JP2008296957A - 卵の処理装置の充填本体部 - Google Patents
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Abstract
【課題】 単列コンベアから放出された所定個数の卵を移載装置の卵収容座で受け止める際に、隣接する卵同士の衝突を防止することのできる卵の処理装置の充填本体部を提供する。
【解決手段】 分配コンベア10(単列コンベア)の卵Eを把持する把持部材11〜15のピッチP1と、移載装置20が具備する卵収容座21〜25のピッチP2との関係をP1<P2とし、前記分配コンベア10を所定の搬送速度で駆動させて、当該分配コンベア10により搬送される所定個数(例えば、5個)の卵E1〜卵E5の、最上流側の卵E5から順に直近下流側の残りの卵Eを所定時間ずつ遅延させて順次放出するよう構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 分配コンベア10(単列コンベア)の卵Eを把持する把持部材11〜15のピッチP1と、移載装置20が具備する卵収容座21〜25のピッチP2との関係をP1<P2とし、前記分配コンベア10を所定の搬送速度で駆動させて、当該分配コンベア10により搬送される所定個数(例えば、5個)の卵E1〜卵E5の、最上流側の卵E5から順に直近下流側の残りの卵Eを所定時間ずつ遅延させて順次放出するよう構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、単列コンベアにより所定ピッチをもって把持された卵を所定方向に搬送し、当該単列コンベアの搬送経路の所定位置において、当該単列コンベアから放出される卵を下方に配置された移載装置にていったん受け止めたのち、当該移載装置の下方に位置付けられた容器に卵を移載する卵の処理装置の充填本体部に関するものである。
従来、単列コンベアにより所定ピッチをもって把持された卵を所定方向に搬送し、当該単列コンベアの搬送経路の所定位置において、当該単列コンベアから放出される卵を下方に配置された移載装置にていったん受け止めたのち、当該移載装置の下方に位置付けられた容器に卵を移載する卵の処理装置の充填本体部は公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、移載装置の卵収容座のピッチが、単列コンベアの把持部材の取り付けピッチよりも少し短いピッチで形成され、単列コンベアにより所定方向へ搬送される所定個数(例えば、5個)のうち、搬送方向最下流側の卵から順に直近上流側の残りの卵を順次放出し、これらを移載装置の卵収容座における最下流側の卵収容座から上流側の卵収容座に向かって順に収容するようにした卵の処理装置の充填本体部が開示されている(なお、前述の「最下流側」や「上流側」の表記は、単列コンベアの搬送方向を基準にして説明している。)。
前記特許文献に記載されている卵の処理装置の充填本体部においては、搬送方向最下流側の卵E1、卵E2、卵E3、卵E4、搬送方向最上流側の卵E5の順序で単列コンベアから放出される。そして、単列コンベアから放出された最下流側の卵E1を移載装置の卵収容座における最下流側の卵収容座で受け取り、最終的に最上流側の卵E5移載装置の卵収容座における最上流側の卵収容座で受け取るようになっている。
しかしながら、単列コンベアから卵の放出時に伴う慣性力で卵は放物線を描いて落下するため、この放物落下の作用で、一の卵収容座へ既に収容されている卵に、その直近上流側の卵収容座に収容される卵が接触してしまう恐れがあり、しばしば卵が割れてしまうという問題があった。
したがって、本発明は、前記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その目的とするところは、単列コンベアの卵を把持する把持部材のピッチP1と、移載装置が具備する卵収容座のピッチP2との関係をP1<P2とし、前記単列コンベアを所定の搬送速度で駆動させて、当該単列コンベアにより搬送される所定個数(例えば、5個)の卵の、最上流側の卵から順に直近下流側の残りの卵を所定時間ずつ遅延させて順次放出するよう構成し、放出された各卵を移載装置の卵収容座で受け止める際に、隣接する卵同士の接触を防止することのできる卵の処理装置の充填本体部を提供することにある。
請求項1に記載の卵の処理装置の充填本体部における発明では、単列コンベアにより卵をピッチP1で把持して所定方向に搬送し、前記単列コンベアから下方に放出された卵を、ピッチP2で形成されたN個の卵収容座を有する移載装置でいったん受け止めたのち、当該移載装置の下方に位置付けられた容器に卵を移載する卵の処理装置の充填本体部であって、前記単列コンベアの卵の把持ピッチP1と前記移載装置の卵収容座のピッチP2との関係がP1<P2であることを特徴としたものである。
請求項2に記載の卵の処理装置の充填本体部における発明では、請求項1に記載の発明において、前記P1が51mm以上55mm未満であり、前記P2が63.5mm以上68mm未満であることを特徴としたものである。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる卵の処理装置の充填本体部は、単列コンベアの卵を把持する把持部材のピッチP1と、移載装置が具備する卵収容座のピッチP2(前記P2は、単列コンベアの把持部材を開閉させる開閉爪作動手段の取り付けピッチと同ピッチである。)との関係をP1<P2(例えば、P1=52mm、P2=65mm)となるように構成してある。このため、単列コンベアにより所定方向へ搬送される所定個数(例えば、5個)のうち、搬送方向最上流側の卵E5を把持している把持部材の開閉爪と、これに対応する最上流側の開閉爪作動手段とが最初に当接して、前記最上流側に位置する卵が単列コンベアから最初に放出されることになる。
