JP2008298405A - 冷却水温度の推測方法および推測装置 - Google Patents

冷却水温度の推測方法および推測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008298405A
JP2008298405A JP2007147830A JP2007147830A JP2008298405A JP 2008298405 A JP2008298405 A JP 2008298405A JP 2007147830 A JP2007147830 A JP 2007147830A JP 2007147830 A JP2007147830 A JP 2007147830A JP 2008298405 A JP2008298405 A JP 2008298405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
cooling
cooling tower
temperature
tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007147830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5013974B2 (ja
Inventor
Hiroko Matsuo
裕子 松尾
Takashi Koyanagi
隆 小柳
Masafumi Takesako
雅史 竹迫
Kanako Itou
嘉奈子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2007147830A priority Critical patent/JP5013974B2/ja
Publication of JP2008298405A publication Critical patent/JP2008298405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5013974B2 publication Critical patent/JP5013974B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】冷却塔からの冷却水の出口温度を実情に即して常に精度良く推測する。
【解決手段】冷却塔に戻される冷却水のバイパス流量が0で、かつ冷却塔ファンがON(冷却塔ファンが複数台ある場合には全台ON)となっていることを条件とし、その時の冷却水の出口温度Tout、入口温度Tin、外気エンタルピEairを実測する。そして、冷却水の出口温度の実測値Toutと入口温度の実測値Tinとから、Tave’=(Tin+Tout)/2として頂点温度Tave’を求め、この頂点温度Tave’の飽和空気のエンタルピを頂点エンタルピEtop’とし、頂点エンタルピEtop’と外気エンタルピの実測値Eairとの差を冷却水の入口温度の実測値Tinと出口温度の実測値Toutとの差で除して熱交換係数α’(α’=(Etop’−Eair)/(Tin−Tout))を求め、現在使用している熱交換係数αをα’に置き換える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、冷却塔からの冷却水の出口温度を推測する冷却水温度の推測方法および推測装置に関するものである。
従来より、テナントビルなどにおいては、熱源機と、この熱源機に補機として設けられ熱源機を通過する熱源水を搬送する熱源水ポンプと、冷却塔と、この冷却塔に補機として設けられ冷却塔からの冷却水を熱源機へ送る冷却水ポンプとを主要構成要素とする熱源システムが用いられている。
この熱源システムにおいて、熱源水ポンプより圧送された熱源水は熱源機により冷却あるいは加熱され、往ヘッダにおいて混合され、往水管路を介して空調機やファンコイルなどの外部負荷に供給される。外部負荷において熱交換された熱源水は、還水管路を介して還ヘッダに戻され、再び熱源水ポンプによって圧送され、以上の経路を循環する。冷却塔からの冷却水は、冷却水ポンプによって熱源機へ送られた後、冷却塔へ戻され、以上の経路を循環する。
このような熱源システムにおいて、本出願人は、冷却塔からの冷却水の出口温度を推測し、この推測した冷却水の出口温度を熱源機(冷凍機)への投入エネルギーの計算に用いることを考えている。冷却塔からの冷却水の出口温度(冷凍機への冷却水の入口温度)が分かれれば、その時の冷凍機の負荷率や冷却水の流量から冷凍機への投入エネルギーを計算することができ、この投入エネルギーから冷凍機の運転コストなどを割り出すことができる。また、冷凍機が複数台設けられているような場合、運転コストを考慮した冷凍機の最適運転制御を行うことも可能となる。
以下、本出願人が考えている冷却塔からの冷却水の出口温度の推測方法について説明する。なお、この推測方法は、特許文献1や非特許文献1、非特許文献2などに記載された技術を応用したものである。特許文献1や非特許文献1には、「熱交換量」が「水の温度の飽和空気のエンタルピと実際の空気のエンタルピとの差」に比例することが示されており、非特許文献2には「冷却塔の特性三角形」について記載されている。
〔冷却水の出口温度の推測〕
〔熱交換係数の設定〕
冷却水温度の推測に先立って、冷却塔の冷却能力を示すパラメータとして熱交換係数αを定めておく。この熱交換係数αは、非特許文献2に示された冷却塔の特性三角形(図10参照)の底辺をW、高さをHとした場合、α=H/Wとして表されるパラメータである。なお、図10において、横軸は温度(℃)、縦軸はエンタルピ(kJ/kg)を示し、その詳細については非特許文献2に示されているので、ここでの説明は省略する。
