JP2008298435A - 圧力分布センサシートの校正用治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで且つ加圧流体源を必要とせず、更にスキージゴムのエッジやローラーへの有効荷重が大きく、且つ錘本体の不転倒を同時に確保できる圧力分布センサシートの校正用治具を提供すること。
【手段】スキージゴム30やローラー31の線上に力がかかる物体の圧力や圧力バランスを計測する圧力分布センサシートSの校正用治具Jであって、脚部10,10を有する支え体1と、前記支え体1に対して上下動自在に取り付けられた錘本体2と、前記錘本体2の下部に設けられたスキージゴム30又はローラー31とから成り、上面視において脚部10,10の下端部で囲まれる空域内に錘本体の重心Gが位置するように設定してある。
【選択図】図1
Description
この固体間感度差及び感圧素子間の感度差は、ローラーやスキージの圧力バランスを正確に計測する上では大きな支障となるため、校正が必要となる。
この発明の圧力分布センサシートの校正用治具は、スキージやローラーの線上に力がかかる物体の圧力や圧力バランスを計測する圧力分布センサシートの校正用治具であって、脚部を有する支え体と、前記支え体に対して上下動自在に取り付けられた錘本体と、前記錘本体の下部に設けられたスキージゴム又はローラーとから成り、上面視において脚部の下端部で囲まれる空域内に錘本体の重心が位置するように設定してある。
(請求項2記載の発明)
この発明の圧力分布センサシートの校正用治具は、上記請求項1記載の発明に関し、錘本体の重心は、上面視で脚部の下端部で囲まれる中央部分に位置設定されていることを特徴とする請求項1記載の圧力分布センサシートの校正用治具。
(請求項3記載の発明)
この発明の圧力分布センサシートの校正用治具は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、脚部を有する支え体は、正面視逆U字状又はV字状の一対の板材で形成されている。
(請求項4記載の発明)
この発明の圧力分布センサシートの校正用治具は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、脚部を有する支え体は、下部開放の箱体により構成されている。
(請求項5記載の発明)
この発明の圧力分布センサシートの校正用治具は、上記請求項1乃至4のいずれか2記載の発明に関し、圧力分布センサシート上に載せ置かれるスキージゴムの先端部分は30度から90度の角度を有している。
この校正用治具Jは、図1や図2に示すように、スキージゴム30の線上に力がかかる物体の圧力や圧力バランスを計測する圧力分布センサシートSの校正用治具であって、支え体1と、前記支え体1に対して上下動自在に取り付けられた錘本体2と、前記錘本体2の下部に設けられたスキージゴム30とから成り、上面視において脚部10,10の下端で囲まれる空域中央に錘本体2の重心Gが位置するように設定してある。
支え体1は、図1や図2に示すように、逆V字状(又は逆U字状)の一対の板材1a,1aで構成されており、その下端域である脚部10,10をゴム材11,11(又は樹脂材)で包皮して成る。なお、この実施例では支え体1は、上記ゴム材11,11以外は鋼板等の金属材料で形成されている。
ここで、上記板材1a,1a相互間への錘本体2の取り付けは、図1や図2に示すように、板材1a側の中心線上に穿設した縦長孔12を介して二本のリベットRを錘本体2に対して打ち込むように(又はボルトを螺入するように)する構成としている。この際、リベットRの打ち込む位置は、支え体1に対して錘本体2が上下動できるようにしておく。なお、この実施例では、上記縦長孔12と錘本体2の中心とが同一円直線上に位置している。
この校正用治具Jを使用した場合、以下の優れた効果を有する。
「スキージゴム30のエッジ(尖り部)への有効荷重を大きくとれること」
上述した如く、板材1a,1a相互間への錘本体2の取り付けは、図1や図2に示すように、板材1a側の中心線上に穿設した縦長孔12を介して二本のリベットRを錘本体2に対して打ち込むように(又はボルトを螺入するように)する構成とし、リベットRの打ち込む位置は、支え体1に対して錘本体2が上下動できるようにしてある。