上述の時点において、前記卵E5の直近下流側の卵E4を把持している把持部材の開閉爪と、これに対応する開閉爪作動手段との離間距離はP2−P1となり、前記卵E4の直近下流側の卵E3を把持している把持部材の開閉爪と、これに対応する開閉爪作動手段との離間距離は(P2−P1)×2となり、前記E3の直近下流側の卵E2を把持している把持部材の開閉爪と、これに対応する開閉爪作動手段との離間距離は(P2−P1)×3となり、搬送方向最下流側の卵E1を把持している把持部材開閉爪と、これに対応する開閉爪作動手段との離間距離は(P2−P1)×4となる。
上述のように、前記単列コンベアの各把持部材の開閉爪と、それらに対応する各開閉爪作動手段との離間距離は、それぞれP2−P1、(P2−P1)×2、(P2−P1)×3、(P2−P1)×4であるから、前記卵E5の次に単列コンベアから放出されるのは卵E4となる。このように、単列コンベアから卵E1〜卵E5が放出される順番は、卵E5、卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順となる。換言すれば、最上流側の卵から順に直近下流側の残りの卵を順次放出する。
したがって、従来技術の課題であった、単列コンベアから卵が放出された際に、移載装置の一の卵収容座へ既に収容されている卵に、その直近上流側の卵収容座に収容される卵が接触してしまうという事態を回避することができる。
また、前記単列コンベアは、所定の搬送速度(例えば、26m/min)で駆動しているので、前記最上流側の卵E5の放出開始から卵E4、卵E3、卵E2、卵E1が単列コンベアからそれぞれ放出されるタイミングは、前記卵E5の単列コンベアからの放出開始から所定時間(例えば、0.03秒)ずつ遅延して卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順で放出される。
したがって、卵E5〜卵E1は、卵の卵殻で一番強度の低い短軸方向の周面(すなわち、赤道から約±2.5mmの周面)が互いに重ならないように移載装置の各卵収容座へ投入されるので、前記短軸方向の周面同士の接触も防止することができる。
つぎに、本発明の実施の形態として、卵の処理装置の充填本体部について添付図面に従って説明する。図1は、本発明にかかる卵の処理装置の充填本体部T(以下、単に充填本体部Tと記す。)を説明する概略側面図である。
図1に示すように、前記充填本体部Tは、大略、卵Eを単列状態でX方向に搬送する単列コンベアとしての分配コンベア10と、分配コンベア10と当該分配コンベア10の搬送方向と直交する方向に配置された容器コンベア30との間に配置されるとともに、前記分配コンベア10から放出される卵Eをいったん受け止めたのち、前記容器コンベア30上に位置付けられた容器Cに卵Eを移載する移載装置20とから構成されている。
前記分配コンベア10のチェーン16には、卵Eを把持するための多数の把持部材11〜15が所定のピッチP1で取り付けられている。具体的には、前記把持部材11〜15の取り付けピッチP1は例えば、52mmで形成されている。なお、図1における分配コンベア10の把持部材は、便宜上、把持部材11〜15のみ着目して図示しており、残りの他の把持部材は省略している。
また、前記分配コンベア10の各把持部材11〜15には、把持部材を開閉する開閉爪17がそれぞれ設けられており、各把持部材11〜15により把持された卵Eは、前記開閉爪17が作動することにより開放・放出され、下方の所定位置に配置された移載装置20に具備されている所定のカップ(卵収容座)21〜25に投入される。
前記分配コンベア10のフレーム(図示せず)には、開閉爪作動手段の一例である5個のロータリーソレノイド41〜45が所定のピッチP3で取り付けられている。具体的には、前記ロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3は、後述する移載装置20の各カップ21〜25のピッチP2と同ピッチの例えば、65mmピッチで取り付けられている。
また、前記ロータリーソレノイド41〜45には、フック46がそれぞれ取り付けられている。そして、分配コンベア10から卵Eを放出するための各開閉爪17の作動は、前記分配コンベア10の一の把持部材に取り付けられている開閉爪17と、一のロータリーソレノイドに取り付けられているフック46とが当接することにより実施される。なお、前記ロータリーソレノイド41〜45の作動は、卵の処理装置全体を制御する制御装置(図示せず)から出力される信号に基づいて行なわれる。
前記移載装置20について説明する。図1に示すように、21、22、23、24、25は、分配コンベア10から放出された卵Eをいったん受け取るためのカップ(卵収容座)であり、本実施例では、容器コンベア30の搬送幅方向と同一方向に5個のカップ21〜25が移載装置20に備えられている。また、前記各カップ21〜25は、所定のピッチP2で取り付けられている。具体的には、前記各カップ21〜25のピッチP2は、例えば、65mmで形成されており、前記分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1よりも13mm長いピッチで形成されている。