熱交換係数αは冷却水の流量によって異なる。冷却水の流量が少ないほど熱交換係数αは小さくなる。また、熱交換係数αが小さいほど冷却塔の冷却能力が大きいことを示す。
ここでは説明を簡単とするために、冷却塔からの冷却水は一定流量(設計流量)であるものとする。すなわち冷却水の変流量制御は行わず、また冷却塔をバイパスする水量はゼロである(つまり冷却塔を設計水量が通過する)ものとする。計算に用いる熱交換計算αは、冷却塔設計条件から計算した値を用いる。また、冷却塔が生成する冷却水の定格温度差(出口温度と入口温度との温度差の定格値)をΔTSとする。
〔手順〕
(1)外気エンタルピEairの計算条件値を決める。
(2)冷却水温度差ΔTの計算条件値を決める。
(3)冷却水温度差ΔTと熱交換係数αとから冷却塔の特性三角形の高さH(エンタルピΔEp)を計算する。この場合、ΔEp=ΔT×αとして、エンタルピΔEpを算出する。
(4)次に、冷却塔の特性三角形の頂点Ptopのエンタルピ(頂点エンタルピ)Etopを求める。この場合、外気エンタルピEairの計算条件値から、Etop=Eair+ΔEpとして、頂点エンタルピEtopを算出する。
(5)次に、飽和空気のエンタルピが頂点エンタルピEtopと等しい状態となる温度を頂点温度Taveとして探し出す。
(6)そして、頂点温度Taveと冷却水温度差ΔTとから、Tout=Tave−(ΔT/2)として、冷却水の出口温度Toutを算出する。これにより、外気エンタルピEairおよび冷却水温度差ΔTを所望の値(計算条件値)とした時の冷却水の出口温度Tout、すなわち所望の条件下での冷却水の出口温度Toutが推測される。
なお、上述においては、冷却塔からの冷却水は一定流量(設計流量)であるものとしたが、非特許文献2においては、冷却水流量変化時の計算方法も記載されている。
特開2005−134110号公報 空調省エネ最適化制御システム、(その4)空調制御システムの制御目標値の最適化方法、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集〔2004.9.8〜10(名古屋)、B−38、891〜894頁〕 「冷凍 2001年10月号 第76巻 第888号」、877〜885頁、社団法人日本冷凍空調学会
しかしながら、上述した冷却水の出口温度の推測方法では、冷却塔の冷却能力を示すパラメータを定めた後、このパラメータを変更せずにずっと用いる。冷却塔の冷却能力は、設置場所の影響を受けるため、設計値とは異なる場合がある。また、汚れなどにより、本来の冷却能力を出せない場合がある。このような理由から、最初に定めたパラメータが実情と合わず、冷却水の出口温度を精度よく推測することができない、という問題が生ずることがあった。冷却水の変流量制御を行うシステムでも、冷却水の変流量制御を行わないシステムと同様の問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、冷却水の出口温度を実情に即して常に精度良く推測することができる冷却水温度の推測方法および推測装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、所望の条件下での冷却塔からの冷却水の出口温度を予め定められているその冷却塔の冷却能力を示すパラメータに基づいて推測する冷却水温度の推測方法において、冷却塔からの冷却水の出口温度を実測する出口温度実測ステップと、冷却塔への冷却水の入口温度を実測する入口温度実測ステップと、外気エンタルピを実測する外気エンタルピ実測ステップと、冷却塔が所定の条件で運転されている時の少なくとも冷却塔からの冷却水の出口温度の実測値、冷却塔への冷却水の入口温度の実測値、外気エンタルピの実測値に基づいて、冷却塔の冷却能力を示すパラメータを補正するパラメータ補正ステップとを設けたものである。
この発明において、冷却塔の冷却能力を示すパラメータを冷却塔の所定流量・所定風量時(例えば、冷却塔の定格流量・定格風量時)の冷却能力を示す熱交換係数とした場合、この熱交換係数は、冷却塔が所定の条件で運転されている時の冷却塔からの冷却水の出口温度の実測値、冷却塔への冷却水の入口温度の実測値、外気エンタルピの実測値などに基づいて補正される。例えば、冷却塔に戻される冷却水のバイパス流量が0で、かつ冷却塔ファンが全台ONとなっていることを所定の条件とし、この時の冷却水の出口温度Tout、入口温度Tin、外気エンタルピEairを実測する。そして、冷却水の出口温度の実測値Toutと入口温度の実測値Tinとから、Tave’=(Tin+Tout)/2として頂点温度Tave’を求め、この頂点温度Tave’の飽和空気のエンタルピを頂点エンタルピEtop’とし、頂点エンタルピEtop’と外気エンタルピの実測値Eairとの差を冷却水の入口温度の実測値Tinと出口温度の実測値Toutとの差で除して熱交換係数α’(α’=(Etop’−Eair)/(Tin−Tout))を求め、この求めた熱交換係数αを蓄積する。そして、一定時間毎に、現在使用している熱交換係数αをα’に置き換える。
