JP2007041496A - トナー粒子、その製造方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 柱形状(円柱)もしくは柱形状(円柱)に順じた形状のトナー粒子で、断面直径Dに対する柱長さLの比が1〜3の範囲にある粒子が個数基準で全体の70%以上を占めるか、あるいは、断面直径Dに対する柱長さLの比の最頻値が1.5〜2の範囲にあるか、あるいは、断面直径Dに対する柱長さLの比の平均値が1.33〜2の範囲にあり、断面直径Dの分布幅が柱長さLの分布幅よりも小さい。
【選択図】 図1
Description
さらに、感光体や中間転写媒体などに付着している柱状トナーは、前述のごとく柱側面で付着しており、また電気的な付着力も強いので、柱長さに対して断面直径が小さい(断面直径に対する柱長さの比が1以上の)粒子では転写領域前での転写は行われ難く転写領域でのみ転写が行われるのでトナーの乱れも生じ難い。その結果、現像領域及び転写領域での画像品質の低下を避けることができる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、前述のごとく、柱状トナーは最終の転写材である紙等の記録媒体に対し柱側面で付着するので、図4を参照して、トナー粒子の断面直径Dの分布幅が柱長さLの分布幅に比べて小さければ、上記紙等の記録媒体に転写された後のトナー粒子の高さが一様になって定着後の印刷面の凹凸が小さくなり、均一な光沢を得ることができる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、トナー径の測定法として広く使用に供されている電気抵抗法及びレーザー回折・散乱法を用いて、体積基準の平均粒径を4〜10μmの範囲に維持することにより、適正な画像品質を確保できる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、粒子像分析測定法を用いて、個数基準の平均粒径が4〜10μmの範囲で粒径3μm未満の粒子を全体の10%以下ですることにより、微粉による地汚れを防止しつつ適正な画像品質を確保できる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、断面直径が2μm以上であれば、柱の破断による微粉の発生は起こり難い。従って、微粉による画像品質の低下が抑制されるとともに、耐久性にも優れた本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、図1を参照して、柱形状が円柱状である場合は、その円柱トナーの滑らかな側面が線として他の部材(現像ローラやブレード、感光体や中間転写媒体、最終記録媒体など)に一層確実に接触するため、第一特徴構成において説明した柱状トナーの現像工程での摩擦帯電効率の向上、フィルミングの防止効果が大きくなり、また、現像領域及び転写領域におけるトナーの配向状態の乱れによる画像品質の低下を抑制する効果が大きくなり、さらに、定着時の熱効率向上の効果も大きくなる。
従って、柱状トナーの効果がより一層良好に発揮されるトナー粒子が得られる。
すなわち、上記各樹脂の中から、要求されるトナー特性に応じて例えば50℃〜75℃のガラス転移温度の範囲内で適切な樹脂を結着樹脂成分として選択することができる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、要求されるトナーの定着温度特性に応じて、DSCにより測定した吸熱ピークが70〜110℃の範囲内で適切なワックスを選択して含有させることができる。
従って、本発明に係るトナー粒子の好適な実施形態が提供される。
すなわち、本発明の柱形状トナーは、第一特徴構成でも述べたように、現像領域及び転写領域での画像品質の維持に優れている。
従って、高画質を要求されるフルカラー用に適したトナー粒子が得られる。
すなわち、本発明の柱形状トナーは、第一特徴構成でも述べたように、柱形状の側面が線もしくは面として現像ローラ等に接触して効率良く摩擦帯電される。
従って、一成分現像用に一層適したトナー粒子が得られる。
すなわち、本製造方法によれば、繊維状に形成されたトナー原料を粉砕して得た柱形状(例えば円柱状)のトナー粒子はその表面(主として柱側面)が滑らかで粉砕トナーのような激しい凹凸がないため、粒子表面の摩滅や欠損による超微粉の発生が極めて少ない。同時に、断面直径のバラツキひいてはトナー径のバラツキも少なくすることができる。
従って、微粉による画像品質の低下が抑制されるとともに耐久性にも優れ、バラツキの少ないトナー径により高画質を維持できるトナー粒子の製造方法が提供される。
