ30の先端部P2の曲率半径は、電子線描画時にできた図1(a’)、図2(a’)に示すパターンの先端部P1の曲率半径より遙かに小さくすることができる。
また、本実施形態ではプラズモンプローブ30の先端部P3も曲率半径が小さいので、先端部P3にレーザ光を照射し近接場光を発光させることもできる。このように本実施形態の製造工程で作製したプラズモンプローブ30は先端部P2、先端部P3ともに利用可能であり、製造時の歩留まりが高い。
プラズモンプローブ30の形状は本実施形態のように三角形に限定されるものではない。例えば四角、菱形などの形状でも本実施形態の製造方法が適用できる。
図3は四角、図4は菱形形状のプラズモンプローブ30を本実施形態の工程を用いて作成した例である。Z軸方向の蒸着の角度θと断面は図1、図2と同様なので、図3、図4では基板60を上面から見た平面図だけを図示している。
S1・・・・・基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程。
基板60にレジスト61を塗布した後、電子線描画装置などを用いてレジスト61を除去し、図3(a’)、図4(a’)のように四角形の形状をパターニングする。
S2・・・・・基板に金属材料を蒸着して成膜する工程。
蒸着装置などを用いて、図1、図2の場合と同様に基板60のレジストを塗布した面に対し斜め方向から、工程S1で形成した多辺形の一辺に向けて金属材料を蒸着する。図3(b’)、図4(b’)には多辺形の一辺に向けて蒸着する方向を矢印Sで示している。図3の場合はX軸負方向(角度0°)であり、図4の場合は角度βである。
図1,図2と同様に、図4(b’)、図5(b’)の成膜された金属薄膜62aの紙面右側の辺は、レジスト61によって蒸着が遮られた部分でありレジストパターンの直線部分だけでパターニングされている。一方、成膜された金属薄膜62aのそのほかの辺も、レジストパターンの直線部分でパターニングされているので金属薄膜62aの先端P2の曲率半径はレジスト61の先端部P1の形状に係わらず非常に小さくすることができる。
S3・・・・・レジストを除去する工程。
アセトンなどの溶液中で基板60を超音波洗浄にかけレジストを除去する。図3(c’)、図4(c’)はリフトオフ後の状態である。リフトオフ後に基板60の上に残った金属薄膜62bがプラズモンプローブ30である。
このように、四角、菱形などの形状でも同様に以上の工程でプラズモンプローブ30を作製できる。
図5、図6に本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光アシスト式磁気記録ヘッド3、近接場光発生器39の断面図を図示する。
図5は第1の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3の断面図である。
第1の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3は、サスペンション4、近接場光発生器39、磁気記録部40、磁気再生部41などを備えたスライダ11から構成されている。近接場光発生器39は、SIL(Solid Immersion Lens、ソリッドイマージョンレンズ)50とプラズモンプローブ30から構成されている。
第1の実施形態ではSIL50の表面にプラズモンプローブ30を作製しているが、図1で説明した基板60に代えてSIL50を用いる以外は全く同じ工程S1〜S3を用いてプラズモンプローブ30を作製できる。
図6は第2の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3の断面図である。
第2の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3と第1の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3との違いは、近接場光発生器39がプラズモンプローブ30を備えたスライダ11とSIL50から構成されている点である。また、図6に示すようにプラズモンプローブ30はスライダ11の表面に突出しないように構成されている。
このようなプラズモンプローブ30は、図2で説明した基板60に代えて凹部を設けたスライダ11を用いる以外は全く同じ工程S1〜S3により作製することができる。
なお、磁気記録部40、磁気再生部41の位置や構成も図5と異なっているが、特に限定されるものではなく図5と同様の位置や構成にしても良い。
第1の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3と第2の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3の機能について説明する。
図5、図6には図示せぬ半導体レーザから照射された近赤外レーザ光(波長1550nm、1310nm等)は、シリコンから形成されたSIL50によって図5、図6の矢印のようにプラズモンプローブ30の先端部P2またはP3に集光される。先端部P2またはP3からは近接場光が発生し、磁気ディスク2の表面を微小なスポット径で加熱する。このように加熱された領域に磁気記録部40によって情報を記録する。
図7に本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光アシスト式磁気記録ヘッド3を搭載した光アシスト式磁気記録装置の一例としてハードディスク装置の概略構成図を示す。