この発明において、冷却塔の冷却能力を示すパラメータを例えば冷却塔からの冷却水の流量と冷却能力との関係を示す熱交換特性とした場合、この熱交換特性は、冷却塔への冷却水の入口温度の実測値、外気エンタルピの実測値などに基づいて補正される。例えば、冷却塔に戻される冷却水のバイパス流量が0で、かつ冷却塔ファンが全台ONとなっていることを所定の条件とし、この時の冷却水の出口温度Tout、入口温度Tin、外気エンタルピEair、冷却水の流量Qを実測する。そして、冷却水の出口温度の実測値Toutと入口温度の実測値Tinとから、Tave’=(Tin+Tout)/2として頂点温度Tave’を求め、この頂点温度Tave’の飽和空気のエンタルピを頂点エンタルピEtop’とし、頂点エンタルピEtop’と外気エンタルピの実測値Eairとの差を冷却水の入口温度の実測値Tinと出口温度の実測値Toutとの差で除して熱交換係数α’(α’=(Etop’−Eair)/(Tin−Tout))を求め、この求めた熱交換係数α’を冷却水の流量の実測値Qに対応する熱交換係数として蓄積する。この計算処理をデータ収集周期毎に繰り返す。そして、一定期間毎に、冷却水の流量の実測値Qに対応して蓄積された熱交換係数α’より熱交換特性Iα’を求め、現在使用している熱交換特性IαをIα’に置き換える。
なお、本発明は、冷却水温度の推測方法としてではなく、冷却水温度の推測装置としても実現することが可能である。また、本発明では、外気エンタルピを実測するが、この外気エンタルピの実測には、外気温度と外気湿度とから計算によって外気エンタルピを求めることも含まれるものである。なお、外気エンタルピを求めるには、「外気温度、外気湿度」、「外気温度、外気露点温度」というような2種類の入力が考えられる。また、冷却水温度の計算のために、外気エンタルピではなく、外気湿球温度を用いることもできる。また、本発明において、冷却塔からの冷却水の流量を実測する場合、その冷却水の流量の実測には、冷却水ポンプへのインバータ周波数を確認することも含まれるものである。
本発明によれば、冷却塔が所定の条件で運転されている時の少なくとも冷却水の出口温度の実測値、冷却水の入口温度の実測値、外気エンタルピの実測値に基づいて冷却塔の冷却能力を示すパラメータを補正するようにしたので、冷却塔の所定流量・所定風量時の冷却能力を示す熱交換係数や冷却塔からの冷却水の流量と冷却能力との関係を示す熱交換特性など、冷却塔の冷却能力を示すパラメータを実情に即したものとし、冷却水の出口温度を常に精度良く推測することができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係る冷却水温度の推測方法の実施に用いる熱源システムの一実施の形態(実施の形態1)の要部を示す計装図である。この実施の形態1は、冷却水の流量を一定流量(定格流量)とするシステム、すなわち冷却水の変流量制御を行わないシステムへの適用例である。
同図において、1は外気の温度toutを検出する外気温度センサ、2は外気の湿度RHoutを検出する外気湿度センサ、3は冷凍機、4は冷凍機3への熱源水(冷水)の循環通路に補機として各個に設けられた1次ポンプ(熱源水ポンプ)、5は1次ポンプ4に付設された回転数調整用のインバータ、6は往ヘッダ、7は往水管路、8は往ヘッダ6から往水管路7を介して送られてくる熱源水の供給を受ける外部負荷(空調機、ファンコイルなどの熱負荷)、9は還水管路、10は外部負荷8への熱源水の供給量をその負荷状態に応じて調整するバルブである。
11は外部負荷8において熱交換され還水管路9を介して送られてくる熱源水が戻される還ヘッダ、12は往ヘッダ6と還ヘッダ10とを連通させるバイパス管路、13は往ヘッダ6から外部負荷8への熱源水の温度(往水温度)を計測する往水温度センサ、14は還ヘッダ11に戻される熱源水の温度(還水温度)を計測する還水温度センサ、15は還ヘッダ11に戻される熱源水の流量(負荷流量)を計測する流量計である。
往ヘッダ6は、第1の往ヘッダ6−1と第2の往ヘッダ6−2とから構成され、往ヘッダ6−1と6−2との間には、往ヘッダ6−2からの熱源水を往ヘッダ6−1へ圧送する2次ポンプ16(16−1,16−2)およびバルブ17が設けられている。
この熱源システムにおいて、1次ポンプ4により圧送された送水は、冷凍機3により冷水とされ、往ヘッダ6へ送られ、往水管路7を介して外部負荷8へ供給される。そして、外部負荷8において熱交換され、還水管路9を介して還ヘッダ11に戻され、再び1次ポンプ4によって圧送され、以上の経路を循環する。
この熱源システムにおいて、冷凍機3には補機として冷却塔システム18が設けられている。冷却塔システム18は、冷却塔18Aと冷却水ポンプ18Bとを備え、冷却塔18Aで生成される冷却水を冷却水ポンプ18Bによって冷凍機3へ圧送する。冷却塔18Aからの冷却水は、冷却水ポンプ18Bによって冷凍機3へ送られた後、冷却塔18Aに戻され、以上の経路を循環する。本実施の形態において、冷却水ポンプ18Bは定格回転数で回転し、一定の流量(定格流量)の冷却水を冷凍機3へ送る。
冷却塔システム18において、冷却塔18Aへの冷却水の流入路L2と冷却塔18Aからの流出路L3との間にはバイパス路L1が設けられており、このバイパス路L1と流出路L3との間にバイパス弁18Cが設けられている。バイパス弁18Cの開度θが0%の場合は、バイパス路L1を流れる冷却水のバイパス量が0となり、冷凍機3から戻されてきた冷却水の全量が流入路L2を通して冷却塔18Aへ送られる。バイパス弁18Cの開度θが100%の場合は、冷凍機3から戻されてきた冷却水の全量がバイパス路L1を流れる。
また、冷却塔システム18には、冷却塔18Aとバイパス弁18Cとの間の冷却水の流出路L3に、そこを流れる冷却水の温度を冷却水の出口温度Toutとして計測する冷却水出口温度センサ18Dが設けられている。また、冷却塔18Aへの冷却水の流入路L2の上流に、そこを流れる冷却水の温度を冷却水の入口温度Tinとして計測する冷却水入口温度センサ18Eが設けられている。
