JP2008299177A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラと現像ケースとの間における摩擦熱の発生や現像ローラにおける駆動トルクの増加を抑制する現像装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の現像装置34は、現像ローラ502と現像ケース503とを備える。現像ローラ502は、現像剤を担持搬送し、感光体ドラム31に形成された静電潜像を可視像化する。現像ケース503は、現像ローラ502を軸支する軸孔531、および、軸孔531からの現像剤漏出を防止する遮蔽部534を有する。
遮蔽部534は、現像ローラ502の外周面に沿った第1の面、および、第1の面の一端と連続し、現像ローラ502の外周面から離れる方向に延びている第2の面を有する。現像ローラ502は、現像剤を第1の面から第2の面へと担持搬送したのち感光体ドラム31に付着させる方向に回転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、感光体に形成された静電潜像を可視像化する現像装置およびこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
現像剤が収納されている現像ケースを備え、現像ケース内に現像ローラを有する現像装置において、現像ケースにおける現像ローラを軸支する軸受部から現像ケース外部への現像剤漏出が起こることがあった。現像剤漏出によって、直接画像に影響を与えるばかりでなく、光学系や帯電極、転写分離極、各種センサ等を汚染することによる2次的な不具合を発生させる原因となる。
そこで、現像ローラの両端部における現像ケースの軸受部からの外部への現像剤流出を防止するために、現像ローラにおける感光体ドラムの対向面とは反対側と、現像ケースの内壁との間にシール部材を配設している現像装置がある。
しかし、現像ローラにシール部材が接触することにより、摩擦熱による現像ローラの劣化が起きる。また駆動トルクの増加による現像装置への過度の負荷がかかる。
上記課題を解決するために、現像ローラとシール部材との間に潤滑剤を介在させることにより、摩擦熱の発生や駆動トルクの増加を抑制する現像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−228709号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術では、シール部材を配設する現像ケースの内壁は現像ローラとの距離を一定に保った形状をしており、一旦現像剤が現像ローラと現像ケースとの間に入り込むと排出されにくい。よって、使用回数を重ねるごとに現像剤が現像ローラと現像ケースとの間に溜まり、潤滑剤の効果が薄れる。潤滑剤の効果が薄れると摩擦熱の発生や駆動トルクの増加が起こるため、特許文献1の提案では根本的な対策になっていない。
本発明の目的は、現像ローラと現像ケースとの間に入り込んだ現像剤による圧力を開放でき、現像ローラと現像ケースとの間における摩擦熱の発生や現像ローラにおける駆動トルクの増加を抑制する現像装置およびこの現像装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の現像装置は、現像ローラと現像ケースとを備える。現像ローラは、現像剤を担持搬送し、感光体に形成された静電潜像を可視像化する。現像ケースは、現像ローラを軸支する軸受部、および、軸受部からの現像剤漏出を防止する防止手段を有する。
防止手段は、現像ローラの外周面に所定の間隙を設けて配置された第1の面、および、第1の面の一端と連続するとともに現像ローラの外周面から離れる方向に延びている第2の面を有する。現像ローラは、第1の面、第2の面、および感光体をこの順に通過するように回転する。
この構成では、現像ローラの回転方向を上記方向にすることにより、現像ローラに担持搬送される現像剤が第2の面に達したとき、現像ローラと現像ケースとの間に入り込んだ現像剤による圧力を開放できる。
この構成において、第2の面は、現像ローラの外周面の第1の面の一端と対向する箇所における接線方向にそって形成される平面であると好ましい。第2の面が平面であることにより、現像ローラと現像ケースとの間に入り込んだ現像剤による圧力を開放しやすい。
ここで、防止手段は、第1の面と第2の面とに取り付けられたシール部材をさらに備えると好ましい。シール部材の作用により、現像ローラ表面が傷つかないようにすることができるため、現像ローラと感光体との精密な現像ギャップを維持することが可能になる。
また、第2の面とシール部材との間に弾性部材が設けられると好ましい。現像ローラと現像ケースとの密閉性が向上でき、軸受部から現像ケース外部への現像剤漏出を防ぐことができる。
さらに、シール部材は、現像ローラの半円周以上にわたって対向するように構成されると好ましい。現像ローラと現像ケースとの密閉性を向上でき、軸受部から現像ケース外部への現像剤漏出を防ぐことができる。
加えて、シール部材は、起毛状の部材であると好ましい。現像ローラと現像ケースとの密閉性を向上しつつ、シール部材による現像ローラへの圧力を抑えることができる。
そのうえ、弾性部材は、ポリエチレン発泡体であると好ましい。ポリエチレン発泡体は、適度な弾性と復元性とを有するので、現像ローラと現像ケースとの密閉性を向上しつつ、現像ローラと現像ケースとの間に入り込んだ現像剤による圧力を開放できる。