また、前記移載装置20は、卵Eが当該移載装置の各カップ21〜25にいったん収容されると、カップ群が容器コンベア30上の所定位置に位置付けられた容器Cの卵収容座C1〜C5のピッチP4と同ピッチとなるように2点鎖線で示した矢印方向に狭まりながら下降し、待機する容器Cへ5個の卵を一括して移載する。5個の卵Eが収容された容器Cは、容器コンベア30の駆動により次の卵収容座列が前述の所定位置に位置付けるよう前進(紙面に向かって垂直方向)する。
前記充填本体部Tにおいて、分配コンベア10により単列状態でX方向へ搬送される各卵E1〜卵E5が、移載装置20に備えられている5個のカップ21〜25のうち、いずれのカップに投入されるかの投入位置設定については前述の制御装置(図示せず)内に次のように設定されている。
図1において、分配コンベア10の把持部材11〜15により把持されている5個の卵E1〜卵E5のうち、分配コンベア10の搬送方向最下流側に位置する卵E1については、移載手段20の最下流側のカップ21がこれを受け止め、前記卵E1の直近上流側の卵E2ついては、前記カップ21の直近上流側のカップ22がこれを受け止めるよう設定されている。
同様に、卵E3ついては、移載手段20のカップ23がこれを受け止め、前記卵E3の直近上流側の卵E4ついては、移載手段20のカップ24がこれを受け止め、分配コンベア10の搬送方向最上流側に位置する卵E5ついては、移載手段20のカップ25がこれを受け止めるよう投入位置設定がなされている。
次に、本発明にかかる卵の処理装置の充填本体部Tの作動例について説明する。本作動例では、卵の処理装置全体が単位時間当たり3万卵の処理能力で稼動していると仮定して説明する。
卵の処理装置が単位時間単位時間当たり3万個の卵Eを処理するため、52mmピッチで多数の卵Eを把持する分配コンベア10は、26m/min(433mm/sec)の搬送速度で駆動することになる。
ここで、分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1と、前記分配コンベア10のフレーム(図示せず)に取り付けられているロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3との関係に着目すると、分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1が52mmに対してロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3が65mm(P2=P3)であり、前記分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1の方が、ロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3よりも13mm短く形成されている。
このため、卵E1〜卵E5が充填本体部Tへ到来すると、図1に示すように、卵E1〜卵E5のうち、卵E5を把持している搬送方向最上流側に位置する把持部材15の開閉爪17と、分配コンベア10のフレーム(図示せず)の最上流側に取り付けられているロータリーソレノイド45のフック46とが最初に当接することになる。その結果、卵E1〜卵E5のうち、卵E5が分配コンベア10から最初に放出され、当該卵E5が移載装置20のカップ25により受け止められる。
前記把持部材15の開閉爪17と、ロータリーソレノイド45のフック46とが当接した時点において、把持部材14の開閉爪17と、ロータリーソレノイドロータリーソレノイド44のフック46との離間距離をL1、把持部材13の開閉爪17と、ロータリーソレノイドロータリーソレノイド43のフック46との離間距離をL2、把持部材12の開閉爪17と、ロータリーソレノイドロータリーソレノイド42のフック46との離間距離をL3、把持部材11の開閉爪17と、ロータリーソレノイドロータリーソレノイド41のフック46との離間距離をL4とすると、前記離間距離L1〜L4のそれぞれは、前述したように、分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1と、前記ロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3(P2=P3)との関係(P1<P2)から次のとおりとなる。
すなわち、前記離間距離L1は13mmとなり、前記離間距離L2は26mmとなり、前記離間距離L3は39mmとなり、前記離間距離L4は52mmとなる。ここで、前記分配コンベア10から卵E1、卵E2、卵E3、卵E4がそれぞれ放出される順番を検討する。先ず、前記各離間距離がL1=13mm、L2=26mm、L3=39mm、L4=52mmであるから、卵E5の次に分配コンベア10から放出されるのは卵E4となる。このように、分配コンベア10から卵E1〜卵E5が放出される順番は、卵E5、卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順となる。