また、冷却塔システム18に対しては、本発明に係る冷却水温度の推測装置(以下、単に推測装置と呼ぶ)19が設けられている。この推測装置19は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。推測装置19には、外気温度センサ1からの外気温度tout、外気湿度センサ2からの外気湿度RHout、冷却水出口温度センサ18Dからの冷却水の出口温度Tout、冷却水入口温度センサ18Eから冷却水の入口温度Tinに加え、バイパス弁18Cへの開度指令値θ、冷却塔18AへのON/OFF指令、冷却水ポンプ18BへのON/OFF指令が分岐して与えられるものとされている。また、推測装置19のメモリ19Aには、冷却塔18Aの定格流量・定格風量時の冷却能力を示す熱交換係数の設計値がαとして設定されている。また、推測装置19のメモリ19Aには、冷却塔18Aが生成する冷却水の定格温度差ΔTSが設定されている。
なお、本実施の形態において、冷凍機3へのON/OFF指令、1次ポンプ4に付設されたインバータ5へのINV指令値、バイパス弁18Cへの開度指令値θ、冷却塔18AへのON/OFF指令、冷却水ポンプ18BへのON/OFF指令などは、図示されていない制御装置から送られてくるものとする。
〔冷却水の出口温度の推測〕
以下、図2に示すフローチャートを参照して、推測装置19が行う冷却塔18Aからの冷却水の出口温度の推測処理について説明する。推測装置19は、この冷却水の出口温度の推測処理を予め定められた制御周期毎に実行する。
推測装置19は、外気エンタルピEairの計算条件値と、冷凍機の負荷率Rの計算条件値を定める(ステップ101)。そして、メモリ19Aから冷却水の定格温度差ΔTSを読み出し(ステップ102)、冷凍機の負荷率Rの計算条件値と冷却水の定格温度差ΔTSから冷却塔の特性三角形(図10参照)の底辺W(冷却水温度差ΔT)を算出する(ステップ103)。
そして、メモリ19Aから冷却塔18Aに対して定められている熱交換係数αを読み出し(ステップ104)、ステップ103で算出した冷却水温度差ΔTと熱交換係数αとから冷却塔の特性三角形の高さH(エンタルピΔEp)を算出する(ステップ105)。この場合、ΔEp=ΔT×αとして、エンタルピΔEpを算出する。
次に、推測装置19は、ステップ105で算出したエンタルピΔEpと外気エンタルピEairの計算条件値とから、Etop=Eair+ΔEpとして、頂点エンタルピEtopを算出する(ステップ106)。
そして、この算出した頂点エンタルピEtopより、飽和空気のエンタルピが頂点エンタルピEtopと等しい状態となる温度を頂点温度Taveとして探し出す(ステップ107)。
そして、この求めた頂点温度Taveと冷却水温度差ΔTとから、Tout=Tave−(ΔT/2)として、冷却水の出口温度Toutを算出する(ステップ108)。これにより、外気エンタルピEairおよび冷凍機の負荷率Rを所望の値(計算条件値)とした時の冷却水の出口温度Tout、すなわち所望の条件下での冷却水の出口温度Toutが推測される。
〔熱交換係数の補正〕
推測装置19は、上述した冷却水の出口温度の推測処理と並行して、データ収集周期毎に熱交換係数の補正処理を行う。以下、図3に示すフローチャートを参照して、推測装置19が行う熱交換係数の補正処理について説明する。
推測装置19は、冷却水の入口温度Tin、冷却水の出口温度Tout、外気エンタルピEairの各実測値を取り込む(ステップ201)。この場合、冷却水の入口温度Tinの実測値は冷却水入口温度センサ18Eからの値として、冷却水の出口温度Toutの実測値は冷却水出口温度センサ18Dからの値として直接取り込み、外気エンタルピEairの実測値は外気温度センサ1からの外気温度toutおよび外気湿度センサ2からの外気湿度RHoutより計算される値として取り込む。
そして、ステップ202へ進み、その時の冷却塔18Aの運転状態をチェックする。この場合、バイパス弁18Cへの開度指令値θが0%でかつ冷却塔18AがONとされていることを所定の条件とし、この所定の条件が成立している場合にのみ、ステップ203以降の処理へと進む。すなわち、冷却塔18Aに戻されるバイパス流量が0で、かつ冷却塔18AのファンがON(冷却塔18Aのファンが複数台ある場合には全台ON)となっていることを所定の条件として、ステップ203以降の処理へと進む。
推測装置19は、バイパス弁18Cへの開度指令値θが0%でかつ冷却塔18AがONとされていることを確認すると(ステップ202のYES)、冷却水の出口温度の実測値Toutと入口温度の実測値Tinとから頂点温度Tave’を求める(ステップ203)。この場合、Tave’=(Tin+Tout)/2として、頂点温度Tave’を算出する。
そして、この頂点温度Tave’の飽和空気のエンタルピを頂点エンタルピEtop’として求め(ステップ204)、頂点エンタルピEtop’と外気エンタルピの実測値Eairとの差を冷却水の入口温度の実測値Tinと出口温度の実測値Toutとの差で除して熱交換係数α’を求め(ステップ205:α’=(Etop’−Eair)/(Tin−Tout))、現在使用している熱交換係数αをα’に置き換え(ステップ206)、補正後の熱交換係数αとする。これにより、メモリ19A中の熱交換係数αが実情に即した値とされ、この熱交換係数αを使用して冷却水の出口温度が常に精度よく推測されるものとなる。
〔実施の形態2〕