すなわち、トナー原料の混合物を混練する混練機と押出機が別の装置である場合には、混練機で処理された混練物を冷却した後、粗粉砕もしくは中粉砕してから押出機で溶融押出処理を行う必要があるのに対し、1つの溶融混練機によって溶融・混練・押出を同時に行ってトナー原料の溶融混練物が作製される。
従って、製造プロセスを簡略化できるトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、前記溶融混練機として実用的な装置が提示される。
従って、トナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、水分を含むトナー原料の場合、ポリエステル系などエステル結合を含む樹脂原料は加水分解を起こすが、混練部に備えた開口を通じて内部の処理物を乾燥させることにより、加水分解を抑制することができる。
従って、樹脂原料の劣化を抑制することができるトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、粉砕処理においてトナー原料中のワックスが溶けて処理機内に付着する等の不具合の発生が防止される。
従って、円滑に粉砕処理できるトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、機械式回転粉砕機により繊維状のトナー原料を効率良く粉砕処理しつつ、ローターの回転周速を150m/秒以下に制限して過粉砕により微粉の発生を抑制することができ、本発明に係るトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、無機微粉末の外添処理により種々の特性を改良することができ、しかも、本発明の柱状トナー粒子は、従来の粉砕トナーに比べて、外添された無機微粉末が滑らかな表面の柱側面に強く捕捉され表面から遊離し難い特性を有している。従って、本発明に係るトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、当該範囲のBET比表面積の無機微粉末を外添剤として用いることでトナー粒子表面を良好に外添処理することができ、本発明に係るトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、上記いずれかの金属酸化物を外添剤として外添処理して得られる負帯電特性のトナー粒子により、例えば負帯電特性の感光体上の電荷像を良好に現像することができるトナー粒子の製造方法の好適な実施形態が提供される。
すなわち、これらのトナー粒子を用いることにより、感光体上の電荷像を良好に現像して高画質を実現しつつ、トナーの劣化を抑制し耐久性にも優れた画像形成装置が提供される。
すなわち、本発明のトナー粒子によって負帯電特性の有機半導体上の電荷像を現像することにより、さらに有機感光体へのトナー粒子のフィルミングも抑制した画像形成装置の好適な実施形態が提供される。
すなわち、本発明のトナー粒子であれば、ベルト式の中間転写媒体を介して感光体上のトナー像を忠実に紙等の最終転写材に転写させることができ、本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態が提供される。
すなわち、本発明のトナー粒子であれば、感光体と中間転写媒体の周速度の比が0.95〜1.05の範囲で変化する場合においても良好な画像品質を維持させることができ、本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態が提供される。
すなわち、簡便な定着方式である熱ローラ方式によって、定着効率の良い本発明のトナー粒子を低エネルギで良好に定着させることができ、本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態が提供される。
先ず本発明の円柱状のトナー粒子は、図1に示すように、円柱もしくは円柱に順じた形状のトナー粒子1である。ここで、円柱に順じた形状とは、例えば、円柱の中間部の径が膨らんだ俵形状や、円柱の端部の角が面取りされたあるいは丸みを帯びた形状など、理想的な円柱から変形した形状を意味する。
次に本発明の円柱状のトナー粒子1は、結着樹脂、着色剤、離型剤(ワックス)等の成分からなるトナー原料を混合後、溶融・混練・押出を同時に行う溶融混練機によって処理し、得られたトナー原料の溶融混練物を繊維状に形成したのち、その繊維状に形成されたトナー原料を粉砕して得られる。ここで、上記溶融混練機は2軸型エクストルーダー10(図8参照)で構成される。
〔溶融混練処理と繊維化処理〕