本発明は、現像装置を備えた画像形成装置に適用できる。
本発明における現像装置は、現像ローラと現像ケースとの間に入り込んだ現像剤による圧力を開放できる構成をしているので、現像ローラと現像ケースとの間における摩擦熱の発生や現像ローラにおける駆動トルクの増加を抑制することができる。本発明の効果は、使用回数を重ねても発揮される。
以下、本発明の最良の実施形態に係る現像装置およびこの現像装置を備える画像形成装置を、図面を参照にしつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る現像装置が適用される画像形成装置の正面断面の略図である。本発明の画像形成装置100は、スキャナ部200、画像形成部300および給紙部400から構成されている。
スキャナ部200は、自動原稿搬送装置(ADF:AutomaticDocument Feeder)201、第1原稿台202、第2原稿台203、第1ミラーベース204、第2ミラーベース205、レンズ206および固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)207を備えている。
ADF201は、原稿トレイ211から第2原稿台203を経由して排出トレイ212に至る間に原稿を1枚ずつ搬送する。ADF201は、第1原稿台202の上面を開閉自在に被覆するように、背面側を支点に回動自在にされている。前面側が上方に移動するようにADF201を回動させて第1原稿台202の上面を露出させることにより、手動操作によって第1原稿台202に原稿を載置することができる。
第1原稿台202および第2原稿台203は、ともに硬質ガラス板によって構成されている。
第1ミラーベース204および第2ミラーベース205は、第1原稿台202および第2原稿台203の下方において水平方向に移動自在にされている。第2ミラーベース205の移動速度は、第1ミラーベース204の移動速度の1/2にされている。第1ミラーベース204は、光源および第1ミラーを搭載している。第2ミラーベース205は、第2ミラーおよび第3ミラーを搭載している。
ADF201によって搬送される原稿の画像を読み取る際には、第1ミラーベース204は、第2原稿台203の下方に停止している。光源の光は、第2原稿台203上を通過する原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
第1原稿台202に載置された原稿の画像を読み取る際には、第1ミラーベース204および第2ミラーベース205は、第1原稿台202の下方を水平方向に移動する。光源の光は、第1原稿台202上に載置された原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
ADF201を用いるか否かに拘らず、原稿の画像面における反射光は、光路長を一定にして、第2ミラーおよび第3ミラーによってレンズ206を経由してCCD207に入射する。
CCD207は、原稿の画像面における反射光の光量に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、画像形成部300に画像データとして入力される。
画像形成部300は、プロセス部30を構成する感光体ドラム31、帯電器32、露光装置33、現像装置34、転写ベルト35、クリーナ36および定着装置37を備えている。
感光体ドラム31は、表面に感光層が形成されており、矢印方向に回転する。帯電器32は、感光体ドラム31の表面を所定の電位に均一に帯電させる。帯電器32は、チャージャによる非接触方式、又は、ローラ若しくはブラシによる接触方式の何れを用いてもよい。
露光装置33は、感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光を照射する。これによって、感光体ドラム31の表面には、感光層における光導電作用によって静電潜像が形成される。露光装置33は、画像データに基づいて変調されたレーザ光をポリゴンミラーを介して感光体ドラム31の軸方向に走査する。これに代えて、ELやLED等の発光素子をアレイ状に配置した露光装置を用いることもできる。
現像装置34は、感光体ドラム31の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー像に可視像化する。
転写ベルト35は、感光体ドラム31の下方において複数のローラ間にループ状に張架されており、1×109 〜1×1013Ω・cm程度の抵抗値を有する。転写ベルト35のループ状の移動経路の内側には、転写ベルト35を挟んで感光体ドラム31に圧接する転写ローラ35Aが備えられている。転写ローラ35Aには、所定の転写電圧が印加され、転写ベルト35と感光体ドラム31との間を通過する用紙に、感光体ドラム31が担持するトナー像が転写される。
クリーナ36は、用紙に対するトナー像の転写を終えた感光体ドラム31の表面から、残留しているトナーを除去する。
定着装置37は、加熱ローラ37Aおよび加圧ローラ37Bを備えている。用紙上のトナーを加熱、加圧することにより、用紙にトナーを投錨させる。
給紙部400は、給紙カセット401,402,403,404および手差しトレイ405を備えている。給紙カセット401,402,403,404のそれぞれには、同じサイズの複数枚の用紙が収納される。手差しトレイ405には、使用頻度の低いサイズや紙質の用紙が載置される。