図4は本発明に係る冷却水温度の推測方法の実施に用いる熱源システムの他の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す計装図である。この実施の形態2は、冷却水の流量を可変とするシステム、すなわち冷却水の変流量制御を行うシステムへの適用例である。
同図において、図1と同一符号は図1を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。この熱源システムでは、冷却水ポンプ18Bに回転数調整用のインバータ18Fを付設し、冷凍機3への冷却水の流量を調整することができるようにしている。また、図示されていない制御装置よりインバータ18FへINV指令値(インバータ周波数F)を与えるようにし、このインバータ18Fへのインバータ周波数F(冷却水ポンプ18Bへのインバータ周波数F)を推定装置19へ分岐して与えるようにしている。
また、この熱源システムでは、推定装置19のメモリ19A内に、冷却塔18Aからの冷却水の流量と冷却能力との関係を示す熱交換特性を設定している。この例では、冷却水ポンプ18Bへのインバータ周波数Fを冷却水の流量Qを示す値とし、冷却水ポンプ18Bへのインバータ周波数Fと冷却塔18Aの熱交換係数αとの関係を示す熱交換特性Iα(図7参照)の設計値を設定している。
〔冷却水の出口温度の推測〕
以下、図5に示すフローチャートを参照して、推測装置19が行う冷却塔18Aからの冷却水の出口温度の推測処理について説明する。推測装置19は、この冷却水の出口温度の推測処理を予め定められた制御周期毎に実行する。
推測装置19は、外気エンタルピEairの計算条件値と、冷凍機の負荷率Rの計算条件値と、冷却水ポンプへのインバータ周波数F(冷却水の流量Q)の計算条件値を定める(ステップ301)。そして、メモリ19Aから冷却水の定格温度差ΔTSを読み出し(ステップ302)、冷凍機の負荷率Rの計算条件値と冷却水の定格温度差ΔTSと冷却水ポンプへのインバータ周波数F(冷却水の流量Q)から冷却塔の特性三角形(図10参照)の底辺W(冷却水温度差ΔT)を算出する(ステップ303)。
そして、メモリ19A中の熱交換特性Iαからインバータ周波数Fの計算条件値に対応する熱交換係数αを取得し(ステップ304)、ステップ303で算出した冷却水温度差ΔTと熱交換係数αとから冷却塔の特性三角形の高さH(エンタルピΔEp)を算出する(ステップ305)。この場合、ΔEp=ΔT×αとして、エンタルピΔEpを算出する。
次に、推測装置19は、ステップ305で算出したエンタルピΔEpと外気エンタルピEairの計算条件値とから、Etop=Eair+ΔEpとして、頂点エンタルピEtopを算出する(ステップ306)。
そして、この算出した頂点エンタルピEtopより、飽和空気のエンタルピが頂点エンタルピEtopと等しい状態となる温度を頂点温度Taveとして探し出す(ステップ307)。
そして、この求めた頂点温度Taveと冷却水温度差ΔTとから、Tout=Tave−(ΔT/2)として、冷却水の出口温度Toutを算出する(ステップ308)。これにより、外気エンタルピEair、冷凍機の負荷率Rおよび冷却水ポンプのインバータ周波数F(冷却水の流量Q)を所望の値(計算条件値)とした時の冷却水の出口温度Tout、すなわち所望の条件下での冷却水の出口温度Toutが推測される。
〔熱交換特性の補正〕
推測装置19は、上述した冷却水の出口温度の推測処理と並行して、データ収集周期毎に熱交換特性の補正データの蓄積処理を行う。以下、図6に示すフローチャートを参照して、推測装置19が行う熱交換特性の補正データ収集処理について説明する。
推測装置19は、冷却水の入口温度Tin、冷却水の出口温度Tout、外気エンタルピEair、冷却水の流量Qの各実測値を取り込む(ステップ401)。この場合、冷却水の入口温度Tinの実測値は冷却水入口温度センサ18Eからの値として、冷却水の出口温度Toutの実測値は冷却水出口温度センサ18Dからの値として直接取り込み、外気エンタルピEairの実測値は外気温度センサ1からの外気温度toutおよび外気湿度センサ2からの外気湿度RHoutより計算される値として取り込む。また、冷却水の流量Qの実測値は、冷却水ポンプへのインバータ周波数Fとして取り込む。
そして、ステップ402へ進み、その時の冷却塔18Aの運転状態をチェックする。この場合、バイパス弁18Cへの開度指令値θが0%でかつ冷却塔18AがONとされていることを所定の条件とし、この所定の条件が成立している場合にのみ、ステップ403以降の処理へと進む。すなわち、冷却塔18Aに戻される冷却水のバイパス流量が0で、かつ冷却塔18AのファンがON(冷却塔18Aのファンが複数台ある場合には全台ON)となっていることを所定の条件として、ステップ403以降の処理へと進む。
推測装置19は、バイパス弁18Cへの開度指令値θが0%でかつ冷却塔18AがONとされていることを確認すると(ステップ402のYES)、冷却水の出口温度の実測値Toutと入口温度の実測値Tinとから頂点温度Tave’を求める(ステップ403)。この場合、Tave’=(Tin+Tout)/2として、頂点温度Tave’を算出する。
そして、この頂点温度Tave’の飽和空気のエンタルピを頂点エンタルピEtop’として求め(ステップ404)、頂点エンタルピEtop’と外気エンタルピの実測値Eairとの差を冷却水の入口温度の実測値Tinと出口温度の実測値Toutとの差で除して熱交換係数α’を求め(ステップ405:α’=(Etop’−Eair)/(Tin−Tout))、このα’をその時のインバータ周波数F(冷却水の流量Qの実測値)に対応する熱交換係数(補正データ)として蓄積する(ステップ406)。