この光アシスト式磁気記録装置10は、記録用の磁気ディスク2と、支軸5を支点として矢印A方向(トラッキング方向)に回転可能に設けられたサスペンション4と、サスペンション4に取り付けられたトラッキング用のアクチュエータ6を筐体1内に備えている。また、サスペンション4の先端部に取り付けられた光アシスト式磁気記録ヘッド3と、磁気ディスク2を矢印B方向に回転させるモータ(不図示)と、を筐体1内に備えており、光アシスト式磁気記録ヘッド3が磁気ディスク2上で浮上しながら相対的に移動しうるように構成されている。本例では、磁気ディスク2及び光アシスト式磁気記録ヘッド3を複数積層した構造としている。
このように、本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を光アシスト式磁気記録装置に用いると微小なスポット径の近接場光を発生できるので、高密度に磁気記録することができる。
図8に本発明の近接場光発生器39を近接場光顕微鏡999に応用した実施形態の断面図を図示する。
ここでは、高屈折率のシリコンから形成されたカンチレバ902の試料910側の面に金を材料とするプラズモンプローブ30を形成した例を示す。本実施形態の近接場光発生器39は、カンチレバ902、プラズモンプローブ30から構成される。
カンチレバ902の形状は、例えば短冊形薄板であり、長さはおおよそ50μmから500μm、厚さはおよそ0.1μmから5μmである。プラズモンプローブ30は図1のような2等辺三角形の形状や、図3のような四角、図4のような菱形形状などを用いることができる。
このようなプラズモンプローブ30は、図1で説明した基板60に代えてカンチレバ902を用いる以外は全く同じ工程S1〜S3を用いて作製できる。
次に、近接場光顕微鏡999の機能を説明する。
試料910は基板911の上に置き、その表面に、上記のプラズモンプローブ30を近づける。レーザ906から出射した光はレンズ916によりコリメートされ、ビームスプリッタ905を通過後、対物レンズ904に入射する。光は対物レンズにより集光されプラズモンプローブ30の図14には図示せぬ先端部Pで収束する。
プラズモンプローブ30で発生した近接場光は、対物レンズ904により集光され、照射された近接場光により試料910から発する散乱光は検出器907で検出されるか、もしくは試料910の反対側に置かれた対物レンズ912により集光され、検出器913で検出される。
走査用ピエゾ素子908は基板911を駆動するために設けられている。試料910を走査用ピエゾ素子908を使い水平方向(紙面左右方向)に走査させると、試料910から検出される発光強度が変化し、その変化を記録することにより、試料910の像を得ることができる。ここで、試料910からの信号の偏光方向が、入射光の偏光方向と異なっている場合、偏光子917、918を光路中に配置する。ただし、レーザが直線偏光の場合偏光子918のみで良い。このように、偏光子918の偏光方向が入射光の偏光方向に対し直角になるようにすると、コントラストを向上させることができる。
このように、本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を近接場光顕微鏡999に用いると微小なスポット径の近接場光を発生できるので、鮮明な試料910の像を得ることができる。
プラズモンプローブ30と試料910表面の間隔は近接場光のしみだし深さである数十nm以内にする必要があるが、その間隔はプローブ先端と試料910表面の間に働く原子間力を測定することにより制御する。すなわちプラズモンプローブ30を数nm以内の振幅で振動用ピエゾ素子909を使い光軸方向(紙面上下方向)に振動させ、その振幅が一定になるようにプラズモンプローブ30と試料910表面の間隔を制御する。振幅の変化の測定は、レーザ906から出射した光とは別の光をカンチレバ902の対物レンズ904の面に当て、そこからの反射光をPSD(Position Sensing detector)914で検出することにより行う。振幅の変化の測定は、レーザ906から出射した光のうち、カンチレバ902で反射したものを、PSD914で検出することにより行っても良い。
図9に本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を近接場光露光装置333に応用した実施形態の断面図を図示する。
本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30は、光リソグラフィ用の近接場光露光装置333へ応用することも可能である。図9にその応用例を示す。
ここでは、シリコンから形成された基板350の基板322側の面に金を材料とするプラズモンプローブ30を形成した例を示す。近接場光発生器39は、基板350、ラズモンプローブ30から構成される。
このようなプラズモンプローブ30は、図1で説明した基板60に代えて基板350を用いる以外は全く同じ工程S1〜S3を用いて作製できる。
加工する基板322は、近接場光が届く位置に基板322を保持する図示せぬ露光台の上に載置されている。基板322の上には近接場光発生器39が発生する近接場光に感光するフォトレジスト321が塗布されている。加工する基板322上には近接場光発生器39が発生する近接場光に感光するフォトレジスト321が塗布されている。
プラズモンプローブ30は図1のような2等辺三角形の形状や、図3のような四角、図4のような菱形の形状などを用いることができる。