「錘本体2の転倒が生じにくいこと」
上述した如く、上面視において脚部10,10の下端で囲まれる空域中央に錘本体2の重心Gが位置するように設定してある。
「低コストで且つ流体源を必要としないこと」
上記した構成からして、低コストで且つ加圧流体源を必要としないことが明らかである。
「効果のまとめ」
上記のことから、この校正用治具Jによると、低コストで且つ加圧流体源を必要とせず、更にスキージゴム30のエッジにかかる有効荷重が大きく且つ錘の不転倒を同時に確保できることが明らかである。
この校正用治具Jは、図4や図5に示すように、ローラー31の線上に力がかかる物体の圧力や圧力バランスを計測する圧力分布センサシートSの校正用治具であって、支え体1と、前記支え体1に対して上下動自在に取り付けられた錘本体2と、前記錘本体の下部に設けられたローラー31とから成り、上面視において脚部10,10の下端で囲まれる空域中央に錘本体2の重心Gが位置するように設定してある。
支え体1は、図4や図5に示すように、下端のみ開放の平面視四角形状の箱状体により構成されており、その上壁には2つの孔14,14を穿設してある。なお、この支え体1では、前記箱状体の周壁下部を脚部10,10として機能させている。
ここで、この校正用治具Jでは、図4や図5に示すように、支え体1に対して錘本体2を上下動自在とするための手段として、取手4の立ち上がり部40,40を孔14,14に密に挿通させる形態を採っている。
この校正用治具Jを使用した場合、以下の優れた効果を有する。
「ローラー31の有効荷重を大きくとれること」
この校正用治具Jでは、図4や図5に示すように、支え体1に対して錘本体2を上下動自在とするための手段として、取手4の立ち上がり部40,40を孔14,14に密に挿通させる形態を採っている。これにより、錘本体2の重量のうち、多くはローラー31を介して圧力分布センサシートSにかかることになる。つまり、ローラー31のへ荷重を大きくとれる。
「錘本体の転倒が生じにくいこと」
上述した如く、上面視において脚部10の下端で囲まれる空域中央に錘本体2の重心Gが位置するように設定してある。
「低コストで且つ加圧流体源を必要としないこと」
上記した構成からして、低コストで且つ加圧流体源を必要としないことが明らかである。
「効果のまとめ」
上記のことから、この校正用治具Jによると、低コストで且つ加圧流体源を必要とせず、更にローラー31にかかる有効荷重が大きく且つ錘本体2の不転倒を同時に確保できることが明らかである。
上記実施例1、2のスキージゴム30をローラー31に変えることができる。
S 圧力分布センサシート
G 重心
R リベット
1 支え体
1a 板材
10 脚部
11 ゴム材
12 縦長孔
14 孔
2 錘本体
30 スキージゴム
31 ローラー
4 取手
40 立ち上がり部
Claims (5)
- スキージやローラーの線上に力がかかる物体の圧力や圧力バランスを計測する圧力分布センサシートの校正用治具であって、脚部を有する支え体と、前記支え体に対して上下動自在に取り付けられた錘本体と、前記錘本体の下部に設けられたスキージゴム又はローラーとから成り、上面視において脚部の下端部で囲まれる空域内に錘本体の重心が位置するように設定してあることを特徴とする圧力分布センサシートの校正用治具。
- 錘本体の重心は、上面視で脚部の下端部で囲まれる中央部分に位置設定されていることを特徴とする請求項1記載の圧力分布センサシートの校正用治具。
- 脚部を有する支え体は、正面視逆U字状又はV字状の一対の板材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力分布センサシートの校正用治具。
- 脚部を有する支え体は、下部開放の箱体により構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力分布センサシートの校正用治具。
- 圧力分布センサシート上に載せ置かれるスキージゴムの先端部分は30度から90度の角度を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の圧力分布センサシートの校正用治具。
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