推測装置19は、この熱交換特性の補正データの蓄積処理をデータ収集周期毎に繰り返す。そして、一定期間毎に、インバータ周波数F(冷却水の流量の実測値Q)に対応して蓄積された熱交換係数α’より熱交換特性Iα’を求め(図8参照、図9:ステップ501)、現在使用している熱交換特性IαをIα’に置き換え(ステップ502)、補正後の熱交換特性Iαとする。これにより、メモリ19A中の熱交換特性Iαが実情に即した特性とされ、この熱交換特性Iαを使用して冷却水の出口温度が常に精度よく推測されるものとなる。
なお、上述した実施の形態1,2では、外気温度toutと外気湿度RHoutとから外気エンタルピEairを計算によって求め、この計算によって求めた外気エンタルピEairを実測値として用いたが、外気エンタルピEairを直接実測するセンサを設けるなどしてもよいことは言うまでもない。
また、上述した実施の形態2では、冷却水ポンプ18Bへのインバータ周波数Fを冷却塔18Aからの冷却水の流量Qの実測値として使用したが、冷却塔18Aからの冷却水の流量Qを直接実測するようにしてもよいことは言うまでもない。
また、実施の形態1において求められた熱交換係数α’を初期の熱交換係数αと比較したり、直前の熱交換係数αと比較するなどして、冷却塔18Aの性能劣化を検知することも可能である。同様に、実施の形態2において求められた熱交換特性Iα’を初期の熱交換特性Iαと比較したり、直前の熱交換特性Iαと比較するなどして、冷却塔18Aの性能劣化を検知することも可能である。このようにして、冷却塔18Aの性能劣化を検知し、適切なメンテナンスを行うことによって、エネルギーロスを防ぐことができる。
また、上述した実施の形態1,2によって推測した冷却水の出口温度は、冷凍機への投入エネルギーの計算に用いる以外にも、冷却塔を用いてフリークーリングする際の指標として用いることも可能である。
本発明に係る冷却水温度の推測方法の実施に用いる熱源システムの一実施の形態(実施の形態1)の要部を示す計装図である。 この熱源システムにおける推測装置が行う冷却塔からの冷却水の出口温度の推測処理を示すフローチャートである。 この熱源システムにおける推測装置が行う熱交換係数αの補正処理を示すフローチャートである。 本発明に係る冷却水温度の推測方法の実施に用いる熱源システムの他の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す計装図である。 この熱源システムにおける推測装置が行う冷却塔からの冷却水の出口温度の推測処理を示すフローチャートである。 この熱源システムにおける推測装置が行う熱交換特性の補正データの蓄積処理を示すフローチャートである。 この熱源システムにおける推測装置のメモリに設定される熱交換特性を例示する図である。 現在の熱交換特性IαをIα’に置き換える様子を示す図である。 この熱源システムにおける推測装置が行う熱交換特性の補正処理を示すフローチャートである。 冷却塔の特性三角形を説明する図である。
符号の説明
1…外気温度センサ、2…外気湿度センサ、3…冷凍機、4…1次ポンプ(熱源水ポンプ)、5…インバータ、6…往ヘッダ、7…往水管路、8…外部負荷、9…還水管路、10…バルブ、11…還ヘッダ、12…バイパス管路、13…往水温度センサ、14…還水温度センサ、15…流量計、16…2次ポンプ、17…バルブ、18…冷却塔システム、18A…冷却塔、18B…冷却水ポンプ、18C…バイパス弁、18D…冷却水出口温度センサ、18E…冷却水入口温度センサ、18F…インバータ、19…冷却水温度の推測装置、19A…メモリ、L1…バイパス路、L2…流入路、L3…流出路。

Claims (6)

  1. 所望の条件下での冷却塔からの冷却水の出口温度を予め定められているその冷却塔の冷却能力を示すパラメータに基づいて推測する冷却水温度の推測方法において、
    前記冷却塔からの冷却水の出口温度を実測する出口温度実測ステップと、
    前記冷却塔への冷却水の入口温度を実測する入口温度実測ステップと、
    外気エンタルピを実測する外気エンタルピ実測ステップと、
    前記冷却塔が所定の条件で運転されている時の少なくとも前記冷却塔からの冷却水の出口温度の実測値、前記冷却塔への冷却水の入口温度の実測値、前記外気エンタルピの実測値に基づいて、前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータを補正するパラメータ補正ステップと
    を備えることを特徴とする冷却水温度の推測方法。
  2. 請求項1に記載された冷却水温度の推測方法において、
    前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータは、前記冷却塔の所定流量・所定風量時の冷却能力を示す熱交換係数である
    ことを特徴とする冷却水温度の推測方法。
  3. 請求項1に記載された冷却水温度の推測方法において、
    前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータは、前記冷却塔からの冷却水の流量と冷却能力との関係を示す熱交換特性である
    ことを特徴とする冷却水温度の推測方法。
  4. 所望の条件下での冷却塔からの冷却水の出口温度を予め定められているその冷却塔の冷却能力を示すパラメータに基づいて推測する冷却水温度の推測装置において、
    前記冷却塔からの冷却水の出口温度を実測する出口温度実測手段と、