基板350に図示せぬ光源から、フォトレジスト321に向けて、フォトレジスト321を感光させる光を入射させる。すると、例えば図1に示すプラズモンプローブ30の先端部P2またはP3に局在する強い近接場光が発生し、その部分のフォトレジストが感光される。露光後は、フォトレジストを現像し、エッチング等の加工を基板322に施す。ここで、入射光の波長は、レジストが感光し、かつプラズモン共鳴が励起される波長にすることが好ましい。
図10に本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光ヘッド400を搭載した光記録装置の一例として光ディスク装置の概略構成図を示す。
この光ディスク装置410は、図7で説明した光アシスト式磁気記録装置10と基本的には同じ構成であり、記録媒体に相変化記録技術により情報を記録する相変化記録ディスク402を用い、光ヘッド400によって記録する点が異なっている。
記録用の相変化記録ディスク402と、支軸5を支点として矢印A方向(トラッキング方向)に回転可能に設けられたサスペンション4と、サスペンション4に取り付けられたトラッキング用のアクチュエータ6を筐体1内に備えている。また、サスペンション4の先端部に取り付けられた光ヘッド400と、相変化記録ディスク402を矢印B方向に回転させるモータ(不図示)と、を筐体1内に備えており、光ヘッド400が相変化記録ディスク402上で浮上しながら相対的に移動しうるように構成されている。本例では、相変化記録ディスク402及び光ヘッド400を複数積層した構造としている。
本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を光アシスト式磁気記録装置に用いると微小なスポット径の近接場光を発生できるので、高密度に相変化記録することができる。
図11に本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光ヘッド400の断面図を図示する。
光ヘッド400は、光アシスト式記録ヘッド3から磁気記録部40、磁気再生部41を除いた以外は同様の構成であり、サスペンション4、近接場光発生器39、スライダ11などから構成されている。
近接場光発生器39は、SIL50とプラズモンプローブ30から構成されている。
SIL50の表面にプラズモンプローブ30を作製する工程は図5で説明した工程と全く同じである。また、図6で説明した光アシスト式磁気記録ヘッド3から磁気記録部40、磁気再生部41を除いた構成のヘッドも光ヘッド400として利用することができる。
このように本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30は、いままでに説明した光アシスト式磁気記録装置の他、相変化記録技術により情報を記録する相変化記録ディスクを用いた光記録装置にも適用することができる。
以下、本発明の効果を確認するために行った実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
実施例1では、図1に示すプラズモンプローブの製造方法を用いて、図5のようにSIL50の平面部にプラズモンプローブ30を形成し近接場光発生器39を作製した。
プラズモンプローブ30を作製する工程について説明する。
最初に、近接場光発生器39に用いる半球状のSIL50を、シリコン結晶から作製した。SIL50の曲率半径は1.4mmである。次に、作製したSIL50の平面部に、レジスト61を350nmの厚さで塗布した。
S1・・・・・基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程。
電子線描画装置を用いてレジスト61を除去し、三角形の形状をパターニングした。
S2・・・・・基板に金属材料を蒸着して成膜する工程。
抵抗加熱蒸着法を用いて、図1の場合と同様にSIL50のレジストを塗布した面に対しθ=30°の角度で、パターニングした三角形の一辺に向けて金を蒸着し、厚さ40nmに成膜した。
S3・・・・・レジストを除去する工程。
アセトンの溶液中でSIL50を超音波洗浄にかけレジストを除去した。
このようにしてSIL50の平面部の上に、図5に示す厚さ40nmの金のプラズモンプローブ30を作成した。
また、作製した近接場光発生器39を用いて、光アシスト式磁気記録ヘッド3を作製した。
〔実験結果〕
実施例1で作製したプラズモンプローブ30の先端部P2、P3の形状を顕微鏡によって測定したところ曲率半径が15nm以下であることが確認できた。
また、実施例1で作製した近接場光発生器39に半導体レーザから照射された近赤外レーザ光(波長1550nm)を照射し、近接場光が発生することを確認した。
作製した近接場光発生器39を用いて、光アシスト式磁気記録ヘッド3を作製し、光アシスト式磁気記録装置10に組み込んで20μm以下のトラック幅で良好に磁気記録ができることを確認した。
[実施例2]
実施例1では、図2に示すプラズモンプローブの製造方法を用いて、図6のようにスライダ11の凹部にプラズモンプローブ30を形成し近接場光発生器39を作製した。
スライダ11の作成方法を説明する。最初に、シリコンから形成したスライダ11の片面に、ドライエッチング法を用いての凹部を作成した。次に、スライダ11の凹部を形成した面にレジスト61を350nmの厚さで塗布した。
S1・・・・・基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程。
電子線描画装置を用いてレジスト61を除去し、三角形の形状をパターニングした。
S2・・・・・基板に金属材料を蒸着して成膜する工程。