溶融混練処理及び繊維化処理では、図8に示すように、予備混合装置(例えば、ホソカワミクロン(株)製:サイクロミックス)7、ホッパ10A付で内部に混練部材としての回転スクリュー11を有する2軸型エクストルーダー10、静止型ミキサー2、及び、静止型ミキサー2の出口から分岐した多段の分配流路3Aを有する流路構造体3などが設けられ、2軸型エクストルーダー10の出口と静止型ミキサー2の入口の間にはモータ5で駆動されるギアポンプ4が配置されている。ここで、2軸型エクストルーダー10は混練部10Bと押出部10Cを備え、かつ混練部10Bには公知の外部に通じる開口(図示せず)を備えている。さらに、分配流路3Aの最終段の各流路出口には、押出し用のノズル6が設けられている。また、2軸型エクストルーダー10、静止型ミキサー2、流路構造体3、ギアポンプ4には、図示は省略するが、トナー原料をバインダ樹脂の融点以上の高温、例えば130℃〜240℃程度に加熱して低粘度にするためのヒータを備えている。
前記粉砕処理は機械式回転粉砕機で行われ、例えばホソカワミクロン(株)製:ACMパルベライザが使用される。具体的には、本粉砕機は、図9に示すように、下方に気体導入口15を設け上方に気体及び粉体の排出口16を設けた本体17の内部を筒状部材18によって外側の粉砕室Aと内側の分級室Bとに区分し、粉砕室Aが粉砕部材19を備えたローター19Aを内蔵するとともに下方側で前記気体導入口15に連通し、分級室Bが粗粉と微粉を分級して微粉のみを通過させる分級機構20を経由して前記排出口16に連通している。尚、トナー原料の繊維状物は本体17の横側部に設けた投入口17Aから粉砕室Aに投入する。また、排出口16は図示しないバグフィルタ内蔵の集塵機を通して外部に向けて吸引排気されている。上記ローター19Aは上下軸心周りに回転自在であり、ローター19Aの外周部に、縦型ハンマータイプの粉砕部材19が粉砕室Aの内壁部に装着されたライナ21と間隙を隔てる状態で複数取付けられている。そして、上記粉砕室Aにおいて投入物が粉砕部材19から機械的衝撃力を受けて粉砕される。尚、過粉砕を避けるために、上記ローター19Aの回転周速は150m/秒以下に制限する。
外添処理では、BET比表面積が20〜500m2/gの範囲にある無機微粉末を使用し、具体的な外添剤Gの材料としては、チタン、アルミニウム、珪素、マグネシウム、及び亜鉛の酸化物のうちの少なくとも1つを有している。例えば流動性添加用の外添剤には、粒径7nm〜50nm程度のシリカ、アルミナ、チタニア等を用いる。外添処理には、前述の機械式粉砕機や各種の混合機、例えば、ホソカワミクロン(株)製のメカノフュージョンシステム、サイクロミックス、ナノアクチベーターなどが使用でき、他にヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)、メカノミル(岡田精工社製)等が使用できる。この外添処理により、本発明の円柱状のトナー粒子は負帯電特性となる。
Surface state theoryによれば、下式に示すように、粒子直径dのトナー粒子群について、トナー粒子の比帯電量の逆数であるM/Qは、キャリアに対するトナーの重量比Ct(wt%)に対して直線的な関係にある。ここで、Mは粒子質量、Qは帯電量、C1,C2は定数である。一般的には、Ctの増大に伴い、トナー粒子とキャリアの接触確率が減少するため、M/QはCtの増大とともに大きくなる。また、トナー粒子の粒子径dが大きくなるほど、立体障害によりキャリアの接触確率が減少するため、M/Qは粒子径dの増大とともに大きくなる。
上記傾向から、本発明の円柱トナー粒子は、近年普及が進んでいるカラープリンタへの採用が多い一成分現像用のトナーに、より適した帯電特性を有すると考える。
次に本発明の円柱状トナー粒子を用いる画像形成装置の具体例について説明する。
本画像形成装置は、感光体上に形成されたトナー画像を記録媒体上に転写する中間転写媒体を有するフルカラー画像形成装置である。該トナー画像が着色剤を含有した樹脂粒子表面に外添剤を含有させた前述の負帯電性トナーからなり、感光体は負帯電特性の有機半導体であり、中間転写媒体はベルトに形成されている。感光体と現像装置を一体化(プロセスカートリッジ)し、本体に取り外し自在に支持させている。感光体と中間転写媒体の周速度の比は0.95〜1.05の範囲に設定するのが好ましい。定着方式は例えば熱ローラ方式である。
感光体25は直径24〜86mmで表面周速60〜300mm/secで回転する有機感光体ドラムであり、コロナ帯電器26により感光体表面が均一に負帯電された後、露光器27によって記録すべき情報に応じた露光が行われ静電潜像が形成される。現像器28は一成分現像装置であり、感光体25上に一成分非磁性トナーTを供給することにより静電潜像を反転現像し可視像化する。現像器28には一成分非磁性トナーTが収納されており、図示の如く反時計方向に回転するトナー供給ローラ29によりトナーを現像ローラ30に供給する。現像ローラ30は反時計方向に回転し、トナー供給ローラ29より供給されたトナーTを表面に保持した状態で感光体25との接触部位に搬送し、感光体25上の静電潜像を可視像化する。