給紙部400は、給紙カセット401,402,403,404又は手差しトレイ405の何れかから1枚ずつ用紙を給紙する。給紙部400から給紙された用紙は、用紙搬送路10を経由して画像形成部30に搬送される。
図2は、本発明の実施形態に係る現像装置の構成を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る現像装置と感光体ドラムとの構成を示す断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る現像装置の構成要素の配置を示す断面図である。
現像装置34は、現像ローラ502と現像ケース503とを備えている。
現像ローラ502は、軸521と軸522とを備えている。軸522には切り込みが入っており、そこに図示しない駆動源から駆動を伝達され、現像ローラ502が回転する。
現像ケース503は、軸孔531、軸孔532、軸孔533および遮蔽部534を備えている。軸孔531は、本発明の軸受部に相当する。遮蔽部534は、本発明の防止手段に相当する。
遮蔽部534は、上端341から下端342まで軸孔531を中心とするほぼC形状の断面形状である。このC形状は、現像ローラ502の半円周以上を成す。しかし、従来の遮蔽部とは異なり、下端342の近傍は、実際には軸孔531を中心とするC形状ではなく、軸孔531から離れる方向に延びている。より厳密には地面と水平方向に延びているのが好ましい。この場合、遮蔽部534が現像ローラ502の半円周以上を成すことにより、現像ローラ502と現像ケース503との密閉性を向上でき、軸孔531から現像ケース503外部への現像剤漏出を防ぐことができる。また、現像ケース503の樹脂成型において、内スライド方式を採用できるため、従来に比べて金型を簡単に抜くことが可能となり、金型費も抑えることができる。
現像ローラ502と遮蔽部534との間の隙間寸法としては、上端341では0.7mmとしている。下端342の先端部では3.0mmと広くしている。遮蔽部534の現像ローラ502側の表面にシール部材504を貼付することで、現像ローラ502との隙間をなくすようにしている。シール部材504は不織布やモケット材であればよい。シール部材504と遮蔽部534とは、両面テープを介して貼付している。さらに下端342には弾性部材505を両面テープなどを用いて貼付することで、図示しない現像剤の侵入を防止している。
ここで現像装置34の組み立てについて説明する。まず、現像ローラ502を挟んで感光体ドラム31と反対側に、現像剤を攪拌搬送する図示しないスクリューが2本装着される。軸孔532、軸孔533を通してスクリューが挿入され、図示しないスクリュー用軸受で両端を支持固定する。その後、遮蔽部534にシール部材504を貼付する。次に、現像ローラ502の軸521を軸孔531に通し、図示しない現像ローラ用軸受を用いて両端で現像ローラ502を同様に支持固定する。このとき、シール部材504の作用により、現像ローラ502の表面が傷つかないようにすることができるため、現像ローラ502と感光体ドラム31との精密な現像ギャップを維持することが可能となる。
以下に本発明の実施形態で使用する2成分現像剤について、詳細に説明する。
トナーは、バインダー樹脂(ビスフェノールAプロピレンオキサイド、テレフタル酸または無水トリメリット酸を単量体として縮合重合して得られるポリエステル樹脂:ガラス転移温度60℃、軟化温度120℃)を100重量部、着色剤を5重量部、帯電制御剤(サリチル酸の亜鉛化合物;オリエント化学工業社製:ボントロンE84)を2重量部および隔離剤(マイクロクリスタリンワックス;日本精蝋社製:HNP−9)を3重量部をそれぞれ用いて作製した。
着色剤としては、黒トナーにはカーボンブラック(三菱化学製:MA−100)、マゼンタトナーにはC.I.ピグメント・レッド122、シアントナーにはC.I.ピグメント・ブルー15:3、イエロートナーにはC.I.ピグメント・イエロー74を用いた。
上記トナー材料は、ヘンシェルミキサにて10分間混合したあと、混練分散処理装置(三井鉱山株式会社製:ニーディックスMOS140−800)で溶融混練分散処理した。その混練物をカッティングミルで粗粉砕したあと、ジェット式粉砕機(日本ニューマチック工業株式会社製:IDS−2型)によって微粉砕し、風力分級機(日本ニューマチック工業株式会社製:MP−250型)を用いて分級を行うことによって体積平均粒径が6.5μmの着色樹脂粒子を得た。なお、体積平均粒径は、コールターマルチサイザーII(ベックマン・コールター株式会社製)で測定した。
得られた着色樹脂粒子100重量部に対して、ヘキサメチルジシラザンで表面処理された1次粒子の平均径が約12nmの疎水性シリカ微粉体(BET比表面積約140m/g)を1.5重量部と、同様の表面処理が施された1次粒子の平均径が約40nmの疎水性シリカ微粉体(BET比表面積約50m/g)を1.0重量部と、を加え、ヘンシェルミキサにて2分間混合することによって負帯電性のトナーを作製した。
キャリアは、コア粒子となるフェライト粒子とコア粒子を被覆するための被覆用塗液とを用いて作製した。
フェライト粉末を計量してボールミルにて混合したあと、ロータリーキルンにて900℃で仮焼し、得られたフェライトの仮焼粉を、粉砕媒体としてスチールボールを用いて湿式粉砕機により平均粒径2μm以下にまで微粉砕した。得られたフェライト微粉末をスプレードライ方式により粒径100〜200μmに造粒し、得られた造粒物を1300℃で焼成したあと、クラッシャを用いて解砕することにより重量平均粒径25μmのフェライト粒子を得た。