抵抗加熱蒸着法を用いて、図2の場合と同様にスライダ11のレジストを塗布した面に対しθ=30°の角度で、パターニングした三角形の一辺に向けて金を蒸着し、厚さ40nmに成膜した。
S3・・・・・レジストを除去する工程。
アセトンの溶液中でスライダ11を超音波洗浄にかけレジストを除去した。
このようにしてスライダ11の凹部に、図6のように厚さ40nmの金のプラズモンプローブ30を作成した。
SIL50はシリコンから作製し、スライダ11に接着した。作製した近接場光発生器39を用いて、光アシスト式磁気記録ヘッド3を作製した。
〔実験結果〕
実施例2で作製したプラズモンプローブ30の先端部P2、P3の形状を顕微鏡によって測定したところ曲率半径が15nm以下であることが確認できた。
また、実施例2で作製した近接場光発生器39に半導体レーザから照射された近赤外レーザ光(波長1550nm)を照射し、近接場光が発生することを確認した。
作製した近接場光発生器39を用いて、光アシスト式磁気記録ヘッド3を作製し、光アシスト式磁気記録装置10に組み込んで20μm以下のトラック幅で良好に磁気記録ができることを確認した。
以上このように、本発明によれば、先端部の曲率半径が小さいプラスモンプローブを簡単な方法で製造することができるプラズモンプローブの製造方法、および製造されたプラズモンプローブを用いた光アシスト式磁気記録ヘッド、光アシスト式磁気記録装置、近接場光顕微鏡装置、近接場光露光装置、光記録装置を提供できる。
本発明における実施形態のプラズモンプローブの製造方法を説明する第1の説明図である。 本発明における実施形態のプラズモンプローブの製造方法を説明する第2の説明図である。 本発明における実施形態のプラズモンプローブの製造方法を説明する第3の説明図である。 本発明における実施形態のプラズモンプローブの製造方法を説明する第4の説明図である。 第1の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3の断面図である。 第2の実施形態の光アシスト式磁気記録ヘッド3の断面図である。 本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光アシスト式磁気記録ヘッド3を搭載した光アシスト式磁気記録装置の概略構成図である。 本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を近接場光顕微鏡999に応用した実施形態の断面図である。 本発明の製造方法で製造したプラズモンプローブ30を近接場光露光装置333に応用した実施形態の断面図である。 本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光ヘッド400を搭載した光記録装置の一例として光ディスク装置の概略構成図である。 本発明の製造方法で作成したプラズモンプローブ30を用いた光ヘッド400、近接場光発生器39の断面図である。 従来のプラズモンプローブの製造方法を説明する説明図である。
符号の説明
1 筐体
2 磁気ディスク
3 光アシスト式磁気記録ヘッド
4 サスペンション
10 光アシスト式磁気記録装置
11 スライダ
30 プラズモンプローブ
39 近接場光発生器
40 磁気記録部
41 磁気再生部
50 SIL
60 基板
61 レジスト
62 金属薄膜
333 近接場光露光装置
999 近接場光顕微鏡
400 光ヘッド
402 相変化記録ディスク
410 光ディスク装置

Claims (7)

  1. 基板に塗布したレジストを所望の形状に除去する工程と、
    前記基板に金属材料を蒸着して成膜する工程と、
    前記レジストを除去する工程と、
    を有するプラズモンプローブの製造方法において、
    前記レジストを塗布した前記基板の面に対し斜め方向から蒸着することを特徴とするプラズモンプローブの製造方法。
  2. 請求項1に記載のプラズモンプローブの製造方法により製造したプラズモンプローブと、
    前記プラズモンプローブに光源からの光を集光する光学部品と、
    を有することを特徴とする近接場光発生器。
  3. 請求項2に記載の近接場光発生器と、
    前記近接場光発生器が発生した近接場光により加熱したトラックに磁気記録する磁気記録素子と、
    を有することを特徴とする光アシスト式磁気記録ヘッド。
  4. 記録媒体と、
    前記記録媒体を回転させる駆動手段と、
    前記記録媒体に近接場光を照射する請求項3に記載の光アシスト式磁気記録ヘッドと、
    前記光アシスト式磁気記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させるヘッド移動手段と、
    を有することを特徴とする光アシスト式磁気記録装置。
  5. 試料に近接場光を照射する請求項2に記載の近接場光発生器と、
    前記試料を前記近接場光発生器に対して相対的に走査する試料走査手段と、
    前記試料から発する散乱光を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする近接場光顕微鏡装置。
  6. 基板に近接場光を照射する請求項2に記載の近接場光発生器と、
    前記近接場光発生器が発する近接場光に感光する感光材料を備えた前記基板を前記近接場光が届く位置に保持する露光台と、
    を有することを特徴とする近接場光露光装置。
  7. 請求項2に記載の近接場光発生器を有することを特徴とする光記録装置。
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