その場合、ベルトまたはドラムの導電性層に、感光体25からトナー像を転写するための一次転写電圧として+250〜+600Vの電圧が印加され、また、紙等の最終転写材への二次転写では、二次転写電圧として−400〜−2800Vの電圧が印加される。
〔円柱状トナーY〕
原料として、ポリエステル樹脂(Tg64℃、流出開始点119℃)100部、カーボンブラック10部、サリチル酸亜鉛塩3部、カルナウバワックス(融点83℃)5部を予備混合装置7(サイクロミックス、ホソカワミクロン製)でプレ混合した後、図8の二軸型エクストルーダー10へ供給した。混合品はエクストルーダー10で溶融混練し、さらに次工程へ溶融状態で150℃で押出・供給した。溶融品は引き続き静止型ミキサー2での混合を経て、ギアポンプ5で圧力調整の後(ギアポンポンプ後段で約4.2MPa)、流路構造体3の流路3Aを通流し、穴径300μmのノズル6から押出しつつ熱風により線径5.0μmとなるよう延伸し、微粒子前駆体繊維を得た。このときの繊維の生成速度は、押し出し量と繊維径から逆算して約40m/秒であった。
前記微粒子前駆体繊維を、分級機内蔵型粉砕機ACMパルベライザ(ホソカワミクロン製)で粉砕し、別途の微粉除去・粗粉除去を行うことなく体積平均径6.1μm、個数平均径5.3μm、体積基準における12μm以上の粒子の割合が1.3%、16μm以上の粒子の割合が0%、個数基準による5μm未満の粒子の割合が12.4%の円柱状トナーYを得た。
原料として、ポリエステル樹脂(Tg64℃、流出開始点119℃)100部、カーボンブラック10部、サリチル酸亜鉛塩3部、カルナウバワックス(融点83℃)9部をヘンシェル型ミキサーでプレ混合した後、二軸型エクストルーダーで混練し、冷却後、フェザーミル(ホソカワミクロン製)で粗砕した後、カウンタージェットミルAFG(ホソカワミクロン製)で微粉砕、さらにトナーセパレーターTTSP(ホソカワミクロン製)で分級し、体積平均径6.2μm、個数平均径5.2μm、体積基準における12μm以上の粒子の割合が1.2%、16μm以上の粒子の割合が0%、個数基準による5μm未満の粒子の割合が12.2%の粒子Xを得た。
2 静止型ミキサー
3 流路構造体
3A 流路
4 ギアポンプ
5 モータ
6 ノズル
7 予備混合装置
10 2軸型エクストルーダー
10A ホッパ
10B 混練部
10C 押出部
11 混練部材
12 繊維状体
13 回収装置
14 粉砕機
15 気体導入口
16 排出口
17 本体
17A 供給口
18 筒状部材
19 粉砕部材
19A ローター
20 分級機構
21 ライナ
22 回転体
23 分級羽根
25 感光体(有機感光体ドラム)
26 コロナ帯電器
27 露光器
28 現像器
29 トナー供給ローラ
30 現像ローラ
31 トナー規制ブレード
32 中間転写媒体(転写ベルト)
33 バックアップローラ
34 クリーニングブレード
100 感光体カートリッジ
110 感光体
120 現像器
130 帯電ローラ
140 中間転写装置
141 転写ベルト
142 駆動ローラ
143a〜d 従動ローラ
144 二次転写ローラ
145 ベルトクリーナ
146 給紙装置
147 定着装置
148 排紙経路
149 シート受け部
A 粉砕室
B 分級室
D 柱形状の断面直径(円柱断面直径)
L 柱長さ(円柱長さ)
L/D アスペクト比
RS 粒子周囲長
RH 包絡周囲長
RH/RS 粒子包絡度
S 記録シート
T トナー(一成分非磁性トナー)
Claims (29)
- 柱形状もしくは柱形状に順じた形状のトナー粒子。
- 前記柱形状の断面直径に対する柱長さの比が1〜3の範囲にある粒子が個数基準で全体の70%以上を占める請求項1記載のトナー粒子。
- 前記柱形状の断面直径に対する柱長さの比の最頻値が1.5〜2の範囲にある請求項1記載のトナー粒子。
- 前記柱形状の断面直径に対する柱長さの比の平均値が1.33〜2の範囲にある請求項1記載のトナー粒子。
- 前記柱形状において、柱側面視での粒子周囲長に対する包絡周囲長の比を断面直径に対する柱長さの比で割った値(〔包絡周囲長/粒子周囲長〕/〔柱長さ/断面直径〕)の平均値または最頻値が0.5〜0.75の範囲にある請求項1記載のトナー粒子。