    前記冷却塔への冷却水の入口温度を実測する入口温度実測手段と、
    外気エンタルピを実測する外気エンタルピ実測手段と、
    前記冷却塔が所定の条件で運転されている時の少なくとも前記冷却塔からの冷却水の出口温度の実測値、前記冷却塔への冷却水の入口温度の実測値、前記外気エンタルピの実測値に基づいて、前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータを補正するパラメータ補正手段と
    を備えることを特徴とする冷却水温度の推測装置。
  5. 請求項4に記載された冷却水温度の推測装置において、
    前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータは、前記冷却塔の所定流量・所定風量時の冷却能力を示す熱交換係数である
    ことを特徴とする冷却水温度の推測装置。
  6. 請求項4に記載された冷却水温度の推測装置において、
    前記冷却塔の冷却能力を示すパラメータは、前記冷却塔からの冷却水の流量と冷却能力との関係を示す熱交換特性である
    ことを特徴とする冷却水温度の推測装置。
JP2007147830A 2007-06-04 2007-06-04 冷却水温度の推測方法および推測装置 Expired - Fee Related JP5013974B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147830A JP5013974B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 冷却水温度の推測方法および推測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147830A JP5013974B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 冷却水温度の推測方法および推測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008298405A true JP2008298405A (ja) 2008-12-11
JP5013974B2 JP5013974B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40172078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007147830A Expired - Fee Related JP5013974B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 冷却水温度の推測方法および推測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5013974B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243038A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Toenec Corp 空調用冷却塔性能評価システム
JP2017053580A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 冷却塔循環水の汚れ検査装置および汚れ検査方法
JP2019100662A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 三菱重工業株式会社 状態評価装置、状態評価システム、状態評価方法、およびプログラム
CN112212517A (zh) * 2020-10-09 2021-01-12 宁波方太厨具有限公司 热水器的温度调节方法、系统、电子设备及存储介质
JP2021055975A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 新菱冷熱工業株式会社 熱源システム制御方法及びその装置
CN114608856A (zh) * 2022-03-17 2022-06-10 华能桂林燃气分布式能源有限责任公司 一种机力通风冷却塔变工况性能计算方法
CN114741742A (zh) * 2022-02-24 2022-07-12 西安交通大学 一种多进风型复合消雾冷却塔的设计计算方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6578254B2 (ja) 2016-07-05 2019-09-18 月島機械株式会社 遠心分離装置および遠心分離方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148385A (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 Hitachi Reinetsu Jiyuusetsu Kk 冷却設備の制御装置
JPH0221199A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Kawasaki Steel Corp 給水温度調整方法
JPH0328694A (ja) * 1989-06-26 1991-02-06 Mitsui Petrochem Ind Ltd 冷却塔の温度調節方法
JP2005134110A (ja) * 2005-02-15 2005-05-26 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 空調設備