また、前記分配コンベア10から卵E1、卵E2、卵E3、卵E4がそれぞれ放出されるタイミングを検討すると、分配コンベア10の搬送速度が26m/min(433mm/sec)であるから、前記卵E5の分配コンベア10からの放出開始から0.03秒後に卵E4の放出が開始され、前記卵E5の放出開始から0.06秒後に卵E3の放出が開始され、前記卵E5の放出開始から0.09秒後に卵E2の放出が開始され、前記卵E5の放出開始から0.12秒後に卵E1の放出が開始されることになる。
このように、各卵E4〜卵E1は、卵E5の分配コンベア10からの放出開始から0.03秒ずつ遅延して卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順で順次放出される。前記各卵E5〜卵E1が分配コンベア10から放出された状態を図で表わすと図2のようになる。図2に示すように、分配コンベア10から放出された各卵E5〜卵E1は、卵Eの卵殻で一番強度の低い短軸方向の周面(すなわち、赤道から約±2.5mmの周面)が互いに重ならないように移載装置20のバケット25〜21へ投入されることになる。
したがって、本発明にかかる卵の処理装置の充填本体部Tは、上述のように構成されているので、分配コンベア10によりX方向へ搬送される所定個数、例えば、5個の卵E1〜卵E5のうち、搬送方向最上流側に位置する卵E5が最初に放出され、その直近下流側の卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順で順次放出される結果、従来技術の課題であった、移載装置20の一の卵収容座へ既に収容されている卵Eに、その直近上流側の卵収容座に収容される卵Eが接触してしまうという事態を回避することができる。
また、分配コンベア10から卵E5、卵E4、卵E3、卵E2、卵E1が放出されるタイミングは、搬送方向最上流側に位置する卵E5の分配コンベア10からの放出開始から所定時間(例えば、0.03秒)ずつ遅延して卵E4、卵E3、卵E2、卵E1の順で順次放出されるようになっている。すなわち、各卵E5〜卵E1は、卵Eの卵殻で一番強度の低い短軸方向の周面(すなわち、赤道から約±2.5mmの周面)が互いに重ならないように移載装置20のバケット25〜21へ投入されるので、卵Eの放出時に隣接する卵Eの前記短軸方向の周面同士の接触も防止することができる。
本実施例では、分配コンベア10の各把持部材11〜15の取り付けピッチP1を52mm、移載装置20に備えられている各カップ21〜25のピッチP2を65mm(ロータリーソレノイド41〜45の取り付けピッチP3と同ピッチ。)として説明したが、本実施例に限定するものではない。
すなわち、分配コンベア10が例えば、単位時間当たり3万卵に相当する搬送速度で駆動し、当該分配コンベア10から卵Eが順次放出された時に、隣接する各卵Eの前述の赤道周面同士が互いに重ならないようにするには、これまで説明してきたように各卵Eを放出するタイミングを0.03秒ずつ遅延させる必要がある。
前述の条件を満足させるには、P1とP2との関係を、P1を51mm以上55mm未満とし、P2を63.5mm以上68mm未満にすればよい。
前記P1およびP2の範囲を上述のように規定した理由は次のとおりである。すなわち、P1が51mm未満であると分配コンベア10にて卵Eを列状に把持することが物理的に困難となり、55mm以上であると上述の放出タイミングを0.03秒ずつ遅延させることが困難になる。また、P2が63.5mm未満であると上述の放出タイミングを0.03秒ずつ遅延させることが困難になり、68mmであると移載装置20が各カップ21〜25のピッチを狭めて容器Cに卵Eを一括して移載する時間がかかってしまう。具体的には、前記P1とP2を図3に示すような関係とすることが好ましい。
今回、開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は、上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
10 分配コンベア、11〜15 把持部材、17 開閉爪、20 移載装置、21〜25 カップ、30 容器コンベア、41〜45 ロータリーソレノイド、46 フック、C 容器、E1〜E5 卵
Claims (2)
- 単列コンベアにより卵をピッチP1で把持して所定方向に搬送し、
前記単列コンベアから下方に放出された卵を、ピッチP2で形成されたN個の卵収容座を有する移載装置でいったん受け止めたのち、当該移載装置の下方に位置付けられた容器に卵を移載する卵の処理装置の充填本体部であって、
前記単列コンベアの卵の把持ピッチP1と前記移載装置の卵収容座のピッチP2との関係がP1<P2であることを特徴とする卵の処理装置の充填本体部。 - 前記P1が51mm以上55mm未満であり、前記P2が63.5mm以上68mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の卵の処理装置の充填本体部。
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Legal Events
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Effective date: 20110307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110502 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110621 |