次にシリコーン樹脂(信越化学社製:TSR115)とチタン酸カリウム粉末(抵抗調整剤)とをトルエンに溶解分散させ、被覆用塗液を調整した。
得られた被覆用塗液を、スプレーコーティング装置によりフェライト粒子に被覆し、自然乾燥させてトルエンを除去し、シリコーン樹脂の被覆量が5重量%のキャリアを作製した。なお、シリコーン樹脂の被覆量は、蛍光X線分析装置により、フェライト樹脂由来のFeの含有量とシリコーン樹脂由来のSiの含有量を測定し、それらの値に基づいて算出した。
上記トナー5重量部と上記キャリア95重量部とをナウターミキサ(ホソカワミクロン社製:VL−0)にて20分間攪拌混合することによって、各2成分現像剤(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)を製造した。
組み立てられた現像装置34に、2成分現像剤が投入される。また現像剤量は、攪拌混合性を考慮して、現像ローラ502の中心軸よりは下になるような量が投入される。現像装置34内の現像剤はスクリュー側から現像ローラ502側に押し付けられ、磁力の影響を受けて現像ローラ502に現像剤穂立ちを形成する。現像ローラ502は、内部に複数のマグネットが内包されており(マグネットローラともいう)、それ自身は回転しないが、それを覆う現像スリーブが回転することにより現像穂立ちを形成する。
現像剤が現像装置34に投入された時点で、遮蔽部534に貼付されたシール部材504に現像剤が入り込む。現像剤は、直径数十μmの磁性体キャリアと直径数μmのトナーとから構成されているため、シール部材504の起毛の間に入り込む。使用回数を重ねるにつれ、さらにシール部材504の起毛の間に入り込む量が増えるため、徐々に現像剤による抵抗が大きくなる傾向にある。
現像ローラ502は、矢印方向に回転するので、現像剤は下から汲み上げられて感光体ドラム31の静電潜像に付着し、現像ローラ502上部の遮蔽部上端341に入り、下端342が通過した時点で圧力が開放される構造となる。
よって、遮蔽部下端342が現像ローラ502との隙間が広がっている分だけ、現像剤による圧力が低くなる。その結果、従来のC形状の遮蔽部534に比べて、現像装置34では下端342での現像剤が開放されやすく、使用回数を重ねても大きな抵抗とならず、現像ローラ502の駆動トルクが増加するのを防止することができる。
弾性部材505は、弾性を有する材料であるシリコーン、ウレタン等のゴム、低発泡ポリウレタンゴム、スポンジ、等であればよいが、ポリエチレン発泡体(BASF社製:ネオプレンE)が適度の弾性と復元性を有し、かつ優れた加工性を有する点でより好ましい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る現像装置が適用される画像形成装置の正面断面の略図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る現像装置と感光ドラムとの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の構成要素の配置を示す断面図である。
符号の説明
31−感光体ドラム
34−現像装置
502−現像ローラ
503−現像ケース
531−軸孔(軸受部)
534−遮蔽部(防止手段)

Claims (8)

  1. 現像剤を担持搬送し、感光体に形成された静電潜像を可視像化する現像ローラと、
    前記現像ローラを軸支する軸受部、および、前記軸受部からの現像剤漏出を防止する防止手段を有する現像ケースと、
    を備え、
    前記防止手段は、前記現像ローラの外周面に所定の間隙を設けて配置された第1の面、および、前記第1の面の一端と連続するとともに前記現像ローラの外周面から離れる方向に延びている第2の面を有し、
    前記現像ローラは、前記第1の面、前記第2の面、および前記感光体をこの順に通過するように回転する現像装置。
  2. 前記第2の面は、前記現像ローラの外周面の前記第1の面の一端と対向する箇所における接線方向に沿って形成される平面である請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記防止手段は、前記第1の面と前記第2の面とに取り付けられたシール部材をさらに備えた請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記第2の面と前記シール部材との間に弾性部材が設けられた請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記シール部材は、前記現像ローラの半円周以上にわたって対向するように構成された請求項3又は4に記載の現像装置。
  6. 前記シール部材は、起毛状の部材である請求項3〜5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記弾性部材は、ポリエチレン発泡体である請求項4〜6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の現像装置を備える画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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