- 前記柱形状の断面直径の分布幅が柱長さの分布幅よりも小さい請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 電気抵抗法による粒度分布測定値における体積基準の平均粒径が4〜10μmの範囲にある請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- レーザー回折・散乱法による粒度分布測定値における体積基準の平均粒径が4〜10μmの範囲にある請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 粒子像分析測定における個数基準の平均粒径が4〜10μmの範囲にあり且つ粒径3μm未満の粒子が全体の10%以下である請求項1〜8のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 前記柱形状の断面直径が2μm以上である請求項1〜9のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 前記柱形状が円柱状である請求項1〜10のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- ポリエステル系、ポリオール系、スチレンアクリル系、エポキシ系、ポリカーボネート系、ポリウレタン系、及びポリオレフィン系の各樹脂のうちの少なくとも1つを結着樹脂成分として含有する請求項1〜11のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- DSC(差走査熱量計)で測定した吸熱ピークが70〜110℃の範囲にあるワックスを含有する請求項1〜12のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- フルカラー用のトナーである請求項1〜13のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 一成分現像用のトナーである請求項1〜14のいずれか1項に記載のトナー粒子。
- 繊維状に形成されたトナー原料を粉砕して、請求項1〜15のいずれか1項に記載されたトナー粒子を製造するトナー粒子の製造方法。
- トナー原料を混合後、溶融・混練・押出を同時に行う溶融混練機によって処理し、得られたトナー原料の溶融混練物を繊維状に形成する請求項16記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記溶融混練機が、混練部と押出部を備えた2軸エクストルーダーである請求項17記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記2軸エクストルーダーが、前記混練部に外部に通じる開口を備えている請求項18記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記粉砕処理の処理温度が、前記ワックスの融点よりも低い温度範囲に設定される請求項16〜19のいずれか1項に記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記粉砕処理を機械式回転粉砕機で行うとともに、当該回転粉砕機におけるローターの回転周速が150m/秒以下である請求項16〜20のいずれか1項に記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記粉砕処理の後に、さらに無機微粉末を添加して混合する外添処理を行う請求項16〜21のいずれか1項に記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記無機微粉末のBET比表面積が20〜500m2/gの範囲にある請求項22記載のトナー粒子の製造方法。
- 前記外添剤として、チタン、アルミニウム、珪素、マグネシウム、及び亜鉛の酸化物のうちの少なくとも1つを有し、負帯電特性となる請求項22又は23記載のトナー粒子の製造方法。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載のトナー粒子、又は、請求項16〜24のいずれか1項に記載の製造方法により得られたトナー粒子を用いる画像形成装置。
- 感光体が負帯電特性の有機半導体である請求項25記載の画像形成装置。
- 中間転写媒体がベルトに形成されている請求項25又は26記載の画像形成装置。
- 前記感光体と中間転写媒体の周速度の比を0.95〜1.05の範囲に設定する請求項25〜27のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 定着方式が熱ローラ方式である請求項25〜28のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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