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148385A (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 Hitachi Reinetsu Jiyuusetsu Kk 冷却設備の制御装置
JPH0221199A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Kawasaki Steel Corp 給水温度調整方法
JPH0328694A (ja) * 1989-06-26 1991-02-06 Mitsui Petrochem Ind Ltd 冷却塔の温度調節方法
JP2005134110A (ja) * 2005-02-15 2005-05-26 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 空調設備

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243038A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Toenec Corp 空調用冷却塔性能評価システム
JP2017053580A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 冷却塔循環水の汚れ検査装置および汚れ検査方法
JP2019100662A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 三菱重工業株式会社 状態評価装置、状態評価システム、状態評価方法、およびプログラム
JP2021055975A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 新菱冷熱工業株式会社 熱源システム制御方法及びその装置
CN112212517A (zh) * 2020-10-09 2021-01-12 宁波方太厨具有限公司 热水器的温度调节方法、系统、电子设备及存储介质
CN114741742A (zh) * 2022-02-24 2022-07-12 西安交通大学 一种多进风型复合消雾冷却塔的设计计算方法
CN114741742B (zh) * 2022-02-24 2024-02-13 西安交通大学 一种多进风型复合消雾冷却塔的设计计算方法
CN114608856A (zh) * 2022-03-17 2022-06-10 华能桂林燃气分布式能源有限责任公司 一种机力通风冷却塔变工况性能计算方法
CN114608856B (zh) * 2022-03-17 2024-03-19 华能桂林燃气分布式能源有限责任公司 一种机力通风冷却塔变工况性能计算方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5013974B2 (ja) 2012-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5013974B2 (ja) 冷却水温度の推測方法および推測装置
JP6334230B2 (ja) 冷凍機システム
US9605893B2 (en) Heat source device
JP4124228B2 (ja) 空気調和装置
JP4705878B2 (ja) 空気調和装置
KR101508448B1 (ko) 열원 시스템 및 열원 시스템의 대수 제어 방법
JP6570746B2 (ja) 熱媒体循環システム
EP2034261A1 (en) Air conditioner
WO2015072376A1 (ja) 熱源機及びその制御方法
KR20110081756A (ko) 히트 펌프 및 히트 펌프의 열매체 유량 연산 방법
US20170336119A1 (en) On board chiller capacity calculation
CN102345949A (zh) 一种多联式空调换热器冷媒流量调节系统及其调节方法
US11808483B2 (en) Systems and methods for controlling free cooling and integrated free cooling
JP2007333361A (ja) 冷却塔群の省エネルギー運転方法及びこれに用いる冷却塔群
JP2010014364A (ja) 空調システム及びその制御方法
JP2013170753A (ja) 冷凍機システム
JP2014035090A (ja) 空調システム
JP6551593B2 (ja) 冷媒量推定方法及び空気調和装置
JP2012141098A (ja) 熱源システムおよびその制御方法
JP2010243002A (ja) 空調システム
JP2012193903A (ja) 外気利用空調システム、その外気熱交換システム
JP2019143817A (ja) 一体型空気調和装置の管理装置および管理プログラム
JP6523798B2 (ja) 熱源設備及び熱源設備制御方法
JP2007255738A (ja) 空気調和装置
JP2014035101A (ja) 空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120605

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees